JP3117841U - バインダークリップ - Google Patents

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Abstract

【課題】プリントや書類を綴じるバインタークリップ改良に関し、更に詳しくは、厚い書類を綴じる挟着力が強力になることでそれらの挟着部の開閉する操作力がおのづから強烈になるこれらのバインダークリップを弱い操作力で強力な挟着力の得られるバインタークリップにすること。
【解決の手段】バネ材で三角体のクリップ体1の一角が分離しそのクリップ体1自体の弾発力で双方が所定の開口巾で開閉自在に接合して、プリントaや書類を挟着するための挟口部2からなり、これらの挟口部2の双方の接合辺に線材金属製で挟口部2を開成と閉成手段につかわれるレバー体4.4’を折畳み自在に遊合係止する対でなる軸支部3.3’を装備するバインタークリップのレバー体4.4’の一部がクリップ体1の軸支部3.3’に隣接して、支点的に接合する支点部5.5’を具備することでレバー体4.4’に付加する操作力を軽減出来るようにする。
【選択図】 図2

Description

本考案は、プリント用紙をとじるための文具用品のバインダークリップに関し、詳しくはバインダークリップを弱い力で操作して、強力な保持力で書類を挟着の出来るバインダークリップの改良に関する。
此の種の従来の技術として、図7.8.9で示すバインダークリップが一般的に知られ、広く使用されている。図9で示すように、金属バネ薄厚材でなる三角体のクリップ体101の挟口部202は、対でなる挟口部202に備えたレバー体404、404’を図7.8で示すようにクリップ体101の双方に分離する一角に設定された双方に対でなるカール状の軸支部303.303’にさし込まれて係合する線材金属製のレバー体404、404’を開成状態にすることで、双方のレバー体404、404’の端子部404a、404a’を指先で摘んで図9で示すように矢印A方向に操作力を加えることで、挟口部202が弾発力を受けながら開く。
このようにバインダークリップは通常クリップ体101に備えた軸支部303.303’に適当なかたさで折畳み自在の状態でレバー体404、404’の双方が保持される。
利用者が、書類やプリントなどの用紙を綴じるにあたって、用意されたこれらのバインダークリップは図8で示すように双方のレバー体404、404’を開くことで始めて指先でレバー体404、404’の端子部40a、40a’に加圧することで図9で示すように、矢印A方向への操作力によって挟口部2を開くが、クリップ体101のコの字曲げ部の支点部505505’を支点としてクリップ体101の挟口部2に備えた軸支部303、303’に係合するレバー体404、404’の双方の先端が矢印B方向に向けて所定のプリントaの厚みに応じてクリップ体101の弾発力(矢印B方向と逆方向)を受けながら開くことで、その開いた挟口部2で双方の軸支部303、303’に強力なクリップ体101の弾発力で閉成状態にプリントaが綴じられる。
そして、綴じれたプリントaが数冊積み重ねて保存される場合などは、開かれたレバー体404、404’を倒しておくことで、書類の整理がかさばることなく保管出来るなどして使われる。
しかしながら、上記する従来技術でのバインダークリップは同一構造での大小様々なサイズを店頭で自由に選択出来、プリントや書類の綴じる枚数によって数枚のプリント綴じは、保持力の弱い小形サイズで良いが、プリント枚数が多くなり厚さが増加するに従って、保持力の強い挟口部の大きい開きのバインダークリップが使われるが大形になるに従ってクリップ体の弾発力が強くなり、それを開口するに必要なレバー体をはさむ指先への力がかなり強力に要求されるなどの課題がある。
即ち、この種のバインダークリップは、指先で摘むためのレバー体は金属製の線材のため指先に集中的に荷重がかかることで苦痛を感じ、大量に書類をとじる作業などでは、かなり指先に支障をきたすなどの課題がある。
このように、大形で保持力の強いクリップ体になれば相応の弾発力の強さが要求されることで、これらの強い弾発力に対応出来る力が小さくてすむバインダークリップが強く要望されていた。
この考案はかかる課題を解決するために、請求項1での考案は図1〜6で述べるように、金属バネ材薄厚板でなる三角体のクリップ体1の一角が分離し、そのクリップ体1自体の弾発力で双方が所定の開口巾で開閉自在に接合している。
そしてこれらのクリップ体1の一角の分離接合自在な挟口部2の双方の接合辺に線材金属製で挟口部2を開成と閉成手段に使われるレバー体4,4’が折畳み自在に遊合係止する対でなる軸支部3,3’を装備している。
これらの軸支部3,3’で遊合係止する対でなるレバー体4,4’の軸支部3、3’に隣接してクリップ体1の面とそのレバー体4,4’の一部が支点的に接合するため出っ張り形状での支点部5,5’をいずれかに設ける。
また、或いはクリップ体1の軸支部3,3’に隣接するその面の一部に切り口を設けて出っ張りの形状のないレバー体4、4’の一部が支点的に接合てこ作用の支点部5,5’を設ける。
このようにレバー体4、4’の開いた状態でこれらの双方の端子部4a、4a’を指先で摘んで操作する押し圧Aをてこ構成作用で軽減にすることを可能にしている。
本考案は上述の通り構成作用するので次の優れた効果を奏する。即ち、第1実施例で図1,2,3で述べるようにバネ性のクリップ体1の挟口部2の持つ軸支部3、3’に遊合係止するレバー体4、4’の力点に隣接して支点部5、5’を持つレバー体は支点より最長部の端子部4a、4a’に押し圧A出来るので強力に挟着するプリントaも弱い押し圧で操作の出来るバインダークリップを提供出来る。
また、図4で述べるように他の実施例として軸支部3,3’に隣接してクリップ体1の面に設けた支点部5,5’を持つことで弱い押し圧Aで操作の出来るバインダークリップを提供出来る。
また、次に図5、6で述べるに他の実施例としてクリップ体1の面の一部に切り口での支点部5、5’を持つことで上記する効果と同等のバインタークリップを提供出来る。
即ち力学的に力点の近くに支点を設け支点より遠い個所に荷重(押し圧A)をかけることである。
以下図示の実施例に基づいて更に詳細に説明する。即ち図1は本考案での全体構成での斜視図で、2部品からなる構成で、三角体で一角が両開きの自在なプリントaを挟着保持するための挟口部2で成り、これらのクリップ体1は金属バネ材薄厚板で弾発力で挟口部2は常時閉成している。
これらの三角体の一角の分離での接合自在の挟口部2の接合辺はカール状で線材が遊合係止する対でなる軸支部3、3’が一体化したもので、この挟口部2を開くための線材金属製のレバー体4、4’が折畳み(回動)自在にカール状挟口部2にさし込まれて装備される。
このように2部品即ち、クリップ体1とレバー体4、4’とからなるバインダークリップのレバー体4、4’はクリップ体1のカール状にさし込まれて遊合係止し、折畳みの自在する軸支部3、3’に極力近接する一部が出っ張り形状の支点部5、5’が支点の接合をクリップ体1の面上で構成作用する。
次に図2は本考案でのレバー体4、4’を開成体にし、クリップ体1の面上で出っ張り形状をもつレバー体4、4’が操作時に矢印A方向にレバー体4、4’の端子部を指先で摘んで押し圧Aすることで、クリップ体1の面上で支点部5、5’が支点としてクリップ体1の挟口部2に設けた軸支部3、3’が力点として作用し、挟口部2がてこ式に強い挟口部2を弱い力で開口する。
図3が、クリップ体1の弾発力(矢印B方向と逆方向)にて強力に閉成している挟口部2がクリップ体1の面上での支点の作用で軸支部3、3’の矢印B方向に向けて所定の巾だけ開口し、プリントaなどの書類が挟着され、クリップ体1の弾発力で保持出来る。
次に第一実施例での上記する支点部5,5’をクリップ体1の面上に出っ張り形状をもつことで、支点的作用を構成している。此の場合、レバー体4.4’の出っ張り形状は不必要とされることで双方でのいずれかに支点的作用の構成があればよい。
次に図5.6においても上記するレバー体4.4’の支点的役割をクリップ体1の平面上の軸支部3.3’の辺部を切込んで、クリップ体1に設けたこれらのカール状の軸支部3.3’を内面に対向して装着することで、切り口の辺が支点部5.5’としての構成作用することになり、てこの原理に基づいて、クリップ体1の書類を挟着する軸支部3.3’を力点として、それに隣接する支点部5.5’を設定することで、操作力の押し圧Aを低減可能にしている。
このようにして従来技術でのバインダークリップの構成、作用は図7.8.9で示すように、クリップ体101の挟口部202の開口して書類を挟着するための操作は、軸支部303.303’(力点相当)より離れたクリップ体101のコの字曲げ部のエッジを支点部505.505’(支点相当)に隣接する構成で、操作する押し圧Aは大きな操作力を必要とすることがわかる。
この種の広く使われるバインダークリップでの特大サイズでの操作力は強力な書類の保持力を得るためにかなりの指先の負担が係るが、本考案での支点の設定によって、数分の1に指先の負担を軽減する実力値が立証される。
本考案に係わる実施例でのレバーを倒した状態での全体斜視図である。 本考案に係わる実施例でのレバーを開いた状態での全体斜視図である。 本考案に係わる実施例での書類挟着での全体斜視図である。 本考案に係わる他の実施例での全体斜視図である。 本考案に係わる他の実施例での全体斜視図である。 本考案に係わる図5での書類挟着での全体斜視図である。 従来技術でのレバー体を倒した状態での全体斜視図である。 従来技術でのレバー体を開成状態での全体斜視図である。 従来技術での書類挟着での全体斜視図である。
符合の説明
a プリント
A 押し圧
1.101 クリップ体
2.202 挟口部
3.3’.303.303’ 軸支部
4.4’.404.404’ レバー体
5.5.’505.505’ 支点部
4a.4a’.40a.40a’ 端子部

Claims (1)

  1. 金属バネ材薄厚材でなる三角体のクリップ体(1)の一角が分離し、そのクリップ体(1)自体の弾発力で双方が所定の開口巾で開閉自在に接合して、プリント(a)や書類を挟着するための挟口部(2)からなり、これらの挟口部(2)の双方の接合辺に線材金属製で挟口部(2)を開成と閉成手段に使われるレバー体(4)(4’)を折畳み自在に遊合係止する対でなる軸支部(3)(3’)を整備してなるバインダークリップにおいて、これらのレバー体(4)(4’)の遊合係止する対でなる軸支部(3)(3’)に隣接して設けたクリップ体(1)の面とレバー体(4)(4’)の一部が支点的に接合するための出っ張り形状での支点部(5)(5’)を具備するか或いは、クリップ体(1)の軸支部(3)(3’)に隣接して、その面に切込みによる切り口でのレバー体(4)(4’)の一部が支点的に接合する支点部(5)(5’)を具備して、レバー体(4)(4’)の開いた状態で双方の端子部(4a)(4a’)を指先で摘んで操作する押し圧(A)をてこ構成作用で軽減可能にしたことを特徴とするバインダークリップ。
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