JP3194575U - 集合住宅 - Google Patents
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Abstract
【課題】住戸プランの変更に対する制約を緩和し、ユーザの希望の住戸プランを実現でき、ユーザの購入意欲やリフォーム意欲を高めることのできる集合住宅を提供する。【解決手段】共用廊下側の壁に玄関扉13と開口部15とが設けられた住戸を備えた集合住宅であって、玄関扉と開口部は壁に対して着脱可能に設けられ、玄関扉と開口部とがお互いの取り付け位置を交換可能又は開口部を玄関扉に交換可能なように形成されている。玄関扉と開口部は同一寸法に形成されているのが好ましく、また、壁には、玄関扉と開口部を取り付けるための取付枠31が固定され、取付枠に玄関扉と開口部と玄関パネル32とが隣接して取り付けられているのが好ましい。【選択図】図2
Description
本考案は、共用廊下側の壁に玄関扉と開口部とが設けられた住戸を備えた集合住宅に関するものである。
一般に、マンション等の集合住宅では、建設上の制約やコスト上の理由から、限られたタイプの住戸プランだけしか提供されず、ユーザはその中から好みの住戸プランを選択するようになっている。そして、従来の一般的な住戸には、共用廊下側の壁に、玄関扉の他、居室の窓等の開口部を備えているものが多い。
一方、近年、ユーザの好みの多様化に伴い、住戸内の間仕切をある程度自由に変更できるフリープランを採用している集合住宅や、この種の集合住宅に対応したシステムやドア等も提案されている(例えば、特許文献1又は2参照)。
特開2004−326699号公報
特開2005−248642号公報
しかしながら、上記した従来の集合住宅では、例えフリープランを採用している集合住宅であっても、共用廊下側の壁に取り付けられている玄関扉や居室の窓等の開口部は固定されており、変更することができないため、住戸プランの変更に対する制約が大きく、ユーザ側の希望を満たすことが難しかった。そのため、住戸プランだけでユーザの購入意欲を高めることが難しいといった問題があった。
また、上記した従来の集合住宅では、リフォーム時に住戸プランを大掛かりに変更することができないため、ユーザのリフォーム意欲を高めることが難しいといった問題もあった。
本考案は、上記した課題を解決すべくなされたものであり、住戸プランの変更に対する制約を緩和し、ユーザの希望の住戸プランを実現でき、ユーザの購入意欲やリフォーム意欲を高めることのできる集合住宅を提供することを目的とするものである。
上記した目的を達成するため、本考案は、共用廊下側の壁に玄関扉と開口部とが設けられた住戸を備えた集合住宅であって、前記玄関扉と前記開口部は前記壁に対して着脱可能に設けられ、該玄関扉と該開口部とがお互いの取り付け位置を交換可能又は該開口部を該玄関扉に交換可能なように形成されていることを特徴とする。
そして、前記玄関扉と前記開口部は同一寸法に形成されているのが好ましい。
また、前記壁には、前記玄関扉と前記開口部を取り付けるための取付枠が固定され、該取付枠に前記玄関扉と前記開口部と玄関パネルとが隣接して取り付けられているのが好ましい。
さらに、前記玄関扉と前記開口部と前記玄関パネルは同一平面上に配設され、前記玄関パネルは前記玄関扉と前記開口部の間に配置されていてもよい。
さらにまた、前記玄関扉と前記開口部はL字状に配置され、前記玄関パネルは前記玄関扉と前記開口部の間に配置されていてもよい。
さらに、前記壁には同一寸法の2つの取付枠が固定され、該取付枠のうちのいずれか一方の取付枠に前記玄関扉が取り付けられ、他方の取付枠に前記開口部が取り付けられ、前記一方の取付枠と前記他方の取付枠との間の壁には、表札、インターホン、新聞受けを取り付けるためのスペースが設けられていてもよい。
本考案によれば、住戸プランの変更に対する制約を緩和し、ユーザの希望の住戸プランを実現でき、ユーザの購入意欲やリフォーム意欲を高めることのできる集合住宅を提供することができる。
以下、図面を参照しつつ、本考案の実施の形態について説明する。
図1は本考案の実施の形態に係る集合住宅において代表的なタイプの住戸10の平面プランの一例を示している。この住戸10の共用廊下11側の壁12には、玄関扉13が設けられていると共に玄関扉13の両側に第1開口部14及び第2開口部15がそれぞれ設けられており、第2開口部15には、上部に開閉窓16が取り付けられ、下部に嵌め殺し窓17が取り付けられている(図2参照)。なお、第2開口部15の開閉窓16や嵌め殺し窓17は単なる一例に過ぎず、第2開口部15内の開口部の位置や形状は各種変更が可能である。
玄関扉13の室内側には玄関18を介して廊下19が配置され、廊下19の両側には第1開口部14に面する洋室(1)20と第2開口部15に面する洋室(2)21とがそれぞれ配置されている。そして、洋室(1)20には、洗面所22、UB23、及び便所24を備えた第1水周り25が隣接して配置され、さらに第1水周り25に隣接して居間・食堂26がバルコニー27に面するように配置されている。また、洋室(2)21には、台所28を備えた第2水周り29が隣接して配置され、さらに第2水周り29に隣接して洋室(3)30がバルコニー27に面するように配置されている。
図2はこのような住戸10の玄関扉13と第2開口部15を共用廊下11側から見た正面図(図2中の矢印参照)であり、この玄関扉13の高さH及び幅Wは第2開口部15の幅W及び高さHとそれぞれ同一寸法を成しており、共用廊下11側の壁12に対して門型の三方取付枠31を介して容易に着脱可能且つ交換可能なように形成されている。そして、玄関扉13と第2開口部15の交換の前後で住戸10の専有面積は変わらないようになっている。
なお、本考案において玄関扉13と第2開口部15との交換には、既存の玄関扉13と既存の第2開口部15とを交換する場合の他、扉を上下反対にして開き方向を反対にした玄関扉13を第2開口部15の既存位置に取り付けると共に既存の玄関扉13の位置に新規の第2開口部15を取り付ける等、取り付け位置を交換する場合をも含むものとする。
玄関扉13をそのままにして、第2開口部を新たな玄関扉13に交換することもできる。このように玄関扉13を2箇所に設けることにより、2世帯住宅にリフォームしたり、塾やSOHOなど外部から直接出入り可能な多目的室にリフォームしたりすることができる。
また、玄関扉13と第2開口部15の間には、前記三方取付枠31に玄関パネル32が着脱可能に取り付けられている。この玄関パネル32は、玄関扉13及び第2開口部15と高さが等しくなるように形成され、上から順に表札33、インターホン34、新聞受け35を備えている。
図3及び図4は共用廊下11側の壁12に対する玄関扉13、第2開口部15及び玄関パネル32の取り付け詳細を示す断面図である。図3及び図4に示されているように、壁12に埋設された鉄筋棒36には支持プレート37が溶接接合されており、この支持プレート37にC字断面の三方取付枠31がコの字断面の取付部材38と共にボルト・ナット39によって共締めされて固定される。そして、この取付部材38に玄関扉13の玄関枠40と第2開口部15のサッシ枠41がそれぞれビス止めされる。
また、三方取付枠31の上部水平部分の略中央部にはロの字状断面の2本の鉛直取付枠42が所定の間隔を空けて平行に固定され、各鉛直取付枠42にコの字状断面の取付部材43がボルト・ナット44によって固定される。そして、この取付部材43に玄関扉13の玄関枠40と玄関パネル32及び第2開口部15のサッシ枠41と玄関パネル32がそれぞれビスによって共締めされる。これにより、玄関扉13と第2開口部15の間に玄関パネル32が同一平面上に配置され、玄関扉13と第2開口部15、及び玄関パネル32はそれぞれ隣接して三方取付枠31に固定される。
このように玄関扉13と第2開口部15が三方取付枠31を介して共用廊下11側の壁12に容易に着脱可能且つ交換可能なように形成されており、玄関扉13と第2開口部15の交換の前後で住戸10の専有面積が変わらないため、住戸10の平面プランを大幅に変更することができる。すなわち、図5に示すように、玄関扉13と第2開口部15とを交換することにより、図6に示すように、玄関(土間)45やオープンリビングスペース46等を配置することができ、大幅なプラン変更が可能となる。すなわち、住戸プランの変更に対する制約が小さくなり、ユーザ側の希望を容易に満たすことができるため、ユーザの購入意欲を高めることができる。また、リフォーム時にも住戸プランを大掛かりに変更することが可能となるため、ユーザのリフォーム意欲を高めることもできる。
なお、上記した実施の形態では、玄関扉13と第2開口部15の間に玄関パネル32が配置されているが、玄関パネル32は玄関扉13に隣接して配置されていれば、第2開口部15から離して配置することもできる。また、玄関扉13の幅及び高さと第2開口部15の幅及び高さは、三方取付枠31に納まる寸法であれば、必ずしも同一寸法を有していなくてもよい。
さらに、図7に示すように、玄関部分にアルコーブ45を備えた住戸10’において、共用廊下11側の壁12に玄関扉13と第2開口部15をL字状に配置し、玄関パネル32を玄関扉13と第2開口部15の間に配置することもできる。この場合、図8に示すように、玄関扉13と第2開口部15とを交換することにより、室内側にオープンリビングスペース47等を配置することができ、大幅なプラン変更が可能となる。
さらにまた、共用廊下11側の壁12に同一寸法の2つの取付枠を所定の間隔を空けて固定し、いずれか一方の取付枠に玄関扉13を着脱可能に取り付け、他方の取付枠に第2開口部15を着脱可能に取り付け、各取付枠の間の壁12に表札33、インターホン34、新聞受け35を取り付けるためのスペースを設けてもよい。
10,10’ 住戸
11 共用廊下
12 壁
13 玄関扉
15 第2開口部
31 三方取付枠
32 玄関パネル
33 表札
34 インターホン
35 新聞受け
11 共用廊下
12 壁
13 玄関扉
15 第2開口部
31 三方取付枠
32 玄関パネル
33 表札
34 インターホン
35 新聞受け
Claims (6)
- 共用廊下側の壁に玄関扉と開口部とが設けられた住戸を備えた集合住宅であって、
前記玄関扉と前記開口部は前記壁に対して着脱可能に設けられ、該玄関扉と該開口部とがお互いの取り付け位置を交換可能又は該開口部を該玄関扉に交換可能なように形成されていることを特徴とする集合住宅。 - 前記玄関扉と前記開口部は同一寸法に形成されている請求項1に記載の集合住宅。
- 前記壁には、前記玄関扉と前記開口部を取り付けるための取付枠が固定され、該取付枠に前記玄関扉と前記開口部と玄関パネルとが隣接して取り付けられている請求項1又は2に記載の集合住宅。
- 前記玄関扉と前記開口部と前記玄関パネルは同一平面上に配設され、前記玄関パネルは前記玄関扉と前記開口部の間に配置されている請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載の集合住宅。
- 前記玄関扉と前記開口部はL字状に配置され、前記玄関パネルは前記玄関扉と前記開口部の間に配置されている請求項1〜3のいずれか1の請求項に記載の集合住宅。
- 前記壁には同一寸法の2つの取付枠が固定され、該取付枠のうちのいずれか一方の取付枠に前記玄関扉が取り付けられ、他方の取付枠に前記開口部が取り付けられ、前記一方の取付枠と前記他方の取付枠との間の壁には、表札、インターホン、新聞受けを取り付けるためのスペースが設けられている請求項1に記載の集合住宅。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014004980U JP3194575U (ja) | 2014-09-18 | 2014-09-18 | 集合住宅 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2014004980U JP3194575U (ja) | 2014-09-18 | 2014-09-18 | 集合住宅 |
Publications (1)
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JP3194575U true JP3194575U (ja) | 2014-11-27 |
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Family Applications (1)
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN104989125A (zh) * | 2015-07-23 | 2015-10-21 | 华东建筑设计研究院有限公司 | 一种基于全生命周期的可变房型单元布局 |
JP2019007263A (ja) * | 2017-06-27 | 2019-01-17 | 積水ハウス株式会社 | 集合住宅の住戸構造 |
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- 2014-09-18 JP JP2014004980U patent/JP3194575U/ja not_active Expired - Fee Related
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