JP3204367B2 - センシング素子のリード線接続構造 - Google Patents

センシング素子のリード線接続構造

Info

Publication number
JP3204367B2
JP3204367B2 JP13511496A JP13511496A JP3204367B2 JP 3204367 B2 JP3204367 B2 JP 3204367B2 JP 13511496 A JP13511496 A JP 13511496A JP 13511496 A JP13511496 A JP 13511496A JP 3204367 B2 JP3204367 B2 JP 3204367B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
sensing element
lead wire
attached
wiring board
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP13511496A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH09318423A (ja
Inventor
順子 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP13511496A priority Critical patent/JP3204367B2/ja
Priority to EP97108310A priority patent/EP0817317B1/en
Priority to DE69735219T priority patent/DE69735219T2/de
Priority to US08/863,206 priority patent/US5894409A/en
Priority to KR1019970021240A priority patent/KR100210960B1/ko
Publication of JPH09318423A publication Critical patent/JPH09318423A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3204367B2 publication Critical patent/JP3204367B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/59Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures
    • H01R12/62Fixed connections for flexible printed circuits, flat or ribbon cables or like structures connecting to rigid printed circuits or like structures
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R12/00Structural associations of a plurality of mutually-insulated electrical connecting elements, specially adapted for printed circuits, e.g. printed circuit boards [PCB], flat or ribbon cables, or like generally planar structures, e.g. terminal strips, terminal blocks; Coupling devices specially adapted for printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures; Terminals specially adapted for contact with, or insertion into, printed circuits, flat or ribbon cables, or like generally planar structures
    • H01R12/50Fixed connections
    • H01R12/51Fixed connections for rigid printed circuits or like structures
    • H01R12/52Fixed connections for rigid printed circuits or like structures connecting to other rigid printed circuits or like structures
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01GWEIGHING
    • G01G19/00Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups
    • G01G19/08Weighing apparatus or methods adapted for special purposes not provided for in the preceding groups for incorporation in vehicles
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01LMEASURING FORCE, STRESS, TORQUE, WORK, MECHANICAL POWER, MECHANICAL EFFICIENCY, OR FLUID PRESSURE
    • G01L1/00Measuring force or stress, in general
    • G01L1/12Measuring force or stress, in general by measuring variations in the magnetic properties of materials resulting from the application of stress
    • G01L1/127Measuring force or stress, in general by measuring variations in the magnetic properties of materials resulting from the application of stress by using inductive means
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/66Structural association with built-in electrical component
    • H01R13/665Structural association with built-in electrical component with built-in electronic circuit
    • H01R13/6683Structural association with built-in electrical component with built-in electronic circuit with built-in sensor

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Transmission And Conversion Of Sensor Element Output (AREA)
  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
  • Combinations Of Printed Boards (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トラック等の車両
に設けられる荷重測定用のセンシング素子にリード線を
接続するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の荷重測定は、主としてトラック等
の大型車両を対象とし、例えば過積載による横転等の交
通事故や、車両、路面の劣化の促進を防ぐ目的で行われ
ている。在来の車両の荷重測定は、俗に看貫(かんか
ん)と呼ばれる台秤に測定対象の車両を載せて行ってい
たが、施設が大かかりで広い設置スペースを必要とする
ため、設置できる台秤の台数が制限され多くの車両を測
定することができない他、設置コストが嵩んでしまう。
そこで、近年では、車両自体に搭載して荷重を測定する
荷重測定装置が提供されている。
【0003】例えば、本出願人による提案である特願平
7−124860号では、図8に斜視図で示すように、
一端が二股状のブラケット33を介して荷台フレーム3
2に連結されるリーフスプリング31の他端と、荷台フ
レーム32に連結されたもう1つのブラケット33の間
にシャックル34が介設されていることに着目し、この
シャックル34をブラケット33に揺動可能に連結する
のに用いるシャックルピン5内に、例えばひずみ式ゲー
ジセンサ等の荷重測定用のセンシング素子を取り付け、
各センシング素子の測定値の合計を基に荷重を算出する
ようにしている。
【0004】図9はシャックルピン内でのセンシング素
子の配置を示す断面図で、前記シャックルピン5の軸方
向両端には収容部5a,5bがそれぞれ形成されてお
り、両収容部5a,5bの間は通孔5cによりシャック
ルピン5の内部で連通している。
【0005】図10に斜視図で示すように、前記各セン
シング素子7は、板状部材7aと、センシング部として
のコイル7gを備えている。前記板状部材7aは、パー
マロイ等の磁性材料により扁平な平面視略矩形状に形成
され、長手方向略中央のコイル部7bと、その両側の固
定部7c,7cとで構成されている。
【0006】前記長手方向と直交する板状部材7aの幅
方向の両縁部で、前記コイル部7bと両固定部7c,7
cとの境界の合わせて4つの縁部箇所には、板状部材7
aにかかる応力を緩和する略半円状の切欠部7eがそれ
ぞれ形成され、この4つの切欠部7eの内側に画成され
る前記コイル部7bには、前記長手方向及び幅方向にそ
れぞれ間隔を置いて4つの通孔7fが貫設されている。
【0007】前記コイル7gは、交差コイルを構成する
2本のマグネットワイヤ7hを有しており、これらマグ
ネットワイヤ7hはエナメル等の絶縁材(図示せず)に
より被覆されている。そして、2本のマグネットワイヤ
7hのうち1本は、前記長手方向に対向する2つの通孔
7f,7fに亘って巻回されて、その両端が各通孔7
f,7fからそれぞれ引き出され、もう1本は、残る前
記幅方向に対向する2つの通孔7f,7fに亘って巻回
されて、その両端が各通孔7f,7fからそれぞれ引き
出されている。
【0008】このように構成されたセンシング素子7の
一方は、図9に示すように、第1ケースアッシー9に収
容されてこの第1ケースアッシー9ごと前記シャックル
ピン5の一方の収容部5aに収容され、他方のセンシン
グ素子7は、第2ケースアッシー11に収容されてこの
第2ケースアッシー11ごとシャックルピン5の他方の
収容部5bに収容される。
【0009】そして、第2ケースアッシー11ごと一方
の収容部5bに挿入されたセンシング素子7のマグネッ
トワイヤ7hの4つの端部は、ビニール等の絶縁材7j
により2つずつまとめて被覆されて第2ケースアッシー
11から通孔5cに挿入された通線パイプ13内を通っ
てもう一方の収容部5aに至っている。
【0010】また、第1ケースアッシー9ごと収容部5
aに挿入されたセンシング素子7のマグネットワイヤ7
hの4つの端部は、絶縁材7jにより2つずつまとめて
被覆されて、収容部5bからの4つのマグネットワイヤ
7hの端部と共に、収容部5aからシャックルピン5の
外方に引き出されている。
【0011】ところが、上述した各センシング素子7か
らのマグネットワイヤ7hは、いかに絶縁材7jにより
被覆しているとはいっても、マグネットワイヤ7h自身
の芯径が小さく剛性や耐久性の面で不向きであるため、
本出願人は過去に、特願平8−21147号において、
マグネットワイヤ7hを途中で多芯のリード線につなぎ
変えるセンシング素子を提案した。
【0012】図11は上述した本出願人の提案によるセ
ンシング素子の構成を示す正面図であり、このセンシン
グ素子7では、板状部材7aの一方の固定部7cに両面
から取着される2つの絶縁座71,71(図11中では
表面側の絶縁座のみ示している)上で、各センシング素
子7からの2本ずつのマグネットワイヤ7hを、外部接
続用の多芯のリード線73a,73b、75a,75b
につなぎ変えている。
【0013】前記各絶縁座71は、図10に想像線で示
すように、特願平7−124860号に提案したセンシ
ング素子7には設けられていない、板状部材7aの一方
の固定部7cに形成された縦長の矩形を呈する係止孔7
kに係合して取着されるもので、例えば硬質プラスチッ
ク等の絶縁性材料からなる。
【0014】そして、前記絶縁座71は、図12に拡大
正面図で示すように、略中央部に表裏両面に亘って形成
されたリード線挿通孔71aと、表面下縁に突設された
第1フランジ部71bと、表面上縁に突設され両端が下
縁側に近づく末広がり状を呈する第2フランジ部71c
と、表面でリード線挿通孔71aの両側に間隔を置いた
箇所から突設された2つの係止片71d,71dと、裏
面でリード線挿通孔71aの両側縁から突設された一対
の圧入片71e,71eとを有している。前記係止片7
1d,71dは、先端が第2フランジ部71c側に折曲
された鉤状を呈しており、また、前記圧入片71e,7
1eは、板状部材7aの略半分の寸法で突設され、且
つ、これら一対の圧入片71e,71eを係止孔7kに
差し込むことで圧入され、各圧入片71e,71eの外
面が係止孔7kの内周面のうち対向する長辺に圧接する
ように構成されている。
【0015】このような構成の絶縁座71は、板状部材
7aの一方の固定部7cの係止孔7kに表裏両側から各
絶縁座71の圧入片71e,71eをそれぞれ圧入する
ことで、固定部7cの表裏両面に取り付けられ、各絶縁
座71のリード線挿通孔71aどうしが係止孔7kを介
して連通する。
【0016】そして、この2つの絶縁座71を用いた各
センシング素子7のマグネットワイヤ7hからリード線
73a,73b、75a,75bへのつなぎ変えは、次
のようにして行っていた。
【0017】まず、リード線73a,73bの先部を板
状部材7aの表面側から両絶縁座71のリード線挿通孔
71aを通して板状部材7aの裏面側に延出させ、表面
側の絶縁座71の第1フランジ部71cと一方の係止片
71dの間でリード線73a,73bを挟持させると共
に、裏面側に延出したリード線73aの先端を裏面側の
絶縁座71の一方の係止片71dに引っ掛けて第2フラ
ンジ部71cとの間で挟持させて、もう一方のリード線
73bの先端を、裏面側の絶縁座71の他方の係止片7
1dに引っ掛けて第2フランジ部71cとの間で挟持さ
せる。
【0018】これと同様に、リード線75a,75bの
先部を板状部材7aの裏面側から両絶縁座71のリード
線挿通孔71aを通して板状部材7aの表面側に延出さ
せ、裏面側の絶縁座71の第1フランジ部71cと一方
の係止片71dの間でリード線75a,75bを挟持さ
せると共に、表面側に延出したリード線75aの先端を
表面側の絶縁座71の一方の係止片71dに引っ掛けて
第2フランジ部71cとの間で挟持させて、もう一方の
リード線73bの先端を、表面側の絶縁座71の他方の
係止片71dに引っ掛けて第2フランジ部71cとの間
で挟持させる。
【0019】各リード線73a,73b、75a,75
bの絶縁座71への取り付けが済んだならば、各リード
線73a,73b、75a,75bの被覆を剥すと共
に、絶縁材7jを剥してセンシング素子7の4つのマグ
ネットワイヤ7hを露出させ、さらに、各マグネットワ
イヤ7hのエナメル等の絶縁被覆を剥して、双方の芯線
どうしを半田付けする。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た絶縁座71を用いたマグネットワイヤ7hからリード
線73a,73b、75a,75bへのつなぎ変えで
は、マグネットワイヤ7hの先端を、係止片71dと第
1及び第2フランジ部71b,71cとの間で挟持され
た部分よりも絶縁座71の長手方向両側寄りに位置して
絶縁座71から浮いているリード線73a,73b、7
5a,75bの先端に対して行っているため、半田付け
の際にマグネットワイヤ7hや半田コテの先端を当て付
けると、リード線73a,73b、75a,75bの先
端が絶縁座71に対して離間接近する方向等に動いてし
まい、リード線73a,73b、75a,75bにマグ
ネットワイヤ7hを、電気的に確実に接続されるように
半田付けすることが非常に難しい。
【0021】即ち、マグネットワイヤ7hにしろリード
線73a,73b、75a,75bにしろ、もともと細
くて小さい線材であるため、半田コテを当て付けた際等
に、線自体の剛性で先端を一定の位置に固定させておく
ことは、絶縁座71から浮いた状態ではまず不可能であ
り、そのため、半田不良や作業中のマグネットワイヤ7
hの断線の発生等を確実に防止できるようにするには、
若干の改善の余地があった。
【0022】本発明は前記事情に鑑みなされたもので、
本発明の目的は、車両の積載重量等、荷重測定用のセン
シング素子のコイルを構成する導線と外部接続用のリー
ド線との接続作業を安定して行うことができるセンシン
グ素子のリード線接続構造を提供することにある。
【0023】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
請求項1に記載した本発明のセンシング素子のリード線
接続構造は、磁性材料で形成された基材と、該基材に巻
回されたコイルを構成する導線とを有し、前記基材にか
かる荷重に応じて前記コイル上に発生する電気的変化を
外部に出力するセンシング素子において、前記導線に外
部接続用のリード線を接続するための構造であって、前
記基材に被着される配線基板と、前記基材に被着した状
態で外方に露出する前記配線基板部分に形成された導電
パターンと、前記配線基板を前記基材に被着された状態
に固定する固定手段とを備え、前記導線と該導線に対応
する前記リード線との電気的接続を前記導電パターン上
で行うようにしたことを特徴とする。
【0024】また、請求項2に記載した本発明のセンシ
ング素子のリード線接続構造は、前記固定手段が、前記
配線基板に形成された係合孔と、該配線基板を被着した
状態で前記係合孔に挿通され該係合孔に対応する前記基
材箇所に固着される固定ピンとを有しているものとし
た。さらに、請求項3に記載した本発明のセンシング素
子のリード線接続構造は、前記固定手段が、前記配線基
板に形成された係合孔と、該係合孔に対応する前記基材
箇所から突設された係合ピンとを有しており、前記配線
基板を前記基材に被着した状態で前記係合孔を前記係合
ピンに係合させることで、前記配線基板が前記基材に固
定されるものとした。また、請求項4に記載した本発明
のセンシング素子のリード線接続構造は、前記導電パタ
ーンが前記配線基板の一面に形成され、前記固定手段
が、前記一面に対向する前記配線基板の他面を前記基材
に接着する接着材料を有しているものとした。
【0025】さらに、請求項5に記載した本発明のセン
シング素子のリード線接続構造は、前記コイルが2本の
前記導線を前記基材に互いに交差して巻回して構成され
ており、前記2本の導線に前記リード線がそれぞれ接続
され、前記配線基板が、前記基材の互いに対向する表裏
両面にそれぞれ被着され、前記固定手段が、前記基材の
表面に被着される前記配線基板と、該基材の裏面に被着
される前記配線基板とにそれぞれ対応して設けられ、前
記導電パターンが、前記基材の表面に被着される前記配
線基板と、該基材の裏面に被着される前記配線基板とに
それぞれ形成され、前記2本のうち1本の導線と該導線
に対応する前記リード線との電気的接続が、前記基材の
表面に被着される前記配線基板の前記導電パターンにお
いて行われ、前記2本のうち他の1本の導線と該導線に
対応する前記リード線との電気的接続が、前記基材の裏
面に被着される前記配線基板の前記導電パターンにおい
て行われるものとした。
【0026】また、請求項6に記載した本発明のセンシ
ング素子のリード線接続構造は、前記基材の表面に被着
される前記配線基板に対応する前記固定手段が、前記基
材の裏面に被着される前記配線基板に対応する前記固定
手段と共通の部材で構成されているものとした。さら
に、請求項7に記載した本発明のセンシング素子のリー
ド線接続構造は、前記基材の表面に被着される前記配線
基板と前記基材の裏面に被着される前記配線基板とが単
一の可撓性を有するフレキシブル基板からなり、該フレ
キシブル基板を折曲して該折曲したフレキシブル基板箇
所を挟んで対向する一方のフレキシブル基板部分が前記
基材の表面に被着され、他方のフレキシブル基板部分が
前記基材の表面に被着されるものとした。
【0027】また、請求項8に記載した本発明のセンシ
ング素子のリード線接続構造は、前記固定手段が、前記
基材の表裏両面に前記フレキシブル基板部分をそれぞれ
被着した状態で、一方の前記フレキシブル基板部分に外
方から挿通されて前記基材及び他方の前記フレキシブル
基板部分を貫通し、先端が該他方のフレキシブル基板部
分の外方に突出する貫通ピンを有しており、該貫通ピン
の基端に、前記一方のフレキシブル基板部分に外方から
係合する頭部が設けられ、前記他方のフレキシブル基板
部分を貫通して該他方のフレキシブル基板部分の外方に
突出する貫通ピン部分が、前記頭部が前記一方のフレキ
シブル基板部分に係合した状態で、前記他方のフレキシ
ブル基板部分の前記先端からの抜き取りが不能な寸法で
形成されているものとした。
【0028】さらに、請求項9に記載した本発明のセン
シング素子のリード線接続構造は、前記導電パターン
が、前記導線の電気的に接続される第1ランドと、該第
1ランドと電気的に接続され前記リード線の電気的に接
続される第2ランドとを有しているものとした。
【0029】請求項1に記載した本発明のセンシング素
子のリード線接続構造によれば、センシング素子のコイ
ルを構成する導線と外部接続用のリード線との電気的接
続が、基材に被着されて固定手段により固定される配線
基板の導電パターン上で行われるので、導線及びリード
線の半田付け等による導電パターンへの電気的接続作業
を、基材に対して固定された配線基板上で行うことが可
能となり、従って、荷重測定用のセンシング素子のコイ
ルを構成する導線と外部接続用のリード線との接続作業
を安定して行い、半田不良や作業中の導線の断線の発生
等を確実に防止できるようにすることが可能となる。
【0030】また、請求項2に記載した本発明のセンシ
ング素子のリード線接続構造によれば、配線基板の基材
への固定が、配線基板の係合孔を介した基材への固定ピ
ンの固着により行われるので、固定手段による配線基板
の基材への固定を簡単な作業で達成することが可能とな
る。さらに、請求項3に記載した本発明のセンシング素
子のリード線接続構造によっても、請求項2に記載した
本発明のセンシング素子のリード線接続構造と同様に、
配線基板の基材への固定が、配線基板の係合孔に対する
基材の係合ピンの係合により行われるので、固定手段に
よる配線基板の基材への固定を簡単な作業で達成するこ
とが可能となる。また、請求項4に記載した本発明のセ
ンシング素子のリード線接続構造によっても、請求項2
及び請求項3に記載した本発明のセンシング素子のリー
ド線接続構造と同様に、配線基板の基材への固定が、導
電パターンを形成した配線基板の一面に対向する他面の
接着材料による基材への接着により行われるので、固定
手段による配線基板の基材への固定を簡単な作業で達成
することが可能となる。
【0031】さらに、請求項5に記載した本発明のセン
シング素子のリード線接続構造によれば、コイルを構成
する2本の導線と、各導線に対応する各リード線との電
気的接続が、基材の表裏両面にそれぞれ被着される個別
の配線基板の導電パターンにより行われるので、各導線
を混同することなく基材の表裏各面に場所を分けて、対
応するリード線に間違いなく電気的に接続することが可
能となる。
【0032】また、請求項6に記載した本発明のセンシ
ング素子のリード線接続構造によれば、請求項5に記載
した本発明のセンシング素子のリード線接続構造のよう
に、基材の表裏両面に個別の配線基板をそれぞれ被着す
る構成とする場合、これらの配線基板を基材の表面及び
裏面のうち対応する面にそれぞれ固着する固定手段を共
通部材化することで、部品数、及び、固定手段による基
材の表裏両面への対応する各配線基板の固定作業の工程
数を低減することが可能となる。さらに、請求項7に記
載した本発明のセンシング素子のリード線接続構造によ
れば、請求項5や請求項6に記載した本発明のセンシン
グ素子のリード線接続構造のように、基材の表裏両面に
個別の配線基板をそれぞれ被着する構成とする場合、こ
れらの配線基板を単一の可撓性を有するフレキシブル基
板で構成することにより、基材の表裏両面にそれぞれ被
着する配線基板を単一部品化して部品数を低減すること
が可能となる。
【0033】また、請求項8に記載した本発明のセンシ
ング素子のリード線接続構造によれば、請求項7に記載
した本発明のセンシング素子のリード線接続構造のよう
に、基材の表裏両面にそれぞれ被着される配線基板を単
一の可撓性を有するフレキシブル基板とし、このフレキ
シブル基板のうち、折曲したフレキシブル基板箇所を挟
んで対向する2つのフレキシブル基板部分を対応する基
材の表裏両面にそれぞれ被着する構成とした場合、一方
のフレキシブル基板部分を貫通ピンの頭部により外側か
ら係合した状態で、他方のフレキシブル基板部分を貫通
して外方に突出する貫通ピン部分からの他方のフレキシ
ブル基板部分の抜き取りが不能な寸法とすることで、貫
通ピンを一方のフレキシブル基板部分に外方から挿通し
て、基材及び他方のフレキシブル基板部分を貫通させる
という簡単な作業で、しかも、挿通ピンという単一の部
品で、基材の表裏両面に亘って被着したフレキシブル基
板を確実に基材に固定することが可能となる。
【0034】さらに、請求項9に記載した本発明のセン
シング素子のリード線接続構造によれば、導電パターン
に対する導線とリード線の電気的接続箇所が、導電パタ
ーン上の第1ランドと、これに電気的に接続された第2
ランドとに分けられるので、導電パターンに対する導線
とリード線の電気的接続箇所が半田付けによる場合等
に、導電パターン上の同一箇所に導線とリード線を電気
的に接続する場合に比べて、導線とリード線の双方の電
気的接続部分を重なるように保持して導電パターン上に
位置決めする等といった手間をなくすと共に、導線と外
部接続用のリード線との接続作業の安定性をより一層向
上させることが可能となる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態によるセ
ンシング素子のリード線接続構造を図面に基づいて説明
する。
【0036】まず、本発明の第1実施形態に係るセンシ
ング素子のリード線接続構造を図1乃至図4を参照して
説明する。図1は第1実施形態のリード線接続構造の要
部拡大正面図、図2は図1に示すセンシング素子の板状
部材の拡大平面図、図3は図1のリード線接続構造の部
分拡大断面図、図4は図1に示すフレキシブル基板の展
開状態の平面図で、図1乃至図4において図10及び図
11に示すものと同一の部材、箇所には、図10及び図
11で付したものと同一の引用符号を付して説明する。
【0037】図1中引用符号7で示す本実施形態のセン
シング素子は、図2に示すように、板状部材7aとコイ
ル7gを備えている。前記板状部材7a(基材に相当)
は、図10に示すセンシング素子7と同様に、パーマロ
イ等の磁性材料により扁平な平面視略矩形状に形成さ
れ、板状部材7aの長手方向と直交する幅方向両縁部の
2つずつの切欠部7eにより区画された、板状部材7a
の長手方向略中央のコイル部7bと、その両側の固定部
7c,7cとを有しており、前記コイル部7bには、前
記長手方向及び幅方向にそれぞれ間隔を置いて4つの通
孔7fが貫設されている。
【0038】前記コイル7gは、やはり図10に示すセ
ンシング素子7と同様に、図1に示す通り、交差コイル
を構成する2本のマグネットワイヤ7h(導線に相当)
を有しており、これらマグネットワイヤ7hはエナメル
等の絶縁材(図示せず)により被覆されている。そし
て、2本のマグネットワイヤ7hのうち1本は、前記長
手方向に対向する2つの通孔7f,7fに亘って巻回さ
れて、その両端が各通孔7f,7fからそれぞれ引き出
され、もう1本は、残る前記幅方向に対向する2つの通
孔7f,7fに亘って巻回されて、その両端が各通孔7
f,7fからそれぞれ引き出されている。
【0039】さらに、本実施形態のセンシング素子7で
は、図2及び図3に示すように、板状部材7aの一方の
固定部7cで、板状部材7aの厚み方向に対向する表裏
両面に、図10に示すセンシング素子7にはない係合ピ
ン7mがそれぞれ突設されており、その代わりに、図1
0に示すセンシング素子7に設けられていた前記係止孔
7kが省略されていて、図1に示すように、前記係合ピ
ン7mが突設された側の固定部7cとコイル部7bにか
けての板状部材7a部分に、マグネットワイヤ7hと、
図11で示した外部接続用のリード線73a,73b、
75a,75bとの接続を行うための、可撓性を有する
フレキシブル基板1が、板状部材7aの表裏両面に亘っ
て被着されている。
【0040】前記フレキシブル基板1(配線基板に相
当)は、図4に示すように、平面視略矩形状を呈し、フ
レキシブル基板1の前記長手方向と直交する幅方向の寸
法は、前記センシング素子7の板状部材7aの幅方向の
寸法よりも若干小さい長さで形成されている。そして、
前記フレキシブル基板1は、前記長手方向両端寄りの表
面部分にそれぞれ形成された端子部1aと、これら端子
部1a,1a間のフレキシブル基板部分に形成され前記
長手方向に沿って延在する長孔1gとを有している。
【0041】前記各端子部1a(折曲したフレキシブル
基板箇所を挟んで対向するフレキシブル基板部分)は、
2つの導電パターン1b,1bと、係合孔1fとを有し
ている。
【0042】前記各導電パターン1bは、リード線73
a,73b、75a,75bを半田付けするための大ラ
ンド1c(第2ランドに相当)と、マグネットワイヤ7
hを半田付けするための小ランド1d(第1ランドに相
当)と、これら大小のランド1c,1dを電気的に接続
する接続部1eとを有している。
【0043】前記大ランド1cは、前記フレキシブル基
板1の長手方向端部寄りの表面部分に、このフレキシブ
ル基板1の幅方向に間隔を置いて2つ形成されており、
前記各小ランド1dは前記各大ランド1cから前記長手
方向に間隔を置いた長孔1g寄りの表面部分にそれぞれ
形成され、前記各接続部1eは、大小のランド1c,1
d寄り部分から離れるに従い前記幅方向において互いに
離間する略円弧状に形成されている。
【0044】前記係合孔1fは、前記端子部1aで前記
各接続部1eの略曲率中心に当たるフレキシブル基板1
の表面箇所に設けられており、前記導電パターン1bを
除く端子部1a部分は絶縁被膜で覆われている。
【0045】前記長孔1gは、フレキシブル基板1の長
手方向における寸法が、前記センシング素子7の板状部
材7aの長手方向におけるコイル部7bの寸法の略2倍
の長さで形成されている。
【0046】そして、前記フレキシブル基板1は、図1
に示すように、前記長孔1gにセンシング素子7の板状
部材7aを挿入し、板状部材7aのコイル部7bと、係
合ピン7mが突設されていない側の固定部7cとを区画
する、板状部材7aの幅方向両側の切欠部7eに、長孔
1gの幅方向両側のフレキシブル基板1部分を引っ掛け
た状態で、裏面側が板状部材7aに臨むようにフレキシ
ブル基板1を長手方向略中間部で折り返すことで、板状
部材7aの表裏両面においてコイル7gが長孔1gから
外側に露出し、板状部材7aの表裏両面において、係合
ピン7mが突設された固定部7cの大半の部分に各端子
部1aが被着されると共に、各係合ピン7mに対応する
箇所に各端子部1aの係合孔1fが位置するように構成
されている。
【0047】次に、このように構成された本実施形態の
センシング素子のリード線接続構造の作用について説明
する。
【0048】各マグネットワイヤ7hと対応するリード
線73a,73b、75a,75bとを半田付けにより
電気的に接続に当たっては、まず、上述したように、図
1に示す通りにして、板状部材7aを長孔1gに挿通し
てその両側のフレキシブル基板1部分を対応する切欠部
7eに引っ掛ける。そして、長手方向略中間部で裏面を
板状部材7a側に向けてフレキシブル基板1を折り曲げ
た状態で、各係合ピン7mを、図3に示すように、これ
に対応する端子部1a箇所に位置したフレキシブル基板
1の係合孔1fにそれぞれ挿通、係合させる。すると、
板状部材7aの固定部7cの表裏両面に各端子部1a部
分が被着された状態でフレキシブル基板1が略固定され
る。
【0049】そこで、板状部材7aの長手方向に対向す
る2つの通孔7f,7fに亘って巻回されたマグネット
ワイヤ7fの一方の端部と、板状部材7aの幅方向に対
向する2つの通孔7f,7fに亘って巻回されたもう1
本のマグネットワイヤ7hの一方の端部とを、絶縁被膜
を剥した上で、板状部材7aの固定部7cの表面側に位
置するフレキシブル基板1の一方の端子部1aの各導電
パターン1b,1bの小ランド1d,1dにそれぞれ半
田付けし、対応するリード線73a,73bの端部を、
被覆を剥した上で、前記各導電パターン1b,1bの大
ランド1c,1cにそれぞれ半田付けする。
【0050】また、同じように、前記2本のマグネット
ワイヤ7fの他方の端部を、絶縁被膜を剥した上で、板
状部材7aの固定部7cの裏面側に位置するフレキシブ
ル基板1の他方の端子部1aの各導電パターン1b,1
bの小ランド1d,1dにそれぞれ半田付けし、対応す
るリード線75a,75bの端部を、被覆を剥した上
で、前記各導電パターン1b,1bの大ランド1c,1
cにそれぞれ半田付けする。これにより、各導電パター
ン1b,1bを介して、2本のマグネットワイヤ7hの
4つの端部と、対応するリード線73a,73b、75
a,75bとが電気的に接続される。
【0051】このように本実施形態のセンシング素子の
リード線接続構造によれば、センシング素子7の板状部
材7aの一方の固定部7cの表裏両面に、裏面を板状部
材7a側に向けて長手方向略中間部で折り曲げたフレキ
シブル基板1の両端寄り部分の端子部1a,1aをそれ
ぞれ被着して、固定部7cの表裏両面からそれぞれ突設
した係合ピン7m,7mを各端子部1a,1aに形成し
た係合孔1fに係合させて、各端子部1a,1aを固定
部7cの表裏両面にそれぞれ被着された状態に固定し、
この状態で、各端子部1a,1aの表面側部分に形成し
た2つの導電パターン1b,1bに、2本のマグネット
ワイヤ7hの4つの端部と、対応するリード線73a,
73b、75a,75bの端部とをそれぞれ2つずつ半
田付けして、それらマグネットワイヤ7hの4つの端部
と対応するリード線73a,73b、75a,75bと
の電気的接続を行う構成とした。
【0052】このため、固定部7cの表裏両面の係合ピ
ン7m,7mを各端子部1a,1aの係合孔1fに係合
させるという簡単な作業により、各端子部1a,1aの
2つの導電パターン1b,1bの位置をセンシング素子
7に対して固定し、このセンシング素子7に対して位置
が固定された導電パターン1b,1bに、マグネットワ
イヤ7hの4つの端部と、対応するリード線73a,7
3b、75a,75bとをそれぞれ安定した状態で半田
付けすることができようになる。従って、マグネットワ
イヤ7hの4つの端部と対応するリード線73a,73
b、75a,75bとの半田付け箇所が固定されなく
て、両者の半田付けがしっかり行われなくなり、これに
伴って、マグネットワイヤ7hとリード線73a,73
b、75a,75bとの電気的接続不良が発生したり、
半田付け作業中にマグネットワイヤ7hが断線してしま
う等の事態の発生を確実に防止することができる。
【0053】また、本実施形態のセンシング素子のリー
ド線接続構造によれば、センシング素子7の板状部材7
aの固定部7cの表裏両面に端子部1a,1aをそれぞ
れ被着する構成としたので、マグネットワイヤ7hの4
つの端部と、対応するリード線73a,73b、75
a,75bとの4つの電気的接続箇所を、固定部7cの
表面の端子部1aと裏面の端子部1aとの2箇所に分け
て、マグネットワイヤ7hの4つの端部を混同すること
なく、間違いなく対応するリード線73a,73b、7
5a,75bに半田付けし電気的に接続することができ
る。
【0054】さらに、本実施形態のセンシング素子のリ
ード線接続構造によれば、リード線73a,73b、7
5a,75bと、対応するマグネットワイヤ7hの4つ
の端部とを、同じ導電パターン1b上の位置が異なる大
小のランド1c,1dに分けて半田付けする構成とした
ので、マグネットワイヤ7hの端部と対応するリード線
73a,73b、75a,75bの端部とを導電パター
ン1b上の同一箇所に半田付けする場合に比べて、マグ
ネットワイヤ7hとリード線73a,73b、75a,
75bの双方の端部を重なるように保持して導電パター
ン1b上に位置決めする等といった手間をなくすことが
できる。また、マグネットワイヤ7hとリード線73
a,73b、75a,75bの双方の端部を重なるよう
に保持して導電パターン1b上に位置決めするという、
不安定な状態での半田付け作業を行わずに済むように
し、マグネットワイヤ7hとリード線73a,73b、
75a,75bとの導電パターン1b上に対する半田付
け作業の安定性をより一層向上させることができる。
【0055】次に、本発明の第2実施形態に係るセンシ
ング素子のリード線接続構造を図5乃至図7を参照して
説明する。図5は第2実施形態のリード線接続構造の要
部拡大正面図、図6は図5に示すセンシング素子の板状
部材の拡大平面図、図7は図5のリード線接続構造の部
分拡大断面図で、図5乃至図7において図1乃至図3に
示すものと同一の部材、箇所には、図1乃至図3で付し
たものと同一の引用符号を付して説明する。
【0056】そして、本実施形態のセンシング素子のリ
ード線接続構造は、センシング素子7の板状部材7aの
一方の固定部7cに表裏両面から突設されていた係合ピ
ン7mが省略されて、その代わりに、この係合ピン7m
が突設されていた固定部7cの表裏両面箇所間に亘っ
て、前記フレキシブル基板1の係合孔1fと略同一の内
径のピン挿通孔7pが貫設されている点と、このピン挿
通孔7pに貫通される貫通ピン7rにより、板状部材7
aの固定部7cの表裏両面にフレキシブル基板1の各端
子部1a,1aを固定するようにした点が、第1実施形
態のセンシング素子のリード線接続構造と異なってお
り、その他の点は、第1実施形態のセンシング素子のリ
ード線接続構造と同様に構成されている。
【0057】前記貫通ピン7rは、ピン本体7sと、こ
のピン本体7sの一端に連設された頭部7tとを有して
いる。前記ピン本体7sは、前記ピン挿通孔7pに挿通
した状態で外周面がピン挿通孔7pの内周面に所定の摩
擦力をもって摺接し圧入される外径と、センシング素子
7の板状部材7aの厚みよりも十分大きい長さで形成さ
れており、前記頭部7tは、前記ピン挿通孔7p及びフ
レキシブル基板1の係合孔1fよりも十分大きい外径で
形成されている。
【0058】このように形成された前記貫通ピン7r
は、センシング素子7の板状部材7aの一方の固定部7
cの表裏両面に、裏面を板状部材7a側に向けて長手方
向略中間部で折り曲げたフレキシブル基板1の両端寄り
部分の端子部1a,1aをそれぞれ被着した状態で、固
定部7cの表裏いずれか一方の面側から端子部1aの係
合孔1fを介して固定部7cのピン挿通孔7pに、貫通
ピン7rのピン本体7sを先端側から挿通して、頭部7
tのピン本体7s側端面を板状部材7aに当て付けるこ
とにより、ピン本体7sが、固定部7cの他方の面から
突出して端子部1aの係合孔1fを挿通し、頭部7tが
板状部材7aから離間するように貫通ピン7rを若干引
き抜かない限り、固定部7cの他方の面側の端子部1a
の係合孔1fが、この固定部7cの他方の面から突出し
たピン本体7sの先端に引っ掛かって、固定部7cの他
方の面に対する端子部1aの被着状態を解くことができ
ないように構成されている。
【0059】このように構成された本実施形態のセンシ
ング素子のリード線接続構造によっても、第1実施形態
のセンシング素子のリード線接続構造と同様に、固定部
7cの表裏両面にそれぞれ被着したフレキシブル基板1
の端子部1a,1aの係合孔1fを介して、固定部7c
の表裏いずれか一方の面側から他方の面側に貫通ピン7
rのピン本体7sを挿通するという簡単な作業により、
各端子部1a,1aの2つの導電パターン1b,1bの
位置をセンシング素子7に対して固定して、マグネット
ワイヤ7hとリード線73a,73b、75a,75b
とを、導電パターン1b上の同一箇所に半田付けするよ
りも安定した状態で、対応を間違えないように電気的に
接続し、マグネットワイヤ7hの断線や両者の電気的接
続不良の発生を防止することができる。
【0060】しかも、本実施形態のセンシング素子のリ
ード線接続構造によれば、貫通ピン7rにより固定部7
cの表裏両面に各端子部1a,1aをそれぞれ固定して
頭部7tを板状部材7aに当て付けると、貫通ピン7r
を若干引き抜かない限り、ピン本体7sの先端に係合孔
1fが引っ掛かって、固定部7cに対する端子部1aの
被着状態を解くことができないように構成したので、貫
通ピン7rの頭部7tを板状部材7aに当て付けるとい
う簡単な作業で、固定部7cの表裏両面に各端子部1
a,1aをそれぞれ確実に固定することができる。
【0061】尚、センシング素子7の板状部材7aの固
定部7cの表裏両面に対するフレキシブル基板1の2つ
の端子部1a,1aの固定は、端子部1aを貫通して固
定部7cの表面に固着される固定ピンと、端子部1aを
貫通して固定部7cの裏面に固着される固定ピンといっ
たように、固定部7cの表面用と裏面用とで別々の手段
を用いてもよい。
【0062】また、固定部7cの表面用と裏面用とで別
々の固定手段を用いる場合、例えば、固定部7cの表面
と裏面のうち一方の面に対する端子部1aの固定を、そ
の面から突設された第1実施形態のような係合ピンへの
端子部1aの係合孔1fの係合により行っておき、その
後、もう一方の面に対する端子部1aの固定を、端子部
1aを貫通して固定部7cに固着される固定ピンで行う
構成としてもよい。そして、このようにすれば、第2実
施形態のセンシング素子のリード線接続構造のように、
固定部7cの表面と裏面の両方で板状部材7aのピン挿
通孔7pと端子部1aの係合孔1fの位置合わせを行わ
なくても済むようになり、しかも、第1実施形態のセン
シング素子のリード線接続構造のように、両端子部1
a,1aの係合孔1f,1fに板状部材7aの表裏両面
の係合ピン7m,7mを係合させる際の、フレキシブル
基板1の引き伸ばし等の作業の手間をかけずに両端子部
1a,1aを固定部7cの表面と裏面にそれぞれ固定す
ることができる。
【0063】その一方、第2実施形態のセンシング素子
のリード線接続構造のように、単一の貫通ピン7rで両
端子部1a,1aを固定部7cの表面と裏面にそれぞれ
固定する構成とすれば、固定用の部品点数を減らして部
品及び作業コストの低減を図ることができる。さらに、
フレキシブル基板1の各端子部1a,1aの裏面を固定
部7cの表面と裏面に両面テープや接着剤等の接着材料
により固定する構成としてもよい。
【0064】また、センシング素子7の板状部材7aの
固定部7cの表裏両面にそれぞれ被着される端子部1
a,1aは、別々の部材により構成してもよいが、第1
及び第2実施形態のセンシング素子のリード線接続構造
のように、センシング素子7の板状部材7aの固定部7
cの表裏両面にそれぞれ被着される端子部1a,1a
を、単一のフレキシブル基板1により構成すれば、配線
用の部品点数を減らして部品及び作業コストの低減を図
ることができる。さらに、端子部1aは、これをセンシ
ング素子7の板状部材7aの固定部7cの表裏両面にそ
れぞれ被着させるか否かに拘らず、例えば、硬質のプリ
ント基板等により構成してもよい。
【0065】また、マグネットワイヤ7hとリード線7
3a,73b、75a,75bとの電気的接続を行う導
電パターンは、第1及び第2実施形態のセンシング素子
のリード線接続構造のように、リード線73a,73
b、75a,75bを半田付け場所と、マグネットワイ
ヤ7hを半田付けする場所とが、大小のランド1c,1
dに別れていない構成であってもよく、また、大小のラ
ンド1c,1dに場所を分ける場合、これらの間を、第
1及び第2実施形態のセンシング素子のリード線接続構
造のように、接続部1eにより電気的に接続するのでは
なく、大小のランド1c,1dの一部どうしを構造的に
連設して電気的に接続する構成としてもよい。
【0066】さらに、上述した第1及び第2実施形態で
は、トラック等の車両のシャックルピン5内に配設され
る荷重測定用のセンシング素子7を例に取って説明した
が、本発明はこれに限らず、磁性材料の基材にかかる荷
重に応じて、この基材に巻回した導線からなるコイル上
の電気的変化を外部に出力する荷重測定用のセンシング
素子に、外部接続用のリード線を接続する際の構造とし
て、広く適用可能であることは言うまでもない。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
本発明のセンシング素子のリード線接続構造によれば、
磁性材料で形成された基材と、該基材に巻回されたコイ
ルを構成する導線とを有し、前記基材にかかる荷重に応
じて前記コイル上に発生する電気的変化を外部に出力す
るセンシング素子において、前記導線に外部接続用のリ
ード線を接続するための構造であって、前記基材に被着
される配線基板と、前記基材に被着した状態で外方に露
出する前記配線基板部分に形成された導電パターンと、
前記配線基板を前記基材に被着された状態に固定する固
定手段とを備え、前記導線と該導線に対応する前記リー
ド線との電気的接続を前記導電パターン上で行う構成と
した。
【0068】このため、センシング素子のコイルを構成
する導線と外部接続用のリード線との電気的接続が、基
材に被着されて固定手段により固定される配線基板の導
電パターン上で行われることとなり、これにより、導線
及びリード線の半田付け等による導電パターンへの電気
的接続作業を、基材に対して固定された配線基板上で行
うことが可能となり、従って、荷重測定用のセンシング
素子のコイルを構成する導線と外部接続用のリード線と
の接続作業を安定して行い、半田不良や作業中の導線の
断線の発生等を確実に防止できるようにすることができ
る。
【0069】また、請求項2に記載した本発明のセンシ
ング素子のリード線接続構造によれば、前記固定手段
が、前記配線基板に形成された係合孔と、該配線基板を
被着した状態で前記係合孔に挿通され該係合孔に対応す
る前記基材箇所に固着される固定ピンとを有している構
成とした。さらに、請求項3に記載した本発明のセンシ
ング素子のリード線接続構造によれば、前記固定手段
が、前記配線基板に形成された係合孔と、該係合孔に対
応する前記基材箇所から突設された係合ピンとを有して
おり、前記配線基板を前記基材に被着した状態で前記係
合孔を前記係合ピンに係合させることで、前記配線基板
が前記基材に固定される構成とした。また、請求項4に
記載した本発明のセンシング素子のリード線接続構造に
よれば、前記導電パターンが前記配線基板の一面に形成
され、前記固定手段が、前記一面に対向する前記配線基
板の他面を前記基材に接着する接着材料を有している構
成とした。
【0070】このため、請求項2に記載した本発明のセ
ンシング素子のリード線接続構造では、配線基板の係合
孔を介した基材への固定ピンの固着により、また、請求
項3に記載した本発明のセンシング素子のリード線接続
構造では、配線基板の係合孔に対する基材の係合ピンの
係合により、さらに、請求項4に記載した本発明のセン
シング素子のリード線接続構造では、導電パターンを形
成した配線基板の一面に対向する他面の接着材料による
基材への接着により、配線基板の基材への固定を簡単な
作業で達成することができる。
【0071】また、請求項5に記載した本発明のセンシ
ング素子のリード線接続構造によれば、前記コイルが2
本の前記導線を前記基材に互いに交差して巻回して構成
されており、前記2本の導線に前記リード線がそれぞれ
接続され、前記配線基板が、前記基材の互いに対向する
表裏両面にそれぞれ被着され、前記固定手段が、前記基
材の表面に被着される前記配線基板と、該基材の裏面に
被着される前記配線基板とにそれぞれ対応して設けら
れ、前記導電パターンが、前記基材の表面に被着される
前記配線基板と、該基材の裏面に被着される前記配線基
板とにそれぞれ形成され、前記2本のうち1本の導線と
該導線に対応する前記リード線との電気的接続が、前記
基材の表面に被着される前記配線基板の前記導電パター
ンにおいて行われ、前記2本のうち他の1本の導線と該
導線に対応する前記リード線との電気的接続が、前記基
材の裏面に被着される前記配線基板の前記導電パターン
において行われる構成とした。
【0072】このため、コイルを構成する2本の導線
と、各導線に対応する各リード線との電気的接続が、基
材の表裏両面にそれぞれ被着される個別の配線基板の導
電パターンにより行われることとなり、これにより、各
導線を混同することなく基材の表裏各面に場所を分け
て、対応するリード線に間違いなく電気的に接続するこ
とができる。
【0073】さらに、請求項6に記載した本発明のセン
シング素子のリード線接続構造によれば、前記基材の表
面に被着される前記配線基板に対応する前記固定手段
が、前記基材の裏面に被着される前記配線基板に対応す
る前記固定手段と共通の部材で構成したので、固定手段
を共通部材化して、固定手段の部品数、及び、固定手段
による基材の表裏両面への対応する各配線基板の固定作
業の工程数を低減することができる。
【0074】また、請求項7に記載した本発明のセンシ
ング素子のリード線接続構造によれば、前記基材の表面
に被着される前記配線基板と前記基材の裏面に被着され
る前記配線基板とが単一の可撓性を有するフレキシブル
基板からなり、該フレキシブル基板を折曲して該折曲し
たフレキシブル基板箇所を挟んで対向する一方のフレキ
シブル基板部分が前記基材の表面に被着され、他方のフ
レキシブル基板部分が前記基材の表面に被着される構成
としたので、基材の表裏両面にそれぞれ被着する配線基
板を単一部品化して部品数を低減することができる。
【0075】さらに、請求項8に記載した本発明のセン
シング素子のリード線接続構造によれば、前記固定手段
が、前記基材の表裏両面に前記フレキシブル基板部分を
それぞれ被着した状態で、一方の前記フレキシブル基板
部分に外方から挿通されて前記基材及び他方の前記フレ
キシブル基板部分を貫通し、先端が該他方のフレキシブ
ル基板部分の外方に突出する貫通ピンを有しており、該
貫通ピンの基端に、前記一方のフレキシブル基板部分に
外方から係合する頭部が設けられ、前記他方のフレキシ
ブル基板部分を貫通して該他方のフレキシブル基板部分
の外方に突出する貫通ピン部分が、前記頭部が前記一方
のフレキシブル基板部分に係合した状態で、前記他方の
フレキシブル基板部分の前記先端からの抜き取りが不能
な寸法で形成されている構成とした。
【0076】このため、基材の表裏両面にそれぞれ被着
される配線基板を単一の可撓性を有するフレキシブル基
板とし、このフレキシブル基板のうち、折曲したフレキ
シブル基板箇所を挟んで対向する2つのフレキシブル基
板部分を対応する基材の表裏両面にそれぞれ被着する構
成とした場合、貫通ピンを一方のフレキシブル基板部分
に外方から挿通して、基材及び他方のフレキシブル基板
部分を貫通させるという簡単な作業で、しかも、挿通ピ
ンという単一の部品で、基材の表裏両面に亘って被着し
たフレキシブル基板を確実に基材に固定することができ
る。
【0077】また、請求項9に記載した本発明のセンシ
ング素子のリード線接続構造は、前記導電パターンが、
前記導線の電気的に接続される第1ランドと、該第1ラ
ンドと電気的に接続され前記リード線の電気的に接続さ
れる第2ランドとを有する構成とした。このため、導電
パターンに対する導線とリード線の電気的接続箇所が、
導電パターン上の第1ランドと、これに電気的に接続さ
れた第2ランドとに分けられることとなり、従って、導
電パターンに対する導線とリード線の電気的接続箇所が
半田付けによる場合等に、導電パターン上の同一箇所に
導線とリード線を電気的に接続する場合に比べて、導線
とリード線の双方の電気的接続部分を重なるように保持
して導電パターン上に位置決めする等といった手間をな
くすと共に、導線と外部接続用のリード線との接続作業
の安定性をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るセンシング素子の
リード線接続構造の要部拡大正面図である。
【図2】図1に示すセンシング素子の板状部材の拡大平
面図である。
【図3】図1のリード線接続構造の部分拡大断面図であ
る。
【図4】図1に示すフレキシブル基板の展開状態の平面
図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係るセンシング素子の
リード線接続構造の要部拡大正面図である。
【図6】図5に示すセンシング素子の板状部材の拡大平
面図である。
【図7】図5のリード線接続構造の部分拡大断面図であ
る。
【図8】本発明が適用される荷重測定用のセンシング素
子が配設される車両箇所を示すトラック等の大型車両の
分解斜視図である。
【図9】図8に示すシャックルピン内でのセンシング素
子の配置を示す断面図である。
【図10】図9に示すセンシング素子の斜視図である。
【図11】従来例に係り本出願人の提案によるセンシン
グ素子の構成を示す正面図である。
【図12】図11に示す絶縁座の拡大正面図である。
【符号の説明】
1 フレキシブル基板(配線基板) 1a 端子部(折曲したフレキシブル基板箇所を挟んで
対向するフレキシブル基板部分) 1b 導電パターン 1c 大ランド(第2ランド) 1d 小ランド(第1ランド) 1f 係合孔 7 センシング素子 7a 板状部材(基材) 7g コイル 7h マグネットワイヤ(導線) 7m 係合ピン(固定手段) 7r 貫通ピン(固定手段) 7t 頭部 73a,73b、75a,75b リード線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−212301(JP,A) 特開 平1−148928(JP,A) 特開 平1−117379(JP,A) 特許3001152(JP,B2) 特許3001153(JP,B2) 特許2858726(JP,B2) 特許3109723(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01G 3/15 G01D 11/24 G01G 19/12 G01L 1/12

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁性材料で形成された基材と、該基材に
    巻回されたコイルを構成する導線とを有し、前記基材に
    かかる荷重に応じて前記コイル上に発生する電気的変化
    を外部に出力するセンシング素子において、前記導線に
    外部接続用のリード線を接続するための構造であって、 前記基材に被着される配線基板と、 前記基材に被着した状態で外方に露出する前記配線基板
    部分に形成された導電パターンと、 前記配線基板を前記基材に被着された状態に固定する固
    定手段とを備え、 前記導線と該導線に対応する前記リード線との電気的接
    続を前記導電パターン上で行うようにした、 ことを特徴とするセンシング素子のリード線接続構造。
  2. 【請求項2】 前記固定手段は、前記配線基板に形成さ
    れた係合孔と、該配線基板を被着した状態で前記係合孔
    に挿通され該係合孔に対応する前記基材箇所に固着され
    る固定ピンとを有している請求項1記載のセンシング素
    子のリード線接続構造。
  3. 【請求項3】 前記固定手段は、前記配線基板に形成さ
    れた係合孔と、該係合孔に対応する前記基材箇所から突
    設された係合ピンとを有しており、前記配線基板を前記
    基材に被着した状態で前記係合孔を前記係合ピンに係合
    させることで、前記配線基板が前記基材に固定される請
    求項1又は2記載のセンシング素子のリード線接続構
    造。
  4. 【請求項4】 前記導電パターンは前記配線基板の一面
    に形成され、前記固定手段は、前記一面に対向する前記
    配線基板の他面を前記基材に接着する接着材料を有して
    いる請求項1、2又は3記載のセンシング素子のリード
    線接続構造。
  5. 【請求項5】 前記コイルは2本の前記導線を前記基材
    に互いに交差して巻回して構成されており、前記2本の
    導線に前記リード線がそれぞれ接続され、前記配線基板
    は、前記基材の互いに対向する表裏両面にそれぞれ被着
    され、前記固定手段は、前記基材の表面に被着される前
    記配線基板と、該基材の裏面に被着される前記配線基板
    とにそれぞれ対応して設けられ、前記導電パターンは、
    前記基材の表面に被着される前記配線基板と、該基材の
    裏面に被着される前記配線基板とにそれぞれ形成され、
    前記2本のうち1本の導線と該導線に対応する前記リー
    ド線との電気的接続は、前記基材の表面に被着される前
    記配線基板の前記導電パターンにおいて行われ、前記2
    本のうち他の1本の導線と該導線に対応する前記リード
    線との電気的接続は、前記基材の裏面に被着される前記
    配線基板の前記導電パターンにおいて行われる請求項
    1、2、3又は4記載のセンシング素子のリード線接続
    構造。
  6. 【請求項6】 前記基材の表面に被着される前記配線基
    板に対応する前記固定手段は、前記基材の裏面に被着さ
    れる前記配線基板に対応する前記固定手段と共通の部材
    で構成されている請求項5記載のセンシング素子のリー
    ド線接続構造。
  7. 【請求項7】 前記基材の表面に被着される前記配線基
    板と前記基材の裏面に被着される前記配線基板とは単一
    の可撓性を有するフレキシブル基板からなり、該フレキ
    シブル基板を折曲して該折曲したフレキシブル基板箇所
    を挟んで対向する一方のフレキシブル基板部分が前記基
    材の表面に被着され、他方のフレキシブル基板部分が前
    記基材の裏面に被着される請求項5又は6記載のセンシ
    ング素子のリード線接続構造。
  8. 【請求項8】 前記固定手段は、前記基材の表裏両面に
    前記フレキシブル基板部分をそれぞれ被着した状態で、
    一方の前記フレキシブル基板部分に外方から挿通されて
    前記基材及び他方の前記フレキシブル基板部分を貫通
    し、先端が該他方のフレキシブル基板部分の外方に突出
    する貫通ピンを有しており、該貫通ピンの基端には、前
    記一方のフレキシブル基板部分に外方から係合する頭部
    が設けられ、前記他方のフレキシブル基板部分を貫通し
    て該他方のフレキシブル基板部分から外方に突出する貫
    通ピン部分は、前記頭部が前記一方のフレキシブル基板
    部分に係合した状態で、前記他方のフレキシブル基板部
    分の前記先端からの抜き取りが不能な寸法で形成されて
    いる請求項7記載のセンシング素子のリード線接続構
    造。
  9. 【請求項9】 前記導電パターンは、前記導線が電気的
    に接続される第1ランドと、該第1ランドと電気的に接
    続され前記リード線が電気的に接続される第2ランドと
    を有している請求項1、2、3、4、5、6、7又は8
    記載のセンシング素子のリード線接続構造。
JP13511496A 1996-05-29 1996-05-29 センシング素子のリード線接続構造 Expired - Fee Related JP3204367B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13511496A JP3204367B2 (ja) 1996-05-29 1996-05-29 センシング素子のリード線接続構造
EP97108310A EP0817317B1 (en) 1996-05-29 1997-05-22 Sensing element lead wire connecting structure
DE69735219T DE69735219T2 (de) 1996-05-29 1997-05-22 Verbindungsstruktur von Kabeln mit einem Sensorelement
US08/863,206 US5894409A (en) 1996-05-29 1997-05-27 Sensing element lead wire connecting structure
KR1019970021240A KR100210960B1 (ko) 1996-05-29 1997-05-28 감지부재와 납선의 연결구조

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13511496A JP3204367B2 (ja) 1996-05-29 1996-05-29 センシング素子のリード線接続構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH09318423A JPH09318423A (ja) 1997-12-12
JP3204367B2 true JP3204367B2 (ja) 2001-09-04

Family

ID=15144167

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP13511496A Expired - Fee Related JP3204367B2 (ja) 1996-05-29 1996-05-29 センシング素子のリード線接続構造

Country Status (5)

Country Link
US (1) US5894409A (ja)
EP (1) EP0817317B1 (ja)
JP (1) JP3204367B2 (ja)
KR (1) KR100210960B1 (ja)
DE (1) DE69735219T2 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6629631B2 (en) * 2001-06-04 2003-10-07 Sony Corporation Solder iron pressure monitor and method of using same in manufacturing a cathode ray tube
US7446261B2 (en) * 2001-09-06 2008-11-04 Finisar Corporation Flexible circuit boards with tooling cutouts for optoelectronic modules
US7439449B1 (en) 2002-02-14 2008-10-21 Finisar Corporation Flexible circuit for establishing electrical connectivity with optical subassembly
US7526207B2 (en) * 2002-10-18 2009-04-28 Finisar Corporation Flexible circuit design for improved laser bias connections to optical subassemblies
US7189929B2 (en) * 2004-01-16 2007-03-13 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Flexible circuit with cover layer
US7425135B2 (en) * 2004-04-30 2008-09-16 Finisar Corporation Flex circuit assembly
US7275937B2 (en) 2004-04-30 2007-10-02 Finisar Corporation Optoelectronic module with components mounted on a flexible circuit
US7311240B2 (en) 2004-04-30 2007-12-25 Finisar Corporation Electrical circuits with button plated contacts and assembly methods
US7629537B2 (en) * 2004-07-09 2009-12-08 Finisar Corporation Single layer flex circuit
KR100820170B1 (ko) 2006-08-30 2008-04-10 한국전자통신연구원 플렉시블 기판의 적층 방법
US7477521B2 (en) * 2007-05-15 2009-01-13 Acterna Llc Isolating stress on a printed circuit board
CN103972264A (zh) * 2013-01-25 2014-08-06 财团法人工业技术研究院 可挠性电子装置
EP2789998B1 (en) * 2013-04-08 2015-06-10 Bayern Engineering GmbH & Co. KG Transport rail system with weighing means
US10488278B2 (en) * 2015-09-24 2019-11-26 Methode Electronics Malta Ltd. Planar magnetoelastic force sensor
JP6650265B2 (ja) * 2015-12-28 2020-02-19 太洋電機産業株式会社 半田ごて
US11014417B2 (en) * 2018-02-27 2021-05-25 Methode Electronics, Inc. Towing systems and methods using magnetic field sensing
GB201817357D0 (en) * 2018-10-25 2018-12-12 Strip Tinning Ltd Flexible connector

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3593217A (en) * 1967-10-27 1971-07-13 Texas Instruments Inc Subminiature tunable circuits in modular form and method for making same
GB1530125A (en) * 1974-11-27 1978-10-25 Cl Instr Ltd Axle load monitoring systems
AU534244B2 (en) * 1979-04-19 1984-01-12 Tokyo Electric Co. Ltd. Load cell
DE3208315A1 (de) * 1982-03-08 1983-09-15 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart Mehrachsige zugmaschine
US4677538A (en) * 1986-07-02 1987-06-30 Zenith Electronics Corporation Sweep transformer with terminating PC board
JP2526320Y2 (ja) * 1991-01-29 1997-02-19 矢崎総業株式会社 積載物計量装置
DE4407066C2 (de) * 1993-03-04 1999-03-11 Yazaki Corp Dehnungssensor für eine Fahrzeuglastmeßvorrichtung
KR100191261B1 (ko) * 1994-07-04 1999-06-15 구보 미츠오 로드셀 유닛

Also Published As

Publication number Publication date
JPH09318423A (ja) 1997-12-12
US5894409A (en) 1999-04-13
EP0817317B1 (en) 2006-02-08
EP0817317A3 (en) 1999-04-14
DE69735219D1 (de) 2006-04-20
DE69735219T2 (de) 2006-07-27
EP0817317A2 (en) 1998-01-07
KR100210960B1 (ko) 1999-07-15
KR970075857A (ko) 1997-12-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3204367B2 (ja) センシング素子のリード線接続構造
JP3007553B2 (ja) 電流センサ
US6016253A (en) Electronic module
US7381064B2 (en) Flexible flat cable termination structure for a clockspring
JPS6159707A (ja) コイル部品
JP4430275B2 (ja) ディスクリート線用コネクタおよび電気的接続構造
EP0226276A2 (en) Electrical connection assembly for interconnecting a flexible circuit and another circuit means
JP2002270978A (ja) 導電部材の取付構造および取付方法
JPH062224Y2 (ja) コネクタ
KR100612299B1 (ko) 커넥터가 장착되는 가요성 인쇄회로 기판
JP3395216B2 (ja) プリント配線板検査治具
JP2009231011A (ja) 電線シールド構造
JPH0739136Y2 (ja) フラットワイヤハーネスの分岐接続構造
JP2002270985A (ja) 導電部材の取付構造および取付方法
JP2001275230A (ja) 電気接続箱
JP3030536B2 (ja) 円筒形磁心付きコイル
JPH06275346A (ja) 電気的接続装置とそれに使用される電気的接続用基板及び電気コネクタ
JPH0132701Y2 (ja)
JPH0772212A (ja) Lsi測定ボード
JPH0129076B2 (ja)
JP2542956Y2 (ja) 電気部品の端子取付構造
JPH0562722A (ja) デイスプレイパネルの電極接続構造
JPH0745342A (ja) フレキシブルフラットケーブル構造
JP2000150010A (ja) メンブレンシートとリード線との接続方法
JPH0413831Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010515

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees