JP3197569U - 土砂崩れ対策防護壁 - Google Patents

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Abstract

【課題】土砂崩れ、裏山の崩れから生命、住宅、財産を守ることができる防護壁を提供する。【解決手段】鉄骨の柱3を地下に打設して立ち上げ、鉄骨の柱3の横に梁4を張り出し、梁4の先端の下部に基礎固め又は杭5を打設し、又は杭5を打設し、基礎固めし、基礎固め又は杭5の上部と梁4の先端を接続し、斜めの梁6で梁4の先端と鉄骨の柱3とを接続する。並列型組、アーチ型組、山型組等を駆使して土砂崩れの威力を分散させ連壁で土砂崩れ危険区域を守っていける。【選択図】図1

Description

本考案は土砂崩れ、裏山の崩れから生命、住宅、財産を守るための防護壁に関するものです。
従来防護壁は地震、大雨等の災害で、土砂崩れで崖や裏山が崩れ、生命、住宅、財産を全て押し流してしまいます。住民としてはこの災害を強力な防護壁で守ろうとしておりますが、裏山や崖と住宅との間のスペースが狭くて、強力な防護壁が出来ず、一度災害が起きれば、住民はただ家を捨てて避難するのみです。防護壁が出来る場所に於いても、従来の防護壁の構造では、より強力な防護壁を作製するために、防護壁の下部に支持杭を打設し、その杭の上部に防護壁を接続して設置する構造になっております。
発明が解決しようとする課題
けれども防護壁の構造を検討すると防護壁の基礎部に杭を打設して、その杭の上部に防護壁を設置しておりますが、打設した杭と防護壁との接続方法は、打設した杭の上部と防護壁の施工時、鉄筋を配筋し、溶接し、コンクリートで固める工法で施工しておりますので、従来のこの工法では、土砂崩れの強力な押し流しには、打設した杭と、防護壁内の鉄筋コンクリートの接続の構造では、土砂崩れの強力な押し流しには耐えられない強度の構造になっております。例としてわかりやすく説明すれば、従来の防護壁の構造は、打設した杭の上に防護壁がただ乗って防護壁の自重だけで、土砂崩れを止めようとしている構造です。打設した杭と防護壁との接続は、土砂崩れの強力な押し流しには耐えることは出来ません。
課題を解決しようとする手段
従来の防護壁の構造は、前述の通り打設した杭の上部と、防護壁内下部の鉄筋コンクリートとの接続と、防護壁の自重で土砂崩れの強力な押し流しを止めようとしております。
本考案は打設した杭と防護壁とを接続するのではなく、防護壁の下部の打設杭から上部の防護壁まで一本物の鉄骨の柱で作製する構造で、従来の構造より、より強力に土砂崩れに耐えられる構造である。そして打設した鉄骨の柱の地上面に水平方向に鉄骨を張り出し、張り出した先端の下部に、支持杭を地下の支持層まで打設し、又は基礎固めをし、支持杭の上部の梁より防護壁の上部の鉄骨の柱を、斜めの鉄骨の梁で接続する構造である。
そして防護壁の骨材は鉄骨の柱であり、その使用方法は、鉄骨のみの防護壁でも良いし、その鉄骨の柱の周囲に型枠を組み、コンクリートを流し込み、防護壁の表面をコンクリートにした防護壁にしても良いし、鉄骨の柱と柱の間に鉄板を設置し、鉄板の防護壁にしても良いし、それぞれの方法を組み合わせても良い防護壁である。
本考案を図とともに説明すれば、図1の住宅(1)と崖(2)との間に鉄骨の柱(3)を地下数メートル打設し、その鉄骨の柱(3)の地上面に鉄骨の梁(4)を水平に張り出し、鉄骨の梁(4)の先端の地下に支持杭(5)を支持層まで打設または基礎固めをし、支持杭(5)の上部の鉄骨の梁(4)の先端より鉄骨の柱(3)の先端、中間等を鉄骨の斜めの梁(6)を接続する。
本考案は以上のような構造なので、図2のように本考案の鉄骨の柱(3)を並列に組み立てても良いし、図3のようにアーチ型に組み立てても良いし、図4のように山型に組み立てても良いし、図6のように三角型の組み立て等、各々の組み立て、組み合わせを図8のように連壁にした防護壁にしても良い。
考案の効果
本考案は以上のような構造なので、従来の防護壁の構造とは異なり、鉄骨の柱(3)は切断されたり外れたりすることは無いし、その鉄骨の柱(3)を地下数メートル打設して地中に固定し、そして柱の地上面から水平に鉄骨の梁(4)を張り出し、その鉄骨の梁(4)の先端の地下に基礎固めをし、又は支持杭(5)を支持層まで打設し、支持杭の上部と鉄骨の梁(4)とを接続する、鉄骨の梁(4)の先端と鉄骨の柱(3)の上部、中間等を斜めの梁(6)によって接続する。以上のような構造により、土砂崩れによる強力な押し流しにも鉄骨の柱と鉄骨の梁、そして支持杭等により土砂崩れの強力な押し流しの力を分散して受け止め、耐えることができる構造である。
産業上の利用可能生
鉄骨の柱を打設し、建て上げ、鉄骨の梁、支持杭を打設し、組み立て、土砂崩れを分散させ受け止め耐えて、生命、住宅、財産を守る防護壁を作製し、土砂崩れ危険区域の住宅に生活している人々に、一日も早く安心して生活出来るようにする防護壁である。
使用状態を示す参考図 本考案の並列組図 本考案のアーチ型組図 本考案の山型組図 本考案の山型斜視図 本考案の三角型組図 本考案の三角型組図の連壁図 本考案の組み合わせ連壁図 本考案の斜面30度設置の連壁断面図
1、 住宅
2、 崖
3、 鉄骨の柱
4、 水平の梁
5、 支持杭
6、 斜めの梁

Claims (3)

  1. 鉄骨の柱(3)を地下に打設して立ち上げ、鉄骨の柱(3)の横に梁(4)を張り出し、梁(4)の先端の下部を基礎固め又は杭(5)を打設、基礎固め又は杭(5)の上部と梁(4)の先端を接続、斜めの梁(6)を梁(4)の先端と鉄骨の柱(3)とを接続する防護壁。
  2. 防護壁の形は単独型、並列型組、アーチ型組、山型組、三角型組等を組み立て、使用し、各々の組み立て、組み合わせを連壁でも使用する防護壁。
  3. 鉄骨のみの防護壁でも良いし、鉄骨の柱(3)の周囲に型枠を組み立て、コンクリートを流し込み、コンクリートの防護壁にしても良いし、鉄骨の柱(3)と柱(3)との間に鉄板を設置し、鉄板の防護壁にしても良いし、各々の方法を組み合わせても良い防護壁。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN116591192A (zh) * 2023-06-01 2023-08-15 中国科学院西北生态环境资源研究院 一种防治热融滑坡的柔性支挡结构及施工方法

Cited By (2)

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