JP3197216U - マットレス用シーツ - Google Patents

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政男 三川
政男 三川
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Abstract

【課題】正確かつ簡易迅速なシーツの交換作業を可能にし、シーツの劣化を防止するとともに、低コストで簡単に製造することのできるマットレス用シーツを提供する。【解決手段】マットレス用シーツ100を、マットレスを覆うシーツ本体10と、シーツ本体10の一方の短辺側に形成され、口部がシーツ本体10の他方の短辺方向を向いている袋部20と、袋部20の両隣に形成され、シーツ本体10の一方の短辺側に位置するコーナー部周辺を補強するための補強部30とから構成し、袋部20及び補強部30を、折り返されたシーツ本体10とその下側に位置するシーツ本体10とを袋部20の斜辺20dに沿って重着することで形成する。【選択図】図1

Description

本考案は、マットレス用シーツに関し、より詳しくは、正確かつ簡易迅速なシーツの交換作業を可能にし、シーツの劣化を防止するとともに、低コストで簡単に製造することのできるマットレス用シーツに関する。
ホテルや病院等におけるシーツの取り付け作業では、しわを発生させないようにシーツを取り付ける必要があること等から、正確な取り付け作業が求められる。また、ホテルや病院等では、頻繁にシーツの交換作業(シーツの取り付け及び取り外し作業)が行われることから、迅速に係る作業を行わなければならない。
このため、従来では、係る作業を正確かつ簡易迅速に行うべく、2人1組でシーツの交換作業が行われていたが、人件費の増加や人手不足等といった問題があった。
そこで、このような問題を解決しようとするものとして、マットレスの表面を被覆包囲するための長方形状のシーツに袋状引っ掛け部を備えたことを特徴とするベッドメイキングシーツが知られている(特許文献1参照)。
実用新案登録第3160042号公報
しかし、特許文献1に記載されているベッドメイキングシーツでは、これをマットレスに取り付ける際、ベッド台の上に載置されたマットレスの頭側に袋状引っ掛け部を引っ掛けて、頭部を包み込むようにしてシーツを引っ張ることから、シーツのコーナー部周辺には、相当な力が加わることになる(しわを発生させないために、シーツは強い力で引っ張られる)。このため、頻繁にシーツの交換作業が行われるホテルや病院等では、当該シーツが繰り返し使用されることで、シーツのコーナー部周辺が擦り切れてしまう(シーツが痛む)という問題が生じる(特許文献1に記載されているベッドメイキングシーツには、シーツのコーナー部周辺に補強が施されていないため)。
また、ホテルや病院等で使用されるシーツは、このような交換作業に伴って、頻繁に洗濯や高温滅菌処理等(クリーニング)が行われることから、特許文献1に記載のベッドメイキングシーツに繰り返し洗濯や高温滅菌処理等を施せば、当該シーツの痛んだ部分(主にシーツのコーナー部周辺)は、さらに痛むことになり、シーツの劣化が促進される。
さらに、特許文献1に記載されているベッドメイキングシーツは、ベッドメイキングシーツの偶角部を切り離し、各切断部を接合することによって、袋状引っ掛け部を形成するものとしていることから、製造に大変な手間とコストを要する。
また、特許文献1に記載されているベッドメイキングシーツは、上述のとおり、袋状引っ掛け部を形成するために、その偶角部が切り離されていることから、シーツの一方の短辺側に位置する角部と他方の短辺側に位置する角部を合わせたとしても、これを矩形状(長方形状)にて折り畳むことができない(きれいに折り畳むことができない)。このため、特許文献1に記載されているベッドメイキングシーツでは、シーツの折り畳み作業を迅速かつ正確に行うことができない(大量のベッドメイキングシーツを矩形状に(きれいに)折り畳むには、相当の時間と手間を要する)。
そこで、本考案は、上記点に鑑みてなされたものであり、正確かつ簡易迅速なシーツの交換作業を可能にし、シーツの劣化を防止するとともに、低コストで簡単に製造することのできるマットレス用シーツを提供することを目的とするものである。
請求項1の考案に係るマットレス用シーツは、マットレスを覆うシーツ本体と、該シーツ本体の一方の短辺側に形成され、口部が該シーツ本体の他方の短辺方向を向いている袋部と、該袋部の両隣に形成され、該シーツ本体の一方の短辺側に位置するコーナー部周辺を補強するための補強部とを備えることを特徴とする。
請求項2の考案に係るマットレス用シーツは、請求項1に記載の考案に係るマットレス用シーツにおいて、該袋部が平面視において、上辺が該シーツ本体の一方の短辺側に位置する台形状にて形成されるとともに、該補強部が平面視において、該袋部の斜辺を一辺とする三角形状にて形成されていることを特徴とする。
請求項3の考案に係るマットレス用シーツは、請求項2に記載の考案に係るマットレス用シーツにおいて、該シーツ本体の一方の短辺側が他方の短辺側に折り返されており、折り返された該シーツ本体とその下側に位置する該シーツ本体とが、平面視台形状にて形成される該袋部の斜辺に沿って重着されていることを特徴とする。
請求項1に記載の考案は、シーツ本体の一方の短辺側に袋部が形成されていることから、ベッド上に載置されたマットレスの頭側に袋部を被せた後、マットレス用シーツをマットレスの足側に引っ張るだけで、簡単に、しわを発生させることなく、マットレス用シーツをマットレスに取り付けることができる。すなわち、本考案では、正確かつ簡易迅速なシーツの交換作業が可能となる。
また、このように、マットレス用シーツをマットレスの足側に引っ張ったとしても、本考案には、袋部の両隣にシーツ本体の一方の短辺側に位置するコーナー部周辺を補強するための補強部が形成されていることから、本考案では、シーツ本体のコーナー部周辺が擦り切れてしまう(シーツが痛む)という問題はない。さらに、本考案は、このような補強部が形成されることで、シーツ本体のコーナー部周辺が洗濯や高温滅菌処理等にも耐え得ることから、マットレス用シーツの劣化を防止することもできる。
請求項2に記載の考案は、袋部が平面視において、上辺が該シーツ本体の一方の短辺側に位置する台形状にて形成されるとともに、補強部が平面視において、袋部の斜辺を一辺とする三角形状にて形成されていることから、一般的なシーツ(一般的なタイプのマットレスに取り付け可能)の形状(矩形状)に合わせて、袋部及び補強部を形成することができる(すなわち、マットレス用シーツは、一般的なシーツの形状(矩形状)に合わせて(同形状にて)形成される)。したがって、本考案では、一般的なタイプのマットレスに取り付け可能であることから、請求項1に記載の考案の効果に加えて、汎用性のあるマットレス用シーツを提供することができる。
また、本考案は、上述のとおり、マットレス用シーツが一般的なシーツの形状(矩形状)に合わせて(同形状にて)形成されることから、シーツ本体の一方の短辺側に位置する角部と他方の短辺側に位置する角部を合わせるだけで、これを矩形状(長方形状)にて折り畳むことができる(きれいに折り畳むことができる)。したがって、本考案では、マットレス用シーツの折り畳み作業を迅速かつ正確に行うことができる(大量のマットレス用シーツを矩形状に(きれいに)折り畳む場合でも、時間と手間を要することはない)。
請求項3に記載の考案は、シーツ本体の一方の短辺側が他方の短辺側に折り返されており、折り返されたシーツ本体とその下側に位置するシーツ本体とが、平面視台形状にて形成される袋部の斜辺に沿って重着されていることから、1枚のシーツを加工することで(すなわち、1枚のシーツ以外の部材は必要ない)、袋部及び補強部を同時に形成することができる(つまり、1回の工程で袋部及び補強部を同時に形成できる)。したがって、本考案では、請求項2に記載の考案の効果に加えて、大変な手間とコストを要することなく、簡単に、このようなマットレス用シーツを製造することができる。
本考案の実施例1に係るマットレス用シーツの正面図である。 本考案の実施例1に係るマットレス用シーツの袋部を開口している状態を表す斜視図である。 本考案の実施例1に係るマットレス用シーツのシーツ本体の一方の短辺側を他方の短辺側に折り返している状態を表す斜視図である。 本考案の実施例1に係るマットレス用シーツの折り返されたシーツ本体とその下側に位置するシーツ本体とを重着している状態を表す斜視図である。 本考案の実施例1に係るマットレス用シーツの袋部をシーツ本体の一方の短辺側に折り返した状態を表す斜視図である。 本考案の実施例1に係るマットレス用シーツの図5の背面図である。 本考案の実施例1に係るマットレス用シーツをマットレスに載置した状態を表す斜視図である。 本考案の実施例1に係るマットレス用シーツをマットレスに取り付けている状態を表す斜視図である。
以下、図面を用いて本考案の詳細を説明する。
まず、図1及び図2を用いて、本考案の実施例1に係るマットレス用シーツ100の形態について説明する。
図1は本考案の実施例1に係るマットレス用シーツの正面図であり、図2は本考案の実施例1に係るマットレス用シーツの袋部を開口している状態を表す斜視図である。
図1及び図2に示すように、マットレス用シーツ100は、シーツ本体10、袋部20及び補強部30を備える。
[シーツ本体10]
図1及び図2に示すように、シーツ本体10は、公知のシーツと同様に矩形状にて形成される。シーツ本体10の寸法は、マットレスのサイズに応じて適宜決定され、例えば、シングル用のマットレス(シングルベットに載置されるマットレス)に使用されるシーツ本体10の場合、短手方向の長さは概ね183cm、長手方向の長さは概ね300cmに形成される(以下、本実施例では、シングル用のマットレスに使用されるマットレス用シーツ100の各寸法について説明する)。
[袋部20]
図1及び図2に示すように、袋部20は、シーツ本体10の一方の短辺側に形成される。袋部20は、平面視において、上辺20aがシーツ本体10の一方の短辺側に位置する台形状にて形成されており、口部20cがシーツ本体10の他方の短辺方向を向く格好となっている。袋部20の上辺20aの長さは概ね120cm、底辺20bの長さは概ね183cm、高さ(上辺20aから底辺20bまでの直線距離)は概ね31.5cmに形成される。
[補強部30]
図1及び図2に示すように、補強部30は、平面視において、袋部20の斜辺20dを一辺とする三角形状にて形成される(すなわち、補強部30は、袋部20の両隣に形成される)。なお、このとき、補強部30を両底角が45度からなる直角二等辺三角形状にて形成しておくことが好ましい。袋部20をシーツ本体10の一方の短辺側に折り返した際、シーツ本体10の一方の短辺側に位置するコーナー部の各隣接する面を直交させるため等である(図5。この点については後述する)。補強部30の二等辺は概ね31.5cm、他の一辺は概ね44.5cmに形成される。
次に、図3乃至図6を用いて、本考案の実施例1に係るマットレス用シーツ100の製造方法について説明する。
図3は本考案の実施例1に係るマットレス用シーツのシーツ本体の一方の短辺側を他方の短辺側に折り返している状態を表す斜視図であり、図4は本考案の実施例1に係るマットレス用シーツの折り返されたシーツ本体とその下側に位置するシーツ本体とを重着している状態を表す斜視図である。図5は本考案の実施例1に係るマットレス用シーツの袋部をシーツ本体の一方の短辺側に折り返した状態を表す斜視図であり、図6は本考案の実施例1に係るマットレス用シーツの図5の背面図である。
図3に示すように、まず、シーツ本体10の一方の短辺側を他方の短辺側に折り返すようにする。このとき、シーツ本体10の一方の短辺側の折り幅を概ね31.5cmにして折り返すようにするとよい。後に、上述の袋部20及び補強部30を1回の工程で同時に形成するためである。なお、シーツ本体10の長手方向の長さは、上述のとおり、概ね300cmとなっているが、これは、シーツ本体10の一方の短辺側を他方の短辺側に折り返した状態での寸法であることから、シーツ本体10の一方の短辺側を折り返す前の寸法(長手方向の長さ)は、概ね331.5cmとなる。
図4に示すように、シーツ本体10の一方の短辺側を他方の短辺側に折り返した後は、折り返されたシーツ本体10とその下側に位置するシーツ本体10とを、所定の位置で重着するようにする。具体的には、折り返されたシーツ本体10の両角部(シーツ本体10の他方の短辺方向に位置する両角部)とシーツ本体10の一方の短辺の中央付近を結んだ線20d上を縫い合わせることで、折り返されたシーツ本体10とその下側に位置するシーツ本体10とを重着する。
このように、折り返されたシーツ本体10とその下側に位置するシーツ本体10とを線20d上で重着することで、上述の平面視台形状からなる袋部20が形成されるとともに、袋部20の両隣には、袋部20の斜辺20dを一辺とする三角形状からなる補強部30が形成されることになる(折り返されたシーツ本体10とその下側に位置するシーツ本体10は、袋部20の斜辺20dに沿って重着されている)。すなわち、1枚のシーツを加工することで(1枚のシーツ以外の部材は必要ない)、袋部20及び補強部30を同時に形成することができる(つまり、1回の工程で袋部20及び補強部30を同時に形成できる)。
なお、このとき、上述の線20d(斜辺20d)の角度を、袋部20の底辺20bに対して45度となるようにしておくとよい(補強部30を両底角が45度からなる直角二等辺三角形状とする)。これにより、袋部20をシーツ本体10の一方の短辺側に折り返した際、シーツ本体10の一方の短辺側に位置するコーナー部の各隣接する面は直角に交わることから(図5)、マットレス用シーツ100をマットレス200(図7、図8)の形状(直方体状)に合わせて、取り付けることができるようになる(つまり、しわを発生させることなく、マットレス用シーツ100をマットレス200に取り付けることができる。)
図5及び図6に示すように、袋部20をシーツ本体10の一方の短辺側に折り返した場合、補強部30は、袋部20の内側両側面付近に位置することになる。なお、このとき、上述のように、補強部30を両底角が45度からなる直角二等辺三角形状としておけば、袋部20をシーツ本体10の一方の短辺側に折り返した場合でも、補強部30は、袋部20の内側に納められることから、見栄えのよいマットレス用シーツ100を提供することができる。なお、このようなマットレス用シーツ100は、例えば、綿、麻、絹等の天然繊維質や、ポリエステルやナイロン等の化学繊維質等にて形成することができる。
最後に、図7及び図8を用いて、本考案の実施例1に係るマットレス用シーツ100の使用方法について説明する。
図7は本考案の実施例1に係るマットレス用シーツをマットレスに載置した状態を表す斜視図であり、図8は本考案の実施例1に係るマットレス用シーツをマットレスに取り付けている状態を表す斜視図である。
図7に示すように、まず、マットレス用シーツ100をマットレス200の上面に載置する。このとき、袋部20の上辺20aの両端部をマットレス200の頭側の両端部に合わせるようにする。続いて、図8に示すように、袋部20をシーツ本体10の一方の短辺側に折り返し、マットレス200の頭側に被せて、マットレス用シーツ100をマットレス200の足側へ引っ張るようにする。
なお、このとき、袋部20をマットレス200の頭側に被せることで、袋部20がマットレス200の頭側に引っ掛けられた状態となっていることから、マットレス用シーツ100をマットレス200の足側へ引っ張ったとしても、これがマットレス200から外れることはない。また、上述のとおり、袋部20がシーツ本体10の一方の短辺側に折り返された状態(袋部20をマットレス200の頭側に被せた状態)では、補強部30は、袋部20の内側両側面付近に位置することから、マットレス用シーツ100をマットレス200の足側へ引っ張ったとしても、シーツ本体10の一方の短辺側に位置するコーナー部周辺が擦り切れる(シーツが痛む)ことはない(このときに、マットレス200のコーナー部周辺に直接接触するのは、シーツ本体10ではなく、補強部30となるため)。
そして、この状態のまま、シーツ本体10の他方の短辺側をマットレス200の下面に入れ込み、最後に、シーツ本体10の両長辺側(シーツ本体10の両側辺付近)をマットレス200の下面に入れ込むようにする。このように、マットレス用シーツ100をマットレス200に取り付けることで、正確かつ簡易迅速なシーツの交換作業が可能となる。なお、マットレス用シーツ100をマットレス200から取り外す際には、上述の手順と逆の手順を行うようにすればよい。
このように、本考案では、シーツ本体10の一方の短辺側に袋部20が形成されていることから、マットレス200の頭側に袋部20を被せた後、マットレス用シーツ100をマットレス200の足側に引っ張るだけで、簡単に、しわを発生させることなく、マットレス用シーツ100をマットレス200に取り付けることができる。すなわち、本考案では、正確かつ簡易迅速なシーツの交換作業が可能となる。
また、このように、マットレス用シーツ100をマットレス200の足側に引っ張ったとしても、本考案には、袋部20の両隣にシーツ本体10の一方の短辺側に位置するコーナー部周辺を補強するための補強部30が形成されていることから、本考案では、シーツ本体10のコーナー部周辺が擦り切れてしまう(シーツが痛む)という問題はない。さらに、本考案は、このような補強部30が形成されることで、シーツ本体10のコーナー部周辺が洗濯や高温滅菌処理等にも耐え得ることから、マットレス用シーツ100の劣化を防止することもできる。
さらに、本考案は、袋部20が平面視において、上辺20aがシーツ本体10の一方の短辺側に位置する台形状にて形成されるとともに、補強部30が平面視において、袋部20の斜辺20dを一辺とする三角形状にて形成されていることから、一般的なシーツ(一般的なタイプのマットレスに取り付け可能)の形状(矩形状)に合わせて、袋部20及び補強部30を形成することができる(図1参照)。したがって、本考案では、一般的なタイプのマットレスに取り付け可能であることから、汎用性のあるマットレス用シーツ100を提供することができる。
加えて、本考案は、上述のとおり、マットレス用シーツ100が一般的なシーツの形状(矩形状)に合わせて(同形状にて)形成されることから、シーツ本体10の一方の短辺側に位置する角部と他方の短辺側に位置する角部を合わせるだけで、これを矩形状(長方形状)にて折り畳むことができる(きれいに折り畳むことができる)。したがって、本考案では、マットレス用シーツ100の折り畳み作業を迅速かつ正確に行うことができる(大量のマットレス用シーツ100を矩形状に(きれいに)折り畳む場合でも、時間と手間を要することはない)。
また、本考案は、シーツ本体10の一方の短辺側が他方の短辺側に折り返されており、折り返されたシーツ本体10とその下側に位置するシーツ本体10とが、平面視台形状にて形成される袋部20の斜辺20d(線20d)に沿って重着されていることから、1枚のシーツを加工することで(1枚のシーツ以外の部材は必要ない)、袋部20及び補強部30を同時に形成することができる(つまり、1回の工程で袋部20及び補強部30を同時に形成できる)。したがって、本考案では、大変な手間とコストを要することなく、簡単に、このようなマットレス用シーツ100を製造することができる。
なお、本実施例では、シングル用のマットレスに使用されるマットレス用シーツ100の各寸法(シーツ本体10、袋部20及び補強部30の寸法)について説明したが、上述のとおり、これらの寸法は、マットレスのサイズ(セミダブル用又はダブル用等)に応じて適宜決定されるものである。
また、本実施例では、袋部20の形状を平面視台形状にて形成するものとしているが、袋部20をシーツ本体10の一方の短辺側に折り返し、マットレス200の頭側に被せることができるのであれば、袋部20の形状はこれに限られるものではない。例えば、袋部20の形状を平面視において矩形状に近い形に形成することもできる。
さらに、本実施例では、補強部30の形状を平面視において、直角二等辺三角形状にて形成しておくことが好ましいものとしているが、補強部30にてシーツ本体10のコーナー部周辺を補強することができるのであれば、補強部30の形状を直角二等辺三角形状以外の三角形状にて形成することも可能である。
また、本実施例では、折り返されたシーツ本体10とその下側に位置するシーツ本体10とを、線20d上を縫い合わせることで、袋部20及び補強部30を形成するものとしているが、これらを他の製造方法にて形成することも可能である。例えば、シーツ本体10とは別の台形状からなるシーツを用意し、これをシーツ本体10の一方の短辺側に載置して、その周辺を縫い合わせることで袋部20を形成することもできる。また、これと同様、補強部30についても、シーツ本体10とは別の三角形状からなるシーツを用意し、これを袋部20の両隣に載置して(三角形状からなる当該シーツの一辺を袋部20の斜辺20d上に重ねるように載置する)、その周辺を縫い合わせることで補強部30を形成することもできる(すなわち、マットレス用シーツ100を、シーツ本体10の一方の短辺側を他方の短辺側に折り返さず製造する)。なお、このとき、補強部30の強度を高めたいのであれば、袋部20の両隣にゴム片等の緩衝材を取り付けるようにしてもよい。
また、このとき、袋部20をシーツ本体10の一方の短辺側に折り返した際、補強部30が袋部20の内側両側面付近に位置されるのであれば、袋部20の両隣に、円形状等からなる補強部30を取り付けるようにしてもよい。これにより、シーツ本体10のコーナー部周辺は、より広く補強されることになる。
最後に、本実施例では、折り返されたシーツ本体10とその下側に位置するシーツ本体10とを、線20d上を縫い合わせることで重着するものとしているが、袋部20及び補強部30が形成されるのであれば、これらを他の方法にて重着することもできる。例えば、これらをテープや接着剤等にて重着することも可能である。
このように、本実施例では、本考案の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能であることはいうまでもない。
10 シーツ本体
20 袋部
20a 上辺
20b 底辺
20c 口部
20d 斜辺、線
30 補強部
100 マットレス用シーツ
200 マットレス










Claims (3)

  1. マットレスを覆うシーツ本体と、
    該シーツ本体の一方の短辺側に形成され、口部が該シーツ本体の他方の短辺方向を向いている袋部と、
    該袋部の両隣に形成され、該シーツ本体の一方の短辺側に位置するコーナー部周辺を補強するための補強部と
    を備えることを特徴とするマットレス用シーツ。
  2. 該袋部が平面視において、上辺が該シーツ本体の一方の短辺側に位置する台形状にて形成されるとともに、
    該補強部が平面視において、該袋部の斜辺を一辺とする三角形状にて形成されていること
    を特徴とする請求項1に記載のマットレス用シーツ。
  3. 該シーツ本体の一方の短辺側が他方の短辺側に折り返されており、折り返された該シーツ本体とその下側に位置する該シーツ本体とが、平面視台形状にて形成される該袋部の斜辺に沿って重着されていることを特徴とする請求項2に記載のマットレス用シーツ。










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