JP3203900B2 - 車両用制御装置 - Google Patents

車両用制御装置

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JP3203900B2 JP23604993A JP23604993A JP3203900B2 JP 3203900 B2 JP3203900 B2 JP 3203900B2 JP 23604993 A JP23604993 A JP 23604993A JP 23604993 A JP23604993 A JP 23604993A JP 3203900 B2 JP3203900 B2 JP 3203900B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、時分割多重通信により
負荷を駆動制御する車両用制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両の後退時にアウトサイドバックミラ
ー(以下、この明細書では単にバックミラーと呼ぶ)を
自動的に下方に向け、道路の側溝や駐車枠の白線を確認
しやすくして後方視界を改善したバックミラー駆動制御
装置が知られている(例えば、特開昭61−11063
7号公報参照)。この種の駆動制御装置では、バックミ
ラー鏡面の通常位置とバック位置を記憶しておき、車両
の後退時にはバック位置へミラーを移動して側溝や駐車
枠などの後方視界を見やすくし、通常走行時には通常位
置へミラーを戻して通常運転時の後方視界を確保してい
る。
【0003】以下では、このような制御をリバース連動
バックミラー制御と呼ぶ。また、鏡面の上下および左右
方向の向きをそれぞれ上下および左右方向の鏡面位置と
呼び、通常運転時の鏡面位置を通常位置、リバース連動
バックミラー制御による後退時の鏡面位置をバック位置
と呼ぶ。
【0004】図8は従来のバックミラー駆動制御装置の
構成を示す。車両の運転席ドアおよび助手席ドアには、
それぞれ運転席ドアミラー1および助手席ドアミラー2
が設けられ、運転席の近傍にはミラーコントロールスイ
ッチ3が設けられている。運転席ドアミラー1は、ミラ
ー鏡面を左右方向に駆動するモーター11とその駆動回
路12、左右方向の鏡面位置に応じた周波信号を発生す
る発振器13とその周波信号をカウントする周波数カウ
ンター14、ミラー鏡面を上下方向に駆動するモーター
15とその駆動回路16、上下方向の鏡面位置に応じた
周波信号を発生する発振器17とその周波信号をカウン
トする周波数カウンター18などを内蔵している。一
方、図示を省略するが、助手席ドアミラー2も、ミラー
鏡面を左右方向に駆動するモーター21とその駆動回路
22、左右方向の鏡面位置に応じた周波信号を発生する
発振器23とその周波信号をカウントする周波数カウン
ター24、ミラー鏡面を上下方向に駆動するモーター2
5とその駆動回路26、上下方向の鏡面位置に応じた周
波信号を発生する発振器27とその周波信号をカウント
する周波数カウンター28などを内蔵している。なお、
発振器13,17,23,27の出力周波数特性例を図
9に示す。
【0005】ミラーコントロールスイッチ3には、左右
切換スイッチ31、ミラー左右調整スイッチ32および
ミラー上下調整スイッチ33が設けられている。左右切
換スイッチ31は、運転席ドアミラー1と助手席ドアミ
ラー2の内の鏡面の向きを調整するドアミラーを選択す
るためのスイッチである。ミラー左右調整スイッチ32
およびミラー上下調整スイッチ33は、それぞれ左右切
換スイッチ31により選択されたドアミラー鏡面の左右
および上下方向の向きを調整するためのスイッチであ
る。
【0006】運転席ドアミラー1、助手席ドアミラー2
およびミラーコントロールスイッチ3は、ミラーコント
ロールユニット4に接続される。ミラーコントロールユ
ニット4は、マイクロコンピューターとその周辺部品か
ら構成され、ミラー鏡面の左右方向および上下方向の位
置を制御する。また、このミラーコントロールユニット
4にはイグニッションスイッチ5とリバーススイッチ6
が接続されている。イグニッションスイッチ5は、イグ
ニッションキーがON位置またはSTART位置にある
時に閉路し、イグニッション電源7からミラーコントロ
ールユニット4へハイレベルの電圧信号を供給する。ま
た、リバーススイッチ6は、不図示のシフトレバーが後
退位置に設定されると閉路し、ミラーコントロールユニ
ット4へローレベルの信号を供給する。
【0007】乗員によって、左右切換スイッチ31で鏡
面の向きを調整するドアミラーが選択され、ミラー左右
調整スイッチ32またはミラー上下調整スイッチ33が
操作されると、ミラーコントロールユニット4は、選択
された側の駆動回路を制御してドアミラーの鏡面を左右
方向または上下方向に駆動する。なお、ミラーコントロ
ールスイッチ3により設定されたミラー鏡面の通常位置
は、ミラーコントロールユニット4のメモリに記憶され
る。また、車両の後退時のミラー鏡面のバック位置は通
常位置から所定の角度だけ下向きの位置に設定され、メ
モリに記憶される。
【0008】イグニッションスイッチ5が閉路している
時、すなわちエンジンが始動され車両が走行可能な状態
にある時に、リバーススイッチ6によってシフトレバー
が後退位置に設定されたことが検出されると、ミラーコ
ントロールユニット4は、駆動回路16,26を制御し
て運転席ドアミラー1および助手席ドアミラー2の鏡面
位置を下方向に駆動開始する。ドアミラー1,2の鏡面
位置が下方向に移動すると、発振器17,27は左右ミ
ラー鏡面の上下方向の位置に応じた周波数の信号をそれ
ぞれ出力する。周波数カウンタ18,28は、予め設定
された時間だけ、発振器17,27から出力される周波
信号をそれぞれカウントし、カウント結果の周波数をミ
ラーコントロールユニット4へ出力する。ミラーコント
ロールユニット4は図9に示すような各発振器13,1
7,23,27の出力周波数と鏡面位置のデータをメモ
リに記憶しており、周波数カウンタ18,28から入力
した周波数によって左右ミラー鏡面の上下方向の位置を
認識する。そして、左右ミラー鏡面の上下位置が予め設
定されたバック位置に達すると、駆動回路16,26を
制御してモーター15,25を停止させ、左右ミラー鏡
面の下方向への移動を停止する。
【0009】ドアミラー1,2のミラー鏡面がバック位
置にある時に、イグニッションキーがACC位置または
OFF位置に設定されてイグニッションスイッチ5がオ
フ(開路)するか、あるいはシフトレバーが後退以外の
位置に設定されてリバーススイッチ6がオフ(開路)す
ると、ミラーコントロールユニット4は、駆動回路1
6,26を制御してモータ15,25により左右のミラ
ー鏡面をそれぞれ上方向へ駆動開始する。そして、発振
器17,27および周波数カウンタ18,28によって
検出された左右のミラー鏡面位置が通常位置に達する
と、モータ15,25による左右のミラー鏡面の移動を
停止する。
【0010】また、近年、車両の重量と配線工数を低減
するとともに、ハーネスを細くして車両への組込時の屈
曲性を改善するために、車両の電気系統に時分割多重通
信システムを適用し、電気回路の配線本数を減らすこと
が行われている(例えば、日経エレクトロニクス 42
9号 1987年9月7日発行 参照)。この時分割多
重通信システムでは、通信路を系統別に分割し、各系統
ごとに多重通信システムを構成している。例えば、運転
席の近傍に親局を設けるとともに、車両の各部位に子局
を設け、通信線を介して親局と各子局との間で交信を行
う。
【0011】子局には例えば次のようなものがある。運
転席近傍のインストルメント内側には、ステアリングホ
イール廻りのライトコンビネーションスイッチ、ハザー
ドスイッチ、ホーンスイッチなどが接続された子局が配
置される。また、車両の各ドアには、パワーウインドウ
モーター、ドアロックアクチュエータ、パワーウインド
ウスイッチなどが接続された子局が配置される。さら
に、車両前部の左右には、ヘッドランプ、クリヤランス
ランプ、ターンシグナルランプなどが接続された子局が
配置され、車両後部の左右には、ストップ・テールラン
プ、ターンシグナルランプ、ライセンスランプ、リバー
スランプなどが接続された子局が配置される。
【0012】親局と各子局との間の交信は、図10
(a)に示すように予め定められた順序で行われ、すべ
ての子局との交信が終了するとふたたび最初の子局から
交信を行う。親局と子局Bとの間の交信を例に上げて子
局との各通信フレームを説明すると、親局から子局Bへ
情報が伝送された後、子局Bから親局へ情報が伝送され
る。親局から子局Bへの情報には、図10(b)に示す
ように、子局Bを示すアドレス情報と子局Bに接続され
る端末機器の駆動情報が含まれる。また、子局Bから親
局への情報には、子局Bに接続される操作部材の操作情
報が含まれる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したバ
ックミラー駆動制御装置では、ドアミラーが運転席ドア
と助手席ドアにそれぞれ設けられ、ミラーコントロール
ユニットがインストルメント内側に、ミラーコントロー
ルスイッチがインストルメントパネルにそれぞれ設けら
れており、それらの間には多数の制御線と通信線が配線
されている。そこで、例えば、ミラーコントロールユニ
ットを親局に接続するとともに、運転席ドアミラー、助
手席ドアミラー、ミラーコントロールスイッチをそれぞ
れ別の子局に接続し、時分割多重通信システムを利用し
て交信を行って制御線と通信線を削減することが考えら
れる。
【0014】しかしながら、時分割多重通信システムで
は予め定められた順序で各子局との交信を行っているの
で、この時分割多重通信システムでバックミラーの駆動
制御を行うと、交信タイミングによる停止位置の誤差が
発生するという問題がある。この問題を図11により詳
細に説明する。ここで、親局と6個の子局A〜Fとがあ
り、親局は図11に示す順序で各子局と交信を行なうも
のとし、今、子局Bに接続されているバックミラーの鏡
面を駆動中であるとする。なお、図において、Tpは親
局が全子局と1通り交信を行なう周期、すなわちポーリ
ング周期を示す。また、A,B,・・は親局から子局
A,B,・・への通信フレームを示し、A’,B’,・
・は子局A,B,・・から親局への通信フレームを示
す。親局は、バックミラーが接続されている子局Bとの
交信時にミラー鏡面の位置情報を入力し、現在位置が停
止すべき位置か否かを判断する。もし、鏡面位置が停止
位置に達していれば、親局はすぐに鏡面駆動の停止命令
を子局Bへ出力しなければならない。ところが、親局が
子局Bとの交信時に鏡面位置が停止位置に達した旨の情
報を受信してから、実際に鏡面駆動の停止命令を子局B
へ出力できるのは子局Bとの次の交信時であり、それま
でミラー鏡面の駆動が続けられることになる。つまり、
ミラー鏡面は停止位置を越えて駆動され、停止位置誤差
が発生する。図11において、バックミラーが接続され
る子局Bとの交信直後の時刻t1に鏡面位置が停止位置
を越えたとすると、次の交信時の時刻t2に子局Bから
受信したミラー鏡面の位置情報に基づいてそのことが認
識され、さらに次の交信時の時刻t3に鏡面駆動の停止
命令が出されるので、バックミラーが接続される子局B
とのポーリング周期Tpの2倍の時間だけミラー鏡面が
停止位置を越えて駆動されることになり、この場合、停
止位置誤差が最大になる。
【0015】本発明の目的は、時分割多重通信システム
を用いた車両用制御装置の負荷制御精度を向上させるこ
とにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】クレーム対応図である図
1に対応づけて本発明を説明すると、請求項1の発明
は、負荷72とその負荷72を駆動するための駆動手段
71とを有する子局70を含む複数の子局と、駆動手段
71を制御して負荷72を駆動させる制御手段61を有
する親局60との間で、予め定められた順序で時分割多
重通信を行なう車両用制御装置に適用され、制御手段6
1によって、車両が後退走行モードに設定されると時分
割多重通信により負荷72を所定の速度で予め設定した
第1の位置から予め設定した第2の位置へ駆動させ、後
退走行モードが解除されると時分割多重通信により負荷
72を所定の速度よりも遅い速度で後退走行モード時の
駆動方向とは逆に第2の位置から第1の位置へ駆動さ
、負荷を第1の位置に戻すことにより、上記目的を達
成する。請求項2の車両用制御装置の負荷72Aはバッ
クミラーであり、制御手段61Aは車両のシフトレバー
が後退位置に設定されたことを検出して車両の後退走行
モードを認識するようにしたものである。
【0017】
【作用】車両が後退走行モードに設定されると負荷を所
定の速度で予め設定した第1の位置から予め設定した第
2の位置へ駆動し、後退走行モードが解除されると負荷
を所定の速度よりも遅い速度で後退走行モード時の駆動
方向とは逆に第2の位置から第1の位置へ駆動させ、負
荷を第1の位置に戻す。これにより、親局と子局との間
に時分割多重通信における交信のずれがあっても、負荷
は後退走行モードが設定されたときの所定の速度よりも
遅い速度で第1の位置へ駆動されるので、負荷の停止位
置誤差を許容値以下に抑制することができる。
【0018】
【実施例】
−第1の実施例− 図2〜4は、時分割多重通信システムによりバックミラ
ーの駆動制御を行う第1の実施例の構成を示す。この時
分割多重通信システムは、親局50と、子局100,2
00,250,300,350,400,450,50
0,550,600,700,800,900を有し、
それぞれ通信線LLにより接続される。
【0019】親局50は例えば運転席の近傍に設置さ
れ、通信部51、論理部52などから構成される。通信
部51は、子局100〜900に対してポーリングを行
うことにより各子局と交信を行う。論理部52は、マイ
クロコンピューターとメモリなどの周辺部品から構成さ
れ、子局100〜900から得られた操作部材の操作情
報に基づいてバックミラーなどの対応する端末装置を制
御する。論理部52には、イグニッションスイッチ53
とリバーススイッチ54が接続される。イグニッション
スイッチ53はイグニッションキーがON位置またはS
TART位置にある時に閉路し、イグニッション電源I
GNからハイレベルの電圧信号を論理部52へ供給す
る。また、リバーススイッチ54は不図示のシフトレバ
ーが後退位置へ設定(特許請求の範囲の後退走行モード
の設定に相当)されると閉路し、ローレベルの信号を論
理部52へ供給する。
【0020】子局350は運転席ドアミラーに内蔵さ
れ、親局50との間で交信を行う通信部351を備え
る。その通信部351には、ミラー鏡面を左右方向に駆
動するモーター352とその駆動回路353、左右方向
の鏡面位置に応じた周波信号を発生する発振器354と
その周波数をカウントする周波数カウンター355、ミ
ラー鏡面を上下方向に駆動するモーター356とその駆
動回路357、上下方向の鏡面位置に応じた周波信号を
発生する発振器358とその周波数をカウントする周波
数カウンター359などが接続される。
【0021】子局450は助手席ドアミラーに内蔵さ
れ、親局50との間で交信を行う通信部451を備え
る。その通信部451には、ミラー鏡面を左右方向に駆
動するモーター452とその駆動回路453、左右方向
の鏡面位置に応じた周波信号を発生する発振器454と
その周波数をカウントする周波数カウンター455、ミ
ラー鏡面を上下方向に駆動するモーター456とその駆
動回路457、上下方向の鏡面位置に応じた周波数を発
生する発振器458とその周波信号をカウントする周波
数カウンター459などが接続される。
【0022】子局250は運転席の近傍に設置され、親
局50との間で交信を行う通信部251を備える。その
通信部251には、左右切換スイッチ252、ミラー上
下調整スイッチ253、ミラー左右調整スイッチ254
など接続される。左右切換スイッチ252は、運転席ド
アミラーと助手席ドアミラーの内の鏡面の向きを調整す
るドアミラーを選択するためのスイッチである。ミラー
上下調整スイッチ253およびミラー左右調整スイッチ
254は、それぞれ左右切換スイッチ252により選択
されたドアミラー鏡面の左右方向および上下方向の向き
を調整するためのスイッチである。
【0023】親局50にはまた、通信線LLを介して多
くの子局が接続される。なお、以下に示す子局は本発明
と直接関係しないので、それらの子局についての詳細な
説明を省略する。子局300は車両の前方左側に設けら
れ、親局50との間で交信を行う通信部301を備え
る。その通信部301には、クリアランスランプ30
2、ヘッドランプ303、ターンシグナルランプ30
4、ホーン305などが接続される。子局400は車両
の前方右側に設けられ、親局50との間で交信を行う通
信部401を備える。その通信部401には、クリアラ
ンスランプ402、ヘッドランプ403、ターンシグナ
ルランプ404、ホーン405などが接続される。
【0024】子局100は運転席の近傍に設置され、親
局50との間で交信を行う通信部101を備える。その
通信部101には、スモールランプスイッチ102、ヘ
ッドランプスイッチ103、ターンシグナルスイッチ1
04、ハザードスイッチ105、ホーンスイッチ106
などが接続される。子局500は助手席ドアの内側に設
けられ、親局50との間で交信を行う通信部501を備
える。その通信部501には、パワーウインドウアクチ
ュエータ502、ドアロックアクチュエータ503、パ
ワーウインドウスイッチ504などが接続される。子局
550は運転席ドアの内側に設けられ、親局50との間
で交信を行う通信部551を備える。その通信部551
には、パワーウインドウアクチュエータ552、ドアロ
ックアクチュエータ553、パワーウインドウスイッチ
554などが接続される。
【0025】子局200は運転席の近傍に設置され、親
局50との間で交信を行う通信部201を備える。その
通信部201には、助手席パワーウインドウスイッチ2
05、後席右側パワーウインドウスイッチ206、後席
左側パワーウインドウスイッチ207、集中ドアロック
スイッチ208などが接続される。子局600は後席左
ドアの内側に設けられ、親局50との間で交信を行う通
信部601を備える。その通信部601には、パワーウ
インドウアクチュエータ602、ドアロックアクチュエ
ータ603、パワーウインドウスイッチ604などが接
続される。子局700は後席右ドアの内側に設けられ、
親局50との間で交信を行う通信部701を備える。そ
の通信部701には、パワーウインドウアクチュエータ
702、ドアロックアクチュエータ703、パワーウイ
ンドウスイッチ704などが接続される。
【0026】子局800は車両の後方左側に設けられ、
親局50との間で交信を行う通信部801を備える。そ
の通信部801には、テールランプ802、ターンシグ
ナルランプ803、ライセンスランプ804などが接続
される。子局900は車両の後方右側に設けられ、親局
50との間で交信を行う通信部901を備える。その通
信部901には、テールランプ902、ターンシグナル
ランプ903、ライセンスランプ904などが接続され
る。
【0027】各子局100〜900は、それぞれの通信
部101〜901を介して親局50へ操作部材の操作情
報を送信する。操作情報を受信した親局50は、子局1
00〜900から得られた操作部の操作情報に基づいて
対応する端末装置の制御を決定し、通信部51を介して
各子局100〜900へ端末装置の駆動情報を送信す
る。
【0028】なお、親局50と各子局100〜900と
の間の詳細な通信プロトコルおよび通信フレームフォー
マットなどに関しては、本発明に直接関係しないのでそ
れらの説明を省略する。また、子局100,200,3
00,400,500,550,600,700,80
0,900の端末装置および操作部材などに関しては、
本発明に直接関係しないのでそれらの説明を省略する。
【0029】この第1の実施例では、リバース連動バッ
クミラー制御時のミラー鏡面の駆動速度を次のように設
定する。通常位置からバック位置へミラー鏡面を駆動す
る場合には、バック位置におけるミラー鏡面の停止位置
精度はそれほど高い精度が要求されず、むしろ、通常位
置からバック位置へすばやく移動されることが要求され
る。一方、バック位置から通常位置へミラー鏡面を駆動
する場合には、通常位置におけるミラー鏡面の停止位置
精度は高い精度が要求される。
【0030】そこで、通常位置からバック位置へミラー
鏡面を駆動する場合には所定の駆動速度(以下、高速と
呼ぶ)を設定し、バック位置から通常位置へミラー鏡面
を駆動する場合には、通常位置からバック位置へミラー
鏡面を駆動する速度よりも遅い駆動速度(以下、低速と
呼ぶ)を設定する。これによって、通常位置からバック
位置へミラー鏡面を移動する場合は、駆動速度が速いの
でミラー鏡面がすばやくバック位置に設定される。一
方、バック位置から通常位置へミラー鏡面を移動する場
合は、駆動速度が遅いので、親局50と子局350,4
50との間に上述したようなポーリング周期の2倍の交
信タイミングのずれがあっても、その間に発生するオー
バーラン量は充分に小さく、通常位置を中心とする許容
範囲内にミラー鏡面を停止させることができる。
【0031】図5は、親局50の論理部52で実行され
るバックミラー制御プログラムを示すフローチャートで
ある。このフローチャートにより第1の実施例の動作を
説明する。ステップS1において、イグニッションスイ
ッチ53とリバーススイッチ54がともにON(閉路)
の状態にあるか、すなわち車両が走行可能な状態にあっ
てシフトレバーが後退位置に設定されているか否かを判
別し、車両が後退可能な状態にあればステップS2へ進
み、そうでなければステップS4へ進む。ステップS2
では、運転席および助手席のドアミラー鏡面の駆動速度
に高速を設定する。続くステップS3で、子局350と
の交信時に通信部51を介してバック位置への高速駆動
指令を出力するとともに、子局450との交信時に通信
部51を介してバック位置への高速駆動指令を出力す
る。
【0032】子局350および子局450の各通信部3
51,451は、親局50からバック位置への高速駆動
指令を受信したらその指令を駆動回路357,457へ
出力する。これによって、モーター356,456が高
速で駆動され、運転席および助手席のドアミラー鏡面が
バック位置へ高速で移動する。
【0033】ステップS7において、子局350との交
信時に子局350から運転席ドアミラー鏡面の位置情報
を入力するとともに、子局450との交信時に子局45
0から助手席ドアミラー鏡面の位置情報を入力してステ
ップS8へ進む。ステップS8で、運転席および助手席
のドアミラー鏡面がバック位置に達したか否かを判別
し、バック位置に達していればステップS9へ進み、そ
うでなければステップS10へ進む。ステップS9で
は、子局350との交信時にモーター停止指令を出力す
るとともに、子局450との交信時に同様にモーター停
止指令を出力する。また、ステップS10では、イグニ
ッションスイッチ53とリバーススイッチ54のON,
OFF状態が変化したか否かを判別する。ミラー鏡面を
バック位置へ移動中にイグニッションスイッチ53がオ
フされたり、あるいはリバーススイッチ54がオフされ
たら、ステップS9へ進んで上述したように子局35
0,450へモーター356,456の停止指令を出力
し、ミラー鏡面の移動を停止する。一方、両スイッチ5
3,54の状態が変化していなければステップS7へ戻
る。
【0034】子局350および子局450の各通信部3
51,451は、親局50からモーターの停止指令を受
信したらその指令を駆動回路357,457へを出力す
る。これによって、モーター356,456が停止さ
れ、運転席および助手席のドアミラー鏡面がバック位置
に設定される。
【0035】一方、ステップS1においてイグニッショ
ンスイッチ53とリバーススイッチ54がともにON
(閉路)の状態でないと判別された時は、ステップS4
でイグニッションスイッチ53とリバーススイッチ54
のいずれかがオフ(開路)されたか否かを判別する。イ
グニッションスイッチ53がオフされれば、エンジンが
停止されて車両は走行可能な状態にないのであるから、
次の運行に備えて運転席および助手席のドアミラーを通
常位置に戻す。また、リバーススイッチ54がオフされ
れば、シフトレバーが後退以外の位置に設定されたので
あるから、運転席および助手席のドアミラーを通常位置
へ戻す。イグニッションスイッチ53およびリバースス
イッチ54がともにONの状態からいずれかがOFFの
状態に変化したらステップS5へ進み、そうでなければ
ステップS1へ戻る。ステップS5では、ミラー鏡面を
バック位置から通常位置へ戻すのであるから鏡面駆動速
度に低速を設定し、ステップS6へ進む。ステップS6
で、子局350との交信時に通信部51を介して通常位
置への低速駆動指令を出力するとともに、子局450と
の交信時に通信部51を介して通常位置への低速駆動指
令を出力する。
【0036】子局350および子局450の各通信部3
51,451は、親局50から通常位置への低速駆動指
令を受信したらその指令を駆動回路357,457へ出
力する。これによって、モーター356,456が低速
で駆動され、運転席および助手席のドアミラー鏡面が通
常位置へ低速で移動する。
【0037】ステップS7において、子局350との交
信時に子局350から運転席ドアミラー鏡面の位置情報
を入力するとともに、子局450との交信時に子局45
0から助手席ドアミラー鏡面の位置情報を入力してステ
ップS8へ進む。ステップS8で、運転席および助手席
のドアミラー鏡面が通常位置に達したか否かを判別し、
通常位置に達していればステップS9へ進み、そうでな
ければステップS10へ進む。ステップS9では、子局
350との交信時にモーター停止指令を出力するととも
に、子局450との交信時に同様にモーター停止指令を
出力する。また、ステップS10では、イグニッション
スイッチ53とリバーススイッチ54のON,OFF状
態が変化したか否かを判別する。ミラー鏡面を通常位置
へ移動中にイグニッションスイッチ53がオフされた
り、あるいはリバーススイッチ54がオフされたら、ス
テップS9へ進んで上述したように子局350,450
へモーター356,456の停止指令を出力し、ミラー
鏡面の移動を停止する。一方、両スイッチ53,54の
状態が変化していなければステップS7へ戻る。
【0038】子局350および子局450の各通信部3
51,451は、親局50からモーターの停止指令を受
信したらその指令を駆動回路357,457へ出力す
る。これによって、モーター356,456が停止さ
れ、運転席および助手席のドアミラー鏡面が通常位置に
設定される。
【0039】このように、シフトレバーが後退位置に切
り換えられると、バックミラー鏡面を高速でバック位置
へ駆動し、シフトレバーが後退以外の位置に切り換えら
れるとバックミラー鏡面を低速で通常位置へ駆動するよ
うにしたので、時分割多重通信システムによりバックミ
ラーの駆動制御を行っても、バックミラー鏡面を停止位
置に正確に停止させることができる。
【0040】−第2の実施例− バックミラーの鏡面位置には、図9に示すように左右方
向および上下方向の機械的な作動範囲があり、駆動限界
を越えてモーターを駆動するとモーターが空転し、駆動
機構に無理な力が作用して好ましくない。ところが、時
分割多重通信システムによりバックミラーを駆動制御す
る場合は、上述したように親局と子局との間の交信タイ
ミングによって、鏡面位置が停止位置に達したことを検
出した時点とミラー鏡面の駆動を停止する時点との間に
時間的なずれが生じる。そのため、ミラー鏡面が駆動限
界に達したことが検出されてもモーターが停止されるま
でに時間がかかり、その間、駆動限界を越えてミラー鏡
面が駆動されることになる。
【0041】そこで、ミラー鏡面位置が駆動限界手前の
所定の範囲に入ったら鏡面の駆動速度を下げ、低速でミ
ラー鏡面を駆動する。このようにすれば、鏡面位置が駆
動限界に達したことが検出されてからモーターが停止さ
れるまでに時間がかかっても、鏡面駆動速度が遅いので
駆動限界を越えるオーバーラン量が小さくなって、駆動
機構に加わる力をその許容値以下に抑制することができ
る。
【0042】この第2の実施例の構成は、図2〜4に示
す第1の実施例の構成と同様であるので図示とその説明
を省略する。
【0043】図6,7は、親局50の論理部52で実行
されるバックミラー制御プログラムを示すフローチャー
トである。このフローチャートにより第2の実施例の動
作を説明する。ステップS21において、イグニッショ
ンスイッチ53とリバーススイッチ54がともにON
(閉路)の状態にあるか、すなわち車両が走行可能な状
態にあってシフトレバーが後退位置に設定されているか
否かを判別し、車両が後退可能な状態にあればステップ
S22へ進み、そうでなければステップS23へ進む。
ステップS22で、子局350との交信時に通信部51
を介してバック位置への高速駆動指令を出力するととも
に、子局450との交信時に同様に通信部51を介して
バック位置への高速駆動指令を出力する。
【0044】子局350および子局450の各通信部3
51,451は、親局50からバック位置への高速駆動
指令を受信したらその指令を駆動回路357,457へ
出力する。これによって、モーター356,456が高
速で駆動され、運転席および助手席のドアミラー鏡面が
バック位置へ高速で移動する。
【0045】一方、ステップS21においてイグニッシ
ョンスイッチ53とリバーススイッチ54がともにON
(閉路)の状態でないと判別された時は、ステップS2
3でイグニッションスイッチ53とリバーススイッチ5
4のいずれかがオフ(開路)されたか否かを判別する。
イグニッションスイッチ53がオフされれば、エンジン
が停止されて車両は走行可能な状態にないのであるか
ら、次の運行に備えて運転席および助手席のドアミラー
を通常位置に戻す。また、リバーススイッチ54がオフ
されれば、シフトレバーが後退以外の位置に切り換えら
れたのであるから、運転席および助手席のドアミラーを
通常位置へ戻す。イグニッションスイッチ53およびリ
バーススイッチ54がともにONの状態からいずれかが
OFFの状態に変化したらステップS24へ進み、そう
でなければステップS1へ戻る。ステップS24で、子
局350との交信時に通信部51を介して通常位置への
低速駆動指令を出力するとともに、子局450との交信
時に同様に通信部51を介して通常位置への低速駆動指
令を出力する。
【0046】子局350および子局450の各通信部3
51,451は、親局50から通常位置への低速駆動指
令を受信したらその指令を駆動回路357,457へ出
力する。これによって、モーター356,456が低速
で駆動され、運転席および助手席のドアミラー鏡面が通
常位置へ低速で移動する。
【0047】ステップS25において、子局350との
交信時に子局350から運転席ドアミラー鏡面の位置情
報を入力するとともに、子局450との交信時に子局4
50から助手席ドアミラー鏡面の位置情報を入力してス
テップS26へ進む。ステップS26で、運転席および
助手席のドアミラー鏡面が停止位置、すなわちバック位
置または通常位置に達したか否かを判別し、停止位置に
達していればステップS27へ進み、そうでなければ図
7のステップS28へ進む。ステップS27では、子局
350との交信時にモーター停止指令を出力するととも
に、子局450との交信時にモーター停止指令を出力し
てステップS21へ戻る。
【0048】図7のステップS28では、鏡面位置が図
9に示す駆動限界手前の1度以内の範囲にあるか否かを
判別し、その範囲にあればステップS29へ進み、そう
でなければステップS34へ進む。ステップS29で
は、鏡面位置が駆動限界手前の1度以内に達したのであ
るから駆動速度を低速に変更し、子局350との交信時
に通信部51を介して低速駆動指令を出力するととも
に、子局450との交信時に通信部51を介して低速駆
動指令を出力する。
【0049】子局350および子局450の各通信部3
51,451は、親局50から低速駆動指令を受信した
らその指令を駆動回路357,457へ出力する。これ
によって、モーター356,456が減速され、運転席
および助手席のドアミラー鏡面が低速で移動する。
【0050】また、バック位置または通常位置へ移動中
の鏡面が停止位置に達しておらず、かつ駆動限界手前の
1度以内の範囲にも達していない時は、ステップS34
でイグニッションスイッチ53とリバーススイッチ54
のON,OFF状態が変化したか否かを判別する。ミラ
ー鏡面をバック位置または通常位置へ移動中にイグニッ
ションスイッチ53がオフしたり、あるいはリバースス
イッチ54がオフしたら、図6のステップS27へ進ん
で上述したように子局350,450へモーターの停止
指令を出力し、ミラー鏡面の移動を停止する。一方、両
スイッチ53,54の状態が変化していなければ図6の
ステップS25へ戻る。
【0051】ステップS30において、子局350との
交信時に子局350から運転席ドアミラー鏡面の位置情
報を入力するとともに、子局450との交信時に子局4
50から助手席ドアミラー鏡面の位置情報を入力してス
テップS31へ進む。ステップS31で、運転席および
助手席のドアミラー鏡面が停止位置、すなわちバック位
置または通常位置に達したか否かを判別し、停止位置に
達していれば図6のステップS27へ進んで上述したよ
うにモーター停止指令を子局350,450へ出力し、
停止位置に達していなければステップS32へ進む。ス
テップS32では、鏡面位置が駆動限界に達したか否か
を判別し、駆動限界に達したら図6のステップS27へ
進んでモーター停止指令を子局350,450へ出力
し、駆動限界に達していなければステップS33へ進
む。ステップS33では、イグニッションスイッチ53
とリバーススイッチ54のON,OFF状態が変化した
か否かを判別する。鏡面移動中に両スイッチ53,54
のON,OFF状態が変化したら、図6のステップS2
7へ進んでモーター停止指令を子局350,450へ出
力し、スイッチ状態が変化していなければステップS3
0へ戻って上記処理を継続する。
【0052】このように、バックミラーの鏡面位置が駆
動限界手前の所定の範囲に入ったらバックミラー鏡面の
駆動速度を下げ、低速でバックミラー鏡面を駆動するよ
うにしたので、時分割多重通信システムによりバックミ
ラーの駆動制御を行った時に、鏡面位置が駆動限界に達
したことが検出されてからモーターが停止されるまでに
時間がかかっても、鏡面駆動速度が遅いので駆動限界を
越えるオーバーラン量が小さくなって、駆動機構に加わ
る力をその許容値以下に抑制することができる。
【0053】なお、上記各実施例では負荷としてバック
ミラーを例に上げて説明したが、本発明は上記実施例に
限定されず、位置制御を行う車両のすべての負荷に対し
て適用することができる。
【0054】また、上記各実施例では移動方向に応じて
バックミラー鏡面の移動速度を設定したが、移動方向に
拘らず目標停止位置手前の所定の範囲までは高速でバッ
クミラー鏡面を移動し、目標停止位置手前の所定の範囲
に入ったらミラー鏡面の移動速度を低速にして目標停止
位置で停止するようにしてもよい。さらに、上記各実施
例では特許請求の範囲の後退走行モードの設定をシフト
レバーが後退位置にあると閉路されるリバーススイッチ
54によって設定したが、例えば坂道においてシフトレ
バーがニュートラル位置で車両が後退するような場合に
車輪の回転を検出し、実際の車両の後退を検出すること
によって後退走行モードの設定を行なうようにしてもよ
い。
【0055】上述した各実施例では運転席ドアおよび助
手席ドアに設けられるドアミラーを例に上げて説明した
が、車両のフェンダーの左右に設けられるフェンダーミ
ラーに対しても本発明を適用できる。また、上記各実施
例では運転席が車両の右側に位置する国内向け車両を例
に上げて説明したが、運転席が車両の左側に位置する輸
出向け車両に対しても本発明を適用できる。さらに、上
記各実施例ではリバース連動バックミラー制御時に運転
席および助手席のドアミラー鏡面をバック位置に設定し
たが、助手席ドアミラーの鏡面だけをバック位置に設定
するようにしてもよい。
【0056】以上の実施例の構成において、親局50が
親局を、子局350,450が子局を、論理部52が制
御手段を、駆動回路357,457およびモーター35
6,456が駆動手段をそれぞれ構成する。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、車
両が後退走行モードに設定されると負荷を所定の速度で
予め設定した第1の位置から予め設定した第2の位置へ
駆動し、後退走行モードが解除されると負荷を所定の速
度よりも遅い速度で後退走行モード時の駆動方向とは逆
に第2の位置から第1の位置へ駆動させ、負荷を第1の
位置に戻すようにしたので、親局と子局との間に時分割
多重通信における交信のずれがあっても、負荷は後退走
行モードが設定されたときの所定の速度よりも遅い速度
第1の位置へ駆動され、負荷の停止位置誤差を許容値
以下に抑制でき、時分割多重通信により駆動制御される
負荷の制御精度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図。
【図2】第1の実施例の構成を示すブロック図。
【図3】図2に続く第1の実施例の構成を示すブロック
図。
【図4】図3に続く第1の実施例の構成を示すブロック
図。
【図5】第1の実施例のバックミラー制御プログラムを
示すフローチャート。
【図6】第2の実施例のバックミラー制御プログラムを
示すフローチャート。
【図7】図6に続く第2の実施例のバックミラー制御プ
ログラムを示すフローチャート。
【図8】従来のバックミラー駆動制御装置の構成を示す
ブロック図。
【図9】バックミラー鏡面位置と発振器の出力周波数と
の関係を示す図。
【図10】親局と子局との通信方法を説明する図。
【図11】従来の車両用制御装置における交信タイミン
グに起因した停止位置誤差の発生を説明する図。
【符号の説明】
50 親局 51 通信部 52 論理部 53 イグニッションスイッチ 54 リバーススイッチ 60 親局 61,61A 制御手段 70 子局 71 駆動手段 72,72A 負荷 80,250 子局 251 通信部 252 左右切換スイッチ 253 ミラー上下調整スイッチ 254 ミラー左右調整スイッチ 350 子局 351 通信部 352,356 モーター 353,357 駆動回路 354,358 発振器 355,359 周波数カウンター 450 子局 451 通信部 452,456 モーター 453,457 駆動回路 454,458 発振器 455,459 周波数カウンター 100,200,300,400,500,600,7
00,800,900子局
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−126498(JP,A) 特開 平3−224404(JP,A) 特開 昭58−67539(JP,A) 特開 昭64−22652(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60R 16/02 B60R 1/06

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】負荷とその負荷を駆動するための駆動手段
    とを有する子局を含む複数の子局と、前記駆動手段を制
    御して前記負荷を駆動させる制御手段を有する親局との
    間で、予め定められた順序で時分割多重通信を行なう車
    両用制御装置において、 前記制御手段は車両が後退走行モードに設定されると前
    記時分割多重通信により前記負荷を所定の速度で予め設
    定した第1の位置から予め設定した第2の位置へ駆動さ
    せ、後退走行モードが解除されると前記時分割多重通信
    により前記負荷を前記所定の速度よりも遅い速度で前記
    後退走行モード時の駆動方向とは逆に前記第2の位置か
    ら前記第1の位置へ駆動させ、前記負荷を前記第1の位
    置に戻すことを特徴とする車両用制御装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の車両用制御装置におい
    て、 前記負荷はバックミラーであり、前記制御手段は前記車
    両のシフトレバーが後退位置に設定されたことを検出し
    て前記車両の後退走行モードを認識することを特徴とす
    る車両用制御装置。
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