JP3203902U - しおり - Google Patents

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和彦 成田
和彦 成田
田村 栄治
栄治 田村
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株式会社 栄和
株式会社 栄和
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Abstract

【課題】 材質に特に限定されることがなく、フラットな形状であることから嵩張ることも無く、しかしながら、書籍に挟んでいる間にずれることが無く、本を開くと直ぐに読み始める箇所など必要な箇所が分かるしおりを提供する。【解決手段】 短冊状のシートSHからなり、シートの短辺TAの一方側TA1に切れ目4により形成された舌部2と、舌部以外の本体部1とから構成され、本体部は、切れ目とは繋がっていない長辺方向に長い長孔3を有するしおり10。【選択図】 図1

Description

本考案は、書籍等に挟んで使用するしおりに関し、特に、本を開くと直ぐに読み始める箇所など必要な箇所が分かるしおりに関する。
従来から、書籍等に挟んで使用する可撓性の金属などの素材により作製され、本を開くと直ぐに読み始める箇所が分かるようになったクリップ状のしおりが知られている。たとえば、特許文献1は、読書中断時の読書中断頁、及び、読書中断行、又は、読書最終行を示すことができると共に、クリップとして、頁を開いたままで保持することができるクリップしおりを開示する。このクリップしおりは、可撓性の長板が長手方向所定箇所で所定間隙を有するように折曲されて、その折曲部の一方に表板が形成され、他方に裏板が形成されて成り、本に差し込み易いように、表板は、長手方向長さが裏板より短く形成される。クリップしおりは、本の頁を挟持するため、折曲部の弾性により、表板の先端部と、裏板とが、互いに押圧する如く付勢されている。そして、表板には、読書中断時の読書中断行、又は、読書最終行を示すために、表板の長手方向に延びる長孔が形成される。
実用新案登録第3155052号公報
しかし、上述したような表板と裏板を備えたクリップ状のしおりは、使用しないときには嵩張るものであり、また材質においてもある程度の強度や弾性が必要となるなど、材質の選定において自由度が低くなると共に、コスト高にもなる。
そこで、本考案は、材質に特に限定されることがなく、フラットな形状であることから嵩張ることも無く、しかしながら、書籍に挟んでいる間にずれることが無く、本を開くと直ぐに読み始める箇所など必要な箇所が分かるしおりを提案する。
上記課題を解決するために、短冊状のシートからなり、シートの短辺の一方側に切れ目により形成された舌部と、舌部以外の本体部とから構成され、本体部は、切れ目とは繋がっていない長辺方向に長い長孔を有するしおりが提供される。
これによれば、短冊状のシートからなるので特に材質に限定されることがなく、フラットな形状であることから嵩張ることもない。また、舌部と本体部で書籍のページを挟み込むことで、挟んでいる間にずれることがなく、本を開くと直ぐに読み始める箇所など必要な箇所が分かるようになったしおりを提供できる。また、長孔が切れ目と繋がっていないことで、短冊状のシートであっても構造上強いしおりを提供できる。
さらに、舌部と本体部は、少なくとも長辺方向の切れ目において互いに接することを特徴としてもよい。
これによれば、舌部と本体部が長手方向の切れ目において互いに接することで、この部分に隙間が開くよりもページを挟持する力が向上するので、挟んでいる間にずれることがさらになくなり、本を開くと直ぐに読み始める箇所など必要な箇所が分かるようになる。
さらに、切れ目の終端部において、短辺の一方側に凸の曲率を有する切り込みを備えることを特徴としてもよい。
これによれば、切れ目の終端部において、短辺の一方側に凸の曲率を有する切り込みを有することで、使用を重ねた時に終端部が破れてくるのを防止すると共に、その凸状の切り込みにページの端が挟み込まれることにより、さらに強固に挟持することができるので、挟んでいる間にずれることがさらになくなる。
以上説明したように、本考案によれば、材質に特に限定されることがなく、フラットな形状であることから嵩張ることも無く、しかしながら、書籍に挟んでいる間にずれることが無く、本を開くと直ぐに読み始める箇所など必要な箇所が分かるしおりを提供できる。
本考案に係る第一実施例のしおりの、(A)正面図、(B)側面図。 本考案に係る第二実施例のしおりの、(A)正面図、(B)側面図。 本考案に係る第三実施例のしおりの、(A)正面図、(B)側面図。 本考案に係る第三実施例のしおりの使用時を示す説明図。
以下では、図面を参照しながら、本考案に係る各実施例について説明する。
<第一実施例>
図1を参照し、本実施例にかかるしおり10について説明する。しおり10は、書籍等を読んだ後に読み進んだページに挟んで、再度その書籍を読み始める際にその位置が直ぐ分るようにするために使用するものである。しおり10は、短冊状のシートからなる。短冊とは細長いものの総称であり、本実施例では、細長い矩形である。しおり10の短辺TAと長辺CHの比は、特に限定されるものではないが、一般に流通する書籍のページサイズの長辺を概ね7,8割カバーできる長辺を有し、後述する長孔を支持できる本体部を有することができる程度の短辺を有すればよい。
シートSHは、本図(B)に示すように、薄く平板はものであることをいう。かかる短冊状のシートSHからなるしおり10の材質は、特に限定されず、紙、プラスチック、皮、金属など如何なる材質であってもよい。ただし、剛性が高く弾性がほとんどないものは、後述する舌部と本体部の間に挟まれるページの紙が折れてしまうことがあるので、ある程度弾性がある材質が好ましい。たとえば、PET(Polyethylene Terephthalate、ポリエチレンテレフタラート)などのプラスチック材料である。
しおり10は、シートSHの短辺TAの一方側TA1に切れ目4により形成された舌部2と、舌部2以外の本体部1とから構成される。舌部2は、使用時に書籍のページの端(上端、右端、左端など)近傍に位置する短辺TAの一方側TA1に設けられ、使用時には、切れ目4の終端部4Tが、ページの端に位置することとなる。舌部2は、切れ目4により形成される。すなわち、舌部2は、シートSHを刃型でプレスして舌状に切れ目4を作成して、その切れ目4で切り離すことにより形成される。
本体部1は、シートSHにおいて、舌部2以外の部分を言い、舌部2の上部すなわち舌部2の短辺TAの一方側TA1で舌部2と接続されている。本体部1は、切れ目4とは繋がっていない長辺CH方向(長手方向)に長い長孔3を有する。長孔3は、シートSHの矩形よりもさらに細長い矩形であり、ページ内の行の文字が収まるように、0.5〜1cm程度の短辺を有することが好ましい。
しおり10が使用される場合には、舌部2の正面側の面が書籍のページの裏面と接し、舌部2の横すなわち長辺CH寄りの本体部1の背面側の面が書籍のページの表面と接するようにして、しおり10は、書籍のページを挟む。本体部1が書籍のページの表面を覆うが、長孔3を通して書籍のページの表面に書かれた文字が表れることで、その表れた文字の位置が読み始める位置であることが明白になる。
このように、しおり10は、舌部2と本体部1で書籍のページを挟み込むことで、挟んでいる間にずれることが無く、本を開くと直ぐに読み始める箇所など必要な箇所が分かる。また、しおり10は、短冊状のシートからなるので特に材質に限定されることがなく、フラットな形状でありことから嵩張ることも無い。また、しおり10は、長孔3が切れ目4と繋がっていないことで、繋がっている場合と比べて短冊状のシートSHであっても構造上強くなり、舌部2と本体部1で挟持する力が強くなり、挟んでいる間にしおり10がずれることがなくなる。
<第二実施例>
図2を参照し、本実施例にかかるしおり10Aについて説明する。なお、重複記載を避けるために、上記実施例と同じ構成要素には同じ符号を付し、異なる部分を中心に説明する。しおり10Aは、シートSHの短辺TAの一方側TA1に切れ目4Aにより形成された舌部2Aと、舌部2A以外の本体部1Aとから構成される。
舌部2Aは、切れ目4Aにより形成される。上記実施例の舌部2は、すべての切れ目4において本体部1と接しているが、本実施例では、舌部2Aと本体部1Aは、長辺CH方向(長手方向)の切れ目4CHにおいてのみ互いに接している。すなわち、舌部2Aの短辺TAの他方側TA2において舌部2Aと本体部1Aの間に、隙間6が存する。隙間6が存することで、使用者は、隙間6に指を入れて舌部2Aを摘まむことができるので、舌部2Aを摘まんで書籍のページを挟み易くなる。
また、舌部2Aと本体部1Aは、少なくとも長辺CH方向(長手方向)の切れ目4CHにおいて互いに接することで、この部分に隙間が開くよりもページを挟持する力が向上するので、挟んでいる間にずれることがさらになくなり、本を開くと直ぐに読み始める箇所など必要な箇所が分かるようになる。
<第三実施例>
図3および図4を参照し、本実施例にかかるしおり10Bについて説明する。なお、重複記載を避けるために、上記実施例と同じ構成要素には同じ符号を付し、異なる部分を中心に説明する。しおり10Bは、シートSHの短辺TAの一方側TA1に切れ目4Bにより形成された舌部2Bと、舌部2B以外の本体部1Bとから構成される。しおり10Bは、切れ目4Bの終端部4Tにおいて、短辺TAの一方側TA1に凸の曲率を有する切り込み5を備える。
切れ目4Bの終端部4Tは、書籍のページの端Pを最も強く挟み込む部分である。この部分に、図4に示すように、切り込み5を備えて、その切り込み5に書籍のページの端Pが挟み込まれることで、舌部2Bと本体部1Bとでより強固に書籍のページを挟持することができる。したがって、切れ目4の終端部4Tにおいて、短辺TAの一方側TA1に凸の曲率を有する切り込み5を備えることで、使用を重ねた時に終端部4Tが破れてくるのを防止すると共に、その凸状の切り込み5にページの端Pが挟み込まれることにより、さらに強固に挟持することができるので、挟んでいる間にずれることがさらになくなる。
なお、本考案は、例示した実施例に限定するものではなく、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。すなわち、本考案は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本考案の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、数量、適用例、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
10 しおり
1 本体部
2 舌部
3 長孔
4 切れ目
4CH 切れ目の長辺方向
4T 切れ目の終端部
5 切り込み
6 隙間
SH シート
TA 短辺
TA1 短辺の一方側
TA2 短辺の他方側
CH 長辺
P 書籍のページの端

Claims (3)

  1. 短冊状のシートからなり、
    前記シートの短辺の一方側に切れ目により形成された舌部と、前記舌部以外の本体部とから構成され、
    前記本体部は、前記切れ目とは繋がっていない長辺方向に長い長孔を有する、
    しおり。
  2. 前記舌部と前記本体部は、少なくとも長辺方向の前記切れ目において互いに接することを特徴とする請求項1に記載のしおり。
  3. 前記切れ目の終端部において、前記短辺の一方側に凸の曲率を有する切り込みを備えることを特徴とする請求項1または2に記載のしおり。
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