JP3201944B2 - 希土類金属含有合金の製造システム - Google Patents

希土類金属含有合金の製造システム

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  • Battery Electrode And Active Subsutance (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁石材料、水素吸
蔵合金、2次電池用負極等に利用可能な希土類金属含有
合金を製造するための製造システムに関する。
【0002】
【従来の技術】磁石材料、水素吸蔵合金、2次電池用負
極等に利用可能な希土類金属含有合金を製造するにあた
り、原材料である合金溶融物を回転ロールで冷却し、薄
帯状の合金を製造するシステムが従来から知られてい
る。この薄帯上の合金は、粉砕して各種用途に利用され
る。通常、このような製造システムにおいては、合金製
造時における合金の酸化等を防止するために、合金溶融
物を回転ロールに供給する時点から、冷却後、回転ロー
ルから合金が剥離するまでの工程を不活性ガス雰囲気下
で行なえうるように構成している。
【0003】しかしながら、回転ロールから剥離された
のちの薄帯状の合金は、そのまま大気中にさらされてい
るのが実状であって、薄帯状の合金製造後の酸化につい
ては検討されていない。また、前記製造された薄帯状の
合金は、前記システム外で粉砕され、所望の製品に加工
されている。この粉砕においては、例えば不活性ガス雰
囲気下や水素ガス雰囲気下で粉砕することが実施されて
いるが、前記システムから粉砕工程までの間は、大気中
にさらされているのが現状である。このような薄帯状の
合金を粉砕する際の酸化の問題を鑑みた場合、薄帯状の
合金を回転ロールから剥離した後、収納容器に収容する
前に粉砕する手段を設けることは従来の製造システムに
おいては検討されていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
希土類金属含有合金を利用する分野においては、その最
終製品への性能要求が、例えばエレクトロニクス分野等
の急激な進歩等に伴い高くなっており、より高性能な物
性を示す希土類金属含有合金の開発が望まれている。し
かし、従来においては希土類金属含有合金の組成や結晶
構造等に注目がなされており、その製造装置やシステム
についてはあまり検討されていない。
【0005】従って、本発明の目的は、希土類金属含有
合金製造時や、次工程への移送中等における合金の酸化
を十分防止し、高性能な物性を示す希土類金属含有合金
の製造を可能にした製造システムを提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、希土類
金属含有合金原料を溶融する溶融炉と、溶融炉から出湯
する合金溶融物を薄帯状に冷却する回転ロールと、回転
ロールで冷却された合金を粉砕する粉砕手段と、粉砕さ
れた合金を収納する収納容器とを備える希土類金属含有
合金の製造システムであって、前記溶融炉から合金溶融
物を出湯させ、希土類金属含有合金を前記収納容器に収
納するまでの全ての系を、不活性ガス雰囲気下に保持す
るように構成した第1のチャンバーと、前記収納容器を
移動させ、システム外に取り出すための不活性ガス雰囲
気下にしうる第2のチャンバーとを有し、前記第1のチ
ャンバーと第2のチャンバーとの間に各々のチャンバー
を連通及び遮断しうる連通・遮断手段を設け、且つ前記
収納容器を気密性容器としたことを特徴とする希土類金
属含有合金の製造システムが提供される。
【0007】本発明の製造システムにおいて、溶融炉
は、るつぼ等を用いた通常の真空加熱容器に、例えば所
定軸において前記真空加熱容器が傾倒し、内部の合金溶
融物を流出させることができる傾倒手段を有する溶融炉
を用いることができる。
【0008】本発明の製造システムにおいて、第1のチ
ャンバーは、溶融炉から合金溶融物を出湯させ、希土類
金属含有合金を前記収納容器に収納するまでの全ての系
を、不活性ガス雰囲気下に保持するように、即ちこのよ
うな系を気密にしたものであって、不活性ガス導入・排
出可能な装置を具備したものであればよい。この際、溶
融炉全体を第1のチャンバーの系に含ませることもでき
る。またこの第1のチャンバーにおいては圧力を減圧下
に設定できる公知の減圧装置を設けるのが好ましい。一
方、第2のチャンバーは、第1のチャンバーと同様な雰
囲気条件や圧力としうるようなチャンバーであればよ
く、且つ収納容器に収納された希土類金属含有合金をこ
のシステム外へ出しうる出口を有する構造となっておれ
ば良い。
【0009】本発明の製造システムにおいて、前記第1
及び第2のチャンバーの間に設ける各々のチャンバーを
連通・遮断しうる連通・遮断手段とは、例えば、第1の
チャンバー内を所望の不活性ガス雰囲気下とし、第2の
チャンバー内を同様な雰囲気下として、収納容器を第1
のチャンバーから第2のチャンバーへ移動させる際に
は、開放させることができ、収納容器を第2のチャンバ
ーに移動させたのち閉鎖可能であって、次いで第2のチ
ャンバー内を大気に置換して収納容器を系外に出すこと
ができるような気密性のシャッター等を挙げることがで
きる。
【0010】本発明の製造システムにおいて、回転ロー
ルで冷却された希土類金属含有合金を粉砕する粉砕手段
は、前記回転ロールで薄帯状に冷却された希土類金属含
有合金が、回転ロールから剥離し、収納容器に収納され
る間に設けることができる。好ましくは回転ロール上で
冷却された薄帯状の合金が、回転ロールスピードによっ
て回転ロールから自然剥離し、飛び出した勢いで衝突し
うる位置に設けることができる。この粉砕手段として
は、好ましくは回転ロールから剥離してくる薄帯状の希
土類金属含有合金が連続的に衝突することのみにより、
随時粉砕されうる合金衝突面を有する板状物等を挙げる
ことができ、例えば金属板、セラミックス構造体等で形
成された硬質なものであれば良い。この合金粉砕手段で
粉砕された合金が落下する位置に収納容器を設置すれ
ば、自動的に収納容器内に粉砕された合金を収納するこ
とができる。また、収納容器が粉砕された合金で満たさ
れた時点で、新たな収納容器を所定位置に設置できるよ
うに、予め収納容器を複数用意しておくことにより、連
続的に合金粉砕物を収納容器に収納することができる。
そして、合金粉砕物が満たされた収納容器は、所定の不
活性ガス雰囲気下になっている第1又は第2のチャンバ
ー内において、後述する気密シール可能なふた等で密閉
することにより、大気に触れさせることなくシステム系
外に運びだすことができる。しかも合金の粉砕を薄帯状
の合金製造システムの不活性ガス雰囲気中を利用して実
施することができるので、従来のような薄帯状の合金製
造装置の系外における粉砕のためのみのガス雰囲気の設
定を行なう必要がなく、製造工程を簡略化することがで
きる。
【0011】前記粉砕された合金を収納する気密性の容
器とは、不活性ガス雰囲気中で収納された該不活性ガス
雰囲気を実質的に保持できる程度の気密性の容器であれ
ば良く、例えば気密シール可能なふたを有する容器等を
用いることができる。
【0012】本発明の製造システムにおいては、前記溶
融炉と、前記回転ロールとの間に、合金溶融物を溶融炉
から回転ロールに誘導するタンディッシュを設けること
ができる。このタンディッシュとしては、溶融炉からの
合金溶融物が流通するための底面部と、この底面部の両
側からの合金溶融物の流出を防止する側面部とを備える
通常のタンディッシュ等を用いることができる他、溶融
炉から流出してくる合金溶融物を一時的に貯湯するよう
に流速を遅延し、合金溶融物を回転ロールに略均一流量
で供給し得る構造としたタンディッシュを用いることも
できる。このような構造のタンディッシュとしては、前
記底面部に、例えば複数の合金溶融物流通通路を設けた
堰き板を設置した構造等を挙げることができる。
【0013】本発明の製造システムにおいては、前記粉
砕手段によって粉砕された合金を冷却するための冷却手
段を設けることができる。冷却手段としては、例えば粉
砕された合金を収容する収納容器の壁を中空構造とし、
該中空構造内に水や冷却ガス等の冷媒を流通させる管を
接続し得る構造としたもの等を挙げることができる。こ
の際、中空構造内に冷媒を供給し、排出する装置に接続
された管は、第1のチャンバー又は第2のチャンバーの
どちらに設置しても良く、冷却する際に収納容器と接続
すれば良い。また、収納容器に収納されている合金粉砕
物又は収納容器に落下してくる合金粉砕物に冷却ガス
(不活性ガス)を噴射する装置、若しくはこれら合金粉
砕物に送風することができる装置等の直接合金粉砕物に
ガスを供給して冷却する装置等を用いることもできる。
このような冷却手段を設けることにより、粉砕された合
金を収納した収納容器を製造システムの外へ搬出した
後、実質的に連続に合金を小わけ包装する際等に、収納
容器の放冷時間を短縮することができる。また密閉収納
容器における気密シール部分のゴム等の劣化を大幅に改
善することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の好ま
しい実施の形態を説明するが、本発明はこれに限定され
るものではない。
【0015】図1は、本発明の希土類金属含有合金を製
造するための製造システムの工程を説明する概略図であ
って、10は製造システムである。
【0016】製造システム10は、不活性ガス雰囲気下
及び減圧下にすることができる気密性の第1のチャンバ
ー11と、第2のチャンバー12とから基本的に構成す
る。第1のチャンバー11は、希土類金属含有合金原料
を溶融する溶融炉13と、溶融炉13から出湯する合金
溶融物17を薄帯状に冷却する回転ロール15と、溶融
炉13からの合金溶融物17を回転ロール15に誘導す
るタンディッシュ14と、回転ロール15から剥離して
くる薄帯状の希土類金属含有合金17aを、衝突するこ
とのみにより粉砕させる合金粉砕板16と、粉砕された
合金17bを収納する密閉可能な収納容器(18a,1
8b)とを備える。この第1のチャンバー11は、第2
のチャンバー12と連通する箇所に、気密性を保持でき
る開閉自在なシャッター11aを備える。
【0017】溶融炉13は、希土類金属含有合金原料を
溶融したのち、軸13aを中心に矢印A方向に傾倒し
て、合金溶融物17を略一定量づつタンディッシュ14
へ流通させうる構造となっている。
【0018】タンディッシュ14は、合金溶融物17が
側面から流出するのを防止する側面部を省略した断面図
で示しており、溶融炉13から流出してくる合金溶融物
17を整流させて回転ロール15に略均一量で供給する
ための堰き板14aを備えている。
【0019】回転ロール15は、外周面が銅等の合金溶
融物17を冷却しえる材料で形成され、一定角速度等で
回転可能な駆動装置(図示せず)を備えている。
【0020】合金粉砕板16は、回転ロール15から剥
離してくる希土類金属含有合金17aが連続的に衝突し
うる位置に設置された金属製の板状物である。この合金
粉砕板16の下方には、気密性の高い金属製の収納容器
18aを、矢印方向に移動可能に載置しており、粉砕さ
れた合金17bが収納容器18a内に満たされたのをセ
ンサー(図示せず)が感知することにより、シャッター
11aが開放し、収納容器18aが第2のチャンバー1
2内へ、また収納容器18bが合金粉砕板16の下方に
位置するようにそれぞれの収納容器を移動させるベルト
コンベアー装置(図示せず)を設置している。
【0021】一方、第2のチャンバーは、粉砕された合
金17bで満たされた収納容器18aに気密性のふた1
9を随時することができる装置(図示せず)を備え、密
閉された収納容器18aを製造システム10外へ出すた
めの開閉自在な気密性のシャッター12aを備える。こ
のふた19をすることができる装置は、第1のチャンバ
ー11内に設けることもできる。
【0022】この製造システム10には、収納容器(1
8a,18b)に加えて更に別の収納容器を順次第1の
チャンバー11内に供給するための第3のチャンバー
(図示せず)を第1のチャンバー11に連通するよう隣
接して設置することもできる。この第3のチャンバー
は、例えば第2のチャンバー12と同様に、不活性ガス
雰囲気下とすることができ、第1のチャンバー11と連
通する箇所には、前記気密性を保持できる開閉自在なシ
ャッター11aと同様なシャッター(図示せず)を設置
することができる。このシャッターにより、第1のチャ
ンバー内を不活性ガス雰囲気下に保持しながら製造シス
テム10外から順次収納容器を供給することができる。
【0023】製造システム10の第1のチャンバー又は
第2のチャンバー内には、収納容器18内に収納した、
粉砕された合金17bを冷却するための図2に示す冷却
装置20を設けることができる。この際、収納容器18
は、その壁が中空構造のものを用い、該中空構造内に冷
媒を流通しえるように冷媒搬入口18xと冷媒搬出口1
8yを備えている。冷却装置20は、収納容器18の壁
の中空構造内に水や冷却ガス等の冷媒を供給する管21
と、該中空構造部分から排出される冷媒を冷却装置に返
送する管22とを備え、管21及び22は、粉砕された
合金17bが収納容器18に収納された後、収納容器の
各口(18x,18y)に接続されて所定時間冷媒流通
によって冷却させることができる。この際図2中の矢印
は冷媒の流通状態を示す。
【0024】次に図1を参照して、希土類金属含有合金
の製造工程を説明する。
【0025】第1のチャンバー11内を所定の不活性ガ
ス雰囲気下及び減圧下にし、希土類金属、鉄、ニッケ
ル、コバルト、ホウ素等の希土類金属含有合金原料を溶
融した溶融炉13を、軸13aを中心に矢印A方向に徐
々に傾倒して合金溶融物17を連続的に出湯させる。出
湯した合金溶融物17は、タンディッシュ14に流通
し、堰き板14aによって整流されて、タンディッシュ
14から一定角速度で回転する回転ロール15の外周面
に連続的に流出し、該外周面により所定の冷却速度で冷
却されて薄帯状の希土類金属含有合金17aが形成され
る。薄帯状の希土類金属含有合金17aは、回転ロール
15の回転によって、連続的に剥離していき、その勢い
で合金粉砕板16に衝突して粉砕される。粉砕された合
金17bは、下方に載置された収納容器18a内に落下
していく。この際収納容器18a内に粉砕された合金1
7bが満たされる前に、第2のチャンバー12内を第1
のチャンバー11内と同様な不活性ガス雰囲気下及び減
圧下にしておく。収納容器18a内に粉砕された合金1
7bが満たされたことをセンサーが感知すると、シャッ
ター11aが開放し、収納容器18aが第2のチャンバ
ー12内に移動し、同時に空の収納容器18bが合金粉
砕板16の下方に移動する。
【0026】続いて、シャッター11aが閉鎖され、第
1のチャンバー11内では以上の工程が連続的に繰り返
される。一方、第2のチャンバー12内では、粉砕され
た合金17bを充填した収納容器18aに、気密性のふ
た19をする作業が自動的に行なわれる。収納容器18
aがふた19により密閉されたのち、第2のチャンバー
12内の雰囲気を大気に置換し、シャッター12aを開
放して収納容器18aを製造システム10外へ出し、次
の所定の製品とするための工程へ密閉状態で搬送する。
収納容器18aを第2のチャンバー12から搬出したの
ち、シャッター12aを閉鎖し、以上の工程を繰り返
す。
【0027】
【発明の効果】本発明の製造システムは、希土類金属含
有合金溶融物から粉砕された合金を得るまでを、所定の
不活性ガス雰囲気下で行なえる第1のチャンバーと、合
金を収納する気密性の収納容器と、該収納容器を搬出す
る第2のチャンバーとを備えるので、希土類金属含有の
製造時や、次工程への搬送中等における合金の酸化を十
分防止し、高性能な物性を示す希土類金属含有合金を、
容易に得ることができる。また不活性ガス雰囲気下にお
けるチャンバー内に合金の粉砕手段を備えるので、従来
のような薄帯状の合金製造装置の系外における粉砕のた
めのみのガス雰囲気の設定を行なう必要がなく、製造工
程を簡略化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の希土類金属含有合金を製造するための
製造システムの工程を説明する概略図である。
【図2】本発明の希土類金属含有合金を製造するための
製造システムにおいて、粉砕された合金の冷却手段の一
実施態様を示す概略図である。
【符号の説明】
10:製造システム 11:第1のチャンバー 12:第2のチャンバー 11a,12a;シャッター 13:溶融炉 14:タンディッシュ 15:回転ロール 16:合金粉砕板 17a:薄帯状の希土類金属含有合金 17b:粉砕された合金 18a,18b,18:収納容器 20:冷却装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H01M 4/38 H01M 4/38 A (56)参考文献 特開 平9−155513(JP,A) 特開 平8−229641(JP,A) 特開 平7−276011(JP,A) 特開 平5−337614(JP,A) 特開 平8−277403(JP,A) 実開 平2−123346(JP,U) 特表 平8−502693(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B22D 11/00 B22D 11/06 360 B22D 11/128 350 C22C 1/00 C22C 1/02 503 H01M 4/38

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 希土類金属含有合金原料を溶融する溶融
    炉と、溶融炉から出湯する合金溶融物を薄帯状に冷却す
    る回転ロールと、回転ロールで冷却された合金を粉砕す
    る粉砕手段と、粉砕された合金を収納する収納容器とを
    備える希土類金属含有合金の製造システムであって、前
    記溶融炉から合金溶融物を出湯させ、希土類金属含有合
    金を前記収納容器に収納するまでの全ての系を、不活性
    ガス雰囲気下に保持するように構成した第1のチャンバ
    ーと、前記収納容器を移動させ、システム外に取り出す
    ための不活性ガス雰囲気下にしうる第2のチャンバーと
    を有し、前記第1のチャンバーと第2のチャンバーとの
    間に各々のチャンバーを連通及び遮断しうる連通・遮断
    手段を設け、且つ前記収納容器を気密性容器としたこと
    を特徴とする希土類金属含有合金の製造システム。
  2. 【請求項2】 前記溶融炉と、前記回転ロールとの間
    に、合金溶融物を溶融炉から回転ロールに誘導するタン
    ディッシュを設けたことを特徴とする請求項1記載の希
    土類金属含有合金の製造システム。
  3. 【請求項3】 前記粉砕手段が、回転ロールから剥離し
    てくる薄帯状の希土類金属含有合金が連続的に衝突する
    ことのみにより随時粉砕されうる合金衝突面を備えてい
    ることを特徴とする請求項1又は2記載の希土類金属含
    有合金の製造システム。
  4. 【請求項4】 前記粉砕手段により粉砕された合金を冷
    却する冷却手段を設けたことを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか1項記載の希土類金属含有合金の製造システ
    ム。
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WO2003100103A1 (fr) * 2002-05-29 2003-12-04 Santoku Corporation Systeme de production d'un alliage contenant un metal du groupe des terres rares

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