JP3131322U - 読書クリップ - Google Patents
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Abstract
【課題】開いたページを固定するための機能と共に栞の機能を持った読書クリップを提供する。
【解決手段】読書しようとする本の表紙を本体のクリップ部で挟み、押圧体の先端で開いたページを抑える。ページをめくるときは次のページを押圧体の先端の下に滑り込ませる。取り付けたまま本を閉じれば押圧体は栞の役目をする。
【選択図】図4
【解決手段】読書しようとする本の表紙を本体のクリップ部で挟み、押圧体の先端で開いたページを抑える。ページをめくるときは次のページを押圧体の先端の下に滑り込ませる。取り付けたまま本を閉じれば押圧体は栞の役目をする。
【選択図】図4
Description
本考案は、開いた本のページの跳ね返りを抑えることのできる読書クリップに関するものである。
従来より、読書をする場合において、本を開いたままの状態に維持するため、本を手で押さえたり開いたページの上部に錘を載せたりといった作業が行われている。また、読みかけの本を一旦閉じる場合は、どこまで読んだかが分かるようにページの間に栞を差し込む作業が行われている。
しかし、本を手で押さえたり、本に錘を載せたりといった作業は、本の装丁にもよるが、例えば料理の本を見ながら料理をする場合等においては非常に不便である。また、ページの間に栞を差し込む場合においては、ページを固定するために本を手で抑える等の作業と栞を差し込む作業とが必要となる。
そこで、本考案は、開いたページを固定するための機能と共に栞の機能を持った読書クリップを提供することを目的とするものである。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の考案は、板状の本体を折り曲げて、本の表紙を挟んで本に取り付けることのできるクリップ部を形成し、折り曲げ部分にL字状の押圧体の横線を巻き込むことにより巻き込み部を形成し、前記L字状の押圧体の縦線は、板状の本体の側方に沿って開いた本のページの跳ね返りを抑えることができるように構成したことを特徴とする。
また、請求項2に記載の考案は、押圧体の横線を巻き込んだ巻き込み部の一部に切れ目を設けたことを特徴とする。
請求項1に記載の考案によれば、ページの跳ね返りを押圧体によって抑えることにより、手や錘によらずとも本を開いた状態に維持することが可能となる。さらに、押圧体でページを押さえた状態のまま本を閉じることで、押圧体がページの間に挟まれることにより栞としての機能を果たすことができる。
請求項2に記載の考案によれば、巻き込み部の一部に切れ目を設けたことにより、巻き込み部の一部をクリップ部の動きと無縁にすることができるため、本の表紙にクリップ部を挟んだ際、表紙の厚みによってクリップ部が上下に開き、巻き込み部の巻き込む力が弱まり押圧体と巻き込み部との間に生じる摩擦力が減少することによって押圧体のページを抑える力が弱まるという事態を回避することができる。
以下に、本考案の一実施の形態について図面を参照しながら説明する。図1は本実施形態における読書クリップの平面図、図2は同読書クリップの左側面図である。
図1に示すように、本実施形態にかかる読書クリップは、板状の本体1を折り曲げることで、本の表紙5を挟んで本に取り付けることのできるクリップ部4を形成するとともに、折り曲げ部分にL字状の押圧体2の横線を巻き込むことにより巻き込み部3を形成し、さらに、L字状の押圧体2の縦線は、板状の本体1の側方に沿って開いた本のページの跳ね返りを抑えることができるように構成されている。
このように構成された読書クリップは、押圧体2が巻き込み部3との間に生じる摩擦力によって容易に動かない程度に固定されているため、かかる摩擦力によりページの跳ね返りを抑えることができる。
しかし、クリップ部4に本の表紙5を挟み込むと、表紙の厚み分だけクリップ部4が上下に開くこととなるため、巻き込み部3の巻き込む力が弱まり押圧体2の横線と巻き込み部3との摩擦力が減少することにより、押圧体2のページを抑える力が弱まるという事態が生じる。
そこで、本実施形態においては、かかる弊害を無くすため、巻き込み部3の略中央の2箇所に縦方向の切れ目6,6を設け、さらに、これら2箇所の切れ目6,6の端部同士を結ぶ線に沿って横方向の切れ目を設けることとした。かかる構成とすることにより、巻き込み部3の一部をクリップ部4の動きと無縁にすることができるため、上記のようにクリップ部4を本の表紙に挟みこむことで押圧体2のページを抑える力が弱まるといった事態を回避することができる。
以下に、本実施形態にかかる読書クリップの動作を、図3及び図4を参照して説明する。図3は読書クリップを本の表紙に装着した平面図、図4は同クリップの一使用例を示した斜視図である。
本実施形態にかかる読書クリップを使用する際は、図3に示すように本の表紙5をクリップ部4に挿入した後、図4に示すように押圧体2の先端で開いたページを抑える。ページをめくるときには次のページを押圧体の先端の下に滑り込ませる。使用中のまま本を閉じれば押圧体2はページの間に挟まれ栞の機能を果たすことができる。
1 本体
2 押圧体
3 巻き込み部
4 クリップ部
5 本の表紙
6 切り目
2 押圧体
3 巻き込み部
4 クリップ部
5 本の表紙
6 切り目
Claims (2)
- 本体1に押圧体2を連結して成る読書クリップ
- 本体は押圧体の一端を巻き込んで本体と押圧体とを連結する巻き込み部と、本の表紙を挟んで本にとりつけるクリップ部から成る読書クリップ
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006009844U JP3131322U (ja) | 2006-11-06 | 2006-11-06 | 読書クリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006009844U JP3131322U (ja) | 2006-11-06 | 2006-11-06 | 読書クリップ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3131322U true JP3131322U (ja) | 2007-05-10 |
Family
ID=43282114
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2006009844U Expired - Fee Related JP3131322U (ja) | 2006-11-06 | 2006-11-06 | 読書クリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3131322U (ja) |
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2006
- 2006-11-06 JP JP2006009844U patent/JP3131322U/ja not_active Expired - Fee Related
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