JP3202757U - 排水枡用スクリーン - Google Patents

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Abstract

【課題】用水の排水を行いながら、異物が排水枡内に流入することを防止する構造がシンプルで製作が容易な排水枡用スクリーンを提供する。【解決手段】排水枡用スクリーン1は、排水枡の左右の開口壁間に取り付けられる固定板5,9と、固定板5,9間上で一端が回動可能に設けられ、開口壁間を閉塞する閉塞位置と、開口壁間を開放する開放位置との間で揺動可能なスクリーン2と、を含む。スクリーン2は、複数の棒材が所定の間隔で並設されており、両端が開口壁に係止する長さのストッパ棒3が設けられ、後端には両端が開口壁間より全長が短い円筒4が設けられている。この円筒4の一方の端部にピン6の先端が挿入されており、他方の端部にはピン10の先端が挿入されている。【選択図】図1

Description

本考案は、水田や農道等の用水路に設置し、排水枡に用水と共に異物が流入することを防止する排水枡用スクリーンに関する。
従来より、水位調整を行う排水枡としては、水田に供給された用水を排水する排水管を備えたものが知られている(特許文献1)。
特開2011−205941号公報
しかしながら、このような排水枡では、排水口が開口した状態で用水が流入することから、用水と共に異物が流入すると排水管が異物で塞がれてしまい、排水が困難になるという問題があった。
そこで、本考案の目的は、上記従来の排水枡の問題点を解消し、用水の排水を行いながら、異物が排水枡内に流入することを防止する排水枡用スクリーンを提供することにある。
本考案のうち、請求項1に記載された考案は、排水枡に取り付けて、異物が前記排水枡内に流入することを防止する排水枡用スクリーンであって、
前記排水枡の左右の開口壁間に取り付けられる固定板と、当該固定板間上で一端が回動可能に設けられ、前記開口壁間を閉塞する閉塞位置と、前記開口壁間を開放する開放位置との間で揺動可能なスクリーンと、を含んでなることを特徴とするものである。
請求項2に記載された考案は、請求項1に記載された考案に加え、前記固定板間には、前記固定板間の幅を調整する取付幅調整機構が設けられてなることを特徴とするものである。
請求項1に記載された考案によれば、用水の排水を行いながら異物が排水枡内に流入することを防止する。また、構造がシンプルであることから製作が容易であり、安価に製作することが可能である。他にも、スクリーンに堆積した異物を除去した後、繰り返して使用することが可能である。
請求項2に記載された考案によれば、様々な大きさの排水枡に取り付けることが可能である。
排水枡用スクリーンを示す説明図である。 (a)は排水枡に排水枡用スクリーンを取り付けた状態を示し、(b)は排水枡用スクリーンが回転した状態を示す説明図である。 排水枡を用水路に設置した状態を示す説明図である。 (a)は図2(a)のA−A断面を示し、(b)は図2(b)のB−B断面を示す説明図である。 (a)は排水枡用スクリーンの変更例の断面を示し、(b)はスクリーンが回転した状態の断面を示す説明図である。 (a)〜(c)は排水枡用スクリーンの変更例を示す説明図である。
以下、本考案の排水枡用スクリーンの一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、排水枡用スクリーンを示す説明図である。図2は、排水枡に排水枡用スクリーンを取り付けた状態を示す説明図である。図3は、排水枡を用水路に設置した状態を示す説明図である。図4は、排水枡用スクリーンが取り付けられた排水枡の断面を示す説明図である。
先ず初めに、図2(a)に示すように、排水枡用スクリーン1は、排水枡20の開口壁21,23間に取り付け、スクリーン2で異物が排水枡20内に流入することを防止するものである。
そして、図1に示すように、この排水枡用スクリーン1の両端には、L字状の固定板5,9が設けられている。開口壁21側に取り付けられる固定板5には、ピン6とシャフト8とが内側に向かって突出するように設けられており、開口壁23側に取り付けられる固定板9には、ピン10とシャフト11とが内側に向かって突出するように設けられている。更に、シャフト8の先端には、ターンバックル7の一方の端部が螺合されており、シャフト11の先端には、ターンバックル7の他方の端部が螺合されている。
次に、スクリーン2は、複数の棒材が所定の間隔で並設されており、両端が開口壁21,23に係止する長さのストッパ棒3が設けられ、後端には両端が開口壁21,23間より全長が短い円筒4が設けられている。この円筒4の一方の端部にはピン6の先端が挿入されており、他方の端部にはピン10の先端が挿入されている。
他にも、図2(b)に示すように、排水枡20は、前方の開口部から内部に用水が流入して排水を行うもので、開口壁21の内壁には溝22が鉛直方向に設けられており、開口壁23の内壁には、後述する溝24が同様に鉛直方向に設けられている。そして、図3(a)及び図4(a)に示すように、溝22,24間には、用水が所定の水位まで上昇したときに排水枡20内に流入させることを可能とするために、複数の壁体25,25・・を横に倒した状態で積み上げ可能な構造としている。
このようにして構成される排水枡用スクリーン1の排水枡20への取り付けは、以下のように行われる。
先ず初めに、図2(a)に示すスクリーン2を矢印が示す方向に回転して、固定板5を、図2(b)に示す排水枡20の開口壁21の斜面に設置する。そして、固定板5,9間の幅が、開口壁21,23間の幅と同じ幅となるように、ターンバックル7を回転して調整する。より具体的には、ターンバックル7の両端がシャフト8,11にそれぞれ螺合しており、この両端のタップは左右で回転方向が異なることから、ターンバックル7を回転すると、両端に螺合するシャフト8,11が、左右で異なる方向に移動する構造である。従って、シャフト8には固定板5が、シャフト11には固定板9が突出するように設けられていることから、固定板5,9もこれに従って左右に移動することとなる。それ故、ターンバックル7を回転すると、固定板5が開口壁21に当接する一方、固定板9は開口壁23に当接し、排水枡用スクリーン1が排水枡20に取り付けられる状態となる。このターンバックル7が、本発明の取付幅調整機構である。
次に、図2(b)の矢印が示す方向にスクリーン2を回転すると、図2(a)に示すように、スクリーン2先端に設けられるストッパ棒3の両端が開口壁21,23に当接し、排水枡20に排水枡用スクリーン1が取り付けられて、開口壁21,23の斜面間がスクリーン2で覆われた状態となる。
そして、図3に示すように、この排水枡用スクリーン1が取り付けられた状態の排水枡20を、水田や農道等の用水路40に設置すると、ストッパ棒3とスクリーン2の一部とが水面30より下に配されることとなる。この状態では、図4(a)に示すように、排水枡20内の溝22,24間に積み上げた壁体25,25・・より高い位置まで用水の水位が上昇しても、水面30に浮遊する異物はスクリーン2で堰き止められ、排水枡20内に用水のみ流入することが可能となる。
また、スクリーン2に異物が堆積した場合には、図4(b)に示す矢印の方向にスクリーン2を回転し、スクリーン2を水面30から引き揚げて異物を除去する。その後、スクリーン2を元の状態に戻すと、ストッパ棒3とスクリーン2の一部とが水面30より下に配されることとなり、排水枡用スクリーン1を引き続き使用することが可能となる。
次に、排水枡用スクリーン1の排水枡20からの取り外しは、以下のように行われる。
先ず初めに、図2(a)に示す状態から矢印の方向にスクリーン2を回転させる。
そして、固定板5,9を開口壁21,23に取り付けたときと反対の方向にターンバックル7を回転すると、両端に螺合されたシャフト8,11が左右の開口壁21,23側から内側に向かって移動し、これに従って固定板5,9も内側に向かって移動することとなり、固定板5の開口壁21への当接と、固定板9の開口壁23への当接とが解除され、排水枡用スクリーン1を排水枡20から取り外すことが可能となる。
上記の如く構成される排水枡用スクリーン1は、排水枡20の左右の開口壁21,23間に取り付けられる固定板5,9と、固定板5,9間上で一端が回動可能に設けられ、開口壁21,23間を閉塞する閉塞位置と、開口壁21,23間を開放する開放位置との間で揺動可能なスクリーン2と、を含んでなることにより、用水の排水を行いながら異物が排水枡20内に流入することを防止する。また、構造がシンプルであることから製作が容易であり、安価に製作することが可能である。他にも、スクリーン2に堆積した異物を除去した後、繰り返して使用することが可能である。
また、固定板5,9間には、固定板5,9間の幅を調整可能とするターンバックル7が設けられてなることにより、様々な大きさの排水枡20に取り付けることが可能である。
なお、本考案にかかる排水枡用スクリーンの構成は、上記した実施の形態に何ら限定されるものではなく、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で、固定板や回転軸の大きさや厚み、形状等を適宜変更することができる。
例えば、スクリーン2は、複数の棒材を並設した形状であるが、必ずしもこの形状である必要はなく、排水枡20内に異物が流入することを防止し、用水のみを流下させることが可能な構造であれば、更に棒材を直交するように配置して格子状に形成しても良く、適宜変更可能である。
他にも、ターンバックル7の両端にシャフト8,11が螺合する構造の他に、ターンバックル7内にバネ等の付勢手段を設けて、シャフト8,11を内側から外側へ押し出す構造としても良く、排水枡20の幅に関係なく、固定板5,9を取り付けることが可能な構造であれば良い。
また、図5(a)に示すように、排水枡用スクリーン55は、排水口51が内部に縦立した状態で設けられ、胴体部分が上下に伸縮して用水の水位を調整可能とする排水枡50に使用しても良い。この場合、逆L型に形成したスクリーン56で排水口51を覆い、異物がこのスクリーン56に堆積した時は、図5(b)に示すように、スクリーン56を矢印が示す方向に回転し、水面30から引き揚げた状態で異物を除去する。その後、スクリーン56を元の状態に戻せば、スクリーン56の一部が水面30より下に配されて、排水枡用スクリーン55を繰り返して使用することが可能である。
また、図6(a)に示すように、排水枡用スクリーン1は、スクリーン2のストッパ棒3が、左右の開口壁21,23間よりも長さが短くなるようにしても良い。この場合、矢印が示す方向にスクリーン2を回転させると、図6(b)に示すように、排水枡20内の溝22,24間で垂下した状態となり、壁体25,25・・より高い位置まで用水の水位が上昇しても、水面に浮遊する異物がスクリーン2で堰き止められ、排水枡20内に用水のみ流入することが可能となる。
他にも、図6(c)に示すように、壁体25,25・・だけでなく、開口壁21,23の前面側の溝に壁体25を配置し、この壁体25にスクリーン2が当接する構造としても良い。この場合も同様に、水面に浮遊する異物がスクリーン2で堰き止められ、排水枡20内に用水のみ流入することが可能となる。
1・・排水枡用スクリーン、2・・スクリーン、3・・ストッパ棒、4・・円筒、5・・固定板、6・・ピン、7・・ターンバックル、8・・シャフト、9・・固定板、10・・ピン、11・・シャフト、20・・排水枡、21・・開口壁、22・・溝、23・・開口壁、24・・溝、25・・壁体、30・・水面、40・・用水路、50・・排水枡、51・・排水口、55・・排水枡用スクリーン、56・・スクリーン。

Claims (2)

  1. 排水枡に取り付けて、異物が前記排水枡内に流入することを防止する排水枡用スクリーンであって、
    前記排水枡の左右の開口壁間に取り付けられる固定板と、当該固定板間上で一端が回動可能に設けられ、前記開口壁間を閉塞する閉塞位置と、前記開口壁間を開放する開放位置との間で揺動可能なスクリーンと、を含んでなることを特徴とする排水枡用スクリーン。
  2. 前記固定板間には、前記固定板間の幅を調整可能とする取付幅調整機構が設けられてなることを特徴とする請求項1に記載の排水枡用スクリーン。
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