JP3126742U - 折りたたみ式ページ保持具 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来、読書の際にページのめくれを防ぐには、手でおさえるか、紙バサミ、クリップなどで挟んでいたが、煩わしく面倒であったので、簡単で安価なページ保持具を提供する。
【解決手段】方形平板状素材1の一辺に沿って、その材質を透明としたページ保持部3を有したページ保持具本体4と同じものを二体、一組として両者のページ保持部3が互いに対角線上に位置するように、折りたたみ手段6にて蝶着して折りたたみ式とし、本を装着時に発生する折りたたみ力を抑えるため、ガイド7を設けてこれと咬合してスライドするスライドバー8を、両者の接合部5を跨いで停止させて、平板状を維持するものとした折りたたみ式ページ保持具。
【選択図】図1

Description

この考案は、読書のときに本のページのめくれ、又は、本自体の閉じようとする力を防止する保持具に関するものである。
従来は、読書の際にページのめくれを防ぐために手でおさえるか、紙バサミ、クリップなどで挟むか、本自体を文鎮などでおさえていた。
先行技術文献では、比較的この考案に近いものとして次のものがある。すなわち、弾力を有する板状部材の一端をC字状に形成したもの2枚を、C字状部が左右両端となるように2枚を重ねて互いにスライドさせ、開いた本の幅に合わせるようにしてC字状部にて開いた本の左右両辺を挟むように構成するか、又は、2枚の板状部材の長さ方向に夫々長溝を設け、その両長溝間を締ネジで開いた本の幅に合わせ自由な角度で固定するものとした発明の名称「書籍ひらき保持具」というものがある。(例えば、特許文献1参照。)。
特開平09−020091号公報([0004]〜[0005]、図1、手続補正書の図5)
しかしながら、上記特許文献1は、開いた本の端を押さえる度に、その本の大きさに合わせその都度押さえ部をスライドさせるのが面倒である。また、ページ保持部が小さいために十分な保持力が得られない虞がある。更に携帯するにしても、ページ保持部が露出しているために損傷の虞があるなど、十分なものとは考えにくい。
だからと言って、従来のようにページのめくれを手で抑えたり、クリップ等でいちいち挟んでいたのでは煩わしく面倒である。
また、手でおさえている場合は手が塞がってしまう欠点がある。
この考案は、以上の諸欠点を解決して、本の大きさにいちいち合わせる必要もなく、装着簡単、更には携帯に便利な本のページ保持具を提供しようとするものである。
この考案を図面に基づき説明すると、図1、図2及び図4に示すように、方形平板状素材1の一辺に沿って、弾性があり長さの異なる断面をU字状としたページ保持部3の短辺基部2を、適当なる結合手段にて固着させてページ保持具本体4の一方側とする。
そして、そのページ保持具本体4と同じものを、ページ保持具本体4の他方側として、両者のページ保持部3が互いに対角線上に位置するように、両者の接合部5を折りたたみ手段6にて蝶着したものとした。
又は、ページ保持部3の短辺基部2を方形平板状素材1に結合固着させる方法でなく、方形平板状素材1自体を、一辺にページ保持部3を形成する幅と長さを有して突出する部分を加えたものとした図5のような一体形方形平板状素材13とし、図6に示すようにページ保持部3の基部14を、U字状に湾曲形成してページ保持部3としたものとしてもよい。
この考案は以上の構成を基本として成る折りたたみ式ページ保持具である。
更に、本を装着時に発生する折りたたみ力を抑えるために、両者のページ保持具本体4の両接合部5を直交状に挟む一辺側に沿って夫々ガイド7を設け、両ガイド7をスライドして両接合部5の一端部を直交して橋渡しするスライドバー8を設置する。
この考案は、弾性がありしかも長めのページ保持部3としたから、小さな本でも本の綴じ背を接合部5上に載置して開けば、ページ保持部3の反り返り部9近傍が開いた本のページ辺を押え得るから、本の大小に係わらずバネ力でページめくれを押さえることができる。
また、折りたたむことができるから、ページ保持部3を内側に収納することとなり、その要部を外部からの損傷から保護することが出来る利点がある。
しかも、両ページ保持部3が互いに対角線上に配置されているから、折りたたんだ時に重なることがないので、折りたたんだ時の厚さを最小にすることができる。
当然、読書の際にページを手で抑えたり、クリップなどで挟む必要もなく、必然的に手が空くので仕事をしながら読書が出来る効果が生ずる。更に、小型にすれば折りたたんでポケットに入れて携帯することもできるのである。
基本的には、図1に示すように両ページ保持具本体4を開いた状態において、使用する最大級の本を開いた時の大きさに、ほぼ合わせた大きさの構成とするのが最良と言えるが、その最大級の本よりも、可能な限り小さな本でも共用できるようにしたい。
そのためには、本の開いた面に接するページ保持部3の面部を、できる限り長めに設計することである。勿論、ページ保持部3のU字体自身は、十分に弾性を有していて本のページ面上を圧接する素材を採用すべきである。
そして、ページ保持具本体4双方の一辺に沿い形成されたガイド7とスライドバー8は、場所を取り過ぎぬよう長さはともかく、幅は可能な限り狭い形状のものとしたい。
その具体的な構造については、特に限定する必要はなく、ガイド7とスライドバー8の両者が互いに咬合して容易にスライドできればどんな慣用手段でもよいのである。
図例では、スライドバー8を断面がコの字形として、ガイド7の周囲と咬合してスライドするものとして示した。
また、ページ保持部3は、是非、透明素材を使用したい。それ故、最適素材のプラスチック製とし、裏側の本の文字を読むことができるようにする。
そうすれば、幅広の大型とすることが出来るので保持力を増すことになり、ページ保持部3は固定されたままで殆どの本の大きさに対応でき、大きな特長となる。
更に、ページ保持部3の先端は、図1に示した反り返り部9を設けて、めくられたページを差込み易くすることにより、ページ保持部3を持ち上げる必要も無く、片手でも一連の動作が出来るようになり一層好ましいものとなる。
そして、ページ保持部3のU字曲部近くの短辺基部2にて、ページ保持具本体4である方形平板状素材(1)に固着することにより、バネ力が発生する構造となって本のページがおさえられるのであるが、この固着手段についても何ら限定することはなく周知の慣用手段でよい。
勿論、方形平板状素材1として一体形方形平板状素材13を採用すれば、固着手段は不要となるから、完成品の大きさ等から考えて、その材料費と加工コストとの兼ね合いでとちらかの方法を選択すればよいのである。
なお、前述において、ガイド7とスライドバー8の配置を、両ページ保持具本体4の両接合部5を直交状に挟む一辺側に沿って設けると説明したが、このことは、使用時においては図1に見るように、両ページ保持具本体4の上部に来るようにして用いる方が、例えば書見台に載置して読書する場合には邪魔にならず扱いやすいと言える。
勿論、図1とは逆の下部として用いても構わないことは言うまでもなかろう。
以下に、この考案の実施例1を図面に基づいて説明する。図1は基本的な構成のものであって、実用的には折りたたんで携帯する方が、用途上より多く好まれると思われるので、図4に示したものについてその寸法上の事項と共に、その詳細を説明する。
したがって、寸法上の数値以外の諸説明は、図1〜図3においても適用される。
先ず、方形平板状素材1の横寸法は使用する最大級の本を実測して17cmとした。
厚さは2mm位あれば撓むこともない。縦寸法は7cmが最適となる。これはページ保持部3と関係してくるのであって、その幅は3cmが(2cmでは弱く、4cmでは硬くなりすぎる)最良となるので折りたたまれて6cm、残り1cmはガイド部と若干の間隙である。
上記において、ページ保持部3の寸法は、図1及び図2にても同じである。
そして、ページ保持部3の長さは可能な限り小さい本のページも保持すべく、しかし、あまり長いと大きい本がめくり難くなる、テストの結果、8cmになった。この長さならページ保持部3で本を強く圧接する必要もなく、楽にページが抑えられるのである。
そして、更に大事なことは、その厚さで、1.5mmを最適(1mmではやはり弱く、2mmでは硬い)とすることである。本の装着時には、ページ保持部3をかなり持ち上げることになるので、柔軟性と適度の硬さも必要になるのである。
また、ページ保持部3に透明度の高いアクリルも使用してみたが、その硬さ故に柔軟性が無く、加工も難しく試作中にも欠けてしまったので、推奨できない。
短辺基部2又は基部14のU字状の高さは携帯の障害にならない程度の大きさにして、出来るだけ厚い本にも対応させたい。実際に3cmの厚さの本を保持する限界として、テストを繰り返し、2cmとなった。そして、ページ保持部3の先端部分、すなわち、反り返り部9の高さは、U字状の高さ2cmと同一ではなく、方形平板状素材1との間隙を1cmと狭くすることによって、ページが薄くなった状態でも保持できることとした。
なお、U字状は熱加工で軟らかくしてパイプなどに巻きつけて製作した。方形平板状素材1と短辺基部2の固着手段は、図示では直径10mmのハトメを使用する方法を採用したが、他に接着剤を使用する方法もある。
ガイド7は、市販の3mm角棒を使用し、図3に示したようにページ保持具本体4が開かれた状態の右側上部には、スライドバー8が収納される長さとしてのガイド7と、図示省略したがスライドバー8の抜け止め防止用ストッパー10を接着し、同じく左側にはスライドバー8の半分の長さのガイド7とストッパー10を接着する。これによってスライドバー8は接合部5を跨いでストップすることになるので、折りたたみを防止できるのである。
スライドバー8のコの字形の内幅として、ガイド7と咬合用ガイド11は3mm角棒を使用するから合計6mmで1mmの余裕をみて7mmとし、その長さは橋渡し部分が4cmづつとして8cm位が妥当である。
更に、図示省略したが、スライドバー8の底面に、所謂、ゲタをはかせて、装着された本を傾斜させる方法を試みたが、これだけで非常に本が読みやすくなり採用すべき方法である。
折りたたみ手段6は蝶番を用いて、小さいボルト、ナット止めとしたが、もちろん接着などでもよく、また、蝶番自体も限定せず、多回数の屈曲に耐える手段なら通常用いられる周知の他の慣用手段としても良いことは言うまでもない。
更に、図5に示したように、方形平板状素材1とページ保持部3の短辺基部2との固着手段を採用せずに、図示の方形平板状素材1の横方向の長さプラス、ページ保持部3の長さとした一体形方形平板状素材13を作り、その基部14に相当する部分を図6に示すように、例えば、熱加工してパイプなどに巻きつけてU字状とする。
この構成にすれば、前記のハトメ方式よりかなり工程が減少される方法となるし、前述の携帯用とした幅の狭いものには適用しやすい方法と言えよう。
また、図7に示す短辺基部2又は基部14と重なるU字嵌合用曲部12を設けて、折りたたまれた短辺基部2と嵌着させることにより、折りたたみ状態を保持し、携帯に便利なものとした。なお、量産的には折りたたみ手段6も含め、一体成型も現在の技術なら可能であろう。
この考案の実施例を示す斜視図である。 この考案の折りたたみ状態を示す斜視図である。 この考案のガイド部の拡大斜視図である。 この考案の携帯用に適した構成とした実施例を示す斜視図である。(実施例1) この考案の他の実施例である一体形方形平板状素材を示す斜視図である。(実施例2) 図5の一体形方形平板状素材からページ保持部を形成した状態で示す斜視図である。(実施例2) この考案の他の実施例で、U字嵌合用曲部とその嵌着状態を示す斜視図である。(実施例3)
符号の説明
1 方形平板状素材
2 短辺基部
3 ページ保持部
4 ページ保持具本体
5 接合部
6 折りたたみ手段
7 ガイド
8 スライドバー
12 U字嵌合用曲部
13 一体形方形平板状素材
14 基部

Claims (7)

  1. 方形平板状素材(1)の一辺に沿って、断面を長さの異なるU字状とした弾性のあるページ保持部(3)を有してページ保持具本体(4)の一方側とし、該ページ保持具本体(4)と同じものをページ保持具本体(4)の他方側として、両者のページ保持部(3)が互いに対角線上に位置するように両者の接合部(5)を折りたたみ手段(6)にて蝶着して成る折りたたみ式ページ保持具。
  2. 本を装着時に発生する折りたたみ力を抑えるため、両者のページ保持具本体(4)の両接合部(5)を直交状に挟む一辺側に沿って夫々ガイド(7)を設け、該両ガイド(7)をスライドして両接合部(5)の一端部を直交して橋渡しするスライドバー(8)を設けた請求項1記載の折りたたみ式ページ保持具。
  3. ページ保持部(3)を透明とすることにより、その裏側となった文字も読み取れるようにした請求項1又は請求項2記載の折りたたみ式ページ保持具。
  4. 両ページ保持具本体(4)同士を折りたたんだ際に、両者のページ保持部(3)が、互いに長さ方向の一辺で隣接するよう配置させるために、両接合部(5)を短く全体をポケット内に収納できるよう小型化させた請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の折りたたみ式ページ保持具。
  5. ページ保持部(3)の短辺を、短辺基部(2)として適当なる結合手段にて方形平板状素材(1)に固着させてページ保持具本体(4)とした請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の折りたたみ式ページ保持具。
  6. 方形平板状素材(1)自体を、一辺にページ保持部(3)を形成する幅と長さを有して突出する部分を有した一体形方形平板状素材(13)とし、上記ページ保持部(3)を形成する部分の基部(14)を、U字状に湾曲してページ保持部(3)とした請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の折りたたみ式ページ保持具。
  7. 折りたたみ時に、短辺基部(2)又は基部(14)上に重なって、折りたたみ状態を保持し得るように、U字嵌合用曲部(12)を相手側の方形平板状素材(1)の一辺に設けた請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の折りたたみ式ページ保持具。
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