JP2003144274A - 敷布団 - Google Patents
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- JP2003144274A JP2003144274A JP2001344124A JP2001344124A JP2003144274A JP 2003144274 A JP2003144274 A JP 2003144274A JP 2001344124 A JP2001344124 A JP 2001344124A JP 2001344124 A JP2001344124 A JP 2001344124A JP 2003144274 A JP2003144274 A JP 2003144274A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 使用者の要望や好みに応じて各人に適した保
温性能や通気性能又は耐圧性能を即座に選択可能でしか
も布団干しや洗濯を容易にする。 【解決手段】 使用時期の変化や使用者の体調又は体重
の変化などに対応して、芯材1と複数の組換え布団2,
3との積層枚数や積層位置を変更することにより、これ
ら全体の保温性能や通気性能又は耐圧性能が即座に調整
される共に、芯材1及び複数の組換え布団2,3を夫々
個別に取り扱える。
温性能や通気性能又は耐圧性能を即座に選択可能でしか
も布団干しや洗濯を容易にする。 【解決手段】 使用時期の変化や使用者の体調又は体重
の変化などに対応して、芯材1と複数の組換え布団2,
3との積層枚数や積層位置を変更することにより、これ
ら全体の保温性能や通気性能又は耐圧性能が即座に調整
される共に、芯材1及び複数の組換え布団2,3を夫々
個別に取り扱える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、芯材と中綿を積層
した厚い弾力性がある敷布団に関する。
した厚い弾力性がある敷布団に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の敷布団は、例えば実用新
案登録第3034317号公報に開示される如く、芯材
の表面及び裏面に中綿(クッション材)を積層し、これ
らをカバーで覆うことにより一体化していた。
案登録第3034317号公報に開示される如く、芯材
の表面及び裏面に中綿(クッション材)を積層し、これ
らをカバーで覆うことにより一体化していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし乍ら、このよう
な従来の芯材と中綿が一体化された敷布団では、カバー
の中から芯材と中綿を取り出せば分離可能だが、大きな
敷布団を広げられるだけのスペースが必要となると共に
この分離作業には手間が掛かるため、カバーの洗濯時な
どの特別な理由が無い限り、カバーを取り外して芯材と
中綿を分離することはなかった。一方、寝具において使
用者の要望や好みに合った枕を選択することは一般的で
あるが、敷布団については使用する環境や使用者の体質
又は体型に合わせて選択できないのが現状であり、特に
使用時期(季節)の変化や使用者の体調又は体重の変化
に対応して、敷布団の保温性能(断熱性能)や通気性能
又は耐圧性能を調整したいという要望があるものの、こ
れを極めて簡単な作業で満足させる敷布団は過去になか
った。更に、芯材と中綿を積層した敷布団は、厚くて重
いために持ち運び難くて、布団干しや収納が面倒である
と共に、天日に干しても長時間に亘って布団干しなけれ
ば、その内部まで完全に乾燥できず、特にアトピーやぜ
んそくなどのアレルギーの原因といわれるダニや雑菌
は、日の当たらない中心部や反対側へ逃げ込むだけで死
滅できないという問題がある。そこで、布団の丸洗いが
推奨されているものの、芯材と中綿を積層した敷布団は
厚いため、一般家庭の洗濯機では丸洗いできず、専門業
者に頼むしかなった。
な従来の芯材と中綿が一体化された敷布団では、カバー
の中から芯材と中綿を取り出せば分離可能だが、大きな
敷布団を広げられるだけのスペースが必要となると共に
この分離作業には手間が掛かるため、カバーの洗濯時な
どの特別な理由が無い限り、カバーを取り外して芯材と
中綿を分離することはなかった。一方、寝具において使
用者の要望や好みに合った枕を選択することは一般的で
あるが、敷布団については使用する環境や使用者の体質
又は体型に合わせて選択できないのが現状であり、特に
使用時期(季節)の変化や使用者の体調又は体重の変化
に対応して、敷布団の保温性能(断熱性能)や通気性能
又は耐圧性能を調整したいという要望があるものの、こ
れを極めて簡単な作業で満足させる敷布団は過去になか
った。更に、芯材と中綿を積層した敷布団は、厚くて重
いために持ち運び難くて、布団干しや収納が面倒である
と共に、天日に干しても長時間に亘って布団干しなけれ
ば、その内部まで完全に乾燥できず、特にアトピーやぜ
んそくなどのアレルギーの原因といわれるダニや雑菌
は、日の当たらない中心部や反対側へ逃げ込むだけで死
滅できないという問題がある。そこで、布団の丸洗いが
推奨されているものの、芯材と中綿を積層した敷布団は
厚いため、一般家庭の洗濯機では丸洗いできず、専門業
者に頼むしかなった。
【0004】本発明のうち請求項1記載の発明は、使用
者の要望や好みに応じて各人に適した保温性能や通気性
能又は耐圧性能を即座に選択可能でしかも布団干しや洗
濯が容易な敷布団を提供することを目的としたものであ
る。請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明の目
的に加えて、一年間に亘って快適な寝心地を得ることを
目的としたものである。請求項3記載の発明は、請求項
1または2に記載の発明の目的に加えて、使用者の要望
や好みに合った快適な寝心地を得ることを目的としたも
のである。
者の要望や好みに応じて各人に適した保温性能や通気性
能又は耐圧性能を即座に選択可能でしかも布団干しや洗
濯が容易な敷布団を提供することを目的としたものであ
る。請求項2記載の発明は、請求項1に記載の発明の目
的に加えて、一年間に亘って快適な寝心地を得ることを
目的としたものである。請求項3記載の発明は、請求項
1または2に記載の発明の目的に加えて、使用者の要望
や好みに合った快適な寝心地を得ることを目的としたも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、芯材と複
数の中綿とに分離し、これら中綿が布団側生地で包まれ
た複数の組換え布団を作成し、これら芯材と複数の組換
え布団とを積み重ね、その積層枚数及び積層位置を自由
に変更して使用することを特徴とするものである。請求
項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、前記
組換え布団が、保温性及び断熱性に優れた保温用組換え
布団と、通気性及び吸湿性に優れた通気用組換え布団で
ある構成を加えたことを特徴とする。請求項3記載の発
明は、請求項1または2記載の発明の構成に、前記芯材
の素材と、組換え布団の布団側生地及び中綿の素材を、
使用する環境や使用者の体質又は体型に対応して選択可
能にした構成を加えたことを特徴とする。
ために、本発明のうち請求項1記載の発明は、芯材と複
数の中綿とに分離し、これら中綿が布団側生地で包まれ
た複数の組換え布団を作成し、これら芯材と複数の組換
え布団とを積み重ね、その積層枚数及び積層位置を自由
に変更して使用することを特徴とするものである。請求
項2記載の発明は、請求項1記載の発明の構成に、前記
組換え布団が、保温性及び断熱性に優れた保温用組換え
布団と、通気性及び吸湿性に優れた通気用組換え布団で
ある構成を加えたことを特徴とする。請求項3記載の発
明は、請求項1または2記載の発明の構成に、前記芯材
の素材と、組換え布団の布団側生地及び中綿の素材を、
使用する環境や使用者の体質又は体型に対応して選択可
能にした構成を加えたことを特徴とする。
【0006】
【作用】請求項1の発明は、使用時期の変化や使用者の
体調変化又は使用者の体重などに対応して、芯材と複数
の組換え布団との積層枚数や積層位置を変更することに
より、これら全体の保温性能や通気性能又は耐圧性能が
即座に調整される共に、芯材及び複数の組換え布団を夫
々個別に取り扱えるものである。請求項2の発明は、請
求項1記載の構成に対して、前記組換え布団が、保温性
及び断熱性に優れた保温用組換え布団と、通気性及び吸
湿性に優れた通気用組換え布団である構成を追加したの
で、季節の変化に対応して、保温用組換え布団と通気用
組換え布団の積層枚数や積層位置を変更することによ
り、全体の保温性と通気性や吸湿性が即座に調整され
る。請求項3の発明は、請求項1または2記載の構成に
対して、前記芯材の素材と、組換え布団の布団側生地及
び中綿の素材を、使用する環境や使用者の体質又は体型
に対応して選択可能にした構成を追加したので、芯材と
組換え布団の布団側生地及び中綿の素材を選択すること
により、使用する環境や使用者の体質又は体型に対応し
た調整が可能となる。
体調変化又は使用者の体重などに対応して、芯材と複数
の組換え布団との積層枚数や積層位置を変更することに
より、これら全体の保温性能や通気性能又は耐圧性能が
即座に調整される共に、芯材及び複数の組換え布団を夫
々個別に取り扱えるものである。請求項2の発明は、請
求項1記載の構成に対して、前記組換え布団が、保温性
及び断熱性に優れた保温用組換え布団と、通気性及び吸
湿性に優れた通気用組換え布団である構成を追加したの
で、季節の変化に対応して、保温用組換え布団と通気用
組換え布団の積層枚数や積層位置を変更することによ
り、全体の保温性と通気性や吸湿性が即座に調整され
る。請求項3の発明は、請求項1または2記載の構成に
対して、前記芯材の素材と、組換え布団の布団側生地及
び中綿の素材を、使用する環境や使用者の体質又は体型
に対応して選択可能にした構成を追加したので、芯材と
組換え布団の布団側生地及び中綿の素材を選択すること
により、使用する環境や使用者の体質又は体型に対応し
た調整が可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づいて説明する。この実施例は、図1及び図2に示す如
く、敷布団Aが、芯材1と、主に春季・秋季及び冬季な
どの気温が中低温の時に使用される保温用の組換え布団
2と、主に夏季などの気温が高温の時に使用される通気
用の組換え布団3とで構成され、芯材1の上に保温用組
換え布団2及び通気用組換え布団3のどちらか一方か又
は両方を積層して使用する場合を示すものである。
づいて説明する。この実施例は、図1及び図2に示す如
く、敷布団Aが、芯材1と、主に春季・秋季及び冬季な
どの気温が中低温の時に使用される保温用の組換え布団
2と、主に夏季などの気温が高温の時に使用される通気
用の組換え布団3とで構成され、芯材1の上に保温用組
換え布団2及び通気用組換え布団3のどちらか一方か又
は両方を積層して使用する場合を示すものである。
【0008】上記芯材1は、使用者の体質や体型や使用
する環境に応じて適宜厚さ寸法に形成され、本実施例の
場合には、例えば硬質のウレタンフォームのような発泡
体(多孔質体)などの適度な硬さを有する素材で30〜50
mm程度の厚さ寸法に形成し、その表面を凹凸構造にし
て、その凸部1aのみで使用者の体重が支えられること
により、耐圧を分散しながらクッション性を高めて血行
が妨げられないと共に、凹部1bで湿気や汗などの水分
を速やかに発散して、湿気がこもり難くしている。
する環境に応じて適宜厚さ寸法に形成され、本実施例の
場合には、例えば硬質のウレタンフォームのような発泡
体(多孔質体)などの適度な硬さを有する素材で30〜50
mm程度の厚さ寸法に形成し、その表面を凹凸構造にし
て、その凸部1aのみで使用者の体重が支えられること
により、耐圧を分散しながらクッション性を高めて血行
が妨げられないと共に、凹部1bで湿気や汗などの水分
を速やかに発散して、湿気がこもり難くしている。
【0009】更に、この芯材1の素材は、上述したもの
以外に、例えば表面が平坦な発泡体や、体重をしっかり
支える通気性及び弾力性に優れたカールネットや、圧縮
変形させるとゆっくり沈んでゆっくり復元する底反発ウ
レタンなど、形状又は材質が異なるものを用意すると共
に、夫々の硬さや厚さ寸法が異なるものを複数種類ずつ
用意し、これらの中から使用する環境や使用者の体質又
は体型に応じて各人に適したもの選択することが好まし
い。また図示せぬが必要に応じて、この芯材1のみをカ
バーで着脱自在に覆っても良い。
以外に、例えば表面が平坦な発泡体や、体重をしっかり
支える通気性及び弾力性に優れたカールネットや、圧縮
変形させるとゆっくり沈んでゆっくり復元する底反発ウ
レタンなど、形状又は材質が異なるものを用意すると共
に、夫々の硬さや厚さ寸法が異なるものを複数種類ずつ
用意し、これらの中から使用する環境や使用者の体質又
は体型に応じて各人に適したもの選択することが好まし
い。また図示せぬが必要に応じて、この芯材1のみをカ
バーで着脱自在に覆っても良い。
【0010】保温用組換え布団2は、保温性能(断熱性
能)に優れた例えば木綿 100%、木綿とポリエステルの
混紡、ボアなどの布団側生地2aによって袋状に縫製さ
れ、この布団側生地2aの中には中綿2bとして、保温
性能(断熱性能)に優れた例えば羊毛、羽毛、体温によ
って発熱する特殊なポリエステル綿、木綿綿、真綿など
を入れる。
能)に優れた例えば木綿 100%、木綿とポリエステルの
混紡、ボアなどの布団側生地2aによって袋状に縫製さ
れ、この布団側生地2aの中には中綿2bとして、保温
性能(断熱性能)に優れた例えば羊毛、羽毛、体温によ
って発熱する特殊なポリエステル綿、木綿綿、真綿など
を入れる。
【0011】通気用組換え布団3は、通気性及び吸湿性
に優れた例えば木綿 100%、木綿とポリエステルの混
紡、麻やパイル地などの布団側生地3aによって袋状に
縫製され、この布団側生地3aの中には中綿3bとし
て、通気性及び吸湿性に優れた例えば綿、麻、ポリエス
テル綿、羽毛などを入れる。
に優れた例えば木綿 100%、木綿とポリエステルの混
紡、麻やパイル地などの布団側生地3aによって袋状に
縫製され、この布団側生地3aの中には中綿3bとし
て、通気性及び吸湿性に優れた例えば綿、麻、ポリエス
テル綿、羽毛などを入れる。
【0012】これら保温用組換え布団2及び通気用組換
え布団3は、布団側生地2a,3aの素材と中綿2b,
3bの素材を、使用する環境や使用者の体質又は体型に
応じて各人に適したものに選択して使用することが好ま
しい。また、保温用組換え布団2の布団側生地2a及び
通気用組換え布団3の布団側生地3aには、夫々の中綿
2b,3bを交換可能にするため、例えばファスナーな
どで開閉自在な開口部(図示せず)を開設しても良い。
え布団3は、布団側生地2a,3aの素材と中綿2b,
3bの素材を、使用する環境や使用者の体質又は体型に
応じて各人に適したものに選択して使用することが好ま
しい。また、保温用組換え布団2の布団側生地2a及び
通気用組換え布団3の布団側生地3aには、夫々の中綿
2b,3bを交換可能にするため、例えばファスナーな
どで開閉自在な開口部(図示せず)を開設しても良い。
【0013】通常、この種の敷布団の中綿がポリエステ
ル綿又は木綿綿の場合、シングルサイズで約4.5 kg程度
入れられ、ダブルサイズで約6kg程度入れられるが、本
実施例の敷布団Aは、上記保温用組換え布団2の中綿2
bと通気用組換え布団3の中綿3bとの合計で、同容量
か又はそれ以下となるように入れている。
ル綿又は木綿綿の場合、シングルサイズで約4.5 kg程度
入れられ、ダブルサイズで約6kg程度入れられるが、本
実施例の敷布団Aは、上記保温用組換え布団2の中綿2
bと通気用組換え布団3の中綿3bとの合計で、同容量
か又はそれ以下となるように入れている。
【0014】例えばシングルサイズの通気用組換え布団
3の中綿3bとしてポリエステル綿を約2kg程度入れた
場合には、保温用組換え布団2の中綿2bとしてポリエ
ステル綿が約2.5 kg程度入れられる。
3の中綿3bとしてポリエステル綿を約2kg程度入れた
場合には、保温用組換え布団2の中綿2bとしてポリエ
ステル綿が約2.5 kg程度入れられる。
【0015】更に、これら保温用組換え布団2の布団側
生地2a及び通気用組換え布団3の布団側生地3aは、
前記芯材1より大きく形成され、その上に積層した使用
状態で該組換え布団2,3の周縁部2c,3cが芯材1
の側面1cを覆う程度にすることにより、芯材1の露出
した側面1cが隠れて外観に優れると共に、組換え布団
2,3が芯材1と位置ズレし難くする。
生地2a及び通気用組換え布団3の布団側生地3aは、
前記芯材1より大きく形成され、その上に積層した使用
状態で該組換え布団2,3の周縁部2c,3cが芯材1
の側面1cを覆う程度にすることにより、芯材1の露出
した側面1cが隠れて外観に優れると共に、組換え布団
2,3が芯材1と位置ズレし難くする。
【0016】次に、斯かる敷布団Aの使用方法について
説明する。先ず、例えば春季及び秋季や使用者が著しい
暑さ又は寒さを感じない場合には、図2の(a)に示す
如く、芯材1の上に保温用組換え布団2のみを積層して
使用し、通気用組換え布団3は使用しない。
説明する。先ず、例えば春季及び秋季や使用者が著しい
暑さ又は寒さを感じない場合には、図2の(a)に示す
如く、芯材1の上に保温用組換え布団2のみを積層して
使用し、通気用組換え布団3は使用しない。
【0017】更に、夏季や使用者が著しい暑さを感じた
場合には、図2の(b)に示す如く芯材1の上に通気用
組換え布団3のみを積層して使用し、保温用組換え布団
2は使用しない。それにより、使用者の要望や好みに応
じた適度な吸湿性能や通気性能が即座に得られる。この
際、通気用組換え3の布団側生地3aとして、特に通気
性及び吸湿性に優れた麻やパイル地などを選択した場合
には、使用者の汗が素早く吸い取られて肌触りが良い。
場合には、図2の(b)に示す如く芯材1の上に通気用
組換え布団3のみを積層して使用し、保温用組換え布団
2は使用しない。それにより、使用者の要望や好みに応
じた適度な吸湿性能や通気性能が即座に得られる。この
際、通気用組換え3の布団側生地3aとして、特に通気
性及び吸湿性に優れた麻やパイル地などを選択した場合
には、使用者の汗が素早く吸い取られて肌触りが良い。
【0018】そして、冬季や使用者が著しい寒さを感じ
た場合には、図2の(c)に示す如く芯材1の上に、保
温用組換え布団2と通気用組換え布団3とを積層して使
用する。それにより、使用者の要望や好みに応じた適度
な保温性能や断熱性能が即座に得られる。この際、保温
用組換え布団2の布団側生地2aとして、特に保温性能
(断熱性能)に優れたボアなどを選択した場合には、使
用者の体との間に発生した熱気が外に逃げず暖かい。
た場合には、図2の(c)に示す如く芯材1の上に、保
温用組換え布団2と通気用組換え布団3とを積層して使
用する。それにより、使用者の要望や好みに応じた適度
な保温性能や断熱性能が即座に得られる。この際、保温
用組換え布団2の布団側生地2aとして、特に保温性能
(断熱性能)に優れたボアなどを選択した場合には、使
用者の体との間に発生した熱気が外に逃げず暖かい。
【0019】なお、図2の(c)に示した例では、保温
用組換え布団2の上に通気用組換え布団3を積層した
が、これと逆に通気用組換え布団3の上に保温用組換え
布団2を積層しても良い。
用組換え布団2の上に通気用組換え布団3を積層した
が、これと逆に通気用組換え布団3の上に保温用組換え
布団2を積層しても良い。
【0020】その結果、使用者の要望や好みに応じて各
人に適した保温性能や通気性能を即座に選択可能である
と共に、これら芯材1と保温用組換え布団2及び通気用
組換え布団3を分離して持ち運べるから、布団干しや収
納が楽であると共に、分離して布団干しすれば短時間で
内部まで完全に乾燥でき、しかも分離すれば一般家庭の
洗濯機でも丸洗いできる。
人に適した保温性能や通気性能を即座に選択可能である
と共に、これら芯材1と保温用組換え布団2及び通気用
組換え布団3を分離して持ち運べるから、布団干しや収
納が楽であると共に、分離して布団干しすれば短時間で
内部まで完全に乾燥でき、しかも分離すれば一般家庭の
洗濯機でも丸洗いできる。
【0021】また、本実施例において体重の重い使用者
が使用する場合には、図2の(c)に示す如く芯材1の
上に、保温用組換え布団2と通気用組換え布団3とを積
層して使用する。それにより、使用者の要望や好みに応
じた適度な耐圧性能が即座に得られる。
が使用する場合には、図2の(c)に示す如く芯材1の
上に、保温用組換え布団2と通気用組換え布団3とを積
層して使用する。それにより、使用者の要望や好みに応
じた適度な耐圧性能が即座に得られる。
【0022】また更に、斯かる敷布団Aの上げ下げに当
たって、芯材1と保温用組換え布団2及び通気用組換え
布団3が相互に移動可能なため、これらを積層したまま
上げ下げすると位置ズレが発生し、それによって再度位
置合わせする作業が必要になり、その作業を作業者が煩
わしく感じることも考えられる。
たって、芯材1と保温用組換え布団2及び通気用組換え
布団3が相互に移動可能なため、これらを積層したまま
上げ下げすると位置ズレが発生し、それによって再度位
置合わせする作業が必要になり、その作業を作業者が煩
わしく感じることも考えられる。
【0023】これを解決するため、芯材1と保温用組換
え布団2と通気用組換え布団3とのに亘って、着脱作業
が容易な仮止め手段(図示せず)を取り付けることによ
り、これらを分離する必要がある時以外は一体化させ
て、位置ズレの発生を防止しながら全体を一度に出し入
れできるようにしても良い。この着脱作業が容易な仮止
め手段としては、芯材1を覆うカバー(図示せず)と、
保温用組換え布団2の布団側生地2aと、通気用組換え
布団3の布団側生地3aとの相互に対向する位置に亘っ
て、例えばベルクロ(商標)ファスナーやホックを固着
したり、芯材1のカバーと布団側生地2a,3aの周縁
に紐や紐が通る輪を固着して紐止めするなど、その他の
従来周知な連結方法でも良い。
え布団2と通気用組換え布団3とのに亘って、着脱作業
が容易な仮止め手段(図示せず)を取り付けることによ
り、これらを分離する必要がある時以外は一体化させ
て、位置ズレの発生を防止しながら全体を一度に出し入
れできるようにしても良い。この着脱作業が容易な仮止
め手段としては、芯材1を覆うカバー(図示せず)と、
保温用組換え布団2の布団側生地2aと、通気用組換え
布団3の布団側生地3aとの相互に対向する位置に亘っ
て、例えばベルクロ(商標)ファスナーやホックを固着
したり、芯材1のカバーと布団側生地2a,3aの周縁
に紐や紐が通る輪を固着して紐止めするなど、その他の
従来周知な連結方法でも良い。
【0024】尚、前示実施例では、敷布団Aが、芯材1
と、主に春季・秋季及び冬季などの気温が中低温の時に
使用される保温用の組換え布団2と、主に夏季などの気
温が高温の時に使用される通気用の組換え布団3とで構
成される場合を示したが、これに限定されず、季節変化
又はその他の目的に応じて組換え布団を3枚又は4枚以
上に分割しても良い。
と、主に春季・秋季及び冬季などの気温が中低温の時に
使用される保温用の組換え布団2と、主に夏季などの気
温が高温の時に使用される通気用の組換え布団3とで構
成される場合を示したが、これに限定されず、季節変化
又はその他の目的に応じて組換え布団を3枚又は4枚以
上に分割しても良い。
【0025】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明は、使用時期の変化や使用者の体調変化
又は使用者の体重などに対応して、芯材と複数の組換え
布団との積層枚数や積層位置を変更することにより、こ
れら全体の保温性能や通気性能又は耐圧性能が即座に調
整される共に、芯材及び複数の組換え布団を夫々個別に
取り扱えるので、使用者の要望や好みに応じて各人に適
した保温性能や通気性能又は耐圧性能を即座に選択可能
でしかも布団干しや洗濯が容易な敷布団を提供できる。
従って、芯材と中綿が一体化された従来のものに比べ、
使用時期の変化や使用者の体調又は体重の変化に対して
手間を掛けずに即座に対応できて、非常に便利であると
共に、芯材及び複数の組換え布団を分離して持ち運べる
から、布団干しや収納が楽であると共に、分離して布団
干しすれば短時間で内部まで完全に乾燥でき、しかも分
離すれば一般家庭の洗濯機でも丸洗いできる。
項1記載の発明は、使用時期の変化や使用者の体調変化
又は使用者の体重などに対応して、芯材と複数の組換え
布団との積層枚数や積層位置を変更することにより、こ
れら全体の保温性能や通気性能又は耐圧性能が即座に調
整される共に、芯材及び複数の組換え布団を夫々個別に
取り扱えるので、使用者の要望や好みに応じて各人に適
した保温性能や通気性能又は耐圧性能を即座に選択可能
でしかも布団干しや洗濯が容易な敷布団を提供できる。
従って、芯材と中綿が一体化された従来のものに比べ、
使用時期の変化や使用者の体調又は体重の変化に対して
手間を掛けずに即座に対応できて、非常に便利であると
共に、芯材及び複数の組換え布団を分離して持ち運べる
から、布団干しや収納が楽であると共に、分離して布団
干しすれば短時間で内部まで完全に乾燥でき、しかも分
離すれば一般家庭の洗濯機でも丸洗いできる。
【0026】請求項2の発明は、請求項1の発明の効果
に加えて、季節の変化に対応して、保温用組換え布団と
通気用組換え布団の積層枚数や積層位置を変更すること
により、全体の保温性と通気性や吸湿性が即座に調整さ
れるので、一年間に亘って快適な寝心地が得られる。
に加えて、季節の変化に対応して、保温用組換え布団と
通気用組換え布団の積層枚数や積層位置を変更すること
により、全体の保温性と通気性や吸湿性が即座に調整さ
れるので、一年間に亘って快適な寝心地が得られる。
【0027】請求項3の発明は、請求項1または2の発
明の効果に加えて、芯材と組換え布団の布団側生地及び
中綿の素材を選択することにより、使用する環境や使用
者の体質又は体型に対応した調整が可能となるので、使
用者の要望や好みに合った快適な寝心地が得られる。
明の効果に加えて、芯材と組換え布団の布団側生地及び
中綿の素材を選択することにより、使用する環境や使用
者の体質又は体型に対応した調整が可能となるので、使
用者の要望や好みに合った快適な寝心地が得られる。
【図1】 本発明の一実施例を示す敷布団の分解斜視図
である。
である。
【図2】 (a)〜(c)は、使用例を示す縦断正面図
である。
である。
1 芯材 2 保温用組換え
布団 2a 布団側生地 2b 中綿 3 通気用組換え布団 3a 布団側生地 3b 中綿
布団 2a 布団側生地 2b 中綿 3 通気用組換え布団 3a 布団側生地 3b 中綿
Claims (3)
- 【請求項1】 芯材と中綿を積層した敷布団において、
前記芯材(1)と、中綿(2b,3b)及びそれを個別
に包皮する布団側生地(2a,3a)からなる複数の組
換え布団(2,3)とで構成し、これら芯材(1)と複
数の組換え布団(2,3)とを組み換え自在に積み重
ね、その積層枚数及び積層位置を自由に変更して使用す
ることを特徴とする敷布団。 - 【請求項2】 前記組換え布団(2,3)が、保温性及
び断熱性に優れた保温用組換え布団(2)と、通気性及
び吸湿性に優れた通気用組換え布団(3)である請求項
1記載の敷布団。 - 【請求項3】 前記芯材(1)の素材と、組換え布団
(2,3)の布団側生地(2a,3a)及び中綿(2
b,3b)の素材を、使用する環境や使用者の体質又は
体型に対応して選択可能にした請求項1または2記載の
敷布団。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001344124A JP2003144274A (ja) | 2001-11-09 | 2001-11-09 | 敷布団 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001344124A JP2003144274A (ja) | 2001-11-09 | 2001-11-09 | 敷布団 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003144274A true JP2003144274A (ja) | 2003-05-20 |
Family
ID=19157692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001344124A Pending JP2003144274A (ja) | 2001-11-09 | 2001-11-09 | 敷布団 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003144274A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MD3586C2 (ro) * | 2006-12-22 | 2008-12-31 | Василий АРАБАДЖИ | Saltea ortopedică pentru pat |
MD3951C2 (ro) * | 2009-02-11 | 2010-03-31 | Василий АРАБАДЖИ | Saltea ortopedică pentru pat |
WO2018074029A1 (ja) * | 2016-10-19 | 2018-04-26 | 株式会社ウィードメディカル | マットレス |
-
2001
- 2001-11-09 JP JP2001344124A patent/JP2003144274A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
MD3586C2 (ro) * | 2006-12-22 | 2008-12-31 | Василий АРАБАДЖИ | Saltea ortopedică pentru pat |
MD3951C2 (ro) * | 2009-02-11 | 2010-03-31 | Василий АРАБАДЖИ | Saltea ortopedică pentru pat |
WO2018074029A1 (ja) * | 2016-10-19 | 2018-04-26 | 株式会社ウィードメディカル | マットレス |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20041109 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060620 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060711 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061107 |