JP3077115U - 焼成粒子を内包したシーツ - Google Patents

焼成粒子を内包したシーツ

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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 本考案は、寝具類の一つであるシーツに
関し、特に、使用者の汗や油、或は臭いを好適に吸着・
吸収し得る複数の焼成粒子包装体を個々に入れ替え可能
に収容した新たなシーツを提供すること。 【解決手段】 矩形の通気性を有する生地1,1を上下
2枚に重ね合せ、重ねた生地1,1をその上下、左右に
おいて複数に区画する区分線2,3により接合し、各区
画K1〜K6における前記生地の側縁開放部に、各区画K1〜
K6の開閉手段F1〜F6を設け、これら個々の区画K1〜K6
に、当該区画K1〜K6に収容し得る大きさで、焼成粒子4
を封入した複数の袋体6を連接した焼成粒子包装体Bを
前記開閉手段F1〜F6を開けた開放部から出入自在に収容
したこと。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は寝具類の一つであるシーツに関し、特に、使用者の汗や油、或は臭い を好適に吸着・吸収し得る複数の焼成粒子包装体を個々に入れ替え可能に収容し てなるシーツに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、敷き布団やマットレスなどの上に敷いて使用するシーツ(敷布)と して、布団やマットレスより多少大きめの1枚の布製の生地からなるものが使用 されている。このシーツは、使用者の汗や油、或は臭いなどによって汚れた場合 は、その都度、新たなものと取り替え、使用済みのものは洗濯して、再度使用す るようにしている。
【0003】 しかし乍ら、汗や油、或は臭いなどの汚れが酷い場合は、1枚のシーツでは、 布団やマットレスが汚れてしまうことがあり、また、長く病床に寝ているときな どは、シーツの取り替えが遅れるなどして床ずれが生じる原因となりやすい。場 合によっては、尿などが付着して、きわめて非衛生的である。
【0004】 そのため、布製などの通気性のある矩形の2枚の生地の間に微粒子状の活性炭 などを詰め込み、上下、左右の側縁を閉じてシーツとし、使用者の汗や油、或は 臭いを吸着するようにしたものも開発されている。
【0005】 しかし乍ら、活性炭などを間に詰め込んだシーツは、活性炭などの吸着力が衰 えたとき、側縁を開いて活性炭などを詰め替える作業と共に2枚の布を洗濯する 必要があるが、側縁を開く作業と活性炭などの詰め替え作業に手間が掛かる。そ のため、シーツ全体を廃棄して新たなものと交換してしまう場合が多いが、これ では費用が掛かりすぎて経済的でない。
【0006】 また、活性炭などを間に詰め込んだシーツは、詰め込んだ活性炭などがシーツ 全体に均一に詰め込まれていないと、寝心地が悪くなるため、シーツを細かく区 切って個々の区画に活性炭などを詰め込み密封したものも開発されている。しか し乍ら、これでは活性炭の入れ替えは勿論、丸洗いの洗濯もできず、また、シー ツの一部が汚れたときでも、シーツ全体を取り替える必要があって、上記と同様 、経済的でない。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は上記従来のシーツが有する問題点に鑑み、汗や油、或は臭いなどの吸 着・吸収材として活性炭の他に竹炭又は木炭などの焼成粒子を使用すると共に、 シーツを複数に区画してそれらの各区画ごとに吸着・吸収材を出入れ自在に収容 できる新たなシーツを提供することをその課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決することを目的としてなされた本考案の構成は、矩形の通気性 を有する生地を上下2枚に重ね合せ、重ねた生地をその上下、左右において複数 に区画する区分線により接合し、各区画における前記生地の側縁開放部に、各区 画の開閉手段を設け、これら個々の区画に、当該区画に収容し得る大きさで、焼 成粒子を封入した複数の袋体を連接した焼成粒子包装体を前記開閉手段を開けた 開放部から出入自在に収容したことを特徴とするものである。
【0009】 上記の焼成粒子包装体は、通気性を有する包装材料の2枚を適宜数に区分し、 それらの個々の区分ごとに、竹材又は木材を高純度に炭化させて粗粒状又は微細 粒状に粉砕した焼成粒子の適宜量を収容して密封し、多数の前記焼成粒子を封入 した袋体の連接体に形成したものである。
【0010】
【考案の実施の形態】
次に本考案の実施例について図に拠り説明する。図1は本考案の焼成粒子を内 包したシーツの一例の平面図、図2は本考案シーツに内包する焼成粒子包装体の 一例の平面図、図3は図2に示した焼成粒子包装体の袋体の断面拡大図である。
【0011】 図1において、Aは本考案の一例の焼成粒子を内包したシーツ、Bはこのシー ツAに内包した焼成粒子包装体である。このシーツAの大きさは幅が約60〜80c m、長さが約130〜150cm程度であるが、その大きさは任意であり、例えば、通 常の布団やマットレスと同じか稍大きめにすることもできる。
【0012】 1は上記のシーツAを形成する矩形の通気性を有する生地で、ここでは布製の 生地2枚を使用しているが、通気性があれば、合成繊維製の織物や不織布、柔軟 性がある丈夫な紙、合成樹脂製の柔軟なシートなども使用できる。また、2枚以 上、例えば4枚の生地を上,下2枚ずつ重ねた形で使用することもある。2,3 は上記の生地1を2枚重ね合せ、重ねた生地1,1をその上下、左右において複 数に区画する区分線である。これらの区分線2,3は2枚の生地1,1をミシン などにより縫着した線であるが、縫着以外に溶着、或は、接着剤等により区画を 形成してもよい。
【0013】 上記のシーツAは6つの区画K1〜K6に区分され、1区画の大きさを図示した例 では約32cm×42cm程度としているが、区画の大きさ、並びに区画の数は任意 であり、上記の6区画の他、4区画或は8区画などにすることもできる。なお、 図1のシーツAにおいて、図1の左,右の側縁は、縫着等により閉じられている が、上,下の側縁は、開放されている。
【0014】 F1〜F6は、上記の6区画K1〜K6における生地1,1の上,下の側縁開放部に設 けた各区画の開閉手段で、ここではラインファスナーを使用している。ラインフ ァスナー以外に面ファスナーやホックなどを使用してもよい。なお、Y1〜Y6は開 閉手段F1〜F6の開閉チャックである。
【0015】 上記の各区画K1〜K6には個々に、焼成粒子包装体Bが収容されている。この包 装体Bの大きさは、上記シーツAの1区画の大きさ32cm×42cmと同じかそれより 多少小さ目である。1区画の大きさが、シーツAの大きさの違いや区画数の変更 により異なって来る場合は、その区画の大きさに見合う大きさのものが使用され る。シーツAへの収容は、図1の下段側中央の区画K5により説明すると、当該区 画K5の開閉手段F5を開けた開放部から焼成粒子包装体Bを図1に示したよう出入 れ自在に収容する。
【0016】 上記の焼成粒子包装体Bは、図2に示したが、通気性を有する包装材料の2枚 を適宜数に区分し、それらの個々の区分ごとに、竹材又は木材を高純度に炭化さ せて粗粒状又は微細粒状に粉砕した焼成粒子の適宜量を収容して密封し、多数の 上記焼成粒子を封入した袋体の連接体に形成して成るものである。
【0017】 図2において、4は竹又は木を高純度に焼成し粗粒子状又は微細粒子状に粉砕 して得た竹炭又は木炭,活性炭の焼成粒子で、その大きさは10μm〜2mm程度と する。5は前記焼成粒子4を包装する包装材料で、不織布51の片面にポリエチレ ン等の防水性,通気性フィルム52をラミネートして構成されており、市販されて いる。なお、包装材料はこれに限られるものではなく、不織布に代え紙を用いて もよい。即ち、通気性があればよいのであるが、通気性のみでは水分に触れた場 合、焼成粒子4の色が滲み出て着衣等を汚す恐れがあるので、防水性を兼備した ものが好ましい。
【0018】 上記の焼成粒子包装体Bは、上記包装材料5の不織布51側を外側にして適宜数 に区分し、それらの個々の区分(例えば、6cm×7cm)ごとに、上記焼成粒子4 の適宜量(5g)を収容しヒートシール等の手段により密封して、その一例が構 成され、結局、上記焼成粒子4を収容した袋体6の連続体となる。なお、各袋体 6間の幅を1cm程度とし、その中心線上にミシン目7のような切断用の線を設け てもよい。このミシン目7を設けることにより、各袋体6ごとに容易に分離する ことができる。
【0019】 而して、本考案は、上記の焼成粒子包装体BをシーツAの各区画に収容してあ るので、このシーツAをベッドや布団、マットレスの上に載置し、その上に寝れ ば、焼成粒子4の発するマイナスイオンの効果により、寝付きがよくなり、熟睡 して目覚めもさわやかな上に、疲労が取れ、身体に好結果をもたらす。また、外 部から進入してくる電磁波や電子機器の近くで就寝するときなどはその電子機器 から放射される電磁波から身体を護ることができる。
【0020】
【考案の効果】
本考案は上述のとおりであって、本考案のシーツによれば、シーツを複数に区 画してそれらの各区画ごとに焼成粒子包装体を出入れ自在に収容できるので、シ ーツが部分的に汚れた場合でも汚れた区画内の焼成粒子包装体のみを取り替える ことができ、きわめて経済的である。
【0021】 また、上記の焼成粒子包装体は、使用者の汗や油、或は臭いなどを竹炭又は木 炭などの焼成粒子により好適に吸着・吸収できるので、長期間に亘り衛生的に使 用することができる。
【0022】 更に、焼成粒子包装体は、焼成粒子を封入した複数の袋体を連接して形成され ているので、シーツを敷いて寝たときに適度の指圧効果が得られ、焼成粒子の発 するマイナスイオンの効果と相俟ってきわめて寝心地がよいという格別の効果が 得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の焼成粒子を内包したシーツの一例の平
面図。
【図2】本考案シーツに内包する焼成粒子包装体の一例
の平面図。
【図3】図2に示した焼成粒子包装体の袋体の断面拡大
図。
【符号の説明】
A 本考案の一例の焼成粒子を内包したシーツ B 焼成粒子包装体 1 生地 2,3 区分線 4 竹炭又は木炭,活性炭の焼成粒子 5 包装材料 51 不織布 52 防水性通気性フィルム 6 袋体 7 ミシン目 K1〜K6 区画 F1〜F6 開閉手段 Y1〜Y6 開閉チャック

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 矩形の通気性を有する生地を上下2枚に
    重ね合せ、重ねた生地をその上下、左右において複数に
    区画する区分線により接合し、各区画における前記生地
    の側縁開放部に、各区画の開閉手段を設け、これら個々
    の区画に、当該区画に収容し得る大きさで、焼成粒子を
    封入した複数の袋体を連接した焼成粒子包装体を前記開
    閉手段を開けた開放部から出入自在に収容したことを特
    徴とする焼成粒子を内包したシーツ。
  2. 【請求項2】 焼成粒子包装体は、通気性を有する包装
    材料の2枚を適宜数に区分し、それらの個々の区分ごと
    に、竹材又は木材を高純度に炭化させて粗粒状又は微細
    粒状に粉砕した焼成粒子の適宜量を収容して密封し、多
    数の前記焼成粒子を封入した袋体の連接体に形成したも
    のである請求項1の焼成粒子を内包したシーツ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018062729A (ja) * 2016-10-13 2018-04-19 株式会社大木工藝 健康増進布状体、並びにこれを備えた頭部装着体、シーツ又は下着
JP2020014937A (ja) * 2019-11-01 2020-01-30 伊藤 博 寝具
JP2020073073A (ja) * 2020-02-05 2020-05-14 伊藤 博 寝具

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JP7002114B2 (ja) 2016-10-13 2022-01-20 株式会社大木工藝 頭部装着体
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