JP3207654B2 - 安全スイッチ - Google Patents

安全スイッチ

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JP3207654B2
JP3207654B2 JP00593294A JP593294A JP3207654B2 JP 3207654 B2 JP3207654 B2 JP 3207654B2 JP 00593294 A JP00593294 A JP 00593294A JP 593294 A JP593294 A JP 593294A JP 3207654 B2 JP3207654 B2 JP 3207654B2
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safety switch
disk
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radial
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アラン、リチヤード、クーパー
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カーアー、シユマーザル、ゲーエムベーハー、ウント、コンパニー
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H27/00Switches operated by a removable member, e.g. key, plug or plate; Switches operated by setting members according to a single predetermined combination out of several possible settings
    • H01H27/002Switches operated by a removable member, e.g. key, plug or plate; Switches operated by setting members according to a single predetermined combination out of several possible settings wherein one single insertion movement of a key comprises an unlocking stroke and a switch actuating stroke, e.g. security switch for safety guards
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
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    • H01H27/002Switches operated by a removable member, e.g. key, plug or plate; Switches operated by setting members according to a single predetermined combination out of several possible settings wherein one single insertion movement of a key comprises an unlocking stroke and a switch actuating stroke, e.g. security switch for safety guards
    • H01H2027/005Switches operated by a removable member, e.g. key, plug or plate; Switches operated by setting members according to a single predetermined combination out of several possible settings wherein one single insertion movement of a key comprises an unlocking stroke and a switch actuating stroke, e.g. security switch for safety guards the key receiving part having multiple openings to allow keys from different directions to operate the switch

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Security & Cryptography (AREA)
  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)
  • Rotary Switch, Piano Key Switch, And Lever Switch (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)
  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、安全スイッチに係り、
特に作動部材が挿入される少なくとも一つの挿入口が設
けられたハウジングを有し、このハウジングには、可動
接点を固定接点に対して移動させるための可動接点用キ
ャリアが移動可能に配置されると共に、回転時にこの可
動接点用キャリアを駆動する回転体が回転可能に配置さ
れており、この回転体が回転規制されていて、上記作動
部材の挿入により、回転規制から開放されて回転される
安全スイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような種類の安全スイッチには、
例えば、ドイツ特許公報第3,100,862号、同第
3,330,109号、及び同第3,433,048号
に記載されたものが知られている。これらの特許公報に
記載の安全スイッチは、安全スイッチとは別体の作動部
材、つまり鍵によって作動されるようになっている。ま
た、これらの安全スイッチは、防護扉や機械等の保護す
べき装置に、直接取り付け可能になされ、これによって
使用する部品点数を削減し、取り付け費用の低減が図ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】作動部材は、簡単には
複製されないように、適当に複雑な形状を有しており、
安全スイッチもそのような作動部材によってのみ操作さ
れるように複雑になされて、ネジ回しや栓抜のような日
常的に使用される器具やペーパークリップのような簡単
な曲折形状の器具で操作できないようになっている。し
かしながら、安全スイッチの製造業者により製造される
作動部材は、みな同じような形状をしており、このた
め、例えば複製された作動部材で、保護扉が開けられて
いるにもかかわらず、スイッチが作動されてしまう。
【0004】この種の問題を解決するため、作動部材を
軽く挿入した後、作動部材が安全スイッチ内部のバネで
押し戻されるようにする提案がなされている。しかし、
この場合には、少なくともスイッチは他の操作者によっ
て作動されることになる。また、作動部材に、分離可能
な複数の作動部分を設けて、これらの作動部分を一旦結
合させてからでないと、安全スイッチを作動できないよ
うにする提案もなされている。しかし、この場合には、
作動部分を小片などを用いて結合すれば、結局、作動部
材を複製することが可能である。
【0005】作動部材を電気的に識別可能にし、読取ヘ
ッドと識別ユニットが設けられた安全スイッチに挿入
し、読取ヘッドで作動部材の磁気記録等を読取り、これ
を識別ユニットで識別することによって、作動部材を判
別する提案もなされている。しかし、この場合は、安全
スイッチが非常に大きくなり、また識別ユニットの費用
や、識別ユニットのために構成要素が増えることによる
費用がかかるという問題や、識別性能を適度に調整しな
ければならないといった問題がある。
【0006】本発明はこのような課題を解決するために
なされたものであり、作動部材を機械的に識別可能にす
ることができ、安価で確実性の高い安全スイッチを提供
することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明に係る安全スイッチは、作動部材が挿入され
る少なくとも一つの挿入口が設けられたハウジングを有
し、このハウジングには、可動接点を固定接点に対して
移動させるための可動接点用キャリアが移動可能に配置
されると共に、回転時にこの可動接点用キャリアを駆動
する回転体が回転可能に配置されており、この回転体が
回転規制されていて、上記作動部材の挿入により、回転
規制から開放されて回転される安全スイッチにおいて、
上記回転体は、一つの軸に取り付けられてこの軸の周囲
を個別に回転可能になされた複数の円盤を有し、上記円
盤は、上記軸にその軸線方向に沿って移動可能に取り付
けられており、上記作動部材は、上記円盤を移動させる
ための傾斜面を有し、これらの円盤すべてにカム溝が穿
設され、上記軸と平行に配置された一つのピンがこれら
のカム溝に貫通せしめられて、これらのカム溝に案内さ
れるようになされると共に、このピンは可動接点用キャ
リアに連結されており、上記円盤の上記挿入口側には、
外周面から径方向に沿って削った形状の径方向凹部が形
成され、上記複数の円盤の少なくとも一つに形成される
径方向凹部は、の円盤に形成される径方向凹部と異な
る形状を有しておりこれら形状の異なる径方向凹部を
有する複数の円盤の配列に対応し、それらの異なる径方
向凹部を同時に押圧するように作動部分が形成された作
動部分を用いて、これらの径方向凹部に上記作動部材の
対応する作動部分が嵌入されて径方向凹部のすべて
時に押圧すると共に上記傾斜面が上記円盤を正しい位置
に移動させることにより、すべての上記円盤が協働して
回転せしめられるようにしたものである。
【0008】
【作用】ハウジングに形成された挿入口に、作動部材を
挿入すると、作動部材が正規のものであれば、作動部材
の各作動部分が円盤の径方向凹部に嵌入されて、これを
押圧する。これにより円盤が、一つの回転体として軸の
周りを回転する。この回転体の回転は、カム溝に貫通さ
れたピンを介して可動接点用キャリアに伝達され、可動
接点用キャリアが移動する。そして、可動接点用キャリ
アに支持された可動接点が、固定接点に接触してスイッ
チが作動せしめられる。別の作動部材や器具を挿入口に
挿入した場合、たとえそれらがある径方向凹部に到達し
てこれを押し、対応する円盤を回転させようとしても、
他の円盤が回転せず、ピンが停止したままであり、可動
接点用キャリアも移動することがないので、スイッチは
作動されない。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について添付図面を参
照して詳細に説明する。図1は、実施例に係る安全スイ
ッチ1の一部破断斜視図であり、図2及び図3はそれぞ
れその正面断面図と側面断面図である。なお図1と、図
2及び図3とでは、上下が逆に示されている。図3に示
すように、この安全スイッチは、直方体状のハウジング
1を有している。このハウジング1の内部は、二つの互
いに平行な仕切板2によって、接点配設室3、封止体配
設室4、回転体配設室5に区分されている。
【0010】接点配設室3内には、固定接点6が取り付
けられている。また符号9は、可動接点8aを固定接点
6に接触させたり、固定接点6から離間させたりするた
めの、可動接点用キャリアを示す。この可動接点用キャ
リア9は、棒体7と接点ブリッジ8とを有する。棒体7
は、両方の仕切板2に形成されたガイド孔2a,2bを
貫通して、接点配設室3から回転体配設室5にわたって
延在しており、ガイド孔2a,2bに案内されて、図3
において垂直方向に移動可能になされている。
【0011】また接点ブリッジ8は、図3において棒体
7の上側に水平に配置されている。接点ブリッジ8の両
端には、可動接点8aが設けられている。接点ブリッジ
8が上方に移動して可動接点8aが固定接点6と接触す
ると、この安全スイッチが取り付けられた機械等の装置
が駆動される。
【0012】ハウジング1の上端内面側には、バネ10
が設けられており、これによって、可動接点用キャリア
9は、初期位置、すなわちまだ可動接点8aが固定接点
6と接触していない位置にあるように付勢されている。
また接点ブリッジ8と棒体7との間には、バネ11が介
在している。接点ブリッジ8は、バネ11の付勢力に抗
して、棒体7に対してその長手方向に沿って、所定の長
さだけ移動可能である。棒体7が、図3において上方に
移動されると、接点ブリッジ8も上方に移動する。そし
て接点ブリッジ8はバネ10の付勢力を受けるが、これ
に抗してさらに棒体7が上方に移動されると、可動接点
8aが固定接点6に接触する。この後、さらに棒体7が
移動してもバネ11によってその移動長さが吸収される
ことになる。
【0013】さて、接点配設室3と封止体配設室4とを
仕切る仕切板2には、上述のガイド孔2aが形成された
ガイド筒13が突設されている。このガイド筒13は、
封止体配設室4の方に突出している。そして、封止体配
設室4内には、蛇腹状の封止体12が配設されており、
この封止体12の一端がガイド筒13に固着されてい
る。封止体12の他端は、棒体7に固着されており、こ
れによって、接点配設室3への湿気の浸入が防止されて
いる。
【0014】棒体7の回転体配設室5内にある端部に
は、ピン保持部材14の連結部14aが配置されてい
る。図1及び図2に示すように、このピン保持部材14
は、連結部14aとその両端に曲折形成された曲折部1
bとからなる略U字形の部材である。そして、ピン15
が、両方の曲折部14bを貫通せしめられ、これによっ
てピン15は、棒体7の移動方向と直交すように配置さ
れている。ハウジング1内には、棒体の移動方向に沿っ
て、一対のガイド溝16が形成されており、これらのガ
イド溝16にピン15の両端が嵌入されている。このよ
うにして、ピン保持部材14は、ハウジング1の内壁に
沿って移動可能である。
【0015】回転体配設室5内には、軸17が配設され
ている。この軸17は、ピン15の長手方向に平行に、
ハウジング1に取り付けられており、この軸17には、
複数の円盤18が列をなすように取り付けられている。
円盤18は、軸17の周りをそれぞれ個別に回転できる
ようになっている。
【0016】各円盤18には、カム溝19が穿設されて
おり、ピン15がこれらのカム溝19すべてを貫通して
いる。各カム溝19は、上述したような接点6,8aの
接触のために可動接点用キャリア9が移動するストロー
クに相当する部分が二つ、対称につながる形状に形成さ
れている。そして、円盤18を適当に回転させると、す
べての円盤18が一つの回転体をなすようにして、ピン
15をガイド溝16に沿って図中の上下方向に移動させ
る。これによって、軸7が上下動して、上述したような
接点6,8aの接触、すなわち安全スイッチの作動を行
う。
【0017】ここで、カム溝19を対称に形成するの
は、後述するように、円盤18を一方向だけでなく、反
対の方向にも回転可能にするためである。カム溝19
は、例えば、ドイツ特許公報第3,100,862号公
報の図1及び図5に示されたカム溝のように、細長い
「3」の字状や、曲折角度の大きい「V」字状であると
よい。なお、初期位置、すなわち接点6,8aがまだ接
触していない位置では、ピン15が対称なカム溝19の
中央部に位置する。
【0018】上述のように、円盤18を回転させてカム
溝19によって所定のストローク分可動接点用キャリア
9を移動させるため、円盤18には、それぞれ外周面か
ら径方向に沿って削られた形状の径方向凹部20が形成
されている。径方向凹部20は、軸17の軸線方向に沿
って整列され、各列は、図3に示すようにハウジング1
に穿設された四つのスロット状の挿入口21のうち二つ
に向けられている。挿入口21には、作動部材22が挿
入可能である。
【0019】本実施例においては、図3に示すように、
作動部材22の挿入のために、四つの挿入口21が設け
られており、そのうちの二つは一つの端面に設けられ、
他の二つは両側面にそれぞれ設けられている。各円盤1
8には、同一形状の二つの径方向凹部20が、互いに9
0度ずれた位置に形成されている。そして、作動部材2
2が正規のものであれば、一方の側面の挿入口21から
挿入されても、その挿入口21に近い方の端面の挿入口
21から挿入されても、作動部材22は同一の径方向凹
部20に嵌入されるようになっている。このため、各径
方向凹部20の外周側は、外側に向けて広がるように形
成されている。
【0020】ここで図1及び図2に示すように、回転体
を構成する円盤18は、その厚さ或いは径方向凹部20
の形状が異なる所定数の種類の円盤18から選択されて
いる。作動部材22が径方向凹部20に嵌入されたと
き、作動部材22の先端に形成された夫々の作動部分2
3は、対応する径方向凹部22に嵌入される。すなわ
ち、広い径方向凹部20には広い作動部分23が嵌入さ
れ、狭い径方向凹部20には狭い径方向凹部23が嵌入
される。そして作動部分23のすべてが径方向凹部20
すべての内面を同時に押圧することによって、すべて
の円盤18が一つの回転体となって回転し、可動接点用
キャリア9が移動して、安全スイッチを作動する。全体
として回転する円盤18の回転方向は、作動部材22を
どの挿入口21に挿入するかによって異なる。
【0021】作動部材22が挿入されたときでも、作動
部分23が対応する円盤18の径方向凹部20に合致し
ないときには、各円盤18がそれぞれ異なる方向に回転
しようとしたり、停止したままであったりするので、カ
ム溝19内のピン15は停止したままでおり、安全スイ
ッチが作動することはない。同様に、ネジ回し、栓抜、
ペーパークリップのような単純な器具で、安全スイッチ
を作動させようとしてもできないようになっている。こ
の場合も、器具がある円盤18の径方向凹部20に嵌入
して、その円盤18が他の円盤18に対して回転しよう
とするのみであり、ピン15が停止したままである。
【0022】このようにして、特定の作動部材22によ
ってのみ、安全スイッチが作動されるようになってい
る。もし六枚の円盤18を使用する場合、五種類の円盤
18の中からこれらを選択すると、56 =15625通
りの組み合わせがありうる。また八種類の円盤18を使
用する場合、五種類の円盤18の中からこれらを選択す
ると、58 =15625通りの組み合わせがありうる。
従って、類似した作動部材の誤使用を効果的に防止する
ことが可能である。
【0023】また、このように安全装置自体で個々の作
動部材を識別可能であるため、電気的に識別するユニッ
トを設ける必要がなく、組立サイズを縮小でき、組立時
間の短縮化が可能であり、装着に伴う費用も削減するこ
とが可能である。さらに、一方の径方向凹部20に、二
つの方向から作動部材22を嵌入可能にしているため、
複数方向から安全スイッチを作動させることができると
いう従来の効果を損なうことがない。
【0024】なお、円盤18を、互いに離間させて軸1
7に配置することも可能である。これによって、一つの
円盤18の回転が、摩擦で伝達されて近接する円盤18
の回転を引き起こさないようにすることができる。
【0025】また、円盤18全体を、軸17の軸線方向
に沿って移動可能に、軸17に配置してもよい。この場
合、図1に示すように、作動部材22の先端の両側に突
出部分を設けて、これらの突出部分の内側の面を、前方
に向けて広がるような傾斜面24とするとよい。そし
て、挿入口21を通して作動部材22を通すと、これら
の傾斜面24によって、円盤18全体を正しい位置に移
動させることができる。これにより、作動部分23は正
しい径方向凹部20に嵌入させられ得る。従って、作動
部材22を挿入するとき、作動部材22が側方にずれて
いてもこれを許容することができる。
【0026】さらに、場合によっては、円盤18を二つ
以上のグループに分けて、これらのグループの間にリン
グを介在させて、軸17に円盤18とリングを取り付け
てもよい。この場合には、グループの間に間隔ができる
ので、径方向凹部20の組み合わせの形状がさらに複雑
になる。作動部材22の形状も、これに合わせることに
なる。
【0027】
【発明の効果】以上の説明により明らかなように、請求
項1に記載の発明によれば、径方向凹部の形状と作動部
分の形状が合致しなければ、スイッチが作動しないよう
になっている。従って、個々の作動部材を機械的にか
つ、確実に識別可能であるから、電気的な識別ユニット
を採用した場合に比べて、組立サイズを縮小でき、組立
時間の短縮化が可能であり、装着に伴う費用も削減する
ことが可能である。
【0028】また、請求項2に記載の発明では、傾斜面
によって、円盤全体を正しい位置に移動させることがで
きる。これにより、作動部分が正しい径方向凹部に嵌入
されるようになされる。従って、作動部材を挿入すると
き、作動部材が側方にずれていてもこれを許容すること
ができる。さらに、請求項5に記載の発明では、数種類
の円盤を準備しておくだけで、極めて多くの種類の安全
スイッチを提供することが可能である。さらに、請求項
6及び請求項7に記載の発明では、複数方向から作動部
材を挿入して、安全スイッチを作動することが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る安全スイッチとその作動
部材を示す一部破断斜視図である。
【図2】同安全スイッチを図1とは上下を逆にして見た
正面断面図である。
【図3】同安全スイッチを図1とは上下を逆にして見た
側面断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 6 固定接点 7 棒体 8a 可動接点 9 可動接点用キャリア 14 ピン保持部材 15 ピン 17 軸 18 円盤 19 カム溝 20 径方向凹部 21 挿入口 22 作動部材 23 作動部分 24 傾斜面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−71515(JP,A) 特開 昭60−44926(JP,A) 特開 平6−76674(JP,A) 特開 平6−76675(JP,A) 特開 平6−52748(JP,A) 特開 平6−36650(JP,A) 実開 平6−41031(JP,U) 実開 平6−36155(JP,U) 実開 平5−87759(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01H 27/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動部材(22)が挿入される少なくと
    も一つの挿入口(21)が設けられたハウジング(1)
    を有し、 このハウジング(1)には、可動接点を固定接点に対し
    て移動させるための可動接点用キャリア(9)が移動可
    能に配置されると共に、回転時にこの可動接点用キャリ
    ア(9)を駆動する回転体が回転可能に配置されてお
    り、 この回転体が回転規制されていて、上記作動部材(2
    2)の挿入により、回転規制から開放されて回転される
    安全スイッチにおいて、 上記回転体は、一つの軸(17)に取り付けられてこの
    軸(17)の周囲を個別に回転可能になされた複数の円
    盤(18)を有し、上記円盤(18)は、上記軸(17)にその軸線方向に
    沿って移動可能に取り付けられており、上記作動部材
    (22)は、上記円盤(18)を移動させるための傾斜
    面(24)を有し、 これらの円盤(18)すべてにカム溝(19)が穿設さ
    れ、 上記軸(17)と平行に配置された一つのピン(15)
    が、これらのカム溝(19)に貫通せしめられて、これ
    らのカム溝(19)に案内されるようになされると共
    に、このピン(15)は可動接点用キャリア(9)に連
    結されており、 上記円盤(18)の上記挿入口(21)側には、外周面
    から径方向に沿って削った形状の径方向凹部(20)が
    形成され、上記複数の円盤(18)の少なくとも一つに
    形成される径方向凹部(20)は、他の円盤(18)に
    形成される径方向凹部(20)と異なる形状を有してお
    り、これら形状の異なる径方向凹部(20)を有する複
    数の円盤(18)の配列に対応し、それらの異なる径方
    向凹部を同時に押圧するように作動部分(23)が形成
    された作動部材(22)を用いて、これらの径方向凹部
    (20)に上記作動部材(22)の対応する作動部分
    (23)が嵌入されて径方向凹部(20)のすべて
    時に押圧すると共に上記傾斜面(24)が上記円盤(1
    8)全体を正しい位置に移動させることにより、すべて
    上記円盤(18)が協働して回転せしめられるように
    したことを特徴とする安全スイッチ。
  2. 【請求項2】 上記ピン(15)が、上記可動接点用キ
    ャリア(9)の移動 方向に沿って案内されるように、上
    記ハウジング(1)内に配置されていることを特徴とす
    る請求項1に記載の安全スイッチ。
  3. 【請求項3】 上記可動接点用キャリア(9)は、両端
    に曲折部が設けられたピン保持部材(14)を有し、そ
    の曲折部で上記ピン(15)を上記軸(17)に平行に
    保持させるようにしたことを特徴とする請求項1または
    2に記載の安全スイッチ。
  4. 【請求項4】 上記回転体を構成する上記円盤(18)
    は、その厚さ或いはカム溝(19)の形状が、それぞれ
    異なる所定数の種類の円盤(18)から選択されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の安全
    スイッチ。
  5. 【請求項5】 上記カム溝(19)は、可動接点用キャ
    リア(9)を移動させるストロークに相当する部分が二
    つ、対称につながって形成されていることを特徴とする
    請求項1乃至4の何れかに記載の安全スイッチ。
  6. 【請求項6】 上記径方向凹部(20)の外周側は、外
    側に向けて広がるように形成されており、上記挿入口
    (21)が少なくとも二つ設けられており、上記作動部
    材(22)が、互いに直交する二つの方向のうちいずれ
    の方向の挿入口(21)を通過して上記径方向凹部(2
    0)に嵌入しても、上記径方向凹部(20)を押圧でき
    るようにしたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか
    に記載の安全スイッチ。
JP00593294A 1993-02-05 1994-01-24 安全スイッチ Expired - Lifetime JP3207654B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE4303367A DE4303367C1 (de) 1993-02-05 1993-02-05 Sicherheitsschalter
DE43033679 1993-02-05

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH06243762A JPH06243762A (ja) 1994-09-02
JP3207654B2 true JP3207654B2 (ja) 2001-09-10

Family

ID=6479743

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00593294A Expired - Lifetime JP3207654B2 (ja) 1993-02-05 1994-01-24 安全スイッチ

Country Status (5)

Country Link
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