JP3207617B2 - 電池収納ケース - Google Patents

電池収納ケース

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電池を電源とする機器の
電池収納ケースに関するものである。
【0002】
【従来技術】従来、電池を電源とする防水型の機器に
は、電池の挿入,交換等のために開閉可能に設けられて
いる電池収納部の蓋に、電池から、蓋を介して機器本体
に電気的導通を行わせる導通手段を設けることが必要で
あるタイプと、このような導通手段は特に必要としない
タイプのものとがあり、後者のタイプとしては、例えば
複数の電池を直列接続するために逆向きにケースに収容
するものや、2CR5等のリチウム電池を使用するもの
が知られている。このタイプは、電池を収容したケース
の片側端部や直交壁面において電池同士の導通を行わせ
ることができるため、蓋には電気的導通部を全く設ける
必要がないか、あるいは設けるとしても蓋に接触する電
池同士間の導通を図れば足りるのが普通であるため、電
池収納ケースの開閉蓋に、電池から機器本体に至るよう
に電気的導通を中継する構造は要求されず、単に防水構
造をもつように蓋の開閉構造を設計すればよい。
【0003】他方、特に小型な機器に採用される場合が
多い前者のタイプの機器では、蓋を開いた時に開口する
丸い長穴(収納空所)に単1〜単4等の所謂乾電池の1
本を挿入し、蓋を閉じ、挿入された電池の蓋側の端部
(マイナス端子かプラス端子のいずれか)から、蓋を介
して機器本体に至る電気的導通を図ることが必要になっ
ていて、開閉する蓋の部分において、防水性を確保する
だけでなく、かかる電気的な導通も同時に確保すること
が必要である。
【0004】そして、従来のこのような防水性と電気的
導通の確保が同時に要求されるタイプの防水型電池収納
ケースの例としては、機器本体側に雌ネジを設けると共
に蓋体を雄ネジ式のものとして、蓋体をネジ込むことで
これらの二つの要求を満足させるようにした構造のもの
が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
蓋体のネジ込み式のものは、蓋体とケース本体の接触部
である雄ネジ,雌ネジの螺合部で電気的導通を図ること
が必要になるために、これらのネジ部材に導電性材料で
あるステンレス材や銅合金を用いてこれを切削等で加工
することが必要になり、更に銅合金を用いる場合にはサ
ビ防止のための表面処理を施すことも必要となり、部品
を高価な材質にしなければならないとか面倒な加工が必
要になるために製品コストの上昇を招く要因となってい
た。またこのような構造では、蓋体を完全に閉じきるま
で(あるいは開放するまで)、何回転も蓋体を回転させ
る必要があって、操作性の悪い蓋開閉機構となっている
という課題が指摘されていた。
【0006】またこれとは別の課題として、防水型の機
器では、その性質から使用に伴って機器の内,外に気圧
差が生ずる場合、例えば、水中カメラのように使用時に
内部気圧が外圧より相当程度低くなる場合が通常である
ような機器では、この使用時の内外圧力差により蓋体が
電池収納部の開口に強く噛み込むように嵌合してしまう
ことがあって、使用後に、蓋を開放しようとして蓋閉塞
手段を解除してもそれだけでは蓋の開放が円滑に行えな
いことが指摘され、このような開放不良をなくすための
機構がしばしば要求されているという課題がある。
【0007】このような課題に対しては、前記蓋体ネジ
込み式の構造が、有効に対処できる優れたものとして推
奨されるが、前述したような操作性が悪い点についての
課題は避けられない。
【0008】本出願に係る発明は、上述のような事情に
鑑みて為されたもので、電池収納ケースにおいて、ケー
スの蓋の開閉操作の操作性を良くすると共に、安定的に
電気的導通が確保できる電池収納ケースを提供すること
を目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本出願に係る発明の目的
を実現する電池収納ケースの構成は、一端側が開した
有底筒形の電池収納空所をもつケース本体と、該開口を
開閉する蓋体とを有し、収納電池端子からケース本体
の本体接触端子に渡る電気的導通を蓋体を介して与える
電池収納ケースであって、前記ケース本体の被係合部に
係合することで前記蓋体を閉状態に保持するものであっ
て、該係合を行うロック位置と該係合が解除されたロッ
ク解除位置の間で移動可能に前記蓋体設けられたロック
手段と、該ロック手段を移動させるものであって、前記
蓋体外面側から操作可能な操作手段と、前記蓋体に設け
られた蓋体接触端子と、前記蓋体接触端子と前記本体接
触端子とを電気的に接触接続するものであって、該蓋体
接触端子には常時導通しており、前記操作手段の操作に
応じて、前記ロック手段の移動と共に、前記本体接触端
子と電気的に接続する接続位置と、該接続をしない非接
続位置とに移動する移動端子とを有することを特徴とす
る。
【0010】本発明よりなる防水型電池収納ケースの特
徴の一つは、一端側が開口した有底円筒形の電池収納空
所をもつケース本体と、該開口を開閉する蓋体と、開口
及び蓋体の閉状態時の嵌合周面間に介挿弾着されてケー
ス内を外部から液密的に封止する封止部材と、収納電池
端子からケース本体に渡る電気的導通を蓋体を介して与
える電気的導通手段とを有し、前記蓋体には、前記ケー
ス本体内壁に設けた係合用段部に係合爪部が係合するこ
とで蓋体を閉状態に保持するロック板を、該係合を行な
うロック位置と該係合を外して前記空所の中心側に退避
するロック解除位置の間で前記空所の径方向に移動可能
に設けると共に、該ロック板を移動させるロック板操作
手段を蓋体外面側から操作可能に設け、更に該ロック板
を導電性部材として形成し、前記ケース本体内壁の係合
用段部にはロック位置に移動されたロック板と係合する
本体側接触端子を設けると共に、蓋体にはロック板と電
気的に常時導通する接触端子を前記収納電池端子と当合
するように設けて、前記導電性のロック板を介して前記
電気的導通手段を構成させたところにある。
【0011】このような構成により、1本の電池を収納
するケースの液密的封止と、蓋の容易な開閉が実現で
き、また蓋体を介した電気的導通の確保も確実にでき
る。
【0012】前記ロック板の空所径方向の移動は、例え
ば、ロック板操作手段の回転操作により一定角度範囲内
で偏心回転運動を行なうように設けて、ケース本体内壁
の係合用段部に係合するロック板係合爪部にこの径方向
移動が与えられるように構成したものを好ましく例示で
きる。
【0013】また、前記構成に加えて、空所開口部の内
壁に沿った回転をロック板の偏心回転運動に連係して行
なう環状部材を蓋体に設ける共に、該環状部材と空所開
口部内壁のいずれか一方に設けたカムとこれらのいずれ
か他方に設けたカムフォロワーによりカム機構を形成
し、該カム機構を、ロック板がロック位置からロック解
除位置に移動する際の該環状部材の回転時に、封止手段
による開口部の液密封止を解除するように蓋体を外側に
強制移動させる構成に設けることができ、このようにす
れば収納ケースに内外の気圧差が生じても、その蓋体を
容易に開くことができる。
【0014】
【実施例】以下本発明を防水型カメラに適用した実施例
に基づいて説明する。
【0015】実施例1 図1〜図7は本発明の第1実施例を示し、図1及び図2
は蓋体40が閉じられた状態(以下「閉状態」とい
う)、図4及び図5は蓋体40が開いた状態(以下「開
状態」という)をそれぞれ示している。
【0016】これらの図において1は防水カメラ本体を
構成するケース、2はフィルムを出し入れする際に開閉
するカメラの背蓋であり、図示しないヒンジを中心とし
て開閉操作され、ヒンジとは反対側の部分においてロッ
ク爪などで閉状態が保持される。3は背蓋2の外周に設
けられた防水のためのパッキンである。
【0017】次ぎに防水型の電池収納ケースについて述
べる。30はケースの一部に形成された電池収納用の空
所であり、1本の電池4が縦型に収納されるように一端
開放型の有底円筒形をなしていて、本例では、空所底部
に電池のプラス端子が接触する電池接片5が設けられて
いる。6はこの電池接片5に接続されている回路基板で
ある。
【0018】そしてこの空所30の開口部は蓋体40に
よって開閉できるように設けられており、本例の特徴は
この蓋体40の構成にある。以下これを詳細に説明す
る。
【0019】7は蓋本体であり、前記空所の開口部と略
同形の円形部分と、この円形部分の一部から径方向に延
出したフランジ部分とからなり、このフランジ部分の端
部がケース1に設けられたヒンジ8に枢支されて、図1
の反時計回りに蓋体を開き、時計回りに蓋体を閉じるこ
とができるようになっている。
【0020】そしてこの蓋本体7の円形部分には、偏心
位置において厚み方向に貫通したオープナー9が組み付
けられていると共に、内面側段付形状に形成されてカム
機構の一部を構成する円環状のパッキン押え14が組み
付けられているが、このパッキン押えの構造及び作用に
ついては後に詳述する。
【0021】前記オープナー9は、蓋本体7の円形部分
に、その円形中心より偏心した位置において厚み方向に
貫通しかつ内面側(空所側)に向かって径が小さくなる
3段の段付き貫通孔に略嵌合する形状を有していて、そ
の外表面には、使用者が例えばコイン等を用いてこれを
回転させるための円弧状の溝9aが設けられており、ま
た蓋本体7を貫通した細い径の内端部には、電池接点
(蓋閉状態時に電池のマイナス端子に当合する)を兼ね
る止めネジ12によりロック板11が貫通されて組み付
け固定されている。なおこのロック板11とオープナー
9は、該オープナー9の内端に設けた2方取り部9bが
嵌合することでロック板11と相対的に回転不能とされ
ており、したがってオープナー9を前記貫通孔の軸中心
(図1にBで示した)回りに回転することでロック板も
一体的に回転する。なお、オープナーの回転は、図示し
ないストッパにより軸回り回転は90°の範囲に制限さ
れている。
【0022】10は、オープナー9と蓋本体7の嵌合部
に介挿された防水性のパッキンであり、この嵌合部分に
おける液密的な封止を保つものである。
【0023】このオープナー9と一体回転するように組
み付けられたロック板11は、図2(蓋体の閉状態)及
び図5(蓋体の開状態)に示すように、空所の開口部の
断面よりも小さい面積の平板状バネ部材からなっている
と共に、後述する電気的導通を図るためにこの平板状バ
ネ部材は導電性を有する材料(例えば銅合金など)によ
り構成されている。そしてこのロック板11は、開口部
の断面よりも小さい面積を有することと、開口部の中心
位置から偏心した位置においてオープナー9により回転
されることとにより、該ロック板11の外周の一部に設
けられた係合爪部11bが、回転方向の移動成分と径方
向の移動成分をもつ運動をすることになる。すなわち、
図2の閉状態時には該係合爪11bは空所内壁に近接し
た位置にあるが、これをオープナー9により90°回転
させて蓋体を開状態にさせた時には図5に示すように係
合爪11bは空所内壁から離れ、中心側に退避した位置
に移動することになる。
【0024】そしてこのような運動をするロック板11
に対し、空所の内壁に、該ロック板の係合爪11bが係
合する段部50を設けておくことで、閉状態のロック板
が蓋体を40をこの閉状態に保持できるようになってい
る。またこの空所内壁の段部50に、図示の如く本体側
接片13を設け、これに導電性のロック板11が係合す
ることで、電池(マイナス端子)−止めネジ12−ロッ
ク板11−本体側接片13の電気的導通が確保される。
この本体側接片13は前記回路基板6に接続されてい
る。
【0025】次ぎに、本例では、蓋体とケースの間の液
密的封止を行なうパッキン15の保持具であるパッキン
押えを兼ねながら、蓋体40を開く時の蓋体強制開放用
のカム機構の一部も構成する円環状のパッキン押え14
について説明する。
【0026】本例のこのパッキン押え14は、段付形状
に形成されている開口部の段付部と係合する外向フラン
ジ14eをもつ帽子型の本体構造を有すると共に、この
帽子型本体の頂部には、前記蓋本体7の小径な内端側部
分及びオープナーの内端部が遊嵌貫通する大きな開口が
14fが設けられているという特徴がある。そしてこの
外向フランジ14eと蓋本体7のフランジ7aの間にパ
ッキン15が介挿されて弾着嵌合し、ケース1と蓋体の
間の周状の隙間を液密的に封止するようになっている。
【0027】またこのパッキン押え14によるカム機構
は次ぎのように構成される。すなわち、この帽子型のパ
ッキン押え14は、開口部の内径よりも若干小さい径を
有していて、蓋本体7とロック板11とにより抜け止め
保持されると共に、図2に示すように、帽子型本体の頂
部から突出された突起14cがロック板11に設けた径
方向をなすU字溝11aに係合し、ロック板11が回転
されることに伴って、前記U字溝11a及び突起14a
の係合を介して図2に示した軸Aを中心にして回転する
ように設けられている。この際、偏心回転されるロック
板11の回転が90°の範囲に規制されているため、該
パッキン押え14は90°+αの範囲で回転することに
なる。
【0028】そして、このパッキン押え14の前記外向
フランジ14eの上面(内側の面)に突起状のカムフォ
ロア14aを設けると共に、該カムフォロア14aに対
向するケースの周状面に傾斜カムを設け、これにより蓋
体40を開く時の強制開放用カム機構を構成させてい
る。これらの関係を図3により説明すると、ケース1の
開口部に設けた周状の傾斜カムは、ロック板の係合爪1
1bが係合するケースの段部50付近において低い(空
所側にひっこんだ)平坦面を有すると共に、ロック板の
開き回転方向に沿って傾斜カム面1aを経て、高い(外
側に近い)平坦面1bを有するように設けられており、
カムフォロア14aは傾斜カム面1aを介してこの二つ
の平坦面間を移動することになる。このため、蓋体40
の閉状態時には図1のようにロック板11の係合爪11
bがケースの段部50(したがって本体側接片13)に
係合できる姿勢にあるが、この状態から蓋体を開く方向
にオープナー9を回転させると、ロック板11の係合爪
11bと段部50の係合が外れ、この後、更に回転を行
なうとカムフォロア14aは傾斜カム面1aに乗り上げ
始め、蓋体を強制的に開き方向に押す作用が生ずる。そ
してオープナー9を完全に開く状態まで操作することで
蓋体は図5の状態に至る。なおこの途中においてカム機
構による蓋体40の開き動作とロック板11のロック解
除が支障しない関係に傾斜カム面の位置等を設定するこ
とは言うまでもない。
【0029】この状態で開口部を下側に向ければ、電池
は自然と落下して取出すことができる。また電池収納時
には以上と反対の操作を行なえばよく、この際ロック板
11の係合爪11bがケース段部50に容易に乗り上げ
ることができるように、段部の近傍に斜面1eを設ける
ことができ、またこのような斜面を介した乗り上げ構造
に設けることで、ロック板11による蓋体に対するスラ
スト方向のバネ力を十分に作用させることができるの
で、パッキン15の十分な圧縮による防水(液密的封
止)性を良好に確保できる。また更に、図6に示すよう
に、この段部50とロック板係合爪11bとの係合の
後、更に一定長ロック板を回転させることで該ロック板
と本体側接片13との電気的導通がなされるように所定
の間隔を設けるようにすれば、万一密閉が不完全な状態
で使用者がこのカメラを使用しようとしても電気的導通
が得られていない装置の不作動で、容易に密閉不良に気
が付くことができ、侵水を防ぐことができる。
【0030】また以上の構成に加えて本例では更に次ぎ
の操作時のクリック感を与える機構を設けて、より一層
の操作不完全の防止を図るようにしている。すなわち、
それ自体は軸回りの回転を行なわない蓋本体7に、径方
向外側に開口した溝を設けると共にこれにボール16を
組み込み、このボール16がスプリング17のバネ力に
より該溝開口に対向したパッキン押え14の内周に押し
つけられるように設け、更に該パッキン押え14の所定
回転位相となる位置に該ボール16が図3のように落ち
込むクリック溝14d,14eを設けた構造を採用する
ことができる。このような構造により、オープナー9の
回転操作に伴ってその回転限界位置でクリック感が得ら
れるため、操作の完全が好ましく確保される。
【0031】実施例2 前記実施例1においてはケース本体にカム面を設けると
共に、パッキン押えにカムフォロアを設けた構成として
いるが、図8及び図9に示した本実施例では、これとは
逆に、ロック板により回転されるパッキン押え114に
カム面114aを設け、ケース本体にこのカム面に係合
する突起部を設けた構成をなすことを特徴としており、
他の構成は実施例1と同様である。
【0032】このような構成によっても実施例1と同様
の効果を得ることができる。すなわち、図8に示したよ
うにケース本体101に設けた突起101aに対して、
パッキン押え114のカム面114aが係合する状態を
示している。カム面の高低差及び角度位相は実施例1と
同様とすればよい。
【0033】
【発明の効果】請求項1、2、3、4、5に係る発明に
よれば、ケースの蓋体の開閉操作の操作性が良好となる
と共に、安定的に電気的導通を確保することができる。
【0034】
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の実施例1の防水型の構造を有
する電池収納ケースの蓋体閉じ状態を示した断面図、
【図2】図2は、図1の電池側から視た蓋体の状態を示
した図、
【図3】図3は、蓋体を閉じ状態から開き状態に操作し
た際のカム面とカムフォロアーの関係と、オープナーロ
ック板及びパッキン押えの回転の動きの関係を説明する
ための図、
【図4】図4は、前記実施例1の防水型の構造を有する
電池収納ケースの蓋体開き状態を示した断面図、
【図5】図5は、図4の電池側から視た蓋体の状態を示
した図、
【図6】図6は、実施例1においてロック板により蓋体
がロックされた状態(防水性が与えられた状態)になっ
たときの該ロック板と機器本体の関係(ロック板と本体
側接片は未係合の関係にある)を示した図、
【図7】図7は、図6の後にロック板がされに回転され
たときの該ロック板と機器本体の関係(ロック板と本体
側接片は係合の関係にある点で図6とは異なる)を示し
た図、
【図8】図8は、実施例2における機器本体側に設けら
れたカム突起と、パッキン押えに設けられたカム面の、
該パッキン押えの回転に伴った動きの関係を説明するた
めの図、
【図9】図9は、同実施例2におけるパッキン押えの単
品斜視図。
【符号の説明】
1・・・ケース、2・・・蓋体、3・・・パッキン、4
・・・電池、7・・・蓋体本体、8・・・ピンジョイン
ト軸、9・・・オープナー、11・・・ロック板、13
・・・本体側接片、14・・・パッキン押え、14a・
・・カムフォロアー、16・・・ボール、20・・・突
起。

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端側が開した有底筒形の電池収納空
    所をもつケース本体と、該開口を開閉する蓋体とを有
    し、収納電池端子からケース本体側の本体接触端子に渡
    る電気的導通を蓋体を介して与える電池収納ケースであ
    って、 前記ケース本体の被係合部に係合することで前記蓋体を
    閉状態に保持するものであって、該係合を行うロック位
    置と該係合が解除されたロック解除位置の間で移動可能
    に前記蓋体設けられたロック手段と、 該ロック手段を移動させるものであって、前記蓋体外面
    側から操作可能な操作手段と、 前記蓋体に設けられた蓋体接触端子と、 前記蓋体接触端子と前記本体接触端子とを電気的に接触
    接続するものであって、該蓋体接触端子には常時導通し
    ており、前記操作手段の操作に応じて、前記ロック手段
    の移動と共に、前記本体接触端子と電気的に接続する接
    続位置と、該接続をしない非接続位置とに移動する移動
    端子とを有することを特徴とする電池収納ケース。
  2. 【請求項2】 前記操作部材は回動操作されるものであ
    ると共に、該回動を、前記移動端子の該回動の軸の径方
    向への移動に変換することを特徴とする請求項1に記載
    の電池収納ケース。
  3. 【請求項3】 前記電池収納ケースは、前記操作手段の
    前記回動を該回動の軸に沿った方向の移動に変換するカ
    ム機構を有し、該カム機構により、前記蓋体を閉方向に
    移動させることを特徴とする請求項2に記載の電池収納
    ケース。
  4. 【請求項4】 前記カム機構は前記ロック手段とは別
    個の構成として形成されることを特徴とする請求項3に
    記載の電池収納ケース。
  5. 【請求項5】 前記カム機構は、前記移動端子とは別個
    の構成として形成されることを特徴とする請求項3に記
    載の電池収納ケース。
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