JP3137418U - 敷物類 - Google Patents

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一夫 西原
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有限会社ケンセン
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Abstract

【課題】簡易に乾燥することができるとともに、臭い成分の消臭効果にも優れた敷物類を提供する。
【解決手段】上側シート地11の上に上側中綿層12及び表地13が積層された上側積層体1と、下側シート地21の上に下側中綿層22及び裏地23が積層された下側積層体2が、上側シート地21と下側シート地21を重ね合わせて積層されており、上側シート地11と下側シート地21の縁部には、上側シート地11と下側シート地21の間に形成される中空部3に連通する空気取入れ口が突出形成されており、上側積層体1と下側積層体2は、空気取入れ口を除いて周縁部が縫合されてなる敷物類であって、上側シート地11は無光触媒を含有する。
【選択図】図2

Description

本考案は敷物類に関し、特に、外部からの温風・送風を利用して乾燥を行なう空気取入れ口を備えた敷物類に関するものである。
従来の布団乾燥機は、使用する際に、使用者が掛け布団と敷布団の間に送風袋を敷き詰め、使用後は折り畳んで仕舞っておかなければならないなど非常に手間のかかるものであった。
そこで、簡易に布団を乾燥させるため、空気取入れ口を備えた送風袋を内蔵した布団が種々提案されている(特許文献1〜3参照)。
実開平5−55950号公報 特開平9−191977号公報 特開平11−342058号公報
しかし、特許文献1〜3に記載の布団では、布団の乾燥を手軽に行なうことはできるが、布団に吸収された汗その他の臭い成分を効率的に除去することができない。
本考案は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、簡易に乾燥することができるとともに、臭い成分の消臭効果にも優れた敷物類を提供することにある。
本考案者は、内部に無光触媒を含有するシート地を用いることで、布団以外の敷物類(例えば、ベッドパット、カーペット等)に対しても、広く適用できることを想到し、本考案を完成した。
すなわち、本考案の要旨は以下のとおりである。
〔1〕 上側シート地の上に上側中綿層及び表地が積層された上側積層体と、下側シート地の上に下側中綿層及び裏地が積層された下側積層体が、前記上側シート地と下側シート地を重ね合わせて積層されており、
前記上側シート地と下側シート地の縁部には、前記上側シート地と下側シート地の間に形成される中空部に連通する空気取入れ口が突出形成されており、
前記上側積層体と前記下側積層体は、前記空気取入れ口を除いて周縁部が縫合されてなる敷物類であって、
前記上側シート地は無光触媒を含有することを特徴とする敷物類、
〔2〕 前記上側中綿層はマイナスイオン発生物質を含有する、前記〔1〕記載の敷物類、
〔3〕 前記上側シート地と下側シート地の間には空隙を有する樹脂製クッション材が配設されてなる、前記〔1〕又は〔2〕記載の敷物類。
本考案によれば、市販の布団乾燥機の送風ノズルを空気取入れ口に装着して温風を送風すると、敷物類を簡易に乾燥することができるとともに、該温風が無光触媒を含有する上側シート地と接触して、敷物類に吸収された臭い成分を効率的に除去することができる。
まず、本考案における「敷物類」とは、カーペット、ベッドパッド、敷布団など広く敷物一般を含む概念である。以下、図面を参照しつつ本考案を説明する。図1は、敷物類(カーペット)の一例について、各層の積層状態を破断線を用いて表示した外観斜視図であり、図2は、図1の一部拡大断面図である。
カーペットAは、上側シート地11を備えた上側積層体1と下側シート地21を備えた下側積層体2が、上側シート地11と下側シート地21を重ね合わせて積層されている。上側積層体1は、上側シート地11の上に上側中綿層12及び表地13が積層されており、下側積層体2は、下側シート地21の上に下側中綿層22及び裏地23が積層されている。
上側シート地11と下側シート地21の縁部には、上側シート地11と下側シート地21の間に形成される中空部3に連通する空気取入れ口4が、該中空部3から出し入れ可能に突出形成されている。また、上側積層体1と下側積層体2は、積層された状態で、空気取入れ口4を除いて、縁部が全周にわたってヘム加工により縫合された封着周縁部5が形成されている。
上側シート地11と下側シート地21は、空気取入れ口4を除いて周縁が封着された構成とされており、空気取入れ口4を通じて外部から温風を取り入れ、該温風を各層へと送る送風袋としての機能を有する。このため、上側シート地11と下側シート地21は、ともに通気性を有することが必要とされ、例えば、木綿、ポリエステル、これらの混綿等からなる布地が用いられる。また、本考案では、敷物類に吸収された汗その他の臭い成分を分解除去できることが必要とされる。このため、上側シート地11と下側シート地21のうち、少なくとも上側シート地11は無光触媒を含有させることが必要である。
無光触媒とは、光を必要とせずに臭い成分を分解・除去できる機能を有する触媒をいう。無光触媒機能を有する物質としては、例えば、特開2002−308712号公報、特開2004−130195号公報、特開2004−130239号公報、特開2006−305917号公報等に示されるように、リン酸チタニウム系化合物が挙げられる。リン酸チタニウム系化合物は、四塩化チタンと水もしくは炭素数1〜4のアルコール、またはこの混合物と反応させ、更にリン酸と反応させることにより得られる。更に分解性能や付着特性を改善するために、珪酸チタニウム系化合物や硼酸チタニウム系化合物などを添加したものも提案されている。上述した無光触媒を含有させた上側シート地11(さらに、必要に応じて下側シート地21)用いると、外部から取り込まれた温風中の酸素が無光触媒と反応して臭い成分を効率的に分解・除去することができる。
上側シート地11(さらに、必要に応じて下側シート地21)に無光触媒を含有させるには、例えば、リン酸チタニウム系化合物を含有する溶液を上側シート地11などに塗布、噴霧、浸漬等した後、乾燥するようにすればよい。
上側中綿層12及び下側中綿層22の構成素材としては、クッションや布団に通常用いられるものであればよく、例えば、綿、混綿、化繊、羊毛、羽毛等を使用することができる。さらに、マイナスイオンによる種々の効果(例えば、抗菌・防臭作用など)を期待する場合には、上側中綿層12と下側中綿層22のうち、少なくとも上側中綿層12にマイナスイオン発生物質を含有させることが好ましい。
マイナスイオン発生物質としては公知の物質が使用でき、例えば、ラジウム温泉鉱石、ゲルマニウム、トルマリン等を例示することができる。
表地13は毛皮プレート13aの裏側に不織布13bが積層された構成とされており、裏地23は木綿、ポリエステル、これらの混綿等からなる布地が用いられる。
カーペットAの製法としては、例えば、上側積層体1と下側積層体2を重ね合わせ、空気取入れ口4を除いて、縁部を全周にわたって縫合する方法、あるいは、まず上側シート地11と下側シート地21を重ね合わせ、空気取入れ口4を除いて、縁部を全周にわたって縫合した送風袋を作成し、次いで該送風袋の上下面に上側シート地11と下側シート地21以外の各層を重ね合わせ、空気取入れ口4を除いて、縁部を全周にわたって縫合する方法などが挙げられる。なお、上記の製法工程中、重ね合わせた各層をキルティングしておくと、使用中の型崩れを防止することができる。
上述したカーペットAは、空気取入れ口4を中空部3に収納した状態にして、例えば、家屋のリビングなどに敷いてインテリアカーペットとして使用することができる。そして、カーペットAを乾燥させるときには、中空部3から空気取入れ口4を取り出し、市販の布団乾燥機等の送風ノズルを該空気取入れ口4に装着して温風を送風するようにする。このとき、送風された温風は中空部3を通じてカーペットA内の各層に送風される。そして、5〜30分程度送風すると、カーペットAが乾燥するとともに、カーペットAに吸収された汗などの臭い成分が上側シート地11(さらに必要に応じて下側シート地21)に含有されている無光触媒により分解除去される。
なお、上述した空気取入れ口4は、上側シート地11と下側シート地21の縁部を延出させて、両シート地11,21と一体に形成されているが、本考案はかかる実施形態に限定されるものではなく、例えば、両シート11,21とは別体で、市販の布団乾燥機等の送風ノズルとワンタッチで脱着可能な形状に成形した合成樹脂製の空気取入れ口を両シート11,21の間に挟んで突出形成するようにしてもよい。
以上、カーペットを一例として本考案を説明したが、本考案はカーペットに限定されるものではなく、図2の層構成のままで、あるいは図2の層構成を適宜変更することにより、他の敷物類にも適用することができる。図3は、本考案をベッドパットに適用した一例を示すものであり、図2の層構成に加えて、上側シート地11と下側シート地21の間に空隙を有する樹脂製のクッション材6を配設したものである。かかるクッション材6を配設することにより、人が寝た状態でも中空部3の容積がある程度確保できる。このため、第三者が空気取入れ口4を通じて温風をベッドパットB内に送風することにより、人が寝た状態でもベッドパットBの乾燥及び消臭を簡易に行なうことができる。この点は、ベッドパットBを介護用に用いる場合に特に有益である。
また、本考案は敷布団にも適用可能である。図4は、本考案を敷布団に適用した一例を示すものであり、敷布団Cは、図1の層構成のうち、表地13を構成する毛皮プレート13aに代えて、木綿、ポリエステル、これらの混綿等からなる布地13cを用いたものである。
以上説明したように、本考案の敷物類によれば、床等に敷いた状態で、温風を送風するだけで、敷物類の乾燥及び消臭を簡易に行なうことができる。
本考案に係る敷物類(カーペット)の一例について、各層の積層状態を破断線を用いて表示した外観斜視図である。 図1の一部拡大断面図である。 本考案に係る敷物類(ベッドパッド)の一例について、各層の積層状態を示す一部拡大断面図である。 本考案に係る敷物類(敷布団)の一例について、各層の積層状態を示す一部拡大断面図である。
符号の説明
A 敷物類(カーペット)
B 敷物類(ベッドパット)
C 敷物類(敷布団)
1 上側積層体
11 上側シート地
12 上側中綿層
13 表地
2 下側積層体
21 下側シート地
22 下側中綿層
23 裏地
3 中空部
4 空気取入れ口
5 封着周縁部
6 クッション材

Claims (3)

  1. 上側シート地の上に上側中綿層及び表地が積層された上側積層体と、下側シート地の上に下側中綿層及び裏地が積層された下側積層体が、前記上側シート地と下側シート地を重ね合わせて積層されており、
    前記上側シート地と下側シート地の縁部には、前記上側シート地と下側シート地の間に形成される中空部に連通する空気取入れ口が突出形成されており、
    前記上側積層体と前記下側積層体は、前記空気取入れ口を除いて周縁部が縫合されてなる敷物類であって、
    前記上側シート地は無光触媒を含有することを特徴とする敷物類。
  2. 前記上側中綿層はマイナスイオン発生物質を含有する、請求項1記載の敷物類。
  3. 前記上側シート地と下側シート地の間には空隙を有する樹脂製クッション材が配設されてなる、請求項1又は2記載の敷物類。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018164703A (ja) * 2017-03-28 2018-10-25 株式会社東京トルマリン トルマリン素材含有敷物

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