JP3197876B2 - ブーム式作業機の表示装置 - Google Patents

ブーム式作業機の表示装置

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JP3197876B2 JP02547999A JP2547999A JP3197876B2 JP 3197876 B2 JP3197876 B2 JP 3197876B2 JP 02547999 A JP02547999 A JP 02547999A JP 2547999 A JP2547999 A JP 2547999A JP 3197876 B2 JP3197876 B2 JP 3197876B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、クレーン車等の
ブーム式作業機において作業機各部の作動状態等を表示
する表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にクレーン車などの所謂ブーム式作
業機には当該ブームを使用した作業が安全限界に達した
時にはブームの危険側への操作を禁止する自動過負荷防
止装置が設けられているとともにモーメント(安全度
%)、起伏角、ブーム長さ、作業半径、定格荷重、実荷
重などの各種データを表示する表示装置が設けられてい
る。
【0003】該従来の表示装置は、例えば図20に示す
ように構成されていた。
【0004】すなわち、図中先ず符号31は例えば当該
作業機(クレーン車)のキャビン内インストルメントパ
ネル部に設置された表示パネルであり、該表示パネル3
1には当該作業機のスケルトン表示32が設けられ、該
作業機のスケルトン表示32の各部に対応して起伏角表
示部33、ブーム長さ表示部34、作業半径表示部3
5、定格荷重表示部37、実荷重表示部38などが設け
られている一方、それらの上部に位置してモーメント
(安全度%)表示部39が設けられている。
【0005】そして、上記起伏角表示部33、ブーム長
さ表示部34、作業半径表示部35、定格荷重表示部3
7、実荷重表示部38等の各表示部は、例えば図示のよ
うに7セグメントの液晶ディスプレイによる数値表示構
造が採用されている一方、負荷モーメント表示部39は
複数の方形カラー液晶セグメント(2色)又は方形LE
Dユニット(2色)を左右に直列に所定長さ配設して構
成したバーグラフ方式の表示構造が採用されている。
【0006】また、上記負荷モーメント表示部(安全度
表示部)39は、上記自動過負荷防止装置によって検出
された作業負荷(ブームモーメント)が所定の基準値付
近又はそれを越えるようになると当該表示部の表示色を
それ以下の値とは異なる目立ち易い色でレベル表示する
ことにより、作業者に注意を喚起するようにしていた。
【0007】一方、上記クレーン車等のブーム式作業機
においては、車体上に搭載された作業機のブーム等各作
動部を作業者の操作に応じて任意に作動させるようにな
っているが、作業者は上記作動操作を行ったときに当該
各作動部が実際にどのような作動状態にあるかを把握す
る必要がある。
【0008】また、上記のような作業機においては、各
作動部等に異常が生じた場合に、当該異常の発生と内容
を、その他の情報に優先して作業者が知る必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】そこで、作業者が各作
動部の作業操作を行ったときに、各作動部が実際にどの
ような状態にあるかを、上述のような表示装置を活用し
て作業者が把握することができるようにすることが望ま
しい。また、各作動部等の異常発生時にもその異常の
生と内容を上述のような表示装置を活用して作業者が
先的に把握できるようにすることが望ましい。
【0010】本願発明は、このような事情に基いてなさ
れたもので、上記作業機各部の作動状態や異常状態に関
連する複数の情報を、優先度を付けて作業者に対して適
切に表示することができるようにし、さらには、そのよ
うにした場合において特に異常状態に関連する情報の表
示を他の情報の表示に優先して表示できるようにしたブ
ーム式作業機の表示装置を提供することを目的とするも
のである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本願発明は、以上のよう
な目的を達成するために、次のような課題解決手段を備
えて構成されている。
【0012】(1) 請求項1の発明 該発明のブーム式作業機の表示装置は、作業機各部の作
動状態を検出する作動状態検出手段と、この作動状態検
出手段により検出された作業機各部の作動状態を表示す
るディスプレイ手段とを有してなるブーム式作業機の表
示装置において、上記ディスプレイ手段における表示
が、上記作業機のイラスト画像表示と上記作業機各部の
作動状態に関連する文字情報表示とからなり、上記イラ
スト画像表示については、上記作業機各部の作動量が上
記イラスト画像表示上の対応する箇所に数値を用いて表
示されるようになっている一方、上記文字情報表示につ
いては、表示される文字情報に優先度を付け、複数の情
報の文字情報が必要なときには優先度の高いものを選択
して表示するようになっている。
【0013】(2) 請求項2の発明 該発明のブーム式作業機の表示装置は、上記請求項1の
発明の構成において、上記作業機各部の異常の有無を検
出する異常検出手段を有し、上記優先度の高い文字情報
が、該異常検出手段により検出された異常検出情報とな
っている。
【0014】
【作用】(1) 請求項1の発明 該発明のブーム式作業機の表示装置の構成では、作業機
各部の作動状態を検出する作動状態検出手段と、この作
動状態検出手段により検出された作業機各部の作動状態
を表示するディスプレイ手段とを有してなるブーム式作
業機の表示装置において、上記ディスプレイ手段におけ
る表示が、上記作業機のイラスト画像表示と上記作業機
各部の作動状態に関連する文字情報表示とからなり、上
記イラスト画像表示については、上記作業機各部の作動
量が上記イラスト画像表示上の対応する箇所に数値を用
いて表示されるようになっている一方、上記文字情報表
示については、表示される文字情報に優先度を付け、複
数の情報の文字情報が必要なときには優先度の高いもの
を選択して表示するようになっている。
【0015】したがって、作業中に作業者が作業機の作
業操作を行ったときには、先ず同作業操作に伴う当該作
業機各部の作動量が上記ディスプレイ手段のイラスト画
像表示上において当該作業機各部の対応する作動箇所に
数値で表示される一方、作業機各部の作動状態に関連す
る文字情報表示については、複数の文字情報が必要な場
合には、優先度の高い情報の方が優先して選択表示され
る。
【0016】そのため、例えば異常メッセージ等の本来
的に優先するべき文字情報の表示に便利となる。
【0017】(2) 請求項2の発明 該発明のブーム式作業機の表示装置の構成では、上記請
求項1の発明の構成において、上記作業機各部の異常の
有無を検出する異常検出手段を有し、上記優先度の高い
文字情報が、該異常検出手段により検出された異常検出
情報となっている。
【0018】したがって、正常情報と異常情報との複数
の情報があった場合には、確実に緊急度の高い異常情報
の方が優先して表示されるようになる。
【0019】
【発明の効果】以上の結果、本願発明のブーム式作業機
の表示装置によれば、表示装置の有効活用が可能にな
り、その利便性を向上させることができる。
【0020】
【実施例】(1) 第1実施例 図1〜図17は本願発明の第1実施例に係るブーム式作
業機の表示装置の構成と動作を示している。
【0021】先ず図1は、同表示装置における表示部2
と該表示部2の表示状態を制御する表示部制御回路3、
該表示部制御回路3を作動させる過負荷検出回路4、該
過負荷検出回路4によって過負荷状態が検出された時に
当該作業機のブームの危険側への操作を停止させる自動
停止回路5の各構成およびそれら相互の制御的な接続関
係を示している。
【0022】表示部2は、例えば文字表示およびバーグ
ラフ表示の2種の表示機能を備えた16桁の表示セルを
使用して構成された単色液晶ディスプレイ(液晶式文字
表示器)よりなる安全度表示部2A、7セグメント3桁
の表示セルを使用して構成された単色液晶ディスプレイ
よりなるブーム起伏角表示部2B1、同構造のブーム長
さ表示部2B2、同構造の作業半径表示部2B3、同構造
の定格総荷重表示部2B4、同構造の実荷重表示部2
5、複数の発光ダイオード(LED)よりなるアウトリ
ガ張出状態(最大、中間、不使用)等作業状態を表示する
作業状態表示部2Cの少なくとも3グループの表示部を
備えて構成されている。これら各表示部2A、2B1
2B5、2Cは、例えば図2に示すように当該作業機の
キャビン内インパネ部に設けられた表示パネル31上に
各々設置されている。
【0023】特に上記安全度表示部2Aは、同表示パネ
ル31のパネル面の最上部位置に設置されていて、その
左側部にはアップ/ダウン両方向に表示内容をスクロー
ル操作可能なスクロールスイッチ17と、バーグラフお
よび文字表示切換スイッチ39と、英語モード選択スイ
ッチ40とが各々設けられている。スクロールスイッチ
17は、後述するように上記安全度表示部(16桁)2A
の表示機能が文字表示機能に切換えられた時において、
当該表示されるメッセージの文字数が最大文字表示数の
16文字を越える場合に、その現在表示されているメッ
セージの右側に指示された矢印方向(図16参照)にスク
ロールすることによって順次その全てを表示させるもの
である。また、バーグラフおよび文字表示切換スイッチ
39は、上記安全度表示部2Aの表示機能をバーグラフ
表示機能と数字による%表示+バーグラフ表示機能およ
び文字表示機能の何れかに任意に切換えるためのもので
あり、例えばバーグラフ表示の時に当該スイッチ39を
押すと数字による表示+バーグラフ表示機能が選択さ
れ、更に当該スイッチ39を押すと文字表示機能が選択
されるようになっている。そして文字表示機能が選択さ
れている状態で当該スイッチ39を押すと、バーグラフ
表示機能が選択されたもとの状態にもどるようになって
いる。さらに英語モード選択スイッチ40は、上記バー
グラフおよび文字表示切換スイッチ39の文字表示機能
選択状態において、操作された時に当該文字表示メッセ
ージを日本語モードから英語モードに切換えて表示する
ためのものである。
【0024】さらに、上記表示パネル31のパネル面下
部には、その右側から左側にかけて作業前点検用の点検
スイッチ41、セットスイッチ42、数値表示切換スイ
ッチ43、調整スイッチ(+)44a、調整スイッチ(−)
44bが各々設けられている。
【0025】そして、上記表示部2A,2B1〜2B5
2Cの各々は文字表示駆動回路LD2A、ラッチ駆動回
路LD2B1〜LD2B5,LD2Cからの駆動出力によ
り駆動されるようになっている。これら文字表示駆動回
路LD2A、ラッチ駆動回路LD2B1〜LD2B5,L
D2Cの各々には、次に述べる表示部制御回路3側の対
応する第1、第2の出力ポートOP1,OP2から制御コ
ード信号が入力されるようになっている。
【0026】一方、上記安全度表示部2Aは、例えば図
1および図7〜図12に示すように、全体として16桁
の単位表示セルを左右方向に並列させて構成されてお
り、通常は負荷モーメントの(%)表示をバーグラフ表示
させる。また該安全度表示部2Aは、上記表示パネル3
1に設けた上記バーグラフおよび文字表示切換スイッチ
39が負荷モーメントの(%)表示のみの状態の時に押さ
れると、その中の左側4桁のセルは負荷モーメント値お
よび%文字表示部M1として使用され、又右側12桁の
セルはバーグラフ表示部M2として使用され、図7〜図
12に示すように負荷モーメントの数値(%)およびそれ
と対応するバーグラフが表示される。更に、該安全度表
示部2Aは、上記状態から表示パネル31に設けた上記
バーグラフおよび文字表示切換えスイッチ39が押され
ると、上記16桁のセルが全て文字表示機能に切り替え
られ、後述する各種の文字メッセージが任意に表示され
るようになっている。また、該バーグラフおよび文字表
示切換スイッチ39の文字表示機能選択状態において、
さらに上記表示パネル31に設けた英語モード選択スイ
ッチ40が押されると、上記表示メッセージが日本語か
ら英語に切り替えられる。さらに、これら2種のメッセ
ージの何れか一方の表示状態において、同じく上記表示
パネル31に設けた上記スクロールスイッチ17を押す
と、当該メッセージが順次スクロールされる。また、上
記バーグラフの表示は、上記バーグラフおよび文字表示
切換スイッチ39のバーグラフおよび文字表示機能選択
状態において、例えば上記負荷モーメントの(%)表示セ
ルから右に1セル分スペースして連接する11個のセル
を使用して各セル毎に図4〜図6の何れかに示す任意の
単位表示パターンを使用して表示される。これら各単位
表示パターンは、例えば後述するモーメント検出器21
によって検出された検出電圧に基き後述する実モーメン
ト演算手段28によって演算された負荷モーメント値に
応じ、例えば図7〜図12に示すように当該負荷モーメ
ント値が0〜89%までの安全限界内領域では10%毎
に図4の白抜きパターンが、又90%〜99%までの安
全限界上限領域では5%毎に比較的視認性の高い図5の
ドットパターンが、さらに100%以上の危険領域では
5%毎に最も視認性の高い図6の黒塗りパターンが各々
使用され、黒塗りパターンが3個になると110%以上
を示した左右方向に連続するバーグラフ表示がなされ
る。これら表示パターン表示データとしての複数種の各
単位表示パターンに、どのような態様のものを採用する
かは、予じめ設計時に上記データROM12中に任意に
プログラム登録できるようになっている。
【0027】表示部制御回路3は、マイクロコンピュー
タよりなる過負荷防止制御ユニット10を中心とし、セ
ンサーデータ一時記憶用のRAM11、安全限界モーメ
ントおよび上述の各種表示パターン表示データのプログ
ラムが登録されたデータROM12、後述する制御プロ
グラムがメモリされたプログラムROM13、レバー操
作検出器18、作業状態検出スイッチ19と接続された
入力インターフェースIF1,IF2、同入力ポートI
1,IP2、第1、第2、第3の出力ポートOP1,O
2,OP3を備えて構成されており、後述する過負荷検
出回路4の検出データを基に実際のブームの負荷モーメ
ント値(%)を演算し、該演算されたブーム負荷モーメン
ト値が所定の安全限界モーメント値を超えるようになる
と、第3の出力ポートOP3を介して上記自動停止回路
5に自動停止制御信号を出力して警報作動リレーR
1、バルブソレノイド停止リレーRL2を各々作動さ
せ、ブザー14を鳴らして警報を発するとともにバルブ
ソレノイド15をOFFにしてブームの危険側への操作
を不能にする。
【0028】過負荷検出回路4は図示のように、必要な
作業状態検出センサーとして例えば当該作業機のブーム
に加わる実際のモーメント値を歪電圧出力として検出す
るモーメント検出器21と、上記ブーム(旋回台)の旋回
角を検出するブーム旋回角検出器22と、上記ブームの
起伏角を検出するブーム起伏角検出器23と、上記ブー
ムの長さを検出するブーム長さ検出器24とを備え、こ
れら各センサーの検出データ(アナログデータ)をA/D
コンバータ26を介してデジタルデータに変換した後、
上述したマイクロコンピュータよりなる過負荷防止制御
ユニット10に入力するようになっている。
【0029】マイクロコンピュータよりなる過負荷防止
制御ユニット10は、上記ブーム旋回角検出器22、上
記ブーム起伏角検出器23、ブーム長さ検出器24の3
組の検出器からの各検出データに基づいて、それら3種
のブーム状態パラメータによって特定される所定のブー
ム稼動姿勢ごとの安全限界モーメント(ブーム作業を安
全に行ない得る限界モーメント)を予じめマップ設定さ
れている上記データROM(安全限界モーメントおよび
表示データ記憶手段)よりルックアップして出力する安
全限界モーメント演算手段27と、上記モーメント検出
器21の検出データ(歪電圧)を基にして上記ブームに作
用する実モーメントを演算して出力する実モーメント演
算手段28と、ブーム関連作業状態において、上記実モ
ーメント演算手段28により演算出力された上記実モー
メントと上記安全限界モーメント演算手段27から出力
された安全限界モーメントとを入力して比較し、上記実
モーメントが上記安全限界モーメントに達すると、上述
の自動停止回路5に対して危険側へのブーム作業を制限
するべくブーム作業停止信号を出力して作業機駆動装置
のソレノイドバルブの作動を制限するブーム作業自動停
止制御手段29と上記表示部2の表示状態・表示内容を
制御する表示制御手段30との少なくとも4つの制御手
段としての機能を備えている。
【0030】そして、上記表示制御手段30は、上記プ
ログラムROM13にメモリされている制御プログラム
に基いて、先ず例えば図3のフローチャートに示すよう
な安全度(負荷モーメント)のバーグラフ表示制御を実行
する。
【0031】<安全度のバーグラフ表示制御> すなわち、先ず当該作業機の運転開始に際してシステム
の電源をONにした後、ステップS1で上記図4〜図6
に示すバーグラフ表示用の3種類の表示パターンをRO
M13に記憶されたプログラムによりRAM11に各々
登録する。該登録は、当該制御システムの電源スイッチ
をON操作することによって自動的になされる。
【0032】続いてステップS2に進み、上記した過負
荷検出回路4のモーメント検出器21、ブーム旋回角検
出器22、ブーム起伏角検出器23、ブーム長さ検出器
24の各検出データを読み込んで、ステップS3で現在
のブーム作業状態に応じた実際の負荷モーメント値を演
算する。
【0033】そして、ステップS4で上記検出器22〜
24により検出された検出値および演算結果に基づいた
値である負荷モーメント値(%)等を各々上述の対応する
表示部2A〜2Cに表示する。
【0034】次に、ステップS5に進み、システム(例え
ば、検出器、CPU、A/Dコンバータ等)に異常があ
るか否かを判定する。そして、その結果、何等かの異常
があると判定されたYESの時は、上記安全度表示部2
Aの16桁の液晶セルの全てを文字表示機能に自動的に
切り替え、ステップS6に進んで当該異常内容をメッセ
ージにして上述の液晶ディスプレイ(液晶式文字表示部)
よりなる安全度表示部2Aに表示する。他方、異常なし
としてNOと判定された時は、同様に表示機能を切換え
た上で、さらにステップS7に進んで、必要に応じて出
力される操作方法を指示するガイドメッセージ(例え
ば、クレーン車のクレーン部に配置されるフックが過巻
状態になった時に過巻状態であることを指示するカイド
メッセージ)があるか否かを判断する。
【0035】その結果、ガイドメッセージありとしてY
ESと判定されると、ステップS8に進んで当該ガイド
メッセージの内容(例えば「カマキシテイマス」等の内容)
を上記安全度表示部2Aに文字表示する。この時、前記
スクロールスイッチ7を押すと、上記状態の解除方法
(例えば「ウインチヲマキサゲテクダサイ」等)が表示さ
れる。他方、ガイドメッセージなしとしてNOと判定さ
れると、さらにステップS9に進んで上記演算された現
在の負荷モーメント値が90%よりも小であるか否かを
判定する。
【0036】そして、その結果がYESの現在の負荷モ
ーメント値が90%よりも小さい89%以下の安全領域
(例えば88%)の場合には、先ずステップS10に進んで
当該現在の負荷モーメント値(88%)をバーグラフ表示
するために図4の白抜きパターンのバーグラフ表示セル
が幾つ(n個)必要かの演算を行ない(該演算は、以下の各
場合においても同様である)、その後、その演算値n(9
8%の場合、n=10個)に基いてステップS10で上記図
4の白抜き表示パターンの表示コードをn個(10個)分
上記安全度表示部2Aの文字表示駆動回路LD2Aに供
給してバーグラフ表示を行う。
【0037】なお、バーグラフおよび文字表示切換スイ
ッチ39が数字による%表示+バーグラフ表示に選択さ
れている場合は、文字表示表示部M1から右に1セル分
スペースして連接する11個のセルを使用して図7に示
すようなバーグラフ表示が行われる。従って、以下の説
明ではバーグラフおよび文字表示切換スイッチ39を数
字による%表示+バーグラフ表示に選択されているもの
として説明する。
【0038】一方、上記ステップS9の判定でNOと判
定された時は、ステップS12に移って同現在の負荷モー
メント値が100%よりも小であるか否かを判定する。
【0039】その結果、YESの時はステップS13に進
んで同現在の負荷モーメント値が95%よりもさらに小
であるか否かを判定する。その結果、YESの時は図4
に示す表示パターンの白抜きパターンコード10個と図
5に示すドットパターンコード1個とを上記安全度表示
部2Aの文字表示駆動回路LD2Aに供給して図8に示
すように負荷モーメント値が95%よりも小さい90%
〜94%の安全領域(例えば94%)であることをバーグ
ラフおよび数値表示する。一方、上記ステップS12
「負荷モーメント値<100%?」の判定ではYESと判
定されたが、ステップS13の「負荷モーメント値<95
%?」の判定ではNOと判定された時は、ステップS15
に移って上記図4の白抜きパターンコード10個と図5
のドットパターンコード2個を上記安全度表示部2Aの
文字表示駆動回路LD2Aに供給して図9に示すように
負荷モーメント値が100%よりも小で95%よりも大
の95%〜99%の領域(例えば99%)にあることをバ
ーグラフおよび数値表示する。
【0040】他方、上記ステップS12の「負荷モーメン
ト値<100%?」の判定で、NOと判定された負荷モ
ーメント値が100%以上の時は、次にステップS16,
17に進んで同負荷モーメント値が110%よりは小で
あるか否かを判定する。その結果、YESの時は、さら
に105%よりも小であるか否かを各々判定する。
【0041】その結果、先ず同負荷モーメント値が10
0%以上ではあるが110%,105%よりは何れも小
であるステップS16,S17で共にYESの100%〜1
04%の時は、ステップS18に進んで上記図4の表示パ
ターンの白抜きパターンコード10個と図5のドットパ
ターンコード2個と図6の黒塗りパターンコード1個と
を上記安全度表示部2Aに供給して図10に示すように
バーグラフおよび数値表示し、負荷モーメント値が10
0%以上で105%よりも小の危険領域(例えば104
%)にあることを注意を惹きやすい状態で表示する。
【0042】また、一方同負荷モーメント値が100%
以上ではあるが110%よりは小さく105%よりは大
きい105%から109%までの危険領域(例えば10
9%)にあるステップS16でYES、ステップS17でN
Oの時は、ステップS19に進み、上記図4に示す表示パ
ターンの白抜きパターンコード10個と図5のドットパ
ターンコード2個と、図6の黒塗りパターンコード2個
とを上記安全度表示部2Aの文字表示駆動回路LD2A
に供給して図11に示すようにバーグラフおよび数値表
示し、同領域にあることを注意を惹きやすい状態で表示
する。
【0043】他方、上記負荷モーメント値が110%以
上であるステップS16でNOの時は、ステップS20に進
んで上記図4の表示パターンの白抜きパターンコード1
0個と図5のドットパターンコード2個と図6の黒塗り
パターンコード3個とを安全度表示部2Aの文字表示駆
動回路LD2Aに供給して図12に示すようにバーグラ
フおよび数値表示し、負荷モーメント値が110%以上
の危険領域(例えば115%)にあることを最も注意を惹
きやすい状態で表示する。
【0044】以上のように、本実施例の構成では、安全
度表示部2Aに使用される表示部を単一色の液晶式文字
表示部で構成したバーグラフでありながら、その負荷モ
ーメント値に応じ、危険領域では安全領域とは明らかに
異なるパターンの黒塗りパターンで表示されるようにな
り、色を変えて表示したものと略同様の注意力喚起性能
の高いパターン表示を行うことが可能となる。その結
果、危険な状態への判断や対応が迅速かつ的確に行える
ようになる。
【0045】さらに、上記本実施例の過負荷防止制御ユ
ニット10の表示制御手段は、上記図3のフローチャー
トに示す表示制御機能に関連して図13のフローチャー
トに示すような異常メッセージ表示制御機能および図1
5のフローチャートに示す過負荷防止装置作動による自
動停止時のメッセージ表示制御機能の2つの表示制御機
能をも有している。
【0046】<異常(故障)メッセージ表示制御> 先ず図13のフローチャートに示す異常メッセージ表示
制御機能について説明する。
【0047】すなわち、先ず当該作業機の運転開始に際
してシステムの電源をONにした後、ステップS1で上
記図4〜図6に示すバーグラフ表示用の3種類の表示パ
ターンを登録する。
【0048】続いてステップS2に進み、上記した過負
荷検出回路4のモーメント検出器21、ブーム旋回角検
出器22、ブーム起伏角検出器23、ブーム長さ検出器
24の各検出データを読み込んで、ステップS3で現在
のブーム作業状態に応じた実際の負荷モーメント値(%)
を演算する。
【0049】そして、ステップS4で上記検出器22〜
24により検出された検出値および上記負荷モーメント
の演算値(%)を各々上述の対応する表示部2A〜2Cに
各々表示する。
【0050】次に、ステップS5に進み、システムに異
常(例えば、各検出器、CPU、A/Dコンバータ等の
故障)があるか否かを判定する。そして、その結果、何
等かの異常があると判定されたYESの時は、それを優
先し先ずステップS6に進んで上述のデータROM12
中の当該異常内容に応じた異常メッセージNoを検索す
る。そして、次にステップS7で、当該検索の結果、異
常メッセージNoがあったか否かを判定し、YESの異
常メッセージNoがあった時は、ステップS8に進んで上
記データROM12中の異常メッセージNoに続くメッ
セージデータ16文字分のコードを上記安全度表示部2
Aの文字表示駆動回路LD2Aに出力して該異常メッセ
ージの内容を表示する。
【0051】他方、上記ステップS7の判定でNOと判
定された上記データROM12中に対応する異常メッセ
ージNoがない場合は、ステップS9に進んで、16文字
分のスペース文字コード(又は特殊な文字コード)を上記
安全度表示部2Aの文字表示駆動回路LD2Aに供給し
て無表示状態(又は特殊文字表示状態)を形成する。他
方、上記ステップS5の判定で異常なしとしてNOと判
定された時は、さらにステップS10に進んで、必要に応
じて出力される操作方法を指示するガイドメッセージ
(例えばクレーン車のクレーン部に配置されるフックが
過巻状態となった時に過巻状態であることを指示するガ
イドメッセージ)があるか否かを判断する。
【0052】その結果、ガイドメッセージありとしてY
ESと判定されると、ステップS11に進んで上記データ
ROM12中から該当するガイドメッセージNoを検索
し、さらにステップS12で同NOがあるか否かを判定す
る。その結果、YESの場合は同Noに続く16文字分
のガイドメッセージコードを上記安全度表示部2Aの文
字表示駆動回路LD2Aに供給して当該ガイドメッセー
ジの内容(例えば「カマキシテマス」)を上記安全度表示部
2Aに文字表示する。この時前記スクロールスイッチ7
を押すと上記状態の解除方法(例えば「ウインチヲマキサ
ゲテクダサイ」等)が表示される。他方、ガイドメッセー
ジ又はガイドメッセージNoなしとしてステップS10,S
12でNOと判定された場合は、さらにステップS14に進
んで上記バーグラフおよび文字表示切換スイッチ39の
選択状態を判定し、数字による%表示+バーグラフ表示
機能選択状態の時はステップS15,S16に進む一方、バ
ーグラフ表示機能のみ選択の時はステップS17に進んで
上記ステップS3で演算された現在の負荷モーメント値
を図7〜図12のようなバーグラフにして表示する。な
お、以上の場合において上記文字表示切換スイッチ39
が文字表示機能を選択するように操作された時には、上
記表示部2B1〜2B6で表示できないような作業状態を
表示する。すなわち、該場合には例えば図14のよう
な、その時の作業状態に応じた必要なメッセージ(クラ
ツチに補給されるアキュームレータ圧力やブーム伸長ス
ピード等)の表示がなされる。
【0053】以上のように、該異常メッセージ表示制御
システムの構成によれば、異常発生時には上記負荷モー
メントのバーグラフ表示に替えて自動的に異常メッセー
ジとそれに対応した状況が文字表示されるようになり、
速やかな対応を取ることができるようになる。
【0054】なお、以上のステップS14のバーグラフお
よび文字表示切換スイッチ39の表示機能選択状態の判
定は、上述の場合と異なり、3つの表示機能の各々を3
つの判定ステップを使用して順次判定して行くようにし
てもよい。
【0055】<自動停止時のメッセージ表示制御> 次に、図15のフローチャートに示す自動停止時のメッ
セージ表示制御の内容について説明する。
【0056】すなわち、先ず当該作業機の運転開始に際
してシステムの電源をONにした後、ステップS1で上
記図4〜図6に示すバーグラフ表示用の3種類の表示パ
ターンをROM13に記憶されたプログラムによりRA
M11に登録する。
【0057】続いてステップS2に進み、上記した過負
荷検出回路4のモーメント検出器21、ブーム旋回角検
出器22、ブーム起伏角検出器23、ブーム長さ検出器
24の各検出データを読み込んで、ステップS3で現在
のブーム作業状態に応じた実際の負荷モーメント値を演
算する。
【0058】そして、ステップS4で上記検出器22〜
24により検出された検出値および負荷モーメント値
(%)を各々上述の対応する表示部2A〜2Cに表示す
る。
【0059】次に、ステップS5に進み、上記演算され
た現在の負荷モーメント値が100%以上であるか否か
を判定する。
【0060】そして、その結果がYESの現在の負荷モ
ーメント値が100%以上の危険領域の場合には、先ず
ステップS6に進んで当該現在運転者が行おうとしてい
るブーム操作が危険側への操作であるか否かの判定を行
ない、その後、その判定結果がYESの時はステップS
7に進んで上記スクロールキー17のON/OFF判定
を実行する。その結果、YESの時は例えば図16から
図17のように表示が変わり、上記データROM12に
メモリされている自動停止解除操作メッセージコードを
上記安全度表示部2Aの文字表示駆動回路LD2Aに供
給して同メッセージ内容(図17)を表示する。他方、N
Oの時は、YESになるまで上記データROM12にメ
モリされている自動停止メッセージコードを上記文字表
示駆動回路LD2Aに供給して対応するメッセージ内容
(図16)を表示する。
【0061】一方、上記負荷モーメント値が100%よ
りも小さい時は、ステップS10に進んで、当該負荷モー
メント値に対応したコードを上記安全度表示部2Aの文
字表示駆動回路LD2Aに供給して図7〜図9に示すよ
うにバーグラフ表示および数値表示を行う。
【0062】以上のように、該自動過負荷防止装置作動
時のメッセージ表示制御システムによると、ブーム自動
停止時には、上記安全度表示部2Aにバーグラフではな
く、当該停止原因を示すメッセージが文字表示されるよ
うになり、的確かつ速かな対応が可能となる。
【0063】(2) 第2実施例 なお、以上の第1実施例の構成では、安全度表示部2A
を含む全ての表示部を単一色の液晶ディスプレイによっ
て構成した場合について説明したが、該安全度表示部2
Aを含む各表示部は例えば第2実施例としてカラーCR
Tモニタを採用して1つの画面に一括表示するマルチデ
ィスプレイ方式のものとして構成することも可能であ
る。そのようにした場合、例えば次の1)〜10)に示
すような画面1〜画面10の複数画面の情報項目を順次
対話型方式でスクロール表示することができるようにな
る。
【0064】<表示画面の種類と情報項目> 1)画面1/作業前点検:アウトリガ、旋回、自動過負
荷防止装置の作業前点検。
【0065】2)画面2/作業状態設定:ブーム、アウ
トリガ等の使用状態を設定。
【0066】3)画面3/標準画面:起伏角度、ブーム
長さ、作業半径、定格総荷重、実荷重、最大地上揚程、
アウトリガ張り出し幅の作業状況を表示。また異常発生
時、自動停止時にはチャイム音出力後、文字による不具
合原因を表示。
【0067】4)画面4/作業範囲制限:揚程、ブーム
高さ、ブーム上限角度、ブーム下限角度、作業半径、旋
回角度を前もって設定。
【0068】5)画面5/作業範囲確認:現在の荷重、
作業状態での半径、揚程の余裕を計算して表示。
【0069】6)画面6/作業モード:ポンプ圧力、ア
キュームレータ圧力、時刻を表示。
【0070】7)画面7/走行モード:時刻を表示。
【0071】8)画面8/性能表:クレーン状態別によ
る性能表を表示。
【0072】9)画面9/ジャッキ反力:作業時等の床
板反力を計算する機能。
【0073】10)画面10/取扱説明書:マルチディ
スプレイの取り扱いを表示。
【0074】そして、該画面1〜画面10の各画面上に
おいて、例えば図18(本図は画面3を例示)に示すよう
に、その最上部位置に上述した安全度表示部2Aと同様
のバーグラフをカラー表示することができる。該バーグ
ラフの場合、カラー表示が可能なために、負荷モーメン
ト値100%前後の領域を色分け表示することにより、
危険領域の視認性を高めることができるが、該バーグラ
フに対しても更に上記第1実施例と同様の複数パターン
の表示を組合わせるようにすると、より危険領域の視認
性を高めることができるようになり運転者に対する注意
力喚起効果が向上するようになる。
【0075】(3) 第3実施例 なお、上記第1、第2実施例では、少なくとも89%以
下の安全領域と90%〜99%の安全限界上限領域、1
00%以上の危険領域の3つの領域において、各々相互
に異なる表示パターンを採用するとともに、それらの危
険側領域の表示パターンほど視認性が高いものとなるよ
うに構成した。しかし、100%を越えると後は同じパ
ターンのものとなっており、100%以上のどの程度の
ものとなっているかは、バーグラフだけでは判りにく
い。また、具体的に負荷モーメント値の数値表示も併用
しているが、該数値を作業中に一暼して認識することは
中々難しい。
【0076】そこで、本実施例では例えば図19に示す
ように、上記負荷モーメントの数値表示を止めて全てバ
ーグラフ表示にするとともに特に該危険領域での危険度
合が判明しやすいように、当該危険度100〜104
%、105%〜109%、110%以上の各段階毎に、
より認識しやすいパターンを形成したことを特徴として
いる。これにより、特に危険領域の視認性が良好となっ
て、より安全性が向上する。このように全てをバーグラ
フで表示するか、数値表示と併用するかは、例えば上記
第1実施例とは変えて、それらの独立した選択スイッチ
を上述の表示パネル31に設けることによって実現され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本願発明の第1実施例に係る作業機の
表示装置の制御システムの構成を示すブロック図であ
る。
【図2】図2は、同装置の表示パネル部の構成を示す正
面図である。
【図3】図3は、同装置の安全度(負荷モーメント)表示
制御の内容を示すフローチャートである。
【図4】図4は、同装置によって表示される安全度表示
用バーグラフの表示パターンの第1の単位表示パターン
例を示す図である。
【図5】図5は、同表示パターンの第2の単位表示パタ
ーン例を示す図である。
【図6】図6は、同表示パターンの第3の単位表示パタ
ーン例を示す図である。
【図7】図7は、上記表示装置によって表示される安全
度表示用バーグラフ全体の表示パターンの第1のパター
ン例を示す図である。
【図8】図8は、同表示パターンの第2のパターン例を
示す図である。
【図9】図9は、同表示パターンの第3のパターン例を
示す図である。
【図10】図10は、同表示パターンの第4のパターン
例を示す図である。
【図11】図11は、同表示パターンの第5のパターン
例を示す図である。
【図12】図12は、同表示パターンの第6のパターン
例を示す図である。
【図13】図13は、上記本願発明の実施例に係る作業
機の表示装置による異常メッセージ表示制御の内容を示
すフローチャートである。
【図14】図14は、バーグラフおよび文字表示切換ス
イッチを文字表示機能に選択した時の他のメッセージの
表示例を示す図である。
【図15】図15は、上記本願発明の実施例に係る作業
機の表示装置のブーム自動停止時のメッセージ表示制御
内容を示すフローチャートである。
【図16】図16は、同表示制御における第1のガイド
メッセージの表示例を示す図である。
【図17】図17は、同第2のガイドメッセージの表示
例を示す図である。
【図18】図18は、本願発明の第2実施例に係る作業
機の表示装置およびそのバーグラフ表示パターン例を示
す図である。
【図19】図19は、本願発明の第3実施例に係る作業
機の表示装置のバーグラフ表示パターン例を示す図であ
る。
【図20】図20は、従来のブーム式作業機の表示装置
の表示パネル部の構成を示す正面図である。
【符号の説明】
2は表示部、2Aは安全度表示部、2B1はブーム起伏
角表示部、2B2はブーム長さ表示部、2B3は作業半径
表示部、2B4は定格総荷重表示部、2B5は実荷重表示
部、2Cは作業状態表示部、10は過負荷防止制御ユニ
ット、21はモーメント検出器、22はブーム旋回角検
出器、23はブーム起伏角検出器、24はブーム長さ検
出器、27は安全限界モーメント演算手段、28は実モ
ーメント演算手段、29はブーム作業自動停止制御手
段、30は表示制御手段である。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機各部の作動状態を検出する作動状
    態検出手段と、この作動状態検出手段により検出された
    作業機各部の作動状態を表示するディスプレイ手段とを
    有してなるブーム式作業機の表示装置において、上記デ
    ィスプレイ手段における表示が、上記作業機のイラスト
    画像表示と上記作業機各部の作動状態に関連する文字情
    報表示とからなり、上記イラスト画像表示については、
    上記作業機各部の作動量が上記イラスト画像表示上の対
    応する箇所に数値を用いて表示されるようになっている
    一方、上記文字情報表示については、表示される文字情
    報に優先度を付け、複数の情報の文字情報が必要なとき
    には優先度の高いものを選択して表示するようになって
    いることを特徴とするブーム式作業機の表示装置。
  2. 【請求項2】 上記作業機各部の異常の有無を検出する
    異常検出手段を有し、上記優先度の高い文字情報が、該
    異常検出手段により検出された異常検出情報であること
    を特徴とする請求項1記載のブーム式作業機の表示装
    置。
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