JP3202800B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

Info

Publication number
JP3202800B2
JP3202800B2 JP21069292A JP21069292A JP3202800B2 JP 3202800 B2 JP3202800 B2 JP 3202800B2 JP 21069292 A JP21069292 A JP 21069292A JP 21069292 A JP21069292 A JP 21069292A JP 3202800 B2 JP3202800 B2 JP 3202800B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording paper
stepping motor
recording
phase excitation
platen roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21069292A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0637992A (ja
Inventor
文雄 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP21069292A priority Critical patent/JP3202800B2/ja
Publication of JPH0637992A publication Critical patent/JPH0637992A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3202800B2 publication Critical patent/JP3202800B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Facsimile Scanning Arrangements (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は2つのロ−ル状記録紙
を切り換えて使用するファクシミリ装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】2個のロ−ル状記録紙を備え、必要に応
じて切り換えて使用するファクシミリ装置においては、
その動作状況によって機械的負荷が大きく変化する。す
なわちロ−ル状記録紙を切り換えて使用するときには、
記録紙を搬送するための駆動用ステッピングモ−タを逆
転して使用中のロ−ル状記録紙を巻き戻し、次にステッ
ピングモ−タを正転させて、他方のロ−ル状記録紙をプ
ラテンロ−ラに供給する。このプラテンロ−ラには記録
ヘッドが接しており、印字しているときにはプラテンロ
−ラと記録ヘッドの間には記録紙が供給されているが、
上記のように記録紙を切り換えるときにはプラテンロ−
ラと記録ヘッドの間には一時的に記録紙が無い状態にな
り、プラテンロ−ラと記録ヘッドが直接接触する。この
ようにプラテンロ−ラと記録ヘッドが直接接触すると、
これらの間に記録紙が存在している場合よりも負荷が大
きくなる。例えば印字しているときの負荷トルクが700g
f−cmであるとすると、記録紙を切り換えるときには負
荷トルクが1200gf−cmになる。
【0003】この負荷トルクの増加に対処するため従来
はステッピングモ−タに供給する駆動電流を増大させて
いる(特開平2−220561号公報)。
【0004】また、2個のロ−ル状記録紙として例えば
B4サイズの記録紙とA4サイズの記録紙を使用し、B
4サイズの記録紙とA4サイズの記録紙を切り換えて使
用する場合がある。この場合、プラテンロ−ラと記録ヘ
ッドはB4サイズの物を使用することになるが、このプ
ラテンロ−ラと記録ヘッドに小幅のA4サイズの記録紙
を供給した場合、記録紙の両脇でプラテンロ−ラとサ−
マルヘッドが直接接触し、その部分のプラテンロ−ラは
サ−マルヘッドに押え付けられたままで回転する。この
ためA4サイズの記録紙に印字するときに負荷トルクが
大きくなってしまう。
【0005】この負荷トルクの増大を抑制するために小
幅の記録紙と接するプラテンロ−ラの表面の摩擦係数を
大きくし、それより外側のプラテンロ−ラの表面の摩擦
係数を小さくしている(特開平3−203670号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のように記録紙を
切り換えるときに増加する負荷トルクに対処するためス
テッピングモ−タに供給する駆動電流を増大させると、
モ−タ消費電流が増大し、それに伴う発熱量も増大し、
温度上昇が大きくなってしまう。またモ−タ自体や電源
部等の容量を大きくする必要が有り、価格も高くなって
しまう。
【0007】さらに、ファクシミリ装置は書き込みの際
に間欠運動を繰り返すが、機械系の負荷に対しモ−タの
トルク出力が大きすぎると起動時,停止時のオ−バ−シ
ュ−トが大きくなり、印字品質が劣化するという問題も
生じる。
【0008】また、プラテンロ−ラの中央部表面の摩擦
係数を大きくしたものは、小幅の記録紙と広幅の記録紙
を使用するときの負荷トルクの変化を抑制することはで
きるが、記録紙を切り換えるときに増加する負荷トルク
を抑えることはできないという短所があった。
【0009】この発明はかかる短所を解決するためにな
されたものであり、駆動モ−タの容量を大きくせずに、
記録紙を切り換えるときや、幅の異なる記録紙を使用す
るときの負荷トルクの変動に対処できるファクシミリ装
置を得ることを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に係るファクシ
ミリ装置は、2つのロ−ル状記録紙を切り換えてプラテ
ンロ−ラと記録ヘッドとの間に送り画像を記録するファ
クシミリ装置において、記録紙を搬送する駆動用ステッ
ピングモ−タの励磁を2相励磁と1−2相励磁に切り換
えるモ−タ制御手段を有し、記録紙を2相励磁で搬送し
ている場合に、少なくとも記録紙を切り換えるときに1
−2相励磁に切り換えることを特徴とする。
【0011】上記モ−タ制御手段は小幅の記録紙を搬送
するときには広幅の記録紙を搬送するときより遅い速度
に駆動用ステッピングモ−タの駆動を変更したり、駆動
用ステッピングモ−タの励磁を2相励磁から1−2相励
磁に切り換えると良い。
【0012】
【作用】この発明においては、駆動用ステッピングモ−
タを2相励磁で励磁して記録紙を搬送しているときに、
記録紙を切り換える場合にモ−タ制御手段で駆動用ステ
ッピングモ−タの励磁を1−2相励磁に切り換えて駆動
用ステッピングモ−タの回転トルクを高める。
【0013】また、記録紙を切り換えるときに、小幅の
記録紙を搬送するときは駆動用ステッピングモ−タを低
回転にしたり、2相励磁を1−2相励磁に切り換えてプ
ラテンロ−ラとサ−マルヘッドが直接接触することによ
り増大する負荷トルクに対処する。
【0014】
【実施例】図1はこの発明の一実施例のファクシミリ装
置の記録部駆動部を示すブロック図である。図に示すよ
うに、記録部駆動部1はモ−タ制御部2とステッピング
モ−タ3と第1搬送手段4と第2搬送手段5とを有す
る。モ−タ制御部2は装置全体の動作を管理するシステ
ム制御部6から送られる信号によりステッピングモ−タ
3の励磁を切り換えたり、正転,逆転を切り換えたりし
てステッピングモ−タ3の回転を制御する。
【0015】このファクシミリ装置は、図2のプロッタ
部11の構成図に示すように、2個のロ−ル状の記録紙
12,13を有する。第1搬送手段4はフィ−ドロ−ラ
14を回転するものであり、ロ−ル状の記録紙12をフ
ィ−ドロ−ラ14と加圧ロ−ラ15を介してプラテンロ
−ラ16とサ−マルヘッド17の間に搬送する。第2搬
送手段5はフィ−ドロ−ラ18を回転するものであり、
ロ−ル状の記録紙13をタ−ンロ−ラ20と、フィ−ド
ロ−ラ18と加圧ロ−ラ19を介してプラテンロ−ラ1
6とサ−マルヘッド17の間に搬送する。
【0016】上記のように構成されたファクシミリ装置
のプロッタ部11で記録紙12を搬送しながら印字して
いるときに記録紙13に切り換えるときの動作を説明す
る。
【0017】記録紙12をフィ−ドロ−ラ14と加圧ロ
−ラ15でプラテンロ−ラ16とサ−マルヘッド17の
間に搬送しながら印字している場合に、記録紙13に切
り換えるときは、モ−タ制御部2でステッピングモ−タ
3を逆回転してプラテンロ−ラ16の上にある記録紙1
2をフィ−ドロ−ラ14と加圧ロ−ラ15の位置まで引
き戻し第1搬送手段4の駆動を停止する。その後、第2
搬送手段4を駆動し、フィ−ドロ−ラ18と加圧ロ−ラ
19でこれから使用する記録紙13をプラテンロ−ラ1
6の位置まで送り出す。この記録紙13を送り出してい
る状態ではプラテンロ−ラ16とサ−マルヘッド17は
直接接触した状態でプラテンロ−ラ16が回転する。こ
のため通常の印字を行なっているときよりも、機械的負
荷が大きくなる。そこで記録紙12,13がプラテンロ
−ラ17とサ−マルヘッド17の間にあるときは、モ−
タ制御部2でステッピングモ−タ3を2相励磁で駆動
し、記録紙12,13の切り換え時でプラテンロ−ラ1
6とサ−マルヘッド17が直接接触しているとき、モ−
タ制御部2はステッピングモ−タ3の回転数と印加電流
を一定にしたままでステッピングモ−タ3の励磁を2相
励磁から1−2相励磁に切り換える。そして、記録紙1
3がプラテンロ−ラ16とサ−マルヘッド17の間に送
られたらステッピングモ−タ3の励磁を2相励磁に切り
換える。
【0018】このようにして記録紙12,13の切り換
えときに、ステッピングモ−タ3を1−2相励磁で駆動
して回転トルクを大きくすることにより、記録紙12,
13の切り換え時の負荷の増大に対処することができ
る。
【0019】上記実施例ではロ−ル状の記録紙12,1
3として同じ幅を有する記録紙を使用した場合について
説明したが、記録紙12には幅の広いB4サイズを使用
し、記録紙13には幅の小さいA4サイズ使用する場合
もある。このような場合にA4サイズの記録紙13を使
用すると、図4に示すように、記録紙13はプラテンロ
−ラ16の中央部にのみ接触し、記録紙13の両側にお
いてはプラテンロ−ラ16とサ−マルヘッド17が直接
接触したまま回転し、B4サイズの記録紙12を印字す
るときより機械的負荷が増大する。
【0020】そこで、記録紙12,13の搬送路に紙サ
イズ検知センサ21を設け、プラテンロ−ラ16の幅よ
り一定値以下の幅を持つ記録紙を検知したとき、例えば
A4サイズの記録紙13に印字するときには、モ−タ制
御部2でステッピングモ−タ3を低回転で駆動する。こ
のようにステッピングモ−タ3の回転数を低回転にする
と、図4のパルスレ−トとトルクの特性図に示すように
ステッピングモ−タ3の出力トルクを大きくすることが
できる。したがって小さな幅の記録紙13を印字すると
きの負荷の増大に対処することができ、安定した搬送と
印字を行なうことができる。
【0021】なお、上記実施例はA4サイズの記録紙1
3に印字するときにステッピングモ−タ3の回転数を低
回転にして出力トルクを高めた場合について説明した
が、プラテンロ−ラ16の幅と同じ幅ぼB4サイズの記
録紙12を印字するときには、ステッピングモ−タ3を
2相励磁で駆動し、A4サイズの記録紙13を印字する
ときには、ステッピングモ−タ3の回転数と印加電流を
一定にしたままでステッピングモ−タ3の励磁を2相励
磁から1−2相励磁に切り換えても良い。この場合は、
記録紙のサイズが変わっても同じ速度で印字することが
できる。
【0022】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、駆動用
ステッピングモ−タを2相励磁で励磁して記録紙を搬送
しているときに、記録紙を切り換える場合にステッピン
グモ−タの励磁を1−2相励磁に切り換えることによ
り、モ−タの容量を大きくせずにステッピングモ−タの
回転トルクを高めることができ、記録紙を切り換えると
きに負荷トルクが増大しても安定した動作を行なうこと
ができる。
【0023】また、記録紙を切り換えるときに、小幅の
記録紙を搬送するときは駆動用ステッピングモ−タを低
回転にしたり、2相励磁を1−2相励磁に切り換えるこ
とにより、プラテンロ−ラとサ−マルヘッドが直接接触
することにより増大する負荷トルクに対処することがで
き、安定した記録紙搬送と印字を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の記録部駆動部を示すブロッ
ク図である。
【図2】プロッタ部を示す構成図である。
【図3】プラテンロ−ラと小幅の記録紙な接触状態を示
す説明図である。
【図4】ステッピングモ−タのパルスレ−トとトルクの
特性図である。
【符号の説明】
1 記録部駆動部 2 モ−タ制御部 3 ステッピングモ−タ 4 第1搬送手段 5 第2搬送手段 12 記録紙 13 記録紙 16 プラテンロ−ラ 17 サ−マルヘッド

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2つのロ−ル状記録紙を切り換えてプラテ
    ンロ−ラと記録ヘッドとの間に送り画像を記録するファ
    クシミリ装置において、記録紙を搬送する駆動用ステッ
    ピングモ−タの励磁を2相励磁と1−2相励磁に切り換
    えるモ−タ制御手段を有し、記録紙を2相励磁で搬送し
    ている場合に、記録紙を切り換えるときに1−2相励磁
    に切り換えることを特徴とするファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】小幅の記録紙を搬送するときには広幅の記
    録紙を搬送するときより遅い速度に駆動用ステッピング
    モ−タの駆動を変更するよう制御するモータ制御手段を
    有することを特徴とする請求項1記載のファクシミリ装
    置。
  3. 【請求項3】 上記モ−タ制御手段は小幅の記録紙を搬
    送するときに駆動用ステッピングモ−タの励磁を1−2
    相励磁とし、広幅の記録紙を搬送するときは駆動用ステ
    ッピングモ−タの励磁を2相励磁にする請求項1又は2
    記載のファクシミリ装置。
JP21069292A 1992-07-16 1992-07-16 ファクシミリ装置 Expired - Fee Related JP3202800B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21069292A JP3202800B2 (ja) 1992-07-16 1992-07-16 ファクシミリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21069292A JP3202800B2 (ja) 1992-07-16 1992-07-16 ファクシミリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0637992A JPH0637992A (ja) 1994-02-10
JP3202800B2 true JP3202800B2 (ja) 2001-08-27

Family

ID=16593529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21069292A Expired - Fee Related JP3202800B2 (ja) 1992-07-16 1992-07-16 ファクシミリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3202800B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8125320B2 (en) 2005-05-10 2012-02-28 Hochiki Corporation Fire alarm system

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0637992A (ja) 1994-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0765759B1 (en) Printer device control device
JPH0286480A (ja) 熱転写記録装置
JP2002332137A (ja) 画像形成装置
JP3846259B2 (ja) 印刷装置
JP3202800B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3350089B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3321196B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3249197B2 (ja) ファクシミリ装置
JPH0286478A (ja) 熱転写記録装置
JP3909194B2 (ja) 搬送用ステッピングモータの駆動方法
JP3260832B2 (ja) 記録装置
JPS59101376A (ja) 熱転写型カラ−プリンタ−
JP3173901B2 (ja) 用紙搬送装置
JP3581435B2 (ja) 用紙搬送装置および画像形成装置
JPH07323651A (ja) サーマル転写プリンタ
JPH0820140A (ja) 両面画像記録装置
JP2911309B2 (ja) シリアルプリンタ
JP2907560B2 (ja) 熱転写記録装置
JP2007118536A (ja) 熱転写式プリンタ及び熱転写式プリンタのモータ制御方法
JPH02220561A (ja) ファクシミリ装置
JP2007076103A (ja) 記録装置
JPH02111582A (ja) 熱転写記録装置及び該装置を用いたフアクシミリ装置
JP2690293B2 (ja) 印刷装置
JP3098368B2 (ja) ファクシミリ装置
JP3178759B2 (ja) プリンタの給紙方法

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080622

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090622

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees