JP3195312B2 - 成形機の型締機構 - Google Patents

成形機の型締機構

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広一 井原
穂伸 窪田
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/17Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
    • B29C45/1751Adjustment means allowing the use of moulds of different thicknesses

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、タイバーの有効
長さを個々に微調整可能な調整手段を備えた成形機の型
締機構に関するものである。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】固定盤と受圧盤とにわ
たり可動盤のガイドを兼ねる4本のタイバーを各隅部に
挿通して設け、そのタイバーの一端部を固定盤に固着す
る一方、ねじ軸に形成した他端部を受圧盤外側の定位置
の調整ナットにより該受圧盤に締着し、それら調整ナッ
トを伝動歯車により同時に回動して、固定盤と可動盤の
平行度を維持したこれまでの成形機の型締機構では、タ
イバーごとの有効長さの調整が困難であった。このため
成形品に偏肉が生ずると、これを簡単に直すことができ
なかった。
【0003】またタイバーの調整ナットを電動化して個
々に正逆回転できるようにして、タイバーごとの有効長
さを調整することも試みられているが、4本のタイバー
ごとにモータハウジングや調整ナットを回転するロータ
等を設ける必要があり、また電気的に回転量を検出する
装置や制御装置等も必要となることから、製造コストが
嵩み、調整ナット周辺の部材構成も複雑となるので、一
般には採用し難い課題を有する。
【0004】この発明は、上記従来の課題を解決するた
めに考えられたものであつて、その目的は、タイバーの
有効長さを可変する調整ナットを、伝動歯車との関連に
おいてタイバーごとに回動変位できるようにするだけ
で、これまでの調整機構の構成を大幅に変更することな
く有効長さの微調整を可能となし、また調整ナットの回
動角度をゲージにより目視できるようにして、正規位置
への復元も容易に行い得る成形機の型締機構を提供する
ことにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的によるこの発明
は、固定盤と受圧盤とにわたり可動盤のガイドを兼ねる
4本のタイバーを各隅部に挿通して設け、そのタイバー
の一端部を固定盤に固着する一方、ねじ軸に形成した他
端部を受圧盤外側にて伝動歯車付きの調整ナットにより
該受圧盤に締着し、それら調整ナットを上記伝動歯車に
より同時に回動して、各タイバーの長さによる型厚調整
を可能となした成形機の型締機構であって、上記調整ナ
ットと上記伝動歯車との間に、軸受を兼ねる中間盤を上
記タイバーのねじ部に挿通して設け、その中間盤を調整
ナットに一体に止着するとともに、伝動歯車を環状に形
成して側面の所要個所に複数の長孔を円周方向に穿設
し、その伝動歯車を中間盤の軸承部に回動自在に嵌合し
て、上記長孔から中間盤にねじ着したボルトにより調整
ナットに一体に取付け、かつ伝動歯車の側面と中間盤の
軸受端面とに回転角度読取用のゲージを設けてなる、と
いうものである。
【0006】かかる構成では、上記ボルトを緩めること
によって、タイバーのねじ部と常に螺合した調整ナット
の回動が、伝動歯車に拘束されることなく長孔の範囲に
おいて自由に行え、これによりタイバーごとの有効長さ
の微調整ができるようになって、金型における成形品の
偏肉に対応する偏荷重をタイバーごとに発生させること
ができる。
【0007】
【発明の実施の形態】図中1は固定盤、2は受圧盤、3
は可動盤、4は可動盤3のガイドを兼ねる4本のタイバ
ーで、各盤の四隅部に挿通して固定盤1と受圧盤2とに
わたり設けられている。このタイバー4の一端部は固定
盤1に固着してあり、またねじ軸5に形成された他端部
は、受圧盤2の外側に固定部材6をもって回転自在に設
けられた定位置の調整ナット7により受圧盤2に締着し
てある。
【0008】上記調整ナット7の側面には小型の伝動歯
車8が、軸受を兼ねる中間盤9を介して取付けてある。
また中間盤9は中央の軸承部10を上記タイバー4のね
じ軸5に挿通して調整ナット7の側面に当接され、ねじ
ピン11により調整ナット7に止着して取付けられてい
る。
【0009】上記伝動歯車8は環状に形成されて側面の
所要個所に4っの長孔12が等間隔にて円周方向に穿設
してある。この伝動歯車8は上記中間盤9の軸承部10
に回動自在に嵌合して中間盤9の側面に当接され、各長
孔12から中間盤9にねじ着したボルト13をもって上
記調整ナット7に中間盤9を介して一体に取付けてあ
る。また伝動歯車8と上記軸承部10の端面とには目盛
りと指針とによるゲージ14が設けてあり、このゲージ
14により調整ナット7の回転角度を読み取ることがで
きるようにしてある。
【0010】このような各タイバーごとの伝動歯車8
は、受圧盤2の側部の電動モータ15の駆動歯車16に
噛合して、受圧盤2の外側面中央に軸承した大径の伝動
歯車17と噛合し、その大径の伝動歯車17により同時
に回転して、各タイバー4の有効長さの調整を可能とな
し、それにより上記固定盤1と可動盤3との平行度を高
精度に維持される。なお18は型開閉及び型締用のダブ
ルトグル機構で、受圧盤2と可動盤3とにわたり設けら
れている。また図示の例では、電動モータ15による駆
動力の伝達手段として、大径の伝動歯車17を採用して
いるが、これはチェーン、駆動ベルト等の他の伝達手段
であってもよい。
【0011】かかる構成の調整手段を備えた型締装置で
は、上記調整ナット7に回転を伝達する伝動歯車8を、
上記長孔12のボルト13を緩めることによって、調整
ナット7に対して自由状態となすことができることか
ら、4本のタイバー4のうち有効長さの微調整を必要と
するタイバー4については、ボルト13を緩めて伝動歯
車8による調整ナット7の拘束を解き、長孔12の範囲
において調整ナット7を中間盤9と共に左右いずれかの
方向に回動することによって、有効長さの微調整ができ
る。
【0012】この調整ナット7の回動は伝動歯車8の中
央部に露出した軸受部10の端面に対設した孔20,2
0(図4,5参照)にわたる工具を掛け嵌めて行った
り、或いは上記ボルト13に指を掛けて行ったりするこ
とによって容易になし得る。また伝動歯車8は大径の伝
動歯車17と噛合した状態にあって、中間盤9と共に回
動することはないので調整ナット7のみが回動し、その
回転角度に見合った長さ分がタイバー4の有効長さの微
調整量となる。回動後にボルト13の締付けを行えば、
再び調整ナット7と伝動歯車8とが一体化してその位置
を保つようになる。また回転角度は上記ゲージ14によ
つて確認できるので、元の正規の状態への回動復帰も容
易になし得る。
【0013】このように大径の伝動歯車17と噛合した
伝動歯車8に拘束されずに、調整ナット7の回動変位を
行って、タイバー4の有効長さの調整を個々に行える型
締装置では、金型における成形品の偏肉をなくして肉厚
を均一化することが可能となる。
【0014】たとえば、一般にディスクと称されている
薄肉の情報記録円盤の射出成形において、金型やキャビ
ティに内装されるスタンパの厚みの不均一さから、成形
品に偏肉が発生するような場合、偏肉が生ずる側のタイ
バー4の有効長さを、偏肉の度合いに応じて、上記回動
操作による調整ナット7の回動変位により微調整するこ
とによって解決することができる。
【0015】また予定数量の成形が完了し、新たな成形
品の成形に移行するときには、調整ナット7を逆に回動
して、ゲージ14により表示された回転角度だけ元の位
置に回動変位させればよく、これにより上記固定盤1と
可動盤3の平行度が保たれて、次の成形品の射出成形を
行うことができる。このような操作はゲージ14を目視
しながら行い得ることから、調整ナット7の過剰な回動
による損傷が回避でき、微調整についても複雑な操作や
測定を要しないので、作業員により容易に実施でき、ま
た構造も中間盤9が加わるだけであるから殊更に複雑と
ならず、製造コストも従来構造と大差ないので、これま
での型締機構にも直ちに採用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係わる成形機の型締機構の平面図
である。
【図2】 同上の受圧盤側の外側面である。
【図3】 要部の縦断部分図である。
【図4】 正規の状態における調整ナットの位置をゲー
ジにより示す説明図である。
【図5】 微調整後の調整ナットの位置をゲージにより
示す説明図である。
【符号の説明】
1 固定盤 2 受圧盤 3 可動盤 4 タイバー 5 ねじ軸 6 固定部材 7 調整ナット 8 伝動歯車 9 中間盤 10 軸承部 11 ねじピン 12 長孔 13 ボルト 14 ゲージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平11−70556(JP,A) 特開 平3−173612(JP,A) 特開 平7−100885(JP,A) 特開 平2−200368(JP,A) 特開 平2−241653(JP,A) 特開 平7−227891(JP,A) 特開 平7−88916(JP,A) 特開 平11−170321(JP,A) 特開 平6−79732(JP,A) 特開 昭60−191415(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 45/00 - 45/84 B29C 33/00 - 33/76

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定盤と受圧盤とにわたり可動盤のガイ
    ドを兼ねる4本のタイバーを各隅部に挿通して設け、そ
    のタイバーの一端部を固定盤に固着する一方、ねじ軸に
    形成した他端部を受圧盤外側の伝動歯車付きの定位置の
    調整ナットにより該受圧盤に締着し、それら調整ナット
    を上記伝動歯車により同時に回動して、固定盤と可動盤
    の平行度を維持するようにした成形機の型締機構であっ
    て、 上記調整ナットと上記伝動歯車との間に、軸受を兼ねる
    中間盤を上記タイバーのねじ部に挿通して設け、その中
    間盤を調整ナットに一体に止着するとともに、伝動歯車
    を環状に形成して側面の所要個所に複数の長孔を円周方
    向に穿設し、その伝動歯車を中間盤の軸承部に回動自在
    に嵌合して、上記長孔から中間盤にねじ着したボルトに
    より調整ナットに一体に取付け、かつ伝動歯車の側面と
    中間盤の軸受端面とに回転角度読取用のゲージを設けて
    なることを特徴とする成形機の型締機構。
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