JP3196855B2 - 高吸放湿性繊維 - Google Patents

高吸放湿性繊維

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    • C08F2800/00Copolymer characterised by the proportions of the comonomers expressed
    • C08F2800/20Copolymer characterised by the proportions of the comonomers expressed as weight or mass percentages

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】水分の吸湿・放湿を可逆的に行い
得て、繰り返し使用にも耐える吸放湿性繊維及びその製
造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より空気中の湿気を除去する手段と
して塩化リチウム,塩化カルシウム,塩化マグネシウ
ム,五酸化リン等の吸湿剤が用いられてきたが、これら
の吸湿剤は、吸湿量が多く、また吸湿速度も早いが、潮
解性があるために、吸湿後液状化して他を汚染したり、
成形し難く、再生が困難である等の欠点がある。
【0003】又、シリカゲル,ゼオライト,硫酸ナトリ
ウム,活性アルミナ,活性炭等の吸湿剤は、吸湿量が少
なく吸湿速度が遅く再生に高温を要する欠点があり、い
ずれも種々の用途に実用化するには問題があった。
【0004】これらの問題点を解消する方法として、吸
水性樹脂と潮解性塩類とを混和して用いる特開昭52−
107042号公報及び特開昭63−31522号公報
の手段が提案されている。
【0005】しかし、上記手段により吸湿剤をシ−ト、
不織布等の形態で使用するには、該吸湿剤をシ−ト、不
織布等に散布し、はさみ込む、包む等の手段を用いるた
めに、該吸湿剤が脱落し易い、吸湿能力が十分得られな
い、上記形態に加工するには繁雑な工程を要する等の問
題がある。
【0006】この問題点を解消する方法として、潮解性
塩類を高吸水性繊維に含浸させた特開平1−29962
4号公報の手段を先に提案したが、この手段により得ら
れた繊維は、編物・織物・不織布等への加工が容易で吸
放湿速度が速くさらに、吸湿剤の脱落もない実用性能を
備えたものではあるが、繊維表面がヒドロゲルであるた
め、吸湿すると粘着性を帯び、特に壁紙やふとん綿への
適用が困難であること、及び最近社会的ニ−ズとして高
まりつつある難燃性や抗菌性を満たすものではなかっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、吸湿
量が多く、吸放湿速度が速く、しかも取扱が容易で、か
つ各種形態に容易に加工し得、吸湿後の形態保持性に優
れ、その上容易に再生し得る、難燃性と抗菌性を有す
る、高吸放湿性繊維及びその製造方法を提供することで
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述した本発明は、アク
リル系繊維にヒドラジン処理により架橋結合を導入して
窒素含有量の増加を1.0〜8.0重量%の範囲内に調
整した後、加水分解反応により残存しているニトリル基
量の1.0〜4.5m mol/gにカルボキ シル基を
残部にアミド基を導入し、次いで該カルボキシル基を
1価の金属塩又は有機陽イオンの塩型に変換させてな
、1g/d以上の引張り強度、24以上の限界酸素指
数及び90%以上の滅菌率を有する高吸放湿性繊維によ
り達成される。なお、本発明で用いる抗菌性の評価に用
いる滅菌率は、後述するシェークフラスコ法に依るもの
である。
【0009】本発明は架橋アクリル系繊維であるが、そ
の出発アクリル繊維としてはアクリロニトリル(以下、
ANという)を40重量%以上、好ましくは50重量%
以上含有するAN系重合体により形成された繊維であ
り、短繊維、トウ、糸、編織物、不織布等いずれの形態
のものでもよく、また、製造工程中途品、廃繊維などで
も構わない。AN系重合体は、AN単独重合体、ANと
他のモノマ−との共重合体のいずれでも良く、他のモノ
マ−としては、ハロゲン化ビニル及びハロゲン化ビニリ
デン;(メタ)アクリル酸エステル;メタリルスルホン
酸、p−スチレンスルホン酸等のスルホン酸含有モノマ
−及びその塩;(メタ)アクリル酸、イタコン酸等のカ
ルボン酸含有モノマ−及びその塩;アクリルアミド、ス
チレン、酢酸ビニル等のその他のモノマ−が挙げられ
る。
【0010】該アクリル系繊維に、ヒドラジン架橋を導
入する方法としては、窒素含有量の増加が1.0〜8.
0重量%に調整しうる手段である限り採用出来るが、濃
度6〜80%,温度50〜120℃で1〜5時間処理す
る手段が工業的に好ましい。ここで、窒素含有量の増加
とは原料アクリル繊維の窒素含有量とヒドラジン架橋ア
クリル繊維の窒素含有量との差をいう。
【0011】なお、窒素含有量の増加が上記下限に満た
ない場合には、最終的に実用上満足し得る物性の繊維が
得られず、また、難燃性、抗菌性が得られない。上限を
超えると、最終的に高吸湿性が得られない。ここに使用
するヒドラジンとしては、水加ヒドラジン、硫酸ヒドラ
ジン、塩酸ヒドラジン、硝酸ヒドラジン、臭素酸ヒドラ
ジン等が例示される。
【0012】また、加水分解反応により、ヒドラジン架
橋されずに残存しているニトリル基を実質的に消失さ
せ、1.0〜4.5m mol/gの1価の金属塩又は有
機陽イオンの塩型のカルボキシル基と残部にアミド基を
導入する方法としては、アルカリ金属水酸化物、アンモ
ニア等の塩基性水溶液、或いは硝酸、硫酸、塩酸等の水
溶液を含浸、または該水溶液中に原料繊維を浸漬した状
態で加熱処理する手段が挙げられる。ここにおいて、酸
で加水分解した場合にはカルボキシル基を1価の金属塩
又は有機陽イオンの塩型に変換する必要がある。
【0013】カルボキシル基を1価の金属塩又は有機陽
イオンの塩型にする方法としては、上述した加水分解繊
維を下記に例示する各種の塩型の水酸化物又は塩の水溶
液に浸漬し、しかる後、水洗、乾燥する方法が好適に用
いられる。本発明におけるカルボキシル基の塩型として
は、Li,Na,K等のアルカリ金属、NH4,アミン
等の有機の陽イオンである。
【0014】なお、塩型カルボキシル基が上記下限に満
たない場合には高吸放湿性が得られず、また上限を超え
ると、実用上満足し得る繊維物性が得られない。塩型は
2種以上を混合しても良いことは勿論である。
【0015】このようにして引張強度が1g/d以上、
好ましくは1.5g/d以上で、吸放湿速度が速く、高
吸放湿性の難燃性・抗菌性を兼備する繊維を提供するこ
とが出来る。特に高い引張強度を求める場合は、後述す
るように出発アクリル繊維として、二色性比の高い繊維
を選ぶのが良い。
【0016】なお、アクリル系繊維を、ポンプ循環系を
備えた容器内に充填し、上記架橋結合の導入、加水分解
反応、及び塩の形成の各反応を遂次行なう手段が、装置
上、安全性、均一反応性等の諸点から望ましい。かかる
装置(ポンプ循環系を備えた容器)の代表例としては、
オ−バ−マイヤ−染色機が挙げられる。
【0017】また、実用上問題のない繊維物性と高度の
吸放湿性を兼ね備えた繊維を提供するためには、特に下
記特性を備えた出発アクリル系繊維を採用することが望
ましい。
【0018】即ち、繊維を形成するAN系重合体分子が
十分に配向しておりコンゴ−レッド(以下CRという)
二色性比が0.4以上、更に好ましくは0.5以上のア
クリル系繊維を採択することが望ましい。なお、CR二
色性比は、高分子化学23(252)193(196
6)記載の方法に従って求められるものである。
【0019】なお、かかるアクリル系繊維の製造手段に
限定はなく、上記CR二色性比が満たされる限り、適宜
公知の手段を用いることができるが、中でも全延伸倍率
を6倍以上、好ましくは8倍以上とし、かつ工程収縮率
を30%以下、好ましくは20%以下とする手段の採用
により工業的有利に所望のアクリル系繊維を作製するこ
とが出来る。
【0020】更に、出発アクリル系繊維として、延伸後
熱処理前の繊維(AN系重合体の紡糸原液を常法に従っ
て紡糸し、延伸配向され、乾燥緻密化、湿熱緩和処理等
の熱処理の施されていない繊維、中でも湿式又は乾/湿
式紡糸、延伸後の水膨潤ゲル状繊維:水膨潤度 30〜
150%)を使用することにより、反応液中への繊維の
分散性、繊維中への反応液の浸透性などが改善され、以
て架橋結合の導入や加水分解反応が均一かつ速やかに行
なわれるので望ましい。言うまでもないが、水膨潤度と
は乾燥繊維重量規準で表した含有又は付着水分量の百分
率である。
【0021】
【作用】本発明に係る高吸放湿性繊維並びに該製造方法
が難燃性、抗菌性を有しつつ高吸放湿性を兼ね備える理
由は、十分に解明するに至っていないが、概ね次のよう
に考えられる。
【0022】即ち、本発明に係る繊維は、AN系重合体
から出発していながら、実質的にニトリル基が消失して
いる所から、ポリマ−鎖に結合している側鎖は、ヒドラ
ジンとの反応により生成した窒素を含有する架橋構造
と、ニトリル基の加水分解反応により生成した塩型カル
ボキシル基と考えられる。
【0023】一般に塩型カルボキシル基は吸湿性を有す
るが、この量のみでは、当該繊維の高吸湿性は得られ
ず、架橋構造にも吸湿性があるのであろう。抗菌性は窒
素を含有する架橋構造によりもたらされていると推定さ
れる。さらに吸湿した状態でべとつき感がないのは高度
に架橋されているためであろう。
【0024】また、加工性能を支えているのは、CR二
色性比にみられる配向構造に由来するところが大であろ
う。
【0025】
【実施例】以下実施例により本発明を具体的に説明す
る。実施例中の部及び百分率は、断りのない限り重量規
準で示す。
【0026】なお、塩型カルボキシル基量(m mol
/g)、LOI(限界酸素指数)、吸湿率及び抗菌性は
以下の方法により求めた。
【0027】(1) 塩型カルボキシル基量(m mo
l/g)
【0028】十分乾燥した供試繊維約1gを精秤し(X
g)、これに200mlの水を加えた後、50℃に加温
しながら1N塩酸水溶液を添加してpH2にし、次いで
0.1N苛性ソ−ダ水溶液で常法に従って滴定曲線を求
めた。該滴定曲線からカルボキシル基に消費された苛性
ソ−ダ水溶液消費量(Ycc)を求め、次式によってカ
ルボキシル基量を算出した。
【0029】別途、上述のカルボキシル基量測定操作中
の1N塩酸水溶液の添加によるpH2への調整をするこ
となく同様に滴定曲線を求めカルボン酸量を求めた。
【0030】これらの結果から次式により塩型カルボキ
シル基量を算出した。 (塩型カルボキシル基量)=(カルボキシル基量)−
(カルボン酸量)
【0031】(2) LOI JIS−K7201の最低酸素指数の測定法に従って行
なった。
【0032】(3) 吸湿率(%) 試料繊維約5.0g.を熱風乾燥機で120℃、5時間
乾燥して重量を測定する(W1 g)。次に試料を温度2
0℃で所定の恒湿槽に3週間入れておく。このようにし
て吸湿した試料の重量を測定する(W2 g)。以上の測
定結果から、次式によって算出した。
【0033】(4) 抗菌性 試験菌を肺炎桿菌とし、抗菌防臭加工製品の加工効果評
価試験マニュアル・シェ−クフラスコ法(繊維製品衛生
加工協議会,昭和63年)により試験し、減菌率%で示
した。
【0034】
【実施例】
【1】AN90%及びアクリル酸メチル(以下、MAと
いう)10%からなるAN系重合体(30℃ジメチルホ
ルムアミド中での極限粘度〔η〕:1.2)10部を4
8%のロダンソ−ダ水溶液90部に溶解した紡糸原液
を、常法に従って紡糸、延伸(全延伸倍率;10倍)し
た後、乾球/湿球=120℃/60℃の雰囲気下で乾燥
(工程収縮率14%)して単繊維繊度1.5dの原料繊
維I(CR二色性比0.58)を得た。
【0035】原料繊維Iを、表1に示した条件でヒドラ
ジン処理及びNaOH水溶液で処理した後脱水し、水
洗、乾燥を行い繊維1〜6を得た。得られた繊維の特性
値を試験し、表1に示した。
【0036】
【表1】
【0037】本発明の繊維1〜3は、難燃性と抗菌性と
共に、優れた繊維物性を有する高吸湿性の繊維であるこ
とが判る。
【0038】これに対して、ヒドラジン処理による窒素
増加量の少ない比較例繊維4は高い吸湿性を有するもの
の抗菌性はなく、引張強度は0.6g/dと低く、脆い
繊維でカ−ド掛け等の加工に耐える物性を有するもので
はなかった。
【0039】窒素増加量が少なく、しかし加水分解によ
るナトリウム型カルボキシル基が2m mol/gの比
較例繊維5は、引張強度は1.2g/dで吸湿率も高い
ものの抗菌性がないものであった。
【0040】窒素増加量の多い比較例繊維6は、吸湿率
の低いものであった。
【0041】
【2】実施例1で得られたNo.2の繊維5gを、表2
に示した塩の5%水溶液1ltに温度40℃で5時間浸漬
した後水洗,乾燥し、塩型の異なる繊維7〜10を得
た。得られた繊維の特性値を試験し表2に併記した。
【0042】
【0043】
【0044】
【実施例】
【3】実施例1で得られたNo.2の繊維1gを湿度9
0%の恒湿室に24時間放置した後、湿度65%の恒湿
室に1時間放置,湿度45%の恒湿室に1時間放置,湿
度10%の恒湿室に1時間放置することにより湿度を順
に下げて、高吸放湿性繊維の放湿性能を調べた。結果を
表3に示した。
【0045】
【表3】
【0046】この結果から、優れた放湿性能が有ること
が判る。
【0047】
【実施例】
【4】MAにかえて塩化ビニリデンを使用する以外は実
施例1と同様にして原料繊維II(CR二色性比0.5
5)を得、これを実施例1の繊維No.2と同様に処理
した。
【0048】得られた繊維は、窒素増加分3.8%、塩
型カルボキシル基3.5m mol/gで相対湿度65
%での吸湿率は43%,LOI29,減菌率93%,引
張強度1.6g/dで、難燃性、抗菌性を兼ね備えた高
吸放湿性繊維であった。
【0049】
【発明の効果】本発明の出現により、実用上問題のない
繊維物性を維持しかつ、難燃性と抗菌性を兼ね備えた高
吸放湿性繊維を、工業的有利に製造する手段を提供し得
た点が本発明の特筆すべき効果である。
【0050】このようにして得られた高吸放湿性繊維
は、高度に分子間が架橋されているため、吸湿しても粘
着性を帯びることもなく、又、飽和吸湿した後も乾燥す
ることによって容易に再生が出来、繰り返し使用するこ
とが出来る。
【0051】また、難燃性と抗菌性を兼ね備えているた
め、汎用性が高い。さらに、繊維状であるために、不織
布,編物,織物などさまざまな形態に加工出来るため、
吸放湿性が求められる用途分野に広く用いられる。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アクリル系繊維にヒドラジン処理により架
    橋結合を導入して窒素含有量の増加を1.0〜8.0重
    量%の範囲内に調整した後、加水分解反応により残存し
    ているニトリル基量の1.0〜4.5m mol/gに
    カルボキシル基を 残部にアミド基を導入し、次いで該
    カルボキシル基を1価の金属塩又は有機陽イオンの塩型
    に変換させてなる、1g/d以上の引張り強度、24以
    上の限界酸素指数及び90%以上の滅菌率を有する高吸
    放湿性繊維。
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