JP3198650B2 - コンピュータ制御電子機器 - Google Patents
コンピュータ制御電子機器Info
- Publication number
- JP3198650B2 JP3198650B2 JP22913692A JP22913692A JP3198650B2 JP 3198650 B2 JP3198650 B2 JP 3198650B2 JP 22913692 A JP22913692 A JP 22913692A JP 22913692 A JP22913692 A JP 22913692A JP 3198650 B2 JP3198650 B2 JP 3198650B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lid
- disk
- cassette
- computer
- loading
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ制御電子
機器に関し、例えば、ディスクやＩＣカードやカセット
ＲＯＭ等を用いて、所望の映像信号や音声信号等を記録
した記録媒体を操作するコンピュータ制御電子機器に関
するものである。
機器に関し、例えば、ディスクやＩＣカードやカセット
ＲＯＭ等を用いて、所望の映像信号や音声信号等を記録
した記録媒体を操作するコンピュータ制御電子機器に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】最近は、記録媒体の高級化、大容量化に
ともなって、外部記憶媒体として、ディスクやＩＣカー
ドやカセットＲＯＭ等が用いられるようになり、また、
オーデオ＋ビデオ、アミューズメント＋コンピュータな
どの複合を目指した情報ソフトの開発などがなされてい
る。特に将来に向けての多様性を期待して、ディスク対
応のコンピュータ制御電子機器とＩＣカードやカセット
ＲＯＭ対応のコンピュータ制御電子機器とを接続できる
構成のコンピュータ制御電子機器が提唱されている。
ともなって、外部記憶媒体として、ディスクやＩＣカー
ドやカセットＲＯＭ等が用いられるようになり、また、
オーデオ＋ビデオ、アミューズメント＋コンピュータな
どの複合を目指した情報ソフトの開発などがなされてい
る。特に将来に向けての多様性を期待して、ディスク対
応のコンピュータ制御電子機器とＩＣカードやカセット
ＲＯＭ対応のコンピュータ制御電子機器とを接続できる
構成のコンピュータ制御電子機器が提唱されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなコンピュータ制御電子機器は、ディスク対応のコン
ピュータ制御電子機器ではディスク蓋のロック用の部品
が必要であり、またＩＣカードやカセットＲＯＭ対応の
コンピュータ制御電子機器ではカセットＲＯＭ等のエジ
ェクト用の部品が必要であるという問題点がある。
うなコンピュータ制御電子機器は、ディスク対応のコン
ピュータ制御電子機器ではディスク蓋のロック用の部品
が必要であり、またＩＣカードやカセットＲＯＭ対応の
コンピュータ制御電子機器ではカセットＲＯＭ等のエジ
ェクト用の部品が必要であるという問題点がある。
【０００４】本発明はこのような従来技術の課題に鑑み
なされたもので、ディスク対応のコンピュータ制御電子
機器とＩＣカードやカセットＲＯＭ対応のコンピュータ
制御電子機器とを一体型に構成することで、カセットＲ
ＯＭ等のエジェクト用の部品が不要となり、また誤った
操作を回避して装置の損傷を未然に防止できるように工
夫したコンピュータ制御電子機器を提供することを目的
とするものである。
なされたもので、ディスク対応のコンピュータ制御電子
機器とＩＣカードやカセットＲＯＭ対応のコンピュータ
制御電子機器とを一体型に構成することで、カセットＲ
ＯＭ等のエジェクト用の部品が不要となり、また誤った
操作を回避して装置の損傷を未然に防止できるように工
夫したコンピュータ制御電子機器を提供することを目的
とするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】請求項１記載の本発明
は、機体内に設けた装填機構に対向してディスクを載置
する載置部を有し、該載置部に対向して開閉される蓋体
を前記機体に枢支すると共に、載置部の内部にＩＣカー
ドやカセットＲＯＭ等を装填する装填部を装備し、かつ
前記蓋体に装填口を装備したことを特徴とする。また、
請求項２記載の発明は、前記蓋体は、その開放状態では
前記装填部に対するカセットＲＯＭ等の装填を阻止する
ように、その開放角度が制限されていることを特徴とす
る。また、請求項３記載の発明は、前記装填部に対して
カセットＲＯＭ等をロックする機構は、同時に前記蓋体
をその閉塞状態にロックするように構成されていること
を特徴とする。請求項４記載の本発明は、ディスク記録
媒体対応のコンピュータ制御電子機器において、ディス
ク記録媒体であるディスクを載置する載置部を有し、前
記ディスク載置部に設けられた蓋体と、前記蓋体に、Ｉ
ＣカードやカセットＲＯＭ等のカセット型記録媒体を装
填する装填口を設けたことを特徴とする。さらに請求項
５記載の本発明は、ディスク記録媒体対応のコンピュー
タ制御電子機器において、ディスクを載置する載置部を
有し、前記ディスク載置部に設けられた蓋体と、ＩＣカ
ードやカセット型記録媒体を装填部からエジェクトする
ための係合支持部材と、前記蓋体が開放側に動作したと
きに、前記係合支持部材でＩＣカードやカセット型記録
媒体を装填部からエジェクトするためのエジェクト機構
とを有する、ことを特徴とする。
は、機体内に設けた装填機構に対向してディスクを載置
する載置部を有し、該載置部に対向して開閉される蓋体
を前記機体に枢支すると共に、載置部の内部にＩＣカー
ドやカセットＲＯＭ等を装填する装填部を装備し、かつ
前記蓋体に装填口を装備したことを特徴とする。また、
請求項２記載の発明は、前記蓋体は、その開放状態では
前記装填部に対するカセットＲＯＭ等の装填を阻止する
ように、その開放角度が制限されていることを特徴とす
る。また、請求項３記載の発明は、前記装填部に対して
カセットＲＯＭ等をロックする機構は、同時に前記蓋体
をその閉塞状態にロックするように構成されていること
を特徴とする。請求項４記載の本発明は、ディスク記録
媒体対応のコンピュータ制御電子機器において、ディス
ク記録媒体であるディスクを載置する載置部を有し、前
記ディスク載置部に設けられた蓋体と、前記蓋体に、Ｉ
ＣカードやカセットＲＯＭ等のカセット型記録媒体を装
填する装填口を設けたことを特徴とする。さらに請求項
５記載の本発明は、ディスク記録媒体対応のコンピュー
タ制御電子機器において、ディスクを載置する載置部を
有し、前記ディスク載置部に設けられた蓋体と、ＩＣカ
ードやカセット型記録媒体を装填部からエジェクトする
ための係合支持部材と、前記蓋体が開放側に動作したと
きに、前記係合支持部材でＩＣカードやカセット型記録
媒体を装填部からエジェクトするためのエジェクト機構
とを有する、ことを特徴とする。
【０００６】
【作用】請求項１記載の発明では、ディスク対応のコン
ピュータ制御電子機器とＩＣカードやカセットＲＯＭ対
応のコンピュータ制御電子機器とを一体型構成とするこ
とにより、ディスク蓋とカセットＲＯＭのエジェクト機
構とを兼用できると共にコンパクトに設計できる。ま
た、請求項２記載の発明では、蓋体を閉塞しない限りカ
セットＲＯＭ等の装填を行なうことができないのでディ
スクの出入り後でなければ、カセットＲＯＭ等の装填が
行なえない。更に、請求項３記載の発明では、装填部に
対するカセットＲＯＭ等のロックを解除しなければ、蓋
体を開放することができないので操作順序はおのずと制
限され、未熟な操作者でも間違いなくディスクおよびカ
セットＲＯＭ等の装填および取出しが行なえることにな
る。さらにまた、請求項4記載の発明では、ディスク記
録媒体対応のコンピュータ制御電子機器において、ディ
スクを載置する載置部を有し、前記ディスク載置部に設
けられた蓋体と、前記蓋体に、ＩＣカードやカセット型
記録媒体を装填する装填口を設けたことで、ディスク蓋
とＩＣカードやカセットＲＯＭ等のエジェクト機構とを
兼用できると共にコンパクトに設計できる。さらに請求
項５記載の発明では、ディスク記録媒体対応のコンピュ
ータ制御電子機器において、ディスクを載置する載置部
を有し、前記ディスク載置部に設けられた蓋体と、ＩＣ
カードやカセット型記録媒体を装填部からエジェクトす
るための係合支持部材と、前記蓋体が開放側に動作した
ときに、前記係合支持部材でＩＣカードやカセット型記
録媒体を装填部からエジェクトするためのエジェクト機
構とを有することで、蓋体の開放時に装填部に装填され
ているＩＣカードやカセット型記憶媒体を同じに装填部
からエジェクトする。
ピュータ制御電子機器とＩＣカードやカセットＲＯＭ対
応のコンピュータ制御電子機器とを一体型構成とするこ
とにより、ディスク蓋とカセットＲＯＭのエジェクト機
構とを兼用できると共にコンパクトに設計できる。ま
た、請求項２記載の発明では、蓋体を閉塞しない限りカ
セットＲＯＭ等の装填を行なうことができないのでディ
スクの出入り後でなければ、カセットＲＯＭ等の装填が
行なえない。更に、請求項３記載の発明では、装填部に
対するカセットＲＯＭ等のロックを解除しなければ、蓋
体を開放することができないので操作順序はおのずと制
限され、未熟な操作者でも間違いなくディスクおよびカ
セットＲＯＭ等の装填および取出しが行なえることにな
る。さらにまた、請求項4記載の発明では、ディスク記
録媒体対応のコンピュータ制御電子機器において、ディ
スクを載置する載置部を有し、前記ディスク載置部に設
けられた蓋体と、前記蓋体に、ＩＣカードやカセット型
記録媒体を装填する装填口を設けたことで、ディスク蓋
とＩＣカードやカセットＲＯＭ等のエジェクト機構とを
兼用できると共にコンパクトに設計できる。さらに請求
項５記載の発明では、ディスク記録媒体対応のコンピュ
ータ制御電子機器において、ディスクを載置する載置部
を有し、前記ディスク載置部に設けられた蓋体と、ＩＣ
カードやカセット型記録媒体を装填部からエジェクトす
るための係合支持部材と、前記蓋体が開放側に動作した
ときに、前記係合支持部材でＩＣカードやカセット型記
録媒体を装填部からエジェクトするためのエジェクト機
構とを有することで、蓋体の開放時に装填部に装填され
ているＩＣカードやカセット型記憶媒体を同じに装填部
からエジェクトする。
【０００７】
【実施例】以下、本発明の実施例に基づき説明する。図
１〜４はコンピュータ制御電子機器の一実施例を示す図
である。まず、構成について説明する。１はディスク
（Ｄ）およびカセットＲＯＭ（Ｒ）を用いる複合式のコ
ンピュータ制御電子機器であり、その電子機器１の上面
には、ディスク装填機構２に対応した載置部２Ａが開口
しており、そこに対向して開閉される蓋体３が枢軸３Ａ
を介して電子機器１のハウジング４に取り付けられてい
る。ディスク装填機構２は載置部２Ａに対向するステー
ジ部分に位置して、コンパクト・ディスク（Ｄ）載置用
のチャッキング部２Ｂを具備し、これをスピンドルモー
タ２Ｃで駆動する構成になっている。また、蓋体３の枢
支側に位置して、ステージ部分にはカセットＲＯＭを装
填する装填部５が設けてあり、これに対応して蓋体３に
はカセットＲＯＭ等の装填口６が開口してある。
１〜４はコンピュータ制御電子機器の一実施例を示す図
である。まず、構成について説明する。１はディスク
（Ｄ）およびカセットＲＯＭ（Ｒ）を用いる複合式のコ
ンピュータ制御電子機器であり、その電子機器１の上面
には、ディスク装填機構２に対応した載置部２Ａが開口
しており、そこに対向して開閉される蓋体３が枢軸３Ａ
を介して電子機器１のハウジング４に取り付けられてい
る。ディスク装填機構２は載置部２Ａに対向するステー
ジ部分に位置して、コンパクト・ディスク（Ｄ）載置用
のチャッキング部２Ｂを具備し、これをスピンドルモー
タ２Ｃで駆動する構成になっている。また、蓋体３の枢
支側に位置して、ステージ部分にはカセットＲＯＭを装
填する装填部５が設けてあり、これに対応して蓋体３に
はカセットＲＯＭ等の装填口６が開口してある。
【０００８】また、ハウジング４には載置部２Ａの一側
に位置して、蓋体３の開閉ロック機構７およびカセット
ＲＯＭ（Ｒ）のロック機構８が装備されている。開閉ロ
ック機構７は、上端をハウジング４の上面に臨ませたオ
ープン・ノブ７Ａを、ハウジング４内に上下動可能に支
持しており、また、オープン・ノブ７Ａの下端をロック
レバー７Ｂ上に対応している。ロックレバー７Ｂは水平
に配置した枢軸７Ｃに設けられたもので、枢軸７Ｃには
蓋体３の前縁に形成した係合孔３Ｂに係脱自在に係合す
るフック部７Ｄ、および蓋体３の内面に押されて弾性力
を蓄勢してフック部７Ｄを係合方向に弾持する板ばね部
材７Ｅを装備している。また、ロック機構８は蓋体３の
一側において、その縁と平行にハウジング４内にロック
レバー８Ａを配設し、これを枢軸８Ｄ周りで回動できる
ようにハジング４内に支持するとともに、ロックレバー
８Ａにロック爪８Ｂおよび８Ｃを設けており、ロックレ
バー８Ａの回動でロック爪８Ｂを蓋体３の側縁に形成し
た係合孔３Ｃに係脱自在に係合できるようにしてあり、
また、ロック爪８ＣをカセットＲＯＭ装填部５に接続し
たカセットＲＯＭ（Ｒ）の係合溝Ｒ１に係脱自在に係合
できるようにしてある。
に位置して、蓋体３の開閉ロック機構７およびカセット
ＲＯＭ（Ｒ）のロック機構８が装備されている。開閉ロ
ック機構７は、上端をハウジング４の上面に臨ませたオ
ープン・ノブ７Ａを、ハウジング４内に上下動可能に支
持しており、また、オープン・ノブ７Ａの下端をロック
レバー７Ｂ上に対応している。ロックレバー７Ｂは水平
に配置した枢軸７Ｃに設けられたもので、枢軸７Ｃには
蓋体３の前縁に形成した係合孔３Ｂに係脱自在に係合す
るフック部７Ｄ、および蓋体３の内面に押されて弾性力
を蓄勢してフック部７Ｄを係合方向に弾持する板ばね部
材７Ｅを装備している。また、ロック機構８は蓋体３の
一側において、その縁と平行にハウジング４内にロック
レバー８Ａを配設し、これを枢軸８Ｄ周りで回動できる
ようにハジング４内に支持するとともに、ロックレバー
８Ａにロック爪８Ｂおよび８Ｃを設けており、ロックレ
バー８Ａの回動でロック爪８Ｂを蓋体３の側縁に形成し
た係合孔３Ｃに係脱自在に係合できるようにしてあり、
また、ロック爪８ＣをカセットＲＯＭ装填部５に接続し
たカセットＲＯＭ（Ｒ）の係合溝Ｒ１に係脱自在に係合
できるようにしてある。
【０００９】なお、この実施例では、ロックレバー８Ａ
の他端に形成した連結孔８Ｅには、パワー・スイッチ９
の操作部を兼ねる切換え操作子１０の係合部１０Ａが係
合されている。切換え操作子１０はハウジング４の上面
に形成したガイドスリット１１に対して摺動できるつま
み部１０Ｂを備えていて、これを左右に移動することで
ロックレバー８Ａを揺動し各ロック爪の係合や離脱を行
なえるようになっており、同時にスイッチ９のオン・オ
フ切換えができるようになっている。また、蓋体３には
その開放動作の初段階でカセットＲＯＭ装填部５からカ
セットＲＯＭＲをエゼクトするために、カセットＲＯＭ
Ｒの両側に係合するＬ字形の係合支持部材１２が設けら
れている。また、蓋体３を所要角度に開放した状態（こ
の開放状態ではチャッキング部２Ｂに対するコンパクト
・ディスクＤの装填、離脱を行なうことができる）で、
その開放動作を規制するための工夫がなされている。こ
れは、この実施例では、枢支側の蓋体３の後縁がハウジ
ング４に形成した段部４Ａに衝接することで達成される
（図３参照）。
の他端に形成した連結孔８Ｅには、パワー・スイッチ９
の操作部を兼ねる切換え操作子１０の係合部１０Ａが係
合されている。切換え操作子１０はハウジング４の上面
に形成したガイドスリット１１に対して摺動できるつま
み部１０Ｂを備えていて、これを左右に移動することで
ロックレバー８Ａを揺動し各ロック爪の係合や離脱を行
なえるようになっており、同時にスイッチ９のオン・オ
フ切換えができるようになっている。また、蓋体３には
その開放動作の初段階でカセットＲＯＭ装填部５からカ
セットＲＯＭＲをエゼクトするために、カセットＲＯＭ
Ｒの両側に係合するＬ字形の係合支持部材１２が設けら
れている。また、蓋体３を所要角度に開放した状態（こ
の開放状態ではチャッキング部２Ｂに対するコンパクト
・ディスクＤの装填、離脱を行なうことができる）で、
その開放動作を規制するための工夫がなされている。こ
れは、この実施例では、枢支側の蓋体３の後縁がハウジ
ング４に形成した段部４Ａに衝接することで達成される
（図３参照）。
【００１０】次に、作用について説明する。このような
構成では、チャッキング部２Ｂ上にコンパクト・ディス
クＤを装填した状態で蓋体３を閉じると、板ばね部材７
Ｅが押された状態でフック部７Ｄが係合孔３Ｂに係合す
る。この状態でカセットＲＯＭの装填口６からカセット
ＲＯＭ（Ｒ）を差し込み、装填部５に接続する。このよ
うにして、コンパクト・ディスク（Ｄ）およびカセット
ＲＯＭ（Ｒ）の装填がなされた状態でパワー・スイッチ
９をオン状態に切換えるため、切換え操作子１０を操作
すると（図３参照）、ロックレバー８Ａが回動し、これ
によってロック爪８Ｂが係合孔３Ｃに係合してロック爪
８Ｃが係合溝Ｒ１に係合する。このため、電源がオンし
ている状態でオープン・ノブ７Ａを誤って操作して蓋体
３を開放しようとしても、ロック爪８Ｂがロック状態に
あり、蓋体の開放を阻止する。また、カセットＲＯＭ
（Ｒ）を装填部５から離脱しようとしても、ロック爪８
Ｃの係合でこれが阻止される。
構成では、チャッキング部２Ｂ上にコンパクト・ディス
クＤを装填した状態で蓋体３を閉じると、板ばね部材７
Ｅが押された状態でフック部７Ｄが係合孔３Ｂに係合す
る。この状態でカセットＲＯＭの装填口６からカセット
ＲＯＭ（Ｒ）を差し込み、装填部５に接続する。このよ
うにして、コンパクト・ディスク（Ｄ）およびカセット
ＲＯＭ（Ｒ）の装填がなされた状態でパワー・スイッチ
９をオン状態に切換えるため、切換え操作子１０を操作
すると（図３参照）、ロックレバー８Ａが回動し、これ
によってロック爪８Ｂが係合孔３Ｃに係合してロック爪
８Ｃが係合溝Ｒ１に係合する。このため、電源がオンし
ている状態でオープン・ノブ７Ａを誤って操作して蓋体
３を開放しようとしても、ロック爪８Ｂがロック状態に
あり、蓋体の開放を阻止する。また、カセットＲＯＭ
（Ｒ）を装填部５から離脱しようとしても、ロック爪８
Ｃの係合でこれが阻止される。
【００１１】また、パワー・スイッチ９をオフするた
め、切換え操作子１０を操作してロック爪８Ｂおよび８
Ｃの係合を解除すると共に、オープン・ノブ７Ａを押し
てフック部７Ｄを係合孔３Ｂから離脱すると、板ばね部
材７Ｅの働きで蓋体３は若干開放側に動作し、これによ
って係合支持部材１２でカセットＲＯＭ（Ｒ）を押し上
げ装填部５からエジェクトする。然る後、蓋体３を大き
く開放してデッキ２Ｂに対するコンパクト・ディスク
（Ｄ）の着脱操作を行なうことができる。この場合、ロ
ック機構８を解除しない限り蓋体３を開放できないし、
カセットＲＯＭ（Ｒ）の取出しも阻止される。また、蓋
体３を開放状態にしてもその開放角度が制限されている
から、その状態では装填部５にカセットＲＯＭ（Ｒ）を
装填することができない。このようにして操作順序が規
制されるために、未熟な操作者が操作しても誤操作を避
けることができ、装置の損傷が回避できる。
め、切換え操作子１０を操作してロック爪８Ｂおよび８
Ｃの係合を解除すると共に、オープン・ノブ７Ａを押し
てフック部７Ｄを係合孔３Ｂから離脱すると、板ばね部
材７Ｅの働きで蓋体３は若干開放側に動作し、これによ
って係合支持部材１２でカセットＲＯＭ（Ｒ）を押し上
げ装填部５からエジェクトする。然る後、蓋体３を大き
く開放してデッキ２Ｂに対するコンパクト・ディスク
（Ｄ）の着脱操作を行なうことができる。この場合、ロ
ック機構８を解除しない限り蓋体３を開放できないし、
カセットＲＯＭ（Ｒ）の取出しも阻止される。また、蓋
体３を開放状態にしてもその開放角度が制限されている
から、その状態では装填部５にカセットＲＯＭ（Ｒ）を
装填することができない。このようにして操作順序が規
制されるために、未熟な操作者が操作しても誤操作を避
けることができ、装置の損傷が回避できる。
【００１２】
【発明の効果】請求項１記載の発明によれば、ディスク
対応のコンピュータ制御電子機器とＩＣカードやカセッ
トＲＯＭ対応のコンピュータ制御電子機器とを一体型構
成とすることにより、ディスク蓋とカセットＲＯＭのエ
ジェクト機構とを兼用できると共にコンパクトに設計で
きる。また、請求項２記載の発明によれば、蓋体は、開
放状態では装填部に対するカセットＲＯＭ等の装填を阻
止するようにその開放角度を制限することにより、蓋体
を閉塞状態にしないとカセットＲＯＭをそのカセットＲ
ＯＭ装填部に装填できないように規制することができ
る。また、請求項３記載の発明によれば、カセットＲＯ
Ｍ等の装填部に対してカセットＲＯＭ等をロックする機
構を、同時に蓋体をその閉塞状態にロックするように構
成することにより、カセットＲＯＭ等が装填部に装填さ
れている状態で蓋体が開放されないように規制すること
ができ、誤った操作を回避して装置の損傷を未然に防止
できる。さらにまた、請求項４記載の発明によれば、デ
ィスク記録媒体対応のコンピュータ制御電子機器におい
て、ディスク記録媒体とＩＣカードやカセット型記録媒
体のいずれでも使用することができ、記録媒体の形状に
汎用性が高い。
対応のコンピュータ制御電子機器とＩＣカードやカセッ
トＲＯＭ対応のコンピュータ制御電子機器とを一体型構
成とすることにより、ディスク蓋とカセットＲＯＭのエ
ジェクト機構とを兼用できると共にコンパクトに設計で
きる。また、請求項２記載の発明によれば、蓋体は、開
放状態では装填部に対するカセットＲＯＭ等の装填を阻
止するようにその開放角度を制限することにより、蓋体
を閉塞状態にしないとカセットＲＯＭをそのカセットＲ
ＯＭ装填部に装填できないように規制することができ
る。また、請求項３記載の発明によれば、カセットＲＯ
Ｍ等の装填部に対してカセットＲＯＭ等をロックする機
構を、同時に蓋体をその閉塞状態にロックするように構
成することにより、カセットＲＯＭ等が装填部に装填さ
れている状態で蓋体が開放されないように規制すること
ができ、誤った操作を回避して装置の損傷を未然に防止
できる。さらにまた、請求項４記載の発明によれば、デ
ィスク記録媒体対応のコンピュータ制御電子機器におい
て、ディスク記録媒体とＩＣカードやカセット型記録媒
体のいずれでも使用することができ、記録媒体の形状に
汎用性が高い。
【図１】本発明に係るコンピュータ制御電子機器の一実
施例を示す要部斜視図である。
施例を示す要部斜視図である。
【図２】図１に示す実施例の平面図である。
【図３】図１に示す実施例の側板を除いた一部断面図を
含む側面図である。
含む側面図である。
【図４】図１に示す実施例のロック爪のロック状態を示
す要部断面図である。
す要部断面図である。
１ コンピュータ制御電子機器 ２ ディスク装填機構 ２Ａ 載置部 ３ 蓋体 ５ （カセットＲＯＭ等の）装填部 ６ （カセットＲＯＭ等の）装填口 ７ 開閉ロック機構 ８ ロック機構 Ｄ ディスク Ｒ カセットＲＯＭ（あるいはＩＣカード等）
Claims (5)
- 【請求項１】 機体内に設けた装填機構に対向してディ
スクを載置する載置部を有し、該載置部に対向して開閉
される蓋体を前記機体に枢支すると共に、載置部の内側
にＩＣカードやカセットＲＯＭ等を装填する装填部を装
備し、かつ前記蓋体に装填口を装備したことを特徴とす
るコンピュータ制御電子機器。 - 【請求項２】 前記蓋体は、その開放状態では前記装填
部に対するカセットＲＯＭ等の装填を阻止するように、
その開放角度が制限されていることを特徴とする請求項
１記載のコンピュータ制御電子機器。 - 【請求項３】 前記装填部に対してカセットＲＯＭ等を
ロックする機構は、同時に前記蓋体をその閉塞状態にロ
ックするように構成されていることを特徴とする請求項
１または２記載のコンピュータ制御電子機器。 - 【請求項４】 ディスク記録媒体対応のコンピュータ制
御電子機器において、 ディスクを載置する載置部を有し、 前記ディスク載置部に設けられた蓋体と、 前記蓋体に、ＩＣカードやカセット型記録媒体を装填す
る装填口を設けたことを特徴とするコンピュータ制御電
子機器。 - 【請求項５】 ディスク記録媒体対応のコンピュータ制
御電子機器において、 ディスクを載置する載置部を有し、 前記ディスク載置部に設けられた蓋体と、 ＩＣカードやカセット型記録媒体を装填部からエジェク
トするための係合支持部材と、 前記蓋体が開放側に動作したときに、前記係合支持部材
でＩＣカードやカセット型記録媒体を装填部からエジェ
クトするためのエジェクト機構とを有する、ことを特徴
とするコンピュータ制御電子機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22913692A JP3198650B2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | コンピュータ制御電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP22913692A JP3198650B2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | コンピュータ制御電子機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0659777A JPH0659777A (ja) | 1994-03-04 |
| JP3198650B2 true JP3198650B2 (ja) | 2001-08-13 |
Family
ID=16887328
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP22913692A Expired - Fee Related JP3198650B2 (ja) | 1992-08-05 | 1992-08-05 | コンピュータ制御電子機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3198650B2 (ja) |
-
1992
- 1992-08-05 JP JP22913692A patent/JP3198650B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0659777A (ja) | 1994-03-04 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2910114B2 (ja) | 電子機器 | |
| US5140478A (en) | Magnetic disk drive comprising magnetic disk cartridge and driving device which drives the disk cartridge and prevents external vibration from being transmitted to the disk cartridge | |
| US5113297A (en) | Magnetic disk drive having a mechanism for preventing a disk cartridge from being inserted therein with wrong orientation and for fixing the disk cartridge inserted therein with correct orientation | |
| JPS5812662B2 (ja) | デイスク・カ−トリツジ記録・再生装置 | |
| US6967681B2 (en) | Electronic equipment for loading thereon a recording medium employing a solid-state memory element | |
| JP3158293B2 (ja) | ディスクカートリッジ着脱装置 | |
| JP3198650B2 (ja) | コンピュータ制御電子機器 | |
| JP2003058828A (ja) | 記憶媒体のローディング装置及び方法、記録及び／又は再生装置 | |
| JP2002288593A (ja) | 電子機器 | |
| KR20010085945A (ko) | 기록 및/또는 재생장치 및 기억매체의 로딩방법 | |
| JPH1116333A (ja) | 記録担体用の再生装置 | |
| JPH09251766A (ja) | 車載用電子機器 | |
| JPH0519781B2 (ja) | ||
| JP2903585B2 (ja) | ディスクのローディング機構 | |
| JP3131101B2 (ja) | 車載用電子機器 | |
| JP3515016B2 (ja) | 記録媒体の記録・再生装置 | |
| JP3885635B2 (ja) | ディスク装置 | |
| JP2742339B2 (ja) | 記憶媒体ドライブ装置 | |
| JP3796603B2 (ja) | 情報ディスク装置 | |
| KR100788649B1 (ko) | 광 디스크 드라이브 | |
| JP3838080B2 (ja) | 記憶媒体のローディング方法及びローディング装置並びに記録及び／又は再生装置 | |
| KR100402403B1 (ko) | 기록/재생장치 | |
| JP2971304B2 (ja) | ディスク再生装置 | |
| JP2515598B2 (ja) | 磁気ディスク装置 | |
| JP2707571B2 (ja) | ディスク状記録媒体駆動装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010515 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |