JP3206442B2 - 自動免疫測定装置 - Google Patents

自動免疫測定装置

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JP3206442B2
JP3206442B2 JP21458496A JP21458496A JP3206442B2 JP 3206442 B2 JP3206442 B2 JP 3206442B2 JP 21458496 A JP21458496 A JP 21458496A JP 21458496 A JP21458496 A JP 21458496A JP 3206442 B2 JP3206442 B2 JP 3206442B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動免疫測定装
置、更に詳しくは、酵素免疫測定方法に基づき、所定の
カートリッジ内で測定対象物を特異的に認識して結合す
る固相試薬、標識試薬及び検体とを混合して、検体中の
測定対象物を検出する自動免疫測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】免疫測定方法は、抗原となる蛋白等と該
蛋白等を認識して結合する抗体との免疫反応を利用し、
検体中の測定対象物である抗原または抗体をそれぞれ特
異的に認識する抗体または抗原を用いて検出する方法で
あり、広く研究の分野及び臨床の分野で利用されてい
る。
【0003】特に、近年種々の疾病の原因となる抗原物
質や罹患時に誘導される抗原、抗体等が同定され、これ
らの原因物質等を特異的に測定する方法が開発されてい
た。これらの原因物質の測定のために、酵素標識試薬を
用いる酵素免疫測定方法が疾病同定の有効な手段となり
つつある。
【0004】酵素免疫測定方法は、例えば以下の3つの
工程から構成されている。
【0005】まず、第一の工程は、前記測定対象物を認
識して結合する抗原または抗体を固相に結合させた抗原
結合固相または抗体結合固相と検体とを混合して、検体
中の測定対象物を前記抗原結合固相または前記抗体結合
固相に固定化させて一次免疫複合体を形成させる。
【0006】次いで、第二の工程は、第一工程で生じた
一次免疫複合体に、さらに、酵素標識抗原または酵素標
識抗体を結合させて二次免疫複合体を形成させる。
【0007】最終の第三の工程は、第二工程で生じた二
次免疫複合体中の酵素活性を測定して前記測定対象物を
定量的に検出測定する。
【0008】即ち、酵素免疫測定方法は、抗原抗体結合
を利用して、測定対象物を選択的に固相に結合させて固
定化し、さらにこれに酵素標識物を結合させて、酵素活
性を基質と反応させることにより測定感度を向上させて
検出し、検体中の微量の測定対象物を感度よく測定する
方法である。
【0009】上記のとおり酵素免疫測定方法は、微量成
分の優れた測定方法ではあるが、反応工程が複数からな
り、また測定対象物により各反応工程で使用される試薬
等も複数であることから、測定における操作が複雑であ
った。
【0010】そこで、この酵素免疫測定方法を自動的に
行うための自動免疫測定装置が開発され、それが特開平
5−40122号公報に開示されている。
【0011】上記自動免疫測定装置を図2に示し、この
自動免疫測定装置に使用する反応容器であるカートリッ
ジを図3に示す。
【0012】図3において、前記自動免疫測定装置に使
用されるカートリッジ1は、深型の測定ウェル3と浅型
の2つの分注ウェル4、5とから構成されている。そし
て、前記カートリッジ1は、測定ウェル3に測定対象物
に対する抗体または抗原を固定化した固相試薬が注入さ
れ、いずれか一方の分注ウェルには標識試薬が注入され
て、これらウェルがシール6で密閉された状態で市販さ
れている。
【0013】上記自動免疫測定装置10を用いて免疫測
定を行う場合には、前記カートリッジ1をカートリッジ
トレイ12に整列配置して、前記自動免疫測定装置10
に設置する。
【0014】ここで設置されたカートリッジトレイ12
のカートリッジ1は、移送機構22により一つずつ一本
の反応ライン16に移送される。反応ライン16上にお
いて、ウェルのシール6が破られた後、前記カートリッ
ジ1は反応ライン上を終点方向に一定の間隔で歩進しつ
つ、検体供給手段20により検体収容部18に収容され
た検体が前記カートリッジ1の適当なウェルに注入され
る。その後予めカートリッジ1に収容された固相試薬及
び標識試薬と混合されて、一連の免疫反応が実行され
る。
【0015】そして、最終的に反応ライン16の終点に
到達したカートリッジ1は、隣接する測定部においてカ
ートリッジ1中の固相に結合している標識物質の活性を
測定することにより、検体中に存在する測定対象物の測
定が定量的に行われる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の自動免疫測定装置において、カートリッジには、予
め固相試薬及び標識試薬が分注された状態で提供されて
いるため、一定の条件下での免疫測定反応に限定されて
しまい、測定対象物、反応条件等を柔軟に変更すること
が困難であった。
【0017】また、上記のようにカートリッジには、予
め固相試薬及び標識試薬をそれぞれ測定ウェル及び分注
ウェルに分注し、さらにこれらウェルをシールで密閉す
る加工が施されているため、一測定反応当たりのコスト
が高かった。
【0018】さらに、前記自動免疫測定装置には反応ラ
インが一本しか備えられていないため、一定時間に測定
できる検体数には限度があり、大量の検体を処理するこ
とができなかった。
【0019】そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、測定反応の
条件を柔軟に変更でき、かつ、大量の検体をより安価に
測定できる自動免疫測定装置を提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の自動免疫測定装置は、測定ウェルと分注ウ
ェルとからなる少なくとも2つのウェルを備えた空のカ
ートリッジを複数収容するカートリッジ収容部と、前記
カートリッジ収容部に収容された前記カートリッジを移
送しながら整列させるカートリッジ供給装置と、前記カ
ートリッジ供給装置により移送されるカートリッジの分
注ウェルまたは測定ウェルに標識試薬及び固相試薬を分
注する試薬分注器と、前記カートリッジの分注ウェルま
たは測定ウェルに検体を分注するための検体分注器と、
前記カートリッジに注入された前記標識試薬、前記固相
試薬及び前記検体を前記測定ウェル内で混合するための
混合手段と、B/F分離を行うための洗浄器とを備え、
一定間隔で歩進しつつ免疫反応を行わせるための少なく
とも2つのラインからなる反応ラインと、反応ラインの
終点において、前記カートリッジの測定ウェル中で標識
試薬の標識測定を行う測定部と、前記カートリッジ供給
装置によるカートリッジの移送から前記測定部による標
識測定までの測定操作をコントロールするための制御装
置と、前記測定部から得られる測定結果を表示するため
の出力部とを含み、上段の反応室に、前記カートリッジ
収容部と、前記試薬分注器、前記検体分注器、前記混合
手段、前記洗浄器を備える前記反応ラインと、前記測定
部とを配置し、下段は、仕切り壁を挟み一方が前記カー
トリッジ供給装置を収容するカートリッジ移送室であ
り、他方は前記制御装置及び検体トレイストッカ等を収
納する収納室であることを特徴とする。
【0021】上記構成によれば、カートリッジ収容部に
収容された空のカートリッジは、カートリッジ供給装置
により反応ラインの複数のラインの起点にそれぞれ整列
移送される。この移送途中で、前記カートリッジの分注
ウェルまたは測定ウェルに測定対象物に応じた抗体また
は抗原を担体に固定化された固相試薬、標識試薬及び所
望により検体希釈液が供給される。
【0022】本発明の自動免疫測定装置においては、従
来と異なり前記反応ラインには、複数のラインが備えら
れ、これらラインの起点にそれぞれ配置されたカートリ
ッジは、所定の温度に保たれて一定の間隔で並行して歩
進し、以下の一連の免疫反応が実行される。具体的に
は、先ず、検体分注器により検体が所定の分注ウェルま
たは測定ウェルに注入され、ここで注入された検体は、
混合機により固相試薬及び標識試薬と適当なタイミング
で測定ウェルで混合される。次いで、洗浄器により、測
定ウェルに収容されている免疫複合体から未反応の標識
試薬及び検体の除去(すなわちBound /Free、B/F分
離)が行われる。
【0023】反応ライン上での反応終了後、測定部にお
いて、前記測定ウェルに収容された免疫複合体を形成し
て固相に結合した標識試薬を標識測定することにより、
検体中の測定対象物が検出測定される。
【0024】上記固相試薬としては、従来からの酵素免
疫測定方法に使用されている各種固相を使用することが
できる。具体的には、前記反応容器の内壁、ポリスチレ
ンガラス等のビーズ、磁性粒子等を挙げることができる
が、微小の粒子でB/F分離が可能な磁性粒子を用いる
ことが望ましい。固相試薬は、検体中の測定対象物と結
合する抗原または抗体と、前記固相とを結合させて製造
することができる。
【0025】抗原または抗体が結合した磁性粒子(以下
感作磁性粒子という)を用いる場合には、前記洗浄器に
よる洗浄操作を確実に行うために、さらに前記洗浄器の
周辺に集磁部を設けることが望ましい。すなわち、集磁
部に反応液中の磁性粒子を磁力により集めることによ
り、固相上の免疫複合体から未反応の標識試薬及び検体
を分離除去するB/F分離を確実に行うことが可能とな
る。
【0026】また、上記標識試薬は、検体中の測定対象
物と結合する物質(抗体または抗原など)を標識物質に
より標識したものであり、この標識物質としては、例え
ば、酵素、放射性同位元素、発色物質、蛍光物質、発光
物質、各種着色粒子等を挙げることができる。上記酵素
としては、例えば、アルカリフォスファターゼ、ペルオ
キシダーゼ、ガラクトシダーゼ等を用いることができ
る。
【0027】酵素により標識された標識試薬(以下酵素
標識試薬という)場合、測定部での測定は、直接酵素活
性に基づき測定することも可能であるが、好ましくは、
各酵素に適した基質液を加えて酵素活性を測定する。こ
の基質としては、例えば、発色基質、蛍光基質、発光基
質を挙げることができる。
【0028】標識物質として酵素を用いる場合には、上
記反応ライン上の前記洗浄器によるB/F分離後の測定
ウェルに基質を分注するための基質分注器を備えること
が望ましい。
【0029】尚、上記自動免疫測定装置は、反応条件ま
たは上述した種々の測定試薬に適合させるために、前記
制御装置に所望の条件を設定して実行させることができ
る。この制御装置では、例えば、前記標識試薬、前記固
相試薬及び前記検体の注入量、前記標識試薬、前記固相
試薬及び前記検体の混合タイミング、洗浄器による洗浄
のタイミング、測定部の測定条件等を設定することがで
きる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の好適な実施の形
態を用いた場合を図面を用いて説明する。
【0031】図1は、本発明の自動免疫測定装置30の
内部の全体構成を示す斜視図である。
【0032】図に示されているとおり、自動免疫測定装
置30は、上下二段から構成され、上段は一連の測定反
応が行われる反応ラインを備えた反応室32であり、下
段は仕切り壁36を挟み一方がカートリッジ1を上段の
反応室32へ整列移送させるカートリッジ移送室34で
あり、他方は反応室32における測定反応を制御する制
御装置及び検体等を収納する収納室38である。
【0033】カートリッジ供給装置 カートリッジ収容部50に収容されたカートリッジ1を
反応室32の反応ライン56の始点に整列移送するため
のカートリッジ供給装置としては、カートリッジ移送室
34に、カートリッジ1を上端平面を載置して移送する
載置移送フィーダ40、前記載置移送フィーダ40から
移送されたカートリッジ1を反転させる反転フィーダ4
2及び前記反転フィーダから送り出されるカートリッジ
1を反応室32に引き上げるカートリッジリフト48が
備えられ、さらに、反応室32には、反応室に送り込ま
れたカートリッジ1に試薬を供給しながら反応ライン5
6の始点に移送する試薬供給移送路52が備えられてい
る。
【0034】詳細には、カートリッジ1を複数収容する
カートリッジ収容部50は、上段の反応室32の一側端
に設けられ、このカートリッジ収容部50の底面には、
カートリッジ1を送り出すための送出口51が設けられ
ている。この送出口51は反応室32の基台32aを貫
通して、カートリッジ移送室34の載置移送フィーダ4
0に向けて配置されている。
【0035】この載置移送フィーダ40は、螺旋状の移
送路から構成され、この移送路の上端が前記送出口51
と対向している。より詳細には、この螺旋移送路は、カ
ートリッジを長手方向に沿って上端平面を丁度載置でき
る幅に形成され、さらに、やや内側が低くなるように傾
斜し、この内側には、移送されるカートリッジ1を摺動
しながら支持する支持壁が設けられている。この支持壁
には、螺旋移送路を移動するカートリッジ1のうち、上
端平面を載置面としていないカートリッジをこの螺旋移
送路から排除するためのトラップ穴を設けることができ
る。また、この螺旋移送路の下方には、螺旋移送路から
排除されたカートリッジを載置移送フィーダ40に戻す
ための回収路を設けることができる。
【0036】前記載置移送フィーダ40に送り込み移送
路44が接続された反転フィーダ41には、中央に一定
方向で送り込まれたカートリッジを上向きに反転させる
反転ドラム42が設けられている。また、前記送り込み
移送路44と180度対象な位置の前記反転ドラム42
の側面には、反転されたカートリッジを上向きのまま取
り出すための取り出し移送路46が設けられている。こ
の取り出し移送路46の終点の上面には、カートリッジ
1を取り出すための取り出し口が設けられている。この
結果、載置移送フィーダ40から送り込まれたカートリ
ッジ1は、送り込み移送路44を介して反転ドラム42
に送り込まれる。この反転ドラムは一定方向に送り込ま
れたカートリッジ1を選択して上向きにして、取り出し
移送路46に整列配置させて移送する。
【0037】この取り出し移送路46の取り出し口に底
部の開口が接続されたカートリッジリフト部48は、上
部が反応室32に突出して配置され、そこにカートリッ
ジを送り出す送出口が設けられている。また、このカー
トリッジリフト部48の内部には、カートリッジを把持
して引き上げるリフト機構が備えられている。そのた
め、このカートリッジリフト部48は、取り出し移送路
46の取出口まで移送されたカートリッジ1を上段の反
応室32に移送する。
【0038】前記カートリッジリフト部48の送出口に
は、カートリッジ1を取り出し可能に一端が接続された
試薬供給移送路52が設けられ、その他端は後述する4
本のライン57を備えた反応ライン56の始点近傍まで
達している。
【0039】また、この試薬供給移送路52には、図示
されていないが試薬供給位置が設けられ、その近傍に
は、試薬供給手段として試薬分注器が備えられている。
この試薬分注器には、感作磁性粒子、酵素標識試薬及び
必要であれば希釈液等の試薬がそれぞれ充填された複数
の試薬容器が設けられ、これらの試薬容器には、充填さ
れた試薬を試薬供給位置に移送されたカートリッジ1に
供給するための供給チューブが設けられている。そのた
め、試薬供給移送路52において、カートリッジ1は所
定の試薬が所定のウェル3、4、5に供給されて、反応
ライン56のそれぞれのライン起点に対向するように移
送される。
【0040】尚、試薬分注器において、感作磁性粒子を
収容する試薬容器には、撹拌手段を備えることが望まし
い。すなわち、この撹拌手段により収容されている感作
磁性粒子を撹拌して、この磁性粒子の下部への沈殿を阻
害し常に一定の濃度の感作磁性粒子を供給可能とする。
【0041】また、この試薬供給移送路52の他端に係
合して設けられた第1カートリッジ輸送機構54には、
前記試薬供給移送路52の他端と反応ライン56の始点
との間で移動可能なスライド枠54aと、このスライド
枠54aの上端内側に上下方向に移動可能な4つのカー
トリッジクレーン部54bとが設けられている。この結
果、試薬供給移送路52上で反応ライン56の始点に対
向して配置されたカートリッジ1はカートリッジクレー
ン部54bにより把持され上方に引上げられて、前記試
薬供給移送路52から取り外される。この状態でスライ
ド枠54aが反応ライン56の始点に移動し、カートリ
ッジクレーン部54bがカートリッジ1を開放すること
により、カートリッジ1が反応ライン56のそれぞれに
載置される。
【0042】反応ライン 反応ライン56は、4本のライン57から構成され、各
ライン57はカートリッジ1を所定の反応温度に保ちな
がら所定の間隔で歩進させて、後述する種々の操作位置
を順次通過しながら終点まで移送して、カートリッジ内
での免疫測定反応を行わせる。ライン57は互いに間隔
を置いて並列された一対の無端ベルトからなり、両ベル
トはカートリッジの両端を支持する構造となっている。
【0043】2ステップサンドイッチ法の操作位置とし
ては、例えば(1)カートリッジ1に検体が注入される
検体注入位置、(2)カートリッジを撹拌して所定の試
薬と検体とを混合する混合位置である第一混合位置、
(3)第一混合位置における混合により測定ウェル内の
感作磁性粒子に結合して形成された免疫複合体から未反
応の遊離物質を除去するB/F(Bound/Free) するため
の第一洗浄位置、(4)カートリッジ1内の所定のウェ
ルに収容されている酵素標識試薬を測定ウェルに移して
混合する第二混合位置、(5)第二混合位置で形成され
た免疫複合体の磁性粒子をB/F分離するための第二洗
浄位置、(6)第2洗浄位置に次いで洗浄液を加えて混
合する第三混合位置、(7)第三混合位置の磁性粒子を
更にB/F分注する第三洗浄位置、(8)磁性粒子を含
む測定ウェルに基質液を分注し撹拌する第四混合位置が
設けられている。これらの操作位置は、予め設定された
測定条件に従いカートリッジがスキップして通過するこ
ともできる。
【0044】以下に、各操作位置に関する構成を詳述す
る。
【0045】[検体注入位置]測定が行われる検体を複
数収容した検体トレイ61は、前記収納室38の検体ト
レイストッカ62内に複数積み重ねられて収容されてい
る。
【0046】この検体トレイ61を検体注入位置の近傍
に移送するための検体移送機構60には、下段の収納室
38に配置された検体トレイストッカ62から検体トレ
イ61を引き出し上昇させる上昇取り出し手段と、反応
室32上で反応ライン56に平行して検体注入位置の近
傍まで移送する載置移送手段と、後述する検体注入装置
58により検体注入が終了された後、検体トレイを下降
させて検体トレイストッカ62の元の位置に戻す下降収
納手段とが備えられている。
【0047】前記検体移送機構60により検体注入位置
の近傍に移送された検体をカートリッジ1に注入する検
体注入装置58には、前記検体トレイ61より一定量の
検体をカートリッジ1に分注するための分注器58bが
設けられている。この分注器58bは反応ライン56の
検体注入位置、前記検体移送機構60及び後述する分注
チップ取り付け位置をまたぐガイド枠58aに水平方
向、及び垂直方向に移動可能に支持されている。そのた
め、前記分注器58bは、後述する分注チップ取り付け
位置で下降して、先端に分注チップ65aを取り付け、
検体移送機構60の対向する位置で下降して検体を吸入
し、検体注入位置で下降してカートリッジ1のウェルに
検体を確実に注入する。
【0048】また、前記ガイド枠58aは、反応室基台
32aにおいて、後述する検体注入後の使用済み分注チ
ップ65aを廃棄するためのチップ廃棄口67の上方に
前記分注器58bを配置できるようにY軸方向に移動可
能に設けられている。
【0049】前記分注チップ取り付け位置で前記文中機
58bの先端に対応した位置に配置させる分注チップ配
列装置には、複数の分注チップ65aを整列収容したチ
ップラック65を移送するラック移送機構64が備えら
れ、このチップラック移送機構64の終点近傍には、移
送されたチップラック65から分注チップ65aを取り
出して前記分注チップ取り付け位置に前記分注器58b
の所定の間隔で再配列させるチップ配列手段66が設け
られている。
【0050】より詳細には、前記チップ配列手段66
は、X軸方向に移動可能な一対のスライド板と、このス
ライド板に渡された支持パイプにY軸方向に移動可能に
設けられたチップ取出し部材から構成されている。その
ため、このチップ配列手段66は、チップラック65に
整列収容された分注チップ65aをX軸及びY軸方向に
移動しながら一つずつ取り出して、前記検体注入装置5
8の近傍のチップ取り付け位置に再配列させる。
【0051】ここで、分注チップ65aが取出されたチ
ップラック65を回収する手段としては、前記ラック移
送機構64の終点に隣接させて回収穴を設け、その下方
の収納室38には、ラック回収箱63が備えられてい
る。この結果、分注チップ65aが取出された後の空の
チップラック65が前記ラック移送機構64の末端から
押し出されて、回収穴を通過して前記ラック回収箱に回
収される。
【0052】[混合位置]反応ライン56の各混合位置
には、カートリッジ内の所定のウェル3、4、5に収容
された検体及び試薬を別のウェル3、4、5に移して混
合する混合手段が備えられている。この混合手段として
は、例えば、吸上げ及び吐出しを繰り返して混合するピ
ペット装置、偏心モータを用いたカートリッジ1の撹拌
装置またはこれらを組み合わせて用いることができる。
【0053】[洗浄位置]反応ライン56の各洗浄位置
には、免疫複合体が形成された磁性粒子から非反応の遊
離物質を除去し、B/F分離を行う洗浄器が設けられて
いる。この非反応物質の除去手段としては、例えば、洗
浄液を供給して、この洗浄液とともに非反応物質を除去
する洗浄装置を用いることができる。
【0054】この一つの具体例としては、先端に2本の
ノズルを備えた洗浄装置であり、これは、一方のノズル
が洗浄液を供給する洗浄液供給ノズルであり、他方が廃
液を吸上げる廃液吸入ノズルで構成される。この洗浄液
供給ノズルの後端に洗浄液を供給するためのチューブの
一端を接続し、他端を収納室38に収容された洗浄液容
器80内に配置する。他方の廃液吸入ノズルの後端にも
チューブの一端を接続し、このチューブの他端を廃液回
収容器等に配置する。
【0055】尚、感作磁性粒子を用いる測定では、カー
トリッジ1の少なくとも片側の側壁に磁性粒子が集まる
ように、反応ライン56の各洗浄位置の側壁に磁石など
からなる集磁部を設置する。すなわち、このように反応
ライン56の各洗浄位置に集磁部を備えることにより、
洗浄位置で測定ウェル内の免疫複合体を形成した磁性粒
子を前記測定ウェルの内部側壁に集めることができる。
このように側壁に磁性粒子を含む物質を集めた状態で、
前記廃液吸入ノズルの先端を測定ウェルの底部に配置し
て供給された洗浄液とともに非反応物質を吸入すること
により、粒子に付着した非反応物質をほぼ完全に洗浄除
去することができる。
【0056】[基質液の分注]反応ライン56の基質液
分注位置には、発光基質液をカートリッジに分注するた
めの基質液分注器が備えられている。この基質液分注器
には、基質液を収容する基質液容器68が備えられ、さ
らに図には示されていないが、基質液容器68に収容さ
れている基質液をカートリッジ1の測定ウェルに分注す
る分注ノズルが備えられている。この結果、反応ライン
に移送されたカートリッジの測定ウェルに所定の基質液
が加えられる。そして、反応ライン56の撹拌位置に備
えられた撹拌手段により、基質液と磁性粒子に結合した
酵素とが反応して発光を起こす。
【0057】測定部 前記反応ライン56の終点には、反応ライン56の終点
からカートリッジ1を後述する測光部72に移送させる
ための第2カートリッジ輸送機構70が設けられてい
る。この第2カートリッジ輸送機構70は、前記第1カ
ートリッジ輸送機構54と同様の構成からなる門型のス
ライド枠70aを有している。この門型のスライド枠7
0aは、反応ライン56の終点と測光部72との間でX
軸方向に移動可能に反応室基台32aに設けられてい
る。また、前記スライド枠70aの上部内側に上下自在
に備えられたカートリッジクレーン部70bは、外部に
カートリッジ1を覆うカバーが備えられている。
【0058】一方、測定部として設けられた前記測光部
72は、前記反応ラインのそれぞれの終点に対向して配
置され、その内部には、カートリッジ1を収容し測定す
る測定室が備えられている。この測定室の測定ウェル3
を収容する部分には、測定ウェル3内の発光を測定する
光電子増倍器等の測定器が設けられている。
【0059】この結果、反応ラインの終点に移送された
カートリッジ1は、前記カートリッジ輸送機構70によ
り、反応ラインから引き上げられて、測光部72に輸送
され、測定室に収容される。この状態でカートリッジ輸
送機構70に備えられたカバーにより測光部72が遮光
されて、所定の測定条件で測定が行われる。
【0060】制御装置 収納室38に収納された制御装置は、コンピュータ74
と制御ボード100とから構成されている。
【0061】前記コンピュータ74には、測定条件等を
設定するための入力部75と、コンピュータ74のデー
タ等を表示する表示部76とが接続されている。このコ
ンピュータ74は、上記種々の装置等に接続され、入力
部75により入力された測定条件に従って、上記各構成
の一連の動作を制御する。また、コンピュータ74は、
後述する測光部72にも接続され、測光部72における
測定データを演算記憶し、表示部76にその測定データ
を表示する。
【0062】動作説明 以下に本発明の自動免疫測定装置の動作について説明す
る。
【0063】本発明の自動免疫測定装置において、測定
開始時には、測定対象物に対応した任意の感作磁性粒
子、酵素標識試薬等及び必要であれば希釈液を試薬分注
器にセットして、さらに、外部のコンピュータから種々
の条件を伝送することもできる。コンピュータに各測定
項目によってあらかじめ設定された所定の反応条件(例
えば、試薬類の供給量、これら試薬を供給すべきカート
リッジ1のウェル3、4、5、反応ラインの反応温度、
反応ラインの歩進速度、混合位置での混合条件、及び測
光部の測光条件等)を設定することで測定反応が開始さ
れる。
【0064】測定反応が開始されると、まず、カートリ
ッジ1の移送が開始される。すなわち、カートリッジ収
容部50に収容されたカートリッジ1は、送出口51か
ら載置移送フィーダ40に送り出され、載置移送フィー
ダ40で、カートリッジ1を選択して上端平面を載置し
たものを次の反転フィーダ41の送り込み移送路44に
送り込む。
【0065】送り込み移送路44を介して反転ドラム4
2に送り込まれたカートリッジ1は、一定方向に配置さ
れたものだけが反転ドラム42により選択されて上向き
に配置される。この結果、反転ドラム42から取り出し
移送路46に取り出されたカートリッジ1は一定の方向
で、上向きに配置されて、次ぎのカートリッジリフト部
48を介して、上段の反応室32に移送される。
【0066】反応室32に移送されたカートリッジ1
は、試薬供給移送路52において、所定の感作磁性粒
子、酵素標識試薬、必要であれば希釈液が試薬供給位置
で供給されて、反応ライン56のそれぞれの始点に対向
するように配置される。
【0067】反応ライン56の始点に対向して配置され
たカートリッジ1は、第1カートリッジ輸送機構54に
より反応ライン56の始点に移送され、測定反応が開始
される。この反応ライン56は30秒単位で歩進する。
【0068】先ず、カートリッジ1内の試薬は、検体注
入位置に移送されながら反応温度に加温される。この間
に検体注入位置では、カートリッジ1への検体の注入の
準備が行われる。詳細には、検体注入装置58は、分注
器58bの先端にチップ取り付け位置に所定の間隔で配
列された分注チップ65aを取り付けて移動し、前記分
注チップ65aにより検体トレイ61中の4本の検体を
吸引して、各ライン57上のカートリッジ1の分注ウェ
ル4,5または測定ウェル3に分注する。カートリッジ
1への分注が終了すると、検体注入装置58の分注器5
8bは、分注チップ廃棄口67の上方に配置されて、使
用済み分注チップ65aが取り外される。この使用済み
分注チップ65aは、前記分注チップ廃棄口67を通過
して収納室32のチップ回収箱78に回収される。
【0069】検体の注入後は、設定した混合位置及び洗
浄位置で、混合操作、洗浄操作が行われる。
【0070】本測定装置による免疫測定は、例えば1ス
テップサンドイッチ法、ディレイ1ステップサンドイッ
チ法、2ステップサンドイッチ法、競合法等を実施する
ことができる。1ステップサンドイッチ法、すなわち洗
浄操作が一回のみ行われる方法では、第1洗浄をスキッ
プし、第2、第3洗浄を行う。
【0071】さらに1ステップサンドイッチ法に基づい
て免疫測定反応を実行する場合を詳述すれば、感作磁性
粒子は測定ウェル3に分注され、酵素標識試薬は分注ウ
ェル5に分注される。検体を吸入した分注チップは、引
き続き分注ウェル5から酵素標識試薬を吸入し、検体と
酵素標識試薬を測定ウェル3に注入し、混合する。これ
によって磁性粒子上に免疫複合体が形成される。
【0072】次いで、洗浄位置で、測定ウェル3内の磁
性粒子から、遊離の非反応物質、すなわち遊離の酵素構
成試薬および検体等を洗浄除去し、B/F分離が行われ
る。
【0073】上記のとおり混合操作及び洗浄操作は、前
記制御装置に設定された測定反応の条件に応じて実行さ
れ、最終的に免疫複合体が測定ウェル内に配置されて、
次の基質液分注位置に移送する。
【0074】反応ライン56の基質液分注位置では、基
質液分注装置により測定ウェル3内に発光基質液を分注
し、撹拌する。次いでカートリッジを反応ライン56の
終点に移送する。
【0075】反応ライン56の終点に移送されたカート
リッジ1は、第二カートリッジ輸送機構70により、測
光部72に移送されて、測光部72に設置された光電子
倍増管により発光の測定が行われる。次いでこの測定結
果は、コンピュータ74で演算処理され、データとして
記憶されると同時に、ディスプレイ76に表示される。
【0076】さらに、測定が終了したカートリッジは、
第二カートリッジ輸送機構70により測光部72から引
き出されて、測光部72と反応ライン56の間に設けら
れたカートリッジ廃棄口を通過させて、収納室38に備
えられた廃棄カートリッジ受けに廃棄される。
【0077】
【発明の効果】本発明の自動免疫測定装置においては、
空のカートリッジを反応ラインに移送するカートリッジ
供給装置と、カートリッジに固相試薬及び標識試薬を供
給する試薬供給手段を備えていることから、測定対象物
に応じて前記固相試薬及び前記標識試薬を任意に選択し
て供給することができる。そのため、従来と異なり、多
種多様な測定対象物の検出測定が可能となり、さらにそ
の反応条件も柔軟に変更を行うことが可能となる。
【0078】この結果、本発明の装置では、目的の測定
対象物に対する固相試薬及び標識試薬を任意に用いるこ
とにより、多項目の免疫測定に対応することができる。
また、反応ラインは従来と異なり複数のラインより構成
されるため、大量検体の測定を行うことが可能となる。
そのため、測定を効率よく実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動免疫測定装置の内部を示す斜視
図である。
【図2】 従来の自動免疫測定装置の平面図である。
【図3】 カートリッジの断面図である。
【符号の説明】
1 カートリッジ、3 測定ウェル、4、5 分注ウェ
ル、40 載置移送フィーダ、41 反転フィーダ、4
8 カートリッジリフト部、50 カートリッジ収容
部、52 試薬供給移送路、56 反応ライン、58
検体注入装置、72 測光部、76 ディスプレイ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古屋敷 佳久 東京都新宿区西新宿2丁目7番1号 富 士レビオ株式会社内 (72)発明者 小泉 八郎 山梨県大月市富浜町宮谷955 (72)発明者 木下 晃 東京都武蔵野市西久保3−5−17 荒川 勇方 (72)発明者 佐竹 伸二 山梨県北都留郡上野原町上野原5278 (72)発明者 石井 誠 山梨県北都留郡上野原町上野原5278 (72)発明者 鷹取 正英 山梨県北都留郡上野原町上野原4672−1 (72)発明者 石井 啓二朗 山梨県北都留郡上野原町上野原4683−5 (72)発明者 尾崎 光信 山梨県大月市七保町林646 (72)発明者 宮坂 淳 東京都日野市南平1−38−9 (72)発明者 佐藤 久 山梨県北都留郡上野原町上野原4668 (72)発明者 川本 孝治 埼玉県蓮田市桜台3−10−5 (72)発明者 佐藤 洋 山梨県北都留郡上野原町上野原5278 (56)参考文献 特開 平6−43173(JP,A) 特開 平5−40122(JP,A) 特開 平4−58158(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 35/02 G01N 33/543 571

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定ウェルと分注ウェルとからなる少な
    くとも2つのウェルを備えたカートリッジを複数収容す
    るカートリッジ収容部と、 前記カートリッジ収容部に収容された前記カートリッジ
    を移送しながら整列させるカートリッジ供給装置と、 前記カートリッジ供給装置により移送されるカートリッ
    ジの分注ウェルまたは測定ウェルに標識試薬及固相試
    薬を分注する試薬分注器と、 前記カートリッジの分注ウェルまたは測定ウェルに検体
    を分注するための検体分注器と、前記カートリッジに注
    入された前記標識試薬、前記固相試薬及び前記検体を前
    記測定ウェル内で混合するための混合手段と、B/F分
    離を行うための洗浄器とを備え、一定間隔で歩進しつつ
    免疫反応を行わせるための少なくとも2つのラインから
    なる反応ラインと、 反応ラインの終点において、前記カートリッジの測定ウ
    ェル中で標識試薬の標識測定を行う測定部と、 前記カートリッジ供給装置によるカートリッジの移送か
    ら前記測定部による標識測定の測定操作をコントロール
    するための制御装置と、 前記測定部から得られる測定結果を表示するための出力
    部とを有し、上段の反応室に、前記カートリッジ収容部
    と、前記試薬分注器、前記検体分注器、前記混合手段、
    前記洗浄器と、前記反応ラインと、前記測定部とを配置
    し、下段は、仕切り壁を挟み一方が前記カートリッジ供
    給装置を収容するカートリッジ移送室であり、他方は前
    記制御装置及び検体トレイストッカ等を収納する収納室
    である自動免疫測定装置。
  2. 【請求項2】 前記反応ラインにさらに、前記洗浄器に
    よるB/F分離後の前記測定ウェルに基質を分注するた
    めの基質分注器を備え、 前記標識試薬が酵素により標識されている場合に、前記
    基質分注器から分注された基質により標識試薬の酵素活
    性測定を行うことを特徴とする請求項1に記載の自動免
    疫測定装置。
  3. 【請求項3】 前記洗浄時に磁性粒子を集めるための集
    磁部を備え、 前記固相試薬が磁性粒子から構成されている場合に、前
    記集磁部において前記固相試薬を洗浄することを特徴と
    する請求項1または2に記載の自動免疫測定装置。
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