JP3203597B2 - 反転機構付クランプ装置 - Google Patents

反転機構付クランプ装置

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JP3203597B2 JP09389793A JP9389793A JP3203597B2 JP 3203597 B2 JP3203597 B2 JP 3203597B2 JP 09389793 A JP09389793 A JP 09389793A JP 9389793 A JP9389793 A JP 9389793A JP 3203597 B2 JP3203597 B2 JP 3203597B2
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純行 野呂
良一 野村
利行 濱松
彪 原田
克 廣澤
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、間知ブロックをクラン
プして吊り上げる反転機構付クランプ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】道路側方の法面に沿って間知ブロックを
積み重ね据付ける場合には、道路上に置かれた間知ブロ
ックをパワーショベルのバケットに入れて据付け場所ま
で運搬している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】パワーショベルのバケ
ットで間知ブロックを運搬するには大重量の間知ブロッ
クを作業者が手で持ってバケット内に入れる必要があっ
て大変面倒であり、しかも据付け場所まで運搬された間
知ブロックはバケットを排土作動することで据付け場所
に乱雑に置かれるので、間知ブロックを作業者が手で持
って所定の据付け位置まで移動して置かなければなら
ず、その作業が大変面倒である。このことを解消するに
はパワーショベルのバケットを取り外してアームの先端
部にクランプ装置を吊り下げ、このクランプ装置で間知
ブロックをクランプして吊り上げ運搬することが考えら
れる。
【0004】しかしながら間知ブロックAを積み重ね据
付けするには、図1に示すように間知ブロックAを据付
面Bに平行な水平姿勢で順次積み重ねする布積みと、図
2に示すように間知ブロックAを据付面Bに対して斜め
となった斜め姿勢で順次積み重ねする谷積みがある。他
方間知ブロックAは水平姿勢で置かれてあり、クランプ
装置Cでクランプした時に間知ブロックAは水平姿勢と
なる。このためにクランプ装置Cで間知ブロックAをク
ランプして吊り下げたのでは間知ブロックAが水平姿勢
となるから図1に示す布積みの場合には良いが、図2に
示す谷積みの場合にはクランプ装置Cとともに間知ブロ
ックAを矢印方向に斜めに動かして斜め姿勢とする必要
があり、その操作が大変面倒で複数の作業者が必要とな
る。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした反転機構付クランプ装置を提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本体5に第1クランプア
ーム6と第2クランプアーム7を開閉自在に取付け、こ
の第1クランプアーム6の先端部を水平に対して斜めの
支持上面と垂直のクランプ面を有する形状とし、前記第
2クランプアーム7の先端部を上向鉤形状として成る反
転機構付クランプ装置。
【0007】
【作 用】間知ブロックAの突起部A1 の縦面a下部
を第1クランプアーム6のクランプ面で支持し、その突
起部A1 の一方の下部隅角部を第2クランプアーム7の
先端部で支持して間知ブロックAを水平姿勢でクランプ
保持できるし、第1・第2クランプアーム6,7を若干
開くことで間知ブロックAが第2クランプアーム7の先
端部の支持部を支点として第1クランプアーム6に沿っ
て傾めに動き、最終的に間知ブロックAの突起部A1
縦面aが第1クランプアーム6の支持上面に接して間知
ブロックAが斜め姿勢となる。
【0008】
【実 施 例】図3に示すように、パワーショベル1の
アーム2の先端部に油圧バランサ装置3を介して反転機
構付クランプ装置4が吊り下げられ、このクランプ装置
4で道路上に置かれた間知ブロックAをクランプして据
付け場所まで吊り下げ運搬するようにしてある。前記反
転機構付クランプ装置4は図4、図5に示すように、本
体5に第1・第2クランプアーム6,7を開閉動自在に
設けると共に、その本体5に支持プレート8を固着して
成り、間知ブロックAの矩形直方体状の突起部A1 を第
1・第2クランプアーム6,7でクランプし、間知ブロ
ックAの矩形板状の本体部A2 を支持プレート8で支持
して複雑形状の間知ブロックAを水平姿勢でクランプ保
持する。前記本体5の上面に左右両側に一対の把手9,
9が設けてあり、本体5の上面左右中間にブラケット1
0が設けられて油圧バランサ装置3に連結され、作業者
が把手9を持って容易に動かすことができるようにして
ある。
【0009】次に反転機構付クランプ装置4の詳細を図
6、図7を参照して説明する。前記本体5は上板5aと
左右縦板5b,5cと前後縦板5d,5eで下方が開口
した箱状となり、第1クランプアーム6の長手方向基端
部が前後縦板5d,5e間に横架した第1軸11で左右
揺動自在に支承され、この第1クランプアーム6の長手
方向先端部に突起12が第2クランプアーム7に向けて
一体的に設けてあり、この突起12の上面12aは水平
に対してほぼ45度となり、先端面12bは垂直とな
り、第1クランプアーム6の長手方向先端部は水平に対
して斜めとなった支持上面と垂直となったクランプ面を
有する形状となっている。第2クランプアーム7の長手
方向中間部が前後縦板5d,5e間に横架した第2軸1
3左右揺動自在に支承され、この第2クランプアーム7
の長手方向先端部に突起部14が第1クランプアーム6
に向けて一体的に設けてあり、その突起14の上面14
aはほぼ水平となって第2クランプアーム7の長手方向
先端部は上向き鉤形状となっている。前記第1クランプ
アーム6の長手方向中間部と第2クランプアーム7の長
手方向基端部に亘ってリンク15が第1・第2ピン1
6,17で連結してあり、その第2ピン17と前後縦板
5d,5e間に横架したピン18に亘ってクランプシリ
ンダ19が連結され、このクランプシリンダ19には前
記パワーショベル1の運転席に設けたレバーで切換えら
れる操作弁で圧油が供給されて伸縮作動する。
【0010】次に間知ブロックAのクランプ、アンクラ
ンプ動作を説明する。図8に示すように第1クランプア
ーム6の突起12先端面12bを間知ブロックAの突起
部A1 の縦面aに接し、第2クランプアーム7の突起1
4上面14aを突起部A1 の下面bに接して一側隅角部
を支持して第1・第2クランプアーム6,7で間知ブロ
ックAの突起部A1 をクランプし、間知ブロックAの本
体A2を支持プレート8で支持して間知ブロックAを水
平姿勢でクランプ保持して吊り下げる。間知ブロックA
を水平姿勢のまま積み重ね据付け場所まで運搬し、図9
に示すようにクランプシリンダ19を若干縮少して第1
・第2クランプアーム6,7を若干開く。これによって
間知ブロックAは重量によって第2クランプアーム7の
突起14上面14aで支持された部分を支点として矢印
方向に傾いて第1クランプアーム6に接する。図10に
示すようにクランプシリンダ19を更に若干縮少して第
1・第2クランプアーム6,7を更に少し開くと、間知
ブロックAは第1クランプアーム6を滑りながら矢印方
向に更に傾く。図11に示すようにクランプシリンダ1
9を更に若干縮少して第1・第2クランプアーム6,7
を更に少し開くと、間知ブロックAの突起部A1 の縦面
aが突起12の上面12aに接して間知ブロックAが水
平に対してほぼ45度斜めとなった斜め姿勢となる。
【0011】間知ブロックAをクランプ保持した時に間
知ブロックAの本体部A2 が支持プレート8に接してい
るから、間知ブロックAが傾き難いことがあるので、支
持プレート8を固定プレートに回転プレートを回転可能
に取付けた構造として回転プレートが間知ブロックAと
ともに回転するようにしても良い。
【0012】
【発明の効果】間知ブロックAの突起部A1 の縦面a下
部を第1クランプアーム6のクランプ面で支持し、その
突起部A1 の一方の下部隅角部を第2クランプアーム7
の先端部で支持して間知ブロックAを水平姿勢でクラン
プ保持できるし、第1・第2クランプアーム6,7を若
干開くことで間知ブロックAが第2クランプアーム7の
先端部の支持部を支点として第1クランプアーム6に沿
って斜めに動き、最終的に間知ブロックAの突起部A1
の縦面aが第1クランプアーム6の支持上面に接して間
知ブロックAが斜め姿勢となる。したがって、水平姿勢
で置かれた間知ブロックをクランプ保持して斜め姿勢に
できるから間知ブロックAを簡単に谷積みできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】間知ブロックの布積み状態説明図である。
【図2】間知ブロックの谷積み状態説明図である。
【図3】パワーショベルに反転機構付クランプ装置を取
付けた全体正面図である。
【図4】反転機構付クランプ装置の正面図である。
【図5】反転機構付クランプ装置の側面図である。
【図6】反転機構付クランプ装置の詳細断面正面図であ
る。
【図7】反転機構付クランプ装置の詳細断面側面図であ
る。
【図8】動作説明図である。
【図9】動作説明図である。
【図10】動作説明図である。
【図11】動作説明図である。
【符号の説明】
5…本体、6…第1クランプアーム、7…第2クランプ
アーム、12…突起、12a…上面、12b…先端面、
14…突起、14a…上面、15…リンク、19…クラ
ンプシリンダ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野村 良一 愛知県豊田市平芝町3−12−8 (72)発明者 濱松 利行 宮崎県宮崎市大字赤江516−1 (72)発明者 原田 彪 東京都小金井市梶野町2丁目3番8号 (72)発明者 廣澤 克 東京都港区赤坂二丁目3番6号 株式会 社小松製作所 本社内 (56)参考文献 特開 平4−161523(JP,A) 特開 平1−252491(JP,A) 特開 昭61−235391(JP,A) 実開 平4−105079(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66C 1/42,1/62

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体5に第1クランプアーム6と第2ク
    ランプアーム7を開閉自在に取付け、この第1クランプ
    アーム6の先端部を水平に対して斜めの支持上面と垂直
    のクランプ面を有する形状とし、前記第2クランプアー
    ム7の先端部を上向鉤形状として成る反転機構付クラン
    プ装置。
  2. 【請求項2】 第1クランプアーム6と第2クランプア
    ーム7をリンク15で連結して第1・第2クランプアー
    ム6,7が同期して反対方向に揺動するようにし、その
    第2クランプアーム7と本体5に亘ってクランプシリン
    ダ19を連結して成る請求項1記載の反転機構付クラン
    プ装置。
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