JP3204177B2 - 波形整形回路の故障診断装置 - Google Patents

波形整形回路の故障診断装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、波形整形経路の故
障診断装置に関し、特に車輪速センサー等の波形整形回
路の故障診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の車輪速センサー等の波形
整形回路の故障診断装置21は、図3に示すように、各
車輪の車輪速を検出する車輪速センサーFLS(左フロ
ント輪),FRS(右フロント輪),RLS(左リア
輪),RRS(右リア輪)と、これら車輪速センサーF
LS,FRS,RLS,RRSで検出された車輪速信号
をフィルターする車輪速センサーフィルター回路22
と、この車輪速センサーフィルター回路22からの出力
のうち例えばフロント輪からの2ch出力を波形整形す
る第1の波形整形回路24と、車輪速センサーフィルタ
ー回路22からの出力のうち例えばリア輪からの2ch
出力を波形整形する第2の波形整形回路25と、第1の
波形整形回路24と第2の波形整形回路25からインプ
ットキャプチャー27を介して入力された波形整形出力
から車輪速の演算を行なうと共に、車輪速センサーFL
S,FRS,RLS,RRS、第1の波形整形回路24
および第2の波形整形回路25の短絡・断線を診断する
CPU26と、各車輪速センサーの短絡・断線診断時に
DC印可及びCPU26のA/D変換部28を保護する
ための保護回路23とから構成されている。
【0003】このような構成における波形整形回路の故
障診断装置21の動作について説明する。
【0004】4つの車輪速センサーFLS,FRS,R
LS,RRSの出力を2輪づつ一つの波形整形回路で波
形整形することにより、一つの波形整形回路例えば第1
の波形整形回路24の全面故障により波形整形出力が出
なくなっても他方の波形整形回路である第2の波形整形
回路25から波形整形出力される。つまり、一方の波形
整形回路24の波形整形出力があり、他の波形整形回路
25の波形整形出力がない状態を異常であると判断する
ことにより、第1の波形整形回路24または第2の波形
整形回路25の異常を検出していた。
【0005】また、4つの車輪速センサーFLS,FR
S,RLS,RRSの出力を一つの波形整形回路で波形
整形する場合、波形整形回路の全面故障により波形整形
出力が出なくなる確率を求め、その確率に従って故障の
有無を判断する方法が取られていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前者の
故障診断装置の場合、一方の波形整形回路の全面故障よ
り波形整形出力が出なくなった場合には、その故障を検
出できるが、波形整形回路を2個設けなければならず、
装置が高価なものとなってしまうという課題があった。
【0007】また、後者のように、価格の点から4つの
車輪速センサーの出力を一つの波形整形回路で波形整形
した場合には、この波形整形回路の全面故障を確率によ
って求めていたので、故障を検出する精度が良くないと
いう課題があった。
【0008】それ故、本発明の目的は、波形整形回路が
1つでも確実にその故障を診断できる波形整形回路の故
障診断装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】したがって、本発明は、
上記目的を達成するために、各車輪に設けられ、その車
輪速を検出する車輪速センサーと、この車輪速センサー
で検出された車輪速信号を波形整形する波形整形回路
と、この波形整形回路からの波形整形出力が一定期間な
い場合、最大車輪速周波数の2倍以上の周波数で車輪速
センサーのA/D変換部への入力波形の変化の有無を監
視し、一定期間内に一定値以上変化があるか否かにより
波形整形回路の故障を検出する制御手段とを具備したこ
とを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】次に、本発明にかかる波形整形回
路の故障診断装置の一実施の形態について図面を参照し
て説明する。
【0011】図1は、本発明にかかる波形整形回路の故
障診断装置の一実施の形態を示すブロック図,図2は、
波形整形回路の出力波形とCPUの入力波形を示す信号
波形図である。
【0012】本発明の波形整形回路の故障診断装置11
は、図1に示すように、各車輪の車輪速を検出する車輪
速センサーFLS(左フロント輪),FRS(右フロン
ト輪),RLS(左リア輪),RRS(右リア輪)と、
これら車輪速センサーFLS,FRS,RLS,RRS
で検出された車輪速信号をフィルターするフィルター回
路12と、このフィルター回路12からの出力全てを波
形整形する4cH入力の波形整形回路14と、波形整形
回路14からインプットキャプチャー16を介して入力
された波形整形出力から車輪速の演算を行なうと共に、
車輪速センサーFLS,FRS,RLS,RRSおよび
波形整形回路14の短絡・断線を診断する制御手段であ
るCPU15と、各車輪速センサーの短絡・断線診断時
にDC印可及びCPU15のA/D変換部17を保護す
るための保護回路13とから構成されている。
【0013】また保護回路13は波形整形回路13の短
絡・故障を診断するために、車輪速センサーで検出され
た信号をA/D変換部17に出力している。
【0014】このような構成における波形整形回路の故
障診断装置11の動作について図面を参照して説明す
る。
【0015】車輪速センサーから車輪速が検出される
と、その信号は保護回路13と、フィルター回路12を
介して波形整形回路14へ出力される。
【0016】上記信号が波形整形回路14からインプッ
トキャプチャー16へ出力されている場合、CPU15
はすべての車輪速センサーは正常であると判断し、CP
U15のA/D変換部17の入力波形の診断は行なわれ
ない。そのため、CPU15のソフト処理時間へ影響が
出ない。
【0017】上記信号が波形整形回路14からインプッ
トキャプチャー16へ出力されていない場合、CPU1
5は車輪速センサーより保護回路13を介してA/D変
換部17へ出力されている信号の波形から通常の制御速
度で最低検出可能周期時間を確認し、その信号の電圧の
中心値を平均により算出し、車輪速センサーの断線・短
絡診断を行う。
【0018】また、その時にA/D変換部17へ入力さ
れた信号の電圧が中心値から一定期間内に一定値以上変
化があるか否かにより車輪速の低速時の波形整形回路の
診断を行い、電圧が中心値から一定期間内に一定値以上
変化があれば波形整形回路14は故障していると判断す
る。
【0019】ここで、車輪速が高速時にの場合、A/D
変換部17でのサンプリングタイミンングの関係で診断
ができないことがあるので、A/D変換部17へ入力さ
れた信号の電圧を最大車輪速周波数の2倍以上の周波数
で監視し、その時にその電圧が中心値から一定期間内に
一定値以上変化があるか否かにより車輪速の高速時の波
形整形回路の診断を行い、電圧が中心値から一定期間内
に一定値以上変化があれば波形整形回路14は故障して
いると判断する。
【0020】ところで、波形整形出力がない場合、マイ
コンは車輪速演算処理を行っていないのでソフトの処理
時間は少ない。その為、A/D変換部17への入力波形
の確認を車輪速入力がない時に行うので、マイコンのソ
フト処理時間が増大しても規定の処理ループ時間内に行
うことができる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
車輪速センサーの波形整形回路の診断を、この波形整形
回路からの波形整形出力が一定期間ない場合には、最大
車輪速周波数の2倍以上の周波数で車輪速センサーのA
/D変換部への入力波形の変化の有無を監視し、波形整
形回路の故障を検出するようにしたので、波形整形回路
が1個でも確実に故障を検出することができる。
【0022】また、A/D変換部への入力波形の確認
を、車輪速入力がない時に行うことにより、マイコンの
ソフト処理時間に対する影響を少なくすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の車輪速センサーの波形整形回路の診
断方法の一実施例を示すブロック図である。
【図2】この発明の車輪速センサーの波形整形回路の車
輪速出力の信号波形図である。
【図3】従来の車輪速センサーの波形整形回路の診断方
法を示すブロック図である。
【符号の説明】
11 故障診断装置 12 フィルター回路 13 保護回路 14 波形整形回路 15 CPU(制御手段)
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01P 3/42 G01D 5/245 B60T 8/88

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各車輪に設けられ、その車輪速を検出す
    る車輪速センサーと、この車輪速センサーで検出された
    車輪速信号を波形整形する波形整形回路と、この波形整
    形回路からの波形整形出力が一定期間ない場合、最大車
    輪速周波数の2倍以上の周波数で車輪速センサーのA/
    D変換部への入力波形の変化の有無を監視し、一定期間
    内に一定値以上変化があるか否かにより波形整形回路の
    故障を検出する制御手段とを具備したことを特徴とする
    波形整形回路の故障診断装置。
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