JP3195817U - 書類収納具 - Google Patents

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和孝 伊藤
和孝 伊藤
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Abstract

【課題】書類の出し入れ容易でありながら、収容した書類の予期せぬ脱落を防止でき、且つ、低コストで生産可能な書類収納具を提供する。【解決手段】表紙11と、前記表紙11端部に連設され見開き可能な裏表紙13とを有し、前記表紙11又は前記裏表紙13の内面側には書類を保持するポケット部16が設けられた書類収納具10であって、前記ポケット部16は、表紙11又は裏表紙13と一体にポケット部16を形成する本体片部17と、前記本体片部17の周縁部からポケット内方に向かって折曲形成された書類押え片と、前記書類押え片に設けられ、前記書類押え片を表紙11又は裏表紙13へ押圧しうる押圧片とを有する。【選択図】図1

Description

本考案は、ポケット付きの書類収納具に関する。
従来より、表紙と裏表紙とから構成され、内方に書類等を収容可能なポケットが設けられた書類収納具が知られている。このような書類収納具は、家庭やビジネスにおいて、書類を持ち運ぶ際に便利であり、広く利用されている。
書類収納具には、例えば、矩形状に形成されたポケットの3つの辺が裏表紙に固定され、残り1つの辺において、書類を収容したり、取出したりするものがあった。しかしながら、近年では、書類を出し入れし易いように、矩形状に形成されたポケットの2つの辺を裏表紙に固定したものが流通している。
しかしながら、前述の書類収納具は、書類を出し入れし易い一方で、ポケットに収容した書類が予期せぬタイミングでポケットより脱落したりする不具合があった。
そこで、このようなポケットからの収容した書類の脱落を防止することが出来るようにした書類収納具として、特許文献1のように、ポケットに対向する位置にストッパーを設けて、書類が脱落しにくい構造とした発明が提案されている。
特許文献1のような書類収納具は、ポケットから脱落しようとする書類とストッパーが当接することにより、書類の脱落を防止することが出来る一方で、ストッパーがあることにより、書類が取出しにくくなってしまうという不具合があった。
書類の出し入れが容易であり、且つ予期せぬ書類の脱落を防止出来る書類収容ファイルが望まれていた。本考案者は、このような観点から特許調査を行い、特許文献2及び3に示すような文献の存在を認めたが、いずれもフロッピー(登録商標)ディスクなどのデータファイルの収容を前提として発明されたものであり、表紙とポケットが別体に形成されて、複数の部材より構成されている。このような構成は、低価格の書類収納具には不適であった。
公開特許第2011−148105号公報 公開特許第2000−037981号公報 特許第2636664号公報
そこで、本考案は、このような従来の要請に基づくものであって、書類の出し入れ容易でありながら、収容した書類の予期せぬ脱落を防止でき、且つ、低コストで生産可能な書類収納具を提供する。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の書類収納具にあっては、表紙と、前記表紙端部に連設され見開き可能な裏表紙とを有し、前記表紙又は前記裏表紙の内面側には書類を保持するポケット部が設けられた書類収納具であって、前記ポケット部は、表紙又は裏表紙と一体にポケット部を形成する本体片部と、前記本体片部の周縁部からポケット内方に向かって折曲形成された書類押え片と、前記書類押え片に設けられ、前記書類押え片を表紙又は裏表紙へ押圧しうる押圧片とを有することを特徴とする。
従って、請求項1に記載の書類収納具は、ポケット部を形成する本体片部と、表紙又は裏表紙とが、一体に形成されていることにより、書類収納具を構成する部材の数を低減することができる。
また、例えば、裏表紙にポケット部が形成されている場合には、押圧片により、書類押え片は、裏表紙へ押圧されるため、ポケット内方に収納した書類は、書類押え片により、裏表紙へと押圧される。
請求項2に記載の書類収納具にあっては、前記表紙及び裏表紙は長方形状に形成されると共に、前記本体片部は略長方形状であって、表紙又は裏表紙の長さ方向端部を折り返して形成されると共に、前記書類押え片は前記本体片部の一端部を折り返して形成され、前記押圧片は前記押え片の端部を折り返して形成されていることを特徴とする。
従って、請求項2に記載の書類収納具は、本体片部は、表紙又は裏表紙の長さ方向端部を折り返して形成されると共に、書類押え片は前記本体片部の一端部を折り返して形成され、押圧片は書類押え片の端部を折り返して形成されていることから、書類押え片は、押圧片の折り返しが戻ろうとするバネ作用により押圧される。
請求項3に記載の書類収納具にあっては、前記表紙及び裏表紙は縦長長方形状に形成されると共に、前記ポケット部は前記表紙又は裏表紙の長さ方向端部側に幅方向の全域に亘って設けられ、前記本体片部は前記表紙又は裏表紙の外方端縁部に固定されると共に、反折り返し端部及び内方端部は開放されて形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の書類収納具にあっては、前記ポケット部は前記表紙及び裏表紙の双方に設けられていることを特徴とする。
請求項5に記載の書類収納具にあっては、前記表紙、裏表紙及び前記ポケット部は、一枚の厚紙を切り起こすことにより一体に形成されていることを特徴とする。
請求項6に記載の書類収納具にあっては、前記本体片部はマチ部を介して表紙又は裏表紙に設けられていることを特徴とする。
従って、請求項6に記載の書類収納具は、本体片部と表紙又は裏表紙とは、マチ部によって離間して形成される。
請求項1に記載の書類収納具にあっては、ポケット部を形成する本体片部と、表紙又は裏表紙とが、一体に形成され、書類収納具を構成する部材の数を低減することができるため、別体に形成されて接合される場合に比して低コストで生産することが可能となる。
また、例えば、裏表紙にポケット部が形成されている場合には、ポケット内方に収納した書類は、書類押え片により、裏表紙へと押圧されて挟持されるため、書類は脱落し難い。
請求項2に記載の書類収納具にあっては、本体片部、書類押え片及び押圧片は、1枚のシートにより形成され、書類押え片及び押圧片は、折り返しにより形成されている。従って、例えば、裏表紙にポケット部が形成されている場合には、押え片は、押圧片の折り返しが戻ろうとするバネ作用により裏表紙へと押圧されることから、ポケット内方に収納した書類は、書類押え片により、裏表紙へと押圧されて挟持されるため、書類は脱落し難い。
また、折り返しによる、バネ作用を利用しているため、他の部材を必要とせず、低コストで生産することができる。
請求項3に記載の書類収納具にあっては、反折り返し端部及び内方端部は開放されて形成されているため、書類の出し入れを容易に行うことができる。
請求項4に記載の書類収納具にあっては、前記ポケット部は前記表紙及び裏表紙の双方に設けられていることにより、1つの書類収納具に、より多くの書類を収納することができる。
請求項5に記載の書類収納具にあっては、前記表紙、裏表紙及び前記ポケット部は、一枚の厚紙を切り起こすことにより一体に形成されており、低コストで生産することができる。
請求項6に記載の書類収納具にあっては、本体片部と表紙又は裏表紙とは、マチ部によって離間して形成されているため、例えば、複数枚の書類を重ねて厚みのある状態であっても、収納することができる。
図1は、本考案に係る書類収納具の一実施の形態を示した斜視図である。 図2は、本考案に係る書類収納具の一実施の形態を示し、図1におけるII−II断面図である。 図3は、本考案に係る書類収納具の一実施の形態を示した展開図である。
以下、本考案に係る書類収納具を実施の形態に基づき、図面を参照して詳細に説明する。
図1から図3に示すように、本考案に係る書類収納具10は、一枚の厚紙を切り起こすことにより一体に形成されている。
表紙11と、表紙11端部12に連設され見開き可能な裏表紙13とを有し、表紙11及び裏表紙13の内面側14には書類15を保持するポケット部16が設けられている。表紙11と裏表紙13との間には、折返し線28,28によってマチ部35が形成されている。
図1に示すように、表紙11及び裏表紙13は縦長長方形状に形成されており、ポケット部16は表紙11及び裏表紙13の双方に設けられている。
図2及び図3に示すように、ポケット部16は、表紙11及び裏表紙13と一体にポケット部16を形成する本体片部17と、本体片部17の周縁部18からポケット内方19に向かって折曲形成された書類押え片20と、書類押え片20に設けられ、書類押え片20を表紙11及び裏表紙13へ押圧しうる押圧片21とを有している。
図2は、図1における裏表紙13のII−II断面図であり、表紙11の同位置における断面図においても同様の構成を有するため説明を省略する。
図3に示すように、表紙11及び裏表紙13には、外方端縁部23に突出して設けられた本体片部固定片部27が、略長方形状に形成されている。本体片部固定片部27は、本体片部固定片部形成片40に形成された折返し線29,30に沿って折り曲げることにより外方端縁部23に断面コの字状に形成され、端部にはマチ部36が形成されている。
押圧片21は略長方形状に形成されると共に、押圧片21が連接されている書類押え片20は略台形状に形成されている。書類押え片20が連接されている本体片部17は略長方形状である。本体片部17はマチ部37を介して表紙11及び裏表紙13に設けられている。
マチ部37は、表紙11及び裏表紙13の長さ方向端部22に形成された折返し線31と、本体片部17との境界に設けられた折返し線32の間に形成される。本体片部17の一端部、書類押え片20の端部には其々、本体片部17を形成する折返し線33及び押圧片21を形成する折返し線34が設けられている。
本体片部17は、表紙11及び裏表紙13の長さ方向端部22のマチ部37との境界に設けられた折返し線32を折り返して形成されると共に、書類押え片20は本体片部17の一端部の折返し線33を折り返して形成され、前記押圧片21は書類押え片20の端部の折返し線34を其々折り返して形成されている。
ポケット部16は表紙11及び裏表紙13の長さ方向端部22側に幅方向の全域に亘って設けられ、本体片部17は前記表紙11又は裏表紙13の外方端縁部23に固定されると共に、反折り返し端部24及び内方端部25は開放されて形成されている。
以下、本考案に係る書類収納具の実施の形態における作用について説明する。
図3に示すように、本考案に係る書類収納具10は、前記のような構成を有することから、表紙11及び裏表紙13の外方端縁部23に其々形成された本体片部固定片部形成片40の折返し線29,30を内面側14に向って折曲することにより、マチ部36を備える本体片部固定片部27を形成する。
続いて、表紙11及び裏表紙13の長さ方向端部22に設けられた折返し線31,32に沿って折曲することにより本体片部17を形成し、本体片部17の一端部に設けられた折返し線33を折曲げすることにより、書類押え片20が形成される。さらに、書類押え片20の端部に設けられた折返し線34を書類押え片20と本体片部17の間に折曲することにより、押圧片21が形成される。
最後に、本体片部17と本体片部固定片部27を接着剤にて固定することにより、図1に示すように、反折り返し端部24及び内方端部25が開放されたポケット部16が形成され、表紙11及び裏表紙13の間に形成された折返し線28,28を折曲げすることにより、見開きのファイル形状に形成される。
従って、表紙11及び裏表紙13の双方にポケット部16が形成され、ポケット部16の反折り返し端部24及び内方端部25より、書類15の出し入れを容易に行うことができる。また、マチ部35,36,37が形成されているため、厚みのある書類を収納することができる。
図2に示すように、書類押え片20は、折曲形成された押圧片21が基の平面形状へと戻ろうとすることによるバネ作用により、表紙11及び裏表紙13其々に対して押圧される。従って、ポケット部16に収納した書類15は、表紙11及び裏表紙13に押圧されて挟持されるため、脱落し難い。
前記実施の形態においては、表紙11及び裏表紙13の双方にポケット部16が形成されている例を説明したが、これに限定されるものではなく、裏表紙13のみにポケット部16を形成しても良い。この場合、表紙11に例えば長方形状の開口を設けることにより、収納した書類の種類を確認することも可能となる。
本考案は、製造販売することにより、書類の収納具として広く利用されうるものであり、産業上利用可能性を有している。
10 書類収納具
11 表紙
12 端部
13 裏表紙
14 内面側
15 書類
16 ポケット部
17 本体片部
18 周縁部
19 ポケット内方
20 書類押え片
21 押圧片
22 長さ方向端部
23 外方端縁部
24 反折り返し端部
25 内方端部
27 本体片部固定片部
28,29,30,31,32,33,34 折返し線
35,36,37 マチ部
40 本体片部固定片部形成片

Claims (6)

  1. 表紙と、前記表紙端部に連設され見開き可能な裏表紙とを有し、前記表紙又は前記裏表紙の内面側には書類を保持するポケット部が設けられた書類収納具であって、前記ポケット部は、表紙又は裏表紙と一体にポケット部を形成する本体片部と、前記本体片部の周縁部からポケット内方に向かって折曲形成された書類押え片と、前記書類押え片に設けられ、前記書類押え片を表紙又は裏表紙へ押圧しうる押圧片とを有することを特徴とする書類収納具。
  2. 前記表紙及び裏表紙は長方形状に形成されると共に、前記本体片部は略長方形状であって、表紙又は裏表紙の長さ方向端部を折り返して形成されると共に、前記書類押え片は前記本体片部の一端部を折り返して形成され、前記押圧片は前記押え片の端部を折り返して形成されていることを特徴とする請求項1記載の書類収納具。
  3. 前記表紙及び裏表紙は縦長長方形状に形成されると共に、前記ポケット部は前記表紙又は裏表紙の長さ方向端部側に幅方向の全域に亘って設けられ、前記本体片部は前記表紙又は裏表紙の外方端縁部に固定されると共に、反折り返し端部及び内方端部は開放されて形成されていることを特徴とする請求項2記載の書類収納具。
  4. 前記ポケット部は前記表紙及び裏表紙の双方に設けられていることを特徴とする請求項1記載の書類収納用具。
  5. 前記表紙、裏表紙及び前記ポケット部は、一枚の厚紙を切り起こすことにより一体に形成されていることを特徴とする請求項1記載の書衣類収納用具。
  6. 前記本体片部はマチ部を介して表紙又は裏表紙に設けられていることを特徴とする請求項1記載の書類収納用具。
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