JP3205179U - 組み合わせ布団 - Google Patents

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Abstract

【課題】小布団体を特別に保管する収容スペースがなくとも、予備の小布団体を準備しておくことが可能な組み合わせ布団を提供する。【解決手段】組み合わせ布団は、長手方向に沿って3つに分割された3つの小布団体2からなり、各小布団体2は一方の面がメッシュ生地3、他方の面が抗菌、消臭、防汚機能を有する生地4からなり、接続部分となる両端にオープンファスナーの一対のエレメント列5a、5bを備え、オープンファスナーを有する辺と平行に複数の長袋状の収納部6が形成され、収納部がほぼ円柱形になる程度までソフトパイプ7が充填されている。【選択図】図1

Description

本考案は、部分的に洗濯が可能な組み合わせ布団に関するものである。
毎日の介護を行う介護者にとって、敷布団の衛生管理は大きな課題の一つである。ほぼ毎日のようにおむつをしていても尿便漏れで寝具を汚してしまう要介護者への対応として、防水シーツやおむつによる対策があるものの、寝ている間に外れたり、要介護者が自分でずらしてしまう完全な対処法は無く、敷布団まで汚れが広がる。一般家庭の設備で、汚れた敷布団をそのまま丸ごと洗い乾燥させるのは不可能である。一方で、布団のクリーニングは高額であり、できるとしても月に数回程度、しかもその洗濯は他者への配慮から家庭で手洗いをした後にコインランドリーへ持ち込んでの洗濯/乾燥であることが現状となっており介護者の負担は大きい。また、要介護者はその間は尿便で汚染されたままの状態で過ごさなくてはならず、苦痛を強いられる。また、敷布団を洗濯している間に用いる予備の敷布団を用意しておかねばならず、収納スペースが無ければ予備布団の購入もできない。
敷き布団の洗濯を一般家庭の設備によって可能とする提案として、例えば特許文献1に示されるような技術が知られている。この技術は、敷布団を頭部分、胴部分、及び足部分に3分割可能なようにして、必要な部分のみを家庭で洗濯できるようにしている。また、部分洗濯の効果を狙ったものでは無いが、分割された小布団体が、頭部分、胴部分、及び足部分のいずれに対しても適用可能とし、へたりが一箇所に集中するのを防止する技術が特許文献2により知られている。この技術によれば、小布団体の両端縁にファスナーが設けられており、配列の自由度が向上している。
特開平9−19346号公報 特開平6−284918号公報
特許文献1の技術によれば、特に汚れがひどく何回も洗濯する必要が生じる胴部分については、他の部分よりも劣化するのが早いという問題がある。一方、特許文献2の技術によれば、小布団体の配列が自由であるので、特許文献1の部分洗濯可能な技術に適用すれば、洗濯の頻度が高い胴部分を全ての小布団体が兼ねることができるようになる。しかしながら、小布団体を洗濯している間に用いる予備の小布団体は必ず必要であり、大きさは小さいと言えども予備の小布団体を保管する収容スペースが不可欠である。
そこで、本考案は、小布団体を特別に保管する収容スペースがなくとも、予備の小布団体を準備しておくことが可能な組み合わせ布団を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本考案の組み合わせ布団は、複数の小布団体であり、夫々の一方の面がメッシュによる長方形状の生地、他方の面が抗菌、消臭、防汚機能を有する長方形状の生地からなり、これらの生地の面を合わせ、一辺を残して周囲を縫い合わせ、さらに間隔を空けて対辺の間を一方向に縫うことにより、間隔を開けた箇所が複数の長袋状の収納部として一列に横並び状に連続して形成さており、両端となる収納部の外側長辺にオープンファスナーの1対のエレメント列を夫々備え、前記複数の収納部には当該収納部がほぼ円柱形になる程度までソフトパイプが充填されていることを特徴とする。
本考案によれば、複数の収納部が一列に横並び状に連続して形成されているため、1つの小布団体が容易に丸まり、対辺のエレメント列同士を接続してループ状にすることができる。このため、予備の小布団体は丸めて足載せや枕として使用することができるため、保管する場所を別途必要としない。また、収納部が円柱形にまでふくらみ、収納部が一列に横並び状に連続していることにより、隣り合う小布団体を接続したとき、オープンファスナーが表に響かないものとなり、接続部においての違和感は無くなる。また、複数の収納部が敷布団の全体にわたっているので、接続部のみ隙間があるなどの違和感も無いものとなる。
小布団体の構成を示す図 小布団体により敷布団を作成した状態を示す図 小布団体により足載せ、枕を作成した状態を示す図
以下、本考案に係る小布団体の一実施の形態について、図1〜図3に基づいて説明する。
図1は本考案に係る小布団体2を示す図である。小布団体2は一方の面がメッシュの生地3、他方の面が抗菌、消臭、防汚機能を有する生地4からなる。長方形状の生地3、4の面を合わせ、一辺を残して周囲を縫い合わせ、さらに間隔を開けて対辺の間を一方向に縫うと、間隔を空けた箇所が複数の長袋状の収納部6として1列に横並び状に連続して形成される(図1Aにおいて、縫い合わせた箇所を破線にて示した)。ソフトパイプ7を、縫い合わせしていない一辺から収納部6につめる。ソフトパイプ7は、各洗濯を容易にするために、合成樹脂製を中材として使用されるものである。収納部6がほぼ円柱形になる程度までソフトパイプ7が入ったら、縫い合わせていなかった一辺を縫い合わせて封止する(図1B)。封止は縫合でも良いし、ファスナーにより開閉可能な封止でも良い。小布団体2は、両端に位置する収納部6の外側長辺にオープンファスナー5の1対のエレメント列5a及びエレメント列5bが、夫々に備えられる。エレメント列5a及びエレメント列5bの配置位置は、両端に位置する収納部6の一辺である。
オープンファスナー5の1対のエレメント列5a及びエレメント列5bが、夫々に対辺に備えられているため、小布団体2は、例えば、頭部分、胴部分、及び足部分の3つのどの箇所に配列されても、隣り合う小布団体2のオープンファスナー5のエレメント列5aとエレメント列5bが対となり接続、分離することができる。オープンファスナーのスライダーは、引き手が表裏どちら側にでも移動できるリバーシブルスライダーを用いるのが望ましい。小布団体2の表裏どちら側からも、接続、分離を容易にできるからである。
収納部6が円柱形にまでふくらみ、収納部6が一列に横並び状に連続していることにより、隣り合う小布団体2を接続したとき、オープンファスナー5が表に響かないものとなり、接続部において違和感が無くなる。また、複数の収納部6が敷布団1の全体にわたりあるので、接続部のみ隙間があるなどの違和感も無いものとなる。また、複数の収納部6が一列に横並び状に連続して形成されているため、1つの小布団体2が容易に丸まり、対辺のエレメント列5a及びエレメント列5b同士を接続してループ状にすることができる。実施例においては、小布団体2は12個の収納部6を有しているが、14個若しくは16個の収納部6を有してもよい。ループ状にした際の形状に余裕を持たせるために5つ以上の収納部6を必要である。また、ソフトパイプ7の大きさや柔軟性などの性質により、ソフトパイプ7が偏らないかつ肌触りが良い密度を達成するには収納部6の幅を適正に設定するのが良い。
図2において、3つの小布団体2を連結することにより、敷布団1となる。小布団体2は、両端に一対のオープンファスナー5を備えているので、どこに配置しても良く両端部と中央部を入れ換えて使用できる。特に中央部は胴の位置に辺り、汚れることが多いのでその部分のみ分離して洗濯することができる。
予備の小布団体2は丸めて枕8、9(頭載せ用枕或いは足載せ用枕)として使用することができる。例えば、図3Aのように1つの小布団体2を巻いて対辺のエレメント列5a及びエレメント列5b同士を接続してループ状にすれば、低めの枕8となる。また、図3Bのように、2つの小布団体2を用いて、1つの小布団体2を巻いて芯にして、その周りをさらに別の小布団体2を巻いてエレメント列5a及びエレメント列5bを閉じると高めの枕9になる。図3Cでは、高めの枕9を足載せ用とて、敷布団1の上に配置し、低めの枕8は敷布団1の上に頭載せ用として頭側に配置した例を示している。このように予備の小布団体2を枕8、9として使用することにより、予備の保管場所を別に必要としない。枕8、9、若しくは両方を用いれば、予備の小布団体2を3つ準備していることになり、敷布団として利用している小布団体2の1つや2つに対して洗濯が必要となっても、枕8、9の形態を解除して敷布団の部分として使用することができる。敷布団の一部となった枕8、9の代わりは、タオルケット等の他のもので代用可能である。なお、枕8,9の中にタオルケット等の他のものを入れて高さ調整しても良い。
小布団体2は抗菌、消臭、防汚機能を有する生地4を使用することにより、汚れが付きにくく、メッシュの生地3を使用することにより、洗濯後、脱水しやすく、速く乾燥させることができる。生地3或いは生地4のいずれを表として利用するかは、利用者の好みで良い。メッシュの生地3を表に利用すれば、通気性が向上する。生地4を利用すれば、メッシュの凹凸感を感じることがない。また、生地3或いは生地4を他の機能を有する生地にしても良い。
1 敷布団
2 小布団体
3、4 生地
5 オープンファスナー
6 収納部
7 ソフトパイプ

Claims (3)

  1. 複数の小布団体であって、表裏は長方形状の生地からなり、これらの生地の面を合わせ、一辺を残して周囲を縫い合わせ、さらに間隔を開けて対辺の間を一方向に縫うことにより、間隔を空けた箇所が複数の長袋状の収納部として一列に横並び状に連続して形成されており、両端となる収納部の外側長辺にオープンファスナーの一対のエレメント列を夫々備え、前記複数の収納部には当該収納部がほぼ円柱形になる程度までソフトパイプが充填され封止されていることを特徴とする組み合わせ布団。
  2. 請求項1の組み合わせ布団において、前記複数の小布団体のうち1つの小布団体の両側のオープンファスナーの一対のエレメント列に対して、夫々他の小布団体の一方のエレメント列を接続して敷き布団とし、さらに他の1つの小布団体はその両側に設けられたエレメント列同士が接続されて前記敷布団の上に配置されていることを特徴とする組み合わせ布団。
  3. 請求項1の組み合わせ布団において、前記複数の小布団体のうち1つの小布団体の両側のオープンファスナーの一対のエレメント列に対して、夫々他の小布団体の一方のエレメント列を接続して敷き布団とし、さらに他の2つの小布団体のうちの1つの小布団体が巻かれて芯にされ、その周りをさらに残りの小布団体が巻かれてその一対のエレメント列同士が接続されて前記敷布団の上に配置されていることを特徴とする組み合わせ布団。
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