JP2019085688A - 吸湿性アクリロニトリル系繊維、該繊維の製造方法および該繊維を含有する繊維構造体 - Google Patents
吸湿性アクリロニトリル系繊維、該繊維の製造方法および該繊維を含有する繊維構造体 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019085688A JP2019085688A JP2018208381A JP2018208381A JP2019085688A JP 2019085688 A JP2019085688 A JP 2019085688A JP 2018208381 A JP2018208381 A JP 2018208381A JP 2018208381 A JP2018208381 A JP 2018208381A JP 2019085688 A JP2019085688 A JP 2019085688A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fiber
- acrylonitrile
- hygroscopic
- hygroscopic acrylonitrile
- carboxyl group
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Artificial Filaments (AREA)
- Multicomponent Fibers (AREA)
Abstract
Description
(1) 共有結合による架橋構造を実質的に有さない重合体で構成されている吸湿性アクリロニトリル系繊維であって、繊維中に0.2〜4.5mmol/gのカルボキシル基および0.1〜15重量%の金属酸化物を含有し、20℃×65%RHでの飽和吸湿率が5重量%以上であり、かつ水膨潤度が10倍以下であることを特徴とする吸湿性アクリロニトリル系繊維。
(2) カルボキシル基が繊維全体にわたって均一に存在していることを特徴とする(1)に記載の吸湿性アクリロニトリル系繊維。
(3) カルボキシル基を含有する重合体からなる表層部とアクリロニトリル系重合体からなる中心部とからなる芯鞘構造を有していることを特徴とする(1)に記載の吸湿性アクリロニトリル系繊維。
(4) カルボキシル基の中和度が25%以上であることを特徴とする(1)〜(3)のいずれかに記載の吸湿性アクリロニトリル系繊維。
(5) 金属酸化物が酸化チタンであることを特徴とする(1)〜(4)のいずれかに記載の吸湿性アクリロニトリル系繊維。
(6) アクリロニトリル系重合体および金属酸化物を含有する紡糸原液をノズルから紡出後、凝固、水洗、延伸の各工程を経て得られた未乾燥繊維を加水分解することを特徴とする(2)に記載の吸湿性アクリロニトリル系繊維の製造方法。
(7) アクリロニトリル系重合体および金属酸化物を含有する紡糸原液をノズルから紡出後、凝固、水洗、延伸の各工程を経て得られた未乾燥繊維を熱処理することで緻密化させた繊維または緻密化後さらに弛緩処理した繊維を加水分解することを含むことを特徴とする(3)に記載の吸湿性アクリロニトリル系繊維の製造方法。
(8) 未乾燥繊維の水分率が20〜250%であることを特徴とする(6)または(7)に記載の吸湿性アクリロニトリル系繊維の製造方法。
(9) (1)〜(5)のいずれかに記載の吸湿性アクリロニトリル繊維を含有する繊維構造体。
乾燥した試料約1gを精秤し(W1[g])、100mlの58%チオシアン酸ナトリウム水溶液を加え、80℃で1時間浸漬させた後にろ過、水洗し、乾燥する。乾燥後の試料を精秤し(W2[g])次式によって溶解度を算出する。
溶解度[%]=(1−W2/W1)×100
かかる溶解度が95%以上である場合、共有結合による架橋構造を実質的に有さないと判断する。
試料を約1g秤量し、1mol/l塩酸50mlに30分浸漬後、水洗し浴比1:500で純水に15分間浸漬する。浴pHが4以上となるまで水洗した後、熱風乾燥機にて105℃で5時間乾燥させる。乾燥した試料を約0.2g精秤し(W3[g])、これに100mlの水と0.1mol/l水酸化ナトリウム15ml、塩化ナトリウム0.4gを加えて攪拌する。次いで金網を用いて試料を漉しとり、水洗する。得られたろ液(水洗液も含む)にフェノールフタレイン液を2〜3滴を加え、0.1mol/l塩酸で常法に従って滴定を行い消費された塩酸量(V1[ml])を求め、次式により全カルボキシル基量を算出する。
全カルボキシル基量[mmol/g]=(0.1×15−0.1×V1)/W3
試料を熱風乾燥機で105℃、16時間乾燥して重量を測定する(W4[g])。次に該試料を20℃×65%RHの条件に調節した恒温恒湿器に24時間入れておく。このようにして吸湿させた試料の重量を測定する。(W5[g])。以上の測定結果から、次式によって算出する。
飽和吸湿率[%]=(W5−W4)/W4×100
試料を純水中に浸漬した後、卓上遠心脱水機で1200rpmにて5分間脱水する。脱水後の試料の重量を測定(W6[g])後、かかる試料を115℃で3時間乾燥して重量を測定(W7[g])し、次式により水膨潤度を算出する。
水膨潤度[倍]=W6/W7−1
熱風乾燥機にて105℃で5時間乾燥した試料を約0.2g精秤し(W8[g])、これに100mlの水と0.1mol/l水酸化ナトリウム15ml、塩化ナトリウム0.4gを加えて攪拌する。次いで金網を用いて試料を漉しとり、水洗する。得られたろ液(水洗液も含む)にフェノールフタレイン液を2〜3滴を加え、0.1mol/l塩酸で常法に従って滴定を行い消費された塩酸量(V2[ml])を求める。次式によって、試料に含まれるH型カルボキシル基量を算出し、その結果と上述の全カルボキシル基量から中和度を求める。
H型カルボキシル基量[mmol/g]=(0.1×15−0.1×V2)/W8
中和度[%]=[(全カルボキシル基量−H型カルボキシル基量)/全カルボキシル基量]×100
蛍光X線分析装置で測定したサンプルのピーク強度から、繊維中に含まれる酸化チタン含有量(C1[%])を測定した。酸化チタン保持率については、該サンプルの製造工程における加水分解処理前のゲル状アクリロニトリル系繊維を乾燥させたものの酸化チタン含有量(C2[%])を前記と同じ装置で測定し、下記の式にて求めた。
酸化チタン保持率(%)=C1/C2×100
綿状のサンプル5gを内径2cmの円筒形の筒に入れて80℃で10分間熱プレスを行い、直径2cm厚さ5mmの測定用サンプルを作成した。25℃の室内にて該測定用サンプルを静置して温度を安定させた後、鉛直上方1mから白熱電灯(SUN CLIP DX−II(AC100V、600W)、ハクバ写真産業製)にて5分間光照射した直後のサンプルの温度(℃)をサーモグラフィーにて測定した。
日立製U−3000型分光光度計にて酸化アルミニウム(Al2O3)をリファレンスとして、サンプルの595nm,553nm,453nmの反射率(X%、Y%、Z%)を測定し下記式にて白度を求めた。値が小さいほど白度が大きくなる。
白度=0.817×((X−Z)/Y)×100)−3.71
繊維試料を、繊維に含まれるカルボキシル基量の2倍に相当する硝酸マグネシウムを溶解させた水溶液に50℃×1時間浸漬することによりイオン交換処理を実施し、水洗、乾燥することにより、カルボキシル基の対イオンをマグネシウムとする。マグネシウム塩型とした繊維試料を、エネルギー分散型X線分光器(EDS)により繊維断面の外縁から中心にかけて概ね等間隔で10点の測定点を選び、各測定点におけるマグネシウム元素の含有割合を測定する。得られた各測定点の数値から次式により変動係数CV[%]を算出する。
変動係数CV[%]=(標準偏差/平均値)×100
試料繊維を、繊維重量に対して2.5%のカチオン染料(Nichilon Black G 200)および2%の酢酸を含有する染色浴に、浴比1:80となるように浸漬し、30分間煮沸処理した後に、水洗、脱水、乾燥する。得られた染色済みの繊維を、繊維軸に垂直に薄くスライスし、繊維断面を光学顕微鏡で観察する。このとき、アクリロニトリル系重合体からなる中心部は黒く染色され、カルボキシル基が多く有する表層部は染料が十分に固定されず緑色になる。繊維断面における、繊維の直径(D1)、および、緑色から黒色へ変色し始める部分を境界として黒く染色されている中心部の直径(D2)を測定し、以下の式により表層部面積割合を算出する。なお、10サンプルの表層部面積割合の平均値をもって、試料繊維の表層部面積割合とする。
表層部面積割合(%)=[{((D1)/2)2π−((D2)/2)2π}/((D1)/2)2π]×100
延伸後の未乾燥繊維を純水中に浸漬した後、遠心脱水機(国産遠心機(株)社製TYPE H−770A)で遠心加速度1100G(Gは重力加速度を示す)にて2分間脱水する。脱水後重量を測定(W9[g]とする)後、該未乾燥繊維を120℃で15分間乾燥して重量を測定(W10[g]とする)し、次式により計算する。
延伸後の未乾燥繊維の水分率(%)=(W9−W10)/W9×100
アクリロニトリル90%及びアクリル酸メチル10%からなるアクリロニトリル系重合体10部を44%のチオシアン酸ナトリウム水溶液90部に溶解した後、酸化チタン0.25重量部を加えた紡糸原液を、−2.5℃の凝固浴に紡出し、凝固、水洗、12倍延伸して水分率が35%のゲル状アクリロニトリル系繊維を得た。該繊維を2.5%の水酸化ナトリウム水溶液中に浸漬し、絞った後に、湿熱雰囲気中で、123℃×25分間加水分解処理を行い、水洗、乾燥して、実施例1の吸湿性アクリロニトリル系繊維を得た。
実施例1の処方において、水酸化ナトリウム水溶液の濃度を、実施例2では7.5%、実施例3では10%、実施例4では20%に変更すること以外は同様にして、実施例2〜4の吸湿性アクリロニトリル系繊維を得た。
実施例3の吸湿性アクリロニトリル系繊維を硝酸水溶液に浸漬し、浴pH5.0に調整し、60℃で30分間加熱した。次いで、水洗、乾燥を行い、実施例5の吸湿性アクリロニトリル系繊維を得た。
実施例4の吸湿性アクリロニトリル系繊維を硝酸水溶液に浸漬し、浴pH5.0に調整し、60℃で30分間加熱した。次いで、水洗、乾燥を行い、実施例6の吸湿性アクリロニトリル系繊維を得た。
実施例1の処方において、酸化チタンの添加量を0.05重量部に変更すること以外は同様にして、実施例7の吸湿性アクリロニトリル系繊維を得た。
実施例1の処方において、酸化チタンの添加量を0.05重量部に変更し、水酸化ナトリウム水溶液の濃度を20%に変更すること以外は同様にして、実施例8の吸湿性アクリロニトリル系繊維を得た。
実施例1の処方において、酸化チタンの添加量を0.5重量部に変更すること以外は同様にして、実施例9の吸湿性アクリロニトリル系繊維を得た。
実施例1の処方において、酸化チタンの添加量を0.5重量部に変更し、水酸化ナトリウム水溶液の濃度を20%に変更すること以外は同様にして、実施例10の吸湿性アクリロニトリル系繊維を得た。
実施例1の処方において、酸化チタンの添加量を1重量部に変更すること以外は同様にして、実施例11の吸湿性アクリロニトリル系繊維を得た。
実施例1の処方において、酸化チタンの添加量を1重量部に変更し、水酸化ナトリウム水溶液の濃度を20%に変更すること以外は同様にして、実施例12の吸湿性アクリロニトリル系繊維を得た。
実施例2において、ゲル状アクリロニトリル系繊維の代わりに、該繊維に対して、110℃×2.5分間の乾熱処理と60℃×2.5分間の湿熱処理を交互に2回行って得た緻密化繊維を使用したこと以外は同様にして、芯鞘構造を有する実施例8の吸湿性アクリロニトリル系繊維を得た。
実施例13において、緻密化繊維の代わりに、該繊維に対して、さらに120℃×10分間のオートクレーブ処理行うことで弛緩させた弛緩繊維を使用したこと以外は同様にして、芯鞘構造を有する実施例9の吸湿性アクリロニトリル系繊維を得た。
実施例4の処方において、酸化チタンを加えずに行ったこと以外は同様にして、比較例1の金属酸化物を含有しない吸湿性アクリロニトリル系繊維を得た。
実施例6処方において、酸化チタンを加えずに行ったこと以外は同様にして、比較例2の金属酸化物を含有しない吸湿性アクリロニトリル系繊維を得た。
アクリロニトリル90%及びアクリル酸メチル10%からなるアクリロニトリル系重合体10部を44%のチオシアン酸ナトリウム水溶液90部に溶解した後、酸化チタン0.25重量部を加えた紡糸原液を、−2.5℃の凝固浴に紡出し、凝固、水洗、12倍延伸した後、乾球/湿球=120℃/60℃の雰囲気下で乾燥して原料繊維を得た。該原料繊維を35%ヒドラジン水溶液中で100℃3時間処理し、次いで2.5%水酸化ナトリウム水溶液中で90℃2時間処理した後、脱水、水洗、乾燥を行い、架橋構造とカルボキシル基を有する繊維を得た。
比較例3において水酸化ナトリウム水溶液濃度を5%にした以外は同様にして、比較例4の架橋構造とカルボキシル基を有する繊維を得た。
アクリロニトリル88%及びメタクリル酸12%からなるアクリロニトリル系重合体10部を44%のチオシアン酸ナトリウム水溶液90部に溶解した紡糸原液を、常法に従って紡出し、凝固、水洗、延伸した後、乾燥してカルボキシル基を有するアクリル繊維を得た。
比較例2のアクリル繊維をソーダ灰1g/l水溶液にて90℃で30分加熱処理した後、水洗、乾燥して、中和されたカルボキシル基を有するアクリル繊維を得た。
比較例6の処方において、ソーダ灰1g/l水溶液での処理温度を100℃に変更すること以外は同様にして、中和されたカルボキシル基を有するアクリル繊維を得た。
アクリロニトリル90%及びアクリル酸メチル10%からなるアクリロニトリル系重合体10部を44%のチオシアン酸ナトリウム水溶液90部に溶解した紡糸原液を、−2.5℃の凝固浴に紡出し、凝固、水洗、12倍延伸して水分率が35%のゲル状アクリロニトリル系繊維を得た。該繊維を湿熱雰囲気中で、123℃×25分間熱処理を行い、水洗、乾燥して、実施例8のアクリル繊維を得た。
比較例8の処方において、紡糸原液に0.25重量部の酸化チタンを加えた以外は同様にして、比較例9のアクリル繊維を得た。
Claims (9)
- 共有結合による架橋構造を実質的に有さない重合体で構成されている吸湿性アクリロニトリル系繊維であって、繊維中に0.2〜4.5mmol/gのカルボキシル基および0.1〜15重量%の金属酸化物を含有し、20℃×65%RHでの飽和吸湿率が5重量%以上であり、かつ水膨潤度が10倍以下であることを特徴とする吸湿性アクリロニトリル系繊維。
- カルボキシル基が繊維全体にわたって均一に存在していることを特徴とする請求項1に記載の吸湿性アクリロニトリル系繊維。
- カルボキシル基を含有する重合体からなる表層部とアクリロニトリル系重合体からなる中心部とからなる芯鞘構造を有していることを特徴とする請求項1に記載の吸湿性アクリロニトリル系繊維。
- カルボキシル基の中和度が25%以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の吸湿性アクリロニトリル系繊維。
- 金属酸化物が酸化チタンであることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の吸湿性アクリロニトリル系繊維。
- アクリロニトリル系重合体および金属酸化物を含有する紡糸原液をノズルから紡出後、凝固、水洗、延伸の各工程を経て得られた未乾燥繊維を加水分解することを特徴とする請求項2に記載の吸湿性アクリロニトリル系繊維の製造方法。
- アクリロニトリル系重合体および金属酸化物を含有する紡糸原液をノズルから紡出後、凝固、水洗、延伸の各工程を経て得られた未乾燥繊維を熱処理することで緻密化させた繊維または緻密化後さらに弛緩処理した繊維を加水分解することを含むことを特徴とする請求項3に記載の吸湿性アクリロニトリル系繊維の製造方法。
- 未乾燥繊維の水分率が20〜250%であることを特徴とする請求項6または7に記載の吸湿性アクリロニトリル系繊維の製造方法。
- 請求項1〜5のいずれかに記載の吸湿性アクリロニトリル繊維を含有する繊維構造体。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017213656 | 2017-11-06 | ||
JP2017213656 | 2017-11-06 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019085688A true JP2019085688A (ja) | 2019-06-06 |
JP7177982B2 JP7177982B2 (ja) | 2022-11-29 |
Family
ID=66762508
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018208381A Active JP7177982B2 (ja) | 2017-11-06 | 2018-11-05 | 吸湿性アクリロニトリル系繊維、該繊維の製造方法および該繊維を含有する繊維構造体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7177982B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113529422A (zh) * | 2020-04-14 | 2021-10-22 | 日本爱克兰工业株式会社 | 颗粒负载纤维结构体及其制造方法 |
Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01183515A (ja) * | 1987-12-30 | 1989-07-21 | Japan Exlan Co Ltd | 吸水性高強度繊維 |
JPH1053519A (ja) * | 1996-05-31 | 1998-02-24 | Fuji Yakuhin Kogyo Kk | ヨウ素含有高吸水性繊維 |
JPH11293516A (ja) * | 1998-04-13 | 1999-10-26 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 極細吸水性アクリル繊維、そのシート状物及び割繊吸水性アクリル繊維 |
WO2011010590A1 (ja) * | 2009-07-22 | 2011-01-27 | 日本エクスラン工業株式会社 | 酸性染料可染性吸湿性繊維およびその製造方法 |
JP2015224408A (ja) * | 2014-05-29 | 2015-12-14 | 日本エクスラン工業株式会社 | 分散性の良好な架橋アクリレート系繊維 |
WO2016158753A1 (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-06 | 日本エクスラン工業株式会社 | 電極用アクリロニトリル系繊維、該繊維を含有する電極及び該電極を有する鉛蓄電池 |
WO2018047344A1 (ja) * | 2016-09-12 | 2018-03-15 | 日本エクスラン工業株式会社 | 改質アクリロニトリル系繊維、該繊維の製造方法および該繊維を含有する繊維構造体 |
-
2018
- 2018-11-05 JP JP2018208381A patent/JP7177982B2/ja active Active
Patent Citations (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01183515A (ja) * | 1987-12-30 | 1989-07-21 | Japan Exlan Co Ltd | 吸水性高強度繊維 |
JPH1053519A (ja) * | 1996-05-31 | 1998-02-24 | Fuji Yakuhin Kogyo Kk | ヨウ素含有高吸水性繊維 |
JPH11293516A (ja) * | 1998-04-13 | 1999-10-26 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 極細吸水性アクリル繊維、そのシート状物及び割繊吸水性アクリル繊維 |
WO2011010590A1 (ja) * | 2009-07-22 | 2011-01-27 | 日本エクスラン工業株式会社 | 酸性染料可染性吸湿性繊維およびその製造方法 |
JP2015224408A (ja) * | 2014-05-29 | 2015-12-14 | 日本エクスラン工業株式会社 | 分散性の良好な架橋アクリレート系繊維 |
WO2016158753A1 (ja) * | 2015-03-27 | 2016-10-06 | 日本エクスラン工業株式会社 | 電極用アクリロニトリル系繊維、該繊維を含有する電極及び該電極を有する鉛蓄電池 |
WO2018047344A1 (ja) * | 2016-09-12 | 2018-03-15 | 日本エクスラン工業株式会社 | 改質アクリロニトリル系繊維、該繊維の製造方法および該繊維を含有する繊維構造体 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113529422A (zh) * | 2020-04-14 | 2021-10-22 | 日本爱克兰工业株式会社 | 颗粒负载纤维结构体及其制造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP7177982B2 (ja) | 2022-11-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN109689951B (zh) | 改性丙烯腈系纤维、该纤维的制造方法和含有该纤维的纤维结构体 | |
JP4962619B2 (ja) | 制電性アクリル繊維およびその製造方法 | |
JP2006070421A (ja) | 架橋アクリレート系繊維の染色方法および該染色方法で染色された架橋アクリレート系繊維を含む繊維製品 | |
TWI739033B (zh) | 吸濕性丙烯腈系纖維、該纖維之製造方法及含有該纖維之纖維結構體 | |
JP2998958B1 (ja) | 架橋アクリル系吸湿繊維及びその製造方法 | |
JP7177982B2 (ja) | 吸湿性アクリロニトリル系繊維、該繊維の製造方法および該繊維を含有する繊維構造体 | |
JP5141915B2 (ja) | 高白度耐変色性架橋アクリレート系繊維 | |
US5436275A (en) | Porous acrylonitrile polymer fiber | |
JP7177986B2 (ja) | 収縮性吸湿アクリロニトリル系繊維、該繊維の製造方法および該繊維を含有する繊維構造体 | |
JP5696944B2 (ja) | 発色性に優れた制電性アクリル繊維およびその製造方法 | |
JP5169241B2 (ja) | 吸湿性複合繊維 | |
JP7177987B2 (ja) | 易脱捲縮性吸湿アクリロニトリル系繊維、該繊維の製造方法および該繊維を含有する繊維構造体 | |
JP7187911B2 (ja) | 吸湿性アクリロニトリル系繊維、該繊維の製造方法および該繊維を含有する繊維構造体 | |
JP3369508B2 (ja) | 吸放湿性繊維 | |
JP7177988B2 (ja) | 撥水性吸湿アクリロニトリル系繊維、該繊維の製造方法および該繊維を含有する繊維構造体 | |
JP7219418B2 (ja) | 捲縮性吸湿アクリロニトリル系繊維、該繊維の製造方法および該繊維を含有する繊維構造体 | |
JP7276703B2 (ja) | アクリロニトリル/架橋アクリレート系含有繊維構造体の染色方法 | |
JP3716984B2 (ja) | 吸放湿性繊維の製造方法 | |
JP4338574B2 (ja) | 着色吸放湿発熱繊維及び同混紡糸の製造方法 | |
JPH07150471A (ja) | 多孔質アクリロニトリル系繊維 | |
JPH07150470A (ja) | 多孔質アクリロニトリル系繊維 | |
JP2022151751A (ja) | アクリル系消臭・抗菌・吸湿発熱繊維およびその製造方法 | |
JP2005336631A (ja) | 着色混紡糸の製造方法 | |
JP2001040576A (ja) | 高吸湿性繊維及びその製造方法 | |
JPH04272220A (ja) | アクリル系中空芯鞘繊維 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20210624 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220701 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20220808 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20221013 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20221026 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7177982 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |