JP3206671B2 - サスペンション制御装置 - Google Patents

サスペンション制御装置

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JP3206671B2
JP3206671B2 JP01203092A JP1203092A JP3206671B2 JP 3206671 B2 JP3206671 B2 JP 3206671B2 JP 01203092 A JP01203092 A JP 01203092A JP 1203092 A JP1203092 A JP 1203092A JP 3206671 B2 JP3206671 B2 JP 3206671B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、前輪の運動情報を後輪
のストローク制御に使用するようにしたサスペンション
制御装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のサスペンション制御装置として
は、本出願人が先に提案した特開昭60−35618号
公報に記載されているものがある。この従来例は、車速
を検出する検出手段と、前車輪へ加えられる加速度を検
出する加速度検出手段と、後車輪へ加振力を付与する加
振手段と、前記車速検出手段及び加速度検出手段の出力
信号に基づいて前記加振手段を制御する制御手段と、を
有し、前記前車輪へ加速度が加えられると車速に対応し
た時間経過後に、前記前車輪へ加えられた加速度に対応
して同方向に作用する加振力を前記後車輪へ与え、路面
からの後車輪への振動入力を防止するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のサスペンション制御装置にあっては、車体側の運動
が前輪運動情報に与える影響を考慮していないため、後
輪に与えた制御力の反作用により車体にピッチング運動
が生じると、前輪の運動情報にピッチング運動の影響が
含まれてしまい、この前輪運動情報を用いて後輪に制御
力を与えると、ピッチング運動が助長されるという未解
決の課題がある。
【0004】この未解決の課題を解決するために、ピッ
チング運動を抑制するために、ピッチング運動に対して
のみ減衰力を発生させる能動型サスペンションを適用し
てピッチダンピング制御を行うことも考えられるが、従
来の能動型サスペンションでは、演算遅れやアクチュエ
ータの応答遅れによって、前輪加速度に対する後輪制御
力のゲイン特性及び位相特性が図7(a) 及び(b) に示す
ようになり、ばね上共振周波数に対応する1Hz近傍では
位相遅れが90度前後となって良好な振動抑制効果を発
揮することが可能でも、それ以上の高周波数領域では、
位相遅れが90度を大きく越えることになり、車輪の変
位をx0 、ばね上変位をx2 としたときの振動伝達率x
2 /x0 が、図8で実線図示のように、破線図示の能動
的な制御を行わない通常のサスペンションに比較して高
くなり、乗心地が悪化するという新たな課題がある。
【0005】そこで、本発明は、上記従来例の未解決の
課題に着目してなされたものであり、ピッチング運動を
助長することなく、前輪運動情報に応じて後輪の制御力
を制御して、乗心地を向上させることができるサスペン
ション制御装置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係るサスペンション制御装置は、後車輪
と車体との間に配設され、制御信号によってそれら間の
ストロークを制御可能な制御力を発生するアクチュエー
タと、前輪の運動情報を検出する前輪運動情報検出手段
と、車体のピッチング運動を検出するピッチング運動検
出手段と、車速を検出する車速検出手段と、前記前輪運
動情報検出手段の前輪運動情報及びピッチング運動検出
手段の検出値に基づいて前記アクチュエータを制御する
制御信号を形成する後輪制御手段とを備え、前記後輪制
御手段は、前記前輪運動情報検出手段の前輪運動情報に
基づいて車体に対する路面振動入力の伝達を抑制する第
1の制御信号を形成し、当該第1の制御信号を前記車速
検出手段の車速検出値に応じた遅延時間後に前記アクチ
ュエータに供給する後輪側制御部と、前記ピッチング運
動検出手段の検出値に基づいて前記アクチュエータに対
するピッチングを抑制する第2の制御信号を形成するピ
ッチング制御部とを有し、当該第1の制御信号から第2
の制御信号を減算して前記アクチュエータに対する制御
信号を形成すると共に、前記ピッチング制御部における
第2の制御信号を形成するための制御ゲインを前記第1
の制御信号の増加に伴って増加させるように構成されて
いることを特徴としている。
【0007】ここで、前輪運動情報検出手段としては、
前輪と車体との間の相対変位を検出するストロークセン
サ又は上下方向の加速度を検出する加速度センサで構成
することが好ましく、ピッチング運動検出手段として
は、車体の前後方向に離間して配設した2以上の上下方
向加速度センサで構成することが望ましい。
【0008】
【作用】本発明においては、後輪制御手段における後輪
制御部で、前輪運動情報検出手段の前輪運動情報に基づ
いて車速に応じた遅延時間後に路面振動入力の車体への
伝達を抑制する制御力を発生させることにより、路面状
況によって前輪に生じる車体変位を後輪側で生じないよ
うに第1の制御信号を形成すると共に、ピッチング制御
部で、ピッチング運動検出手段の検出値に基づいてピッ
チングを抑制する制御力を発生する第2の制御信号を形
成し、第1の制御信号から第2の制御信号を減算して前
記アクチュエータに対する制御信号を形成することによ
り、後輪側のアクチュエータの制御力を制御して、車体
側に伝達される振動を抑制しながらピッチングを防止す
る。このとき、前記ピッチング制御部における第2の制
御信号を形成するための制御ゲインを第1の制御信号の
時間平均値の増加に伴って増加させることにより、第
の制御信号が小さいとき即ち後輪側アクチュエータで発
生する制御力が小さいときには、ピッチング制御部の制
御ゲインを小さい値に設定して乗心地を向上させ、逆に
第1の制御信号が大きいとき即ち後輪側アクチュエータ
で発生する制御力が大きいときに、ピッチング制御部の
制御ゲインを大きな値に設定して、ピッチング減衰効果
を発揮させ、ピッチング運動の影響が前輪運動情報に含
まれることを防止する。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、本発明の一実施例を示す概略構成図であ
り、図中、10はサスペンションアームである車体側部
材を、11FL〜11RRは前左〜後右車輪を、12はサス
ペンション制御装置を夫々示す。
【0010】サスペンション制御装置12は、車体側部
材10と車輪11FL〜11RRの各車輪側部材14との間
に各々介装された流体圧シリンダとしての油圧シリンダ
18FL〜18RRと、これら油圧シリンダ18FL〜18RR
の作動圧を個別に調整する圧力制御弁20FL〜20RR
と、これら圧力制御弁20FL〜20RRに所定圧力の作動
油を供給側配管52を介して供給すると共に、圧力制御
弁20FL〜20RRからの戻り油を戻り側配管54を通じ
て回収する油圧源22と、この油圧源22及び圧力制御
弁20FL〜20RR間の供給圧側配管52に介挿された蓄
圧用のアキュムレータ24F,24Rと、車速を検出す
る車速センサ26と、車体側部材10と前輪11FL,1
1FRの車輪側部材14との間に油圧シリンダ18FL,1
8FRと並列に介挿されて両者間のストロークを検出する
ストロークセンサ27FL,27FRと、車体側部材10に
おける前左輪11FL及び後左輪11RLに対応する位置の
上下方向加速度を夫々個別に検出する上下方向加速度セ
ンサ28FL及び28RLと、これら上下方向加速度センサ
28FL及び28RLの検出値ZGFL 及びZGRL に基づいて
ピッチング速度検出値PV を算出するピッチング検出回
路29と、これら車速センサ26の車速検出値V、スト
ロークセンサ27FL,27FRのストローク検出値SFL,
FR及びピッチング検出回路29のピッチング速度検出
値PV に基づき圧力制御弁20FL〜20RRの出力圧を個
別に制御するコントローラ30とを備えている。
【0011】油圧シリンダ18FL〜18RRの夫々は、シ
リンダチューブ18aを有し、このシリンダチューブ1
8aには、軸方向貫通孔を有するピストン18cにより
隔設された下側の圧力室Lが形成され、ピストン18c
の上下面の受圧面積差と内圧に応じた推力を発生する。
そして、シリンダチューブ18aの下端が車輪側部材1
4に取り付けられ、ピストンロッド18bの上端が車体
側部材10に取り付けられている。また、圧力室Lの各
々は、油圧配管38を介して圧力制御弁20FL〜20RR
の出力ポートに接続されている。また、油圧シリンダ1
8FL〜18RRの圧力室Lの各々は、絞り弁32を介して
バネ下振動吸収用のアキュムレータ34に接続されてい
る。また、油圧シリンダ18FL〜18RRの各々のバネ
上,バネ下相当間には、比較的低いバネ定数であって車
体の静荷重を支持するコイルスプリング36が配設され
ている。
【0012】圧力制御弁20FL〜20RRの夫々は、スプ
ールを摺動自在に内装した円筒状の弁ハウジングとこれ
に一体的に設けられた比例ソレノイドとを有する、従来
周知の3ポート比例電磁減圧弁(例えば特開昭64−7
4111号参照)で構成されている。そして、比例ソレ
ノイドの励磁コイルに供給する指令電流i(指令値)を
調整することにより、弁ハウジング内に収容されたポペ
ットの移動距離、即ちスプールの位置を制御し、供給ポ
ート及び出力ポート又は出力ポート及び戻りポートを介
して油圧源22と油圧シリンダ18FL〜18RRとの間で
流通する作動油を制御できるようになっている。
【0013】ここで、励磁コイルに加えられる指令電流
i(:iFL〜iRR)と圧力制御弁20FL(〜20RR)の
出力ポートから出力される制御圧Pとの関係は、図2に
示すように、ノイズを考慮した最小電流値iMIN のとき
には最低制御圧PNIM となり、この状態から電流値iを
増加させると、電流値iに比例して直線的に制御圧Pが
増加し、最大電流値iMAX のときには油圧源22の設定
ライン圧に相当する最高制御圧PMAX となる。この図2
で、iN は中立指令電流,PN は中立制御圧である。
【0014】ストロークセンサ27FL,27FRの夫々
は、例えばポテンショメータで構成され、図3に示すよ
うに、車輪と車体との間のストロークが予め設定した目
標車高を維持する中立ストロークであるときに零の電
圧、これより長いストロークであるときにその中立スト
ロークとの偏差に応じた正の電圧、短いストロークであ
るときにその中立ストロークとの偏差に応じた負の電圧
となるストローク検出値S FL, FRを出力するように構
成されている。
【0015】上下方向加速度センサ28FL,28RLの夫
々は、図4に示すように、上下方向加速度が零であると
きに零の電圧、下方向の加速度を検出したときに、その
加速度値に応じた正の電圧、上方向の加速度を検出した
ときに、その加速度値に応じた負の電圧でなる上下方向
加速度検出値ZGFL,GRL を出力するように構成されて
いる。
【0016】ピッチング検出回路29は、図5に示すよ
うに、上下方向加速度センサ28FLの上下加速度検出値
GFL から上下方向加速度センサ28RLの上下加速度検
出値ZGRL を減算する減算器29aと、この減算器29
aの減算出力を“2”で除してピッチング加速度を算出
する割算回路29bと、この割算回路29bの出力を積
分してピッチング速度を検出する積分回路29cとを備
えており、積分回路29cからピッチング速度検出値P
V が出力される。
【0017】更に、前記コントローラ30は、図5に示
すように、ストロークセンサ27FL,27FRのストロー
ク検出値SFL,SFRに基づいて前輪側の圧力制御弁20
FL,20FRに対して前輪側のストローク変化を抑制する
ストローク抑制制御信号CSFL,SFR を形成する前輪側
制御部41FL,41FRと、ストロークセンサ27FL,2
7FRのストローク検出値SFL,SFR及び車速センサ26
の車速検出値Vに基づいて後輪側の圧力制御弁20RL,
20RRに対して後輪側のストローク変化を抑制する第1
の制御信号としての後輪側ストローク抑制制御信号C
SRL,SRR を形成する後輪側制御部41RL,41RRと、
ピッチング検出回路29のピッチング速度検出値PV
基づいてピッチングを抑制する第2の制御信号としての
ピッチング抑制制御信号CPL,CPRを形成するピッチン
制御部42L,42Rと、前輪側制御部41FL及び4
1FRの前輪側ストローク抑制制御信号CSFL,SFR
ッチング制御部42L,42Rのピッチング抑制制御信
号CPL,CPRとを加算する加算器43L,43Rと、後
輪側制御部41RL,41RRの制御信号CSRL,SRR から
第2の制御信号CPL,CPRを減算する減算器44L,4
4Rと、前記加算器43L,43Rの加算出力と車体の
前輪側を目標車高に維持するための目標制御値CNFとを
加算して前輪側の圧力制御弁20FL,20FRに対する制
御信号CFL,CFRを出力する加算器45FL,45FRと、
前記減算器44L44Rの減算出力と車体の後輪側を
目標車高に維持するための目標制御値CNRとを加算して
後輪側の圧力制御弁20RL,20RRに対する制御信号C
RL,CRRを出力する加算器45RL,45RRと、各加算器
45FL〜45RRから出力される制御信号CFL〜C RR を駆
動電流iFL〜i RR に変換する例えばフローティング形定
電圧回路で構成される駆動回路46FL〜46RRとで構成
されている。
【0018】前輪側制御部41FL,41FRの夫々は、各
ストロークセンサ27FL,27FRのストローク検出値S
FL,SFRが個別に入力され、これらに予め設定されたス
トローク制御ゲインKSFを乗算する例えば増幅器で構成
されるゲイン調整回路で構成されている。後輪側制御部
41RL,41RRの夫々は、各ストロークセンサ27FL,
27FRのストローク検出値SFL,SFRが個別に入力さ
れ、且つ車速センサ26の車速検出値Vが入力される遅
延回路51と、この遅延回路51の遅延出力が入力さ
れ、これらに予め設定されたストローク制御ゲインKSR
を乗算する例えば増幅器で構成されるゲイン調整回路5
2とで構成されている。ここで、遅延回路51は、ホイ
ールベースLを車速検出値Vで除算することにより前輪
が通過した路面を後輪が通過する迄の遅延時間tD を算
出し、この遅延時間tD 分だけストローク検出値SFL,
FRを遅延させる(但し、車速検出値Vが零近傍である
ときには、遅延時間tD が無限大となることを避けるた
めに予め設定された最大遅延時間tMAX が設定され
る)。
【0019】ピッチング制御部42L,42Rの夫々
は、ピッチング検出回路29からのピッチング速度検出
値PV に可変ゲインを乗算する例えば可変利得増幅器で
構成される可変ゲイン調整回路61と、後輪側制御部4
RL,41RRの第1の制御信号CSL,CSRが絶対値回路
62を介して入力され、これを時間平均する例えばロー
パスフィルタで構成される時間平均回路63とを備えて
いる。ここで、可変ゲイン調整回路61は、時間平均回
路63から入力される時間平均値CML,CMRに比例した
ピッチ抑制ゲインKPL,KPRを選定して、これをピッチ
ング速度検出値PV に乗算するように構成されている。
【0020】次に、上記実施例の動作を説明する。今、
車両が平坦な良路を目標車高を維持して定速走行してい
るものとする。この状態では、車両が目標車高を維持し
ていることから、前輪左右のストロークセンサ27FL及
び27FRから出力されるストローク検出値SFL及びSFR
は零となっており、これらが前輪側制御部41FL,41
FR及び後輪側制御部41RL,41RRに入力される。
【0021】一方、車体側部材10に揺動を生じないの
で、前後に配置された上下方向加速度センサ28FL及び
28RLの加速度検出値ZGFL 及びZGRL も零となってお
り、これら加速度検出値ZGFL 及びZGRL がピッチング
検出回路29に供給されるので、このピッチング検出回
路29の減算器29aの減算出力も零となり、これに応
じて割算回路29bの出力及び積分回路29cのピッチ
ング速度検出値PV も零となる。この零のピッチング
度検出値PV ピッチング制御部42L,42Rに供給
されるので、その可変ゲイン調整回路61から出力され
るピッチング抑制制御信号CPL,CPRは可変ゲインKPL
及びKPRにかかわらず零となる。
【0022】したがって、前輪側に対しては、前輪側制
御部41FL及び41FRのストローク抑制制御信号CSFL,
SFR 及びピッチング抑制制御信号CPL, PRが共に零
であることにより、加算器43L,43Rの加算出力も
零となり、駆動回路46FL及び46FRには、加算器45
FL及び45FRで加算される目標制御値CNFのみが入力さ
れる。このため、駆動回路46FL及び46FRで中立電流
N 相当の指令電流i FL及びiFRに変換されて前輪側の
圧力制御弁20FL及び20FRに供給される。この結果、
圧力制御弁20FL及び20RRから中立圧PN の制御圧P
C が前輪側の油圧シリンダ18FL及び18FRに出力さ
れ、これら油圧シリンダ18FL及び18FRで車体側部材
10及び車輪側部材14間のストロークを目標値に維持
する推力を発生する。
【0023】同様に、後輪側についても、後輪側制御部
41RL及び41RRの遅延回路51で車速センサ26の車
速検出値VでホイールベースLを除算して前輪が通過し
た路面を後輪が通過する迄の遅延時間tD が算出され
る。このため、遅延回路51からストロークセンサ27
FL及び27FRのストローク検出値SFL及びSFRが遅延時
間tD 分遅延されて出力されるが、車体側部材10が揺
動しないので、現在のストローク検出値SFL及びS
FRと、遅延時間tD 分前のストローク検出値SFL及びS
FRとは略一致することになり、この遅延ストローク検出
値SFL及びSFRにゲイン調整回路52でストローク制御
ゲインKSRを乗算して後輪側ストローク抑制制御信号C
SRL 及びCSRR が形成され、これらが減算器44L及び
44Rに供給されることにより、これらからピッチング
抑制制御信号CPL及びCPRが減算されて後輪側制御信号
RL及びCRRが算出されるが、前述したようにストロー
ク検出値SFL及びSFRとピッチング抑制制御信号CPL
びCPRとが零であるので、駆動回路46RL及び46RRに
は、加算器45RL及び45RRで加算される目標制御値C
NRのみが入力される。
【0024】このため、駆動回路46RL及び46RRで中
立電流iN 相当の指令電流iRL及びiRRに変換されて後
輪側の圧力制御弁20RL及び20RRに出力される。この
結果、後輪側の圧力制御弁20RL及び20RRから中立圧
N の制御圧PC が後輪側の油圧シリンダ18RL及び1
8RRに出力され、これら油圧シリンダ18RL及び18RR
で目標車高を維持する推力が発生される。
【0025】この良路走行状態では、ストローク検出値
FL及びSFRは略零近傍の小さい値となっており、第2
の制御部42L,42Rでの時間平均回路63で算出さ
れる時間平均値CML及びCMRも略零となっているので、
可変ゲイン調整回路61のピッチング制御ゲインKP
小さい値に設定され、緩加減速等によって車体側部材1
0に小さなピッチングを生じたとしても、ピッチング抑
制制御信号CPL及びC PRの値は小さく、油圧シリンダ1
8FL〜18RRで発生する推力に大きな変動を伴うことが
なく、乗心地を良好に維持することができる。
【0026】この良路走行状態から、コンクリート舗装
路面の継ぎ目等の一過性の例えば凸部を前輪11FL及び
11FRが通過する状態となると、この凸部通過によっ
て、前輪のストロークセンサ27FL及び27FRのストロ
ーク検出値SFL及びSFRが負方向に増加し、これに応じ
て、前輪側制御部41FL及び41FRから出力されるスト
ローク抑制制御信号CSFL 及びCSFR も負方向に増加
し、このストローク抑制制御信号CSFL 及びCSFR が加
算器45FL及び45FRで目標制御値CNFから減算される
ことにより、駆動回路46FL及び46FRから出力される
指令電流iFL及びi FRが中立電流iN より低下し、これ
によって圧力制御弁20FL及び20FRから出力される制
御圧PC が中立圧PN より低下して、油圧シリンダ18
FL及び18FRの推力が低下されて、前輪側のストローク
を減少させて、凸部乗り上げによる振動入力が車体側部
材10に伝達されることを抑制することができる。
【0027】一方、後輪側制御部41RL及び41RRで
は、それらの遅延回路51で車速センサ26の車速検出
値Vに基づいて前輪が凸部に乗り上げた時点から同一凸
部を後輪が乗り上げる迄の遅延時間tD が設定されるの
で、これら遅延回路51から出力される遅延出力は、図
6(b) に示すように、後輪11RL及び11RRが凸部に乗
り上げる時点t2 で、負方向に増加することになり、こ
れに応じて駆動回路46RL及び46RRから出力される指
令電流iRL及びiRRが中立電流iN から減少し、圧力制
御弁20RL及び20RRから出力される制御圧PC も中立
圧PN から減少し、油圧シリンダ18RL及び18RRの推
力が低下されて、後輪側のストロークを減少させ、凸部
乗り上げによる振動入力が車体側部材10に伝達される
ことを抑制することができる。
【0028】このようにして、後輪側のストロークを前
輪側の凸部によるストローク変化に応じて制御すること
により、車体側部材10に伝達される振動入力を抑制す
ることができるが、この後輪側のストローク制御終了時
に生じる反作用によって車体側部材10にピッチング運
動が生じることがあり、このピッチング運動によって例
えば前輪側が浮き上がり、逆に後輪側が沈む状態となる
と、前輪側の上下方向加速度センサ28FLの上下加速度
検出値ZGFL が負方向に増加し、後輪側の上下方向加速
度センサ28RLの上下加速度検出値ZGRL が正方向に増
加することにより、ピッチング検出回路29の減算器2
9aの減算出力が負となり、積分回路29cで積分した
ピッチング速度検出値PV も負の値となる。
【0029】このとき、後輪側制御部41RL及び41RR
から出力されるストローク抑制制御信号CSRL 及びC
SRR ピッチング制御部42L及び42Rに供給され、
その絶対値回路62で図6(c) に示すように絶対値化さ
れたストローク抑制制御信号CSRL 及びCSRR が時間平
均回路63に入力されるので、この時間平均回路63か
ら図6(d) に示すように、ストローク抑制制御信号C
SRL 及びCSRR を移動平均した、制御信号CSRL 及びC
SRR の立ち上がり時点から時間の経過と共に増大し、制
御信号CSRL 及びCSRR の立ち下がり時点から時間の経
過と共に減少する時間平均値CML及びCMRが出力され、
これが可変ゲイン調整回路61に入力されるので、この
可変ゲイン調整回路61の可変ゲインKP がストローク
抑制制御の開始時には小さい値に設定されるが、この状
態から徐々に増加して、ストローク抑制制御の終了時に
は大きなゲインに設定される。
【0030】したがって、上記したようにストローク抑
制制御の終了時にその反作用によって例えば前輪側が浮
き上がり、逆に後輪側が沈むピッチングが生じて、ピッ
チング検出回路29から負のピッチ速度検出値が出力さ
れると、これに可変ゲイン調整回路61で大きなゲイン
が乗算されるので、この可変ゲイン調整回路61から出
力されるピッチング抑制制御信号CPL及びCPRが負の大
きな値となる。
【0031】このとき、前輪側では既に凸部を乗り越え
ており、ストロークセンサ27FL及び27FRのストロー
ク検出値SFL及びSFRは略零に復帰しているので、前輪
側制御部41FLから出力される前輪側ストローク抑制制
御信号CSFL,SFR は略零であり、これに加算器43
L,43Rで負のピッチング抑制制御信号CPL及びCPR
が加算されることにより、加算器45FL及び45FRの加
算出力は、目標制御値C NFより小さい値となり、油圧シ
リンダ18FL及び18FRの推力が小さくなって前輪側の
浮き上がりを抑制する。
【0032】これと同時に、後輪側では減算器44L,
44Rでそのときのストローク抑制制御信号CSRL 及び
SRR から負のピッチング抑制制御信号CPL及びCPR
減算されることにより、減算出力は両者が加算された正
の大きな値となり、これによって駆動回路46RL及び4
6RRから出力される駆動電流iRL及びiRRがより大きな
値となって、後輪の沈み込みを抑制し、ピッチング運動
を大きく減衰させることができる。
【0033】その結果、前輪側のストロークセンサ27
FL及び27FRのストローク検出値S FL及びSFRがピッチ
ング運動の影響を受けることがなくなり、後輪側の正確
なストローク制御を行うことができる。また、前述した
良路走行状態で、路面に段差等の幅方向に延長する凹部
を前輪11FL及び11FRが通過する状態となると、前輪
が凹部に落ち込んだ時点で、ストロークセンサ27FL及
び27RRのストローク検出値SFL及びSFRが正方向に増
加することから、駆動回路46FL及び46FRに入力され
る制御信号CFL及びCFRが目標制御値CNFより増加し、
これによって駆動回路46FL及び46FRから出力される
指令電流iFL及びiFRが中立電流iN より増加して前輪
側の圧力制御弁20FL及び20FRの制御圧が中立圧PN
より増加し、油圧シリンダ18FL及び18FRの推力が増
加して車体側部材10及び車輪側部材14間のストロー
クが長くなり、凹部落ち込みによる振動入力が車体側部
材10に伝達されることを抑制することができる。
【0034】同様に、後輪側では、前述した凸部乗り上
げと同様に、遅延回路51で前輪が凹部に落ち込んでか
ら後輪11RL及び11RRが凹部に落ち込むまでの遅延時
間t D 分ストローク検出値SFL及びSFRが遅延されるの
で、丁度後輪11RL及び11RRが凹部に落ち込む時点
で、前輪と同様に油圧シリンダ18RL及び18RRの推力
が増加されて車体側部材10及び車輪側部材14間のス
トロークが長くなり、凹部落ち込みによる振動入力が車
体側部材10に伝達されることを抑制することができ
る。
【0035】このとき、後輪制御時に、車体側部材10
にピッチングが発生すると、前述したと同様に、車体の
沈み込み及び浮き上がりを抑制するように、ピッチング
抑制制御信号CPL及びCPRが形成されるので、ピッチン
グ運動を大幅に減衰させることができ、前輪側ストロー
クセンサ27FL及び27FRのストローク検出値SFL及び
FRに車両のピッチング運動によるストローク変化分が
含まれることを防止して、車両のピッチング運動に影響
されない正確な前輪運動情報を検出することができる。
【0036】さらに、前輪11FL及び11FRの何れか一
方のみが凹凸部を通過する場合には、凹凸部を通過する
側の車輪についてのみ、ストロークセンサ27FL(又は
27FR)のストローク検出値SFL(又はSFR)が変化す
ることになり、これらに対応する制御信号CFL,
RL(又はCFR, RR)が目標制御値CNF及びCNRより増
減されて、ストローク抑制制御される。
【0037】また、車体側部材10にロールやバウンス
が生じたときには、そのロールやバウンスによる上下方
向加速度成分が上下方向加速度センサ28FL及び28RL
の上下方向加速度検出値ZGFL 及びZGRL に含まれるこ
とになるが、ピッチング検出回路29の減算器29aで
両加速度検出値ZGFL 及びZGRL の差をとるようにして
いるので、これによってロール成分やバウンス成分が相
殺されてピッチング運動のみを表す加速度を検出するこ
とができる。
【0038】このように、上記実施例によると、良路走
行状態で、前輪11FL及び11FRの何れか一方又は双方
が一過性の凹凸を通過した後、その凹凸を後輪11RL
び11RRが通過する際に、前輪の運動情報を表すストロ
ーク検出値SFL及びSFRを遅延させた遅延ストローク検
出値に基づいて後輪側のストローク変化を抑制するスト
ローク抑制制御信号を形成すると共に、ピッチング検出
回路29で車体のピッチングを検出してピッチング速度
検出値PV を出力し、これに基づいてピッチング制御部
42L,42Rでピッチング抑制制御信号CPL,CPR
形成して、両者を加減算することにより、後輪側の圧力
制御弁20RL,20RRに対する制御信号を形成し、かつ
ストローク抑制制御信号が小さい値であるときにピッチ
制御ゲインKP を小さく設定し、大きな値であるときピ
ッチ制御ゲインKP を大きく設定するので、後輪のスト
ローク抑制制御の反作用で発生するピッチング運動がス
トロークセンサ27FL及び27FRのストローク検出値S
FL及びSFRに影響することを確実に防止することができ
る。
【0039】なお、上記実施例においては、前輪運動情
報検出手段として、前輪と車体とのストローク変化を検
出するストロークセンサ27FL及び27FRを適用した場
合について説明したが、これに限定されるものではな
く、前輪側の車輪側部材14に上下方向加速度センサを
設け、その加速度検出値を前輪側運動情報として使用す
ることもでき、また前輪11FL及び11FRより前方の車
体側部材10に路面と車体との相対変位を検出する超音
波センサ等の相対変位センサを配設し、この相対変位セ
ンサの検出値を遅延させて前輪側及び後輪側の制御信号
として使用することもできる。
【0040】また、上記実施例においては、ストローク
センサ27FL,28FRのストローク検出値SFL〜SFR
基づいてのみ車体及び車輪間のストローク変化を抑制す
る場合について説明したが、これに限定されるものでは
なく、他の横方向加速度センサ、前後方向加速度セン
サ、上下方向加速度センサ等の加速度検出値に基づくロ
ール、ピッチ、バウンスを抑制する制御信号を算出し、
これらを前記制御信号C FL〜CRRに加減算してトータル
制御を行うようにしてもよい。
【0041】さらに、上記実施例においては、上下方向
加速度センサ28FL及び28FRを車体側部材10の左側
に配置する場合について説明したが、これに限らず車体
側部材10の右側又は中央位置にに配置するようにして
もよく、さらには重心位置を挟む対角位置に配置すると
共に、ピッチング検出回路29の減算器29aを加算器
に変更するようにしてもよい。
【0042】さらにまた、上記実施例においては、制御
弁として圧力制御弁20FL〜20RRを適用した場合につ
いて説明したが、これに限定されるものではなく、他の
流量制御型サーボ弁等を適用し得るものである。なおさ
らに、上記実施例においては、コントローラ30をアナ
ログ回路で構成する場合について説明したが、これに限
定されるものではなく、マイクロコンピュータを適用し
て演算処理するようにしてもよいことは言うまでもな
い。
【0043】また、上記実施例においては、前輪側の圧
力制御弁20FL及び20FRもストロークセンサ27FL及
び27FRのストローク検出値SFL及びSFRに基づくスト
ローク抑制制御信号CSFL 及びCSFR とピッチング抑制
制御信号CPL及びCPRとに基づいて制御信号CFL及びC
FRを形成する場合について説明したが、これに限定され
るものではなく、各前輪11FL及び11FRに対応する車
体側部材に夫々上下方向加速度センサを設け、これら加
速度センサの加速度検出値を積分した上下方向速度に基
づいて圧力制御弁を制御する能動型サスペンションを適
用するようにしてもよい。
【0044】さらに、上記実施例においては、作動流体
として作動油を適用した場合について説明したが、これ
に限らず圧縮率の少ない流体であれば任意の作動流体を
適用し得る。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るサス
ペンション制御装置によれば、前輪運動情報検出手段
で、前輪運動情報を検出すると共に、ピッチング運動検
出手段で車体のピッチング運動を検出し、後輪制御手段
を構成する後輪側制御部で全運運動検出値に基づいて車
速検出値に応じた遅延時間後に後輪側のアクチュエータ
に対する第1の制御信号を形成し、同様に後輪制御手段
を構成するピッチング制御部でピッチング運動検出値に
基づいて少なくとも後輪側のアクチュエータに対する第
2の制御信号を形成し、第1の制御信号から第2の制御
信号を減算することにより、アクチュエータに対する制
御信号を形成すると共に、ピッチング制御部の制御ゲイ
ンを第1の制御信号が増加するに応じて増加させるよう
にしたので、後輪側制御部で前輪側で路面凹凸を通過し
た後後輪側が路面凹凸に達した時点で、路面凹凸に応
じた後輪運動制御を行って、後輪側での車体に伝達され
る振動入力を抑制することができると共に、この後輪側
の振動入力抑制制御によって車体にピッチング運動が発
生したときには、これを減衰させるようにピッチング制
御部でのピッチング運動検出値に対する制御ゲインが第
1の制御信号の増加に応じて増加されるので、後輪側の
振動入力抑制制御によって前輪運動情報検出手段の前輪
運動情報にピッチング運動の影響が含まれることを確実
に防止して、良好な振動入力抑制制御を行うことができ
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す概略構成図である。
【図2】圧力制御弁の指令電流に対する制御圧の関係を
示す特性線図である。
【図3】ストロークセンサの出力特性を示す特性線図で
ある。
【図4】上下方向加速度センサの出力特性を示す特性線
図である。
【図5】コントローラの一例を示すブロック図である。
【図6】図1の実施例における動作の説明に供する信号
波形図である。
【図7】従来例の上下方向加速度に対する油圧シリンダ
で発生する制御力の周波数特性を示す特性線図であっ
て、(a) はゲイン特性線図、(b) は位相特性線図であ
る。
【図8】従来例の振動伝達率(x2 /x0 )のゲイン特
性を示す特性線図である。
【符号の説明】
10 車体側部材 11FL〜11RR 車輪 14 車輪側部材 18FL〜18RR 油圧シリンダ 20FL〜20RR 圧力制御弁 22 油圧源 26 車速センサ 27FL,27FR ストロークセンサ 28FL,27RL 上下方向加速度センサ 29 ピッチング検出回路 29c 積分回路 30 コントローラ 41FL,41FR 前輪側制御部 41RL,41RR 後輪側制御 42L,42R ピッチング制御部 44L,44R 減算器 46FL〜46RR 駆動回路 51 遅延回路 52 ゲイン調整回路 61 可変ゲイン調整回路 63 時間平均回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60G 17/015

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 後車輪と車体との間に配設され、制御信
    号によってそれら間のストロークを制御可能な制御力を
    発生するアクチュエータと、前輪の運動情報を検出する
    前輪運動情報検出手段と、車体のピッチング運動を検出
    するピッチング運動検出手段と、車速を検出する車速検
    出手段と、前記前輪運動情報検出手段の前輪運動情報及
    びピッチング運動検出手段の検出値に基づいて前記アク
    チュエータを制御する制御信号を形成する後輪制御手段
    とを備え、前記後輪制御手段は、前記前輪運動情報検出
    手段の前輪運動情報に基づいて車体に対する路面振動入
    力の伝達を抑制する第1の制御信号を形成し、当該第1
    の制御信号を前記車速検出手段の車速検出値に応じた遅
    延時間後に前記アクチュエータに供給する後輪側制御部
    と、前記ピッチング運動検出手段の検出値に基づいて前
    記アクチュエータに対するピッチングを抑制する第2の
    制御信号を形成するピッチング制御部とを有し、当該第
    1の制御信号から第2の制御信号を減算して前記アクチ
    ュエータに対する制御信号を形成すると共に、前記ピッ
    チング制御部における第2の制御信号を形成するための
    制御ゲインを前記第1の制御信号の増加に伴って増加さ
    るように構成されていることを特徴とするサスペンシ
    ョン制御装置。
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