JP3193435B2 - 画像出力装置のインクエンド検知装置及び画像通信装置 - Google Patents

画像出力装置のインクエンド検知装置及び画像通信装置

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JP3193435B2
JP3193435B2 JP05657092A JP5657092A JP3193435B2 JP 3193435 B2 JP3193435 B2 JP 3193435B2 JP 05657092 A JP05657092 A JP 05657092A JP 5657092 A JP5657092 A JP 5657092A JP 3193435 B2 JP3193435 B2 JP 3193435B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、インクジェット印字
方式を使用した画像出力装置のインクエンド検知装置及
びインクエンド検知装置を使用した画像通信装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェットを用いたプロッ
タ,プリンタにはインク切れを直接検知し、印字の制御
を自動的に行なうものは少なく、多くの装置はインク切
れによりより印字されないことを認知したときにインク
カセットを交換していた。このような不都合を解消する
ために、インクカセット内に撓み板に貼付た圧電素子を
設けたり(特開昭60−18350号公報)、インクカセット
の周辺にインクの透過度を検出する光検出器を設けたり
(特開昭60−32667号公報)、インク上面や側面の反射
光やインク面に浮かべたフロ−トからインクの高さを検
出したりして(特開昭60−90767号公報)、インクカセ
ット内のインクの残量を検出している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように撓み板に
貼付た圧電素子を設けてインクの残量を検出する場合
は、インクカセット内にある程度インクが入っていると
きに、インクカセットを移動すると撓み板を撓ませるこ
とができるが、インクの残量が少なくなると撓み板の撓
み量が小さくなり、インクエンドが確認しにくくなる。
【0004】また、インクの透過度を検出する場合は、
インクの透過度が良いと画像印字の濃度が薄くなり、イ
ンクの透過度が悪いとインクエンドが確認できにくいた
め、そのスレシュレベルを設定することは非常に難し
い。
【0005】また、インクの高さを反射光やフロ−トで
検出する場合は、インクがインクカセットの内壁に着い
て、本当の高さを確認することは困難である。さらにフ
ロ−トを浮かべた場合には、インクカセットの密閉度が
悪くなりインク漏れを起す可能性がある。このインク漏
れを防ぐためにインクを薄い袋に入れ、その袋を介して
フロ−トを浮かべる方法もあるが、どうしてもその袋の
影響がでてしまい、正確な検出はできない。
【0006】さらに、いずれの場合もインク液の波動の
影響を受けて検出精度が落ちるため、インクのエンプテ
ィレベルよりは早めにインクエンドを検出しているの
で、まだ十分に使えるインクが残っている状態でインク
カセットを交換しなければならずランニングコストが高
くなってしまう。
【0007】このように十分に使えるインクが残ってい
る状態でインクカセットを交換することを防ぐために、
インクカセットのインク貯蔵部にインクと、インクとは
別の液体を収納し、インクの残量が少なくなったときの
別の液体の移動を検出してインクエンドを検出する方法
もある(特開昭62−18270号公報)。この場合はインク
エンドを検出しても印字部までの流路等に溜ったインク
で印字することができるが、インクとは別の液体が印字
部に流れて印字すると、別の液体はインク機能を有しな
いため、画像出力の途中で別の液体が印字部まで流れる
と強制的に印字が停止してしまい、入力された画像の印
字ができなくなり、重要な情報が得られなくなってしま
う。
【0008】この発明はかかる短所を解消するためにな
されたものであり、インクエンドを正確に検出すること
ができる画像出力装置のインクエンド検知装置と、イン
クエンドを検出して印字を停止した後も、画像情報の印
字を正確に再現することができる画像通信装置を得るこ
とを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明に係る第1のイ
ンクエンド検知装置は、インクカセットと印字部とイン
クエンド検知センサとを有し、インクカセットは印字す
る液体インクを密封して収納し、印字部はインクカセッ
ト内のインクを送り出して、記録紙の印字ペ−ジ毎に、
あらかじめ定められた位置に検知用のマ−クを印字し、
インクエンド検知センサは記録紙の検知用のマ−クの有
無を検知し、検知用のマ−クが印字されていないことを
検知したときにインクエンド信号を送り出すことを特徴
とする。
【0010】上記印字部とインクエンド検知センサとの
間隔は記録紙の搬送速度とインクの乾燥時間とで定める
と良い。
【0011】
【0012】
【0013】また、この発明に係る画像通信装置は、上
記インクエンド検知装置と画像メモリとメモリ制御手段
とを有し、画像メモリは受信した画像デ−タを格納する
ものであり、メモリ制御手段は画像メモリに格納された
画像デ−タを印字終了後に消去し、印字中にインクエン
ド検知装置からインクエンド信号が送られたときは画像
デ−タを消去しないことを特徴とする。
【0014】
【作用】この発明においては、インクカセットから印字
部に送られるインクで記録紙の印字ペ−ジ毎に、あらか
じめ定められた位置にインク検知用のマ−クを印字す
る。インクエンド検知センサは記録紙のインク検知用の
マ−クの有無を検知し、マ−クが印字されていないこと
を検知したときにインクエンド信号を送り出す。
【0015】また、印字部とインクエンド検知センサと
の間隔を記録紙の搬送速度とインクの乾燥時間とで定め
ることにより、インクエンド検知センサの位置には乾い
た印字画像を送り、印字画像が汚れることを防ぐ。
【0016】また、インクカセットの貯蔵部に液体イン
クと、液体インクとは比重が異なり、かつ濃度又は色が
異なる液体インクとを収納し、貯蔵部や流路の検知窓か
ら液検出手段で内部の液の濃度又は色の変化を検出して
インクエンプティが近いことを検出することにより、イ
ンクエンドの検出精度を高める。
【0017】さらに、受信して画像メモリに一時格納さ
れた画像デ−タを印字終了後に消去するが、印字中にイ
ンクエンド検知装置からインクエンド信号が送られたと
きには、印字中の画像デ−タを消去しないで保存してお
き、インクカセットを交換して印字を再開したときに、
印字を中止した画像デ−タを再度印字する。
【0018】
【実施例】図1はこの発明の第1の実施例のインクエン
ド検知装置を示す概略構成図である。図に示すように、
画像出力装置のインクエンド検知装置はインクカセット
1と印字部2とインクエンド検知センサ3とを有する。
インクカセット1は内部に印字する液体インクを密封し
て収納したものであり、キャリッジ(不図示)に装着さ
れ、印字部2にインクを送る。印字部2はインクカセッ
ト1から送られたインクを送り出して、搬送ロ−ラ4で
搬送されている記録紙5の印字ペ−ジ毎に、あらかじめ
定められた位置にインク検知用のマ−クを印字し、画像
情報を印字する。インクエンド検知センサ3は光反射型
のセンサであり、印字部2より排出ロ−ラ6側に所定距
離隔てたペ−パガイド7の位置に設けられ、記録紙5の
検知用マ−クの有無を検知する。印字部2とインクエン
ド検知センサ3との距離Lは記録紙5に印字したインク
の乾燥時間tと記録紙5の搬送速度VからL≧Vtで表
される関係にすることにより、印字後の画像汚れが発生
することを防止できる。なお図中、8は記録紙5の先端
を検知する先端検知センサ、9はインクカセット1の装
着の有無を検出するカセットセンサである。
【0019】上記のように構成されたインクエンド検知
装置において、搬送ロ−ラ4によって搬送されている記
録紙5が印字部2を通過するとき、記録紙5の所定の位
置にインク検知用マ−クを印字する。このインク検知用
マ−ク10は、図2に示すように画像情報を印字する記
録紙5の先端部と最後部に一定の長さAと幅Bで印字す
ることにより、記録紙5に印字される画情報に影響する
ことを防ぐことができる。特に、記録紙5の先端部に検
知用マ−ク10を設けておくと、インクカセット1の待
機位置(ホ−ムポジション)に近いため検知用マ−ク1
0を印字するときにインクカセット1の移動時間を短縮
することができる。
【0020】この検知用マ−ク10を印字した記録紙5
が搬送ロ−ラ4により搬送され、先端検知センサ8でそ
の先端が検出された後、インクエンド検知センサ3で検
知用マ−ク10を検出すると、インクカセット1内にイ
ンクが残っていると判断して画像情報の印字を続行す
る。このインクエンド検知センサ3で検知用マ−ク10
を検出するときに、インクエンド検知センサ3を常時作
動しておいても良いが、記録紙5の先端を先端検知セン
サ8で検出してから一定時間だけ作動させることにより
印字制御や駆動制御等の制御系が制限されことを抑制
し、制御面の効率を高めることができる。
【0021】このようにして順次記録紙5に検知用マ−
ク10と画像情報を印字し、インクカセット1内のイン
クがなくなると、検知用マ−ク10が印字されなくな
る。この検知用マ−ク10が印字されない記録紙5が搬
送され、その先端を先端検知センサ8で検出してから先
端検知センサ8とインクエンド検知センサ3間の搬送時
間が経過してインクエンド検知センサ3でも検知用マ−
ク10を検出しないときは、インクカセット1内のイン
クがなくなったと判断し、インクエンド検知センサ3か
らインクエンド信号を送り出して、画像情報に印字を停
止し、不図示の表示部にインクエンドを表示し、ブザ−
等で報知する。このようにして実際に印字された検知用
マ−ク10の有無を検出することにより、インクエンド
を正確に検出することができる。
【0022】なお、上記実施例はインクカセット1内に
収納したインクが完全になくなったときにインクエンド
を出力して表示する場合について説明したが、インクカ
セット1内に印字する液体インクとは異なる1種類又は
複数種類の液体インクを収納することにより印字する液
体インクのインクエンプティが近いことを検出すること
ができる。
【0023】図3は第2の実施例のインクエンド検知装
置を示す断面図である。図3に示すように、側面下部に
窓12を有するインクカセット1aの貯蔵部11に印字
する液体インク13と、液体インク13より比重が小さ
く、かつ濃度又は色が異なり印字する液体インク13と
混合しない液体インク14とを収納する。この貯蔵部1
1に収納された印字用の液体インク13は別の液体イン
ク14より比重が大きいので貯蔵部11の下部に分離さ
れる。この液体インク13を貯蔵部11の下部に設けら
れた流路15とインク吐出制御部16を通して印字部2
に送り、記録紙5に画像情報を印字ながら、窓12の近
傍に設けた液検出センサ17で貯蔵部11の内部の液の
濃度又は色を検出する。この貯蔵部11の内部の液の濃
度又は色を検出しているときに、インクカセット1aの
移動により内部の液体インク13,14に波動が生じて
して貯蔵部11の壁面に液体インク13,14が付着し
ても液体インク13,14は比重が異なるから素速く分
離することができる。
【0024】そして液検出センサ17で内部の液の濃度
又は色が変化したことを検出したら、インクのニヤ−エ
ンド信号を出力して表示し、インクエンプティが近いこ
とを予告する。このようにしてインクエンプティが近い
ことを予告することにより、インクの残量が少なくなっ
たことを確認することができる。
【0025】その後引き続いて一定時間画像情報の印字
を行ない、印字用の液体インク13を完全に消耗する
と、印字用の液体インク13とは濃度や色が異なる液体
インク14で記録紙5に画像情報が印字される。この記
録紙5に印字された画像情報のインクの変化を確認する
ことにより、インクエンドを正確に確認することができ
る。また、インクエンドになっても濃度や色が異なる液
体インク14で画像情報が印字されるから、印字中の画
像情報を継続して印字することができる。
【0026】なお、図3の例ではインクのニヤ−エンド
を検出する窓12を貯蔵部11の壁面に設けた場合につ
いて説明したが、図4の断面図に示すように、貯蔵部1
1とインク吐出制御部16との間の流路15に窓12を
設けても良い。
【0027】また、印字用の液体インク13とは濃度や
色が異なる液体インク14の比重が印字用の液体インク
13の比重より大きい場合には、図5に示すように、イ
ンク収容袋18に印字用の液体インク13と液体インク
14を収納し、インク収容袋18を、流路15の入口が
上部にある貯蔵部11に収納する。そして比重が小さく
てインク収容袋18の上部に分離した液体インク13を
流出させながら印字を行なうと、液体インク13の流出
量に応じてインク収容袋18の内部が負圧になり、イン
ク収納袋18が順次つぶれ、印字用の液体インク13を
完全に消耗すると、比重の大きい液体インク14が流れ
出す。この液体インク14が流れ出したことを流路15
にある窓12を通して液検出センサ17で検出するよう
にしても、インクのニヤ−エンドを検出することができ
る。
【0028】また、上記第1の実施例のインクカセット
1として、図3に示すように、インクのニヤ−エンドを
検出する窓12を有するインクカセット1aと液検出セ
ンサ17を使用することにより、インクエンプティが近
いこととインクエンドを検出することもできる。
【0029】すなわち、液体インク13を貯蔵部11か
ら流路15とインク吐出制御部16を通して印字部2に
送り、記録紙5に検知用マ−ク10と画像情報を印字し
ているときに、液検出センサ17でインクカセット1a
内の液の濃度又は色が変化したことを検出したら、イン
クのニヤ−エンド信号を出力して表示し、インクエンプ
ティが近いことを予告する。その後引き続いて画像情報
の印字を行ない、印字用の液体インク13を全て消費す
ると、印字用の液体インク13とは濃度や色が異なる液
体インク14で記録紙5に検知用マ−ク10と画像情報
が印字される。この検知用マ−ク10の濃度や色の違い
をインクエンド検知センサ3で検出することにより、イ
ンクエンドを検知することができる。このようにインク
エンプティが近いことを予告した後、インクエンドを検
出して表示し、かつ印字された画像情報でもインクエン
ドを明らかにするから、インクエンドを簡単に、かつ精
度良く検知することができる。
【0030】次ぎに、上記インクエンド検知装置を使用
したファクシミリ装置について説明する。
【0031】図6は上記第1の実施例のインクエンド検
知装置を使用したファクシミリ装置を示すブロック図で
ある。図6に示すようにファクシミリ装置は、システム
全体の制御を行なうシステム制御部21と、システム制
御に必要な情報を記憶するシステムメモリ22と、通信
制御部23と、モデム24と、網制御部25と、読み取
った原稿の画情報や受信した画情報のデ−タを一時格納
する画像メモリ26と、スキャナ27と、テンキ−や表
示部,ブザ−等を有する操作表示部28と記録紙の搬送
用モ−タ29と印字手段30とを有する。印字手段30
にはインク射出制御部31とインクカセット移動モ−タ
32トインクエンド検出センサ3と先端検出センサ8及
びカセットセンサ9とを有する。
【0032】上記のように構成されたファクシミリ装置
の動作を図7のフロ−チャ−トを参照して説明する。
【0033】画像情報の受信があると、受信した画像情
報を画像メモリ26に一時格納する(ステップS1〜S
4)。受信した画像情報を全て画像メモリ26に格納し
たのち印字動作に入る。まず、インク射出制御部31で
インクカセット1からのインクの射出量を制御しながら
印字部2で、図2に示すように、搬送されている記録紙
5の1ぺ−ジ目の前端部にインク検知用マ−ク10を印
字する(ステップS5)。検知用マ−ク10が印字され
た記録紙5の先端が先端検出センサ8で検出された後、
インクエンド検出センサ3で検知用マ−ク10の有無を
検出する(ステップS6)。インクエンド検出センサ3
で検知用マ−ク10を検出しないときは、システム制御
部21で印字動作を停止し、操作表示部28にインクエ
ンドを表示し、ブザ−等で報知する(ステップS7)。
この報知によりオペレ−タがインクカセット1を交換し
たことをカセットセンサ9で検出したら、システム制御
部21は所定の印字前処理を行ない、印字動作を再開す
る(ステップS8,S9)。
【0034】システム制御部21はインクエンド検出セ
ンサ3で検知用マ−ク10を検出したら、画像メモリ2
6から画像情報を読み出し、記録紙5の第1ペ−ジ目に
印字する(ステップS10)。1ペ−ジの印字が終了し
たら、そのペ−ジの最終端に再び検知用マ−ク10を印
字する(ステップS11,S12)。そしてインクエン
ド検出センサ3でペ−ジの最終端に検知用マ−ク10が
あるか否を検出する(ステップS13)。ペ−ジの最終
端に検知用マ−ク10を検出したら引き続いて次ぎのペ
−ジの印字を上記と同様に繰り返し、全ての画像情報を
印字が終了したら画像メモリ26に格納された画像情報
を消去して印字処理を終了する(ステップS14,S1
5)。
【0035】また、記録紙5の各ペ−ジに画像情報を印
字しているときに、ペ−ジの最終端に検知用マ−ク10
を検出しないときには、システム制御部21が最終端の
検知用マ−ク10を検出しないペ−ジの前のペ−ジまで
の画像情報を画像メモリ26から消去し(ステップS1
6)、印字動作を停止して操作表示部28にインクエン
ドを表示し、ブザ−等で報知する(ステップS7)。こ
の報知によりオペレ−タがインクカセット1を交換した
ことをカセットセンサ9で検出したら、システム制御部
21は所定の印字前処理を行ない、画像メモリ26に格
納されている最終端の検知用マ−ク10を検出しないペ
−ジの分から印字動作を再開する(ステップS8,S
9)。
【0036】このように画像情報の印字中にインクエン
ドを検出したときに、印字されない画像情報を画像メモ
リ26にそのまま格納しておき、インクカセット1を交
換した後、引き続いてその画像情報を印字するから、画
像情報が印字されないままで画像メモリ26から順次読
み出されて消去されることを防止することができる。
【0037】なお、上記実施例においては記録紙5の前
端部と最終端部に検知用マ−ク10を印字した場合につ
いて説明したが、図8に示すように、1ペ−ジ目の記録
紙5aには前端部と最終端部に検知用マ−ク10を印字
し、2ペ−ジ目以降の記録紙5b〜5nには最終端部に
のみ検知用マ−ク10を印字したり、図9に示すよう
に、各ペ−ジの記録紙5a,5b,5c等には前端部に
検知用マ−ク10を印字し、最終ペ−ジの記録紙5nに
は前端部と最終端部に検知用マ−ク10を印字するよう
にしても良い。
【0038】また、上記実施例は受信した画像情報を全
て画像メモリ26に一時格納する場合について説明した
が、受信した画像情報を順次印字し、インクエンドを件
手るした後に受信している画像情報のみを画像メモリ2
6に一時格納するようにしても良い。
【0039】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、インク
カセットから印字部に送られるインクで記録紙の印字ペ
−ジ毎に、あらかじめ定められた位置にインク検知用の
マ−クを印字する。インクエンド検知センサは記録紙の
インク検知用のマ−クの有無を検知し、マ−クが印字さ
れていないことを検知したときにインクエンド信号を送
り出すようにしたから、インクエンドを正確に検出する
ことができる。
【0040】また、印字部とインクエンド検知センサと
の間隔を記録紙の搬送速度とインクの乾燥時間とで定め
ることにより、インクエンド検知センサの位置には乾い
た印字画像を送り、印字画像が汚れることを防ぐことが
できる。
【0041】
【0042】さらに、インク検知用のマ−クの有無を検
知するインクエンド検知センサ及び液体インクと、液体
インクとは比重が異なり、かつ濃度又は色が異なる液体
インクとを収納したインクカセットの貯蔵部や流路の検
知窓から内部の液の濃度又は色の変化を検出してインク
エンプティが近いことを検出する液検出手段を組み合わ
せることにより、インクエンプティが近いことを予告し
てから、インクエンドを報知することにより、インクエ
ンドをより確実に報知することができ、取扱の便利性を
向上させることができる。
【0043】また、受信して画像メモリに一時格納され
た画像デ−タを印字終了後に消去するが、印字中にイン
クエンド検知装置からインクエンド信号が送られたとき
には、印字中のは画像デ−タを消去しないで保存してお
き、インクカセットを交換して印字を再開したときに、
印字を中止した画像デ−タを再度印字することにより、
画像情報を印字せずに消滅させることを防止することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例のインクエンド検知装
置を示す概略構成図である。
【図2】上記実施例の検知用マ−クを示す説明図であ
る。
【図3】この発明の第2の実施例のインクカセットを示
す断面図である。
【図4】他のインクカセットを示す断面図である。
【図5】他のインクカセットを示す断面図である。
【図6】この発明のファクシミリ装置の制御部を示すブ
ロック図である。
【図7】上記ファクシミリ装置の動作を示すフロ−チャ
−トである。
【図8】記録紙の検知用マ−クの配置を示す説明図であ
る。
【図9】記録紙の検知用マ−クの他の配置を示す説明図
である。
【符号の説明】
1,1a インクカセット 2 印字部 3 インクエンド検知センサ 4 搬送ロ−ラ 5 記録紙 8 先端検知センサ 10 検知用マ−ク 11 貯蔵部 12 窓 13 印字用の液体インク 14 液体インク 17 液検出センサ 21 システム制御部 26 画像メモリ 28 操作表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/175 B41J 2/01

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクカセットと印字部とインクエンド
    検知センサとを有するインクエンド検知装置であって、
    インクカセットは印字する液体インクを密封して収納
    し、印字部はインクカセット内のインクを送り出して、
    記録紙の印字ペ−ジ毎に、あらかじめ定められた位置に
    検知用のマ−クを印字し、インクエンド検知センサは記
    録紙の検知用のマ−クの有無を検知し、検知用のマ−ク
    が印字されていないことを検知したときにインクエンド
    信号を送り出すことを特徴とする画像出力装置のインク
    エンド検知装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のインクエンド検知装置に
    おいて、印字部とインクエンド検知センサとの間隔を記
    録紙の搬送速度とインクの乾燥時間とで定めたことを特
    徴とする画像出力装置のインクエンド検知装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のインクエンド検知
    装置において、インクカセットに貯蔵部と流路と検知窓
    と液検出手段とを有し、貯蔵部には液体インクと、液体
    インクとは比重が異なり、かつ濃度又は色が異なる液体
    インクとを収納し、流路は貯蔵部に収納されたインクを
    印字部に送り、検知窓は貯蔵部の側壁又は流路の側壁の
    いずれか一方若しくは双方に設けられ、液検出手段は検
    知窓を通して、内部の液の濃度又は色の変化を検出して
    インクの残量が少ないことを示す信号を送り出すことを
    特徴とする画像出力装置のインクエンド検知装置。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2記載のインクエンド検知
    装置と画像メモリとメモリ制御手段とを有する画像通信
    装置であって、画像メモリは受信した画像デ−タを格納
    するものであり、メモリ制御手段は画像メモリに格納さ
    れた画像デ−タを印字終了後に消去し、印字中にインク
    エンド検知装置からインクエンド信号が送られたときは
    画像デ−タを消去しないことを特徴とする画像通信装
    置。
JP05657092A 1992-02-10 1992-02-10 画像出力装置のインクエンド検知装置及び画像通信装置 Expired - Fee Related JP3193435B2 (ja)

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