JP6671615B2 - 寝具カバー - Google Patents

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この発明は、寝具の周囲を覆う寝具カバーに関する。この寝具カバーによって覆われる寝具は、掛け布団や、敷き布団、枕を含む。
従来から、特許文献1に示すように、上生地および下生地を含む矩形の袋状の布団カバーにおいて、周辺4辺のうち1つの長辺に線ファスナを配置して、当該長辺を開放可能とし、他の3辺を縫合によって封止したものが知られている。また、布団カバーの内側には、結合紐が配置されている。布団カバーを布団に装着する際には、線ファスナを開いて長辺に開口を設け、その開口から、布団カバーの内部に布団を入れる。その後、布団カバーに対して布団が動かないように(ずれ防止)、結合紐を布団に結び付ける。その後、線ファスナを閉じる。
また、特許文献2に示すように、矩形の布団カバーにおいて、1つの短辺を除く3辺に線ファスナを配置して開閉可能にし、この3辺を開いた状態で、布団を出し入れするものも知られている。
実登3089556号公報 特開2003−38322号公報
特許文献1では布団カバーの3辺が、特許文献2では布団カバーの1辺が、それぞれ縫合により封止されている。すなわち、特許文献1および特許文献2では、上生地および下生地が分離不能に設けられている。上生地および下生地の組み合わせは、色および/または模様の観点から製造者や販売者が指定する。
しかしながら、製造者や販売者が用意する上生地および下生地の組み合わせのバリエーションは、せいぜい数パターンである。これでは、多くの購入者(利用者)のニーズを満たすことはできない。
また、上生地および下生地が分離不能であるため一括して洗濯する必要があるから、上生地および下生地の組み合わせは、洗濯縮み等の観点から、素材の組み合わせに大きな制約がある。
そのため、従来から、上生地および下生地の一方に対し他方を交換可能な寝具カバー(布団カバー)が望まれていた。
そこで、この発明の一の目的は、かつ上生地および下生地の一方に対し他方を交換可能な寝具カバーを提供することである。
また、特許文献1に係る布団カバーでは、布団カバーの1辺(長辺)にのみしか開口が形成されないので、開口と反対側の長辺2つの隅部に布団の角部を押し入れることに手間が掛かっていた。また、結合紐の場所を間違えるおそれもあり、これも手間がかかる要因になっていた。これらにより、布団カバーに対する布団の出し入れ、すなわち布団カバーの着脱を容易に(迅速に)行うことはできなかった。
また、特許文献2に係る布団カバーでは、3辺に亘って設けられた線ファスナを開くことにより、封止されている1辺を中心としたに3辺で大きく開放させることができる。この場合、上生地や下生地が皺にならないためには、上生地や下生地をそれぞれ面状に広げた状態で、布団の出し入れを行う必要がある。しかしながら、上生地および下生地のそれぞれを面状に広げるためには広いスペースを必要する。スペースが狭い場合には、寝具カバー(布団カバー)に対する布団の出し入れ、すなわち寝具カバーの着脱を容易に(迅速に)行うことができなかった。
そこで、この発明の他の目的は、狭いスペースであっても、布団からの着脱を容易に行える寝具カバーを提供することである。
前記の目的を達成するための請求項1に記載の発明は、矩形状の上生地と、平面視で前記上生地と同サイズの矩形状の下生地と、前記上生地および前記下生地の4辺を開閉可能に接合する接合手段であって、前記上生地および前記下生地の4辺の全周を開閉可能に接合する線ファスナとを含み、前記線ファスナが、前記上生地および前記下生地の4辺のうち、互いに隣接する2辺の全域に亘って設けられた第1の線ファスナと、前記上生地および前記下生地の4辺のうち、前記隣接する2辺を除いた残りの2辺の全域に亘って設けられた第2の線ファスナとを含み、前記第1の線ファスナの始点および前記第2の線ファスナの始点が、前記上生地および前記下生地に関し対角位置に設けられており、前記上生地および前記下生地の前記4辺を前記第1の線ファスナおよび前記第2の線ファスナによって開放することにより、前記上生地および前記下生地が互いに分離されることを特徴とする、寝具カバーを提供する
請求項に記載の発明は、前記上生地および前記下生地の、少なくとも一方の短辺には、前記線ファスナを被覆するための被覆部が設けられていることを特徴とする、請求項に記載の寝具カバーである。
請求項1記載の構成によれば、上生地および下生地の4辺が線ファスナによって開閉可能に接合されている。そして、線ファスナによってこの4辺を開放することにより、上生地および下生地が互いに分離される。上生地および下生地が互いに分離可能であるので、上生地および下生地の一方に対し他方を交換できる。ゆえに、寝具からの着脱を容易に行うことができ、かつ上生地および下生地の一方に対し他方を交換可能な寝具カバーを提供できる。
また、上生地および下生地を互いに分離した状態で寝具に着脱できるので、狭いスペースであっても、寝具からの着脱を容易に行える。
また、上生地および下生地の4辺の全周が、線ファスナによって開閉可能に留められている。そして、この4辺を線ファスナによって開放することにより、上生地および下生地が互いに分離される。
また、第1の線ファスナの開閉操作と、第2の線ファスナの開閉操作とを同時に行う。これにより、寝具からの着脱を、より一層短時間のうちに行うことが可能である。
請求項記載の構成によれば、短辺に被覆部が設けられているので、線ファスナが利用者の顔や首に当たることを回避できる。また、寝具カバーの外側から線ファスナが見えないので、寝具カバーの見栄えを良くできる。
この発明の第1の実施形態に係る寝具カバーが適用された布団カバーの平面図である。 前記布団カバーの分離状態を示す斜視図である。 図1を矢視IIIから見た図である。 上生地および下生地を、矢視IVから見た図である。 この発明の第2の実施形態に係る寝具カバーが適用された布団カバーの平面図である。 この発明の変形例に係る布団カバーの平面図である。
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の第1の実施形態に係る寝具カバーが適用された布団カバー1の平面図である。図2は、布団カバー1の分離状態を示す斜視図である。図3は、図1を矢視IIIから見た図である。図4は、上生地2および下生地3を、矢視IVから見た図である。図1では、線ファスナ4の全域を閉じた状態を示している。図3では、被覆部10(上被覆部10Aおよび下被覆部10B)を省略した状態を示している。図4では、上生地2および下生地3を互いに分離した状態を示している。
布団カバー1は、掛け布団の周囲を覆う掛けカバー、または敷き布団の周囲を覆う敷きカバーである。布団カバー1は、矩形状の上生地2と、矩形状の下生地3と、上生地2の4辺2a,2b,2c,2dおよび下生地3の周辺の4辺3a,3b,3c,3dの全周に亘って設けられた1つの線ファスナ(接合手段)4と、複数の結合紐5とを含む。線ファスナ4は、開閉可能に設けられている。線ファスナ4を全て閉じた状態では、上生地2の4辺2a,2b,2c,2dと下生地3の4辺3a,3b,3c,3dとが線ファスナ4で接合され、上生地2および下生地3によって、袋状のカバー本体が形成される。一方、線ファスナ4を全て開いた状態では、矩形袋状のカバー本体の4辺が開放され、上生地2および下生地3が互いに分離される。
線ファスナ4は、上生地2の4辺2a,2b,2c,2dの全周に亘って延びる上テープ6A(図3および図4参照)および上エレメント7Aと、下生地3の4辺3a,3b,3c,3dの全周に亘って延びる下テープ6B(図3および図4参照)および下エレメント7Bと、上エレメント7Aおよび下エレメント7Bの双方に係合可能に設けられた1つのスライダ(図3および図4参照)8と、スライダ8に取り付けられた引き手9とを含む。互いに一体的に設けられた上テープ6Aおよび上エレメント7Aが、上生地2の4辺2a,2b,2c,2dの全周に亘って縫合により接続されている。互いに一体的に設けられた下テープ6Bおよび下エレメント7Bが、下生地3の4辺3a,3b,3c,3dの全周に亘って縫合により接続されている。線ファスナ4のスライダ8の始点および終点は、カバー本体の1つの隅部1eである。
具体的には、上テープ6Aの一端6Aa(図3参照)が、4辺2a,2b,2c,2dを周回して上テープ6Aの他端6Ab(図3参照)に接続されている。下テープ6Bの一端6Ba(図3参照)が、4辺3a,3b,3c,3dを周回して下テープ6Bの他端6Bb(図3参照)に接続されている。スライダ8は、たとえば上エレメント7Aに予め嵌められている。
上生地2の周縁部および下生地3の周縁部には、それぞれ、線ファスナ4を被覆する被覆部10(図4参照)が設けられている。具体的には、被覆部10は、上生地2の4辺2a,2b,2c,2dに設けられた上被覆部10Aと、下生地3の4辺3a,3b,3c,3dに設けられた下被覆部10Bとを含む。
上被覆部10Aは、上テープ6Aの根元位置(縫着位置)から外側に所定量Wa(たとえば、約10〜約15mm)張り出している。上被覆部10Aは、上生地2の4辺2a,2b,2c,2d全周に設けられている。上被覆部10Aは、折返しにより設けられている。
下被覆部10Bは、下テープ6Bの根元位置(縫着位置)から外側に所定量Wb(たとえば、約10〜約15mm)張り出している。下被覆部10Bは、下生地3の4辺3a,3b,3c,3d全周に設けられている。上被覆部10Bは、折返しにより設けられている。
張出し量Waは、上テープ6Aおよび上エレメント7Aからなる線ファスナ4の上部分の幅W1よりも大きい。張出し量Wbは、下テープ6Bおよび下エレメント7Bからなる線ファスナ4の下部分の幅W2よりも大きい。そのため、上生地2と下生地3とを線ファスナ4によって接合した状態で、線ファスナ4は、被覆部10によって被覆されている。
短辺2c,3cに被覆部10が設けられているので、線ファスナ4が、就寝している利用者の顔や首に当たることを回避できる。また、布団カバー1の外側から線ファスナ4が見えない。線ファスナ4を隠せるので、布団カバー1の見栄えを良くできる。
図1に示すように、複数の結合紐5は、布団カバー1内に収容される布団(図示しない)と連結するための紐である。この実施形態では、結合紐5は、布団カバー1の4隅部1e,1f,1g,1hの内側と、布団カバー1の4辺の適宜辺の適宜箇所の内側とのそれぞれに配置されている。図1の例では、布団カバー1の4辺のうち各長辺の中央部に結合紐5が配置されている。布団カバー1のサイズによっては、4辺の各辺の中央部にも結合紐5が配置されていてもよい。また、図1の例では、結合紐5が下生地3に設けられている。しかしながら、結合紐5が上生地2に設けられていてもよいし、結合紐5が上生地2と下生地3との双方に設けられていてもよい。また、結合紐5に代えて、面ファスナやボタン、ホックなどの係合部材が用いられてもよい。また、図1の例では、各結合紐5が線ファスナ4のテープ(すなわち、下テープ6B(図3および図4参照))に直接取り付けられている
このような布団カバー1は、線ファスナ4を全て開いた状態では、上生地2の4辺2a,2b,2c,2dおよび下生地3の4辺3a,3b,3c,3dが開放され、上生地2および下生地3が互いに分離される。
布団カバー1に布団(図示しない)を入れる(布団カバー1の布団への装着の)作業の説明をする。この作業の際には、作業者は、床やベッドのマットレスの上に下生地3を敷き、下生地3の上に布団を載置する。そして、布団の4辺と、下生地3の4辺3a,3b,3c,3dとをそれぞれ揃え、下生地3に設けられている結合紐5を布団に結び付ける。これにより、下生地3と布団との結合が達成される。
下生地3と結合後の布団の上に上生地2を被せ、上生地2の2a,2b,2c,2dと下生地3の4辺3a,3b,3c,3dとの各々を揃える。その状態で、作業者が、線ファスナ4を閉じる。具体的には、作業者は、上エレメント7Aおよび下エレメント7Bの一方(たとえば上エレメント7A)にのみ嵌合しているスライダ8を、上エレメント7Aおよび下エレメント7Bの他方(たとえば下エレメント7B)にも係合させ、その後、引き手9を操作することにより、スライダ8を4辺の全周に亘って移動させる。線ファスナ4が全て閉じられることにより、上生地2の2a,2b,2c,2dおよび下生地3の4辺3a,3b,3c,3dが線ファスナ4で接合される。これにより、布団カバー1の布団への挿入が完了する。
また、布団カバー1から布団を出す(布団カバー1の布団からの離脱の)際には、線ファスナ4を全て開く。これにより、上生地2と下生地3とが分離可能になる。そして、布団および下生地3から上生地2を取り外す。また、作業者は、下生地3と布団とを結んでいた結合紐5を外し、下生地3を布団から取り外す。これにより、布団カバー1の布団からの取出しが完了する。上生地2および下生地3を互いに分離した状態で布団に着脱できるので、スペースの広狭によらずに、布団カバー1の布団からの取出しを容易に行える。
とくに、上生地2および下生地3を互いに分離した状態で布団カバー1の隅部に布団の角部を合わせ、また、この分離状態で結合紐5を布団に結び付けるため、これらの作業にかかる手間を格段に低減できる。ゆえに、布団カバー1からの布団の出し入れを極めて短時間(たとえば、特許文献1に比べて約1/2程度の時間)で行える。
また、前述のように、上生地2および下生地3が互いに分離可能である。そのため、上生地2と下生地3とを互いに交換できる。
販売されている布団カバー1に含まれる一組の上生地2および下生地3は、色やデザインが互いに関連するように、製造者や販売者が定めたものである。このとき、上生地2および下生地3の一方を、上生地2および下生地3の他方とは、色および/またはデザインの異なる生地に交換することにより、上生地2および下生地3の、色やデザインの組み合わせを利用者自身が決めることができる。
販売されている布団カバー1に含まれる一組の上生地2および下生地3は、素材が共通していることが多い。上生地2および下生地3の素材として、綿、麻、絹、合成繊維(ポリエステル、ナイロン、アクリル、ポリウレタン)、ならびに綿、麻および絹と合成繊維との混紡等が考えられる。上生地2および下生地3の一方を、上生地2および下生地3の他方とは、異なる素材に交換することにより、上生地2および下生地3の素材の組み合わせを利用者自身が決めることができる。
具体的には、収縮度合いの異なる素材に交換することができる。素材に適した洗濯方法が異なることから、上生地2および下生地3とが分離不能であると、上生地と下生地との組み合わせは、収縮度合いの同じ組み合わせに限られる。しかしながら、布団カバー1では上生地2および下生地3を互いに分離した状態で洗濯できるので、上生地2および下生地3の一方を、上生地2および下生地3の他方とは、収縮度合いの異なる素材に交換することもできる。
また、上生地2および下生地3の一方を夏冬共用としながら、上生地2および下生地3の他方を、夏用および冬用に交換することにより、布団カバー1を夏用と冬用とで一部共用することもできる。
以上によりこの実施形態によれば、上生地2および下生地3の一方に対し他方を交換可能であり、布団からの着脱を容易に行うことができる布団カバー1を提供できる。
<第2の実施形態>
図5は、この発明の第2の実施形態に係る寝具カバーが適用された布団カバー201の平面図である。
この第2の実施形態において、前述の第1の実施形態と共通する部分には、図1〜図4の場合と同一の参照符号を付し説明を省略する。
第2の実施形態に係る布団カバー201が、第1の実施形態に係る布団カバー1と相違する点は、上生地2の2a,2b,2c,2dおよび下生地3の4辺3a,3b,3c,3dの全周を、2つの線ファスナ204,214によって開閉するようにした点である。
布団カバー201は、上生地2と、下生地3と、上生地2および下生地3の4辺のうち2辺2a,2b,3a,3bの全域に亘って設けられた第1の線ファスナ(接合手段)204と、上生地2および下生地3の4辺のうち残りの2辺2c,2d,3c,3dの全域に亘って設けられた第2の線ファスナ(接合手段)214とを含む。
第1の線ファスナ204は、開閉可能に設けられている。第1の線ファスナ204を全て閉じ、かつ第2の線ファスナ214を全て閉じた状態では、上生地2の2a,2b,2c,2dと下生地3の4辺3a,3b,3c,3dとが、第1の線ファスナ204および第2の線ファスナ214で接合され、上生地2および下生地3によって、袋状のカバー本体が形成される。一方、第1の線ファスナ204を全て開き、かつ第2の線ファスナ214を全て開いた状態では、上生地2の4辺2a,2b,2c,2dおよび下生地3の4辺3a,3b,3c,3dが開放され、上生地2および下生地3が互いに分離される。
第1の線ファスナ204が、上生地2の4辺2a,2b,2c,2dのうち隣接する2辺2a,2bの全域に亘って延びる第1の上テープ206A(図3に括弧書きで示す)および第1の上エレメント207A(図3に括弧書きで示す)と、下生地3の4辺3a,3b,3c,3dのうち、隣接する2辺2a,2bに対応する2辺3a,3bの全域に亘って延びる第1の下テープ206B(図3に括弧書きで示す)および第1の下エレメント207B(図3に括弧書きで示す)と、第1の上エレメント207Aおよび第1の下エレメント207Bの双方と係合可能な第1のスライダ208(図3に括弧書きで示す)と、第1のスライダ208に取り付けられた第1の引き手209とを含む。
互いに一体的に設けられた第1の上テープ206Aおよび第1の上エレメント207Aが、上生地2の2辺2a,2bの全域に亘って縫合により配置されている。互いに一体的に設けられた第1の下テープ206Bおよび第1の下エレメント207Bが、下生地3の2辺3a,3bの全域に亘って縫合により配置されている。第1の線ファスナ204の始点は、カバー本体の1つの隅部1eであり、第1の線ファスナ204の終点は、隅部1eの対角となる隅部1gである。
第2の線ファスナ214が、上生地2の4辺2a,2b,2c,2dのうち残りの2辺2c,2dの全域に亘って延びる第2の上テープ216A(図3に括弧書きで示す)および第2の上エレメント217A(図3に括弧書きで示す)と、下生地3の4辺3a,3b,3c,3dのうち、残りの2辺2c,2dに対応する2辺3c,3dの全域に亘って延びる第2の下テープ216B(図3に括弧書きで示す)第2の下エレメント217B(図3に括弧書きで示す)と、第2の上エレメント217Aおよび第2の下エレメント217Bの双方と係合可能な第2のスライダ218(図3に括弧書きで示す)と、第2のスライダ218に取り付けられた第2の引き手219とを含む。
互いに一体的に設けられた第2の上テープ216Aおよび第2の上エレメント217Aが、上生地2の2辺2c,2dの全域に亘って縫合により配置されている。第2の下テープ216Bおよび第2の下エレメント217Bが、下生地3の2辺3c,3dの全域に亘って縫合により配置されている。第1の線ファスナ204の始点は、カバー本体の1つの隅部1eであり、第1の線ファスナ204の終点は、隅部1eの対角となる隅部1gである。
第1の上テープ206Aの一端が、第2の上テープ216Aの他端に接続されている。第2の上テープ216Aの一端が、第1の上テープ206Aの他端に接続されている。第1の下テープ206Bの一端が、第2の下テープ216Bの他端に接続されている。第2の下テープ216Bの一端が、第1の下テープ206Bの他端に接続されている。第1のスライダ208は、第1の上エレメント207Aおよび第1の下エレメント207Bの一方(たとえば第1の上エレメント207A)に予め嵌められている。第2のスライダ218は、第2の上エレメント217Aおよび第2の下エレメント217Bの一方(たとえば第2の上エレメント217A)に予め嵌められている。
この第2の実施形態によれば、第1の実施形態で述べた作用効果に加えて、次の作用効果を奏する。
第1の線ファスナ204の開閉操作と、第2の線ファスナの開閉操作とを同時に行う。具体的には、2人で1つずつ線ファスナ204,214を開閉操作する。これにより、布団カバー201の布団からの着脱を、より一層短時間のうちに行える。
<変形例>
以上、この発明の2つの実施形態について説明したが、本発明はさらの他の形態で実施することもできる。
たとえば、第1の実施形態において、線ファスナ4のスライダ8の始点および終点を、カバー本体の1つの隅部1eとしたが、線ファスナ4のスライダの始点および終点を、他の隅部1f,1g,1hとしてもよい。
同様に、第2の実施形態において、第1の線ファスナ204および第2の線ファスナ214の始点および終点を、それぞれ隅部1e,1gとしたが、線ファスナ4のスライダ8の始点および終点を、それぞれ他の隅部1f,1hとしてもよい。
また、図6に示すように、線ファスナ4のスライダ8の始点および終点を、上生地2および下生地3の隅部ではなく、カバー本体の辺、すなわち、上生地2および下生地3の4辺のいずれかの途中部としてもよい。
同様に、第2の実施形態において、第1の線ファスナ204および第2の線ファスナ214の始点および終点を、上生地2および下生地3の隅部ではなく、カバー本体の辺、すなわち、上生地2および下生地3の4辺のいずれかの途中部としてもよい。
また、上記の各実施形態においては接合手段として線ファスナを使用したが、第1の実施形態の線ファスナ4や、第2の実施形態の第1の線ファスナ204および/または第2の線ファスナ214に代えて、面ファスナやボタン、ホックなどの係合部材による接合手段を使用してもよい。
また、被覆部10は、上生地2および下生地3の全周ではなく、短辺2c,3c(使用時に利用者の顔に近い側の短辺)に少なくとも設けられていれば足りる。
また、被覆部10として、上生地2および下生地3の双方ではなく、上生地2および下生地3の一方にのみ設けられていてもよい。また、被覆部10を廃止してもよい。
また、本発明に係る寝具カバーは、布団カバーに限られず、枕の周囲を覆う枕カバーにも適用できる。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲で種々の設計変更を施すことが可能で
ある。
1 :寝具カバー(布団カバー)
2 :上生地
3 :下生地
4 :線ファスナ(接合手段)
8 :スライダ
9 :引き手
10 :被覆部
201 :寝具カバー(布団カバー)
204 :第1の線ファスナ
208 :第1のスライダ
214 :第2の線ファスナ
218 :第2のスライダ

Claims (2)

  1. 矩形状の上生地と、
    平面視で前記上生地と同サイズの矩形状の下生地と、
    前記上生地および前記下生地の4辺を開閉可能に接合する接合手段であって、前記上生地および前記下生地の4辺の全周を開閉可能に接合する線ファスナとを含み、
    前記線ファスナが、
    前記上生地および前記下生地の4辺のうち、互いに隣接する2辺の全域に亘って設けられた第1の線ファスナと、
    前記上生地および前記下生地の4辺のうち、前記隣接する2辺を除いた残りの2辺の全域に亘って設けられた第2の線ファスナとを含み、
    前記第1の線ファスナの始点および前記第2の線ファスナの始点が、前記上生地および前記下生地に関し対角位置に設けられており、
    前記上生地および前記下生地の前記4辺を前記第1の線ファスナおよび前記第2の線ファスナによって開放することにより、前記上生地および前記下生地が互いに分離されることを特徴とする、寝具カバー。
  2. 前記上生地および前記下生地の、少なくとも一方の短辺には、前記線ファスナを被覆するための被覆部が設けられていることを特徴とする、請求項に記載の寝具カバー。
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