JP3194467B2 - タクシーメータ、タクシーメータ用取付台、並びに、タクシーメータシステム - Google Patents
タクシーメータ、タクシーメータ用取付台、並びに、タクシーメータシステムInfo
- Publication number
- JP3194467B2 JP3194467B2 JP06983196A JP6983196A JP3194467B2 JP 3194467 B2 JP3194467 B2 JP 3194467B2 JP 06983196 A JP06983196 A JP 06983196A JP 6983196 A JP6983196 A JP 6983196A JP 3194467 B2 JP3194467 B2 JP 3194467B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- identifier
- taxi meter
- vehicle
- taxi
- held
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
Description
り、特に料金改正時等における改造作業の省力化を可能
としたタクシーメータに関する。
等、タクシーメータとしての諸機能を行う電子内機を搭
載した所謂電子式タクシーメータが知られている。
したもので、タクシーメータ8は、不図示のタクシー車
両に固設されこのタクシーメータ8が取り外し可能に取
り付けられる取付台9と共に、タクシーメータシステム
7を構成する。
1の後部に連設された収納部92を備えており、収納部
92の前面には、信号入出力用の端子94を複数有する
コネクタ93が配設され、収納部92の内部には、タク
シー車両の走行に応じてパルス状の距離信号を出力する
不図示の走行センサに接続されたインタフェース95が
収納され、このインタフェース95はコネクタ93の信
号出力用の端子94に接続されている。
ちょうど載る大きさの箱型を呈しており、タクシーメー
タ8の後面には、台板91に載せた状態でコネクタ93
の各端子94に接触する信号入出力用の端子82を複数
有するコネクタ81が配設され、タクシーメータ8の前
面パネルには、タクシー車両の状態、例えば空車、賃走
等を示す情報を入力するタリフスイッチ83や、タクシ
ー料金等を表示する表示部84が設けられており、ま
た、その時の料金制を表示する銘板85が配されてい
る。また、前記銘板85の背面には、その時の料金情報
が格納された図示しないROMパックが収納されるよう
になっている。
は、前記取付台9のインタフェース95を介して前記走
行センサから入力される距離信号に基づいてタクシー車
両の走行距離を計測し、この計測した走行距離に基づい
て、前記表示部84の料金表示を更新する等の仕事を行
う電子回路86が配設されている。
は、乗客を乗せて運転者がタリフスイッチ83を操作し
て賃走を示す情報を入力すると、電子回路86はまず、
その時の料金情報を格納しているROMパックから例え
ば2kmの基本距離の乗車料金である基本料金を読み出
して表示部84に表示させると共に、その後、距離信号
に基づいて車両の走行距離を計測する。そして、走行距
離が基本距離になると、前記ROMパックから例えば5
00mの爾後距離の乗車料金である爾後料金を読み出
し、これを現在表示部84に表示されている料金に加算
した料金に変える料金表示の更新を行うようになってい
る。なお、前記料金表示の更新は、走行距離だけでな
く、走行時間も加味するようになっている。
おいては、電子回路86が、上述のように算出した料金
を集計し、外部からの要求や、タリフスイッチ83の特
別な操作によって算出した料金の集計データをレポート
出力するように構成されており、集計データのレポート
出力の際には、その集計データがどのタクシー車両のも
のであるかを認識できるようにするために、そのタクシ
ー車両固有の車両コードを集計データと対にして出力す
るように構成されている。
桁の番号や記号が用いられ、この車両コードは、タクシ
ーメータ8内部のRAM(図示せず)に格納される。そ
して、車両コードは、例えば、料金制の改正等に伴いタ
クシーメータ8が新しいタクシーメータ8に交換されて
も、特に理由がない限り変更されずにそのまま使われ
る。そこで、タクシーメータ8の銘板85の背面には、
タリフスイッチ83の操作モードを通常モードと車両コ
ード入力モードとに切り換えるモード切換スイッチ(図
示せず)が設けられており、このモード切換スイッチに
よりタリフスイッチ83の操作モードを通常モードから
車両コード入力モードに切り換えて、タリフスイッチ8
3の所定操作を行うことにより、そのタクシー車両に固
有の車両コードが前記電子回路86を介して前記RAM
に入力、格納され、その後、モード切換スイッチにより
タリフスイッチ83の操作モードを車両コード入力モー
ドから通常モードに切り換えることで、通常動作にタク
シーメータ8が戻るように構成されている。
タクシーメータ8の交換等、新しいタクシーメータ8を
タクシー車両の取付台9に取り付ける度に、モード切換
スイッチの切り換えによりタリフスイッチ83の操作モ
ードを車両コード入力モードに切り換え、タリフスイッ
チ83の所定操作によりRAMに車両コードを入力設定
する作業を行っていた。
クシーメータシステム7においては、料金改正等の度に
一度に多数のタクシーメータ8を市場から回収して、工
場等でROMパックの交換等の改造作業を行い、その
後、改造済のタクシーメータ8をそれぞれの車両に取り
付けるようになっており、斯かる作業を極めて短時間で
行わなければならないので、前記改造済のタクシーメー
タ8を各車両に取り付ける際に、各車両固有の車両コー
ドを、その車両に取り付けるタクシーメータ8のRAM
にそれぞれ入力設定する作業が極めて煩雑となり、場合
によってはその入力設定作業を忘れてしまう等の不都合
があった。
を交換する際にもその取付台が車両に固設されたまま残
ることに着目してなされたもので、本発明の目的は、料
金改正時等の交換時の改造作業を省力化することがで
き、短時間で確実な作業を行えるようにしたタクシーメ
ータと、このタクシーメータを取り付ける車両側固設の
取付台、並びに、これらタクシーメータと取付台からな
るタクシーメータシステムを提供することにある。
に請求項1に記載した本発明のタクシーメータは、図1
(a)の基本構成図に示すように、車両に着脱可能に取
り付けられ、該車両固有の識別子が内部の識別子登録手
段57bAに登録される運賃算出用のタクシーメータ5
において、前記識別子登録手段57bAに接続され、前
記車両への取付状態において該車両側に接触する信号入
力端子52aと、前記車両への取付時に、前記識別子登
録手段57bAの登録内容を、前記タクシーメータ5の
取り外しに関係なく前記車両側に固定される部分に保持
されていて、前記信号入力端子52aを介して前記車両
側から入力される識別子に更新する識別子更新手段57
Aとを備えることを特徴とする。
ーメータ用取付台は、図1(b)の基本構成図に示すよ
うに、車両に固着され、運賃算出用のタクシーメータ5
が着脱可能に取り付けられるタクシーメータ用取付台3
において、前記車両固有の識別子を保持する識別子保持
手段36と、前記識別子保持手段36に接続され、前記
タクシーメータ5の取付状態において該タクシーメータ
5側に接触する信号出力端子34aとを備えることを特
徴とする。
シーメータシステムは、図1(c)の基本構成図に示す
ように、請求項1記載のタクシーメータ5と、請求項2
記載のタクシーメータ用取付台3とを備え、前記信号入
力端子52aが、前記タクシーメータ5の前記タクシー
メータ用取付台3への取付状態において、前記信号出力
端子34aに接触可能に構成され、前記タクシーメータ
5が、前記タクシーメータ用取付台3への取付状態にお
いて、前記信号入力端子52a及び前記信号出力端子3
4aを介して前記識別子保持手段36の保持内容を出力
させる保持内容出力手段57Bをさらに備え、前記識別
子更新手段57Aが、前記識別子登録手段57bAの登
録内容を、前記保持内容出力手段57Bが信号出力端子
34aから前記信号入力端子52aに入力させた前記識
別子保持手段36の保持内容に応じて更新することを特
徴とする。
ーメータシステムは、前記識別子更新手段57Aが、前
記識別子保持手段36の保持内容に前記識別子が含まれ
ているか否かを判別する識別子有無判別手段57Cと、
前記識別子保持手段36の保持内容に前記識別子が含ま
れていると前記識別子有無判別手段57Cが判別した際
に、前記識別子登録手段57bAの登録内容を、前記識
別子保持手段36の保持内容に含まれる前記識別子に更
新する更新実行手段57Dと、前記識別子保持手段36
の保持内容に前記識別子が含まれていないと前記識別子
有無判別手段57Cが判別した際に、前記識別子登録手
段57bAの登録内容の更新の実行を中止する更新中止
手段57Eとを有しているものとした。
シーメータシステムは、前記タクシーメータ取付台3
が、前記識別子保持手段36に接続された第2信号入力
端子34bをさらに備え、前記タクシーメータ5が、前
記タクシーメータ用取付台3への取付状態において前記
第2信号入力端子34bに接触可能な第2信号出力端子
52bと、前記識別子保持手段36の保持内容に前記識
別子が含まれていないと前記識別子有無判別手段57C
が判別した際に、前記識別子登録手段57bAの登録内
容を、前記タクシーメータ5のタリフスイッチ53の所
定操作により入力される前記識別子に更新する第2識別
子更新手段57Fと、該第2識別子更新手段57Fによ
り更新して前記識別子登録手段57bAに登録された前
記タリフスイッチ53の所定操作により入力される前記
識別子を、前記第2信号出力端子52b及び前記第2信
号入力端子34bを介して前記識別子保持手段36に出
力し記憶させる識別子記憶手段57Gをさらに備えてい
るものとした。
タによれば、車両に取り付けた時点で、車両側に接触す
る信号入力端子52aを介して識別子が入力されると、
その識別子が識別子登録手段57bAに更新されるの
で、タクシーメータ5の取り外しに関係なく車両側に固
定される部分にその車両固有の識別子の情報を持たせて
おくことで、タクシーメータ5の車両への取り付けの際
に、設定入力作業を行うことなく、取り付け対象の車両
に割り当てられた識別子をタクシーメータ5の識別子登
録手段57bAに自動的に登録させることが可能とな
る。従って、料金改正時等の交換時におけるタクシーメ
ータ側の識別子の登録作業の省力化と、タクシーメータ
の短時間での確実な交換作業を図ることが可能となる。
ーメータ用取付台によれば、タクシーメータ5を取り付
けた時点で、車両固有の識別子を保持する識別子保持手
段36を接続した信号出力端子34aがタクシーメータ
5側に接触するので、取り付けたタクシーメータ5側に
信号出力端子34aを介して、識別子保持手段36が保
持している車両固有の識別子を出力することが可能とな
る。従って、タクシーメータ5側で登録しておく必要が
ある取付対象の車両に割り当てられた固有の識別子を、
タクシーメータ5の取り付け作業を行うだけでタクシー
メータ5に自動的に供給し、タクシーメータ5側での識
別子の登録作業の省力化と、タクシーメータの短時間で
の確実な交換作業を図ることが可能となる。
シーメータシステムによれば、タクシーメータ5をタク
シーメータ用取付台3に取り付けた時点で、タクシーメ
ータ5の信号入力端子52aがタクシーメータ用取付台
3の信号出力端子34aに接触すると共に、保持内容出
力手段57Bによって識別子保持手段36の保持内容
が、この識別子保持手段36を接続した信号入力端子5
2a及び信号出力端子34aを介して、この信号出力端
子34aに接続された識別子登録手段57bAに出力さ
れる。このため、識別子登録手段57bAに識別子を登
録していないままのタクシーメータ5をタクシーメータ
用取付台3に取り付けるだけで、車両に固設されたタク
シーメータ用取付台3の識別子保持手段36が保持して
いるその車両固有の識別子を、タクシーメータ5の識別
子登録手段57bAに自動的に登録させることが可能と
なる。従って、料金改正時等の交換時におけるタクシー
メータ側の識別子の登録作業の省力化と、タクシーメー
タの短時間での確実な交換作業を図ることが可能とな
る。
ーメータシステムによれば、識別子有無判別手段57C
の判別の結果、識別子保持手段36の保持内容に前記識
別子が含まれていれば、更新実行手段57Dが、識別子
登録手段57bAの登録内容を識別子保持手段36の保
持内容に含まれる識別子に更新するものの、識別子保持
手段36の保持内容に前記識別子が含まれていなけれ
ば、更新中止手段57Eが、識別子保持手段36の保持
内容への識別子登録手段57bAの登録内容の更新が行
われない。従って、識別子保持手段36が識別子を保持
していない場合、それにも拘らず識別子登録手段57b
Aの登録内容が識別子保持手段36の保持内容に更新さ
れて、識別子登録手段57bAに識別子が実際には登録
されていないのに、識別子が登録されたと誤認されてし
まうのを確実に防止することが可能となる。
シーメータシステムによれば、識別子保持手段36が識
別子を保持していない状態で、タクシーメータ5をタク
シーメータ用取付台3に取り付けた場合、識別子登録手
段57bAの登録内容を、タクシーメータ5のタリフス
イッチ53の所定操作により入力される識別子に更新し
た際に、これと共に、第2信号出力端子52b及び第2
信号入力端子34bを介して、タクシーメータ5のタリ
フスイッチ53の所定操作により入力された識別子が識
別子記憶手段57Gにより識別子保持手段36に出力さ
れ、且つ、この識別子が識別子保持手段36に記憶され
る。このため、将来のタクシーメータ5の交換に備え
て、車両に固設されたタクシーメータ取付台3の識別子
保持手段36に、その車両に割り当てられた固有の識別
子を記憶させる際、その記憶作業をタクシーメータ5の
識別子登録手段57bAに対する識別子の登録作業と同
時に一度の手間で済ませることが可能となる。従って、
料金改正時等の交換時におけるタクシーメータシステム
全体の識別子の登録作業の省力化と、タクシーメータの
短時間での確実な交換作業を図ることが可能となる。
タ及びタクシーメータ用取付台の実施形態をタクシーメ
ータシステムと共に図面を参照して説明する。
メータシステムを示す分解斜視図で、図2中引用符号1
で示す本実施形態のタクシーメータシステムは、不図示
のタクシー車両の例えばダッシュボード等に固設される
タクシーメータ用取付台(以下、取付台と略記する)3
と、この取付台3に取り外し可能に取り付けられるタク
シーメータ5とで構成されている。
1の後部に連設された収納部32を備えており、収納部
32の前面には、信号出力用の複数の端子34aと、信
号入力用の複数の端子34bと、給電用の端子34cと
を有するコネクタ33が配設されている。また、収納部
32の内部には、タクシー車両の走行に応じてパルス状
の距離信号を出力する走行センサ11(図3参照)と、
タクシー車両のイグニッションスイッチ13(図3参
照)に接続されたインタフェース35が収納されてお
り、前記走行センサ11及びイグニッションスイッチ1
3は、インタフェース35を介して、コネクタ33の互
いに異なる2つの信号出力用の端子34aにそれぞれ接
続されている。
桁の番号や記号からなり前記タクシー車両に固有の車両
コード(識別子に相当)を保持する不揮発性メモリ(以
下、NVMと略記する、識別子保持手段に相当)36
が、前記インタフェース35と共に収納されており、こ
のNVM36は、コネクタ33の前記走行センサ11及
びイグニッションスイッチ13とは異なる信号入力用の
端子34aと、信号出力用の端子34bにそれぞれ接続
されている。また、収納部32の内部には、タクシー車
両に搭載されたバッテリ15(図3参照)に接続された
電源回路37が収納されている。この電源回路37は、
バッテリ15からの12ボルトの電力を変圧するもの
で、NVM36と、コネクタ33の前記給電用の端子3
4cにそれぞれ接続され、NVM36は、この電源回路
37からの供給電力により作動するように構成されてい
る。
ちょうど載る大きさの箱型を呈しており、タクシーメー
タ5の後面には、台板31に載せた状態でコネクタ33
に嵌合するコネクタ51が配設され、このコネクタ51
には、コネクタ33への嵌合状態において信号出力用の
各端子34aに接触する信号入力用の複数の端子52a
と、信号入力用の各端子34bと接触する信号出力用の
複数の端子52bと、給電用の端子34cに接触する受
電用の端子52cとを有している。尚、本実施形態で
は、請求項中の信号出力端子が取付台3の信号出力用の
端子34aに相当しており、また、請求項中の信号入力
端子がタクシーメータ5の信号入力用の端子52aに、
第2信号入力端子が取付台3の信号入力用の端子34b
に、第2信号出力端子がタクシーメータ5の信号出力用
の端子52bにそれぞれ相当している。
は、タクシー車両の状態、例えば空車、賃走等を示す情
報を入力するタリフスイッチ53や、タクシー料金等を
表示する表示部54が設けられており、また、その時の
料金制を表示する銘板55が配されている。さらに、前
記銘板55の背面には、その時の料金情報が格納された
料金制ROM56(図3参照)が収納されるようになっ
ている。
前記取付台3のインタフェース35、コネクタ33の信
号出力用の端子34a、並びに、コネクタ51の信号入
力用の端子52aを介して前記走行センサから入力され
る距離信号に基づいてタクシー車両の走行距離を計測
し、この計測した走行距離に基づいて、前記表示部54
の料金表示を更新する等の仕事を行うマイコン57が配
設されている。
を乗せて運転者がタリフスイッチ53を操作して賃走を
示す情報を入力することにより、マイコン57が、料金
の算出とその算出した料金の表示部54への表示を、図
8に示す従来の電子回路86と同様に、計測したタクシ
ー車両の走行距離と、このタクシー車両の走行時間と、
料金制ROM56の料金情報とを基に行う。また、斯か
るタクシーメータ5においては、マイコン57が、上述
のように算出した料金を集計し、外部からの要求や、タ
リフスイッチ53の特別な操作によって算出した料金の
集計データを含むシステムデータを生成し、このタクシ
ーメータシステム1が搭載されたタクシー車両固有の車
両コードと対にしてシステムデータを出力するように構
成されている。このため、タクシーメータ5の銘板55
の背面には、タリフスイッチ53の操作モードを通常モ
ードと車両コード入力モードとに切り換えるモード切換
スイッチ59(図3参照)が設けられている。
タ5のコネクタ51を取付台3のコネクタ33に嵌合し
た状態におけるタクシーメータシステム全体の電気的構
成のブロック図で示すように、CPU(Central Proces
sing Unit 、中央処理装置)57aと、このCPU57
aに接続されたRAM(Random Access Memory)57b
及びROM(Read-Only Memory)57cで構成されてお
り、このマイコン57は、取付台3の電源回路37、コ
ネクタ33の端子34c、及び、コネクタ51の端子5
2cを介してバッテリ15から供給される電源により作
動する。
及びROM57cが接続されていると共に、前記コネク
タ51の端子52a,52b,52cと、タリフスイッ
チ53と、料金制ROM56と、表示部54のドライバ
54aと、モード切換スイッチ59がそれぞれ接続され
ている。
アマップで示すように、各種データ記憶用のデータエリ
ア及び各種処理作業に用いるワークエリアが設けられて
おり、このうちワークエリアには、車両コード登録エリ
アと、コード登録済フラグエリア等が設けられている。
尚、RAM57bの記憶内容は、取付台3の電源回路3
7を介したバッテリ15からの電力供給が途切れても、
タクシーメータ5内に設けられた不図示のバックアップ
バッテリにより保持されるように構成されている。前記
ROM57cには、CPU57aが各種処理を行うのに
必要な制御プログラムが格納されている。
プログラムに従いCPU57aが行う処理について、図
5乃至図7のフローチャートを参照して説明する。
によりコネクタ51がコネクタ33に嵌合されて、端子
34cと端子52cとが接触し、取付台3の電源回路3
7を介してバッテリ15からの電力が供給されてマイコ
ン57が起動し、プログラムがスタートすると、CPU
57aは、図5にメインルーチンのフローチャートで示
すように、初期設定を行う(ステップS1)。このステ
ップS1の初期設定では、RAM57bの車両コード登
録エリアの登録データが消去されると共に、コード登録
済フラグエリアのフラグF1が「0」に設定される。
取付台3のNVM36に保持された情報の読出処理を行
う(ステップS3)。前記ステップS3の読出処理で
は、図6にサブルーチンのフローチャートで示すよう
に、まず、NVM36の保持情報を読み出して、取付台
3の信号出力用の端子34aとこれに接触するタクシー
メータ5の信号入力用の端子52aを介して取り込み
(ステップS31)、取り込んだNVM36の保持情報
中に車両コードが含まれているか否か、即ち、NVM3
6が車両コードを保持していたか否かを確認する(ステ
ップS32)。
まれていない場合は(ステップS32でN)、メインル
ーチンに戻って後述するステップS5に進み、車両コー
ドが含まれている場合は(ステップS32でY)、その
車両コードをRAM57bの車両コード登録エリアに格
納、登録し(ステップS33)、RAM57bのコード
登録済フラグエリアのフラグF1を「1」に設定した後
(ステップS34)、メインルーチンに戻ってステップ
S5に進む。
ステップS5では、図5に示すように、コード登録済フ
ラグエリアのフラグF1が「0」であるか否かを確認
し、フラグF1が「0」でない場合は(ステップS5で
N)、後述するステップS9に進み、「0」である場合
は(ステップS5でY)、車両コードの設定入力処理を
行う(ステップS7)。
7にサブルーチンのフローチャートで示すように、ま
ず、モード切換スイッチ59の切換状態が車両コード入
力モードであるか否かを確認し(ステップS71)、車
両コード入力モードでない場合は(ステップS71で
N)、メインルーチンに戻ってステップS5にリターン
し、車両コード入力モードである場合は(ステップS7
1でY)、タリフスイッチ53の操作により車両コード
が入力されたか否かを確認する(ステップS72)。車
両コードが入力されていない場合は(ステップS72で
N)、ドライバ54aを介して表示部54に車両コード
の設定入力要求を表示させた後(ステップS73)、メ
インルーチンに戻ってステップS5にリターンする。
が入力された場合(Y)は、入力された車両コードを車
両コード登録エリアに格納、登録し(ステップS7
4)、この登録した車両コードを、タクシーメータ5の
信号出力用の端子52bとこれに接触する取付台3の信
号入力用の端子34bを介してNVM36に出力し、N
VM36に格納、保持させる(ステップS75)。続い
て、ドライバ54aを介して表示部54に、表示中の車
両コードの設定入力要求を消去させ(ステップS7
6)、RAM57bのコード登録済フラグエリアのフラ
グF1を「0」に設定した後(ステップS77)、メイ
ンルーチンに戻ってステップS5にリターンする。
フラグエリアのフラグF1が「0」でない場合(N)に
進むステップS9では、図5に示すように、取付台3の
インタフェース35及び信号出力用の端子34aと、こ
の端子34aに接触するタクシーメータ5の信号入力用
の端子52aを介して、イグニッションスイッチ13が
オンであるか否かを確認し、オンでない場合は(ステッ
プS9でN)、イグニッションスイッチ13がオンにな
るまでステップS9をリピートする。また、イグニッシ
ョンスイッチ13がオンである場合は、タクシー車両の
走行距離や時間を基にした料金の算出や、料金等を集計
したシステムデータの生成、並びに、外部からの要求等
に応じたシステムデータの出力の各処理を行った後(ス
テップS11)、ステップS9にリターンする。
形態では、請求項中の識別子登録手段57bAがRAM
57bの車両コード登録エリアで構成され、保持内容出
力手段57Bが図6のフローチャートにおけるステップ
S31で構成され、識別子有無判別手段57Cと更新中
止手段57Eが図6中のステップS32で構成され、更
新実行手段57Dが図6中のステップS33で構成さ
れ、これらステップS32及びステップS33により識
別子更新手段57Aが構成されている。また、本実施形
態では、第2識別子更新手段57Fが図7のフローチャ
ートにおけるステップS74で構成され、識別子記憶手
段57Gが図7中のステップS75で構成されている。
クシーメータシステムの動作(作用)について説明す
る。タクシー車両のダッシュボード等に固設された取付
台3の台板31にタクシーメータ5を載せ、台板3の後
部側にタクシーメータ5をずらし、タクシーメータ5の
後端を収納部32の前端に当接させると、取付台3のコ
ネクタ33にタクシーメータ5のコネクタ51が嵌着さ
れ、コネクタ33の各端子34a,34b,34cが、
コネクタ51の対応する各端子52a,52b,52c
にそれぞれ接触、導通する。すると、バッテリ15が電
源回路37及び端子34c,52cを介してマイコン5
7に電気的に接続されてマイコン57が起動し、取付台
3のNVM36に保持されている情報の読出が行われ
る。
ー車両の車両コードが含まれていれば、その車両コード
がRAM57bに記憶され、NVM36の保持情報中に
車両コードが含まれていなければ、表示部54に車両コ
ードの設定入力を要求する記号等のメッセージが表示さ
れる。このメッセージの表示に呼応して、銘板55を外
してその背面のモード切換スイッチ59を通常モードか
ら車両コード入力モードに切り換え、タリフスイッチ5
3の所定操作により、タクシー車両に割り当てられてい
る車両コードを設定入力すると、その入力した車両コー
ドがRAM57bに記憶されると共に、取付台3のNV
M36にも記憶される。そして、モード切換スイッチ5
9を車両コード入力モードから通常モードに切り換えた
後、イグニッションスイッチ13がオンになると、先に
述べたような、料金の算出とその算出した料金の表示部
54への表示、並びに、システムデータを生成とその出
力が、タリフスイッチ53の操作等に応じて行われる。
入して取付台3とタクシーメータ5を初めて取り付ける
場合には、タクシーメータ5のRAM57bは勿論のこ
と、取付台3のNVM36にも車両コードが記憶されて
いない訳であるから、取付台3をタクシー車両に固設し
た後、これにタクシーメータ5を取り付ける際には、表
示部54に車両コードの設定入力要求メッセージが表示
される。そこで、これに応じて、モード切換スイッチ5
9を車両コード入力モードに切り換えて、タリフスイッ
チ53の操作により車両コードの設定入力を行うと、タ
クシーメータ5のRAM57bと取付台3のNVM36
の双方に車両コードが記憶される。また、例えば、既に
取付台3が固設されていてその取付台3に取り付けられ
たタクシーメータ5が、料金改正に伴って固定台3から
取り外され、料金制ROM56の交換作業を済ませた後
に再度固定台3に取り付けられる際には、取付台3のN
VM36に、車両コードが既に記憶されている訳である
から、タクシーメータ5の取付台3への取り付けに伴っ
て、NVM36に記憶されている車両コードがタクシー
メータ5のRAM57bに自動的に記憶される。
入力モードに切り換えられた状態における、タリフスイ
ッチ53の操作による車両コードの設定入力作業が終了
したら、モード切換スイッチ59を通常モードに戻した
後、図2に示すように、タクシーメータ5の前面から突
設された封印ボルト55aを不図示の通孔に挿通して銘
板55を取り付けて、モード切換スイッチ59を覆い、
封印ボルト55aに銘板55の上から封印ナット55b
を螺着して締め付け、封印ナット55bから突出する封
印ボルト55aの孔に針金と鉛からなる走行封印55c
を取り付けて、モード切換スイッチ59を封印する。
ステム1によれば、タクシーメータ5を取付台3に取り
付けた状態で互いに接続される、取付台3の信号出力用
の端子34aとタクシーメータ5の信号入力用の端子5
2aとを介して、端子34aに接続されたNVM36の
保持内容を読み出し出力させ、その中に車両コードが含
まれていれば、タクシーメータ5のRAM57bにその
読み出した車両コードを登録させる構成とした。
されている限り、取付台3から一旦取り外したタクシー
メータ5や、今まで取り付けていたものとは異なる新し
いタクシーメータ5を取付台3に取り付ける際に、タク
シーメータ5の端子58に車両コード設定器6を接続し
て、車両コードの設定入力作業をその都度行わなくて
も、タクシーメータ5の取付対象の車両に割り当てられ
た車両コードをタクシーメータ5のRAM57bに自動
的に登録させることができ、車両コードの設定入力作
業、ひいては、料金制の改正時等に行うタクシーメータ
5の交換作業の全体を省力化することができる。また、
車両コードの設定入力作業というマニュアル作業を排除
できることから、車両コード設定器6の操作ミス等に起
因する誤った車両コードの設定入力、及び、RAM57
bへの登録を確実に防止し、正確な車両コードをタクシ
ーメータ5に登録させることができる。
ム1によれば、NVM36から読み出した保持内容中に
車両コードが含まれていなければ、その後、タクシーメ
ータ5のモード切換スイッチ59を車両コード入力モー
ドにした状態で、タリフスイッチ53を操作して、タク
シーメータ5のRAM57bに車両コードを登録した際
に、その車両コードを、タクシーメータ5を取付台3に
取り付けた状態で互いに接続される、タクシーメータ5
の信号出力用の端子52bと取付台3の信号入力用の端
子34bとを介して、端子34bに接続されたNVM3
6に出力して記憶、保持させる構成とした。
購入してタクシーメータ5と共に取付台3を初めて取り
付ける場合のように、車両コードが記憶されていない取
付台3のNVM36に車両コードを新規に設定入力し、
記憶させる場合であっても、その作業を、タクシーメー
タ5のRAM57bに対する車両コードの登録作業と共
に一度に済ませて、作業の省力化を図ることができ、ま
た、タクシーメータ5のRAM57bに登録したものと
異なる車両コードを取付台3のNVM36に記憶させて
しまうといったミスを防いで、共通で正確な車両コード
を取付台3とタクシーメータ5の双方に登録させること
ができる。
その取付台3とで構成されるタクシーメータシステム1
について説明したが、取付台3単体やタクシーメータ5
単体についても、タクシーメータ5に登録すべき車両デ
ータの登録作業の省力化を図り、且つ、正確な車両デー
タの登録を実現することができる。また、本実施形態で
は、NVM36が車両コードを保持していない場合に
は、タクシーメータ5の取付台3に対する取り付けに伴
って、RAM57bに登録されている車両コードの更新
を行わない構成としたが、NVM36が車両コードを必
ず保持しているという前提があれば、タクシーメータ5
を取付台3に取り付けた際に、RAM57bに登録され
ている車両コードの更新を必ず行う構成としてもよい。
両コードを保持していない場合には、タクシーメータ5
のモード切換スイッチ59を車両コード入力モードにし
た状態におけるタリフスイッチ53の所定操作により、
RAM57bに対する車両コードの設定入力作業を行っ
た際に、取付台3のNVM36に対する車両コードの設
定、記憶を同時に行う構成としたが、NVM36に対す
る車両コードの設定、記憶は、タクシーメータ5を取り
付ける前の時点で行う構成としてもよい。そして、この
ようにすれば、NVM36に対する車両コードの設定、
記憶を先に行っておくことで、NVM36が車両コード
を必ず保持しているという前提を確保することができ、
先に述べたように、タクシーメータ5を取付台3に取り
付けた際にRAM57bに登録されている車両コードの
更新を必ず行う構成とした場合に特に有利である。
定、記憶は、本実施形態のような、モード切換スイッチ
59を車両コード入力モードにした状態におけるタリフ
スイッチ53の所定操作により行う方式に限らず、例え
ば、前記銘板55の背面に端子を設け、この端子に車両
コード設定器を接続し、この車両コード設定器に設けた
車両コード入力用のテンキー等の操作により行う方式と
する等、任意である。
本発明のタクシーメータによれば、車両に着脱可能に取
り付けられ、該車両固有の識別子が内部の識別子登録手
段に登録される運賃算出用のタクシーメータにおいて、
前記識別子登録手段に接続され、前記車両への取付状態
において該車両側に接触する信号入力端子と、前記車両
への取付時に、前記識別子登録手段の登録内容を、前記
タクシーメータの取り外しに関係なく前記車両側に固定
される部分に保持されていて、前記信号入力端子を介し
て前記車両側から入力される識別子に更新する識別子更
新手段とを備える構成とした。
側に接触する信号入力端子を介して識別子が入力される
と、その識別子が識別子登録手段に更新されるので、タ
クシーメータの取り外しに関係なく車両側に固定される
部分にその車両固有の識別子の情報を持たせておくこと
で、タクシーメータの車両への取り付けの際に、設定入
力作業を行うことなく、取り付け対象の車両に割り当て
られた識別子をタクシーメータの識別子登録手段に自動
的に登録させることができる。従って、料金改正時等の
交換時におけるタクシーメータ側の識別子の登録作業の
省力化と、タクシーメータの短時間での確実な交換作業
を図ることができる。
ーメータ用取付台によれば、車両に固着され、運賃算出
用のタクシーメータが着脱可能に取り付けられるタクシ
ーメータ用取付台において、前記車両固有の識別子を保
持する識別子保持手段と、前記識別子保持手段に接続さ
れ、前記タクシーメータの取付状態において該タクシー
メータ側に接触する信号出力端子とを備える構成とし
た。
点で、車両固有の識別子を保持する識別子保持手段を接
続した信号出力端子がタクシーメータ側に接触するの
で、取り付けたタクシーメータ側に信号出力端子を介し
て、識別子保持手段が保持している車両固有の識別子を
出力することができる。従って、タクシーメータ側で登
録しておく必要がある取付対象の車両に割り当てられた
固有の識別子を、タクシーメータの取り付け作業を行う
だけでタクシーメータに自動的に供給し、タクシーメー
タ側での識別子の登録作業の省力化と、タクシーメータ
の短時間での確実な交換作業を図ることが可能となる。
シーメータシステムによれば、請求項1記載のタクシー
メータと、請求項2記載のタクシーメータ用取付台とを
備え、前記信号入力端子が、前記タクシーメータの前記
タクシーメータ用取付台への取付状態において、前記信
号出力端子に接触可能に構成され、前記タクシーメータ
が、前記タクシーメータの前記タクシーメータ用取付台
への取付状態において、前記信号入力端子及び前記信号
出力端子を介して前記識別子保持手段の保持内容を出力
させる保持内容出力手段をさらに備え、前記識別子更新
手段が、前記識別子登録手段の登録内容を、前記保持内
容出力手段が信号出力端子から前記信号入力端子に入力
させた前記識別子保持手段の保持内容に応じて更新する
構成とした。
タ用取付台に取り付けた時点で、タクシーメータの信号
入力端子がタクシーメータ用取付台の信号出力端子に接
触すると共に、保持内容出力手段によって識別子保持手
段の保持内容が、この識別子保持手段を接続した信号入
力端子及び信号出力端子を介して、この信号出力端子に
接続された識別子登録手段に出力される。従って、識別
子登録手段に識別子を登録していないままのタクシーメ
ータをタクシーメータ用取付台に取り付けるだけで、車
両に固設されたタクシーメータ用取付台の識別子保持手
段が保持しているその車両固有の識別子を、タクシーメ
ータの識別子登録手段に自動的に登録させることができ
る。よって、料金改正時等の交換時におけるタクシーメ
ータ側の識別子の登録作業の省力化と、タクシーメータ
の短時間での確実な交換作業を図ることができる。
ーメータシステムによれば、前記識別子更新手段が、前
記識別子保持手段の保持内容に前記識別子が含まれてい
るか否かを判別する識別子有無判別手段と、前記識別子
保持手段の保持内容に前記識別子が含まれていると前記
識別子有無判別手段が判別した際に、前記識別子登録手
段の登録内容を、前記識別子保持手段の保持内容に含ま
れる前記識別子に更新する更新実行手段と、前記識別子
保持手段の保持内容に前記識別子が含まれていないと前
記識別子有無判別手段が判別した際に、前記識別子登録
手段の登録内容の更新の実行を中止する更新中止手段と
を有している構成とした。
果、識別子保持手段の保持内容に前記識別子が含まれて
いれば、更新実行手段が、識別子登録手段の登録内容を
識別子保持手段の保持内容に含まれる識別子に更新する
ものの、識別子保持手段の保持内容に前記識別子が含ま
れていなければ、更新中止手段が、識別子保持手段の保
持内容への識別子登録手段の登録内容の更新が行われな
い。従って、識別子保持手段が識別子を保持していない
場合、それにも拘らず識別子登録手段の登録内容が識別
子保持手段の保持内容に更新されて、識別子登録手段に
識別子が実際には登録されていないのに、識別子が登録
されたと誤認されてしまうのを確実に防止することがで
きる。
シーメータシステムによれば、前記タクシーメータ取付
台が、前記識別子保持手段に接続された第2信号入力端
子をさらに備え、前記タクシーメータが、前記タクシー
メータ用取付台への取付状態において前記第2信号入力
端子に接触可能な第2信号出力端子と、前記識別子保持
手段の保持内容に前記識別子が含まれていないと前記識
別子有無判別手段が判別した際に、前記識別子登録手段
の登録内容を、前記タクシーメータのタリフスイッチの
所定操作により入力される前記識別子に更新する第2識
別子更新手段と、該第2識別子更新手段により更新して
前記識別子登録手段に登録された前記タリフスイッチの
所定操作により入力される前記識別子を、前記第2信号
出力端子及び前記第2信号入力端子を介して前記識別子
保持手段に出力し記憶させる識別子記憶手段をさらに備
えている構成とした。
していない状態で、タクシーメータをタクシーメータ用
取付台に取り付けた場合、識別子登録手段の登録内容
を、タクシーメータのタリフスイッチの所定操作により
入力される前記識別子に更新した際に、これと共に、第
2信号出力端子及び第2信号入力端子を介して、タクシ
ーメータのタリフスイッチの所定操作により入力された
識別子が識別子記憶手段により識別子保持手段に出力さ
れ、且つ、この識別子が識別子保持手段に記憶される。
従って、将来のタクシーメータの交換に備えて、車両に
固設されたタクシーメータ取付台の識別子保持手段に、
その車両に割り当てられた固有の識別子を記憶させる
際、その記憶作業をタクシーメータの識別子登録手段に
対する識別子の登録作業と同時に一度の手間で済ませる
ことが可能となる。よって、料金改正時等の交換時にお
けるタクシーメータシステム全体の識別子の登録作業の
省力化と、タクシーメータの短時間での確実な交換作業
を図ることができる。
成図、図1(b)は本発明のタクシーメータ用取付台の
基本構成図、図1(c)は本発明のタクシーメータシス
テムの基本構成図である。
テムの分解斜視図である。
双方のコネクタを嵌合した状態におけるタクシーメータ
システム全体の電気的構成のブロック図である。
る。
に従いCPUが行う処理を示すメインルーチンのフロー
チャートである。
ャートである。
ーチャートである。
Claims (5)
- 【請求項1】 車両に着脱可能に取り付けられ、該車両
固有の識別子が内部の識別子登録手段に登録される運賃
算出用のタクシーメータにおいて、 前記識別子登録手段に接続され、前記車両への取付状態
において該車両側に接触する信号入力端子と、 前記車両への取付時に、前記識別子登録手段の登録内容
を、前記タクシーメータの取り外しに関係なく前記車両
側に固定される部分に保持されていて、前記信号入力端
子を介して前記車両側から入力される識別子に更新する
識別子更新手段と、 を備えることを特徴とするタクシーメータ。 - 【請求項2】 車両に固着され、運賃算出用のタクシー
メータが着脱可能に取り付けられるタクシーメータ用取
付台において、 前記車両固有の識別子を保持する識別子保持手段と、 前記識別子保持手段に接続され、前記タクシーメータの
取付状態において該タクシーメータ側に接触する信号出
力端子と、 を備えることを特徴とするタクシーメータ用取付台。 - 【請求項3】 請求項1記載のタクシーメータと、請求
項2記載のタクシーメータ用取付台とを備え、 前記信号入力端子は、前記タクシーメータの前記タクシ
ーメータ用取付台への取付状態において、前記信号出力
端子に接触可能に構成され、 前記タクシーメータは、前記タクシーメータ用取付台へ
の取付状態において、前記信号入力端子及び前記信号出
力端子を介して前記識別子保持手段の保持内容を出力さ
せる保持内容出力手段をさらに備え、 前記識別子更新手段は、前記識別子登録手段の登録内容
を、前記保持内容出力手段が信号出力端子から前記信号
入力端子に入力させた前記識別子保持手段の保持内容に
応じて更新する、 ことを特徴とするタクシーメータシステム。 - 【請求項4】 前記識別子更新手段は、前記識別子保持
手段の保持内容に前記識別子が含まれているか否かを判
別する識別子有無判別手段と、前記識別子保持手段の保
持内容に前記識別子が含まれていると前記識別子有無判
別手段が判別した際に、前記識別子登録手段の登録内容
を、前記識別子保持手段の保持内容に含まれる前記識別
子に更新する更新実行手段と、前記識別子保持手段の保
持内容に前記識別子が含まれていないと前記識別子有無
判別手段が判別した際に、前記識別子登録手段の登録内
容の更新の実行を中止する更新中止手段とを有している
請求項3記載のタクシーメータシステム。 - 【請求項5】 前記タクシーメータ取付台は、前記識別
子保持手段に接続された第2信号入力端子をさらに備
え、前記タクシーメータは、前記タクシーメータ用取付
台への取付状態において前記第2信号入力端子に接触可
能な第2信号出力端子と、前記識別子保持手段の保持内
容に前記識別子が含まれていないと前記識別子有無判別
手段が判別した際に、前記識別子登録手段の登録内容
を、前記タクシーメータのタリフスイッチの所定操作に
より入力される前記識別子に更新する第2識別子更新手
段と、該第2識別子更新手段により更新して前記識別子
登録手段に登録された前記タリフスイッチの所定操作に
より入力される前記識別子を、前記第2信号出力端子及
び前記第2信号入力端子を介して前記識別子保持手段に
出力し記憶させる識別子記憶手段をさらに備えている請
求項4記載のタクシーメータシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06983196A JP3194467B2 (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | タクシーメータ、タクシーメータ用取付台、並びに、タクシーメータシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP06983196A JP3194467B2 (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | タクシーメータ、タクシーメータ用取付台、並びに、タクシーメータシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09259308A JPH09259308A (ja) | 1997-10-03 |
JP3194467B2 true JP3194467B2 (ja) | 2001-07-30 |
Family
ID=13414122
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP06983196A Expired - Lifetime JP3194467B2 (ja) | 1996-03-26 | 1996-03-26 | タクシーメータ、タクシーメータ用取付台、並びに、タクシーメータシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3194467B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101861434B1 (ko) * | 2016-06-03 | 2018-05-28 | 김홍연 | 엘이디가 구비된 음료용기 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FR2787223B1 (fr) * | 1998-12-11 | 2001-03-16 | Claude Ricard | Procede et dispositif pour eviter les fraudes sur un taxi equipe d'un taximetre de type extractible |
KR102656759B1 (ko) * | 2022-02-10 | 2024-04-11 | 한국교통안전공단 | 택시미터 주행 검사기용 교정장치 |
-
1996
- 1996-03-26 JP JP06983196A patent/JP3194467B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101861434B1 (ko) * | 2016-06-03 | 2018-05-28 | 김홍연 | 엘이디가 구비된 음료용기 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09259308A (ja) | 1997-10-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN107102920B (zh) | Oncan仪表在线调试系统及方法 | |
JP3194467B2 (ja) | タクシーメータ、タクシーメータ用取付台、並びに、タクシーメータシステム | |
JP2528104Y2 (ja) | タキシーメータ | |
JP2002312811A (ja) | タクシーメータ及び料金制データ設定装置 | |
JP2508282Y2 (ja) | タキシ―メ―タ | |
JPH10197282A (ja) | 車両用データ記憶装置 | |
JP2003072419A (ja) | 自動車用計器 | |
JPH10320516A (ja) | セキュリティ機能を有する電子装置 | |
JP4411808B2 (ja) | 自動車用電子式走行距離積算計 | |
JP2006031093A (ja) | 運転実績参照システム | |
JP2007257054A (ja) | 賃走料金メータ、設定変更用記録媒体、及び、設定変更方法 | |
JPS5835309B2 (ja) | 電子式タクシ−メ−タ | |
JP2604382Y2 (ja) | タクシーメータ | |
JP2003288623A (ja) | 車両用走行距離積算計 | |
JP2004046563A (ja) | タクシーメータ | |
JP4747010B2 (ja) | 賃走料金メータ、設定変更用記録媒体、及び、設定変更方法 | |
JP2593518Y2 (ja) | 料金メータ | |
JP2003072418A (ja) | 自動車用走行距離積算計 | |
JP2855229B2 (ja) | 車載用売上データ処理装置 | |
JP3265932B2 (ja) | 電子式走行距離計、走行距離書込装置及び走行距離書込方法 | |
JP2001246947A (ja) | 燃料残量警告装置 | |
JPH1131245A (ja) | タクシーメータおよびその付属外付ユニット | |
JP2917794B2 (ja) | 電子式走行距離積算計 | |
JP2544216Y2 (ja) | 車載用の情報処理装置 | |
JP2998881B2 (ja) | 料金メータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010417 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090601 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100601 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110601 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120601 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130601 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130601 Year of fee payment: 12 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130601 Year of fee payment: 12 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |