JPH03115673A

JPH03115673A - シリンダー錠

Info

Publication number: JPH03115673A
Application number: JP5157890A
Authority: JP
Inventors: Miko Lee; ミコ・リー
Original assignee: Camloc UK Ltd
Current assignee: Camloc UK Ltd
Priority date: 1989-03-02
Filing date: 1990-03-02
Publication date: 1991-05-16
Also published as: EP0385808A3; GB2228969A; EP0385808A2; GB8904738D0

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［産業上の利用分野］この発明は、“管状鍵の錠”としても知られている軸方
向プランジャを有するシリンダー錠に関する。この形の
普通の錠はよく知られており、例えば自動販売機の函の
施錠や警報システムの函体や電気的制御装置の函体の如
き電気や機械の装置の函の施錠の如く多くの用途に使用
されている。

［従来の技術］この型の普通のシリンダー錠では中心スピンドル或いは
シリンダーは典型的に錠の前面に伸びる円筒状の前端部
を持っており、錠の中心部分が見える。このような錠に
使う鍵は錠の内部のピンを押すため、シリンダーの中央
突出部と錠の外側ハウジングの間に挿入する円筒状スカ
ートを持っている。ピンが正しい位置迄押されるとシリ
ンダーは回転可能となり鍵を逍すことにより回転する。

このため鍵の円筒部分の内面にはスピンドルに回転力を
加えやすくするためスピンドルの中央突出部にあるキー
ウェイに合う突出部が作られている。

スピンドルの中心先端にある軸方向の溝をつけることは
錠をこじあけようとする人には手助けすることになりう
るから不利であることは本説明で解る。本発明の好まし
い実施例は従来の如き軸方向の溝を中心スピンドル或い
はシリンダーの前の部分に付けなくても管状鍵の錠を作
ることができる。

本発明の態様においては、シリンダー錠はその前端にほ
ぼ円形の開口を有するハウジングとそのハウジングに回
転可能に装着され、その間に環状空間を形成するように
前記円形の開口の中に収容されるほぼ管状の前端部をも
つ中心スピンドルと、前記スピンドルの中にある環状空
間とならんだ軸方向の複数個の通路と、各施錠手段が既
定の軸方向の位置にない限り中心スピンドルは本体に対
し相対的回転を妨げるための幾つかの前記の通路に入っ
た施錠手段と、この錠の前方向に施錠手段を押している
手段と、環状空間に差し込み施錠手段を前記既定の軸方
向の位置に迄押し、施錠手段を押したあと中心スピンド
ルを回転させるための管状鍵を具備し、スピンドルの円
筒状前端部は工具を使ってスピンドルに回転を加えられ
るような溝がない。

好ましくはこの鍵は錠に十分に挿入された時、施錠手段
を必要なだけ押すことの出来る鍵の基準面からの深さを
もつ溝或いはくぼみをその管状部分の外側或は内側の周
囲にもっている。このようにすれば溝或いはくぼみの側
面は中心スピンドルを回転させるために有効なように施
錠手段の側面に合う。

この発明の好ましい実施例では、中心スピンドルはその
中に通路を有するフランジを持っている。

組立てられた錠ではこのフランジはハウジングの内側を
向いた２つのフランジの間にはさみ込まれる。この場合
、ハウジングの前の方のフランジは鍵が錠にない時は、
施錠手段の先端がその中に挿入させるくぼみ或いは通路
を備えている。このようにして鍵が錠に挿入されていな
いときはスピンドルがハウジングと相対的に回転するこ
とを止めるために施錠手段が中心スピンドルとの通路と
ハウジングの溝或いはくぼみに伸び出す。

好ましくはスピンドルフランジの後側にあるハウジング
フランジは若し施錠手段が解錠の定位置を越えて押し込
まれた時にはその施錠手段が入り込む通路を持っている
。このことは若しこの錠をこじあけようとして施錠手段
正しい位置を越えて押し込んだ場合にもスピンドルがハ
ウジングに相対的に回転することを止めることを確実に
する。

好ましくは後側のハウジングフランジの通路は錠の前方
にバネで押されているピンの形で補助的施錠手段を入れ
ている。この補助的施錠手段のピンの長さはキーの施錠
手段の中で−っでも解錠に必要な所定の位置迄押されな
かった場合、それに対応する補助の施錠手段が中心スピ
ンドルのフランジの対応する通路に入り中心スピンドル
とハウジングの相対的回転を妨げるように選ばれる。

この発明の特に好ましい実施例ではハウジングの後部フ
ランジは中心スピンドルのフランジの夫々の通路に対応
する通路を具えており後部フランジの通路の、すべてで
はないが大部分が補助の施錠手段を入れている。

［実施例］図に示すシリンダー錠１は本体３とカラー４から成るハ
ウジング２を具備する。組立て後カラー４はピン５によ
り本体３に永久的に保持される。

本体３の前端はほぼ円形の開口６Ａをもつ内側に伸びる
フランジ６を具えている。カラー４が本体３内に取りつ
けられ保持されるとフランジ６の後方に位置する内側に
出たフランジとなる。

中心スピンドル７はハウジング８中に回転可能なように
装着される。このスピンドル７は実施例に図示した如く
フランジ部材１０を本体部材９にピン１１で固着して作
る。フランジ部材１０で作るフランジはハウジング８の
中に装着するときは中心スピンドルを所定の位置に保持
するため本体のフランジ６とカラー４で作られるフラン
ジとの間に入れる。出来れば、適当な固い材料のボール
］２をスピンドル７の前方端にある穴に、スピンドルが
かじることを防ぐため入れる。

固定腕１３は中心スピンドルの後方端部１４のネジを切
った部分にナツト１５で普通のやり方で固着する。同様
にナツト１６を使い普通の方法で組み上った錠を例えば
自動販売機或いは装置の函体のパネルに固着する。

フランジ部材１０にはその中で摺動出来るように装着さ
れたピンの形である多くの施錠手段に対応した等角度に
配置された多くの孔（通路）１７がある。

夫々のピン１８には錠の前方へ押しているためのバネ１
９がついていることもある。もしバネがあるときはこの
バネ１９は孔１７の中にある適当な段付に当たる。フラ
ンジ６の後側には多くの孔或いはくぼみ２０があり、鍵
が錠に挿入されていない時はバネ１９により夫々のピン
１０の前方の端が対応する孔或いはくぼみ２０に入る。

ピン１８の長さはその前方の端が対応する孔或いはくぼ
み（通路）に入った時でも、ピンの多くの部分が孔１７
の中にあるようにする。このようにして、錠鍵が挿入さ
れていないときは、ピン１８は中心スピンドル７をハウ
ジングと相対的に回転するを防ぐのに有効となる。

カラー４には孔１７の数に対応する数の貫通していない
孔（通路）２１がある。孔２１は錠が施錠状態にある時
は、夫々の孔１７が対応するカラー４の盲孔２１と直線
上にならぶような位置にある。少くとも数個の孔２１は
バネ２３により錠の前方向に押されているピン２２であ
る補助の施錠手段を内臓している。図４に更に詳細に示
すように鍵が錠に挿入されていない場合は中心スピンド
ルをハウジングに更に固定するためピン２２は孔２１か
ら対応する孔１７に入り込む。

上述の錠は管形の鍵２４で働くが鍵２４には手のにぎり
部２５と管状スカート２６がついている。

錠の組み上った状態では中心スピンドルのほぼ円筒状の
前端部２７はフランジ６のほぼ円形開口６Ａの中に鍵の
管状部２６がしっくり入る環状空間を作るように入り込
んでいる。錠には切り欠き２９のある軸方向に伸びる突
起２８がある。突起２８が入るように開口部６Ａにはス
ロット３０があり、切り欠き２９の幅は、これがフラン
ジと整合したとき突起２８が鍵の回転に邪魔にならぬよ
うフランジ６の厚さによく合せている。

ピン１８の数に等しい数の溝或いはくぼみ３１が管状部
分２６の周辺に作られる。鍵の基準面から測った各くぼ
み３１の深さはピン１８の長さに合わされており、鍵が
フランジ６に切り欠き２９が整合するように挿入された
場合に各ピンは、ピン１８の先端が孔或いはくぼみ２０
を抜は出し、後の端はフランジ部品１０の後の面を越え
ない位置に迄押し込まれる。ピン１８に補助ピン２２が
付属している時は、前述の如く鍵が挿入されたときピン
１８の後の面はフランジ部品１０の後の面の所に来る。

各施錠手段が所定の軸方向の位置迄押し込まれた場合中
心スピンドル７はハウジングに対して回転可能となる。

中心スピンドル７を廻すとき鍵２４の１或いはそれ以上
の側面が中心スピンドル７並びに／又はピン１８の側面
と当る。応用例に図示した如くフランジ部品１０は鍵が
十分に挿入されたとき突起２８が入る溝３２を持ってい
る。従って鍵の回転は中心スピンドルを廻すため突起２
８の側面が、くぼみ３２の側面に合うこととなる。更に
各くぼみ３１の側面は鍵の回転に従って中心スピンドル
に回転力を与えるように対応する各ピン１８の側面に当
たる。このようにして、長身スピンドルをその円筒状先
端部２７に溝をつけなくても従来のものと同じように回
転させることができる。

本発明の好ましい実施例で突起２８はスピンドルを廻わ
すのに使われるが、これは必ずしも絶対必要なことでは
なく、突起２８を取り除くか或いはスロット３２に対応
させなくてもよく鍵からスピンドル組立への回転力の伝
達はスロット３１とピン１８の側面を介して出来ことは
理解出来る。

若し正しくない鍵が錠に挿入され錠を廻わそうとされた
ときはピン１８の幾つかのものは押し込まれすぎる（之
の場合はピンは盲孔２１の中に入り中心スピンドルとの
回転を妨げる）か或いは十分に入らない（この場合は補
助の施錠手段２２が孔１７に入り中心スピンドルの回転
を妨げる）。

この発明の実施例で図示した如くピン１８の中２１８を
同じ力で押して錠をこじあけようとしたときピン２２に
対応していないピン１８はピン２２と対してなっている
ものより深く押し込まれ盲孔２１の中に入り錠をこじあ
けられこれを防ぐことが出来る。

第１図に示したバネ１９は補助ピン２２と組みになって
いるピン１８の場合なくてもよく、この場合はバネ２３
をピン２２とピン１８の両方を鍵が錠に挿入されていな
いとき夫々の前方の位置迄押し込めるより十分に強く作
る。

［発明の効果］上述の錠の機構はキャビネット錠としたり或いは電気の
スイッチに取りつけて施錠可能なスイッチとして使用す
るのに適している。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の好ましい実施例の分解図である。第２図は錠の中心スピンドルと挿入された鍵を示す既略
図である。第３図は第２図のＡ−Ａ線での断面図である。第４図は第１図の錠のピン或いはプランジャーを示す既
略図である。７・・・プランジャー８・・・ハウジング、２４・・・錠。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）前端にほぼ円形の開口を有するハウジングと、こ
のハウジング中に回転可能に装着され、その間に環状空
間を形成するように前記の円形の開口の中に収容される
ほぼ管状の前端部をもつ中心スピンドルと、前記スピン
ドルに形成され環状空間と並び、軸方向に延びた複数個
の通路と、既定の軸方向の位置にない限り中心スピンド
ルを本体に対して相対的回転を妨げるため前記の通路の
幾つかに入る施錠手段と、この錠の前方向に施錠手段を
付勢する手段と、前記環状空間に差し込まれ、前記施錠
手段を前記既定の軸方向の位置に迄押し、施錠手段を押
したあと中心スピンドルを回転させるための管状鍵を具
備するシリンダー錠に於いて、前記前の部（２７）は円
筒状であり、工具を使ってスピンドル（７）に回転力を
加えられるような溝のないことを特徴とするシリンダー
錠。
（２）前記鍵（２４）は、その鍵が錠に十分に挿入され
た時施錠手段（１８）を必要なだけ押すことが出来、そ
の鍵の溝（３１）の側面は中心スピンドルを回転させる
のに有効なように施錠手段の側面に合うようになる鍵の
基準面からの深さの溝をその管状部分の外側或いは内側
の周囲にもつことを特徴とする請求項１に記載のシリン
ダー錠。
（３）前記中心スピンドル（７）は中に通路（１７）を
有するフランジ（１０）を持ち、錠が組立てられたとき
にははそのフランジ（１０）はハウヂング（２）の内側
を向いた２つのフランジ（６）と（４）の間にはさみ込
まれるようになることを特徴とする請求項（１）或いは
（２）に記載のシリンダー錠。
（４）ハウジングの前側フランジ（６）が、鍵（２４）
が錠に付いていない時はスピンドル（７）をハウジング
（２）にロックする施錠手段（１８）の先端を挿入させ
るくぼみ或いは通路を有することを特徴とする請求項（
３）に記載のシリンダー錠。
（５）スピンドルのフランジ（１０）の裏側にあるハウ
ジングのフランジ（４）は、施錠手段（１８）が解錠の
定位置を越えて押込まれた時にはそれが入り込んでしま
う通路を具えていることを特徴とるす請求項（４）に記
載のシリンダー錠。
（６）錠の前方へバネで押されているピンの形であり、
その長さが第一の施錠手段（１８）の中の一つでも解錠
に必要な所定の位置迄押されなかった場合、これに対応
する補助の施錠手段（２２）のピンが中心スピンドルの
フランジ（１０）の対応する通路（１７）り中へ入り中
心スピンドルとハウジングの相対的回転を妨げられるよ
うに選ばれた補助の施錠手段（２２）を収容する、ハウ
ジング後部フランジ（４）の通路（２１）を有すること
を特徴とする請求項（５）に記載のシリンダー錠。
（７）ハウジングの後部フランジ（４）は中心スピンド
ルのフランジ（１０）の夫々の通路（１７）に対応する
通路（２１）を具えており、その後部フランジ（４）の
通路（２１）のすべてではないが、大部分が、補助の施
錠手段（２２）を持っていることを特徴とする請求項（
６）に記載のシリンダー錠。