JP3205422U - 電気炊飯器 - Google Patents

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Abstract

【課題】内釜が遠赤外線が放射される材質により形成されることから、遠赤外線が調理物に直接的に伝導、対流、輻射の方法により均一に伝達される電気炊飯器を提供する。【解決手段】電気炊飯器は、内部空間22を有し、加熱手段が内蔵された本体20と、本体20の内部空間22に配設されて加熱手段により加熱されて遠赤外線を放射するための内釜30と、本体20の上側に蝶着されて本体20を開閉する蓋体40と、を備えるが、内釜30の材質は、水晶であることを特徴とする。【選択図】図3

Description

本考案は、電気炊飯器に係り、更に詳しくは、内釜を水晶製にして水晶から放出される遠赤外線の放射による共鳴、共振作用により調理物が内部から煮えて組織感が増大して風味がよく、抗菌、防虫作用により鮮度を長時間維持する電気炊飯器に関する。
通常の電気炊飯器用鍋などの家庭用及び業務用鍋は、加熱板がセラミックによりコーティングされているため主として熱が伝導現象によってしか伝達されず、加熱板と鍋とが完全に接触されないため熱伝達速度が遅く、遠赤外線の放射効果があまり高くないという問題がある。
図1は、従来の電気炊飯器の部分縦断面図であり、図2は、図1の部分拡大断面図である。同図に示すように、従来の電気炊飯器は、本体1の内部に鍋ケース2が結合され、鍋ケース2の内部の下側には加熱板3が固定され、その上に鍋4が着脱自在に結合されている。なお、前記加熱板3は、母材3aにセラミックコーティング層3bが形成されるような構成になっている。
このように、従来の電気炊飯器は、加熱板3の表面にセラミックをコーティングして熱伝導だけで鍋4の内部に遠赤外線の放射効果を与えなければならないため、効率が低いという問題があり、加熱板3が熱源となるため輻射及び対流による効果が全くないという問題がある。また、根本的に加熱板3と鍋4とが完全に接触される構造ではないため、熱伝達速度が遅く、未接触部は伝導が起こらないという構造的な問題がある。
そこで、本考案は、このような従来の問題を改善するために提案されたものであり、その目的は、内釜を水晶製にして水晶から放出される遠赤外線の放射による共鳴、共振作用により調理物が内部から煮えて組織感が増大して風味がよく、抗菌、防虫作用により鮮度を長時間維持する新規な電気炊飯器を提供することにある。
特に、本考案の目的は、内釜が遠赤外線が放射される材質により形成されることから、遠赤外線が調理物に直接的に伝導、対流、輻射の方法により均一に伝達されて脱臭、浄化の効果がある新規な電気炊飯器を提供することにある。
上述した目的を達成するためになされた本考案による電気炊飯器は、内部空間を有し、加熱手段が内蔵された本体と、前記本体の内部空間に配設されて前記加熱手段により加熱されて遠赤外線を放射するための内釜と、前記本体の上側に蝶着されて前記本体を開閉する蓋体と、を備えることを特徴とする。
また、本考案による電気炊飯器において、前記内釜の材質は、水晶であることが好ましい。
による電気炊飯器によれば、内釜を水晶製にして水晶から放出される遠赤外線の放射による共鳴、共振作用により調理物が内部から煮えて組織感が増大して風味がよく、抗菌、防虫作用により鮮度を長時間維持するという効果がある。
特に、内釜が遠赤外線が放射される材質により形成されることから、遠赤外線が調理物に直接的に伝導、対流、輻射の方法により均一に伝達されて脱臭、浄化の効果がある。
図1は、従来の技術を説明するための図である。 図2は、従来の技術を説明するための図である。 図3は、本考案の好適な実施形態による電気炊飯器の斜視図である。 図4は、本考案の好適な実施形態による電気炊飯器の内釜を構成する水晶結晶体を示す写真である。
以下、添付図面の図3及び図4に基づき、本考案の好適な実施形態について詳細に説明するが、図3及び図4において、同じ機能を行う構成要素に対しては同じ参照符号を付す。一方、図面への図示及び詳細な説明の欄において、本考案の技術的特徴と直接的な関連性のない要素の具体的な技術的構成及び作用に関する詳細な説明及び図示は省略し、本考案と関連する技術的構成のみを簡略に図示又は説明する。
図3及び図4を参照すると、本考案の好適な実施形態による電気炊飯器10は、内部空間22を有し、加熱手段が内蔵された本体20と、前記本体20の内部空間22に配設されて前記加熱手段により加熱されて遠赤外線を放射するための内釜30と、前記本体20の上側に蝶着されて前記本体20を開閉する蓋体40と、を備える。
本体20は、内部空間22を有し、内部空間22の下側に加熱手段(図示せず)が内蔵され、外部の一方の側に操作ボタンが形成され、外部の背面に電源を供給するための電源部が接続される。このとき、加熱手段、操作ボタン及び電源部は、通常の電気炊飯器の内部に内蔵される構成と同様であり、それにより得られる効果も同様であるため、その詳細な説明を省略する。
内釜30は、本体20の内部空間22に配設されて本体20に内蔵された加熱手段から熱を伝達されて加熱されて内部に収容される中身を調理するものであり、加熱手段により加熱されると、遠赤外線を放出しながら中身を調理する。
このような内釜30は、材質が水晶であるため、本体20に内蔵された加熱手段から熱を伝達されて加熱されて内部に収容された中身に遠赤外線を放射する。
このように、内釜30を水晶製にして水晶から放出される遠赤外線の放射による共鳴、共振作用により調理物が内部から煮えて組織感が増大して風味がよく、抗菌、防虫作用により鮮度を長時間維持するという効果がある。
上述したように、本考案による電気炊飯器の内釜によれば、内釜が遠赤外線が放射される材質により形成されることから、遠赤外線が調理物に直接的に伝導、対流、輻射の方法により均一に伝達されて脱臭、浄化の効果がある。
蓋体40は、本体20の上側の一方の側に蝶合されて本体20を開閉するためのものであり、本体20の上側を覆うように形成され、上側にユーザーが把持可能に把持部(図示せず)が形成される。
一方、本考案の好適な実施形態による電気炊飯器10における本体20及び蓋体40は、通常の電気炊飯器の構成と同様であり、それによる作用及び効果も同様であるため、詳細な説明は省略し、内釜を中心として説明した。
上述したように、本考案の好適な実施形態による電気炊飯器について説明しかつ図示したが、これは単なる例示に過ぎず、この分野における通常の技術者であれば、本考案の技術的思想を逸脱しない範囲内において種々の変形及び変更が可能であるということが理解できる筈である。
本考案は、内部空間を有し、加熱手段が内蔵された本体と、前記本体の内部空間に配設されて前記加熱手段により加熱されて遠赤外線を放射するための内釜と、前記本体の上側に蝶着されて前記本体を開閉する蓋体と、を備えることを特徴とする電気炊飯器を発明の実施のための形態とする。
このとき、前記電気炊飯器において、前記内釜の材質は、水晶であることが好ましい。
本考案は、内釜を水晶製にして水晶から放出される遠赤外線の放射による共鳴、共振作用により調理物が内部から煮えて組織感が増大して風味がよく、抗菌、防虫作用により鮮度を長時間維持するという効果があり、特に、内釜が遠赤外線が放射される材質により形成されることから、遠赤外線が調理物に直接的に伝導、対流、輻射の方法により均一に伝達されて脱臭、浄化の効果があるため、産業上の利用可能性が高いことが期待される。

Claims (2)

  1. 内部空間を有し、加熱手段が内蔵された本体と、前記本体の内部空間に配設されて前記加熱手段により加熱されて遠赤外線を放射するための内釜と、前記本体の上側に蝶着されて前記本体を開閉する蓋体と、を備えることを特徴とする電気炊飯器。
  2. 前記内釜の材質は、水晶であることを特徴とする請求項1に記載の電気炊飯器。


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