JP3193699U - はんだ付け装置 - Google Patents
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Abstract
Description
前記清掃具(70)に洗浄液(81)を供給する洗浄液供給手段(80)と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項12に記載の考案は、請求項8、10又は11に記載のはんだ付け装置において、前記ブラシ(72)には調理用の油引きを流用したことを特徴とする。
図1は、本考案の前提となる噴流ノズル型はんだ付け装置(前提装置)の斜視図であり、電子部品が実装されたプリント基板をローラコンベアで所定位置まで搬送し、噴流ノズル(以下、単に「ノズル」ともいう)によりはんだ付けする様子を示している。図1に示すように、前提装置200は、ワーク搬送手段20,20’と、ノズル50と、ノズル駆動部51と、制御部61と、を備えて構成されている。
同様に、実施例1に係る前提装置200(図1)または本装置100(図5)における「ローラコンベア20,20’」は、本考案における「ワーク搬送手段」であるとともに、搬送動作を停止して自動はんだ付けを実行する工程(図9のS30)では「ワーク支持手段」にも該当する。
以下、主に図4、図5を用い、第1の改造について説明をする。
第1の改造は、前提装置200において、ローラ25’を外した回転駆動軸29にブラシ72を回転可能に軸支する、という改造である。その結果、ブラシ72は他のローラ21〜24と連動して回転するように構成される。つまり、チェーン26により連動する5軸のローラ21〜25は、搬送機能にある程度の余裕が有るため、並んだ5軸のうちいずれかの1軸からローラを外してもプリント基板10の搬送にさほどの支障は生じない。その余裕を生かして、上述の第1の改造を施している。なお、本願発明で定義する清掃具係合手段71とは、例えば、ローラコンベア20’における、5軸のローラ21〜25’のうちローラ25’を清掃具70に換装して回転駆動可能に軸支する構成をいう。
以下、図7、図8を用い、第2の改造について説明をする。
図7は、図4、図5の本装置におけるブラシ付近の拡大斜視図であり、オプションガイドローラがプリント基板の搬送を支援する様子を示す図である。本装置100は、上述した第1の改造により、ローラ25’が外されて、ブラシ72に換装される。その結果、本装置100は、ローラ25’が欠損したことの弊害として、反りのあるプリント基板10を投入した場合、搬送障害を生じる危険性が予想される。その危険性に対し、第2の改造によって対応する。第2の改造は、ブラシ72が軸支された換装部28に対し、搬送方向の前後において、反りのある(図7では反っていない)プリント基板10の移動を円滑に案内するオプションガイドローラ90を付設する。
第1に、噴流ノズルに付着した異物が安定して除去されるため、溶融はんだの噴流が均一になり、はんだ付けの不具合が軽減される。なお、異物は、主に、はんだ酸化物のほか、ノズル自体の酸化物等である。
第2に、手動クリーニング工数のほか監視負担も不要となるので、生産効率が大幅に改善される。
第3に、前提装置に簡単な改造を施すことにより目的を達成できる。すなわち、前提となる既存の噴流ノズル型はんだ付け装置に対し、「簡素な部品」を用いた「簡単な改造」によって、ノズルを自動クリーニングする機能を追加したはんだ付け装置を実現できる。
まず「簡素な部品」とは、例えば、調理用品として廉価で市販されている「油引き」のことであり、耐熱性を有するシリコンゴム製のブラシである。このシリコンゴム製の「油引き」こそが、清掃具70の主要部72として好適に流用可能であり、しかも今後長きにわたって、安価かつ容易に調達可能であることを期待できる。
つぎに「簡単な改造」とは、ローラコンベア20’のローラ25’を外して、上述の「油引き」に換装する改造のことである。すなわち、ローラコンベア20’の一部を、自動ノズルクリーニング機構に換装するとともに駆動力を兼用させる。つまり、外される前のローラ25’に対する回転駆動力を、換装後のブラシ(油引き)72の回転駆動に利用する。したがって、新たな駆動力として専用モータ等を追加する必要もなく、簡単な改造で足りる。
なお、実施例2における「テーブルX軸駆動部33X(X軸駆動レール)」および「テーブル支柱33YZ」を、それぞれ「アクセス手段33X」および「アクセス手段33YZ」とも呼び、これらを総称して、アクセス手段33という。
なお、実施例1では、ノズル側をスイングし、実施例2では、ブラシ側をスイングさせている。
なお、ワーク固定テーブル31およびパレット32は、本考案でいう「ワーク支持手段」を意味している。
Claims (12)
- 複数のはんだ付け箇所が点在するワークを支持するワーク支持手段と、
前記はんだ付け箇所に向けて溶融はんだを噴出させるノズルと、
自動はんだ付けの実行中には前記ノズルから前記複数のはんだ付け箇所までの距離をそれぞれ接近させる一方で待機中には前記距離を遠ざけるアクセス手段と、
前記待機中に前記ノズルの噴出口に接触して清掃動作が可能な清掃具と、
を備えたことを特徴とするはんだ付け装置。 - 前記アクセス手段は、前記ワーク支持手段によって支持された前記ワークを前記ノズルに対してXYZ方向に移動可能であり、
前記清掃具は前記待機中に前記清掃動作を可能にする駆動源を備えたことを特徴とする請求項1に記載のはんだ付け装置。 - 前記清掃具は、吸液保持機能を有する主要部と、
該主要部を前記ノズルの前記噴出口に接触させる態勢で前記ワーク支持手段に装着する清掃具装着手段と、
前記清掃具に洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、
を備えたことを特徴とする請求項2に記載のはんだ付け装置。 - 前記駆動源はモータであり、
該モータの回転軸に直結された前記清掃具の前記主要部が回転することにより前記清掃動作を行うことを特徴とする請求項3に記載のはんだ付け装置。 - ワークをはんだ付け工程の進捗に応じて搬送するワーク搬送手段と、
該ワーク搬送手段により前記はんだ付け工程が実行される位置まで到達した前記ワークのはんだ付け箇所に向けて溶融はんだを噴出させるノズルと、
該ノズルを前記はんだ付け箇所に近づけるようにXYZ方向へ移動可能なノズル駆動部と、
少なくとも前記ワーク搬送手段および前記ノズル駆動部を統合制御する制御部と、
前記ノズルが前記はんだ付け箇所から離れた待機中に前記ノズルの噴出口に接触して異物を除去する清掃具と、
を備えたことを特徴とするはんだ付け装置。 - 前記清掃具は、前記噴出口に接触可能であるとともに吸液保持機能を有する主要部と、
前記清掃具を前記ノズルの前記噴出口に接触させて清掃可能にする態勢で前記ワーク搬送手段に係合する清掃具係合手段と、
前記制御部の命令によるか又は規定の間欠動作により前記清掃具に洗浄液を供給する洗浄液供給手段と、
を備えたことを特徴とする請求項5に記載のはんだ付け装置。 - 前記洗浄液供給手段は、
前記洗浄液が液面を露出して満たされた洗浄液浸漬皿と、
該洗浄液浸漬皿を少なくとも上下方向に動作させる洗浄液浸漬皿駆動手段と、を備え、
前記洗浄液浸漬皿駆動手段は、前記清掃具に前記洗浄液浸漬皿を近づけて前記主要部が前記液面に浸漬可能となる浸漬態勢と、前記清掃具から前記洗浄液浸漬皿を遠ざける待機態勢と、を交互に切り換え可能であることを特徴とする請求項3〜6のいずれか1項に記載のはんだ付け装置。 - 前記清掃具の前記主要部はブラシであり、
前記ワーク搬送手段は複数のローラが搬送方向に統一されて回転するローラコンベアであり、
前記清掃具係合手段は前記複数のローラのいずれかのローラを前記清掃具に換装して回転可能に軸支する構成であり、
前記換装される前のローラを軸支していた回転駆動軸に前記ブラシが係合され、
該ブラシは他のローラとともに回転可能であることを特徴とする請求項6又は7に記載のはんだ付け装置。 - 前記清掃具の前記主要部の回転方向を、所定時間毎に逆転させて前記清掃動作を行うことを特徴とする請求項4又は8に記載のはんだ付け装置。
- 前記換装される前のローラが有していた搬送ガイド機能を補うように、前記ブラシが係合された換装部に対する搬送方向の前後に前記ワークの移動を適切に規制しながら案内するオプションガイドローラを備えたことを特徴とする請求項8又は9に記載のはんだ付け装置。
- 前記ブラシは耐熱性のシリコンゴムで構成されていることを特徴とする請求項8又は10に記載のはんだ付け装置。
- 前記ブラシには調理用の油引きを流用したことを特徴とする請求項8、10又は11に記載のはんだ付け装置。
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