JP3073350U - 衛生マスク - Google Patents

衛生マスク

Info

Publication number
JP3073350U
JP3073350U JP2000003307U JP2000003307U JP3073350U JP 3073350 U JP3073350 U JP 3073350U JP 2000003307 U JP2000003307 U JP 2000003307U JP 2000003307 U JP2000003307 U JP 2000003307U JP 3073350 U JP3073350 U JP 3073350U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
cotton gauze
sanitary mask
nonwoven fabric
lining
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000003307U
Other languages
English (en)
Inventor
智直 酒井
武俊 一柳
Original Assignee
株式会社興和ヘルスケアー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社興和ヘルスケアー filed Critical 株式会社興和ヘルスケアー
Priority to JP2000003307U priority Critical patent/JP3073350U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3073350U publication Critical patent/JP3073350U/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 丈夫で保湿性に優れると共に、かぶれにく
く、しかも機械生産性に優れた衛生マスクの提供。 【解決手段】 熱溶着性不織布を表地部材に用いると共
に、綿ガーゼを口の当たる裏地部材に用いた;前記表地
部材の対向端縁部を裏地部材の端縁部で折り返し挾持せ
しめて熱溶着した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はかぜや花粉症、あるいは清掃の際等に使用される衛生マスクに関する 。
【0002】
【従来の技術】
一般に、衛生マスクは綿ガーゼによって構成されているが、近年機械による大 量生産が容易で、消費者に安価に供給することができることから、スパンボンド 、スパンレース、サーマルボンド、メルトブローン等の合成樹脂素材から成る不 織布製衛生マスクが広く普及している。
【0003】 然しながら、この不織布製衛生マスクは、綿ガーゼ製衛生マスクに比し素材が 弱く、特に口に当たる側は使用していると湿気で破れる場合があると共に、そも そも薄いので保湿性に欠けると云う問題があった。また、当該不織布は合成樹脂 製のため、使用者の体質によってはかぶれが生じると云う問題もあった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は斯かる従来の問題に鑑みてなされたものであり、丈夫で保湿性に優れ ると共に、かぶれにくく、しかも機械生産性に優れた衛生マスクを提供すること を目的とする。
【0005】 而して、本考案者は当該目的を達成すべく種々検討を重ねた結果、不織布を表 地部材として用いると共に、綿ガーゼを口の当たる裏地部材として用いれば、丈 夫で保湿性があり、しかも肌ざわりの良い衛生マスクが得られること、また不織 布と綿ガーゼは熱溶着性に劣るので、単に両者を積層した上、周囲をヒートシー ル処理したのみではすぐに離脱してしまうが、綿ガーゼを不織布の端縁部に折り 返し挾持せしめて熱溶着すれば、両者の離脱を防止し得ることを見い出し、本考 案を案出した。
【0006】
【課題を解決するための手段】
すなわち、本考案衛生マスクは、熱溶着性不織布から成る表地部材と綿ガーゼ から成る裏地部材とを有するマスク本体を用いることにより上記目的を達成した ものである。
【0007】 ここに表地部材は、少なくともその一方の対向端縁部を、裏地部材の端縁部で 折り返し挾持せしめると共に、当該挾持部で熱溶着したものが、両部材の離脱を 防止する上で特に有利である。
【0008】 また、表地部材と裏地部材の他方の対向端縁部は、熱溶着性不織布から成る被 覆テープで縁どり挾持せしめると共に、当該挾持部で熱溶着したものが、両部材 の離脱を防止する上で更に有利である。
【0009】
【考案の実施の形態】
以下本考案の実施の形態を図面と共に説明する。
【0010】 図1は本考案衛生マスクの正面説明図、図2は図1に於けるA−A線切断端面 説明図、図3は図1に於けるB−B線切断端面説明図である。
【0011】 図1〜3に於て、10はマスク本体で、その左右両側端部に耳掛け20が取り 付けられている。
【0012】 マスク本体10は、熱溶着性不織布から成る表地部材11と、綿ガーゼから成 る装着時口に当たる裏地部材12の積層体から構成されていると共に、前記表地 部材11の上下の長手辺部に相当する対向端縁部11a、11bが、前記裏地部 材12の上下の長手辺部に相当する対向端縁部12a、12bで折り返し挾持さ れた上、当該挾持部で当該裏地部材、表地部材及び裏地部材が3層状態で熱溶着 固定されている。
【0013】 13は熱溶着性不織布から成る被覆テープで、表地部材11と裏地部材12の 左右の短辺部に相当する対向端縁部11c、11d及び12c、12dを縁どり 挾持していると共に、当該挾持部で当該被覆テープ、表地部材、裏地部材及び被 覆テープが4層状態で熱溶着固定されている。
【0014】 表地部材11及び被覆テープ13に用いられる熱溶着性不織布の素材としては 特に限定されないが、例えばスパンボンド、スパンレース、サーマルボンド、メ ルトブロン等の合成樹脂素材が好ましいものとして挙げられる。また、表地部材 11は抗菌処理したものが好ましい。
【0015】 裏地部材12に用いられる綿ガーゼとしては特に限定されないが、抗菌処理し たガーゼが好ましく、また1インチ×1インチ当たりの打ち込みが60本以上の もの、特に80〜98本のものが好適に用いられる。
【0016】 本考案に於ては、マスク本体は表地部材11と裏地部材12の2層のみで構成 したものであっても良いが、両部材間に、静電フィルター、活性炭フィルター、 消臭フィルター、抗菌フィルター等の各種フィルターを適宜選択の上介在併用し ても良い。
【0017】
【考案の効果】
本考案衛生マスクは、不織布と綿ガーゼが併用され、当該綿ガーゼの部分が口 の当たる側に存在しているので、不織布製衛生マスクに比し丈夫で保湿性に優れ ていると共に、肌ざわりにも優れ、かぶれも生じにくい。また、ヒートシール処 理により効率的な機械生産が可能なため、家内工業で製造される綿ガーゼ製衛生 マスクに比し、消費者により安価に供給することができる。しかも、当該ヒート シール処理によって得られる本考案衛生マスクは不織布と綿ガーゼの部分に離脱 することもないので、長期安定に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案衛生マスクの正面説明図。
【図2】図1に於けるA−A線切断端面説明図。
【図3】図1に於けるB−B線切断端面説明図。
【符号の説明】
10:マスク本体 11:表地部材 12:裏地部材 13:被覆テープ 20:耳掛け

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マスク本体が、熱溶着性不織布から成る
    表地部材と綿ガーゼから成る裏地部材とを有することを
    特徴とする衛生マスク。
  2. 【請求項2】 表地部材の少なくとも一方の対向端縁部
    が、裏地部材の端縁部で折り返し挾持されていると共
    に、当該挾持部で熱溶着されていることを特徴とする請
    求項1記載の衛生マスク。
  3. 【請求項3】 表地部材と裏地部材の他方の対向端縁部
    が、熱溶着性不織布から成る被覆テープで縁どり挾持さ
    れていると共に、当該挾持部で熱溶着されていることを
    特徴とする請求項2記載の衛生マスク。
  4. 【請求項4】 表地部材及び/又は裏地部材が抗菌処理
    されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項
    記載の衛生マスク。
  5. 【請求項5】 綿ガーゼが、1インチ×1インチ当たり
    の打ち込み本数が60本以上の綿ガーゼであることを特
    徴とする請求項1〜4の何れか1項記載の衛生マスク。
  6. 【請求項6】 表地部材と裏地部材との間に、静電フィ
    ルター、活性炭フィルター、消臭フィルター、抗菌フィ
    ルターの何れか1種又は2種以上を介在せしめたことを
    特徴とする請求項1〜5の何れか1項記載の衛生マス
    ク。
JP2000003307U 2000-05-18 2000-05-18 衛生マスク Expired - Lifetime JP3073350U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000003307U JP3073350U (ja) 2000-05-18 2000-05-18 衛生マスク

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000003307U JP3073350U (ja) 2000-05-18 2000-05-18 衛生マスク

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP3073350U true JP3073350U (ja) 2000-11-24

Family

ID=43206581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000003307U Expired - Lifetime JP3073350U (ja) 2000-05-18 2000-05-18 衛生マスク

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3073350U (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043227A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Yokoi:Kk 立体マスク
JP2011110306A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 San-M Package Co Ltd マスク
KR20200141024A (ko) 2018-04-13 2020-12-17 유니챰 가부시키가이샤 일회용 마스크
JP2022034729A (ja) * 2020-08-19 2022-03-04 株式会社いづみドレス マスク

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006043227A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Yokoi:Kk 立体マスク
JP2011110306A (ja) * 2009-11-30 2011-06-09 San-M Package Co Ltd マスク
KR20200141024A (ko) 2018-04-13 2020-12-17 유니챰 가부시키가이샤 일회용 마스크
JP2022034729A (ja) * 2020-08-19 2022-03-04 株式会社いづみドレス マスク

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB2103491A (en) Disposable respirator
JP2006247046A (ja) メガ立体マスク
JP3719668B2 (ja) 布地製立体形状マスク
US20050059949A1 (en) Inexpensive absorbent garments
US20170328010A1 (en) Hygienic tissue
US20230166136A1 (en) Shaped Three Dimensional Mask with Replaceable Filter
JP3073350U (ja) 衛生マスク
JP2018003207A (ja) マスク
CN203709319U (zh) 一种口罩用滤片结构及防护口罩
JP2005102818A (ja) 立体マスク
CN201057791Y (zh) 简易防尘折叠口罩的复合面料
US20100143688A1 (en) Bonded elastic
JP4372614B2 (ja) 立体マスク
JPH08173562A (ja) 簡易マスク
TWM561542U (zh) 具有複合纖維保暖層之口罩
JPH09310216A (ja) 頭部装着具及び頭部装着具の製造方法
JP3037986U (ja) フェースカバー
JP3597715B2 (ja) 使い捨ての着用物品
CN212279978U (zh) 一次性医用口罩垫
JPH0612752Y2 (ja) 差し込み便器カバー
JP2503469Y2 (ja) 腋の下の汗取りパッド
JPH08191897A (ja) マスク
JP3192825U (ja) 遺体用マスク
JP4452768B2 (ja) サポーター及びその製造方法
JP3734573B2 (ja) マチ付き覆布の連続製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

A623 Registrability report

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A623

Effective date: 20060426

EXPY Cancellation because of completion of term