JP3211597U - 栞 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単な構造で書籍に着脱自在にしっかり取付けることが可能で、取扱い性に優れるとともに使い勝手が良く、且つ安価で生産性に優れる栞を提供すること。【解決手段】長辺部100aを着脱自在に書籍に挟み込ませ1枚の反発性を有する素材から成る長方形状の本体100、及び本体100に一体となるよう設けられ書籍の頁を捲ると次頁に移動し書籍を閉じるとそれまで開いていた頁に保持される弾性を有する栞機能部120を具備するものであって、栞機能部120は、本体100の上部側の短辺部100bから下方へ指向するよう形成され頁に接触する接触片部122と、接触片部122の上部が一端部に設けられて短辺部100bの上方側に位置するよう設けられた撓み部124と、撓み部124の他端部に設けられると共に本体100に一体的に設けられる取付け部126とから構成されることを特徴とする。【選択図】 図1

Description

本考案は、単行本や文庫本等の書籍に挟む栞、特に頁を捲った際に次頁に自動的に栞の一部が移動し、書籍を閉じるとそれまでに開いていた位置に当該栞の一部が保持されるよう構成した使い勝手の良い栞に関する。
従来より、書籍の頁を捲った際に自動的に次頁に栞の一部が移動するよう構成された栞、所謂自動栞と称されるものが提案されている。
下記特許文献1には、書籍に取付けられて、読書中の頁に栞部が自動的に挿入される自動栞が開示されている。この特許文献1に開示されたものは、書籍に取付けられる固定部、読書中の頁間に挿入される栞部を有する自動栞に於いて、栞部の基端側に一端が固定部に連結する連結部を有し、固定部、連結部及び栞部は一枚のシート状物から形成され、連結部及び栞部は、折り目の両端を夫々始点とする切り目によって帯状に形成されているものである。従って、挟む頁の厚さが厚くなっても、また紙質が硬くてサイズの大きい書籍であっても、頁を捲る毎に確実に自動的に読む頁に栞部が挿入されるよう構成したものである。
下記特許文献2には、弾性を有する合成樹脂板によって、本体及び本体より突出した延出部を一体的に構成し、且つ本体に略U字状の切込みを形成し延出部を略L字状に構成して、本体を造形体とし、切込みを造形体の輪郭の一部とし、延出部の先端に先端部を設け、先端部を造形体とし、切込みの端部を延出部の内側辺の略延長上に配置した自動栞が開示されている。さらに、このものにあっては、弾性を有する合成樹脂板の左右一側に略U字状の切込みを設け、他側に略L字状の切込みを設けて、略L字状の切込みの縦側の端部を開放し、略U字状の切込みの端部を略L字状の切込みの横側の直線部の略延長上に配置するよう構成したものである。
下記特許文献3には、書籍に挟みページを捲った際に次頁に栞の先端部が移動し、書籍を閉じると開いていた位置に栞の先端部が保持される自動栞、即ち、自動栞の栞部は弾性撓み部と連結されており、弾性撓み部のもう一方の端部は保持部の上部と連結され、挟み幅Dを0.05mm乃至最大40mmとし、弾性撓み部の寸法の長さLは20mm乃至70mm、高さHは1mm乃至5mm、厚さTは0.2mm乃至1.0mmとしたことを特徴とする自動栞が開示されている。
特開2000−190661号公報 特開2000−238464号公報 実用新案登録第3134905号公報
上述したように種々の自動栞が提案されている。
しかしながら、特許文献1に開示された自動栞は、折り目は本の厚さ方向に対し折った位置が決められてしまうため、折り目の位置より数ページのときは、折り角度により追従できるが頁数が多くなると折り角度に無理が生じ、滑らかには栞部の移動ができず、挟み代えて折り目を作り変える必要があった。このため何度も折り目を作ることになり連結部は折り目の痕だらけとなり、折癖が邪魔して上手く栞部が移動しないものであった。
また、特許文献1に開示された自動栞は、連結部は1枚の頁の水平方向に対し同じ水平方向に幅が広くなっているために、頁を捲った際に連結部の曲げ強度が大きいために柔軟性に欠き、栞部を跳ね上げる形でしか頁送りができず、無理に頁を捲ると栞部のエッジがペーパーナイフのように作用してしまい、頁紙が破れてしまうという虞もあった。さらに、現実の使用に於いては、単なる概略形状の構成であるため、数回の使用は可能としても長期使用には対応は困難なものとなっていた。
さらには、特許文献1に開示された自動栞は、書籍に取付けるために固定部に接着領域を設ける必要があった。
特許文献2に開示された自動栞は、切込みに数頁を挟ませて固定する構成となっているので、不用意な力が加わることにより挟まれた頁が破損したり折れ曲がってしまう虞があった。また、書籍を読み進めていくと切込みが挟む数頁を適宜移動させる事態も生じる虞もあった。
特許文献3に開示された自動栞は、本の裏表紙と頁紙の間或いは頁紙の中間位置に保持部が挟まれることにより、自動栞の全体を本の挟み力により保持する構成としてある。そして、保持部に糊付け部を設けることにより、さらに自動栞の固定を強固にしてある。このため、糊付け部は多数回、着脱自在となるよう考慮した構成とする必要がある。
本考案は上記事情を考慮してなされたもので、上述の不具合を解消し、簡単な構造で書籍に着脱自在にしっかり取付けることが可能で、取扱い性に優れるとともに、使い勝手の良い栞を提供することを目的とする。
また、本考案は、安価で生産性に優れる栞を提供することを目的とする。
本考案は、上記目的を達成するために以下の通りの構成とすることを特徴とする。
(1) 長辺部を着脱自在に書籍に挟み込ませ1枚の反発性を有する素材から成る長方形状の本体と、この本体に一体となるよう設けられ上記書籍の頁を捲ると次頁に移動し上記書籍を閉じるとそれまで開いていた頁に保持される弾性を有する栞機能部とを具備するものであって、上記栞機能部は、上記本体の上部側の短辺部から下方へ指向するよう形成され上記頁に接触する接触片部と、この接触片部の上部が一端部に設けられて上記短辺部の上方側に位置するよう設けられた撓み部と、この撓み部の他端部に設けられると共に上記本体に一体的に設けられる取付け部とから構成されることを特徴とする。
(2) 上記(1)の構成にあって、上記本体はその厚みを0.3mm乃至1.0mmとし、上記栞機能部は、その厚みを0.4mm乃至1.0mmと構成したことを特徴とする。
(3) 上記(1)または(2)の構成にあって、上記本体の上部側の短辺部近傍であって、上記接触片部の外側に位置するようにクリップ留めのマークを設けたことを特徴とする。
(4) 上記(1)、(2)または(3)の構成にあって、上記栞機構部は上記本体に着脱自在となるよう取着されるよう構成したことを特徴とする。
上記構成によれば、簡単な構造で書籍に着脱自在にしっかり取付けることが可能で、取扱い性に優れるとともに、使い勝手の良い自動栞を提供可能となるものである。
また、上記構成によれば、安価で生産性に優れる自動栞を提供可能となるものである。
さらに、上記構成によれば、従来のように栞を固定するための特別な手段を必要としないので、実用的にも優れ有用なものである。加えて、書籍を損傷することもなく、耐久性にも優れるものである。
さらに、上記構成によれば、本体が損傷等した場合であっても栞機能部を本体から取外して単独で使用も可能であり、便利で有用なものである。
本考案によれば、簡単な構造で書籍に着脱自在にしっかり取付けることが可能で、取扱い性に優れるとともに、使い勝手の良い栞を提供することができるという効果を奏する。
また、本考案によれば、安価で生産性に優れる栞を提供することができるという実用的効果を奏する。
本考案の第1の実施形態に係わる栞の全体の概略構成を示す図である。 同実施形態に係わり、栞機能部の概略構成を示す図である。 同実施形態に係わり、栞を書籍に取付けての使用状態を模式的に示す斜視図である。 同実施形態に係わり、栞を書籍に取付けての使用状態を上部側から概略的に示す図である。 同実施形態に係わる変形例であり、栞の全体の概略構成を示す図である。 本考案の第2の実施形態に係わる栞の全体の概略構成を示す図である。 同実施形態に係わり、栞を書籍に取付けての使用状態を模式的に示す斜視図である。 同実施形態に係わり、栞を書籍に取付けての使用状態を上部側から概略的に示す図である。
以下本考案の実施形態につき、図を参照して説明する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態に係わる栞10(図1乃至図4参照)は、書籍の頁を捲った際に自動的に次頁に栞の一部が移動するよう構成されたものであり、所謂自動栞と称されるものである。而して栞10は、1枚の反発性を有する素材から成る長方形状(例えば長辺部は14cm、短辺部は9.6cm)の本体100及び栞機能部120から構成されている。
本体100は、例えばその厚みが0.3mm乃至1.0mmの反発性を有する厚紙から成り、一方の長辺部100aを着脱自在に書籍200の小口200aから背200bの方に、即ちのど200cの方に押込むようにして挟み込ませて、本体100を書籍200に取付けるものである。
本実施形態では、本体100の素材は厚紙を使用しているが、他に例えばポリプロピレン(PP)でもよく、適度に反発性を有する素材あれば何でもよいことは勿論である。また、その厚さについては、0.5mm乃至0.6mm前後がより好ましいものである。
栞機能部120は、本体100と同様に反発性を有する素材、例えばその厚みが0.4mm乃至1.0mmの反発性を有するPPから成り、本体100の上部側の短辺部100bから下方へ指向するよう形成され書籍200の頁に接触する接触片部122、この接触片部122の上部122aが一端部124aにて一体的に設けられて短辺部100bと所定の間隙を存して設けられた撓み部124及びこの撓み部124の他端部124bにて一体的に設けられ本体100に接着により一体的となるよう設けられる取付け部126とから構成されている。ここで、栞機能部120は、本体100の一方の長辺部100a側近傍に取付け部126が位置するよう設けられている。
なお、栞機能部120の厚さについては、0.5mm乃至0.6mm前後がより好ましいものである。
さて、接触片部122は、白鳥の顔及びくちばしを模した形状を呈し、下方へ指向するよう形成されている。本体100が書籍200に取付けられると、頁200dが捲られると接触片部122が頁200dの上端部を滑るようにして次の頁200dに弾性力により自動的に移動するよう構成されている。
撓み部124は、水平方向に回動自在となるよう構成されており、常に取付け部126と同一面上に位置するよう、即ち本体100と同一面上に位置するよう弾性力が働くよう構成されている。
取付け部126は、連結部126a、この連結部126aの他端部にて一体的に形成される取着部126b及び取着部126bの片面側に設けられた糊領域部126cから構成されるものである。ここで、連結部126aは、上部側の一端部にて撓み部124の他端部124bと一体的に形成されている。また、取着部126bは、糊領域部126cを介して本体100に着脱自在に取着されるよう構成されている。なお、糊領域部126cには、例えば複数回脱着が可能な糊或いは両面テープが設けられている。
本体100の上部側の短辺部100b近傍であって接触片部122の外方側には(図1中、上部右側)、クリップ留めのマーク130が印刷表記されることにより設けられている。これは、書籍200に本体100を挟み込んだ後、マーク130の位置にて本体100を書籍200にクリップ留めすることにより、より安定して栞10の利用が可能となるために設けられている。
また、本体100の長辺部100a側には、複数の矢印「←」と文書「本の背に差し込んで下さい」と印刷表記されたガイド領域140が設けられている。
さらに本体100の下半分、即ち栞機能部120下方部分は、自由領域150が設けられている。自由領域150には、例えば栞10の使用方法が記載されたりする領域である。
上記構成につき、その作用を以下に説明する。
栞10を使用するには、先ず、書籍200の例えば最終頁より2頁乃至3頁前に本体100の長辺部100aを書籍200の小口200aから背200bの方向に差込む。即ち、ガイド領域140側を書籍200ののど200cに押込むようにして挟み込ませる。
次に、接触片部122を栞機能部120の弾性力に抗して頁を跨ようにして読み始める頁に移動させて、当該頁に位置させる。このとき、接触片部122は、当該頁を本体100の方向に、即ち矢印A方向に押圧することになる(図3参照)。
接触片部122の押圧力に抗して当該頁を捲ると、接触片部122は次頁に移動してあらたに開かれた頁を本体100の方向に押圧することになる。而して書籍200の頁を捲る度に次頁に接触片部122は移動し、書籍200を閉じるとそれまで開いていた頁に接触片部122が保持される。
書籍200に取付けられた栞10を取外す場合は、のど200cにて挟み込まれた本体100を例えば小口200a側へ引き抜けばよいものである。
さて、栞機能部120は、糊領域部126cを介して本体100に着脱自在に取着されている。本体100が例えば損傷したり劣化した場合、栞機能部120を本体100から取外し、あらたに用意した本体100に糊領域部126cを介して取着すれば、従前同様に自動栞として機能するものである。
或いは、栞機能部120を単独で書籍200ののど200cに挟み込んで取付ければ、従前同様に自動栞として機能するものである。
上記実施形態によれば、簡単な構造で書籍200に着脱自在にしっかり取付けることが可能で、取扱い性に優れるとともに、使い勝手の良い自動栞を提供できるものである。また、シンプルな構造なため、安価で生産性に優れる自動栞を提供できるものである。
さらに、上記実施形態によれば、従来のように栞を固定するための特別な手段を必要としないので、誰にでも簡単に取り付けられ、実用的にも優れ有用なものである。加えて、書籍200を損傷することもなく、耐久性にも優れるものである。
さらに、上記実施形態によれば、本体100が損傷等した場合であっても栞機能部120を本体100から取外し、あらたに用意した本体100に栞機能部120を取付けることが可能であり、繰返し使用できて便利で有用なものである。
また、栞機能部120を損傷等した本体100から取外し、単独で自動栞としても使用可能であるので、便利なものである。
図5は、上記実施形態の変形例であり、同一部分・同一機能には同一符号を付して説明は省略する。
この変形例では、撓み部124を短辺部100bと間隙を存することなくその上方側に位置するよう設けたものである。このような構成に於いても、上記実施形態と同様の作用・効果を奏するものである。
(第2の実施形態)
第2の実施形態に係わる栞30は、書籍の頁を捲った際に自動的に次頁に栞の一部が移動するよう構成されたものであり、所謂自動栞と称されるものである。而して栞30は、1枚の反発性を有する素材から成る長方形状(例えば長辺部は14cm、短辺部は9.6cm)の本体300及び栞機能部320から構成されている。
本体300は、例えばその厚みが0.3mm乃至1.0mmの反発性を有するポリプロピレン(PP)から成り、一方の長辺部300aを着脱自在に書籍200の小口200aから背200bの方に、即ちのど200cの方に押込むようにして挟み込ませて、本体300を書籍200に取付けるものである。
本実施形態では、本体100の素材はPPを使用しているが、他に適度に反発性を有する厚紙でもよく、適度に反発性を有する素材あれば何でもよいことは勿論である。また、その厚さについては、0.5mm乃至0.6mm前後がより好ましいものである。
栞機能部320は、本体300と同様に反発性を有する素材、例えばその厚みが0.3mm乃至1.0mm、好ましくは0.5mm乃至1.0mmの反発性を有するPPから成り、本体300の上部側の短辺部300bから下方へ指向するよう形成され書籍200の頁に接触する接触片部322、この接触片部322の上部322aが一端部324aにて一体的に設けられて短辺部300bと所定の間隙を存して設けられた撓み部324及びこの撓み部324の他端部324bにて一体的に設けられ本体300と一体形成により設けられる取付け部326とから構成されている。
なお、栞機能部120の厚さについては、0.5mm乃至0.6mm前後がより好ましいものである。
さて、接触片部322は、白鳥の顔及びくちばしを模した形状を呈し、下方へ指向するよう形成されている。本体300が書籍200に取付けられると、頁200dが捲られると接触片部322が頁200dの上端部を滑るようにして次の頁200dに弾性力により自動的に移動するよう構成されている。
撓み部324は、水平方向に回動自在となるよう構成されており、本体300と同一面上に位置するよう弾性力が働くよう構成されている。
取付け部326は、上部側が撓み部324の他端部324bと一体的に形成されており、また下部側が本体300の短辺部300bと一体的に形成されている。
なお、本体300の上部側の短辺部300b近傍であって接触片部322の外方側には(図6中、上部右側)、クリップ留めのマーク330が印刷表記されることにより設けられている。これは、書籍200に本体300を挟み込んだ後、マーク330の位置にて本体300を書籍200にクリップ留めすることにより、より安定して栞30の利用が可能となるために設けられている。
また、本体300の長辺部300a側には、複数の矢印「←」と文書「本の背に差し込んで下さい」と印刷表記されたガイド領域340が設けられている。
さらに本体300の下半分には、自由領域350が設けられている。自由領域350には、例えば栞30の使用方法が記載されたりする領域である。
上記構成につき、その作用を以下に説明する。
栞30を使用するには、先ず、書籍200の例えば最終頁より2頁乃至3頁前に本体300の長辺部300aを書籍200の小口200aから背200bの方向に差込む。即ち、ガイド領域340側を書籍200ののど200cに押込むようにして挟み込ませる。
次に、接触片部322を栞機能部320の弾性力に抗して頁を跨ようにして読み始める頁に移動させて、当該頁に位置させる。このとき、接触片部322は、当該頁を本体300の方向に、即ち矢印B方向に押圧することになる(図7参照)。
接触片部322の押圧力に抗して当該頁を捲ると、接触片部322は次頁に移動してあらたに開かれた頁を本体300の方向に押圧することになる。而して書籍200の頁を捲る度に次頁に接触片部322は移動し、書籍200を閉じるとそれまで開いていた頁に接触片部322が保持される。
書籍200に取付けられた栞30を取外す場合は、のど200cにて挟み込まれた本体300を例えば小口200a側へ引き抜けばよいものである。
上記実施形態によれば、簡単な構造で書籍200に着脱自在にしっかり取付けることが可能で、取扱い性に優れるとともに、使い勝手の良い自動栞を提供できるものである。また、栞機能部320を一体的に形成する本体300は、シンプルな構造なため、安価で生産性に優れる自動栞を提供できるものである。
さらに、上記実施形態によれば、従来のように栞を固定するための特別な手段を必要としないので、誰にでも簡単に取り付けられ、実用的にも優れ有用なものである。加えて、書籍200を損傷することもなく、耐久性にも優れるものである。
本考案は上記実施形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない限り種々の変形が可能なことは勿論である。
10,30 …栞
100,300 …本体
100a,300a …長辺部
100b,300b …短辺部
120,320 …栞機能部
122,322 …接触片部
124,324 …撓み部
126,326 …取付け部
200 …書籍
200a …小口
200b …背
200c …のど
200d …頁

(4) 上記(1)、(2)または(3)の構成にあって、上記栞機部は上記本体に着脱自在となるよう取着されるよう構成したことを特徴とする。

Claims (4)

  1. 長辺部を着脱自在に書籍に挟み込ませ、1枚の反発性を有する素材から成る長方形状の本体と、
    この本体に一体となるよう設けられ、上記書籍の頁を捲ると次頁に移動し、上記書籍を閉じるとそれまで開いていた頁に保持される弾性を有する栞機能部とを具備するものであって、
    上記栞機能部は、
    上記本体の上部側の短辺部から下方へ指向するよう形成され上記頁に接触する接触片部と、
    この接触片部の上部が一端部に設けられて上記短辺部の上方側に位置するよう設けられた撓み部と、
    この撓み部の他端部に設けられると共に上記本体に一体的に設けられる取付け部とから構成されることを特徴とする栞。
  2. 上記本体は、その厚みを0.3mm乃至1.0mmとし、
    上記栞機能部は、その厚みを0.4mm乃至1.0mmとしたことを特徴とする請求項1記載の栞。
  3. 上記本体の上部側の短辺部近傍であって、上記接触片部の外側に位置するようにクリップ留めのマークを設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の栞。
  4. 上記栞機構部は上記本体に着脱自在となるよう取着されるよう構成したことを特徴とする請求項1、請求項2または請求項3記載の栞。

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