JP3208054B2 - 列車運転整理支援装置 - Google Patents

列車運転整理支援装置

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JP3208054B2
JP3208054B2 JP29122495A JP29122495A JP3208054B2 JP 3208054 B2 JP3208054 B2 JP 3208054B2 JP 29122495 A JP29122495 A JP 29122495A JP 29122495 A JP29122495 A JP 29122495A JP 3208054 B2 JP3208054 B2 JP 3208054B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、列車の今後の運
転状況を予測した結果を計画ダイヤと重ね合わせて表示
することにより、列車の運行支援を行う列車運転整理支
援装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図14は、例えば特開平5−28644
1号公報に記載された従来の列車運転整理支援装置の構
成図である。図14において、軌道1上の各所で列車2
の存在をセンサ3が検知して検知信号を出す。センサ3
からの検知信号により継電連動装置4が列車2の現在の
位置情報を創出し、例えばリング状に接続した各所の伝
送装置5及びインタフェース6を介して、運転指令セン
タ内のコンピュータなどからなる中央演算処理装置7に
送る。なお、中央演算処理装置7は、計画ダイヤ表示手
段7a、実績ダイヤ表示手段7b、列車遅延判断手段7
c、ダイヤ回復予測手段7d及び走行可能ダイヤ表示手
段7eで構成されている。そして、中央演算処理装置7
には、予め計画されている各列車2の移動距離と経過時
間との関係を示す一日分の計画ダイヤを記憶するダイヤ
メモリ8と、現在時刻を計時する時計装置9と、計画ダ
イヤ及び実績ダイヤなどが重ね合わせて記憶される画像
メモリ10と、画像メモリ10のダイヤデータを表示す
るCRT表示装置11と、各種の入力操作を行うキーボ
ード12とが接続されている。
【0003】計画ダイヤ表示手段7aはダイヤメモリ8
に記憶されている列車の一日分の計画ダイヤを一時的に
画像メモリ10に記憶した後、画像メモリ10から計画
ダイヤを読み出して、例えば青色で計画ダイヤをCRT
表示装置11に表示する。実績ダイヤ表示手段7bは継
電連動装置4からの列車2の位置情報から得た実績ダイ
ヤを画像メモリ10の計画ダイヤ上に順次、重ね合わせ
るように記憶した後、画像メモリ10から実績ダイヤを
読み出して、例えば赤色で実績ダイヤをCRT表示装置
11に表示する。また、列車遅延判断手段7cで計画ダ
イヤと実績ダイヤとを比較し、列車が遅延していると判
断したとき、ダイヤ回復予測手段7dが計画ダイヤスジ
を平行移動した下限予測ダイヤと各駅間を基準運転時間
で走行する上限ダイヤを見つけ出し、2本のスジで囲ま
れた範囲を遅延発生列車の当駅以降の回復可能な走行可
能ダイヤ範囲として予測する。そして、走行可能ダイヤ
表示手段7eが走行可能ダイヤ範囲を、例えば緑色のメ
ッシュでCRT表示装置11に強調表示する。以上によ
り、監視員が走行可能ダイヤ範囲から列車遅延がどこま
で回復可能か否かを判断することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の列車運転整理支
援装置は上記のように構成されているので、計画ダイヤ
及び予測ダイヤのスジ表示から一つの列車の遅延状況及
び回復状況を把握することができるが、複数の列車が遅
延し、それが他の列車にも影響を及ぼす場合に列車相互
間の影響を把握するのが困難であり、運転整理員による
迅速な運転整理を行うのが困難であるという問題点があ
った。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係る列
車運転整理支援装置は、列車の運転計画である各駅間の
計画走行時間と駅での計画停車時間とを決めた計画ダイ
ヤ、各駅間を最高速度で走行したときの最小走行時間及
び各駅での最小停車時間を格納した計画ダイヤメモリ
と、継電連動装置からの列車位置情報をもとに列車の走
行実績を実績ダイヤとして格納した実績ダイヤメモリ
と、当駅までの実績ダイヤと当駅以降の各駅間の最小走
行時間と各駅での最小停車時間と続行時隔とから次駅以
降の到着及び発車時刻を算出して軌道回路単位での予測
ダイヤを作成する予測ダイヤ作成手段と、予測ダイヤと
計画ダイヤとから列車の遅延時間を算出する列車遅延算
出手段と、最小走行時間と最小停車時間と予測ダイヤと
から運行予測の上記軌道回路単位での余裕時間を算出す
る余裕時間算出手段と、予測ダイヤ、遅延時間及び余裕
時間を表示する表示装置と、この表示装置に上記軌道回
路単位の上記予測ダイヤ、遅延時間及び余裕時間を表示
させるダイヤ表示手段とを備えたものである。
【0006】請求項2の発明に係る列車運転整理支援装
置は、列車の運転計画である各駅間の走行時間と駅での
停車時間とを決めた計画ダイヤ、各駅間を最高速度で走
行したときの最小走行時間及び各駅での最小停車時間を
格納した計画ダイヤメモリと、継電連動装置からの列車
位置情報をもとに列車の走行実績を実績ダイヤとして格
納した実績ダイヤメモリと、運転整理員がダイヤの乱れ
を整理する運転整理案を入力する運転整理案入力手段
と、運転整理案に基づいて変更ダイヤを作成する変更ダ
イヤ作成手段と、当駅までの実績ダイヤと当駅以降の各
駅間の最小走行時間と各駅での最小停車時間と続行時隔
とから次駅以降の到着及び発車時刻を算出し、変更ダイ
ヤをもとに運転整理案が実行されたときの軌道回路単位
での予測ダイヤを作成する予測ダイヤ作成手段と、予測
ダイヤと計画ダイヤとから列車の遅延時間を算出する列
車遅延算出手段と、最小走行時間と最小停車時間と予測
ダイヤとから運行計画の上記軌道回路単位での余裕時間
を算出する余裕時間算出手段と、予測ダイヤ、遅延時間
及び余裕時間を表示する表示装置と、この表示装置に
記軌道回路単位の上記予測ダイヤ、遅延時間及び余裕時
間を表示させるダイヤ表示手段とを備えたものである。
【0007】請求項3の発明に係る列車運転整理支援装
置は、列車の運転計画である各駅間の走行時間と駅での
停車時間とを決めた第1の計画ダイヤを格納した計画ダ
イヤメモリと、軌道回路単位での運転方法のデータであ
る運転曲線を格納した運転曲線メモリと、計画ダイヤと
運転曲線とにより軌道回路単位での第2の計画ダイヤを
作成する計画ダイヤ作成手段と、継電連動装置からの列
車位置情報をもとに軌道回路単位での走行実績を実績ダ
イヤとして格納した実績ダイヤメモリと、列車が第2の
計画ダイヤに対して遅延している場合に、軌道回路内を
最小走行時間で走行するものとして実績ダイヤ及び運転
曲線をもとに軌道回路単位での予測ダイヤを作成する予
測ダイヤ作成手段と、予測ダイヤと第2の計画ダイヤと
から列車の遅延時間を算出する列車遅延算出手段と、最
小走行時間と第2の計画ダイヤとから軌道回路単位での
余裕時間を算出する余裕時間算出手段と、遅延時間及び
余裕時間を表示する表示装置と、この表示装置に予測ダ
イヤ、遅延時間及び余裕時間を表示させるダイヤ表示手
段とを備えたものである。
【0008】請求項4の発明に係る列車運転整理支援装
置は、請求項3に記載の列車運転整理支援装置におい
て、同一駅間で余裕時間が発生する第1の軌道回路と遅
延時間が発生する第2の軌道回路とが存在する場合に、
第1の軌道回路では第2の計画 ダイヤより先行するよう
に予測ダイヤ作成手段が予測ダイヤを修正するものであ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】実施の形態1. 図1は実施の形態1を示すブロック図である。図1にお
いて、13は軌道上の現在の列車位置情報を出力する継
電連動装置、14は伝送装置で、継電連動装置13から
の列車位置情報を伝送路15に送出する。16は受信装
置で、継電連動装置13からの列車位置情報を受信して
後述の中央処理装置20に送る。17は画像の表示をす
るCRTなどの表示装置、18は計画ダイヤメモリで、
列車の運転計画である各駅間の計画走行時間と計画停車
時間とを決めた計画ダイヤ、各駅間を最高速度で走行し
たときの最小走行時間、各駅での最小停車時間、走行中
の列車間隔を時間で表した続行時隔及び交差支障時間を
記憶している。19は実績ダイヤメモリで、継電連動装
置13からの列車位置情報をもとに作成した列車の走行
実績としての実績ダイヤを記憶している。
【0010】20は中央処理装置で、後述の21〜29
で構成している。21は計画ダイヤ表示手段で、計画ダ
イヤメモリ18から計画ダイヤを読み込んで表示装置1
7にスジ形式で計画ダイヤを表示する。22は実績ダイ
ヤ作成手段で、継電連動装置13からの列車位置情報を
もとに列車の走行実績である実績ダイヤを作成し、実績
ダイヤメモリ19に格納する。23は実績ダイヤ表示手
段で、実績ダイヤメモリ19から実績ダイヤを読み込ん
で表示装置17にスジ形式で実績ダイヤを表示する。2
4は予測ダイヤ作成手段で、列車の今後の運行を予測し
て予測ダイヤを作成する。25は予測ダイヤ表示手段
で、予測ダイヤを表示装置17に表示する。26は列車
遅延算出手段で、計画ダイヤと予測ダイヤとから遅延時
間及び遅延時間の変化を算出する。27は遅延時間表示
手段で、遅延時間または遅延時間の変化を表示装置17
に表示する。28は余裕時間算出手段で、予測ダイヤと
最小走行時間及び最小停車時間とから走行時間の余裕時
間を算出する。29は余裕時間表示手段で、余裕時間を
表示装置17に表示する。
【0011】次に動作について説明する。図1及び図2
において、継電連動装置13で得た列車位置情報は伝送
装置14から送り出されて伝送路15を介して受信装置
16が受信する。そして、受信装置16が受信した列車
位置情報は中央処理装置20に入力される。中央処理装
置20では実績ダイヤ作成手段22が列車位置情報をダ
イヤ情報に変換して実績ダイヤを作成し(ステップ3
)、実績ダイヤを実績ダイヤメモリ19に格納する
(ステップ31)。予測ダイヤ作成手段24では実績ダ
イヤをもとに計画ダイヤメモリ18からの計画ダイヤ、
最小走行時間、最小停車時間及び続行時隔のデータを使
用して、今後の運転状況の予測となる予測ダイヤを作成
する(ステップ32)。なお、複雑な路線においては、
交差支障時間のデータも使用して予測ダイヤを作成す
る。予測ダイヤ作成手段24は現在までの実績ダイヤに
各駅間での最小走行時間と各駅での最小停車時間と続行
時隔とから各駅の着予定時刻と発予定時刻とを算出す
る。この場合、予測ダイヤは計画ダイヤより着予定時刻
及び発予定時刻が早くなることはない。また、先行列車
との続行時隔が接近しているときや平面交差を通過する
ときなどには対向列車との交差支障時間を考慮して着予
定時刻及び発予定時刻を算出する。このようにして算出
した予測ダイヤは予測ダイヤ表示手段25により表示装
置17に表示する(ステップ33)。
【0012】列車遅延算出手段26は予測ダイヤ上の遅
延時間△Tを式(1)で算出(ステップ34)し、遅
延時間表示手段27により表示装置17に表示する(ス
テップ35)。Tは計画ダイヤ上の計画走行時間及び
計画停車時間、Tは予測ダイヤ上の予測走行時間及び
予測停車時間である。 △T=T−T ・・・・・(1) 余裕時間算出手段28は予測ダイヤ上の余裕時間△T
を式(2)で算出(ステップ36)し、余裕時間算出手
段28により表示装置17に表示する(ステップ3
7)。Tは駅間を最高速度で走行したときの最小走行
時間及び各駅での最小停車時間である。 △T=T−T ・・・・・(2) 式(1)(2)で算出した遅延時間△T及び余裕時間
△Tはそれぞれ遅延時間表示手段27及び余裕時間表
示手段29により表示装置17で表示する。
【0013】図3及び図4はそれぞれ予測ダイヤ、遅延
時間及び余裕時間を表示装置17に画面上に表示した例
を示す説明図である。図3において、38はX駅とX
駅との間を走行可能な最高速度で走行したとき、即ち
最小走行時間による最小ダイヤスジである。39は計画
ダイヤによる計画走行時間で走行したときの計画ダイヤ
スジである。40は予測ダイヤによる予測走行時間の予
測ダイヤスジである。遅延時間△Tは横軸上の予測ダ
イヤスジ40と計画ダイヤスジ39との差として表示す
る。また、予測ダイヤの余裕時間△Tは横軸の予測ダ
イヤスジ40と最小ダイヤスジ38との差として表示す
る。図4は、遅延時間△T及び余裕時間△TをX
駅におけるものとして線分41,42で表示している。
【0014】実施の形態2. 図5は実施の形態2を示すブロック図である。図5にお
いて、13〜19,21〜23,25〜29は実施の形
態1のものと同様である。43は運転整理員が運転整理
案を入力する入力装置、44は運転整理案入力手段で、
入力装置43からの運転整理案を受け付ける。45は変
更ダイヤ作成手段で、入力装置43から入力された運転
整理案に基づいて運転整理案を実行したときの変更ダイ
ヤを作成する。46は予測ダイヤ作成手段で、変更ダイ
ヤをもとに運転整理案が実行されたときの予測ダイヤを
作成する。47は中央処理装置で、21〜23,25〜
29,44〜46で構成している。48は変更ダイヤを
格納する変更ダイヤメモリである。
【0015】上記構成において、入力装置43から列車
の出発の順序等の運転整理案を入力すると、運転整理案
入力手段44が受け付ける。変更ダイヤ作成手段45で
は運転整理案に基づいて変更ダイヤを作成し、変更ダイ
ヤメモリ48に格納する。そして、予測ダイヤ作成手段
46において変更ダイヤ、実績ダイヤ、最小走行時間、
最小停車時間、続行時隔及び交差支障時間をもとに運転
整理案が実行された場合の予測ダイヤを作成する。予測
ダイヤは予測ダイヤ表示手段25により表示装置17に
表示する。遅延時間△Tは列車遅延算出手段26にお
いて、式(1)から算出し、遅延時間表示手段27によ
り表示装置17に表示する。また、余裕時間△Tは余
裕時間算出手段28が式(2)から算出し、余裕時間表
示手段29により表示装置17に表示する。なお、表示
画面は実施の形態1と同様に、図3及び図4のように構
成されている。
【0016】実施の形態3. 図6は実施の形態3を示すブロック図である。図6にお
いて、13〜17,26,27は実施の形態1のものと
同様のものである。49は計画ダイヤメモリで、計画ダ
イヤ最小走行時、最小停車時間、列車の続行時隔、交差
支障時間及び軌道回路単位の運転曲線が格納されてい
る。50は実績ダイヤメモリで、列車の走行実績として
の軌道回路単位の実績ダイヤを記憶している。51は計
画ダイヤ表示手段で、駅間単位での計画ダイヤを表示装
置17に表示する。52は実績ダイヤ作成手段で、継電
連動装置13からの列車情報をもとに軌道回路単位の、
列車の走行実績である実績ダイヤを作成し、実績ダイヤ
メモリ50に格納する。53は実績ダイヤ表示手段で、
実績ダイヤを読み込んで表示装置17にスジ形式で軌道
回路単位の実績ダイヤを表示する。54は軌道回路単位
での予測ダイヤを作成する予測ダイヤ作成手段で、軌道
回路において先行列車の遅れ及び平面交差での対向列車
による信号現示や各軌道回路の臨時の速度規制を考慮し
た上で、各軌道回路を最高速度で走行した場合の予想結
果を予測ダイヤとして算出する。55は予測ダイヤ表示
手段で、予測ダイヤを表示装置17に表示する。56は
余裕時間算出手段で、軌道回路単位の余裕時間を算出す
る。57は余裕時間表示手段で、軌道回路単位の余裕時
間を表示装置17に表示する。58は中央処理装置で、
26,27,51〜57で構成している。
【0017】図7及び図8はそれぞれ軌道回路3Tにお
ける予測ダイヤ、遅延時間及び余裕時間を表示装置17
の画面上に表示した例を示す説明図である。図7及び図
8において、39,T,T及び△Tは実施の形態
1のものと同様である。1T,2T,3T,4TはX
駅からX駅までの駅間の軌道回路、59はX駅から
駅間の軌道回路3Tを走行可能な最高速度で走行し
たとき、即ち最小走行時間tによる最小ダイヤスジで
ある。60は軌道回路3Tの予測ダイヤによる予測走行
時間tの予測ダイヤスジである。△t31は軌道回路
3Tの予測ダイヤの余裕時間である。なお、図7及び図
8では各軌道回路の始端と終端とを直線で結んだ表示と
してあるが、各地点での走行時刻を反映させた曲線で示
してもよい。
【0018】実施の形態4. 図9は実施の形態4を示すブロック図である。図9にお
いて、13〜17は実施の形態1のものと同様のもので
ある。50,52及び53は実施の形態3のものと同様
のものである。61は計画ダイヤメモリで、計画ダイ
ヤ、時隔曲線情報及び駅間における軌道回路単位の列車
の標準的な運転方法のデータ(運転曲線)が格納されて
いる。62は計画ダイヤ作成手段で、計画ダイヤメモリ
61の計画ダイヤと運転方法のデータにより各軌道回路
単位の計画ダイヤを作成し、その結果を計画ダイヤ表示
手段63により表示装置17にスジ形式で表示する。6
4は軌道回路単位での予測ダイヤを作成する予測ダイヤ
作成手段で、実績ダイヤ、時隔曲線情報及び駅間の軌道
回路単位の標準的な運転方法のデータをもとに作成す
る。この場合、予測ダイヤ作成手段64は予測ダイヤが
計画ダイヤ作成手段62で作成した計画ダイヤに対して
遅延していない場合は、駅間における列車軌道回路単位
での運転方法の時間で軌道回路を走行するものとし、遅
延がある場合には各軌道回路を走行可能な最高速度で走
行するものとして予想結果を求めて予測ダイヤとする。
ただし、実施の形態3と同様に、先行列車の遅れ及び平
面交差での対向列車による信号現示や各軌道回路の臨時
の速度規制を考慮する。そして、予測ダイヤは予測ダイ
ヤ表示手段65により表示装置17にスジ形式で表示す
る。
【0019】66は列車遅延算出手段で、計画ダイヤと
予測ダイヤとの差を求めて、遅延時間表示手段67によ
り表示装置17に表示する。68は余裕時間算出手段
で、計画ダイヤと各軌道回路を最高速度で走行した場合
の走行時間との差を余裕時間として求め、余裕時間表示
手段69により表示装置17に表示する。70は中央処
理装置で、52,53,62〜69で構成している。図
10及び図11は遅延時間及び余裕時間の表示例を示す
説明図である。図10及び図11において、71a,7
1bは軌道回路1T,2Tを走行可能な最高速度で走行
したとき、即ち最小走行時間による最小ダイヤスジであ
る。72a,72bは軌道回路3T,4T単位の計画ダ
イヤによる計画走行時間で走行したときの計画ダイヤス
ジである。73a,73b,73c,73dは各軌道回
路1T〜4Tの予測ダイヤによる予測走行時間の予測ダ
イヤスジである。△t11,△t12はそれぞれ軌道回
路1T,2Tにおける予測ダイヤの余裕時間である。△
03,△t04はそれぞれ軌道回路3T,4Tにおけ
る遅延時間である。なお、△t04は大きさが負として
示されているので、遅延の回復時間である。
【0020】実施の形態5. 図12は実施の形態5を示すブロック図である。図12
において、13〜17は実施の形態1のものと同様であ
る。50,52,53は実施の形態3のものと同様であ
る。61〜69は実施の形態4のものと同様である。7
3は予測ダイヤ作成手段で、実施の形態4と同様に実績
ダイヤ、時隔曲線情報及び駅間の軌道回路単位の標準的
な運転方法のデータをもとに軌道回路単位の予測ダイヤ
を作成する。そして、予測ダイヤが同一駅間で余裕時間
のある軌道回路と遅延の発生する軌道回路とが存在する
場合に後述の余裕の遅延時間検知手段75で検知し、駅
間での遅延時間を減少させるように予め余裕時間のある
軌道回路内では計画ダイヤ作成手段62で作成した計画
ダイヤよりも先行するように修正して、再度予測ダイヤ
を作成する。作成した予測ダイヤは予測ダイヤ表示手段
74により表示装置17に表示する。75は余裕・遅延
検出手段で、同一駅間の各軌道回路で余裕時間のある軌
道回路と、遅延の発生する軌道回路とを検出して予測ダ
イヤ作成手段73にデータを送る。余裕時間のある軌道
回路のうち、余裕時間の大きい軌道回路で計画ダイヤよ
り先行させるか、車両特性に基づいてノッチ変化の回数
が少なくなるようにするかなど、列車の走行方法として
種々の手法がある。列車遅延算出手段66及び余裕時間
算出手段68で実施の形態4と同様にして算出した遅延
時間及び余裕時間は、それぞれ遅延時間表示手段67及
び余裕時間表示手段69により表示装置17に表示す
る。
【0021】上記構成において、例えば図13におい
て、X駅からX駅間の軌道回路3Tで臨時速度制限
がかかっていたとする。この場合、通常の運転曲線デー
タでは、臨時速度制限が考慮されていないので、駅間の
標準的な走行は線分A−B−C−D−Eである。ところ
が、軌道回路2Tまで通常の運転曲線データに従う予測
を行うと、軌道回路3Tで臨時速度制限による遅延が発
生し、軌道回路4Tで遅れを回復してもX駅にEの時
刻に到着できない予測(線分A−B−C−J−K)とな
る。そこで、軌道回路1T、2T、4Tで標準的な通常
の走行より先行して、X駅にEの時刻に到着するよう
な予測(線分A−F−L−M−E)を行う。 なお、A
−Fは軌道回路1T、B−Gは軌道回路2T、C−Hは
軌道回路3T、及びD−Iは軌道回路4Tの最小走行時
間を示すダイヤスジである。
【0022】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、現在までの実
績に基づく軌道回路単位の予測ダイヤ、各駅間・各駅に
おける遅延時間及び余裕時間が画面上に表示されるの
で、どれだけの遅延回復が可能か、どのような原因で遅
延が増大しているのかを確認できるとともに、運転整備
員が問題となる個所をより明確に知ることができるた
め、問題点を解消する走行方法をより早く運転士に伝達
できる。
【0023】請求項2の発明によれば、運転整理員が入
力した運転整理案を反映した軌道回路単位の予測ダイ
ヤ、各駅間・各駅における遅延時間及び余裕時間が画面
上に表示されるので、運転整理員はどれだけの遅延回復
が可能か、どのような原因で遅延が拡大しているのかを
確認できるため、列車の適切な運行管理を行うことがで
きるとともに、運転整備員が問題となる個所をより明確
に知ることができるため、問題点を解消する走行方法を
より早く運転士に伝達できる。
【0024】請求項3の発明によれば、軌道回路単位で
の計画ダイヤ及び予測ダイヤを作成し、軌道回路単位の
予測ダイヤ、遅延時間及び余裕時間が画面上に表示され
るので、運転整理員が問題となる個所をより明確に知る
ことができるため、問題点を解消する走行方法をより早
く運転士に伝達できる。
【0025】請求項4の発明によれば、請求項3に記載
の列車運転整理支援装置において、同一駅間で余裕時間
が発生する第1の軌道回路と遅延時間が発生する第2の
軌道回路とが存在する場合に、第1の軌道回路では軌道
回路の計画ダイヤより先行するように予測ダイヤを修正
することにより、遅延回復をより早く行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の発明のブロック図である。
【図2】 実施の形態1の発明の動作を説明するフロー
チャートである。
【図3】 実施の形態1の発明の表示画面を示す説明図
である。
【図4】 実施の形態1の発明の表示画面を示す説明図
である。
【図5】 実施の形態2の発明のブロック図である。
【図6】 実施の形態3の発明のブロック図である。
【図7】 実施の形態3の表示画面を示す説明図であ
る。
【図8】 実施の形態3の表示画面を示す説明図であ
る。
【図9】 実施の形態4の発明のブロック図である。
【図10】 実施の形態4の表示画面を示す説明図であ
る。
【図11】 実施の形態4の表示画面を示す説明図であ
る。
【図12】 実施の形態5の発明のブロック図である。
【図13】 実施の形態5の表示画面を示す説明図であ
る。
【図14】 従来の列車運転整理支援装置のブロック図
である。
【符号の説明】
13 継電連動装置、17 表示装置、18,49,6
1 計画ダイヤメモリ、19,50 実績ダイヤメモ
リ、21,51,63 計画ダイヤ表示手段、23,5
3 実績ダイヤ表示手段、24,46,54,64,7
3 予測ダイヤ作成手段、26,66 列車遅延算出手
段、27,67 遅延時間表示手段、28,56,68
余裕時間算出手段、29,57,69 余裕時間表示
手段、44 運転整理案入力手段、45 変更ダイヤ作
成手段。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 列車の運転計画である各駅間の計画走行
    時間と駅での計画停車時間とを決めた計画ダイヤ、各駅
    間を最高速度で走行したときの最小走行時間及び各駅で
    の最小停車時間を格納した計画ダイヤメモリと、継電連
    動装置からの列車位置情報をもとに列車の走行実績を実
    績ダイヤとして格納した実績ダイヤメモリと、当駅まで
    の実績ダイヤと上記当駅以降の各駅間の最小走行時間と
    上記各駅での最小停車時間と続行時隔とから次駅以降の
    到着及び発車時刻を算出して軌道回路単位での予測ダイ
    ヤを作成する予測ダイヤ作成手段と、上記予測ダイヤと
    上記計画ダイヤとから上記列車の遅延時間を算出する列
    車遅延算出手段と、上記最小走行時間と上記最小停車時
    間と上記予測ダイヤとから上記運行予測の上記軌道回路
    単位での余裕時間を算出する余裕時間算出手段と、上記
    予測ダイヤ、上記遅延時間及び上記余裕時間を表示する
    表示装置と、この表示装置に上記軌道回路単位の上記予
    測ダイヤ、上記遅延時間及び上記余裕時間を表示させる
    ダイヤ表示手段とを備えた列車運転整理支援装置。
  2. 【請求項2】 列車の運転計画である各駅間の走行時間
    と駅での停車時間とを決めた計画ダイヤ、各駅間を最高
    速度で走行したときの最小走行時間及び各駅での最小停
    車時間を格納した計画ダイヤメモリと、継電連動装置か
    らの列車位置情報をもとに列車の走行実績を実績ダイヤ
    として格納した実績ダイヤメモリと、運転整理員がダイ
    ヤの乱れを整理する運転整理案を入力する運転整理案入
    力手段と、上記運転整理案に基づいて変更ダイヤを作成
    する変更ダイヤ作成手段と、当駅までの上記実績ダイヤ
    と上記当駅以降の各駅間の最小走行時間と上記各駅での
    最小停車時間と続行時隔とから次駅以降の到着及び発車
    時刻を算出し、上記変更ダイヤをもとに上記運転整理案
    が実行されたときの軌道回路単位での予測ダイヤを作成
    する予測ダイヤ作成手段と、上記予測ダイヤと上記計画
    ダイヤとから上記列車の遅延時間を算出する列車遅延算
    出手段と、上記最小走行時間と上記最小停車時間と上記
    予測ダイヤとから上記運行計画の上記軌道回路単位での
    余裕時間を算出する余裕時間算出手段と、上記予測ダイ
    ヤ、上記遅延時間及び上記余裕時間を表示する表示装置
    と、この表示装置に上記軌道回路単位の上記予測ダイ
    ヤ、上記遅延時間及び上記余裕時間を表示させるダイヤ
    表示手段とを備えた列車運転整理支援装置。
  3. 【請求項3】 列車の運転計画である各駅間の走行時間
    と駅での停車時間とを決めた第1の計画ダイヤを格納し
    た計画ダイヤメモリと、軌道回路単位での運転方法のデ
    ータである運転曲線を格納した運転曲線メモリと、上記
    計画ダイヤと上記運転曲線とにより上記軌道回路単位で
    の第2の計画ダイヤを作成する計画ダイヤ作成手段と、
    継電連動装置からの列車位置情報をもとに上記軌道回路
    単位での走行実績を実績ダイヤとして格納した実績ダイ
    ヤメモリと、上記列車が上記第2の計画ダイヤに対して
    遅延している場合に、上記軌道回路内を最小走行時間で
    走行するものとして上記実績ダイヤ及び上記運転曲線を
    もとに上記軌道回路単位での予測ダイヤを作成する予測
    ダイヤ作成手段と、上記予測ダイヤと上記第2の計画ダ
    イヤとから上記列車の遅延時間を算出する列車遅延算出
    手段と、上記最小走行時間と上記第2の計画ダイヤとか
    ら上記軌道回路単位での余裕時間を算出する余裕時間算
    出手段と、上記遅延時間及び上記余裕時間を表示する表
    示装置と、この表示装置に上記予測ダイヤ、上記遅延時
    間及び上記余裕時間を表示させるダイヤ表示手段とを備
    えた列車運転整理支援装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の列車運転整理支援装置
    において、同一駅間で余裕時間が発生する第1の軌道回
    路と遅延時間が発生する第2の軌道回路とが存在する場
    合に、上記第1の軌道回路では第2の計画ダイヤより先
    行するように予測ダイヤ作成手段が予測ダイヤを修正す
    ることを特徴とする列車運転整理支援装置。
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