JP2008030931A - 作業機稼動情報表示装置 - Google Patents

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俊彦 岡本
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Abstract

【課題】 作業機の稼動情報を表示するに当たって、操作性の向上と誤操作の抑制とを図る。
【解決手段】 作業機稼動情報表示装置におけるコントローラ8を、通常時においてはディスプレイ5に作業機の作業状態を表示する基本画面を表示し、前記各種設定画面選択スイッチからの選択信号を受けたときには前記ディスプレイ5に作業機の状態を設定する選択された設定画面を表示させる機能を有し、該設定画面に、前記スイッチ群のうちの設定に関連して必要なスイッチのシンボルを表示し且つ該表示に係るスイッチにみを有効にする一方、他のスイッチを無効にする機能を備えて構成して、設定に関連して必要なスイッチのみが操作可能となる一方、他のスイッチが操作不能とされるようにし、以て、操作性の向上と誤操作の抑制とを図ることができるようにしている。
【選択図】 図1

Description

本願発明は、作業機稼動情報表示装置に関し、さらに詳しくは自走式クレーン等からなる作業機の稼動情報を表示するために用いられる作業機稼動情報表示装置に関するものである。
自走式クレーンは、アウトリガを備えた車両上に旋回台を旋回自在に搭載し、この旋回台に、ブームを起伏自在に取り付けるとともに、ウインチを取り付けて構成されている。そして、旋回台に設けられた運転席から当該自走式クレーンのクレーン部を運転操作してクレーン作業を行うようになっている。
この種の自走式クレーンの運転席には、クレーン作業時のクレーンの稼動関連情報を表示する作業機稼動情報表示装置が取り付けられており、クレーン作業の安全を確保するようになっている。そして、このようなクレーンの稼動情報表示装置は、クレーン作業時にオペレータが最も見やすい一に配置したブラウン管(以下、CRTと略称)又は液晶ディスプレイからなる表示画上に、画像選択スイッチの操作により多数の表示要素を択一表示可能としている。このような構成の稼動情報表示装置においては、択一表示される稼動情報画像の数および画像選択スイッチの数が多くなると、これら選択スイッチに直接表記したインデックス記号が読み取り難くなり、誤って他の選択スイッチを操作してしまうという不具合が生ずるおそれがある。このような不具合に対処するために、メニュー画像選択スイッチを設け、該メニュー画像選択スイッチを操作したときには表示画面上に、複数の稼動関連情報画像の索引を一括表示するメニュー画像を表示するように構成したものが提案されている(特許文献1参照)。
また、上記した稼動情報装置において、作業時にはディスプレイにモーメントリミッタ画面を表示する一方、非作業時にモーメントリミッタ画面以外(例えば、メニュー画面)を表示している時、レバー操作検出器により操作レバーの操作が検出されると、コントローラからの制御信号によりディスプレイの表示をモーメントリミッタ画面に自動的に切り換え、非作業状態から作業状態に移行する際に表示を迅速に切り換え得るようにしたものが提案されている(特許文献2参照)。
特許第2750740号公報。
特開2005−1847号公報。
ところが、上記特許文献1に開示されているものの場合、メニュー画像選択スイッチを操作したときには表示画面上に、複数の稼動関連情報画像の索引を一括表示するメニュー画像を表示するように構成しているが、メニュー画像が多くなると、操作が繁雑となるという不具合が生ずるおそれがあり、一方、上記特許文献2に開示されているものの場合、コントローラからの制御信号によりディスプレイの表示をモーメントリミッタ画面に自動的に切り換えるようにしているが、モーメントリミッタ画面に切り換わった状態においても、基本画面におけるスイッチ群の有効性を損なわない画像となっており、誤操作を生ずるおそれがある。
本願発明は、上記の点に鑑みてなされたもので、作業機の稼動情報を表示するに当たって、操作性の向上と誤操作の抑制とを図ることを目的としている。
本願発明では、上記課題を解決するための第1の手段として、各種の表示画面を表出するディスプレイと、作業機の稼動状態を検出する稼動状態検出手段と、該稼動状態検出手段からの検出信号を受けて前記ディスプレイの画面上に作業機の稼動情報を表示させるコントローラと、前記ディスプレイの近傍に各種機能を実行させるスイッチ群とを配置して作業機の稼動情報を表示するように構成された作業機稼動情報表示装置において、前記スイッチ群を、スイッチに関するシンボルを表示させるものであって、作業機の各種設定画面を選択する各種設定画面選択スイッチと、前記設定画面で設定状態を変化させるために入力するファンクションスイッチと、入力した設定状態を確定登録するセットスイッチと、前記設定画面から基本画面に復帰させるキャンセルスイッチとを備えて構成するとともに、前記コントローラを、通常時においては前記ディスプレイに作業機の作業状態を表示する基本画面を表示し、前記各種設定画面選択スイッチからの選択信号を受けたときには前記ディスプレイに作業機の状態を設定する選択された設定画面を表示させる機能を有し、該設定画面に、前記スイッチ群のうちの設定に関連して必要なスイッチの前記シンボルを表示し且つ該表示に係るスイッチにみを有効にする一方、他のスイッチを無効にする機能を備えて構成している。
上記のように構成したことにより、通常時においてはディスプレイに作業機の作業状態を表示する基本画面を表示し、各種設定画面選択スイッチからの選択信号を受けたときには前記ディスプレイに作業機の状態を設定する選択された設定画面が表示され、該設定画面に、スイッチ群のうちの設定に関連して必要なスイッチのシンボルが表示され且つ該表示に係るスイッチにみが有効とされる一方、他のスイッチが無効にされる。従って、設定に関連して必要なスイッチのみが操作可能となる一方、他のスイッチが操作不能とされることとなり、操作性の向上と誤操作の抑制とを図ることができる。
本願発明では、さらに、上記課題を解決するための第2の手段として、上記第1の手段を備えた作業機稼動情報表示装置において、前記ファンクションスイッチを、選択された設定画面での状態を送りあるいは戻り入力を行うスイッチで構成するすることもでき、そのように構成した場合、ファンクションスイッチのみの操作によって選択された設定画面での状態を送りあるいは戻り入力できることとなり、操作性がより一層向上する。
本願発明の第1の手段によれば、各種の表示画面を表出するディスプレイと、作業機の稼動状態を検出する稼動状態検出手段と、該稼動状態検出手段からの検出信号を受けて前記ディスプレイの画面上に作業機の稼動情報を表示させるコントローラと、前記ディスプレイの近傍に各種機能を実行させるスイッチ群とを配置して作業機の稼動情報を表示するように構成された作業機稼動情報表示装置において、前記スイッチ群を、スイッチに関するシンボルを表示させるものであって、作業機の各種設定画面を選択する各種設定画面選択スイッチと、前記設定画面で設定状態を変化させるために入力するファンクションスイッチと、入力した設定状態を確定登録するセットスイッチと、前記設定画面から基本画面に復帰させるキャンセルスイッチとを備えて構成するとともに、前記コントローラを、通常時においては前記ディスプレイに作業機の作業状態を表示する基本画面を表示し、前記各種設定画面選択スイッチからの選択信号を受けたときには前記ディスプレイに作業機の状態を設定する選択された設定画面を表示させる機能を有し、該設定画面に、前記スイッチ群のうちの設定に関連して必要なスイッチの前記シンボルを表示し且つ該表示に係るスイッチにみを有効にする一方、他のスイッチを無効にする機能を備えて構成して、通常時においてはディスプレイに作業機の作業状態を表示する基本画面を表示し、各種設定画面選択スイッチからの選択信号を受けたときには前記ディスプレイに作業機の状態を設定する選択された設定画面が表示され、該設定画面に、スイッチ群のうちの設定に関連して必要なスイッチのシンボルが表示され且つ該表示に係るスイッチにみが有効とされる一方、他のスイッチが無効にされるようにしたので、設定に関連して必要なスイッチのみが操作可能となる一方、他のスイッチが操作不能とされることとなり、操作性の向上と誤操作の抑制とを図ることができるという効果がある。
本願発明の第2の手段におけるように、上記第1の手段を備えた作業機稼動情報表示装置において、前記ファンクションスイッチを、選択された設定画面での状態を送りあるいは戻り入力を行うスイッチで構成することもでき、そのように構成した場合、ファンクションスイッチのみの操作によって選択された設定画面での状態を送りあるいは戻り入力できることとなり、操作性がより一層向上する。
以下、添付の図面を参照して、本願発明の好適な実施の形態について説明する。
図1は、稼動情報表示装置のブロック図であり、符号1は自走式クレーンの実際の稼動状態を検出する各種センサーであり、例えば表1に示すセンサーおよびテレビカメラを包含している。2は数値入力手段であってテンキーで構成されている。3は数値入力要素指定スイッチ群であって、これら指定スイッチ群のうち一つを操作することで前記数値入力手段2 のテンキーでもって数値を入力できるようになっており、入力した数値はリターンキー10(セットキーとして作用するスイッチS12に相当)で設定完了することとなっている。数値入力要素としては、例えば表2の数値入力欄に示すものがある。4は選択スイッチ群であって、当該選択スイッチ群の各スイッチは、後述する表示画面5にメニュー画像(後述)を表出させたときに定義づけられ、その操作によりメニュー画像中に索引的に示された複数の稼動情報画像の中から当該スイッチに対応する稼動情報画像を択一選択して表示画面5に表示するものである。稼動情報画像としては、例えば表4に示すものがある。各稼動情報画像に表示される表示要素およびその配列については後述する。
Figure 2008030931
Figure 2008030931
Figure 2008030931
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符号6は、メニュー画像選択スイッチであって、特定の稼動情報画像を前記表示画面5に表している状態でこれを操作すると、表示画面5が表4に示す複数の稼動情報画像の表示内容を索引的に表す文字又は絵表示で示したメニュー画像に切り替えられるようになっている。符号7は、各稼動情報画像のうち第1,第2テレビカメラ画像を除く各稼動情報画像毎の表示背景(数値表示枠、単語記号、クレーン部略図等)に関する画像情報並びにメニュー画像情報を記憶したビデオROMである。符号8はマイクロコンピュータで構成された制御装置、9は制御装置8と表示画面5との間に介装されたドライブ回路である。前記各種センサー群1、数値入力手段2、数値入力要素指定スイッチ群3、選択スイッチ群4、段階的条件入力スイッチ群11、メニュー画像選択スイッチ6およびビデオROM7は制御装置8に接続されている。
次いで、図2に基づいて、メニュー画像各稼動情報画像を択一表示する表示画面5、選択スイッチ群4、数値入力手段2、数値入力要素指定スイッチ群3、段階的条件入力スイッチ群11、メニュー画像選択スイッチ6、リターンキー10(セットキーとして作用するスイッチS12に相当)の配置構成について説明する。
これらのものは、自走式クレーンの運転席の前方にオペレータに対面して配したAML表示操作パネルPに組込配置されている。表示画面5は液晶ディスプレイで構成されており、表示操作パネルPの中央部に配置されている。表示画面5の下方のパネルP上には、該表示画面5の下縁に近接して14個の押しボタン式のスイッチS0〜S13が配置されている。また、前記表示画面5の上方左側のパネルP上には、該表示画面5の上縁に近接して押しボタン式のスイッチS14(即ち、警報ブザーを一時的に消音する際に使用するブザー消音スイッチ)と押しボタン式のスイッチS15(タラ=風袋機能の開始、解除を行う場合に使用するタラスイッチ)とが配置されている。
押しボタン式のスイッチS0はユーザ調整キー(即ち、ユーザ調整メニューの選択に使用する)であり、スイッチS1〜S4はファンクションキー(即ち、後述するサブウインドでF1〜F4表示した機能に使用する)であり、スイッチS5は範囲制限キー(即ち、作業範囲制限の登録、解除を行う際に使用する)であり、スイッチS6はカウンタウェイトキー(即ち、取付カウンタウェイトの重量設定に使用する)であり、スイッチS7はワイヤ掛数キー(即ち、ワイヤ掛け数の選択に使用する)であり、スイッチS8はブーム状態キー(即ち、ブーム、ジブの選択に使用する)であり、スイッチS9はアウトリガ状態キー(即ち、アウトリガの状態選択に使用する)であり、スイッチS10はキャンセルキー(即ち、サブウインドを閉じる場合に使用する)であり、スイッチS11は表示切替キー(即ち、画面表示内容を切り替える場合に使用する)であり、スイッチS12はセットキー(即ち、選択した状態の確定(登録)に使用する)であり、スイッチS13は点検キー(即ち、作業前点検に使用する)である。上記したスイッチS0〜S15は、シンボルとスイッチの直近に番号を表記し、名称を表記しないこととされている。このことにより、装置の向け先によるパネルの共通化が可能となっているのである。
また、前記パネルPにおける表示画面5の上方中央部には、6種類の範囲制限表示LED12〜17が配置されている。即ち、揚程制限表示LED12、半径制限表示LED13、ブーム上限角度制限表示LED14、ブーム下限角度制限表示LED15、左旋回制限表示LED16および右旋回制限表示LED17が配置され、該当する範囲制限を登録していない場合には消灯され、該当する範囲制限を登録している場合には点灯され、該当する範囲制限によって停止している場合には点滅されることとなっているのである。
また、前記パネルPにおける表示画面5の上方右側には、ウインチドラムインジケータ18と3種の警告表示灯19〜21が上下2段に配置されている。上段側のウインチドラムインジケータ18は、4個のLED18a,18b,18c,18dによりウインチドラムの回転状態を表示することとなっており、ウインチドラムの回転量に応じてLED18a,18b,18c,18dの点灯状態が左から右へ順次移動することとなっている。この時、LED18a,18b,18c,18dの移動と同時にAML内部のブザー(ウインチドラム回転音)を鳴らすことも可能である。なお、ブーム/ジブ状態がブーム選択時にはメインウインチの回転量を、シングルトップ、ジブ選択時にはサブウインチ(サブウインチ非装着時または不使用時はメインウインチ)の回転量を表示する。一方、下段側の警告表示灯19〜21のうち、左側の警告表示灯19は負荷率が予告警報の範囲に入ると点灯する予告警告LEDであり、中央の警告表示灯20は過負荷により自動停止機能が作動した際に点灯する自動点灯LEDであり、右側の警告表示灯21はAML解除スイッチ又は渦巻き解除スイッチがONとなったときに点灯するAML解除LEDである。
図3には、通常のクレーン作業状態で表示するLCD表示器の基本表示画面が示されており、符号22は作業半径表示、23はブーム角度表示、24はブーム長さ表示、25はジブ長さ表示、26はジブ角度表示、27はワイヤ掛数表示、28はカウンタウエイト表示、29はアウトリガ状態表示、30は負荷率バーグラフ表示、31は荷重表示、32は定格荷重表示、33は揚程表示、34は旋回位置表示である。上記状態において表示切替キーとして作用するスイッチS11を押すと、図4に示す表示切替画面に切り替わる。表示切替画面においては、基本表示画面における旋回位置表示34が旋回角度表示35とオプションで装着した風速表示36およびフック移動量表示37に切り替わる。なお、再度スイッチS11(即ち、表示切替キー)を押すと、基本表示画面に切り替わることとなっている。
次に、クレーン作業状態の設定方法について詳述する。
1) アウトリガ状態の登録
アウトリガ状態の設定は以下に示す二通りの方法がある。
自動検出:アウトリガ張出検出器を装着している場合
手動検出:アウトリガ張出検出器を装着していない場合
a) 自動検出(図5のフローチャート参照)
クレーン作業状態で、ステップS1において基本画面がAML表示操作パネルPに表示され、ステップS2においてアウトリガ状態キーとして作用するスイッチS9がON操作されると、ステップS3においてf=0とされ、ステップS4においてアウトリガ・フロントジャッキ状態の検出が行われ、ステップS5においてLCD表示器にアウトリガ状態設定用のサブウインド38Aが表示される(図6参照)。このサブウインド38Aには、ファンクションキーとして作用するスイッチS3,S4とアウトリガ状態キーとして作用するスイッチS9、キャンセルキーとして作用するスイッチS10およびセットキーとして作用するスイッチS12の機能がシンボル表示されており、これらの表示に係るスイッチのみが有効とされる一方、他のスイッチは無効とされることとなっている。つまり、スイッチS3,S4,S9,S10,S12が有効キーとしてシンボル表示されることとなっているのである。なお、スイッチS1,S2は、表示はされているものの、シンボル表示がなされておらず、無効キーとされることとなっている。この場合、ファンクションキーとして作用するスイッチS3,S4は、「戻り」キーおよび「送り」キーとして作用することとなっている。また、このとき、アウトリガシンボル39およびフロントジャッキシンボル40が検出状態を表示する。アウトリガシンボル表示は、図7に示すように、外側の張出し枠シンボルが張出し可能最大段数を表示し、内側のシンボルが張出し段数を表示する。また、フロントジャッキシンボル表示は、図8に示すように、ジャッキ接地状態でフロントジャッキシンボル40が点灯し、ジャッキ非接地でフロントジャッキシンボル40が消灯する。
ステップS6において有効キーの操作があったか否かの判定がなされ、ここで否定判定されている間はステップS5においてLCD表示器にアウトリガ状態設定用のサブウインド38Aが表示されるが、肯定判定されると、ステップS7においてキャンセルキーとして作用するスイッチS10がON操作されたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されるとステップS1に戻るが、否定判定されると、ステップS8においてf=1であるか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されるとステップS11に進むが、否定判定されると、ステップS9においてf=2であるか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されるとステップS16に進むが、否定判定されると、ステップS10においてアウトリガ状態キーとして作用するスイッチS9がON操作されたか否かの判定がなされ、ここで否定判定されると、ステップS19に進むが、肯定判定されると、ステップS11においてアウトリガシンボルが消去される。なお、ステップS8において肯定判定された場合もステップS11においてアウトリガシンボル39が消去される。ついで、ステップS12においてサスロックの検出が行われ、ステップS13においてオンタイヤシンボル41(図9参照)が点滅(走行)表示され、ステップS14においてf=1とされる。なお、オンタイヤシンボル41とともにサスロックシンボル42(図10参照)を表示する場合もある。この場合、サスロックシンボル42は、ロック状態で点灯し、フリー状態で消灯することとなっている。
次ぎに、ステップS15において再度アウトリガ状態キーとして作用するスイッチS9がON操作されたか否かの判定がなされ、ここで否定判定されると、ステップS19に進むが、肯定判定されると、ステップS16においてオンタイヤシンボル41(図9参照)が点灯(静止)表示され、ステップS17においてf=2とされる。なお、ステップS9において肯定判定された場合もステップS16においてオンタイヤシンボル41(図9参照)が点灯(静止)表示される。なお、オンタイヤシンボル41とともにサスロックシンボル42(図10参照)を表示する場合もある。この場合においても、サスロックシンボル42は、ロック状態で点灯し、フリー状態で消灯することとなっている。
その後、ステップS18において再度アウトリガ状態キーとして作用するスイッチS9がON操作されたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS3に戻るが、否定判定されると、ステップS19においてセットキーとして作用するスイッチS12がON操作されたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS20においてアウトリガ状態が登録され、その後ステップS1に戻って以後の制御が実行される。
一方、ステップS19において否定判定された場合には、ステップS21に進み、f=0となっているか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS4に戻り、以後の制御が実行されるが、否定判定されると、ステップS8に戻り、以後の制御が実行される。
なお、上記フローチャートにおいては、スイッチS3,S4をON操作した場合については説明を省略している。
b) 手動設定(図11のフローチャート参照)
クレーン作業状態で、ステップS1において基本画面がAML表示操作パネルPに表示され、ステップS2においてアウトリガ状態キーとして作用するスイッチS9がON操作されると、ステップS3において前回のアウトリガ状態が点滅表示される。このとき、LCD表示器にアウトリガ状態設定用のサブウインド38Aが表示される(図6参照)。この場合にも、サブウインド38Aには、ファンクションキーとして作用するスイッチS3,S4とアウトリガ状態キーとして作用するスイッチS9、キャンセルキーとして作用するスイッチS10およびセットキーとして作用するスイッチS12の機能がシンボル表示されており、これらの表示に係るスイッチのみが有効とされる一方、他のスイッチは無効とされることとなっている。つまり、スイッチS3,S4,S9,S10,S12が有効キーとしてシンボル表示されることとなっているのである。なお、スイッチS1,S2は、表示はされているものの、シンボル表示がなされておらず、無効キーとされることとなっている。この場合、ファンクションキーとして作用するスイッチS3,S4は、「戻り」キーおよび「送り」キーとして作用することとなっている。
ステップS4において有効キーの操作があったか否かの判定がなされ、ここで否定判定されている間はステップS3においてLCD表示器にアウトリガ状態設定用のサブウインド38Aが表示されるが、肯定判定されると、ステップS5においてキャンセルキーとして作用するスイッチS10がON操作されたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されるとステップS1に戻るが、否定判定されると、ステップS6およびステップS7においてアウトリガ状態キーとして作用するスイッチS9あるいは「送り」ファンクションキーとして作用するスイッチS4がON操作されたか否かの判定がなされ、ステップS6あるいはステップS7において肯定判定された場合(即ち、スイッチS9あるいはスイッチS4の一方がON操作されたと判定された場合)には、ステップS8において前回のアウトリガ状態表示から+1だけ伸長表示されるが、ステップS6およびステップS7において共に否定判定された場合(即ち、スイッチS9およびスイッチS4の両方がON操作されなかったと判定された場合)には、ステップS9に進み、「戻り」ファンクションキーとして作用するスイッチS3がON操作されたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS10において前回のアウトリガ状態表示から−1だけ縮小表示されるが、否定判定された場合には、ステップS11に進み、セットキーとして作用するスイッチS12がON操作されたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS12においてアウトリガ状態が登録され、その後ステップS1に戻って以後の制御が実行される。
一方、ステップS11において否定判定された場合には、ステップS3に戻り、以後の制御が実行される。
なお、この場合、オンタイヤおよびサスロックについては省略されている。
2) カウンタウエイト状態の登録
カウンタウエイト状態の設定はカウンタウエイトの重量により性能を切り換える場合のみ実施する。カウンタウエイト状態の設定は以下に示す二通りの方法がある。
自動検出:カウンタウエイト状態検出器を装着している場合
手動検出:カウンタウエイト状態検出器を装着していない場合
a) 自動検出(図12のフローチャート参照)
クレーン作業状態で、ステップS1において基本画面がAML表示操作パネルPに表示され、ステップS2においてカウンタウエイトキーとして作用するスイッチS6がON操作されると、ステップS3においてカウンタウエイト状態の検出が行われ、ステップS4においてLCD表示器にカウンタウエイト重量設定用のサブウインド38Bが表示される(図13参照)。このサブウインド38Bには、ファンクションキーとして作用するスイッチS3,S4とカウンタウェイトキーとして作用するスイッチS6、キャンセルキーとして作用するスイッチS10およびセットキーとして作用するスイッチS12の機能がシンボル表示されており、これらの表示に係るスイッチのみが有効とされる一方、他のスイッチは無効とされることとなっている。つまり、スイッチS3,S4,S6,S10,S12が有効キーとしてシンボル表示されることとなっているのである。なお、スイッチS1,S2は、表示はされているものの、シンボル表示がなされておらず、無効キーとされることとなっている。この場合、ファンクションキーとして作用するスイッチS3,S4は、「戻り」キーおよび「送り」キーとして作用することとなっている。また、このとき、カウンタウェイト重量表示43が検出状態を表示する。
ステップS5において有効キーの操作があったか否かの判定がなされ、ここで否定判定されている間はステップS5においてLCD表示器にカウンタウエイト重量設定用のサブウインド38Bが表示されるが、肯定判定されると、ステップS6においてキャンセルキーとして作用するスイッチS10がON操作されたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されるとステップS1に戻るが、否定判定されると、ステップS7においてセットキーとして作用するスイッチS12がON操作されたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS8においてカウンタウエイト重量が登録され、その後ステップS1に戻って以後の制御が実行される。
一方、ステップS7において否定判定された場合には、ステップS3に戻り、以後の制御が実行される。
b) 手動設定(図14のフローチャート参照)
クレーン作業状態で、ステップS1において基本画面がAML表示操作パネルPに表示され、ステップS2においてカウンタウエイトキーとして作用するスイッチS6がON操作されると、ステップS3において前回のカウンタウエイト重量が点滅表示される。このとき、LCD表示器にカウンタウエイト重量設定用のサブウインド38Bが表示される(図13参照)。この場合にも、サブウインド38Bには、ファンクションキーとして作用するスイッチS3,S4とカウンタウエイトキーとして作用するスイッチS6、キャンセルキーとして作用するスイッチS10およびセットキーとして作用するスイッチS12の機能がシンボル表示されており、これらの表示に係るスイッチのみが有効とされる一方、他のスイッチは無効とされることとなっている。つまり、スイッチS3,S4,S6,S10,S12が有効キーとしてシンボル表示されることとなっているのである。なお、スイッチS1,S2は、表示はされているものの、シンボル表示がなされておらず、無効キーとされることとなっている。この場合、ファンクションキーとして作用するスイッチS3,S4は、「戻り」キーおよび「送り」キーとして作用することとなっている。
ステップS4において有効キーの操作があったか否かの判定がなされ、ここで否定判定されている間はステップS3においてLCD表示器にカウンタウエイト重量設定用のサブウインド38Bが表示されるが、肯定判定されると、ステップS5においてキャンセルキーとして作用するスイッチS10がON操作されたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されるとステップS1に戻るが、否定判定されると、ステップS6およびステップS7においてカウンタウエイトキーとして作用するスイッチS6あるいは「送り」ファンクションキーとして作用するスイッチS4がON操作されたか否かの判定がなされ、ステップS6あるいはステップS7において肯定判定された場合(即ち、スイッチS6あるいはスイッチS4の一方がON操作されたと判定された場合)には、ステップS8において前回のカウンタウエイト重量表示から+1だけ増量表示されるが、ステップS6およびステップS7において共に否定判定された場合(即ち、スイッチS6およびスイッチS4の両方がON操作されなかったと判定された場合)には、ステップS9に進み、「戻り」ファンクションキーとして作用するスイッチS3がON操作されたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS10において前回のカウンタウエイト重量表示から−1だけ減量表示されるが、否定判定された場合には、ステップS11に進み、セットキーとして作用するスイッチS12がON操作されたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS12においてカウンタウエイト重量が登録され、その後ステップS1に戻って以後の制御が実行される。
一方、ステップS11において否定判定された場合には、ステップS3に戻り、以後の制御が実行される。
3) ブーム/ジブ状態の登録(図15のフローチャート参照)
クレーン作業状態で、ステップS1において基本画面がAML表示操作パネルPに表示され、ステップS2においてブーム状態キーとして作用するスイッチS8がON操作されると、ステップS3において前回のブーム/ジブ状態が表示される。このとき、LCD表示器にブーム/ジブ状態設定用のサブウインド38Cが表示される(図16参照)。この場合にも、サブウインド38Cには、ファンクションキーとして作用するスイッチS3,S4とブーム状態キーとして作用するスイッチS8、「送り」ファンクションキーとして作用するスイッチS4およびセットキーとして作用するスイッチS12の機能がシンボル表示されており、これらの表示に係るスイッチのみが有効とされる一方、他のスイッチは無効とされることとなっている。つまり、スイッチS3,S4,S8,S10,S12が有効キーとしてシンボル表示されることとなっているのである。なお、スイッチS1,S2は、表示はされているものの、シンボル表示がなされておらず、無効キーとされることとなっている。この場合、ファンクションキーとして作用するスイッチS3,S4は、「戻り」キーおよび「送り」キーとして作用することとなっている。
ステップS4において有効キーの操作があったか否かの判定がなされ、ここで否定判定されている間はステップS3においてLCD表示器にブーム/ジブ状態設定用のサブウインド38Cが表示されるが、肯定判定されると、ステップS5においてキャンセルキーとして作用するスイッチS10がON操作されたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されるとステップS1に戻るが、否定判定されると、ステップS6およびステップS7においてブーム状態キーとして作用するスイッチS8あるいは「送り」ファンクションキーとして作用するスイッチS4がON操作されたか否かの判定がなされ、ステップS6あるいはステップS7において肯定判定された場合(即ち、スイッチS8あるいはスイッチS4の一方がON操作されたと判定された場合)には、ステップS8において前回のブーム/ジブ状態表示から1個進んだブーム/ジブ状態が表示される。つまり、ブーム/ジブ状態のシンボルが図17(イ)〜(ニ)に示すように変化するのである。一方、ステップS6およびステップS7において共に否定判定された場合(即ち、スイッチS8およびスイッチS4の両方がON操作されなかったと判定された場合)には、ステップS9に進み、「戻り」ファンクションキーとして作用するスイッチS3がON操作されたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS10において前回のブーム/ジブ状態表示から1個戻ったブーム/ジブ状態が表示される。つまり、ブーム/ジブ状態のシンボルが前記と逆方向に変化していくのである。なお、ステップS9において否定判定された場合には、ステップS11に進み、セットキーとして作用するスイッチS12がON操作されたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS12においてブーム/ジブ状態が登録され、その後ステップS1に戻って以後の制御が実行される。
一方、ステップS11において否定判定された場合には、ステップS3に戻り、以後の制御が実行される。
前記ブーム/ジブ状態のシンボル表示は次のように変化する。即ち、図17(イ)においてはブーム作業がシンボル表示され、図17(ロ)においてはシングルトップ作業がシングルトップ表示され、図17(ハ)においてはジブセット作業(ジブ部点滅)がシンボル表示され、図17(ニ)においてはジブ作業がシンボル表示されることとなっている。4) ワイヤ掛数の登録(図18のフローチャート参照)
クレーン作業状態で、ステップS1において基本画面がAML表示操作パネルPに表示され、ステップS2においてワイヤ掛数キーとして作用するスイッチS7がON操作されると、ステップS3においてf=0とされ、ステップS4において前回のワイヤ掛数(Mワイヤ)登録画面が表示される。このとき、LCD表示器にワイヤ掛数設定用のサブウインド38D1(図19参照),38D2(図20参照)が表示される。この場合にも、サブウインド38D1,38D2には、ファンクションキーとして作用するスイッチS1〜S4とワイヤ掛数キーとして作用するスイッチS7、キャンセルキーとして作用するスイッチS10およびセットキーとして作用するスイッチS12の機能がシンボル表示されており、これらの表示に係るスイッチのみが有効とされる一方、他のスイッチは無効とされることとなっている。つまり、スイッチS1〜S4およびスイッチS7,S10,S12が有効キーとしてシンボル表示されることとなっているのである。この場合、ファンクションキーとして作用するスイッチS3,S4は、「戻り」キーおよび「送り」キーとして作用することとなっている。また、スイッチS1は、Mワイヤ掛数状態(図19参照)を選択する際にON操作されるものであり、スイッチS2は、Sワイヤ掛数状態(図20参照)を選択する際にON操作されるものである。
ステップS5において有効キーの操作があったか否かの判定がなされ、ここで否定判定されている間はステップS4においてLCD表示器にワイヤ掛数設定用のサブウインド38D1,38D2が表示されるが、肯定判定されると、ステップS6においてキャンセルキーとして作用するスイッチS10がON操作されたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されるとステップS1に戻るが、否定判定されると、ステップS7およびステップS8においてSワイヤ掛数選択キーとして作用するスイッチS2あるいはMワイヤ掛数状態選択キーとして作用するスイッチS1がON操作されたか否かの判定がなされ、ステップS7あるいはステップS8において肯定判定された場合(即ち、スイッチS2あるいはスイッチS1の一方がON操作されたと判定された場合)には、ステップS9およびステップS10においてそれぞれf=1およびf=0とされ、その後ステップS11に進む。
一方、ステップS7およびステップS8において共に否定判定された場合(即ち、スイッチS2およびスイッチS1の両方がON操作されなかったと判定された場合)には、直接ステップS11に進み、f=0となっているか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS12に進み、Mワイヤ掛数状態が表示されるが、否定判定されると、ステップS13に進み、Sワイヤ掛数状態が表示される。
ついで、Mワイヤ掛数状態が表示されている状態のもとに、ステップS14およびステップS15においてワイヤ掛数キーとして作用するスイッチS7あるいは「送り」ファンクションキーとして作用するスイッチS4がON操作されたか否かの判定がなされ、ステップS14あるいはステップS15において肯定判定された場合(即ち、スイッチS7あるいはスイッチS4の一方がON操作されたと判定された場合)には、ステップS18に進み、Mワイヤ掛数を前回から+1本掛けの状態が表示される。
一方、ステップS14およびステップS15において共に否定判定された場合(即ち、スイッチS7およびスイッチS4の両方がON操作されなかったと判定された場合)には、ステップS20に進み、「戻り」ファンクションキーとして作用するスイッチS3がON操作されたか否かの判定がなされる。ここで肯定判定されると、ステップS22に進み、Mワイヤ掛数を前回から−1本掛けの状態が表示されるが、否定判定されると、ステップS24に直接進み、セットキーとして作用するスイッチS12がON操作されたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS25においてワイヤ掛数が登録され、その後ステップS1に戻って以後の制御が実行される。ここで否定判定されると、ステップS4に戻り、以後の制御が実行される。
一方、Sワイヤ掛数状態が表示されている状態のもとに、ステップS16およびステップS17においてワイヤ掛数キーとして作用するスイッチS7あるいは「送り」ファンクションキーとして作用するスイッチS4がON操作されたか否かの判定がなされ、ステップS16あるいはステップS17において肯定判定された場合(即ち、スイッチS7あるいはスイッチS4の一方がON操作されたと判定された場合)には、ステップS19に進み、Sワイヤ掛数を前回から+1本掛けの状態が表示される。
一方、ステップS16およびステップS17において共に否定判定された場合(即ち、スイッチS7およびスイッチS4の両方がON操作されなかったと判定された場合)には、ステップS21に進み、「戻り」ファンクションキーとして作用するスイッチS3がON操作されたか否かの判定がなされる。ここで肯定判定されると、ステップS23に進み、Sワイヤ掛数を前回から−1本掛けの状態が表示され、その後ステップS24に進み、前述した制御が実行されるが、否定判定されると、ステップS14に戻り、以後の制御が実行される。
ところで、クレーン作業状態でのワイヤ掛数表示は、ブーム/ジブ状態がブーム選択時にはMワイヤの掛数を、シングルトップ、ジブセット、ジブ選択時にはSワイヤの掛数を表示することとなっている。ただしサブウインチを装着していない場合は、常にMワイヤの掛数が表示される。
また、登録したワイヤ掛数が標準掛数よりも小さい場合、吊り上げ可能な最大荷重は登録した掛数に応じて制限される。さらに、登録したワイヤ掛数がブーム長さに応じた標準掛数よりも大きい場合や、機種毎に定められたワイヤ掛数データに一致する掛数がない場合には、標準掛数として扱うこととなっている。なお、ワイヤ掛数を”0”として登録を行うと、標準掛数として扱うこととなっている。
5) 作業範囲制限機能
AMLに作業範囲制限値を登録している場合、クレーン姿勢が制限領域にはいるとAMLは自動停止出力を行うこととなっている。
下記の範囲制限機能がある。
・ブーム上限角度制限
・ブーム下限下限制限
・作業半径制限
・左旋回制限
・右旋回制限
a) 項目選択と登録、解除(図21のフローチャート参照)
クレーン作業状態で、ステップS1において基本画面がAML表示操作パネルPに表示され、ステップS2において範囲制限キーとして作用するスイッチS5がON操作されると、ステップS3において作業状態が検出され、ステップS4においてf=0とされ、ステップS5において登録制限項目選択画面が表示される。このとき、LCD表示器に作業範囲制限設定用のサブウインド38E(図22参照)が表示される。この場合にも、サブウインド38Eには、ファンクションキーとして作用するスイッチS1,S3,S4と範囲制限キーとして作用するスイッチS5、キャンセルキーとして作用するスイッチS10およびセットキーとして作用するスイッチS12の機能がシンボル表示されており、これらの表示に係るスイッチのみが有効とされる一方、他のスイッチは無効とされることとなっている。つまり、スイッチS1,S3,S4,S5,S10,S12が有効キーとしてシンボル表示されることとなっているのである。なお、スイッチS2は、表示はされているものの、シンボル表示がなされておらず、無効キーとされることとなっている。この場合、ファンクションキーとして作用するスイッチS3,S4は、「戻り」キーおよび「送り」キーとして作用することとなっている。また、スイッチS1はクリアキーとして作用することとなっている。
ステップS6において有効キーの操作があったか否かの判定がなされ、ここで否定判定されている間はステップS5においてLCD表示器に作業範囲制限設定用のサブウインド38Eが表示されるが、肯定判定されると、ステップS7においてキャンセルキーとして作用するスイッチS10がON操作されたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されるとステップS1に戻るが、否定判定されると、ステップS8およびステップS9において範囲制限キーとして作用するスイッチS5あるいは「送り」ファンクションキーとして作用するスイッチS4がON操作されたか否かの判定がなされ、ステップS8あるいはステップS9において肯定判定された場合(即ち、スイッチS5あるいはスイッチS4の一方がON操作されたと判定された場合)には、ステップS10においてf=f+1とされ、ステップS11においてf>5となっているか否かの判定がなされ、ここで肯定判定された場合には、ステップS12においてf=f−6とされ、その後ステップS13に進む。
一方、ステップS8およびステップS9において共に否定判定された場合(即ち、スイッチS5およびスイッチS4の両方がON操作されなかったと判定された場合)とステップS11において否定判定された場合には、直接ステップS13に進む。
ステップS13においては、
f=0 揚程制限項目表示(図22参照)
f=1 ブーム上限角度制限項目表示(図23参照)
f=2 ブーム下限角度制限項目表示
f=3 作業半径制限項目表示(図24参照)
f=4 右旋回制限項目表示(図25参照)
f=5 左旋回制限項目表示(図26参照)
が行われる。
この状態で、ステップS14において「戻り」ファンクションキーとして作用するスイッチS3がON操作されたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS15に進み、f=f−1とされ、ステップS16においてf<0となっているか否かの判定がなされ、肯定判定されると、ステップS17においてf=f+6とされた後、ステップS13に戻る。なお、ステップS16において否定判定された場合、直接ステップS13に戻る。
つまり、範囲制限キーとして作用するスイッチS5又は「送り」キーとして作用するスイッチS4を押す度に範囲制限の選択項目が下記順序で移動する。「戻り」キーとして作用するスイッチS3を押した場合は逆方向に項目が移動することとなっている。
揚程制限→作業半径制限→ブーム上限角度制限→ブーム下限角度制限→左旋回制限→右 旋回制限→揚程制限→・・・
選択した項目はシンボル枠と数値とが反転表示することとなっている。選択項目(制限未登録)の数値は現在の姿勢を表示することとなっている。
一方、ステップS14において否定判定された場合、ステップS18に進み、クリアキーとして作用するスイッチS1がON操作されたか否かの判定がなされ、肯定判定された場合には、ステップS19において登録されている制限項目全てが制限解除され、その後ステップS1に戻る。ステップS18において否定判定された場合、ステップS20に進み、セットキーとして作用するスイッチS12がON操作されたか否かの判定がなされ、ここで肯定判定されると、ステップS21において制限項目が登録され、その後ステップS1に戻って以後の制御が実行される。ここで否定判定されると、ステップS13に戻り、以後の制御が実行される。
次いで、上記作業範囲制限における4種類の表示例を説明する。
表示例1−1
図23には、半径制限を登録し、ブーム上限角度制限を選択している際のLCDパネル表示例が示されている。
表示例1−2
図24には、半径制限を登録し、半径制限を選択している際のLCDパネル表示例が示されている。
表示例2−1
図25には、左旋回制限を登録した際のLCDパネル表示例が示されている。本表示例では右旋回制限は未だ登録していない。左旋回制限を登録すると、AMLは現在の旋回位置より左側90°の範囲を制限領域と認識する。また、現在の旋回位置を示すシンボルが点灯することとなっている。
表示例2−2
図26には、左旋回制限、および右旋回制限を登録した際のLCDパネル表示例が示されている。
本実施の形態にかかる作業機稼動上方表示装置には、上記以外に以下に説明する諸機能も有している。
(イ) 作業前点検
クレーン作業状態で点検キーとして作用するスイッチS13を押すと、AMLの表示、ブザー出力が以下の状態になる。
・LCDパネル:全てのドットが点灯する
・LED :全て点灯する
・警報ブザー :100%警報ブザーがなる(消音機能に関係なく)
この状態で、ウインチ巻き上げ、ブーム伸び、ブーム上げ、ブーム下げの操作が自動停止することを確認する。
キャンセルキーとして作用するスイッチS10を押すと、表示、ブザー出力は、通常のクレーン作業状態に戻る。この状態で、LCDパネルの下記の数値表示が実機の状態と一致していることを目視で確認する。
・ブーム長さ
・ブーム角度
・ジブ角度(ジブ選択中のみ)
・ジブ長さ(ジブ選択中のみ)
・実荷重(無負荷の状態で、ほぼフックの重量を表示していること)
・旋回位置表示
全てが正しければ、クレーン作業を開始する。
(ロ) 警報ブザー消音機能
ブザー消音機能は、自動停止時・過巻き時等に吹鳴する警報ブザーを、一時的に消音するための機能である。調整モード、保守モードであっても消音機能は働く。また、電源OFFすると消音機能は解除する。
ブザー消音キーとして作用するスイッチS14を押すことにより、現在発生しているブザー出力を消音する。ただし消音中に、別の要因でブザー出力を行う必要が出た時は、自動的にブザー出力が復帰する。また、ブザー発音の要因がなくなった場合や、消音中に再度スイッチS14(ブザー消音キー)をおいた場合には、消音機能を解除する。ブザー消音が作動している場合は、スイッチS14に付設されたブザー消音LEDが点灯する。
(ハ) タラ機能
タラキーとして作用するスイッチS15を押した時点で、AMLの荷重表示値はゼロになる。これ以降、荷重表示値はスイッチS15(タラキー)を押した時点の荷重値を表示すべき荷重値を減算して表示する。再度スイッチS15(タラキー)を押すとタラ機能を解除する。
(ニ) フック移動量表示
フックの移動量表示は、外部の移動量リセットスイッチによりリセットした表示基準位置からの移動量を表示切替画面で表示する。なお、ブーム/ジブ状態がブーム選択時にはMフックの移動量を、シングルトップ、ジブ選択時にはSフックの移動量を表示する。表示例としては図4がある。
(ホ) 風速表示
風速表示は風速計で検出した現在の風速値を表示切替画面で表示する。表示例としては図4がある。
(ヘ) ユーザ調整
クレーン作業状態からユーザ調整キーとして作用するスイッチS0を押すと、LCD表示器にユーザ調整メニュー選択のサブウインド38F(図27参照)を表示する。メニューはスイッチS4(送りキー)あるいはスイッチS3(戻りキー)で選択する調整メニューのアイコンを白黒反転表示する。このサブウインド38Fには、ファンクションキーとして作用するスイッチS3,S4とキャンセルキーとして作用するスイッチS10およびセットキーとして作用するスイッチS12の機能がシンボル表示されており、これらの表示に係るスイッチのみが有効とされる一方、他のスイッチは無効とされることとなっている。つまり、スイッチS3,S4,S5,S10,S12が有効キーとしてシンボル表示されることとなっているのである。なお、スイッチS1,S2は、表示はされているものの、シンボル表示がなされておらず、無効キーとされることとなっている。この場合、ファンクションキーとして作用するスイッチS3,S4は、「戻り」キーおよび「送り」キーとして作用することとなっている。
表示するメニューならびに調整内容を以下に記す。
速度調整(符号44で示すアイコン) :各アクチュエータの速度調整
ウインチ回転音(符号45で示すアイコン) :ウインチドラム回転音の選択
ドラム位置調整(符号46で示すアイコン) :フック移動量表示精度が悪くなった場 合の初期化作業
コントラスト調整(符号47で示すアイコン):LCD表示器のコントラスト調整
(1) 速度調整
レバー操作量に対するアクチュエータの最高速度を10%刻み(0〜100%)で調整することができる。調整可能なアクチュエータは以下のものである。
・旋回(右旋回、左旋回、独立に調整可能)
・起伏(上げ、下げ、独立に調整可能)
ユーザ調整メニュー選択から速度調整用アイコン44を選択してセットキーとして作用するスイッチS12を押すと、LCD表示器に速度調整用のサブウインド38G(図28参照)を表示する。このサブウインド38Gには、ファンクションキーとして作用するスイッチS1〜S4とキャンセルキーとして作用するスイッチS10およびセットキーとして作用するスイッチS12の機能がシンボル表示されており、これらの表示に係るスイッチのみが有効とされる一方、他のスイッチは無効とされることとなっている。この場合、ファンクションキーとして作用するスイッチS1,S2は、「−」キー,「+」キーとして作用し、ファンクションキーとして作用するスイッチS3,S4は、「戻り」キーおよび「送り」キーとして作用することとなっている。
そして、スイッチS4(送りキー)、スイッチS3(戻りキー)を押して調整したいアクチュエータを選択し、「−」キーとして作用するスイッチS1、「+」キーとして作用するスイッチS2を押す度に最高速度が10%刻みで変化する。速度を増減する時、操作レバーが中立であれば両方の操作方向の最高速度が変化し、レバー操作を行いながらキー操作を行うと、操作している方向のみの最高速度が変化する。
他のアクチュエータの速度調整を行う場合には、スイッチS4(送りキー)、スイッチS3(戻りキー)を押して調整メニューを選択する。
設定したい速度に合わせて、セットキーとして作用するスイッチS12を押すと、各アクチュエータの調整値を一括で登録し、速度調整用のサブウインド38Gを閉じてクレーン作業状態に戻る。キャンセルキーとして作用するスイッチS10を押すと、速度調整値を記憶せずにサブウインド38Gが閉じてクレーン作業状態に戻る。
(2) ウインチドラム回転音の選択
ウインチドラムが回転する時、回転量に応じてAML内部のブザーを鳴らす機能がある。ブザーを鳴らす/鳴らさないを選択する。
ユーザ調整メニューのウインチ回転音用アイコン45(図27参照)を選択すると、LCD表示器にウインチ回転音選択用のサブウインド38H(図29参照)を表示する。このサブウインド38Hには、ファンクションキーとして作用するスイッチS3,S4とキャンセルキーとして作用するスイッチS10およびセットキーとして作用するスイッチS12の機能がシンボル表示されており、これらの表示に係るスイッチのみが有効とされる一方、他のスイッチは無効とされることとなっている。なお、スイッチS1,S2は、表示はされているものの、シンボル表示がなされておらず、無効キーとされることとなっている。この場合、ファンクションキーとして作用するスイッチS3,S4は、「戻り」キーおよび「送り」キーとして作用することとなっている。
そして、スイッチS4(送りキー)、スイッチS3(戻りキー)を押して、ウインチ回転音のON(鳴らす)またはOFF(鳴らさない)を選択する。その後、セットキーとして作用するスイッチS12を押すと、選択を変更してクレーン作業状態に戻る。キャンセルキーとして作用するスイッチS10を押すと、選択を変更せずにクレーン作業状態に戻る。
(3) ドラム位置調整
フック移動量の表示精度が悪くなった場合に、調整を行う。
調整する前にブーム状態キーとして作用するスイッチS8で、そのフックがかかっているブーム状態を登録しておく。
ユーザ調整メニューのドラム位置調整を選択すると、LCD表示器にフック選択用のサブウインド38I(図30参照)を表示する。このサブウインド38Iには、ファンクションキーとして作用するスイッチS3,S4とキャンセルキーとして作用するスイッチS10およびセットキーとして作用するスイッチS12の機能がシンボル表示されており、これらの表示に係るスイッチのみが有効とされる一方、他のスイッチは無効とされることとなっている。なお、スイッチS1,S2は、表示はされているものの、シンボル表示がなされておらず、無効キーとされることとなっている。この場合、ファンクションキーとして作用するスイッチS3,S4は、「戻り」キーおよび「送り」キーとして作用することとなっている。
そして、調整するフックをスイッチS4(送りキー)、スイッチS3(戻りキー)を押して選ぶ。フックを地面に軽く接地させる。このときのブーム、ジブ長さ、角度は任意でよい。セットキーとして作用するスイッチS12を押すと、ドラム層数位置の初期化処理が完了し、クレーン作業状態に戻る。このときのフック移動量表示はほぼ「0.00m」になる。
(4) LCD表示器コントラスト調整
LCD表示器のコントラスト調整を行う。ユーザ調整メニューのコントラスト調整用アイコン47(図27参照)を選択するとLCD表示器に速度調整用のサブウインド38J(図31参照)を表示する。このサブウインド38Jには、ファンクションキーとして作用するスイッチS1,S2とキャンセルキーとして作用するスイッチS10およびセットキーとして作用するスイッチS12の機能がシンボル表示されており、これらの表示に係るスイッチのみが有効とされる一方、他のスイッチは無効とされることとなっている。この場合、ファンクションキーとして作用するスイッチS1,S2は、「−」キー,「+」キーとして作用することとなっている。なお、スイッチS3,S4は、表示はされているものの、シンボル表示がなされておらず、無効キーとされることとなっている。
そして、「−」キーとして作用するスイッチS1、「+」キーとして作用するスイッチS2を押して、コントラストを薄くしたり、濃くしたりし、所望のコントラストが得られるようにする。所望のコントラストが得られた場合には、セットキーとして作用するスイッチS12を押すと、コントラスト調整値を記憶し、調整を終了する。キャンセルキーとして作用するスイッチS10を押すと、コントラスト調整値を記憶しないで、調整を終了する。
本願発明は、上記実施の形態に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜設計変更可能なことは勿論である。
本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置の構成を示すブロック図である。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるAML表示操作パネルの正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるAML表示操作パネルの基本画面を示す正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるAML表示操作パネルの切替画面を示す正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるアウトリガ状態登録時(自動検出)の内容を示すフローチャートである。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるアウトリガ状態登録時のサブウインドを示す正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるアウトリガシンボル表示の正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるフロントジャッキシンボル表示の正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるオンタイヤシンボル表示の正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるサスロックシンボル表示の正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるアウトリガ状態登録時(手動検出)の内容を示すフローチャートである。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるカウンタウェイト状態登録時(自動検出)の内容を示すフローチャートである。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるカウンタウェイトシンボル表示の正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるカウンタウェイト状態登録時(手動検出)の内容を示すフローチャートである。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるブーム/ジブ状態登録時の内容を示すフローチャートである。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるブーム/ジブシンボル表示の正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるブーム/ジブシンボルの種類を示すものであり、(イ)はブーム作業、(ロ)はシングルトップ作業、(ハ)はジブセット作業、(ニ)はジブ作業をそれぞれ示す。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるワイヤ掛数登録時の内容を示すフローチャートである。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるMワイヤ掛数シンボル表示の正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるSワイヤ掛数シンボル表示の正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置における作業範囲制限項目選択時の内容を示すフローチャートである。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置における作業範囲制限項目選択シンボル表示の正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置における作業範囲制限項目選択シンボル表示の表示例1−1を示す正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置における作業範囲制限項目選択シンボル表示の表示例1−2を示す正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置における作業範囲制限項目選択シンボル表示の表示例2−1を示す正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置における作業範囲制限項目選択シンボル表示の表示例2−2を示す正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるユーザ調整用シンボル表示の正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置における速度調整用シンボル表示の正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるウインチドラム回転音の選択用シンボル表示の正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるドラム位置調整用シンボル表示の正面図である。 本願発明の実施の形態にかかる作業機稼動情報表示装置におけるコントラスト調整用シンボル表示の正面図である。
符号の説明
1は各種センサー
2は数値入力手段(テンキー)
3は数値入力要素指定スイッチ群
4は選択スイッチ群
5は表示画面(ディスプレイ)
6はメニュー画像選択スイッチ
7はビデオROM
8は制御装置(コントローラ)
9はドライブ回路
10はリターンキー
11は段階的条件入力スイッチ群

Claims (2)

  1. 各種の表示画面を表出するディスプレイと、作業機の稼動状態を検出する稼動状態検出手段と、該稼動状態検出手段からの検出信号を受けて前記ディスプレイの画面上に作業機の稼動情報を表示させるコントローラと、前記ディスプレイの近傍に各種機能を実行させるスイッチ群とを配置して作業機の稼動情報を表示するように構成された作業機稼動情報表示装置であって、前記スイッチ群は、スイッチに関するシンボルを表示させるものであり、作業機の各種設定画面を選択する各種設定画面選択スイッチと、前記設定画面で設定状態を変化させるために入力するファンクションスイッチと、入力した設定状態を確定登録するセットスイッチと、前記設定画面から基本画面に復帰させるキャンセルスイッチとを備えて構成されており、前記コントローラは、通常時においては前記ディスプレイに作業機の作業状態を表示する基本画面を表示させ、前記各種設定画面選択スイッチからの選択信号を受けたときには前記ディスプレイに作業機の状態を設定する選択された設定画面を表示させる機能と、該設定画面には、前記スイッチ群のうちの設定に関連して必要なスイッチの前記シンボルを表示し且つ該表示に係るスイッチにみを有効にする一方、他のスイッチを無効にする機能を備えて構成したことを特徴とする作業機稼動情報表示装置。
  2. 前記ファンクションスイッチは、選択された設定画面での状態を送りあるいは戻り入力を行うスイッチで構成されていることを特徴とする請求項1記載の作業機稼動情報表示装置。
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