JP2593518Y2 - 料金メータ - Google Patents
料金メータInfo
- Publication number
- JP2593518Y2 JP2593518Y2 JP1993043361U JP4336193U JP2593518Y2 JP 2593518 Y2 JP2593518 Y2 JP 2593518Y2 JP 1993043361 U JP1993043361 U JP 1993043361U JP 4336193 U JP4336193 U JP 4336193U JP 2593518 Y2 JP2593518 Y2 JP 2593518Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- print data
- fee
- tariff
- hand stage
- charge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、タクシや運転代行車用
の料金メータに関する。
の料金メータに関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、タクシの料金の算出は最初の2
kmまでは540円、その後355m走行する毎に90
円加算、また走行していない時間が2分10秒毎に90
円加算、迎車したときは2kmに対して540円、また
夜間などの割増時間帯では最初の1667mまでは54
0円、その後走行していない時間1分48秒毎に90円
加算して料金の算出が行なわれている。
kmまでは540円、その後355m走行する毎に90
円加算、また走行していない時間が2分10秒毎に90
円加算、迎車したときは2kmに対して540円、また
夜間などの割増時間帯では最初の1667mまでは54
0円、その後走行していない時間1分48秒毎に90円
加算して料金の算出が行なわれている。
【0003】このような料金の算出を行なうタクシメー
タにおいては、前述した料金算出を行なうためのパラメ
ータ値(料金制設定値)は不揮発性のメモリに記録さ
れ、料金の算出時にはメモリに記録されているパラメー
タ値を読出して料金の算出を行なっている。
タにおいては、前述した料金算出を行なうためのパラメ
ータ値(料金制設定値)は不揮発性のメモリに記録さ
れ、料金の算出時にはメモリに記録されているパラメー
タ値を読出して料金の算出を行なっている。
【0004】また、不揮発性メモリに記録されているパ
ラメータ値は、タクシメータに取付られた表記板に例え
ば図5で示すように記載し、タクシメータの試験・検査
時には、この記載されたパラメータ値に基づいて試験・
検査が行なわれている。
ラメータ値は、タクシメータに取付られた表記板に例え
ば図5で示すように記載し、タクシメータの試験・検査
時には、この記載されたパラメータ値に基づいて試験・
検査が行なわれている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】前述したように、タク
シや運転代行車の料金メータにおいては、料金算出を行
なうためのパラメータ値を不揮発性メモリに記録すると
共に、記録されているパラメータ値を表記板に記載して
いた。
シや運転代行車の料金メータにおいては、料金算出を行
なうためのパラメータ値を不揮発性メモリに記録すると
共に、記録されているパラメータ値を表記板に記載して
いた。
【0006】料金算出を行なうためのパラメータ値は料
金改定毎に更新され、またパラメータ値は地域毎によっ
ても異なり、多種類の料金制がある。その結果、メーカ
においては多種類の表記板を用意しておく必要があり、
生産および管理が面倒であると共に、不揮発性メモリに
記録されているパラメータ値と表記板に記載されたパラ
メータ値が異なることがある。すなわち異なる表記板を
取付けるようなミスも発生する。
金改定毎に更新され、またパラメータ値は地域毎によっ
ても異なり、多種類の料金制がある。その結果、メーカ
においては多種類の表記板を用意しておく必要があり、
生産および管理が面倒であると共に、不揮発性メモリに
記録されているパラメータ値と表記板に記載されたパラ
メータ値が異なることがある。すなわち異なる表記板を
取付けるようなミスも発生する。
【0007】本発明は不揮発性メモリに記録されている
料金算出のためのパラメータ値を容易に知るようにし、
表記板を不要とした料金メータを提供することを目的と
する。
料金算出のためのパラメータ値を容易に知るようにし、
表記板を不要とした料金メータを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
なされた考案は、図1の基本構成図に示すように、タリ
フ押下に対応する車両の運行状態に基づいて料金を算出
する料金メータにおいて、押下タリフに対応する料金算
出を行なうためのパラメータ値を記録する料金制設定記
録手段と、前記料金制設定記録手段に記録されているデ
ータを読出して印字データを作成する印字データ作成手
段と、前記印字データ作成手段によって作成されたデー
タを印字出力するための出力手段と、車両電源オン時に
特定のタリフ押下状態にあるとき、前記印字データ作成
手段を起動する起動手段とを備えたことを特徴とする料
金メータに存する。
なされた考案は、図1の基本構成図に示すように、タリ
フ押下に対応する車両の運行状態に基づいて料金を算出
する料金メータにおいて、押下タリフに対応する料金算
出を行なうためのパラメータ値を記録する料金制設定記
録手段と、前記料金制設定記録手段に記録されているデ
ータを読出して印字データを作成する印字データ作成手
段と、前記印字データ作成手段によって作成されたデー
タを印字出力するための出力手段と、車両電源オン時に
特定のタリフ押下状態にあるとき、前記印字データ作成
手段を起動する起動手段とを備えたことを特徴とする料
金メータに存する。
【0009】
【作用】上記構成において、車両電源オン時に特定のタ
リフ押下状態にあるとき、起動手段4によって印字デー
タ作成手段3が起動される。印字データ作成手段3が起
動されると、印字データ作成手段3は料金制設定記録手
段1に記録されている料金算出を行なうためのパラメー
タ値を読出し、印字データを作成して出力手段3より出
力する。出力手段3より出力された印字データはプリン
タで印字されることで、その内容を知ることができるよ
うになる。
リフ押下状態にあるとき、起動手段4によって印字デー
タ作成手段3が起動される。印字データ作成手段3が起
動されると、印字データ作成手段3は料金制設定記録手
段1に記録されている料金算出を行なうためのパラメー
タ値を読出し、印字データを作成して出力手段3より出
力する。出力手段3より出力された印字データはプリン
タで印字されることで、その内容を知ることができるよ
うになる。
【0010】以上のように、車両電源オン時に特定のタ
リフ押下状態にあるとき、料金算出を行なうためのパラ
メータ値の読出して印字データを作成して出力するよう
にし、料金メータによる料金算出に支障を与えることな
く、必要なとき読出して出力できるようにしたので、パ
ラメータ値を記載した表記板を必要とせずにパラメータ
値を知ることができ、容易に料金制変更にも対処するこ
とができ、変更した料金制に誤りがあるか否かをチェッ
クすることができる。
リフ押下状態にあるとき、料金算出を行なうためのパラ
メータ値の読出して印字データを作成して出力するよう
にし、料金メータによる料金算出に支障を与えることな
く、必要なとき読出して出力できるようにしたので、パ
ラメータ値を記載した表記板を必要とせずにパラメータ
値を知ることができ、容易に料金制変更にも対処するこ
とができ、変更した料金制に誤りがあるか否かをチェッ
クすることができる。
【0011】
【実施例】本考案の一実施例を図2および図3を参照し
て説明する。図2は本考案の実施例の構成図、図3の同
実施例の動作フローチャートである。図2において、1
1は料金算出を行なうためのパラメータ値を記録する料
金制設定記録部、12はタリフスイッチ、13はタリフ
スイッチ12で押下されたタリフに対応する料金を算出
する料金算出部、14はインタフェース(I/O)19
より入力される距離パルスを車輪の直径に基づいて補正
する距離補正スイッチ、15は料金制設定記録部11に
記録されているパラメータ値を読出して印字データを作
成する印字データ作成部、16は印字データ作成部15
を起動するか否かを判定する起動判定部、17は料金を
表示する表示部、18は領収書等を印字する印字部、1
9〜21はI/O、22は全ての処理を実行するプロセ
ッサ(CPU)である。
て説明する。図2は本考案の実施例の構成図、図3の同
実施例の動作フローチャートである。図2において、1
1は料金算出を行なうためのパラメータ値を記録する料
金制設定記録部、12はタリフスイッチ、13はタリフ
スイッチ12で押下されたタリフに対応する料金を算出
する料金算出部、14はインタフェース(I/O)19
より入力される距離パルスを車輪の直径に基づいて補正
する距離補正スイッチ、15は料金制設定記録部11に
記録されているパラメータ値を読出して印字データを作
成する印字データ作成部、16は印字データ作成部15
を起動するか否かを判定する起動判定部、17は料金を
表示する表示部、18は領収書等を印字する印字部、1
9〜21はI/O、22は全ての処理を実行するプロセ
ッサ(CPU)である。
【0012】つぎに、図3を参照して実施例の動作を説
明する。ステップS1では、タリフスイッチ12の空車
タリフを押下する。ステップS2では、タリフスイッチ
12の空車タリフを押下しながら、図示しない車両のア
クセサリスイッチをオンにする。
明する。ステップS1では、タリフスイッチ12の空車
タリフを押下する。ステップS2では、タリフスイッチ
12の空車タリフを押下しながら、図示しない車両のア
クセサリスイッチをオンにする。
【0013】ステップS3では、起動判定部16は、空
車タリフが押下されているか否かの判定を行ない、判定
結果がYESの場合はステップS4に、NOの場合はス
テップS7に移って料金算出部13による通常の料金算
出処理を開始する。ステップS4では、印字データ作成
部15は料金制設定記録部11は記録されている料金算
出のためのパラメータ値を読出す。
車タリフが押下されているか否かの判定を行ない、判定
結果がYESの場合はステップS4に、NOの場合はス
テップS7に移って料金算出部13による通常の料金算
出処理を開始する。ステップS4では、印字データ作成
部15は料金制設定記録部11は記録されている料金算
出のためのパラメータ値を読出す。
【0014】ステップS5では、印字データ作成部15
はステップS4が読出したパラメータデータとパラメー
タデータの説明を付加した印字データを作成しI/O2
1を介して出力する。ステップS6では、印字部18
は、I/O21を介して出力されたデータを、例えば図
4に示すよう印字し、印字が終了するとステップS7に
移って通常の処理を開始する。
はステップS4が読出したパラメータデータとパラメー
タデータの説明を付加した印字データを作成しI/O2
1を介して出力する。ステップS6では、印字部18
は、I/O21を介して出力されたデータを、例えば図
4に示すよう印字し、印字が終了するとステップS7に
移って通常の処理を開始する。
【0015】なお実施例の料金メータには領収書等を発
行する印字部を備えているが、印字部のない料金メータ
においてはI/O21にプリンタを接続してパラメータ
データを印字させるようにする。
行する印字部を備えているが、印字部のない料金メータ
においてはI/O21にプリンタを接続してパラメータ
データを印字させるようにする。
【0016】以上本考案の一実施例について説明した
が、本考案はこの実施例に限定されるものではなく、そ
の考案の主旨に従った各種変形が可能である。
が、本考案はこの実施例に限定されるものではなく、そ
の考案の主旨に従った各種変形が可能である。
【0017】
【考案の効果】以上説明したように、本考案によれば次
の効果が得られる。車両電源オン時に特定のタリフ押下
状態にあるとき、料金算出を行なうためのパラメータ値
の読出して印字データを作成して出力するようにし、料
金メータによる料金算出に支障を与えることなく、必要
なとき読出して印字出力できるようにしたので、パラメ
ータ値を記載した表記板を必要とせずにパラメータ値を
知ることができ、容易に料金制変更にも対処することが
でき、変更した料金制に誤りがあるか否かをチェックす
ることができる。
の効果が得られる。車両電源オン時に特定のタリフ押下
状態にあるとき、料金算出を行なうためのパラメータ値
の読出して印字データを作成して出力するようにし、料
金メータによる料金算出に支障を与えることなく、必要
なとき読出して印字出力できるようにしたので、パラメ
ータ値を記載した表記板を必要とせずにパラメータ値を
知ることができ、容易に料金制変更にも対処することが
でき、変更した料金制に誤りがあるか否かをチェックす
ることができる。
【図1】本考案の基本構成図である。
【図2】本考案の実施例の構成図である。
【図3】同実施例の動作フローチャートである。
【図4】同実施例の印字部での印字出力の具体例であ
る。
る。
【図5】表記板でのパラメータ値の表記の具体例であ
る。
る。
1 料金制設定記録手段 2 印字データ作成手段 3 出力手段 4 起動手段 11 料金制設定記録部 12 タリフスイッチ 15 印字データ作成部 16 起動判定部 17 表示部 18 印字部 19〜21 インタフェース(I/O) 22 プロセッサ(CPU)
Claims (1)
- 【請求項1】 タリフ押下に対応する車両の運行状態に
基づいて料金を算出する料金メータにおいて、 押下タリフに対応する料金算出を行なうためのパラメー
タ値を記録する料金制設定記録手段と、 前記料金制設定記録手段に記録されているデータを読出
して印字データを作成する印字データ作成手段と、 前記印字データ作成手段によって作成されたデータを印
字出力するための出力手段と、車両電源オン時に特定のタリフ押下状態にあるとき、 前
記印字データ作成手段を起動する起動手段とを備えたこ
とを特徴とする料金メータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993043361U JP2593518Y2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 料金メータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993043361U JP2593518Y2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 料金メータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0716260U JPH0716260U (ja) | 1995-03-17 |
JP2593518Y2 true JP2593518Y2 (ja) | 1999-04-12 |
Family
ID=12661724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993043361U Expired - Lifetime JP2593518Y2 (ja) | 1993-08-06 | 1993-08-06 | 料金メータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2593518Y2 (ja) |
-
1993
- 1993-08-06 JP JP1993043361U patent/JP2593518Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0716260U (ja) | 1995-03-17 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19981110 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080212 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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|
EXPY | Cancellation because of completion of term | ||
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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