JP3206574B2 - 信号推定装置及びプログラムを記憶した記憶媒体 - Google Patents

信号推定装置及びプログラムを記憶した記憶媒体

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    • H04L2027/0057Closed loops quadrature phase

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル伝送を行
う通信システムにおいて、特に伝送路歪みにより劣化し
た受信信号の位相ずれを検出して補正する位相同期ルー
プ付きの信号推定装置及びプログラムを記憶した記憶媒
体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の等化器を用いた位相同期ループ回
路が特開平10−327204号公報に開示されてい
る。これは、プリアンブル期間中に伝送路特性を求め受
信信号の等化を行う方式の無線データ通信端末におい
て、周波数選択性マルチパスフェージングの環境下でも
位相誤差の影響を補正するものである。
【0003】また、図14は、従来技術による位相同期
ループ回路の付いた信号推定装置の構成を示す。図14
において、DDFSE(遅延判定帰還型系列推定器)3
03では、歪みを受けた受信信号から送信信号系列の推
定を行う。レプリカ生成器305では、予め求められた
伝送路インパルス応答値とDDFSE303で推定され
た系列信号との畳込みを行い、受信信号のレプリカを生
成する。
【0004】この従来技術では、このレプリカ信号を用
いて位相同期ループ演算における位相誤差信号を生成し
ている。この方式を用いることにより、伝送路歪みの大
きい受信信号でも精度の高い位相同期補正演算を行うこ
とができるようになっている。
【0005】遅延素子304では、受信信号の遅延を行
い、DDFSE303で発生する遅延の補正を行う。こ
れにより、レプリカ生成器305の出力信号と遅延素子
304の出力信号とのタイミングを一致させることがで
きる。位相検出器306では、レプリカ生成器305の
出力信号と遅延素子304の出力信号との位相差が求め
られる。このとき、受信信号に周波数オフセットが加わ
っていると、時間の経過と共に送受信間の位相が変化し
て行くため、位相検出器306で求められる位相差も時
間の経過と共に変化して行くことになる。
【0006】このことは、レプリカ生成器305では、
演算に用いられる伝送路インパルス応答値が一定である
ため、DDFSE303で誤りを起こさない限り位相変
動のない信号として出力するが、遅延素子304の出力
は位相が変化するため、位相検出器306からは、その
位相差が出力されることになる。この位相検出器306
の出力信号をフィルタ307により帯域制限した後にV
CO(電圧制御発振器)308へ入力し、VCO308
の出力信号を位相回転器302へ入力して受信信号の位
相を回転する。これにより、位相検出器306に現れる
位相差信号が減少する方向へ制御がかかり、周波数オフ
セットなどによる位相変化を吸収できるようになる。こ
の位相変化を吸収された信号は位相回転器302から出
力される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の技術に
よる位相同期ループ回路付き信号推定装置では、DDF
SEが系列推定により推定値が確定するまでにある程度
の時間的遅れが生じる。位相変化の速度が小さいとき
は、DDFSEの信号推定遅延が大きくても問題なく動
作するが、位相変化の速度が大きくなると、位相同期ル
ープの位相追従が追いつけなくなり、発散してしまう。
【0008】位相同期ループの位相追従特性を速くする
ための一つの方法として、図14におけるフィルタ30
7の周波数帯域を広げ、位相同期ループの応答を速くす
る方法がある。しかし、フィルタ307の周波数帯域を
広げることにより、雑音等の外乱の影響を受けやすくな
るので、位相ずれの追従精度が劣化する。
【0009】位相同期ループの位相追従特性を速くする
ためのもう一つの方法として、DDFSEの推定遅延時
間を小さくすることにより、応答速度を速くする方法が
ある。しかし、DDFSEの遅延を小さくすると、DD
FSEの推定能力も小さくなってしまうため、推定され
た信号系列にエラーが多く含まれることとなり、レプリ
カ信号が正しく生成できなくなる。このため、位相検出
器で求められる位相差情報の品質が劣化する。このこと
はフィルタ307の周波数帯域を広げることと同様に、
位相同期ループの追従が受信信号に含まれる雑音や歪み
の影響で乱れることになり、正確に位相を追従すること
ができなくなる。
【0010】本発明は、上記の問題を解決するために成
されたもので、伝送路歪みを大きく受けた受信信号を、
DDFSEまたはMLSE(最尤系列推定器)を用いて
信号推定を行うシステムにおいて、周波数オフセットな
どによる位相変化を補正する位相同期ループ回路を高精
度かつ高速に動作させることを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による信号推定装置においては、受信信号
の位相を回転する位相回転手段と、位相回転手段の出力
信号からビタビアルゴリズムに基づいて受信信号を推定
し、その推定結果と推定演算における最小パスメトリッ
ク値の生成に用いた最小誤差信号とを出力する推定手段
と、位相回転手段の出力信号を、推定手段が最小誤差信
号を出力するまでの時間に応じて遅延させる遅延手段
と、最小誤差信号と遅延手段の出力信号とを合成した信
号と、遅延手段の出力信号と、の位相差を受信信号に含
まれている位相ずれとして出力する位相検出手段と、位
相検出手段の出力信号の周波数帯域制限を行うフィルタ
手段と、フィルタ手段の出力信号に比例した周波数の信
号を発生させ、この信号により位相回転手段において受
信信号の位相を回転させる信号発生手段とを設けてい
る。
【0012】また、本発明による記憶媒体においては、
受信信号の位相を回転する位相回転処理と、位相回転処
理された信号からビタビアルゴリズムに基づいて受信信
号を推定し、その推定結果と推定演算における最小パス
メトリック値の生成に用いた最小誤差信号とを出力する
推定処理と、位相回転処理された信号を、推定処理によ
り最小誤差信号が出力されるまでの時間に応じて遅延さ
せる遅延処理と、最小誤差信号と遅延された信号とを合
成した信号と、遅延された信号と、の位相差を受信信号
に含まれている位相ずれとして出力する位相検出処理
と、位相検出処理された信号の周波数帯域制限を行うフ
ィルタ処理と、フィルタ処理された信号に比例した周波
数の信号を発生させ、この信号により位相回転処理にお
いて受信信号の位相を回転させる信号発生処理とを実行
するためのプログラムを記憶している。
【0013】また、信号推定装置及びプログラムを記憶
した記憶媒体において、推定手段、処理において、最尤
系列推定器(MLSE)あるいは遅延判定帰還型系列推
定器(DDFSE)を用いてもよく、さらに、推定手
段、処理が、受信信号と複数のサンプル信号との差を誤
差信号として求める複数の減算機能と、最小パスに対応
する誤差信号を最小誤差信号として出力する機能とを有
していてよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1に本発明の第1の実施の形態の構
成を示す。図1において、入力端子101より入力され
た受信信号は、位相回転器102で位相が回転され、位
相ずれが補正される。位相回転器102の出力信号はM
LSE(最尤系列推定器)103へ入力され、ビタビア
ルゴリズムに基づいて受信信号の推定が行われ、推定結
果が出力端子108から出力される。
【0015】MLSE103からは、さらにビタビアル
ゴリズムにおける最小パスメトリック信号の生成に用い
た誤差信号が、最小誤差信号として位相検出器105へ
出力される。一般に、ビタビアルゴリズムにおいて、誤
差信号の大きさの2乗値がブランチメトリックとして用
いられる。遅延素子104は、位相回転器102の出力
をMLSE103で発生する遅延に相当する時間だけ遅
らせる。これにより遅延素子104の出力信号のタイミ
ングを、MLSE103から出力される最小誤差信号の
タイミングに一致させることができる。
【0016】位相検出器105では、遅延素子104か
ら出力される信号とMLSE103から出力される最小
誤差信号とから受信信号に含まれている位相ずれを検出
して出力する。位相検出器105から出力される位相差
信号は、フィルタ106でフィルタリングされた後、V
CO107へ入力され、補正すべき位相量が位相回転器
102へ出力される。位相回転器102からは、VCO
107の出力信号により位相補正された受信信号が出力
される。このループ演算により、受信信号に含まれてい
る周波数オフセットに代表される位相変動を吸収するこ
とができるようになる。
【0017】次に、本実施の形態の動作について説明す
る。図2は図1の構成において、受信信号の中の位相ず
れ成分のみに着目したときの構成図である。図1の位相
回転器102は、図2では加算器402で表すことがで
きる。また、図1のMLSE103と遅延素子104と
位相検出器105とは、図2では遅延素子403のみに
代表することができる。また、VCO107は、遅延素
子406と加算器405とで構成される積分器として表
すことができる。
【0018】このように位相ずれ成分のみに着目する
と、通常のPLL回路のループ内に遅延素子403が加
わっただけの構成として解釈することができる。従来の
技術と本実施の形態との違いは、図2における遅延素子
403の遅延時間にある。本実施の形態では、この遅延
時間を従来技術に比べ小さくすることができる。
【0019】本実施の形態では、受信信号に含まれてい
る位相ずれを検出するに当たり、最小パスメトリックの
情報を用いる。この動作を図3に示すトレリス遷移図を
使って説明する。図3は状態数が4で、ブランチの数が
8のトレリス遷移図である。
【0020】通常のビタビアルゴリズムにおいて推定信
号を判定するには、図3におけるS0,n からS3,n まで
のパスメトリック値の中で一番小さいパスを選び、その
パスから過去へある数(例えば10シンボル)まで逆上
った時のパスがどの状態になっているかで判定を行う、
いわゆるトレースバックと呼ばれる操作を行っている。
【0021】本実施の形態では、受信信号に含まれてい
る位相ずれの検出を現時点のパスの状態に基づいた演算
で行う。即ち、S0,n からS3,n までの中で最も値の小
さいパスメトリックを見つける。次に、そのパスメトリ
ックの演算に用いたブランチメトリックを見つける。さ
らに、そのブランチメトリックの演算に用いた誤差信号
を最小誤差信号として取り出す。一般のビタビアルゴリ
ズムに基づいた演算では、誤差信号の大きさの2乗値が
ブランチメトリックとなる。
【0022】以上の演算により、トレースバックにより
求めた推定結果を用いた従来の位相ずれ検出法よりも位
相ずれ検出能力が若干劣化するが、最小誤差信号が遅延
することなく、位相同期ループへ反映させることができ
るので、ループ内の遅延を大幅に減少させることができ
る。よって、位相追従の応答を速くできるようになる。
【0023】位相検出器105では、最小誤差信号と受
信信号とから受信信号に含まれている位相ずれを検出で
きる。位相回転器102における位相回転量が固定さ
れ、かつ受信信号の位相が変動していると仮定すると、
位相検出器105からは、受信信号の位相変動成分のみ
が出力されるようになる。位相同期ループを動作させる
と、位相変動成分に応じて位相回転器102で位相補正
が行われる。
【0024】即ち、図1のフィルタ106で位相ずれ成
分の周波数帯域制限が行われ、その出力がVCO107
へ入力されて位相ずれが補正される。図2における位相
同期ループの応答特性は、遅延素子403の遅延時間と
フィルタ404の周波数特性によって決まる。位相同期
ループの応答速度を上げるには、フィルタ106の帯域
を広げることにより実現できるが、雑音等の外乱の影響
を受けやすくなるので応答精度が劣化する。一方、遅延
素子403の遅延時間を小さくすることによっても位相
同期ループの応答速度を高くすることができる。この場
合、遅延時間を小さくしても応答精度が劣化しないの
で、受信信号の位相変動が大きいときでも位相補正の制
御がかかるようになる。
【0025】次に、本実施の形態の構成について詳しく
説明する。ここでは、伝送路歪みのインパルス応答を
(ho ,h1 ,h2 )の3シンボルに拡がっていると仮
定し、変調方式としてBPSKを用いて説明する。この
伝送路歪みを受けたBPSK信号の推定を行うために、
MLSE103は、図3に示す4状態のビタビアルゴリ
ズムを用いる。即ち、パスの数が4つ、ブランチの数は
8つとなる。
【0026】誤差信号を求めるための構成を図4に示
す。減算器601では受信信号rn とサンプル信号ck
との差が求められ、誤差信号gk,n として出力されると
共に、2乗演算器602へも入力される。2乗演算器6
02では、誤差信号の大きさの2乗が求められ、ブラン
チメトリックbk,n として出力される。8種類のブラン
チメトリック(b0,n 〜b7,n )を求めるためには、図
4に示すブロックが8つ必要になる。
【0027】最小誤差信号を求めるための構成を図5に
示す。図3における4つのパスの中で一番小さいパスメ
トリック値を持つパスを選び、さらにそのパスへつなが
るブランチの番号が最小ブランチ番号として図5のセレ
クタ603へ入力され、8つの誤差信号(g0,n 〜g
7,n )から最小誤差信号Δrn が選択される。
【0028】遅延素子104では、仮判定値と受信信号
の時間的ずれを補正するために、受信信号を遅らせる。
この部分はレジスタを直列接続することにより実現でき
る。位相検出器105では、受信信号rn と最小誤差信
号Δrn から受信信号に含まれている位相ずれが求めら
れる。それぞれの信号を複素数で表現したときの複素平
面上における位相差Δθを図6に示す。図6において、
n はMLSE103で期待される受信信号である。
【0029】位相差Δθを求める演算のブロック図を図
7に示す。図7のブロック図に基づいて演算を行えば、
正確な位相差を求めることができるが、乗算器や逆数演
算器やメモリテーブルを用いるため、回路規模が大きく
なる。これを回避する方法としては、Δθが十分に小さ
ければ、後述するΔθを求める式(26)の近似式が使
えることを用いる。また、受信信号の振幅が小さいとき
は雑音の影響を受けやすいので、位相差信号に誤差が加
わりやすくなる。
【0030】この点に注目し、受信信号が小さいとき
は、位相差信号に受信信号の電力値をかけ、受信信号が
大きいときは、位相同期ループの応答を遅くするように
する。これらに基づいたブロック図を図8に示す。二つ
の乗算器901、902と一つの加算器903のみで実
現できる。
【0031】図1において、位相検出器105の出力は
フィルタ106へ入力される。このフィルタの特性によ
り、位相同期ループの応答が決められる。ここで、係数
α及びβの値を選ぶことにより、位相変動追従に適した
ループ特性を得ることができる。
【0032】図9は、VCO107をデジタル回路で構
成した場合を示す。加算器1102と遅延素子1103
で積分演算が行われ、入力された周波数成分が位相成分
に変換される。さらに複素信号を得るために、正弦波成
分と余弦波成分がメモリテーブル1104により求めら
れる。VCO107の出力信号は受信信号の位相を回転
するための信号として位相回転器102へ入力される。
位相回転器102は入力信号を複素信号とすると、複素
乗算器と等価になる。
【0033】次に、本実施の形態の動作について詳しく
説明する。伝送路歪みを受けたBPSK信号の推定はM
LSE103で行う。図3に示すビタビアルゴリズムに
おいて、8つの誤差信号は、下記式(1)から式(8)
に示す計算式に基づいて求められる。ここで、rn はn
シンボル目に受信された信号である。
【0034】
【数1】
【0035】また、8つのブランチメトリックは、下記
式(9)から式(16)に示す計算式に基づいて求めら
れる。
【0036】
【数2】
【0037】パスメトリックは、下記式(17)から式
(20)に示す計算式に基づいて求められる。なお、m
in[A,B]とは、AとBとを比較し、小さい方を取
り出す演算のことである。
【0038】
【数3】
【0039】さらに、最小パスメトリックは、下記式
(21)に基づいて4つの中から求められ、その求めら
れた番号のパスへつながるブランチから最小誤差信号が
得られる。
【0040】
【数4】
【0041】また、最小パスメトリック値を持つパスか
らトレースバックを行うことにより、MLSE103で
の推定結果が出力端子108へ出力される。
【0042】誤差信号とブランチメトリックを求めるた
めの構成を図4に、最小誤差信号を求めるための構成を
図5に示す。サンプル信号ck は伝送路歪みのインパル
ス応答(ho ,h1 ,h2 )から8種類(c0 〜c7
生成される。受信信号とサンプル信号の差が上記式
(1)から式(8)に示すような誤差信号(g0,n 〜g
7, n )となり、誤差信号の大きさの2乗が、上記式
(9)から式(16)に示すようなブランチメトリック
(b0,n 〜b7,n )となる。また、パスメトリック値が
最小になるパスにつながるブランチの番号に対応した誤
差信号が最小誤差信号Δrn となる。
【0043】図7に示す位相検出器105では、次のよ
うにして受信信号rn と最小誤差信号Δrn から位相差
Δθが求められる。入力された受信信号及びMLSE1
03で期待される受信信号を複素数で表現すると、それ
ぞれ下記式(22)、(23)で表され、位相差は下記
式(24)、(25)の演算により求められる。受信信
号rn は複素共役器803で複素共役信号に変換され
る。
【0044】
【数5】
【0045】また、複素乗算器804では、受信信号の
複素共役と受信信号の乗算が行われ、受信信号の電力値
が求められる。逆数器805では、受信信号の電力値の
逆数が求められる。複素乗算器806では、受信信号の
複素共役と最小誤差信号の複素乗算が行われる。この信
号は、複素乗算器807で受信信号の電力値の逆数と乗
算される。この結果が、上記式(24)の右辺になる。
【0046】位相差Δθは、メモリテーブル808を用
いることにより得ることができる。即ち、テーブルのア
ドレスが上記式(24)の右辺になり、そのアドレスに
対応する出力データがΔθとなる。
【0047】図8は、下記式(27)の演算を行うだけ
で、式(26)に対して近似的に位相ずれを検出できる
位相検出器105を示す。二つの乗算器901、902
と一つの加算器903のみで実現できる。
【0048】
【数6】
【0049】位相検出器105の出力はフィルタ106
へ入力される。このフィルタの特性により、位相同期ル
ープの応答が決められる。代表的な二次フィルタとして
は、下記式(28)に示す伝達特性を持ったフィルタを
用いると、その構成は図10のようになる。入力端子1
001、乗算器1002、1003、加算器1004、
1005、遅延素子1006、出力端子1007から構
成され、乗算器1002、1003の係数α及びβの値
を変えることにより、ループ特性の減衰係数や固有周波
数を選ぶことができる。
【0050】
【数7】
【0051】VCO107をデジタル回路で構成したの
が図9である。積分演算と位相から正弦波を得るメモリ
テーブル1104によりVCOとして動作するようにな
る。即ち、入力端子1101からの入力信号が0なら
ば、出力端子1105及び出力端子1106からは、あ
る一定値が出力され続ける。一方、入力端子1101か
らの入力信号がプラス又はマイナスの値が連続して入力
されると、出力端子1105と出力端子1106から
は、位相がプラス方向又はマイナス方向へ一定の角速度
で回転する正弦波が出力されるようになる。
【0052】VCO107の出力信号は位相回転器10
2へ入力され、受信信号の位相回転が行われる。即ち、
入力端子101から入力された受信信号は、下記式(2
9)に示す演算により、VCO107から出力された正
弦波の位相の大きさだけ位相回転される。これは、座標
における座標回転と同じ原理である。
【0053】
【数8】
【0054】以上に示す演算により、受信信号に位相変
動成分が含まれていても、位相検出器105でその位相
変動成分が検出され、その位相変動量に応じて位相回転
器102で変動成分を補正することができるようにな
る。このため、MLSE103に入力される信号には位
相変動成分が低減されているので、位相変動成分がない
ときとほぼ同等の信号推定を行うことができるようにな
る。
【0055】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。信号推定においては、MLSEの他にDDF
SEを用いても実現することができる。図11は本実施
の形態によるDDFSEを用いた場合のブロック図を示
す。図1のMLSE103が図2でDDFSE203に
置き換わった以外は同じ構成であり、201、202及
び204〜207は、図1の101、102及び104
〜107と対応している。
【0056】また、図12は位相回転器202の構成例
を示すもので、同相成分入力端子1201、直交成分入
力端子1202、余弦波入力端子1203、正弦波入力
端子1204、乗算器1205〜1208、加算器12
09、1210、同相成分出力端子1211、直交成分
出力端子1212等で構成される。
【0057】DDFSE203は、図3におけるビタビ
アルゴリズムを図13に示すように縮退させた構成と見
ることができる。図3では4状態のビタビアルゴリズム
になっているが、DDFSE203では、これを図13
のような2状態のビタビアルゴリズムで実現できる。図
13では、ブランチの数が4つしかないので、信号の推
定には1シンボル過去の各状態における仮判定値d
0,n-1 とd1,n-1 を用いて誤差信号及びブランチメトリ
ックを生成する。
【0058】誤差信号及びブランチメトリックの演算式
を、下記式(30)から式(33)及び式(34)から
式(37)に示す。
【0059】
【数9】
【0060】また、パスメトリックは、下記式(3
8)、(39)から求められる。
【0061】
【数10】
【0062】最小誤差信号は、MLSEの時と同様にパ
スメトリックS0,n とS1,n とを比較し、小さいパスへ
つながるブランチを見つけることにより求めることがで
きる。
【0063】以上説明したように、本発明の各実施の形
態による位相同期ループ付き信号推定装置は、受信信号
の位相をVCOの出力信号の位相に応じて回転する位相
回転器と、この位相回転器の出力信号を受けて受信信号
の推定をビタビアルゴリズムに基づいて行い、推定結果
と推定演算における最小パスメトリックを生成するため
に用いた誤差信号とを最小誤差信号として出力する最尤
系列推定器(MLSE)又は遅延判定帰還型系列推定器
(DDFSE)と、MLSE又はDDFSEで最小誤差
信号を出力するまでに生じる遅延時間に相当する遅延時
間だけ上記位相回転器の出力信号を遅延させる遅延素子
と、最小誤差信号と上記遅延素子の出力信号とから受信
信号に含まれる位相ずれを検出する位相検出器と、この
位相検出器の出力信号の周波数帯域制限を行うフィルタ
と、このフィルタの出力に比例した周波数の正弦波を発
生させ、上記位相回転器へ出力するVCOとで構成され
ている。
【0064】上記のように各実施の形態では、受信信号
の位相ずれ検出をMLSE又はDDFSEの判定結果信
号を用いるのではなく、MLSE又はDDFSEで用い
るビタビアルゴリズムにおける最小パスメトリックの情
報を用いている。この最小パスメトリックを求めるため
に用いた誤差信号と受信信号から、受信信号に含まれて
いる位相ずれを検出し、帰還回路により位相ずれを補正
することにより、受信信号に含まれている周波数オフセ
ット等の位相ずれを補正することができる。
【0065】また、MLSE又はDDFSEでは、受信
信号を入力してから推定結果信号が出力されるまで、あ
る程度の遅延を生じるが、最小パスメトリックの情報は
ほとんど遅延することなしに出力することができる。従
って、遅延素子の遅延時間を小さくすることができるの
で、位相同期ループ内の遅延が減り、応答の高速化を図
ることができる。
【0066】尚、図1、図11の構成としては、ハード
ウェア構成で実現することもできるが、CPUとメモリ
で構成されるコンピュータシステムで実現することもで
きる。コンピュータシステムに構成する場合には、上記
メモリは、本発明による記憶媒体を構成することにな
る。この記憶媒体には、上述した動作を実行するための
プログラムが格納される。
【0067】この記憶媒体としては、半導体記憶装置、
光ディスク、光磁気ディスク、磁気記録媒体等を用いる
ことができる。
【0068】
【発明の効果】本発明によれば、デジタル通信におい
て、受信信号に含まれる伝送路歪みを補正するためのM
LSEやDDFSEを用いた受信装置において、周波数
オフセット等の位相変動を、速い応答で補正することが
できる。
【0069】即ち、従来はMLSEやDDFSEを用い
た受信装置では、MLSEやDDFSEの判定結果を用
いて位相変動の補正を行っていたが、本発明では、ML
SEやDDFSE内の最小パスメトリックの情報を用い
て位相変動を補正するので、位相補正ループ回路の遅延
時間を小さくすることができる。このため、伝送路歪み
が大きく受信信号に周波数オフセットが加えられている
場合でも、応答を速くすることができる。
【0070】特に、伝送路歪みが大きい場合、従来のよ
うにMLSEやDDFSEの判定結果を用いる方法で
は、判定結果を得るまでの遅延が増大するので、本発明
の場合は、従来技術と比べ応答の速さの効果が大きくな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】位相同期ループ回路の構成例を示すブロック図
である。
【図3】MLSEの動作を説明するための4状態のトレ
リス遷移を示す構成図である。
【図4】誤差信号及びブランチメトリックを求めるため
の構成例を示すブロック図である。
【図5】最小誤差信号を求めるための構成例を示すブロ
ック図である。
【図6】受信信号と最小誤差信号の関係をベクトルで示
す特性図である。
【図7】位相検出器の構成例を示すブロック図である。
【図8】位相検出器の他の構成例を示すブロック図であ
る。
【図9】角周波数信号から正弦波信号を生成するための
デジタル構成したVCOを示す構成図である。
【図10】フィルタの構成例を示すブロック図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態を示すブロック図
である。
【図12】位相回転器の構成例を示す構成図である。
【図13】DDFSEの動作を説明するための2状態ト
レリス遷移を示す構成図である。
【図14】従来の位相同期ループ付き信号推定装置を示
すブロック図である。
【符号の説明】
102、202 位相回転器 103 MLSE 104、204 遅延素子、 105、295 位相検出器 106、206 フィルタ 107、207 VCO 203 DDFSE
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04L 27/14 H03M 13/12 (56)参考文献 特開 平5−110617(JP,A) 特開 平6−232921(JP,A) 特開 平6−164316(JP,A) 丸山秀典 他,「遅延判定帰還型信号 推定器による高速無線モデム」,電子情 報通信学会技術研究報告,1998年10月, RCS98−102,P.13−P.18 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 27/00 - 27/38

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信信号の位相を回転する位相回転手段
    と、 前記位相回転手段の出力信号からビタビアルゴリズムに
    基づいて前記受信信号を推定し、その推定結果と推定演
    算における最小パスメトリック値の生成に用いた最小誤
    差信号とを出力する推定手段と、 前記位相回転手段の出力信号を、前記推定手段が前記最
    小誤差信号を出力するまでの時間に応じて遅延させる遅
    延手段と、 前記最小誤差信号と前記遅延手段の出力信号とを合成し
    た信号と、前記遅延手段の出力信号と、の位相差を前記
    受信信号に含まれている位相ずれとして出力する位相検
    出手段と、 前記位相検出手段の出力信号の周波数帯域制限を行うフ
    ィルタ手段と、 前記フィルタ手段の出力に比例した周波数の信号を発生
    させ、この信号により前記位相回転手段において前記受
    信信号の位相を回転させる信号発生手段と、 を設けたことを特徴とする信号推定装置。
  2. 【請求項2】 前記推定手段が、最尤系列推定器(ML
    SE)であることを特徴とする請求項1記載の信号推定
    装置。
  3. 【請求項3】 前記推定手段が、遅延判定帰還型系列推
    定器(DDFSE)であることを特徴とする請求項1記
    載の信号推定装置。
  4. 【請求項4】 前記推定手段が、前記受信信号と複数の
    サンプル信号との差を誤差信号として求める複数の減算
    手段と、 最小パスに対応する前記誤差信号を前記最小誤差信号と
    して出力する出力手段と、 を有することを特徴とする請求項1記載の信号推定装
    置。
  5. 【請求項5】 受信信号の位相を回転する位相回転処理
    と、 前記位相回転処理された信号からビタビアルゴリズムに
    基づいて前記受信信号を推定し、その推定結果と推定演
    算における最小パスメトリック値の生成に用いた最小誤
    差信号とを出力する推定処理と、 前記位相回転処理された信号を、前記推定処理により前
    記最小誤差信号が出力されるまでの時間に応じて遅延さ
    せる遅延処理と、 前記最小誤差信号と前記遅延された信号とを合成した信
    号と、前記遅延手段の出力信号と、の位相差を前記受信
    信号に含まれている位相ずれとして出力する位相検出処
    理と、 前記位相検出処理された信号の周波数帯域制限を行うフ
    ィルタ処理と、 前記フィルタ処理された信号に比例した周波数の信号を
    発生させ、この信号により前記位相回転処理において前
    記受信信号の位相を回転させる信号発生処理とを実行す
    るためのプログラムを記憶した記憶媒体。
  6. 【請求項6】 前記推定処理が、最尤系列推定演算処理
    であることを特徴とする請求項5記載のプログラムを記
    憶した記憶媒体。
  7. 【請求項7】 前記推定処理が、遅延判定帰還型系列推
    定演算処理であることを特徴とする請求項4記載のプロ
    グラムを記憶した記憶媒体。
  8. 【請求項8】 前記推定処理が、前記受信信号と複数の
    サンプル信号との差を誤差信号として求める複数の減算
    処理と、 最小パスに対応する前記誤差信号を前記最小誤差信号と
    して出力する出力処理と、 を有することを特徴とする請求項4記載のプログラムを
    記憶した記憶媒体。
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