JP3193594U - 寝具カバー - Google Patents

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【課題】簡単に寝具を延長することができる寝具カバーを提供する。【解決手段】寝具カバー10は、表地111と裏地との間に寝具14が収容可能な略矩形状のカバー本体11と、カバー本体と一体に設けられ、表地と裏地との間に充填材が充填された延長部12とを有する。延長部は、カバー本体の4つの側部のうち少なくとも1つの側部に取り付けられることが好ましい。延長部は、カバー本体の長手方向の一方の側部又は両側部に沿って延びてもよい。また、延長部はカバー本体の幅方向の両側部に沿って延びてもよい。また、延長部は、カバー本体の幅方向の両側部と、長手方向の一方の側部又は両側部とに沿って延びてもよい。【選択図】図1

Description

本考案は、寝具を延長するための寝具カバーに関する。
市販の掛け布団、敷布団などの寝具には、シングル、ダブルなどの種類があり、種類毎に所定のサイズの寝具が流通している。例えば、市販のシングルの掛け布団の場合、幅方向の寸法が150cm、長手方向の寸法が210cmのサイズである。
このような市販の寝具は、必ずしも使用者の希望するサイズであるとは限らない。例えば背の高い使用者の場合、市販のシングルの掛け布団では長手方向の寸法が足りずに掛け布団から体の一部が出てしまうことがある。また、寝返りを打っても掛け布団が体からずれないように、幅方向の寸法が長い掛け布団を望む使用者もいる。このような、市販の寝具とは異なるサイズの寝具を所望する使用者は、手間やコストのかかるオーダーメードで所望のサイズの寝具を作っていた。
本考案は、上記した課題に着目してなされたものであり、市販の寝具を用いて簡単に寝具を延長することのできる寝具カバーを提供することを目的とする。
本考案の上記目的は、表地と裏地との間に寝具が収容可能な略矩形状のカバー本体と、前記カバー本体と一体に設けられ、表地と裏地との間に充填材が充填された延長部とを有する寝具カバーにより達成される。
前記構成によれば、延長部には充填材が充填されており、カバー本体に市販の寝具を収容することで延長部は市販の寝具と一体となるため、簡単に寝具を延長することができる。
前記延長部は、前記カバー本体の4つの側部のうち少なくとも1つの側部に取り付けられることが好ましい。
前記延長部は、前記カバー本体の長手方向の一方の側部又は両側部に沿って延びてもよい。
前記延長部は前記カバー本体の幅方向の両側部に沿って延びてもよい。
前記延長部は、前記カバー本体の幅方向の両側部と、前記カバー本体の長手方向の一方の側部又は両側部とに沿って延びてもよい。
前記構成によれば、カバー本体に市販の寝具を収容することで、長手方向や幅方向に寝具を延長することができる。
本考案の寝具カバーが掛け布団カバーとして用いられる場合であって、延長部がカバー本体の長手方向の側部に沿って延びており、該延長部が使用者の脚側に設けられるときには、延長部をカバー本体と敷布団の間に折り返して掛け布団カバーを使用してもよい。使用者の脚をカバー本体と延長部との間に配置することで、延長部が脚で敷布団に押さえつけられるので、カバー本体と敷布団の間に隙間が生じず、隙間から冷たい空気が入ることを防ぐことができる。
前記延長部は、前記カバー本体の長手方向の少なくとも1つの側部の全体に亘って延びており、前記カバー本体の幅方向における前記延長部の中央部には、前記カバー本体に向かって窪む切欠部が形成されていてもよい。
本考案の寝具カバーが掛け布団カバーとして用いられる場合であって、延長部が使用者の頭側に設けられるときには、使用者の首周りが延長部の切欠部に納まるため、延長部が首周りを圧迫するのを防ぐことができる。
上記構成の寝具カバーの好ましい他の実施態様においては、前記延長部は、前記カバー本体の表地に取り付けられ、平面視において前記カバー本体と重なる重なり部と、前記カバー本体の幅方向の一側部より外側に突出している突出部を備え、前記カバー本体に前記寝具が収容された状態で、前記突出部は、前記カバー本体の側方に垂れることを特徴としている。
上記の本考案の寝具カバーが枕カバーとして用いられる場合、使用者は、突出部が使用者の体の側に垂れるようにして、枕に頭を載置して仰臥する。このとき、突出部は使用者の首や肩の下に位置するので、使用者の首や肩を下から支えることができる。このため、使用者の首や肩への負担が軽くなり、肩こり等が軽減される。
前記延長部は、キルティングにより前記充填材を充填するための室が複数形成されている。
延長部には室が形成されているので、各室に充填された充填材は各室から外に移動することがなく、充填材が延長部内で偏るのを防ぐことができる。
また、延長部の充填材をポリエステル、ポリプロフィレン、人口繊維、獣毛、羊毛、羽毛など、家庭で洗濯可能な素材とすることで、寝具カバー全体を洗濯することが可能となる。
本考案に係る寝具カバーによれば、延長部には充填材が充填されおり、カバー本体に市販の寝具を収容することで延長部は市販の寝具と一体となるため、簡単に寝具を延長することができる。
本考案の第1実施形態に係る掛け布団カバーの平面図である。 掛け布団カバーの使用例の説明図である。 第1実施形態の第1変形例を示す平面図である。 第1実施形態の第2変形例を示す平面図である。 第1実施形態の第3変形例を示す平面図である。 第1実施形態の第4変形例を示す平面図である。 第1実施形態の第5変形例を示す平面図であり、切欠部を設けた例である。 第1実施形態の第6変形例を示す平面図であり、図3に示す第1変形例において切欠部を設けた例である。 第1実施形態の第7変形例を示す平面図であり、図5に示す第3変形例において切欠部を設けた例である。 図6の実施形態の第8変形例を示す平面図であり、図6に示す第4変形例において切欠部を設けた例である。 本考案の第2実施形態に係る枕カバーの平面図である。 枕カバーの側面図である。
以下、本考案の寝具カバーの実施形態について、添付図面を参照しながら説明する。本実形態では、本考案の寝具カバーを掛け布団カバー10として用いた場合について説明する。
図1は本考案の第1実施形態に係る掛け布団カバー10の平面図、図2は掛け布団カバー10の使用例の説明図である。
掛け布団カバー10は、カバー本体11と、カバー本体11と一体に設けられた延長部12とを備えている。掛け布団カバー10は、表地111と裏地(図示せず)を縫い合わせて形成されるものであり、第1のキルティング13により延長部12とカバー本体11とが区分けされている。
本実施形態では、略矩形状のカバー本体11の長手方向は使用者Uの体が延びる方向であり、長手方向の一方側を頭側(使用者Uの頭Uaが配置される側)と称し、他方側を脚側(使用者Uの脚Ubが配置される側)と称する。
カバー本体11は、略矩形状を呈し、表地111と裏地との間に掛け布団14が収容可能である。
カバー本体11の幅方向の一方の側部には、掛け布団14を出し入れするための開口(図示せず)が長手方向に沿って形成され、この開口を開閉可能とするための開閉具112が設けられている。開閉具112は、本実施形態ではスライドファスナーである。スライドファスナーは、複数のエレメントが直線状に設けられ表地に取り付けられる第1ファスナーと、同じく複数のエレメントが直線状に設けられ裏地に取り付けられる第2ファスナーとから構成され、さらに、スライドファスナーにはスライダーが装着されている。スライダーを操作することで、第1と第2のファスナーのエレメント同士が連結又は分離して、開口が開閉可能となっている。なお開閉具112はスライドファスナーに限定されず、面ファスナー、紐、ボタン、あるいはフックであってもよい。
また、カバー本体11の内部であって、カバー本体11の四隅、長手方向の両側部の中央部及び幅方向の両側部の中央部には、それぞれ、2本の紐113が取り付けられている。掛け布団14には、カバー本体11に掛け布団14を収容した状態で、カバー本体11の紐113に対応する位置に、ループ状に縫い付けられた紐(図示せず)が取り付けられている。カバー本体11の紐113に掛け布団14の2本の紐を結びつけることで、掛け布団14がカバー本体11の内部でずれるのを防いでいる。
延長部12は、カバー本体11の4つの側部のうち少なくとも1つの側部に設けられている。本実施形態では、延長部12は、カバー本体11の長手方向の一方の側部であって使用者Uの脚側の側部11aに設けられている。
延長部12は略矩形状を呈しており、カバー本体11の側部11aの全体に沿って延びている。また、延長部12は、表地111と裏地との間に充填材(図示せず)が充填されている。詳細には、延長部12には、長手方向に直線状に延びる第2のキルティング121が幅方向に複数施されており、この第2のキルティング121により略同一の矩形状を呈する室122が複数(図1では4つ)形成されている。各室122には充填材が充填されており、該充填材は、ポリエステル、ポリプロフィレン、人口繊維、獣毛、羊毛、羽毛など、家庭で洗濯が可能な素材である。
なお、第2のキルティング121は本実施形態では長手方向に直線状に延びているが、本実施形態に限定されず、斜めに延びていてもよく、曲線であってもよい。また、室122は本実施形態では矩形状を呈しているが、本実施形態に限定されず、三角形状、台形状など任意の形状であってもよい。また、複数の室122の大きさや形状がそれぞれ異なっていてもよい。
本考案の掛け布団カバー10は以下のように製造される。
まず、表地111と裏地とが重ね合わせて配置され、第2のキルティング121が施される。次に、表地111の側縁と裏地の側縁が縫い合わせられるとともに、第1のキルティング13が施される。
この際、カバー本体11の表地111の側縁と裏地の側縁の縫い合わせは、カバー本体11の側縁に開口が開くよう施され、開口には開閉具112が取り付けられる。図1のように開閉具112がファスナーである場合には、表地に第1ファスナーが取り付けられ、裏地に第2ファスナーが取り付けられる。
また、延長部12の表地111の側縁と裏地の側縁の縫い合わせは、室122に充填材を吹き込むための吹込口(図示せず)が開くように施される。さらに、複数の第2のキルティング121は、それぞれ、各室122に充填材を吹き込むための吹込口(図示せず)が開くように施される。これらの吹込口を介して、充填材吹き込み用のノズル等により各室122に充填材が充填される。
充填材の充填後、各吹込口を縫い合わせて閉じる。
なお、上記の方法において、まず、表地111の側縁と裏地の側縁が縫い合わせられるとともに、第1のキルティング13が施され、次に、第2のキルティング121が施されてもよい。その他の工程は上記の方法と同様である。
また、以下に示す他の方法で掛け布団カバー10を製造してもよい。
まず、表地111と裏地とが重ね合わせて配置され、表地111の側縁と裏地の側縁が縫い合わせられるとともに、第1のキルティング13が施される。このとき、延長部12の表地111の側縁と裏地の側縁の縫い合わせは、延長部12に充填材を吹き込むための吹込口(図示せず)が開くように施される。
次に、これらの吹込口を介して、延長部12に充填材が充填される。充填材は長繊維をシート状に成形した充填材であってもよく、充填材吹き込み用のノズル等により充填される短繊維形状の充填材であってもよい。
充填材の充填後、各吹込口を縫い合わせて閉じる。その後、延長部12に第2キルティング121が施される。
充填材がシート状である場合には、第2のキルティングは表地111と充填材と裏地の3層を縫い合わせるものであってもよい。
また、充填材が短繊維形状の場合には、第2のキルティング121が施される箇所に充填材が位置しないよう充填材を寄せながら表地111と裏地を縫い合わせ、第2のキルティング121としてもよい。また、充填材がシート状である場合と同様に、表地111と充填材と裏地の3層を縫い合わせるものであってもよい。
なお、上記の他の方法において、延長部12に充填材が充填された後、第2のキルティングを施し、その後に吹込口を縫い合わせて閉じてもよい。
掛け布団カバー10の製造方法は上記の方法に限られるものではなく、その他の様々な方法であってもよい。
前記構成によれば、延長部12には充填材が充填されおり、カバー本体11に市販の掛け布団14を収容することで延長部12は市販の掛け布団14と一体となるため、簡単に掛け布団14を延長することができる。
また、市販の掛け布団14に本考案の掛け布団カバー10を使用し、図2に示すように、延長部12をカバー本体11と敷布団(図示せず)の間に折り返し、使用者Uの脚Ubをカバー本体11と延長部12との間に入れて使用してもよい。これにより、延長部12が脚Ubで敷布団に押さえつけられるので、カバー本体11と敷布団の間に隙間が生じず、隙間から冷たい空気が入ることを防ぐことができる。
また、本実施形態では、寝具カバーを掛け布団カバー10として用いた場合について説明したが、寝具カバーを敷布団カバーとして用いてもよい。
さらに、延長部12はカバー本体11の長手方向の一方の側部であって使用者Uの頭側の側部に設けられてもよい。
また、本実施形態では、表地と裏地に第1のキルティング13を施すことでカバー本体11と延長部12を区分けしているが、延長部12とカバー本体11とを別体として構成し、ファスナー、面ファスナー、紐、ボタン、あるいはフックなどの係止具により延長部12をカバー本体11に着脱可能に取り付けてもよい。さまざまなサイズの延長部12を予め用意し、使用者Uが好みのサイズの延長部12を選択することで、異なる使用者Uが寝具を用いる場合であっても、寝具を各使用者Uの所望の大きさに延長することがすることができる。
図3〜図10は、図1、図2に示す第1実施形態の第1〜第8の変形例を示す。図3〜図10においては、図1、図2に示す実施形態と異なる構成について説明し、図1、図2に示す実施形態と同一の構成は、図中同一または相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。
図3に示す第1実施形態の第1変形例では、延長部12、12は、カバー本体11の長手方向の両方の側部全体に沿って延びている。
図4に示す第1実施形態の第2変形例では、延長部12、12はカバー本体11の幅方向の両側部全体に沿って延びている。
延長部12、12には、それぞれ、幅方向に直線状に延びる第2のキルティング121が長手方向に複数施されている。
また、カバー本体11の表地111であって幅方向の中央よりも一方側の位置には、開口が長手方向に沿って形成されており、開口には開閉具112が取り付けられている。
図5に示す第1実施形態の第3変形例では、延長部12は、カバー本体11の長手方向の一方の側部全体や、カバー本体11の幅方向の両側部全体に沿って延びている。
延長部12には、複数の第2のキルティング121が間隔をあけて施されている。該複数の第2のキルティング121には、第2のキルティング121a、121aが含まれている。第2のキルティング121a、121aは、カバー本体11の幅方向の側部の延長線上に施されるものであり、延長部12は、第2のキルティング121a、121aにより、部分12aと、部分12b、12bとに区分けされていると見ることができる。部分12aは、カバー本体11の長手方向の一方の側部全体に沿って延びる部分であり、部分12b、12bは、カバー本体11の幅方向の両側部全体及び部分12aの側部に沿って延びる部分である。部分12aはカバー本体11の長手方向の頭側の側部に設けられてもよく、脚側の側部に設けられていてもよい。
部分12aに施される第2のキルティング121は、カバー本体11の長手方向に直線状に延びており、部分12b、12bに施される第2のキルティング121は、カバー本体11の幅方向に直線状に延びている。
また、カバー本体11の表地111であって幅方向の中央よりも一方側の位置には、開口が長手方向に沿って形成されており、開口には開閉具112が取り付けられている。
図6に示す第1実施形態の第4変形例では、延長部12は、カバー本体11の長手方向の両側部全体や、カバー本体11の幅方向の両側部全体に沿って延びている。
延長部12には、複数の第2のキルティング121が間隔をあけて施されている。該複数の第2のキルティング121には、第2のキルティング121a、121a、121a、121aが含まれている。第2のキルティング121a、121a、121a、121aは、カバー本体11の幅方向の側部の延長線上に施されるものであり、延長部12は、第2のキルティング121a、121a、121a、121aにより、部分12a、12aと、部分12b、12bとに区分けされていると見ることができる。部分12a、12aは、カバー本体11の長手方向の両側部全体に沿って延びる部分であり、部分12b、12bは、カバー本体11の幅方向の両側部全体及び部分12a、12aの側部に沿って延びる部分である。
部分12a、12aに施される第2のキルティング121は、カバー本体11の長手方向に直線状に延びており、部分12b、12bに施される第2のキルティング121は、カバー本体11の幅方向に直線状に延びている。
また、カバー本体11の表地111であって幅方向の中央よりも一方側の位置には、開口が長手方向に沿って形成されており、開口には開閉具112が取り付けられている。
前記構成によっても、カバー本体11の長手方向や幅方向に寝具を簡単に延長することができる。
図7は図1、図2に示す第1実施形態の第5変形例を示す。
図7に示す第5変形例では、延長部12は、カバー本体11の長手方向の一方の側部であって、使用者Uの頭側の側部11bに設けられている。カバー本体11の幅方向における延長部12の中央部には、カバー本体11に向かって窪む切欠部123が形成されている。第2のキルティング121b、121bは、掛け布団カバー10の角をなす延長部12の2つの頂点12c、12cからカバー本体11の側部11bの幅方向中央部付近に向けて、直線状に施されている。
上記の延長部12を備えた寝具カバーを掛け布団カバー10として用いる場合には、使用者Uの首周りが延長部12の切欠部123に納まるため、延長部12が首周りを圧迫するのを防ぐことができる。
図8は、第1実施形態の第6変形例を示し、延長部12、12は、カバー本体11の長手方向の両側部全体に沿って延びている。カバー本体11の長手方向の頭側の側部11bの延長部12の中央部には、カバー本体11に向かって窪む切欠部123が形成されている。第2のキルティング121b、121bは、掛け布団カバー10の角をなす延長部12の2つの頂点12c、12cからカバー本体11の側部11bの幅方向中央部付近に向けて、直線状に施されている。
図9は、第1実施形態の第7変形例を示し、延長部12は、カバー本体11の長手方向の頭側の側部全体や、カバー本体11の幅方向の両側部全体に沿って延びている。
延長部12には、複数の第2のキルティング121が間隔をあけて施されている。該複数の第2のキルティング121には、第2のキルティング121a、121a及び第2のキルティング121b、121bが含まれている。
第2のキルティング121a、121aは、カバー本体11の幅方向の側部の延長線上に施されるものであり、延長部12は、第2のキルティング121a、121aにより、部分12aと、部分12b、12bとに区分けされていると見ることができる。部分12aは、カバー本体11の長手方向の頭側の側部全体に沿って延びる部分であり、部分12b、12bは、カバー本体11の幅方向の両側部全体及び部分12aの側部に沿って延びる部分である。
部分12aに施される第2のキルティング121は、カバー本体11の長手方向に直線状に延びており、部分12b、12bに施される第2のキルティング121は、カバー本体11の幅方向に直線状に延びている。
延長部12の部分12aの中央部には、カバー本体11に向かって窪む切欠部123が形成されている。第2のキルティング121b、121bは、部分12aの2つの頂点12c、12cからカバー本体11の側部11bの幅方向中央部付近に向けて、直線状に施されている。
また、カバー本体11の表地111であって幅方向の中央よりも一方側の位置には、開口が長手方向に沿って形成されており、開口には開閉具112が取り付けられている。
図10は、第1実施形態の第8変形例を示し、延長部12は、カバー本体11の長手方向の両側部全体や、カバー本体11の幅方向の両側部全体に沿って延びている。
延長部12には、複数の第2のキルティング121が間隔をあけて施されている。該複数の第2のキルティング121には、第2のキルティング121a、121a、121a、121a及び第2のキルティング121b、121bが含まれている。第2のキルティング121a、121a、121a、121aは、カバー本体11の幅方向の側部の延長線上に施されるものであり、延長部12は、第2のキルティング121a、121a、121a、121aにより、部分12a、12aと、部分12b、12bとに区分けされていると見ることができる。部分12a、12aは、カバー本体11の長手方向の両側部全体に沿って延びる部分であり、部分12b、12bは、カバー本体11の幅方向の両側部全体及び部分12a、12aの側部に沿って延びる部分である。
部分12a、12aに施される第2のキルティング121は、カバー本体11の長手方向に直線状に延びており、部分12b、12bに施される第2のキルティング121は、カバー本体11の幅方向に直線状に延びている。
延長部12の頭側の部分12aの中央部には、カバー本体11に向かって窪む切欠部123が形成されている。第2のキルティング121b、121bは、頭側の部分12aの2つの頂点12c、12cからカバー本体11の側部11bの幅方向中央部付近に向けて、直線状に施されている。
また、カバー本体11の表地111であって幅方向の中央よりも一方側の位置には、開口が長手方向に沿って形成されており、開口には開閉具112が取り付けられている。
図11は本考案の第2実施形態を示す。第2実施形態においては、第1実施形態と異なる構成のみを説明し、第1実施形態と同一の構成については図中同一または相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。
本実形態では、本考案の寝具カバーを枕カバー20として用いる場合について説明する。
図11は枕24がカバー本体21に収容された枕カバー20の平面図、図12は該枕カバー20の側面図である。
略矩形状の枕カバー20の幅方向は、使用者Uが枕カバー20に頭を載置して仰臥したときに使用者Uの体が延びる方向であり、本実施形態では、枕カバー20の幅方向の一方側であって使用者Uの体が延びる側を幅方向の体側、体側と反対側を幅方向の反体側と称する。カバー本体21及び延長部22の幅方向は枕カバー20の幅方向と一致する。
延長部22は矩形状を呈し、延長部22の長手方向の長さは、カバー本体21の長手方向の長さと略同一である。延長部22は、カバー本体21の表地211に取り付けられ、平面視においてカバー本体21と重なる重なり部分22aと、カバー本体21の幅方向の体側の側部21aより体側に突出している突出部分22bとから構成されている。図12に示すように、カバー本体21に枕24が収容された状態で、突出部分22bは、カバー本体21の幅方向の体側にカバー本体21に沿って垂れている突出部分22bは枕に頭を載置して仰臥した使用者Uの首や肩の下に位置して、首や肩を支持する。
延長部22の幅方向の反体側の側部22c(図11)が、カバー本体21の表地211と所定位置で縫い合わされることにより、延長部22がカバー本体21に取り付けられている。該所定位置は、カバー本体21の幅方向の反体側の側部21bから所定距離Pだけ内側の位置である。本実施形態ではカバー本体21の長手方向の長さを43cm、幅方向の長さを63cmとした場合に、所定距離Pを5cmとしている。
なお、延長部22をカバー本体21に取り付ける手段は縫い合わせに限定されず、ファスナー、ホックなど、いずれの取り付け手段であってもよい。
延長部22には、第3のキルティング221により充填材を充填するための室222が複数形成されている。
室222Aは、第3のキルティング221Aにより延長部22の幅方向の一方側に形成され、室222Bは、第3のキルティング221Bにより延長部22の幅方向の他方側に形成され、室222Cは、室222Aと室222Bの間に形成される。第3のキルティング221A、221Bは、延長部22の幅方向の中央に向けて凸となるように曲がっており、その頂点が延長部22の長手方向の中央を通る線上に位置する。
本考案の枕カバー20は以下のように製造される。
まず、延長部22が製造される。延長部22の表地と裏地とが重ね合わせて配置され、表地の側縁と裏地の側縁が縫い合わせられるとともに、第3のキルティング221が施される。この際、表地211の側縁と裏地の側縁との縫い合わせは、室222に充填材を吹き込むための吹込口(図示せず)が開くように施される。さらに、複数の第3のキルティング221は、それぞれ、各室222に充填材を吹き込むための吹込口(図示せず)が開くように施される。これらの吹込口を介して、充填材吹き込み用のノズル等により各室222に充填材が充填される。
充填材の充填後、各吹込口を縫い合わせて閉じる。
さらに、カバー本体21が形成される。カバー本体21の表地211と裏地が重ね合わせて配置され、表地211の側縁と裏地の側縁が縫い合わせられる。この際、表地211の側縁と裏地の側縁の縫い合わせは、カバー本体21の側縁に枕24を出し入れするための開口が開くよう施され、開口には紐、ホックなどの開閉具が取り付けられてもよい。
次に、カバー本体21の表地211の表面に、延長部22の側部が縫い合わせられる。
なお、枕カバー20の製造方法は上記の方法に限られるものではなく、他の様々な方法によるものであってもよい。
前記構成によれば、使用者は、突出部22bが使用者Uの体の側に垂れるようにして、カバー本体21に頭を載置して仰臥する。このとき、突出部22bは使用者の首や肩の下に位置するので、使用者Uの首や肩を下から支えることができる。このため、使用者Uの首や肩への負担が軽くなり、肩こり等が軽減される。
10 掛け布団カバー
14 掛け布団
11 カバー本体
111 表地
112 開閉具
113 紐
12 延長部
121 第2のキルティング
122 室
13 第1のキルティング
20 枕カバー
21 カバー本体
211 表地
22 延長部
22a 重なり部分
22b 突出部分
221 第3のキルティング
222 室
24 枕
U 使用者
Ua 使用者の頭
Ub 使用者の脚

Claims (9)

  1. 表地と裏地との間に寝具が収容可能な略矩形状のカバー本体と、
    前記カバー本体と一体に設けられ、表地と裏地との間に充填材が充填された延長部とを有する寝具カバー。
  2. 前記延長部は、前記カバー本体の4つの側部のうち少なくとも1つの側部に取り付けられる請求項1に記載の寝具カバー。
  3. 前記延長部は、前記カバー本体の長手方向の一方の側部又は両側部に沿って延びる請求項2に記載の寝具カバー。
  4. 前記延長部は前記カバー本体の幅方向の両側部に沿って延びる請求項2に記載の寝具カバー。
  5. 前記延長部は、前記カバー本体の長手方向の一方の側部又は両側部と、前記カバー本体の幅方向の両側部とに沿って延びる請求項2に記載の寝具カバー。
  6. 前記延長部は、前記カバー本体の長手方向の少なくとも1つの側部の全体に亘って延びており、前記カバー本体の幅方向における前記延長部の中央部には、前記カバー本体に向かって窪む切欠部が形成されている請求項3または5に記載の寝具カバー。
  7. 前記延長部は、前記カバー本体の表地に取り付けられ、平面視において前記カバー本体と重なる重なり部分と、前記カバー本体の幅方向の一側部より外側に突出している突出部分を備え、
    前記カバー本体に前記寝具が収容された状態で、前記突出部分は、前記カバー本体の側方に垂れる請求項1に記載の寝具カバー。
  8. 前記延長部には、キルティングにより前記充填材を充填するための室が複数形成されている請求項1から8のいずれかに記載の寝具カバー。
  9. 前記充填材はポリエステル、ポリプロフィレン、人口繊維、獣毛、羊毛、羽毛のいずれか1つからなる請求項1から9のいずれかに記載の寝具カバー。
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