JP2002241082A - 作業機の作動状態表示装置 - Google Patents

作業機の作動状態表示装置

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JP2002241082A
JP2002241082A JP2001039356A JP2001039356A JP2002241082A JP 2002241082 A JP2002241082 A JP 2002241082A JP 2001039356 A JP2001039356 A JP 2001039356A JP 2001039356 A JP2001039356 A JP 2001039356A JP 2002241082 A JP2002241082 A JP 2002241082A
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hook
jib
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JP2001039356A
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Hiroshi Kitayama
洋 北山
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Tadano Ltd
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Tadano Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クレーン(作業機)各部の作動状態をイラス
ト画像表示の対応個所に複数種の作動量を共通表示にし
選択して切換表示させる表示手段で表示させるにあたっ
て、表示されていない項目も同時に表示させたいのであ
るが、表示手段(ディスプレイ)のスペースに限界があ
り、多くの項目を同時に表示することは困難であった。
このような課題を解決することを目的とする。 【解決手段】 本発明の作業機の作動状態表示装置は、
作業機各部の作動量をイラスト画像表示の対応する個所
に複数種の作動量を切換え表示する第1表示部19Cと
イラスト画像表示に対応しないで作動量を表示する第2
表示部23aを備え、複数種の作動量のうち目的の作動
量を第1表示部19Cに表示するよう選択する選択手段
14d,14iを設け、選択手段14d,14iからの
信号を受け目的の作動量を第1表示部19Cに表示し、
選択されなかった作動量を第2表示部23aに表示する
コントローラ16Aを備えたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クレーン車等の作
業機において作業機各部の作動状態を表示する表示装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の作業機としてクレーン車Aを例
に以下に説明する。図10に図示するように一般にクレ
ーン車Aは、車両1上に水平旋回駆動自在に旋回台2を
配置し、旋回台2に伸縮ブーム3を起伏自在に配置して
いる。伸縮ブーム3は、基ブーム3aに中間ブーム3b
を、中間ブーム3bに先ブーム3cを順次伸縮自在に嵌
挿させており、各ブーム間には適宜の伸縮駆動手段を備
えている。基ブーム3aと旋回台2の適所間には起伏用
油圧シリンダ4を配置し、伸縮ブーム3を起伏駆動可能
に構成している。伸縮ブーム3の先端部にはジブ5を装
着可能に構成しており、ジブ5は、基ブラケット5a、
基ジブ5b、先ジブ5cで構成している。基ブラケット
5aは側面視三角形状のブラケットになっており、基端
側を伸縮ブーム3の先端部に前記連結ピン7a,7bを
介して着脱自在に装着され、先端部を基ジブ5bの基端
側下部を枢支して基ジブ5bを起伏自在に配置してい
る。基ブラケット5aの基端側上部と基ジブ5bの基端
側上部間には、ジブ起伏用油圧シリンダ6を配置してい
る。基ジブ5bには先ジブ5cを伸縮自在に嵌挿させ、
基ジブ5bと先ジブ5c間には適宜の伸縮駆動手段(伸
縮用の油圧シリンダを配置しているが図示しない。)を
配置している。
【0003】ジブ5の先端部からは伸縮ブーム3の基端
側に配置したサブウインチ8からのサブワイヤロープ9
を伸縮ブーム先端部を経過させてジブ5の先端部からサ
ブフック10を吊下げこのサブフック10に吊荷を吊持
させるようになっている。また、ジブ5を格納して伸縮
ブーム3で作業する場合は、メインウインチ11からの
メインワイヤロープ12を伸縮ブーム先端部を経過させ
て伸縮ブーム先端部からメインフック13を吊下げこの
メインフック13に吊荷を吊持させて行うようになって
いる。
【0004】そしてこのクレーン車Aでクレーン作業を
行う場合は、吊荷を目的の位置に移動させるに適宜伸縮
ブーム3を伸縮、起伏、旋回駆動させたり、ジブ5を適
宜伸縮、起伏駆動させるとともに、を駆動させて作業を
行うようにしている。そして、伸縮ブーム3、ジブ5、
各ウインチ8,11を駆動させる各油圧アクチュエータ
は、クレーン車Aを走行移動させるエンジンまたは旋回
台2に専用のエンジンを配置し、これらのエンジンによ
り油圧ポンプを駆動することによって得られる油圧によ
り作動させるようにしている。
【0005】このようなクレーン車Aには、各部の駆動
によるクレーン車Aの作動状態を表示する次のような作
動状態表示装置Bを備えている。すなわち、作動状態表
示装置Bは、図11に図示するように、設定手段14、
作動状態検出手段15、コントローラ16、表示手段1
7、警報手段20、規制手段21を備えている。
【0006】設定手段14は、クレーン車Aで作業する
場合にジブ5を格納し伸縮ブーム3の先端部から吊下し
たメインフック13に吊荷を吊下げてクレーン作業する
場合(以下の説明ではこの場合の作業をブーム作業とし
て説明する。)と伸縮ブーム3の先端部にジブ5を装着
してジブ5の先端部から吊下したサブフック10に吊荷
を吊下げてクレーン作業する場合(以下の説明ではこの
場合の作業をジブ作業として説明する。)とに選択して
手動設定するブーム状態設定スイッチ14aを備え、設
定信号をコントローラ16に入力するようにしてある。
【0007】作動状態検出手段15は、クレーン車Aの
伸縮ブーム3のブーム長さを検出するブーム長さ検出器
15a,伸縮ブーム3のブーム起伏角を検出するブーム
起伏角検出器15b,ジブ5の長さを検出するジブ長さ
検出器15c,ジブ5の起伏角を検出するジブ起伏角検
出器15d,伸縮ブーム3に作用する負荷を起伏用油圧
シリンダ4のロッドに配置したロードセルあるいは起伏
用油圧シリンダ4で保持する保持圧を圧力検出器で検出
する負荷検出器15e,を備えている。
【0008】コントローラ16は、設定手段14と作業
状態検出手段15からの信号を受けて次に説明する表示
手段17にクレーン車Aの作動状態の作動量を表示させ
るための表示信号を出力するようになっている。すなわ
ち、コントローラ16には、作動状態算出部16a,作
業半径算出部16b,定格荷重算出部16c,実際荷重
算出部16d,モーメント算出部16e,イラスト画像
表示制御部16fを備えており、次のように機能する。
【0009】作動状態算出部16aは、ブーム長さ検出
器15a,ブーム起伏角検出器15b,ジブ長さ検出器
15c,ジブ起伏角検出器15dからの検出値に基づい
て、ブーム長さ,ブーム起伏角,ジブ長さ,ジブ起伏角
の作動量を表示するための各作動量信号(表示信号)を
表示手段17に出力するようになっている。
【0010】作業半径算出部16bは、ブーム状態設定
スイッチ14aからの信号がブーム作業である場合に
は、ブーム長さ検出器15a,ブーム起伏角検出器15
bからの信号により伸縮ブーム3による作業半径を算出
し算出結果を表示手段17に出力する。ブーム状態設定
スイッチ14aからの信号がジブ作業である場合には、
ブーム長さ検出器15a,ブーム起伏角検出器15b,
ジブ長さ検出器15c,ジブ起伏角検出器15dからの
信号により伸縮ブーム3とジブ5による作業半径を算出
しそれぞれの作業半径を加算した算出結果を表示手段1
7に出力する。
【0011】定格荷重算出部16cは、ブーム状態設定
スイッチ14aからの信号がブーム作業である場合には
ブーム作業時におけるブーム定格荷重を算出し、ジブ作
業時である場合はジブ作業時におけるジブ定格荷重を算
出するようになっている。ブーム定格荷重は、伸縮ブー
ム3の長さと起伏角によって決定される伸縮ブーム3の
状態における定格荷重を予め記憶しておき、ブーム長さ
検出器15a,ブーム起伏角検出器15bからの信号に
より検出時のブーム定格荷重を記憶していたブーム定格
荷重から算出し算出結果を表示手段17に出力する。ジ
ブ作業である場合には、伸縮ブーム3の長さと起伏角お
よびジブ5の長さと起伏角によって決定される伸縮ブー
ム3とジブ5の状態におけるジブ定格荷重を予め記憶し
ておき、ブーム長さ検出器15a,ブーム起伏角検出器
15b,ジブ長さ検出器15c,ジブ起伏角検出器15
dからの信号により検出時のジブ定格荷重を記憶してい
たジブ定格荷重から算出し算出結果を表示手段17に出
力する。
【0012】実際荷重算出部16dは、ブーム状態設定
スイッチ14aからの信号がブーム作業である場合に
は、ブーム長さ検出器15a,ブーム起伏角検出器15
b,負荷検出手段15gからの信号によりメインフック
13に吊下げた吊荷の実際荷重を算出し算出結果を表示
手段17に出力する。ブーム状態設定スイッチ14aか
らの信号がジブ作業である場合には、ブーム長さ検出器
15a,ブーム起伏角検出器15b,ジブ長さ検出器1
5c,ジブ起伏角検出器15d,負荷検出手段15gか
らの信号によりサブフック10に吊下げた吊荷の実際荷
重を算出し算出結果を表示手段17に出力する。
【0013】モーメント算出部16eは、作業半径算出
部16bで算出した作業半径と実際荷重算出部16dで
算出した実際荷重からモーメント値を算出し算出結果を
表示手段17に出力する。この場合ブーム状態設定スイ
ッチ14aからの信号によりブーム作業時とジブ作業時
別にモーメント値を算出するようになっている。
【0014】イラスト画像表示制御部16fは、クレー
ン車Aの基本イラスト画像、フックのイラスト画像、吊
具のイラスト画像等を表示手段17に表示するための画
像を予め記憶しており、表示手段17に表示信号を出力
する。
【0015】表示手段17は、図11および図12に図
示するように、液晶あるいはCRTディスプレイで構成
され、クレーンのイラスト画像を表示するイラスト画像
表示部18と、クレーン各部の作動状態をイラスト画像
表示の対応する個所に複数表示する作動状態表示部19
を備えている。
【0016】イラスト画像表示部18は、コントローラ
16のイラスト画像表示制御部16fからの表示信号を
受けて、図12に図示するようにクレーンの基本イラス
ト画像18a,フックのイラスト画像18b,吊具のイ
ラスト画像18cを表示する。
【0017】作動状態表示部19は、ブーム長さ表示1
9a,ブーム起伏角表示19b,ジブ長さ表示19c,
ジブ起伏角表示19d,作業半径表示19e,実際荷重
表示19f,定格荷重表示19g,モーメント表示19
hからなり、モーメント表示19h以外はイラスト画像
表示部の対応する個所に表示され、コントローラ16の
各算出部16a〜16eからの表示信号を受けて各部作
動状態の作動量を数値で表示するとともに表示単位(例
えば長さであればm、角度であれば°、荷重であればt
など)を表示するようにしてある。
【0018】また、作動状態表示部19は、ブーム長さ
表示19a,ブーム起伏角表示19b,ジブ長さ表示1
9c,ジブ起伏角表示19d,作業半径表示19eを表
示する際に、イラスト画像にそれぞれ表示に関係する作
動範囲を矢印によって図12に図示するように表示する
ようにしている。
【0019】そして、作業半径表示19e,実際荷重表
示19f,定格荷重表示19g,モーメント表示19h
は、ブーム作業時にはブーム作業時の作業半径,実荷
重,定格荷重,モーメントがそれぞれ表示され、ジブ作
業時にはジブ作業時の作業半径,実荷重,定格荷重,モ
ーメントがそれぞれ表示されるようにしている。すなわ
ち、コントローラ16で算出された各算出部16b〜1
6eからの表示信号は、それぞれの表示19e〜19h
に出力されるにあたって、ブーム状態設定スイッチ14
aからの設定信号に基づいて設定されるブーム作業時あ
るいはジブ作業時によって表示される内容が変更される
よう各算出部16a〜16eに表示変更手段を備えてい
る。
【0020】モーメント表示19hは、コントローラ1
6のモーメント算出部16eで算出されたモーメント値
によってバーメータで表示されるようになっており、モ
ーメント値が90%に満たない区間は緑色、90%から
100%までの区間は黄色、100%以上の区間は赤色
で表示され、数量でもモーメント値をバーメータの左端
部に表示される。例えば、図12に図示するように、1
00%の場合は、90%までの緑色と90%から100
%までの区間の黄色のバーメータで表示され、バーメー
タの左端部に100の数値と%の単位が表示される。
【0021】警報手段20は、モーメント値が90%以
上になるとコントローラ16から出力される警報信号を
受けて警報器により警報を出すようになっている。
【0022】規制手段21は、モーメント値が100%
以上になるとコントローラ16から出力される規制信号
を受けてクレーンの各駆動の危険側方向の操作を規制
(停止)するようになっている。
【0023】
【発明が解決しょうとする課題】ところで、クレーン
(作業機)各部の作動状態を表示手段17で表示させる
にあたって上記した表示以外のクレーン(作業機)各部
の作動状態に関係する項目を同時に表示させたいのであ
るが、表示手段(ディスプレイ)のスペースに限界があ
り、しかもイラスト画像表示の対応個所に多くの項目の
作動状態を表示させるようにしょうとすれば更に困難な
ことであった。
【0024】本発明はこのような課題を解決した作業機
の作動状態表示装置を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1に係る本発明の作業機の作動状態表示装置
は、作業機の各部の作動状態を検出する作動状態検出手
段と、作業機各部の作動状態を表示する表示手段と、作
動状態検出手段により検出された信号を基に表示手段に
表示信号を出力するコントローラを有している作業機の
作動状態表示装置であって、表示手段は上記作業機のイ
ラスト画像表示部と作業機各部の作動量をイラスト画像
表示の対応する個所に複数種の作動量を切換え表示する
第1表示部とイラスト画像表示に対応しないで作動量を
表示する第2表示部を備え、複数種の作動量のうち目的
の作動量を第1表示部に表示するよう選択する選択手段
を設け、前記コントローラは選択手段からの信号を受け
第1表示部に選択された目的の作動量を表示し、選択さ
れなかった作動量を第2表示部で表示するように構成し
たことを特徴とするものである。
【0026】請求項2に係る本発明の作業機の作動状態
表示装置は、作業機の各部の作動状態を検出する作動状
態検出手段と、作業機各部の作動状態を表示する表示手
段と、作動状態検出手段により検出された信号を基に表
示手段に表示信号を出力するコントローラを有している
作業機の作動状態表示装置であって、表示手段は上記作
業機のイラスト画像表示部と作業機各部の作動量をイラ
スト画像表示の対応する個所に複数種の作動量を切換え
表示する第1表示部とイラスト画像表示に対応しないで
作動量を表示する第2表示部を備え、複数種の作動量の
うち目的の作動量を第2表示部に表示するよう選択する
選択手段を設け、前記コントローラは選択手段からの信
号を受け第2表示部に選択された目的の作動量を表示
し、選択されなかった作動量を第1表示部で表示するよ
うに構成したことを特徴とするものである。
【0027】請求項3に係る本発明の作業機の作動状態
表示装置は、請求項1において前記第1表示部の表示を
第2表示部の表示より大きく表示するよう構成している
ことを特徴とするものである。
【0028】請求項4に係る本発明の作業機の作動状態
表示装置は、請求項2において前記第2表示部の表示を
第1表示部の表示より大きく表示するよう構成している
ことを特徴とするものである。
【0029】請求項5に係る本発明の作業機の作動状態
表示装置は、請求項1または請求項2記載の作業機の作
動状態表示装置において、前記作業機を、車両上に起伏
自在なブームの先端部に伸縮および起伏自在なジブを装
着可能にしブームの基端側にメインウインチとサブウイ
ンチを配置しメインウインチから繰出されるメインロー
プによりブームの先端部からメインフックを吊下させる
とともにサブウインチから繰出されるサブロープにより
ジブの先端部からサブフックを吊下させるようにしたク
レーン車で構成し、前記イラスト画像はクレーンのイラ
スト画像で構成したことを特徴とするものである。
【0030】請求項6に係る本発明の作業機の作動状態
表示装置は、請求項5記載の作業機の作動状態表示装置
において、前記作動状態検出手段にジブ長さ検出器とメ
インウインチからのメインロープ繰出量検出器とサブウ
インチからサブロープ繰出量検出器を備え、前記コント
ローラは作動状態検出手段の信号を基にジブ長さとメイ
ンフックの移動量とサブフックの移動量を算出し前記第
1表示部及び第2表示部にジブ長さとメインフックの移
動量またはサブフックの移動量を表示可能に構成したこ
とを特徴とするものである。
【0031】請求項7に係る本発明の作業機の作動状態
表示装置は、請求項6記載の作業機の作動状態表示装置
において、メイン・サブフック切換スイッチを配置し、
前記コントローラは前記第1表示部または第2表示部に
フック移動量を表示させる時にメイン・サブフック切換
スイッチからの信号を基にメインフックのフック移動量
とサブフックのフック移動量の表示を選択表示するよう
に構成したことを特徴とするものである。
【0032】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る作業機の作動状
態表示装置Cの実施形態を説明する。作業機の作動状態
表示装置Cの実施形態を説明するにあたって、従来技術
で説明したクレーン車Aに実施した場合の実施形態を図
1〜図9に基づいて以下に説明する。なお、本発明に係
る作業機の作動状態表示装置Cを説明するにあたり、従
来の技術の説明で使用した符号1〜13,符号18,符
号20,符号21,符号15a〜15e,符号14a,
符号16a〜16f,符号18a〜18c,符号19
d,符号19g,符号19hは、従来の技術で説明した
ものと同じであるので詳細な説明を省略し以下の説明で
も同符号を用いる。
【0033】図1において、15Aは、作動状態検出手
段で、従来の技術で説明した作動状態検出手段15にサ
ブロープ繰出量検出器15f、メインロープ繰出量検出
器15g、エンジン回転検出器15hを追加している。
サブロープ繰出量検出器15fは、サブウインチ8から
繰出されるサブワイヤロープ9の繰出量をサブウインチ
8の回転検出等で検出する検出器である。メインロープ
繰出量検出器15gは、メインウインチ11から繰出さ
れるメインワイヤロープ12の繰出量をメインウインチ
11の回転検出等で検出する検出器である。エンジン回
転検出器15hは、油圧ポンプを駆動するエンジンの回
転を検出する検出器である。
【0034】14Aは、設定手段であって、従来の技術
で説明した設定手段14に次のスイッチ類を備えてい
る。14bは、ワイヤ掛数設定スイッチでメインフック
13と伸縮ブーム3の先端部間に掛け廻すメインワイヤ
ロープ12の掛数を設定する時に手動設定するスイッチ
である。
【0035】14cは、数値を直接設定入力する際に使
用する調整スイッチであって、+スイッチを押すことに
より数値が増え、−スイッチを押すことにより数値が減
るようになっている。この調整スイッチ14cは、例え
ば、ワイヤ掛数設定する際に使用される。
【0036】14dは、フック移動量スイッチであり、
メインフック13またはサブフック10のフック移動量
を以下に説明する表示手段に表示させる時に手動設定す
るスイッチ(フック移動量スイッチ14dは、請求項1
及び請求項2に記載の選択手段に該当する。)である。
14eは、リセットスイッチであって、メインフック1
3またはサブフック10のフック移動量を表示させる際
に起点となるフック位置を設定するスイッチである。1
4fは、メイン・サブフック切換スイッチであって、フ
ック移動量を表示手段に表示させるにあたって、メイン
フック13のフック移動量を表示させるか、サブフック
10のフック移動量を表示させるか選択して表示させる
ための切換スイッチである。
【0037】14gは、範囲制限スイッチであって、後
述する伸縮ブームの作動範囲を制限する各種の範囲制限
(作業半径制限、ブーム高さ制限、ブーム上限角制限、
ブーム下限角制限)を設定するスイッチであって、スイ
ッチを繰返し押すことにより各種の範囲制限を順に選択
し設定できるようになっている。
【0038】14hは、セットスイッチであって、入力
値を確定させるスイッチである。例えば、調整スイッチ
スイッチ14cによりワイヤ掛数設定する場合に、+ス
イッチと−スイッチを押して目的の掛数値になった時点
でセットスイッチ14hを押すことにより目的の掛数を
確定させるスイッチとして使用される。また、範囲制限
する際に、範囲制限スイッチ14gで目的の範囲制限を
選択し、伸縮ブーム3を範囲制限させる位置に移動させ
た後、セットスイッチ14h押すことによりその時の伸
縮ブーム3の位置を目的の範囲制限として確定させるス
イッチとして使用される。
【0039】14iは、基本表示スイッチであって、表
示手段に標準の表示をさせるためのスイッチである。例
えば、表示手段に複数種の表示を1つの表示で共通表示
にしておき切換えて目的の表示をさせるようにしたもの
があるが、基本表示スイッチ14iを押すことにより予
め設定してある標準の表示をさせる時に使用される。こ
の基本表示スイッチ14iを押すと複数種の表示を行う
表示は、それぞれの表示であらかじめ設定している標準
表示をそれぞれ表示するようにしている。この機能は後
述するコントローラ16Aに備えた標準表示指令部16
rで詳細に説明する。(基本表示スイッチ14iも、請
求項1及び請求項2記載の選択手段に該当する。)14
jは、警報リプレイスイッチであって、当該スイッチを
押すことで所定時間前の警報であれば再度警報させるこ
とができるようになっている。この警報リプレイ機能は
後述するコントローラ16Aに備えた警報出力制御・記
憶部16oで詳細に説明する。
【0040】14kは、アワメータスイッチであって、
油圧ポンプを駆動するエンジンの使用時間を表示手段
(後述する文字表示23a)に積算表示させたい時に押
すスイッチである。エンジンの使用時間を積算表示させ
ることにより、エンジンのメインテナス時期を把握する
時に使用するスイッチである。
【0041】14lは、点検スイッチであって、各検出
器15a〜15hからの検出信号に基づいて表示手段に
表示されるまでの途中における各信号値(基板ユニット
の入出力値など)を表示手段に表示するようになってお
り、各信号値をチェックする時に使用するスイッチで、
検出器の作動不良個所を早く発見する際に使用する。
【0042】そして設定手段14Aの各スイッチ14a
〜14lは、作動状態表示装置Cのパネル面に配置して
ある。
【0043】16Aは、コントローラであって、従来技
術で説明したコントローラとは次に説明する算出部を追
加させている点で相違している。16gは、メインフッ
ク移動量算出部であって、作動状態検出手段15Aのメ
インロープ繰出量検出器15g,設定手段14Aで設定
されたワイヤー掛数(ワイヤー掛数設定スイッチ14b
と調整スイッチ14cとセットスイッチ14hで設定さ
れ、設定されたワイヤー掛数を記憶している。)とリセ
ットスイッチ14eからの各信号が入力され、リセット
スイッチ14eを押した時を基準として記憶し、以後当
該記憶した基準からのメインフック13のフック移動量
をメインウインチ11の作動状態により逐次相対移動量
として算出する。
【0044】16hは、サブフック移動量算出部であっ
て、作動状態検出手段15Aのサブロープ繰出量検出器
15f,リセットスイッチ14eからの各信号が入力さ
れ、リセットスイッチ14eを押した時を基準として記
憶し、以後当該記憶した基準からのサブフツク10のフ
ック10のフック移動量をサブウインチ8の作動状態に
より逐次相対移動量として算出する。
【0045】16iは、作業範囲制限設定部であって、
範囲制限スイッチ14gとセットスイッチ14hで設定
される各種の範囲制限(作業半径制限、ブーム高さ制
限、ブーム上限角制限、ブーム下限角制限)を設定して
記憶させ、設定していることを各種の範囲制限別に表示
できるように次に説明する各制限表示灯に表示信号を出
力させるようにしている。
【0046】例えば、作業半径制限をする場合は、範囲
制限スイッチ14gを押して作業半径制限に設定し、伸
縮ブーム3あるいはジブ5の先端部から吊下げられたメ
インフック13またはサブフック10の位置が作業半径
制限する作業半径にした状態で、セットスイッチ14h
を押すことにより、目的の作業半径制限値を記憶させ、
以後記憶させた作業半径制限値を作業半径の制限値とし
てクレーン作業時の制限値として使用する。解除する場
合は、範囲制限スイッチ14gを押して作業半径制限に
設定した後、セットスイッチ14hを押すことにより解
除できる。すなわち、セットスイッチ14hを押すたび
にセットと解除が交互に繰返させるようになっている。
他の範囲制限を行う場合は、範囲制限スイッチ14gを
繰返して押して目的の範囲制限にセットし、同様にして
セットならびに解除するようになっている。
【0047】16jは、作業半径制限判別部であって、
作業半径算出部16bで算出された作業半径と記憶した
作業半径制限値とを比較し、算出に係る作業半径が作業
半径制限値に達したかどうかを判別し、達すると次に説
明する作業半径制限表示灯23eに信号を出力させると
ともに、警報手段20と規制手段21に信号を出力して
警報を出すとともに危険側への伸縮ブーム3の作動を規
制するようにしてある。
【0048】16kは、ブーム高さ算出部であって、設
定手段14Aのブーム状態設定スイッチ14aがブーム
作業に設定されている時には、作動状態検出手段15A
のブーム長さ検出器15a、ブーム起伏角検出器15
b、から信号を受けて、地面からブーム先端までの高さ
を算出する。また、設定手段14Aのブーム状態設定ス
イッチ14aがジブ作業に設定されている時には、作動
状態検出手段15Aのブーム長さ検出器15a、ブーム
起伏角検出器15b、ジブ長さ検出器15c、ジブ起伏
角検出器15dから信号を受けて、地面からジブ先端ま
での高さを算出する。
【0049】16lは、ブーム高さ制限判別部であっ
て、ブーム高さ算出部16kで算出されたブーム高さと
設定して記憶させたブーム高さ制限値とを比較し、算出
に係るブーム高さがブーム高さ制限値に達したかどうか
を判別し、達すると次に説明するブーム高さ制限表示灯
23dに信号を出力させるようにしているとともに、警
報手段20と規制手段21に信号を出力して警報を出す
るとともに危険側への伸縮ブーム3の作動を規制するよ
うにしてある。
【0050】16mは、ブーム上限角制御判別部であっ
て、ブーム起伏角検出器15bで検出されるブーム起伏
角と設定して記憶させたブーム上限角とを比較し、検出
に係るブーム起伏角がブーム上限角に達したかどうかを
判別し、達すると次に説明するブーム上限角度制限表示
灯23fに信号を出力させるようにしているとともに、
警報手段20と規制手段21に信号を出力して警報を出
するとともに危険側への伸縮ブーム3の作動を規制する
ようにしてある。
【0051】16nは、ブーム下限角制御判別部であっ
て、ブーム起伏角検出器15bで検出されるブーム起伏
角と設定して記憶させたブーム下限角とを比較し、検出
に係るブーム起伏角がブーム下限角に達したかどうかを
判別し、達すると次に説明するブーム下限角度制限表示
灯23gに信号を出力させるようにしているとともに、
警報手段20と規制手段21に信号を出力して警報を出
すとともに危険側への伸縮ブーム3の作動を規制するよ
うにしてある。
【0052】16oは、警報出力制御・記憶部であっ
て、クレーンの作動状態が危険な状態になったことを各
算出部ならびに判別部からの信号を基に警報手段20に
警報信号を出力するとともに、警報を出した後にも所定
時間記憶させておき、前記警報リプレイスイッチ14j
からの指令信号を受けた時に記憶した警報を警報手段2
0に出力するようにしている。すなわち、瞬時だけ警報
が出された時や、暗騒音が高くオペレータが警報を聞き
洩らしたかも知れない時などに前記警報リプレイスイッ
チ14jを押すことにより、警報の確認が取れるように
してある。
【0053】また、警報出力制御・記憶部16oは、複
数種類の警報音を出力するよう準備しておき、危険な作
業状況にいたる状況に応じて警報音を変更して警報部2
0に出力するようにしている。(例えば、モーモント値
が90%になった時、実際荷重が定格荷重になった時、
各種範囲制限に達した時、などそれぞれの場合で警報音
を違えて出すようにしている。)そして同時に2っ以上
の警報を出さねばならなくなった時には、優先順位を決
めておき、優先される警報が出され優先されていない警
報音は出さないように出力する。ただし、前記警報リプ
レイスイッチ14jを押すことにより、記憶した警報音
を出力する時は、優先される警報を一定時間出した後優
先されていない警報音を出すようにしている。よって、
警報リプレイスイッチ14jを押すことにより、同時に
2っ以上の警報を出すような危険な作業状態であって
も、警報される危険な作業状況をすべて確認できるよう
になっている。
【0054】16pは、エンジン回転積算部であって、
エンジン回転検出器15hからの信号を受けて、エンジ
ンの使用時間を算出する算出部である。(通常1600
r/minで1時間エンジンを駆動させた時を1Hの使
用時間としてすることから、積算したエンジン回転数/
1600でエンジンの使用時間を算出する。)16q
は、点検検出器関連表示算出部であって、点検スイッチ
14lの信号により、各検出器15a〜15hからの検
出信号に基づいて各検出器の作動状態を表示手段に表示
されるまでの途中における各信号値(基板ユニットの入
出力値、すなわち、A/D変換値から端子電圧に変換し
た値、物理量、A/D変換値など)を算出し、算出値を
表示手段に出力する。
【0055】16rは、標準表示指令部であって、基本
表示スイッチ14iからの信号を受けて各表示を予め設
定してある標準の表示をさせる指令をする指令部であ
る。(例えば、後述する各表示は次のように設定されて
いる。すなわち、ジブ長さ表示19cはジブ長さを表示
し、ブーム長さ表示19Aはブーム長さを表示し、ブー
ム起伏角表示19Bはブーム起伏角を表示し、作業半径
表示19Eは作業半径を表示するよう設定してある。し
たがって、各表示が範囲制限等を表示している状態であ
っても、基本表示スイッチ14iからの信号を受けると
標準表示指令部16rの指令により各表示は設定された
標準の表示を行うようになっている。)16sは、バッ
クアップ指令部であって、作動状態検出手段15Aの各
検出器15a〜15hで検出される検出値の補正係数、
メイン・サブフック移動量を算出する際のリセット位
置、各範囲制限の範囲設定値、等を揮発性メモリに一時
記憶させているが、この揮発性メモリをバックアップす
る電池の容量が低下してきた時に揮発性メモリーに記憶
されていた前記内容を不揮発メモリに記憶させる指令部
である。このバックアップ指令部16sを備えておくこ
とにより、揮発性メモリをバックアップする電池の容量
が低下して電池を交換する際に、各検出器の調整、各種
設定を始めからやり直すことなく、引き続き作業を行う
ことができる。
【0056】17Aは、表示手段であって、イラスト画
像表示部18と、第1表示部22と第2表示部23を備
えている。イラスト画像表示部18は従来の技術で説明
したものと同じであるので説明は省略する。第1表示部
22は、クレーンの各部の作動状態の作動量をイラスト
画像表示の対応する個所に複数表示するようにしたもの
であって、ブーム長さ表示19A、ブーム起伏角表示1
9B、ジブ長さ表示19C、ジブ起伏角表示19d、作
業半径表示19E、実際荷重表示19f、定格荷重表示
19gを備えている。 ジブ起伏角表示19d、実際荷
重表示19f、定格荷重表示19gは、従来の技術で説
明したものと同じであるので説明は省略する。
【0057】ブーム長さ表示19Aは、図2に図示する
ように、通常は伸縮ブーム3のブーム長さを作動状態算
出部16aからの信号を受けてブーム長さを表示すると
ともに、ブームのイラスト画像に沿ってブーム長さを示
す矢印のイラストが表示される。範囲制限スイッチ14
gによりブーム高さ制限を設定する状態にすると、ブー
ム高さ算出部16kにより算出されるブーム高さを表示
し、セットスイッチ14hを押すとこの時のブーム高さ
制限値として確定し記憶される。この時にブーム長さを
示す矢印のイラストが表示が消えブーム高さを示す矢印
のイラストが表示が表示される。いずれの表示の場合も
「m」の単位表示がされる。
【0058】ブーム起伏角表示19Bは、図2に図示す
るように、通常は伸縮ブーム3のブーム起伏角を作動状
態算出部16aからの信号を受けてブーム起伏角を表示
するとともに、ブームの起伏角を示す矢印のイラストが
表示される。範囲制限スイッチ14gによりブーム下限
角制限を設定する状態にすると、作動状態算出部16a
により算出されるブーム起伏角をブーム下限角制限値と
して表示し、セットスイッチ14hを押すとこの時のブ
ーム起伏角がブーム下限角制限値として確定し記憶され
る。この時にブームの起伏角を示す矢印のイラストが表
示が消えブーム下限角を示す矢印のイラストが表示され
る。そして、いずれの表示の場合も「°」の単位表示が
される。このように、ブーム起伏角表示19Bは、ブー
ム起伏角とブーム下限制限値の複数種の表示が行われる
ようになっている。
【0059】ジブ長さ表示19Cは、図7に図示する如
く、通常はジブ5のジブ長さを作動状態算出部16aか
らの信号を受けてジブ長さを表示するとともに、ジブの
長さを示す矢印のイラストが表示される。また、ジブ長
さ表示19Cは、ワイヤー掛数設定スイッチ14bを押
すとワイヤー掛数の数値が表示され、調整スイッチ14
cの+スイッチを押すたびに数値が増え−スイッチを押
すたびに数値が減じるように表示され、実際のワイヤー
掛数に一致させた数値が表示された時にセットスイッチ
14hを押して確定させることでワイヤー掛数が設定さ
れ記憶される。すなわち、ジブ長さ表示19Cは、ワイ
ヤー掛数を設定するために表示され、その際には数値の
前にPの記号が表示され、フックのイラストが表示され
る。(図3)この時ジブの長さを示す矢印のイラストと
「°」「m」の単位表示は消える。
【0060】更に、ジブ長さ表示19Cは、フック移動
量スイッチ14dのスイッチを押すとフックの移動量を
表示する。この時メイン・サブフック切換スイッチ14
fによりメインフック13が選択されるとメインフック
移動量算出部16gからの算出信号を受けてメインフッ
ク13の移動量を表示(図5)し、サブフック10が選
択されるとサブフック移動量算出部16hからの算出信
号を受けてサブフック10の移動量を表示(図6)す
る。
【0061】フックの移動量を表示している状態で、リ
セットスイッチ14eを押すとフック移動量はその時点
が起点となるために フックの移動量は、「00.0
m」の表示(図4)となる。この時フックの移動量の表
示がメインフック13の移動量を表示する場合は、メイ
ンフック13の移動量がリセットされ、フックの移動量
の表示がサブフック10の移動量を表示する場合は、サ
ブフック10の移動量がリセットされる。そしてフック
移動量を表示する時は「m」の単位とフックのイラスト
が表示される。以後リセットした時点を基準としてフッ
ク移動量がメインフック移動量算出部16gあるいはサ
ブフック移動量算出部16hで算出される。
【0062】次に、ジブ長さ表示19Cは、範囲制限ス
イッチ14gによりブーム上限角制限を設定する状態に
すると、作動状態算出部16aにより算出されるブーム
起伏角をブーム上限角制限値として表示し、セットスイ
ッチ14hを押すとこの時のブーム起伏角がブーム上限
角制限値として確定し記憶される。この時角度の単位
「°」の記号とブーム上限角を示す矢印のイラストが表
示され、単位「m」の記号とフックのイラストは消え
る。(図8)このように、ジブ長さ表示19Cは、ジブ
長さ、ワイヤー掛数、メイン・サブフック移動量、ブー
ム上限角の複数種の表示を行うようにしている。
【0063】なお、ジブ長さ表示19Cには、ブーム状
態設定スイッチ14aからの設定信号に基づいてブーム
作業時にはジブ長さを表示させないようにしてある。す
なわち、作動状態算出部16aには、ブーム状態設定ス
イッチ14aからの設定信号に基づいてブーム作業時に
はジブ長さを表示させず、ジブ作業時にはジブ長さを表
示可能とする表示変更手段を備えている。また作動状態
算出部16aの表示変更手段は、ジブ作業時にはクレー
ンの基本イラスト画像18aで表示されるイラストブー
ムの先端にジブのイラスト表示を表示させ、ブーム作業
時にはこのイラスト表示を表示しないように表示信号を
出力する。更に、作動状態算出部16aの表示変更手段
は、ブーム作業時にはジブ長さ表示に関係する作動範囲
を表示した矢印を表示させないように表示信号を出力す
るようになっている。
【0064】同様に、作動状態算出部16aの表示変更
手段は、ブーム状態設定スイッチ14aからの設定信号
に基づいて、ジブ作業時にはジブ起伏角表示19dにジ
ブ起伏角を表示するが、ブーム作業時にはジブ起伏角表
示19dとジブ起伏角表示に関係する作動範囲を表示し
た矢印を表示させないように表示信号を出力するように
なっている。
【0065】作業半径表示19Eは、通常は作業半径を
表示する。範囲制限スイッチ14gにより作業半径制限
を設定する状態にすると、作動半径算出部16bにより
算出される作業半径を作業半径制限制限値として表示
し、セットスイッチ14hを押すとこの時の作業半径が
作業半径制限値として確定し記憶される。そしていずれ
の場合にも「m」の単位を表示する。作業半径表示19
Eは、作業半径と作業半径制限値の複数種の表示を行う
ようにしている。
【0066】第2表示部23は、図2に図示するように
イラスト画像表示に対応しないで各種の作動を表示する
表示部であって、モーメント表示19h、文字表示23
a、メインフック移動量選択表示灯23b、サブフック
移動量選択表示灯23c、ブーム高さ制限表示灯23
d、作業半径制限表示灯23e、ブーム上限角制限表示
灯23f、ブーム下限角制限表示灯23gを備えてい
る。モーメント表示19hは、従来の技術で説明したも
のと同じであるので詳細な説明は省略する。
【0067】文字表示23aは、予め記憶させた文字及
び各算出部で算出した数字を表示するようになってお
り、モーメント表示19hの下部に配置され、モーメン
ト表示と2列になるように配置している。例えば、ジブ
長さを表示させる時には「ジブ長さ 12.1m」と表
示され、フック移動量を表示させる時には「フック移動
量 13.5m」と表示され、アワメータを表示させる
時には「アワメータ 12051H」と表示され、点検
表示をする時には「Boom Up P 1.070V
4.9MPa 877」と表示される。
【0068】ここで点検表示について説明すると、上記
に記載した点検表示は負荷検出15eとして起伏用油圧
シリンダ4の保持圧力を検出する検出器に関連した各部
の信号値を表示している。すなわち、ブームを起仰して
いる時の圧力で、1.070VはA/D変換値から端子
電圧に変換した値、4.9MPaは圧力値、877はA
/D変換値を示している。点検スイッチ14lを押すた
びに点検検出器関連表示算出部16qからの信号を受け
て点検される検出器の関連する信号値が変更されて表示
される。
【0069】また、文字表示23aは、通常は上記各表
示をするようになっているが、警報手段20により警報
が出された時は警報の原因、規制手段21が作動した時
は規制の原因を先の各表示に対して優先的に表示し、所
定時間後に警報ならびに規制を回避する操作の案内を表
示するようになっている。そして、文字表示23aで一
度に表示されない場合は、図示しないが設定手段14A
にスクロール用のスイッチを備えており、このスイッチ
の操作により順次送り表示されるようになっている。
【0070】なお、文字表示23aは、ジブ長さ表示1
9Cに比較して小さく表示されるようになっている。よ
って、ジブ長さ表示19Cは、イラスト画像に対応する
個所に表示され、かつ文字表示23aに比較して表示が
大きく表示されるようにしていることから、文字表示2
3aより視認性が高い表示となっている。
【0071】23bは、メインフック移動量選択表示灯
であって、フック移動量を表示手段(ジブ長さ表示19
Cまたは文字表示23a)で表示させるにあたって、メ
イン・サブフック切換スイッチ14fによりメインフッ
ク13のフック移動量を表示させるように選択した時に
点灯させる表示灯(LED)である。23cは、サブフ
ック移動量選択表示灯であって、フック移動量を表示手
段(ジブ長さ表示19Cまたは文字表示23a)で表示
させるにあたって、メイン・サブフック切換スイッチ1
4fによりサブフック10のフック移動量を表示させる
ように選択した時に点灯させる表示灯(LED)であ
る。
【0072】23dは、ブーム高さ制限表示灯であっ
て、作業範囲制限設定部16i、ブーム高さ算出部16
k、ブーム高さ制限判別部16lからの信号を受け、ブ
ーム高さ制限が設定されていない場合は消灯し、設定さ
れている場合は点灯し、伸縮ブーム3が設定されたブー
ム高さ制限に達した時に点滅する表示灯(LED)であ
る。
【0073】23eは、作業半径制限表示灯であって、
作業範囲制限設定部16i、作業半径算出部16b、作
業半径制限判別部16jからの信号を受け、作業半径制
限が設定されていない場合は消灯し、設定されている場
合は点灯し、伸縮ブーム3が設定された作業半径制限の
作業半径に達した時に点滅するようになっている。
【0074】23fは、ブーム上限角制限表示灯であっ
て、作動状態算出部16a、ブーム上限角制限判別部1
6mからの信号を受け、ブーム上限角が設定されていな
い場合は消灯し、設定されている場合は点灯し、伸縮ブ
ーム3の起伏角が設定されたブーム上限角に達した時に
点滅する表示灯(LED)である。
【0075】23gは、ブーム下限角制限表示灯であっ
て、作動状態算出部16a、ブーム下限角制限判別部1
6nからの信号を受け、ブーム下限角が設定されていな
い場合は消灯し、設定されている場合は点灯し、伸縮ブ
ーム3の起伏角が設定されたブーム下限角に達した時に
点滅するよ表示灯(LED)である。
【0076】このように構成された本発明に係る作動状
態表示装置Cによるジブ長さ表示19Cと文字表示23
aでジブ5の長さを表示させる時とフック移動量を表示
させる時の表示を、図9に図示するフローチャートの如
くコントローラ16Aで切換えられるようになってい
る。以下図9のフローチャートに基づいて説明する。
【0077】図9のフローチャートにおいて、ステップ
1では基本表示スイッチ14iを押したかどうかを判別
し、押した時にはステップ2に進み、押さなかった時に
はステップ5に進む。ステップ2では、メイン・サブフ
ック切換スイッチ14fをメインフック13の移動量を
表示するように選択しているかどうかを判別し、メイン
フック13の移動量を表示するように選択している場合
はステップ3に進み、選択していない場合はステップ4
に進む。
【0078】ステップ3では、ジブ長さ表示19Cに作
動状態算出部16aから表示信号を受けてジブ長さを表
示し、文字表示23aにメインフック移動量算出部16
gから表示信号を受けてメインフック移動量を表示す
る。ステップ4では、ジブ長さ表示19Cに作動状態算
出部16aから表示信号を受けてジブ長さを表示し、文
字表示23aにサブフック移動量算出部16hから表示
信号を受けてサブフック移動量を表示する。
【0079】ステップ5では、フック移動量スイッチ1
4dを押してフック移動量表示をするように選択したか
どうかを判別し、フック移動量表示をするように選択し
た場合はステップ6に進み、選択しなかった場合はステ
ップ2に進む。
【0080】ステップ2に進む場合は上記に説明したの
で説明を省略する。ステップ6では、メイン・サブフッ
ク切換スイッチ14fをメインフック13の移動量を表
示するように選択しているかどうかを判別し、メインフ
ック13の移動量を表示するように選択している場合は
ステップ7に進み、選択していない場合はステップ8に
進む。
【0081】ステップ7では、ジブ長さ表示19Cにメ
インフック移動量算出部16gから表示信号を受けてメ
インフック移動量を表示し、文字表示23aに作動状態
算出部16aから表示信号を受けてジブ長さを表示す
る。ステップ8では、ジブ長さ表示19Cにサブフック
移動量算出部16hから表示信号を受けてサブフック移
動量を表示し、文字表示23aに作動状態算出部16a
から表示信号を受けてジブ長さを表示する。
【0082】このように、ジブ長さ表示19Cにジブ長
さを表示させたい時には基本表示スイッチ14iを押
し、フック移動量を表示させたい時にはフック移動量ス
イッチ14dを押せばよい。そして上記スイッチで選択
されないためにジブ長さ表示19Cに表示されない表示
は文字表示23aで表示されるようになっている。
【0083】したがって、クレーンの作業状態によって
それぞれの表示に表示される事項を選択して行うように
すればよい。例えばジブ5を伸縮操作する場合は、ジブ
長さ表示19Cにジブ5の長さを表示させ、文字表示2
3aにフック移動量を表示させるようにし、通常のクレ
ーン作業ではジブ5の伸縮操作はウインチ操作に比較し
て操作されることが少ないので常時はフック移動量を表
示するようにすればよい。
【0084】このように必要な(重要な)情報を視認性
の良い方で表示(イラスト画像に対応する個所での表示
で、かつ表示が大きい方の表示)させることができ、作
業状態を確認しながらのクレーン作業の操作性を向上さ
せることができる。しかも、ジブ長さとフック移動量を
同時に表示することができ、同時に両方の情報を得るこ
とができる。また、このように表示すれば、表示内容を
煩雑にすることなく、小さい表示手段で(表示手段を大
きくすることなく)実施できる。
【0085】なお、上記実施形態では、ジブ長さとフッ
ク移動量の表示切換えを基本表示スイッチ14iとフッ
ク移動量スイッチ14d(これらのスイッチは、請求項
1及び請求項2記載の選択手段に該当する。)で手動選
択して切換えるようにしたが、自動で切換えるようにし
てもよい。例えば、ジブ5を伸縮操作を検出するジブ伸
縮操作検出器を設け、ジブ5の伸縮操作時にはジブ長さ
表示19Cにジブ長さを表示させ、文字表示23aにフ
ック移動量を表示させるようにしてもよい。
【0086】また、メインウインチ11の操作を検出す
るメインウインチ操作検出器を設け、メインウインチ1
1の操作時にはジブ長さ表示19Cにメインフックの移
動量を表示させ、サブウインチ8の操作を検出するサブ
ウインチ操作検出器を設け、サブウインチ8の操作時に
はジブ長さ表示19Cにサブフックの移動量を表示さ
せ、文字表示23aにジブ長さを表示させるようにして
もよい。
【0087】更に、上記実施形態では、ジブ長さ表示1
9C(請求項1及び請求項2の第1表示部に該当す
る。)をイラスト画像に対応する個所に表示し、文字表
示23a(請求項1及び請求項2の第2表示部に該当す
る。)より大きく表示するようににしていることから、
視認性の良い表示として文字表示23aより優先して重
要な情報を表示させる(請求項1に対応)ようにした
が、文字表示23aをジブ長さ表示19Cより大きく表
示させジブ長さ表示19Cより視認性の良い表示とする
ようにし、ジブ長さ表示19Cより優先して重要な情報
を文字表示23aに表示させる(請求項2に対応)よう
にしてもよい。
【0088】次に、上記実施形態では、ジブ長さとフッ
ク移動量の表示を2つの表示で切換えて選択表示させる
ようにしたが、ジブ長さとフック移動量だけでなく、他
の表示内容で行うようにしてもよい。例えば、ブーム長
さとブーム高さ、ブーム高さ制限値とブーム高さ、ブー
ム起伏角とブーム上限角、ブーム起伏角とブーム下限
角、ジブ長さとブーム上限角、等の組合せで行うことが
可能である。
【0089】また、上記実施形態ではクレーン車Aの作
動状態表示装置Cに実施した場合を例に説明したが、ク
レーン車Aだけでなく高所作業車等の他の作業機にも実
施できること勿論のことである。
【0090】
【発明の効果】本発明の作業機の作動状態表示装置は、
以上の如く作用し構成するものであるから、必要な情報
を視認性の良い方で表示させることにより、作業機で作
業状態を確認しながら行う作業の操作性を向上させるこ
とができる。しかも、選択されていない表示内容も同時
に表示することができ、両方の情報を一度に得ることが
できる。また、このようにして表示すれば、表示内容を
煩雑にすることなく、表示手段を小さい表示手段で(表
示手段を大きくすることなく)表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作業機の作動状態表示装置を説明する
説明図である。
【図2】本発明の作業機の作動状態表示装置の表示パネ
ルを説明する説明図である。
【図3】ジブ長さ表示19Cによりワイヤ掛数設定を表
示させた場合を説明する説明図である。
【図4】ジブ長さ表示19Cによりフック移動量の表示
中にリセットした時の表示を説明する説明図である。
【図5】ジブ長さ表示19Cによりメインフックの移動
量を表示させた場合を説明する説明図である。
【図6】ジブ長さ表示19Cによりサブフックの移動量
を表示させた場合を説明する説明図である。
【図7】ジブ長さ表示19Cによりジブ長さを表示させ
た場合を説明する説明図である。
【図8】ジブ長さ表示19Cによりブーム上限角を表示
させた場合を説明する説明図である。
【図9】ジブ長さ表示19Cと文字表示23aで、ジブ
5の長さを表示させる時とフック移動量を表示させる時
の選択を説明するフローチャートである。
【図10】クレーン車を説明する説明図である。
【図11】従来の作業機の作動表示装置を説明する説明
図である。
【図12】従来の作業機の作動表示装置の表示パネルを
説明する説明図である。
【符号の説明】
15A 作動状態検出手段 17A 表示手段 16A コントローラ 18 イラスト画像表示部 22 第1表示部(ジブ長さ表示19C) 23 第2表示部(文字表示23a) 14d フック移動量スイッチ(選択手段) 14i 基本表示スイッチ(選択手段)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業機の各部の作動状態を検出する作動
    状態検出手段と、作業機各部の作動状態を表示する表示
    手段と、作動状態検出手段により検出された信号を基に
    表示手段に表示信号を出力するコントローラを有してい
    る作業機の作動状態表示装置であって、表示手段は上記
    作業機のイラスト画像表示部と作業機各部の作動量をイ
    ラスト画像表示の対応する個所に複数種の作動量を切換
    え表示する第1表示部とイラスト画像表示に対応しない
    で作動量を表示する第2表示部を備え、複数種の作動量
    のうち目的の作動量を第1表示部に表示するよう選択す
    る選択手段を設け、前記コントローラは選択手段からの
    信号を受け第1表示部に選択された目的の作動量を表示
    し、選択されなかった作動量を第2表示部で表示するよ
    うに構成したことを特徴とする作業機の作動状態表示装
    置。
  2. 【請求項2】 作業機の各部の作動状態を検出する作動
    状態検出手段と、作業機各部の作動状態を表示する表示
    手段と、作動状態検出手段により検出された信号を基に
    表示手段に表示信号を出力するコントローラを有してい
    る作業機の作動状態表示装置であって、表示手段は上記
    作業機のイラスト画像表示部と作業機各部の作動量をイ
    ラスト画像表示の対応する個所に複数種の作動量を切換
    え表示する第1表示部とイラスト画像表示に対応しない
    で作動量を表示する第2表示部を備え、複数種の作動量
    のうち目的の作動量を第2表示部に表示するよう選択す
    る選択手段を設け、前記コントローラは選択手段からの
    信号を受け第2表示部に選択された目的の作動量を表示
    し、選択されなかった作動量を第1表示部で表示するよ
    うに構成したことを特徴とする作業機の作動状態表示装
    置。
  3. 【請求項3】前記第1表示部の表示を第2表示部の表示
    より大きく表示するよう構成していることを特徴とする
    請求項1記載の作業機の作動状態表示装置。
  4. 【請求項4】前記第2表示部の表示を第1表示部の表示
    より大きく表示するよう構成していることを特徴とする
    請求項2記載の作業機の作動状態表示装置。
  5. 【請求項5】 前記作業機を、車両上に起伏自在なブー
    ムの先端部に伸縮および起伏自在なジブを装着可能にし
    ブームの基端側にメインウインチとサブウインチを配置
    しメインウインチから繰出されるメインロープによりブ
    ームの先端部からメインフックを吊下させるとともにサ
    ブウインチから繰出されるサブロープによりジブの先端
    部からサブフックを吊下させるようにしたクレーン車で
    構成し、前記イラスト画像はクレーンのイラスト画像で
    構成したことを特徴とする請求項1または請求項2記載
    の作業機の作動状態表示装置。
  6. 【請求項6】 前記作動状態検出手段にジブ長さ検出器
    とメインウインチからのメインロープ繰出量検出器とサ
    ブウインチからサブロープ繰出量検出器を備え、前記コ
    ントローラは作動状態検出手段の信号を基にジブ長さと
    メインフックの移動量とサブフックの移動量を算出し前
    記第1表示部及び第2表示部にジブ長さとメインフック
    の移動量またはサブフックの移動量を表示可能に構成し
    たことを特徴とする請求項5記載の作業機の作動状態表
    示装置。
  7. 【請求項7】 メイン・サブフック切換スイッチを配置
    し、前記コントローラは前記第1表示部または第2表示
    部にフック移動量を表示させる時にメイン・サブフック
    切換スイッチからの信号を基にメインフックのフック移
    動量とサブフックのフック移動量の表示を選択表示する
    ように構成したことを特徴とする請求項6記載の作業機
    の作動状態表示装置。
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