JP2007069498A - 可動クリップしおり - Google Patents
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Abstract
【課題】
本の頁を確認するしおり機能と、見開き状態で保持する機能を、突出部の少ない部材で軽量且つ小型な道具とする。
【解決手段】
向かい合った二片の舌片状の挟持片をバネでもって押圧するクリップの挟持片の一片上に平板を重設し、挟持片の1点を支点としてその周縁を平板が移動自在とするものである。
【選択図】
図1
Description
本発明は、本の頁、所望点を確認保持する「しおり」と、「見開き頁押さえ」とを一つのクリップで成す道具に関する。
従来、本の頁の位置を確認するためには、紐や紙片などの「しおり」がその役目を果たしている。又、テキストなど、特定の頁を見開きにして一定の間保持しておきたい場合、厚手の本や硬い紙で出来ているものは手を離すと閉じてしまう。また、開きやすいものであっても、置く場所により、風などで頁がめくれてしまうなどの不都合がある。本発明はこれらの欠点を解消することを目的とするものである。
本件周辺の先願としては以下のような文献が開示されている。
特開2004−224023 「発明の名称」見開き押さえクリップ
本先願の要旨は、端を不揃いに折り曲げた鋼板の円弧に、細い切り抜きを設け、両端面が接触する弾力で、表紙を挟むものであることが開示されている。
本先願の要旨は、縦長にて舌状のバネ受け(1)と、そのバネ受けの上部より中心線を通り下部に抜ける棒状のバネ(2)が一体化して構成されたものである。
本先願の要旨は、本の頁開き保持装置におけるクリップ 1の上側部2および下側部3の各前方に頁押え4および背表紙受け5をそれぞれ設け、背表紙受け5の先端には左右方向に十分な長さを有する垂下片7の上縁の中央域8を固着させて背表紙受け5に対して垂下片7が略垂直に連結されているようにしたものである。
本件に関する周辺発明の先願としては上記した通りである。「特許文献1」はクリップで本の表紙を固定し、クリップから立ち上がった部材で頁を押さえる仕組みであって、見開き部左右の頁を押さえるものではなく、各ページの両端部をそれぞれの道具が必要で、必ず本一冊に一対の道具がなければ目的を達成することはできない。また、本を閉じたときに部材を倒し、平面化できるとしても、本の外側への突出した部分がカバンなどを入れたときに邪魔になると思われる。
「特許文献2」は、新聞の形を安定させて保持しようとする道具であり、本の場合には「しおり」機能は可能としても、見開き保持機能を果たすことはできない。
「特許文献3」は、台座に、本の頁を押さえるクリップを固定した構成であり、可動部はクリップの開閉のみで、そのまま本を閉じて携帯できる道具ではない。
本発明は、テキストなどで、特定の頁を見開き状態に保持しておく機能、閉じた後に再び同じ頁を開きたいときのしおりの機能を、軽量且つ単純な構造で提供するものである。
本発明は、テキストなどで、特定の頁を見開き状態に保持しておく機能、閉じた後に再び同じ頁を開きたいときのしおりの機能を、軽量且つ単純な構造で提供するものである。
先ず、本発明の機能的手段は、向かい合った二片の舌片状の挟持片をバネでもって押圧するクリップの挟持片の一片上に平板を重設し、挟持片の1点を支点としてその周縁を平板が移動自在としたものである。
構造は、向かい合った二片の舌片状の挟持片1をバネでもって押圧するクリップ2の挟持片の一片上に平板3を重なるように設け、挟持片の1点と、平板上の1点を貫通する係止具で止め合わせ、そこを支点4として、互いに回動自在に設けるものである。挟持片と平板は固定された支点となる。平板は1枚以上2枚以下とする。使用時の可動部は平板3である。使用方法は実施例図によって後述する。
構造は、向かい合った二片の舌片状の挟持片1をバネでもって押圧するクリップ2の挟持片の一片上に平板3を重なるように設け、挟持片の1点と、平板上の1点を貫通する係止具で止め合わせ、そこを支点4として、互いに回動自在に設けるものである。挟持片と平板は固定された支点となる。平板は1枚以上2枚以下とする。使用時の可動部は平板3である。使用方法は実施例図によって後述する。
さらに他の構造としては、向かい合った二片の舌片状の挟持片1をバネでもって押圧するクリップ2の挟持片の一片上に平板3を重なるように設け、該平板の長手方向および短手方向の辺に沿った切り欠き溝5を設け、クリップ2の1点が、平板の切欠き溝5に貫通する係止具で止め合わせ、クリップ2の貫通部を支点として平板上長手方向を左右に移動可能で、且つ短手方向で平板とクリップの方向を変えるように回動自在としたものである。使用時の可動部は平板である。使用方法は実施例図によって後述する。
このような方法で構成された本発明を使用することによって、以下のような効果がある。先ず、本体が小型、軽量であるばかりでなく、平面的でペンケースなどに常時携帯しておくことが容易である。透明部材でつくることによって、文字など、本の機能を邪魔しない。
使用時の効果の特徴は、クリップ本体を本の頁上部で適当量つかみ固定した後は、重ねて取り付けた平板を指先で、クリップを取り付けた頁とは反対方向の頁の上縁に平行に近づけることによって見開き状態を保持できる。平板を二枚としたものは、クリップの係止部を支点として左右に開閉自在であるから、観音開きに動かせばさらに見開き状態を保持する力は安定し、頁がめくれることはない。
クリップは本全体を挟むものではなく、適度な量の頁を土台として固定するものであり、個々の本の厚さに影響されず、多様な本に同一の効果を得ることができる。一方、頁を固定する平板は、クリップとの係止部を支点として可動であり、平板を水平状に近づけることによって頁を手で押さえることと同等の役を容易に果たす。
本発明のクリップは、本のみならず、書類を束ねて平板で押さえれば、各葉の角が丸まったり、風で乱れたりすることを防ぐ道具として利用することも可能である。
以上のような様々な効果のある可動クリップしおりである。
使用時の効果の特徴は、クリップ本体を本の頁上部で適当量つかみ固定した後は、重ねて取り付けた平板を指先で、クリップを取り付けた頁とは反対方向の頁の上縁に平行に近づけることによって見開き状態を保持できる。平板を二枚としたものは、クリップの係止部を支点として左右に開閉自在であるから、観音開きに動かせばさらに見開き状態を保持する力は安定し、頁がめくれることはない。
クリップは本全体を挟むものではなく、適度な量の頁を土台として固定するものであり、個々の本の厚さに影響されず、多様な本に同一の効果を得ることができる。一方、頁を固定する平板は、クリップとの係止部を支点として可動であり、平板を水平状に近づけることによって頁を手で押さえることと同等の役を容易に果たす。
本発明のクリップは、本のみならず、書類を束ねて平板で押さえれば、各葉の角が丸まったり、風で乱れたりすることを防ぐ道具として利用することも可能である。
以上のような様々な効果のある可動クリップしおりである。
実施例を図面に従って説明する。
図1は請求項2記載の、支点が1点からなる実施例の斜視図である。
向かい合った二片の舌片状の挟持片1をバネ(図はU字状に曲げた平板の、板バネ機能を用いているが、金属スプリングを用いたものでもよい。)でもって押圧するクリップ2の挟持片の一片上に平板3を重設し(図は2枚の平板を重設したものであるが、1枚でも可能である)、挟持片の1点と、平板上の1点を支点4として、互いに回動自在に取り付ける。クリップ部材の幅は、平板の幅よりやや広くすることによって、取り付けるときの手がかりを容易とする。クリップと平板との係りは軽く互いの部材が擦りあう程度の緩みをもって取り付けることが、その使用状態を良好なものとする。
図2は、図1の使用態様図を示す。
本6の頁を(図では、右頁に取り付ける場合を示している)クリップの頭部の厚み内径に収まる程度の量つかみ、上部より挿しとおす。クリップ2の位置は、極力、本の、閉じ合わせ部7(中心)に近いところへしっかりと浮き上がらないところまで深く固定する。
次に、クリップ2を押さえながら平板3の先端を反対頁方向(図では左)と、同一頁(図では右)方向へスライドさせながら水平に近づける。
頁を変更する場合はその形状のまま上部へ引き抜けば容易に取り付けに手間がかからない。
本を閉じるときは平板3を元の位置へ戻し、垂下した常態になれば、しおりとして、その頁位置を確認する機能を果たし、部材が邪魔することなく、自然に本を閉じることが出来る。そのまま携帯することもできる。他の本を重ねることにも支障がない。
図3は請求項3に記載の実施例斜視図である。
構造は、向かい合った二片の舌片状の挟持片1をバネでもって押圧するクリップ2の挟持片の一片に平板3を重設し、前記平板の長手方向および短手方向の辺に沿った切り欠き溝5を設け、クリップ2の1点が、平板の切欠き溝5に貫通し、貫通部8を挟持片の支点とする。クリップを固定した状態で、平板は回動し、且つ、摺動自在に動かすことができるものである。
図4は図3の使用態様図を示す。
本6の頁を(図では、右頁に取り付ける場合を示している)クリップの頭部の厚み内径に収まる程度の量をつかみ、上部より挿しとおす。クリップ2の位置は、極力、本の、閉じ合わせ部7(中心)に近いところへしっかりと浮き上がらないところまで深く固定する。
次に、クリップを押さえながら、平板3の下端を、図のように、本の右頁にクリップを取り付けた場合は左に回動させ、水平に近づけたら、さらに、水平のまま、クリップ取り付け頁方向(ここでは右)へスライドして、両頁に平板が橋渡し状態になるように調整する。
本を閉じ、しおり機能をなすには、水平状態の平板をクリップに対し、垂下状態にスライドして戻す。機能は、請求項2および3、ともに同様である。
図1は請求項2記載の、支点が1点からなる実施例の斜視図である。
向かい合った二片の舌片状の挟持片1をバネ(図はU字状に曲げた平板の、板バネ機能を用いているが、金属スプリングを用いたものでもよい。)でもって押圧するクリップ2の挟持片の一片上に平板3を重設し(図は2枚の平板を重設したものであるが、1枚でも可能である)、挟持片の1点と、平板上の1点を支点4として、互いに回動自在に取り付ける。クリップ部材の幅は、平板の幅よりやや広くすることによって、取り付けるときの手がかりを容易とする。クリップと平板との係りは軽く互いの部材が擦りあう程度の緩みをもって取り付けることが、その使用状態を良好なものとする。
図2は、図1の使用態様図を示す。
本6の頁を(図では、右頁に取り付ける場合を示している)クリップの頭部の厚み内径に収まる程度の量つかみ、上部より挿しとおす。クリップ2の位置は、極力、本の、閉じ合わせ部7(中心)に近いところへしっかりと浮き上がらないところまで深く固定する。
次に、クリップ2を押さえながら平板3の先端を反対頁方向(図では左)と、同一頁(図では右)方向へスライドさせながら水平に近づける。
頁を変更する場合はその形状のまま上部へ引き抜けば容易に取り付けに手間がかからない。
本を閉じるときは平板3を元の位置へ戻し、垂下した常態になれば、しおりとして、その頁位置を確認する機能を果たし、部材が邪魔することなく、自然に本を閉じることが出来る。そのまま携帯することもできる。他の本を重ねることにも支障がない。
図3は請求項3に記載の実施例斜視図である。
構造は、向かい合った二片の舌片状の挟持片1をバネでもって押圧するクリップ2の挟持片の一片に平板3を重設し、前記平板の長手方向および短手方向の辺に沿った切り欠き溝5を設け、クリップ2の1点が、平板の切欠き溝5に貫通し、貫通部8を挟持片の支点とする。クリップを固定した状態で、平板は回動し、且つ、摺動自在に動かすことができるものである。
図4は図3の使用態様図を示す。
本6の頁を(図では、右頁に取り付ける場合を示している)クリップの頭部の厚み内径に収まる程度の量をつかみ、上部より挿しとおす。クリップ2の位置は、極力、本の、閉じ合わせ部7(中心)に近いところへしっかりと浮き上がらないところまで深く固定する。
次に、クリップを押さえながら、平板3の下端を、図のように、本の右頁にクリップを取り付けた場合は左に回動させ、水平に近づけたら、さらに、水平のまま、クリップ取り付け頁方向(ここでは右)へスライドして、両頁に平板が橋渡し状態になるように調整する。
本を閉じ、しおり機能をなすには、水平状態の平板をクリップに対し、垂下状態にスライドして戻す。機能は、請求項2および3、ともに同様である。
1 挟持片
2 クリップ
3 平板
4 支点
5 切り欠き溝
6 本
7 閉じ合わせ部
8 貫通部
2 クリップ
3 平板
4 支点
5 切り欠き溝
6 本
7 閉じ合わせ部
8 貫通部
Claims (3)
- 向かい合った二片の舌片状の挟持片をバネでもって押圧するクリップの挟持片の一片上に平板を重設し、挟持片の1点を支点としてその周縁を平板が移動自在とすることを特徴とする可動クリップしおり。
- 向かい合った二片の舌片状の挟持片1をバネでもって押圧するクリップ2の挟持片の一片上に平板3を重設し、挟持片の1点と、平板上の1点を支点4として、互いに回動自在であることを特徴とする可動クリップしおり。
- 向かい合った二片の舌片状の挟持片1をバネでもって押圧するクリップ2の挟持片の一片に平板3を重設し、前記平板の長手方向および短手方向の辺に沿った切欠き溝5を設け、クリップ2の1点が、平板の切欠き溝5に貫通し、貫通部8を挟持片の支点として回動および摺動自在に動くことを特徴とする可動クリップしおり。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005260153A JP2007069498A (ja) | 2005-09-08 | 2005-09-08 | 可動クリップしおり |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005260153A JP2007069498A (ja) | 2005-09-08 | 2005-09-08 | 可動クリップしおり |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007069498A true JP2007069498A (ja) | 2007-03-22 |
Family
ID=37931377
Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2005260153A Pending JP2007069498A (ja) | 2005-09-08 | 2005-09-08 | 可動クリップしおり |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2007069498A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105788579A (zh) * | 2016-05-17 | 2016-07-20 | 管利珍 | 一种简易双页乐谱夹 |
-
2005
- 2005-09-08 JP JP2005260153A patent/JP2007069498A/ja active Pending
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