JP3122644U - 本のページ保持具 - Google Patents

Abstract

【課題】従来、読書の際にページのめくれを防ぐには、手でおさえるか、紙バサミ、クリップなどで挟んでいたが、煩わしく面倒であったので、簡単で安価なページ保持具を提供する。
【解決手段】平板状素材１の一端及び他端に、Ｕ字状基部３を有するページ保持部２を接合させ、Ｕ字状基部３により発生するバネ力で本のページを抑えて保持するものとした。
【選択図】図１

Description

この考案は、読書のときに本のページのめくれを防止する保持具に関するものである。

従来は、読書の際にページのめくれを防ぐために手でおさえるか、紙バサミ、クリップなどで挟んでいた。

先行技術文献では、比較的この考案に近いものとして次のものがある。
特開２００２−１４４７６５号広報 特開平０９−２００９１号広報

しかしながら、上記特許文献１は構造的にほとんど薄い本に用いるためのもので、又、ページ保持部が小さいために十分な保持力が得られない恐れがある。特許文献２に於いても同様に十分なものとは考えにくい。

だからと言って、従来のようにページのめくれを手で抑えたり、クリップ等でいちいち挟んでいたのでは煩わしく面倒である。又、手でおさえている場合は手が塞がってしまう欠点がある。

この考案は、以上の諸欠点を解決して、しかも装着簡単な本のページ保持具を提供しようとするものである。

平板状素材１の一端及び他端に、Ｕ字状基部３を形成したページ保持部２を設ける。
この考案は以上の構成を基本として成る本のページ保持具である。

この考案は、読書の際にページを手で抑えたり、クリップなどで挟む必要もなく、必然的に手が空くので仕事をしながら読書が出来る効果が生ずる。

基本的には図２に示したページ保持部２を、平板状素材１の一端及び他端に固着した構成のものが最良の形態と考える。

ページ保持部２は、透明素材を使用したことで裏側の文字を読むことができる。従って大型とすることが出来るので保持力を増すことになり、殆どの本の大きさに対応できることは大きな特徴と言える。

又、ページ保持部２の先端は、図２に示した反り返り部４を設けて、めくられたページを差込み易くすることにより、ページ保持部２を持ち上げる必要も無く、片手でも一連の動作が出来る。

更に、Ｕ字状基部３を設けることにより、バネ力が発生し本のページが抑えられるのである。

以下に、この考案の実施例を図面に基づいて説明する。図１に示すように、ページ保持部２を、平板状素材１の一端及び他端に固着させる。ページ保持部２は透明素材を使用しＵ字状基部３はハトメ式にて平板状素材１と結合させた。他に接着剤を使用する方法もある。そして、材質は、プラスチック製が好ましいものといえる。

平板状素材１は、通常、開かれた本を収納出来る長さの一枚板であるが、これを折りたたみ式として携帯に便利とした方法もある。

この考案の実施例を示す斜視図である。 この考案のページ保持部２の拡大斜視図である。

符号の説明

１ 平板状素材
２ ページ保持部
３ Ｕ字状基部
４ 反り返り部

Claims (3)

1. 平板状素材（１）の一端及び他端に、Ｕ字状基部（３）を形成したページ保持部（２）を接合手段にて結合させた本のページ保持具。
2. ページ保持部（２）を透明としたことにより、その裏側となった文字も読み取れることを特徴とした請求項１記載の本のページ保持具。
3. ページ保持部（２）の基部をＵ字状にすることにより、発生するバネ力で本のページを抑えるようにした本のページ保持具。

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