JP2001301201A - インクジェット式記録装置 - Google Patents

インクジェット式記録装置

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JP2001301201A
JP2001301201A JP2000116135A JP2000116135A JP2001301201A JP 2001301201 A JP2001301201 A JP 2001301201A JP 2000116135 A JP2000116135 A JP 2000116135A JP 2000116135 A JP2000116135 A JP 2000116135A JP 2001301201 A JP2001301201 A JP 2001301201A
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absorbing material
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均 早川
Takahiro Naka
隆廣 中
Shigenori Fukazawa
茂則 深澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 記録用紙の左右に縁無し印刷を行なうことが
できる記録装置において、記録用紙がインクにより汚染
されるのを回避できるように構成すること。 【解決手段】 記録ヘッド7を搭載したキャリッジ4が
走査する主走査方向に沿って記録媒体案内部材8が配置
されており、この案内部材8には、移送される記録媒体
9の縁より外側にはみ出す位置に記録ヘッドより吐出さ
れるインク滴の受け穴10が形成されている。当該受け
穴内にはインク吸収材が配置され、且つインク吸収材に
吐出されるインク滴の量を積算計数する廃液量積算手段
が具備されている。廃液量積算手段によって、インク受
け穴10に吐出されたインク量を管理することができる
ので、インク受け穴内に過剰にインク廃液が溜まること
で、記録用紙における左右の両端縁をインクによって汚
染させることを回避することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、キャリッジに搭載
されて印刷データに基づいてインク滴を吐出する記録ヘ
ッドを備えたインクジェット式記録装置に関し、特に記
録媒体における左右の両端縁の余白を無くした縁無し印
刷を実行することができるインクジェット式記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】記録媒体における左右の両端縁の余白を
ゼロにして印刷を実行することができるインクジェット
式記録装置が、特開平8−169155号公報に開示さ
れている。この公報に開示された記録装置によると、キ
ャリッジに搭載された記録ヘッドの走査範囲を、記録媒
体における左右の両端縁より外側に外れる位置まで移動
するように設定して印刷動作を実行するように構成され
ている。
【0003】そして、記録媒体における左右の両端縁よ
り外側にはみ出して吐出されるインク滴により、記録媒
体の案内部材が汚染されるのを防止するために、その表
面にはメッシュスクリーンが配置されて、記録媒体にお
ける左右の両端縁より外側にはみ出して吐出されるイン
ク滴を通過させるように構成されている。また、メッシ
ュスクリーンの下部には、記録媒体における左右の両端
縁より外側にはみ出して吐出されるインク滴を捕獲する
ために、キャリッジの移動に連動して移動するインク滴
回収手段が備えられた構成とされている。
【0004】この構成によって、記録媒体における左右
の両端縁より外側において記録ヘッドより吐出されたイ
ンク滴は、前記メッシュスクリーンを通過して当該スク
リーンの下方に配置されたインク滴回収手段において捕
獲される。これにより、直接的に案内部材にインク滴が
到達して案内部材を汚染し、記録媒体を二次汚染させる
という問題を回避することができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記したよ
うな従来の記録装置においては、記録媒体における左右
の両端縁より外側において記録ヘッドより吐出されたイ
ンク滴を、メッシュスクリーンを通過させて捕獲するよ
うになされているものの、前記メッシュスクリーンを通
過する際に、一部のインク滴はメッシュスクリーンを構
成する骨格本体に衝突し、これによりインク滴は霧状に
分裂してインクミストとなって浮遊するという問題が発
生する。
【0006】このようなインクミストが発生した場合に
おいては、このインクミストの一部は記録媒体に付着し
て記録媒体を直接的に汚染させるという問題が発生す
る。また、インクミストの他の一部は記録装置の駆動機
構を汚染させて、その駆動動作に障害を発生させるとい
う問題を抱えることになる。そこで、前記したインクミ
ストの発生要因を除去するために、記録媒体の左右の両
端縁より外側にはみ出す案内部材の位置に、前記記録ヘ
ッドより吐出されるインク滴の受け穴を形成すると共
に、当該受け穴内にインク吸収材を配置した構成が、本
件出願人において提案されている。
【0007】前記した構成によると、記録媒体の左右の
両端縁より外側にはみ出す位置に吐出されるインク滴
は、インク滴の受け穴内に配置された多孔質状のインク
吸収材に当たり、インクミストを発生させることなく、
当該吸収材によって捕獲して吸収することができる。
【0008】この場合、前記したように左右に縁無しの
印刷を多用すると、インク滴の受け穴内に配置された多
孔質状のインク吸収材にインクが多量に蓄積され、した
がって、インク吸収材におけるインク滴の吸収能力に限
界が発生する。このようにインク滴の吸収能力に限界が
生じた場合には、インク吸収材の上部にインクが溜ま
り、これにより記録媒体の左右の両端縁が汚染されると
いう結果を招く。
【0009】本発明は、前記したような技術的な課題を
解決しようとするものであり、記録媒体の左右の両端縁
より外側にはみ出す位置に吐出されるインク量を管理す
ることができるように構成し、前記したような汚染が発
生することのないインクジェット式記録装置を提供する
ことを目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記した目的を達成する
ために成された本発明にかかるインクジェット式記録装
置は、キャリッジに搭載されて印刷データに基づいてイ
ンク滴を吐出する記録ヘッドと、前記キャリッジが走査
する主走査方向に沿って配置され、主走査方向と直交す
る副走査方向に記録媒体を移送させる記録媒体案内部材
とが具備されたインクジェット式記録装置であって、前
記記録媒体案内部材には、移送される記録媒体の縁より
外側にはみ出す位置に前記記録ヘッドより吐出されるイ
ンク滴の受け穴が形成されると共に、当該受け穴内には
インク吸収材が配置され、且つ前記インク吸収材に吐出
されるインク滴の量を積算計数する廃液量積算手段が具
備された構成とされる。
【0011】この場合、好ましくは前記インク受け穴内
のインク吸収材に吐出されるインク滴の量を積算計数す
る廃液量積算手段が、前記キャリッジの1パス動作毎に
積算計数を実行するように構成される。さらにこの場
合、好ましくは前記キャリッジの1パス動作毎に、予め
定められた所定値が積算計数されるように構成される。
【0012】一方、前記インク受け穴内のインク吸収材
に吐出されるインク滴の量を積算計数する廃液量積算手
段が、記録媒体の排出時に積算計数を実行するように構
成される場合もある。また、前記インク受け穴内のイン
ク吸収材に吐出されるインク滴の量を積算計数する廃液
量積算手段が、記録装置への動作電源の遮断時に積算計
数を実行するようにした構成も好適に採用することがで
きる。
【0013】そして、前記したいずれの構成を採用する
にしても、前記廃液量積算手段が、インク受け穴内のイ
ンク吸収材に吐出されるインク滴の量を積算計数するに
際して、印刷される記録媒体のサイズに応じて予め定め
られた所定値を積算計数するように構成することが好ま
しい。
【0014】そして、好ましい実施の形態においては、
前記インク受け穴内のインク吸収材に吐出されるインク
滴の量を積算計数する廃液量積算手段の計数値が、所定
の値に達したことを検証する積算判定手段がさらに具備
され、積算判定手段が前記所定の値に達したことを検証
した場合に、インク滴の受け穴内にインク滴を吐出させ
ない印刷形態に変更するように構成される。
【0015】また、好ましくは前記インク受け穴内のイ
ンク吸収材に吐出されるインク滴の量を積算計数する廃
液量積算手段の計数値が、所定の値に達したことを検証
した場合には、表示手段にメッセージを表示するように
構成される。
【0016】一方、前記記録媒体案内部材に形成された
インク滴の受け穴における重力方向の下方部には、記録
ヘッドのノズル形成面を封止して吸引ポンプにより負圧
を与えるキャッピング手段からのインク廃液を吸収保持
する廃液吸収材が配置され、前記インク滴の受け穴に吐
出されたインクが、前記廃液吸収材に移動できるように
構成することが好ましく、この場合、前記記録媒体案内
部材に形成されたインク受け穴内のインク吸収材に吐出
されるインク滴の量と、前記廃液吸収材に吸収される廃
液の量とを合算して計数する廃液量積算手段を具備する
ことが望ましい。
【0017】加えて、前記インク受け穴内のインク吸収
材に吐出されるインク滴の量と、前記廃液吸収材に吸収
される廃液の量とを合算して計数する廃液量積算手段の
計数値が、所定の値に達したことを検証した場合に、表
示手段にメッセージを表示するように構成されることが
望ましい。そして、前記した構成を採用する場合におい
ては、前記インク受け穴内に収納されるインク吸収材
が、キャッピング手段からのインク廃液を吸収保持する
廃液吸収材と一体に形成された構成が好適に利用され
る。
【0018】以上のように構成されたインクジェット式
記録装置によると、記録媒体案内部材に形成されたイン
ク受け穴内にはインク吸収材が配置されており、したが
って、記録媒体の左右の両端縁より外側にはみ出す位置
に吐出されるインク滴は、インク滴の受け穴内に配置さ
れた多孔質状のインク吸収材によって捕獲されて吸収さ
れる。この場合、前記インク吸収材に向かって吐出され
るインク滴の量が廃液量積算手段によって積算計数され
る。したがって、前記インク吸収材に対して吐出された
インク量は前記廃液量積算手段による計数値によって、
把握することができる。
【0019】また、廃液量積算手段はキャリッジの1パ
ス動作毎に、または記録媒体の排出時に、さらに記録装
置への動作電源の遮断時に積算計数を実行することがで
き、この場合、キャリッジの移動動作毎に発生する制御
信号、記録媒体の排出時に発生する制御信号、動作電源
の遮断時における制御信号等をそれぞれ利用して、廃液
量積算手段に対して予め定められた定数を積算させるよ
うに構成することができる。この場合、印刷される記録
媒体のサイズに応じて、前記所定値を選択できるように
構成することで、より合理的な廃液量の積算計数を実行
することができる。
【0020】そして、前記廃液量積算手段の計数値が、
所定の値に達したことを積算判定手段によって検証され
た場合に、インク滴の受け穴内にインク滴を吐出させな
い印刷形態、例えば記録媒体の左右に余白を設ける通常
の印刷形態、または記録媒体の左右をはみ出す領域にお
いて、インク滴を吐出させないように制御することで、
インク受け穴内に収納されたンク吸収材に対するインク
滴の吐出を制限することができる。これにより、記録媒
体における左右の両端縁をインクによって汚染させるこ
とを回避することができる。
【0021】また、前記計数値が所定の値に達したこと
を積算判定手段によって検証された場合に、表示手段に
メッセージを表示するように構成することで、ユーザに
対してインク滴の受け穴内に収納されたインク吸収材の
メンテナンスが必要であることを告知することができ
る。
【0022】一方、記録媒体案内部材に形成されたイン
ク滴の受け穴における重力方向の下方部に、キャッピン
グ手段からのインク廃液を吸収保持する廃液吸収材を配
置し、インク滴の受け穴に配置されたインク吸収材に吸
収されたインク廃液が、重力にしたがって廃液吸収材に
滴下することができるように構成すると、記録媒体に対
する左右の縁無し印刷が実行できる量を、遥かに増大さ
せることができる。
【0023】この場合においても、記録媒体案内部材に
形成されたインク受け穴内のインク吸収材に吐出される
インク滴の量と、前記廃液吸収材に吸収されるインク廃
液の量とを合算して計数する廃液量積算手段を具備する
ことによって、主に廃液吸収材における廃液インクの貯
留量を把握することができる。
【0024】そして、前記積算手段の計数値が所定の値
に達したことを積算判定手段によって検証された場合
に、表示手段にメッセージを表示するように構成するこ
とで、ユーザに対して廃液吸収材のメンテナンスが必要
であることを告知することができる。加えて、インク受
け穴内に収納されるインク吸収材と前記廃液吸収材とを
一体に形成された構成とすることにより、そのメンテナ
ンス作業を容易にすることができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明にかかるインクジェ
ット式記録装置について、図に示す実施の形態に基づい
て説明する。まず、図1はインクジェット式記録装置の
全体構成について示したものである。この記録装置は左
右のフレーム1,2に支持されたガイド軸3によって、
キャリッジ4が図中左右方向、すなわち主走査方向に移
動できるように構成されている。そして、キャリッジ4
の上側面にはブラックインクカートリッジ5およびカラ
ーインクカートリッジ6が着脱可能に装填されており、
同じくキャリッジ4の下側面に搭載された記録ヘッド7
に対して各インクが供給されるように構成されている。
【0026】そして、記録ヘッド7が走査される下方に
は、その走査方向に対応して記録媒体案内部材8が配置
されており、案内部材8に載置された記録媒体としての
記録用紙9が、記録ヘッド7の走査方向と直交する副走
査方向に移送させることができるように構成されてい
る。なお、前記案内部材8には後で詳述するように、は
み出し印刷を実行する場合に、記録ヘッドより吐出され
るインク滴の受け穴10が複数個形成されている。
【0027】図中符号11は、非印刷領域(ホームポジ
ション)に配置されたキャッピング手段を示し、このキ
ャッピング手段11は、記録ヘッド7が直上に移動した
時に、上昇して記録ヘッド7のノズル形成面を封止する
ことができるように構成されている。そしてキャッピン
グ手段11の下方には、キャッピング手段11の内部空
間に負圧を与えるための吸引ポンプ12が配置されてい
る。前記キャッピング手段11は記録装置の休止期間中
における記録ヘッド7のノズル開口の乾燥を防止する蓋
体として機能する他、前記吸引ポンプ12からの負圧を
記録ヘッド7に作用させて、記録ヘッド7からインクを
吸引排出させることにより、記録ヘッドからのインク滴
の吐出能力を回復させるクリーニング手段としての機能
も兼ね備えている。
【0028】そして、前記したクリーニング手段の実行
によりキャッピング手段11内に排出されたインクは、
吸引ポンプ12によって装置の下底部に配置された廃液
タンク13に送り込まれ、廃液タンク13内に収納され
た多孔質部材による廃液吸収材14によって吸収保持さ
れるように構成されている。そして、廃液タンク13
は、図に示されたように案内部材8の長手方向の全域を
包含する程度の大きさに形成されており、廃液吸収材1
4においても、前記廃液タンク13の内容積を埋め尽く
す程度の大きさに形成されている。
【0029】一方、キャッピング手段11に隣接した印
刷領域側には、ゴム素材を短冊状に成形したワイピング
部材15が配置されていて、キャリッジ4がキャッピン
グ手段11側に往復移動する際に、必要に応じて記録ヘ
ッド7のノズル形成面を払拭するワイピング動作がなさ
れるように構成されている。
【0030】図2および図4は、前記した記録媒体案内
部材8の構成を示したものであり、図2は案内部材8の
全体を平面図によって示しており、図3は案内部材8の
一部を拡大して示している。そして、図4は図3におけ
るA−A線を矢印方向に視た状態の断面図で示してい
る。記録媒体案内部材8には、前記したように、はみ出
し印刷を実行する場合に、記録ヘッドより吐出されるイ
ンク滴を受ける受け穴10が複数個形成されている。
【0031】案内部材8の上面には主走査方向に沿って
複数の突部21が配置されており、これらの突部21は
記録用紙の搬送方向に沿って長尺に形成されている。こ
れら各突部21には図3に示されたように平坦な頂面2
1aが形成されており、この頂面21a上を副走査方向
に搬送される記録用紙と、前記した記録ヘッド7との間
で所定のペーパーギャップが形成されるようになされて
いる。そして、前記各突部21は頂面21aを中央にし
て、記録用紙の搬送方向に沿って上流側斜面21bおよ
び下流側斜面21cが形成されており、上流側から送ら
れる記録用紙の先端は上流側斜面21bに当接しつつガ
イドされて頂面22上を走査するようになされる。
【0032】はみ出し印刷を実行する場合においては、
図2に示すホームポジション側(図中右側)に形成され
た前記インク受け穴10を基準位置として、ロール紙の
右端がセットされるように構成されており、用紙幅のサ
イズの違いによって、ロール紙の左端が他のインク受け
穴に臨むように、当該インク受け穴10の配置位置が決
定されている。なお、この実施の形態においては、フラ
ッシング動作を実行した時に記録ヘッド7より空吐出さ
れるインク滴を受ける受け穴22が、図2における左端
部に形成されている。
【0033】また、案内部材8の上面には、長手方向に
沿って駆動ローラ23が配置されており、この駆動ロー
ラ23に添接して回動される2種類の従動ローラ24
a,24bが具備されている。そして、これら駆動ロー
ラおよび従動ローラによって排紙ローラユニットが構成
され、案内部材8の上面に沿って搬送される記録用紙を
挟圧しつつ排出できるように構成されている。
【0034】この実施の形態においては各インク受け穴
10は、図4に示すように案内部材8を上下方向に貫通
するようにして形成されており、その内部にはウレタン
等の発泡材により形成されたインク吸収材25が収納さ
れている。そして、各インク受け穴10内の上部には段
部26が形成されると共に、各インク受け穴10内の下
部には対向するように一対の突部27が形成されてい
る。これら段部26および一対の突部27によって、前
記インク吸収材25をインク受け穴10内に保持するこ
とができるように構成されている。
【0035】この構成により、はみ出し印刷を実行した
場合、記録媒体の左右の両端縁より外側にはみ出す位置
に吐出されるインク滴は、ホームポジション側に位置す
るインク受け穴と、記録用紙のサイズによって決まる他
のいずれかのインク受け穴に向かって飛翔する。そし
て、各インク受け穴内にはインク吸収材25が収納され
ているので、インク滴は当該吸収材によって捕獲されて
吸収され、インクミストの発生を防ぐことができる。
【0036】図5は、前記した構成の記録装置に搭載さ
れ、はみ出し印刷を実行した場合に、案内部材の各イン
ク受け穴に吐出されるインク量を計数することができる
制御回路の一例を示している。なお図5においては、す
でに説明した各部に相当する部分を同一符号で示してお
り、したがって重複する説明は省略する。ここで、前記
した実施の形態においては、案内部材8に形成された各
インク受け穴10は案内部材を上下に貫通しており、し
たがって、各インク受け穴に収納されたインク吸収材2
5において吸収保持しきれないインク廃液は、その下方
に配置された廃液タンク13に収納された廃液吸収材1
4に滴下することになる。
【0037】しかしながら、各インク受け穴は案内部材
を上下に貫通せず、有底状になされている場合もあり、
まず以下においては各インク受け穴が有底状になされて
いることを想定したインク廃液の積算作用を説明し、そ
の後に各インク受け穴が案内部材を上下に貫通している
場合におけるインク廃液の積算作用を説明する。
【0038】図5において、符号30は印刷制御手段で
あり、この印刷制御手段30はホストコンピュータから
の印刷データに基づいてビットマップデータを生成し、
このデータに基づいてヘッド駆動手段31により駆動信
号を発生させて、キャリッジ4に搭載された記録ヘッド
7からインクを吐出させる機能を備えている。このヘッ
ド駆動手段31は、印刷データに基づく駆動信号の他
に、フラッシング制御手段32からのフラッシング指令
信号を受けてフラッシング操作のための駆動信号を記録
ヘッド7に出力するようにも構成されている。
【0039】符号33はクリーニング制御手段であり、
このクリーニング制御手段33はクリーニング指令検知
手段34からの制御信号を受けて、ポンプ駆動手段35
を制御し、吸引ポンプ12を駆動させる機能を備えてい
る。そして、記録装置の操作パネル等に配置されたクリ
ーニング指令スイッチ36を操作することにより、前記
クリーニング指令検知手段34が動作し、マニュアルに
よるクリーニング操作が実行されるように構成されてい
る。また、クリーニング制御手段33は印刷制御手段3
0より制御信号を受けるようにも構成されており、これ
により同様にポンプ駆動手段35を制御して、吸引ポン
プ12を駆動させるタイマクリーニング等の操作機能も
備えている。
【0040】一方、前記印刷制御手段30よりキャリッ
ジモータ制御手段37に対して制御信号が送出されるよ
うに構成されており、キャリッジモータ制御手段37よ
りキャリッジモータ38に駆動信号が送られ、前記した
はみ出し印刷等が実行されるように構成されている。こ
の場合、ホストコンピュータに搭載されたプリンタドラ
イバのユーティリティ上で、ロール紙のサイズが入力さ
れ、これに基づいて印刷制御手段30よりキャリッジモ
ータ制御手段37に指令信号が送出され、ロール紙の紙
幅を若干超えるキャリッジの主走査が実行される。
【0041】前記印刷制御手段30より、廃液量計数手
段39に対して制御信号が送出されるように構成されて
おり、はみ出し印刷が実行された時に、案内部材に8に
形成された各インク受け穴10内に吐出されるそれぞれ
のインク滴の量が個別に計数される。そして、廃液量計
数手段39によって計数された値は、廃液量積算手段を
構成する廃液量積算カウンタ40に送られ、当該カウン
タにおいて各インク受け穴10内に吐出されたインク廃
液の量を個別に積算するようになされる。
【0042】なお、この実施の形態においては、前記廃
液量計数手段39は、キャリッジの1パス動作毎に各イ
ンク受け穴10内に吐出されるインク量を計数し、廃液
量積算カウンタ40に計数値を1パス動作毎に順次送り
出すように作用する。この場合、廃液量計数手段39は
1パス動作毎に予め定められた定数を廃液量積算カウン
タ40に送り出すようにしても、実用上において十分に
満足できるインク廃液量の積算計数を行なうことができ
る。
【0043】前記廃液量積算カウンタ40より、積算判
定手段41に対して積算値が送出されるように構成され
ており、この積算判定手段41は、それぞれのインク受
け穴内に吐出されたインク廃液の計数値が所定の値に達
したか否かを検証するように機能する。そして、いずれ
かのインク受け穴に吐出されたインク廃液の量が所定の
値に達したと判定した場合には、積算判定手段41より
表示手段42および印刷制御手段30に対して制御信号
が送出されるように構成されている。
【0044】この場合、前記表示手段42にはインク受
け穴内に収納されたインク吸収材を交換するなどのメン
テナンスを促す表示がなされる。またこの場合、印刷制
御手段30は積算判定手段41からの指令を受けてイン
ク受け穴内にインク滴を吐出させない印刷形態に変更す
るように制御される。この場合、例えば記録用紙の左右
に余白を設ける通常の印刷形態を採用するように制御さ
れる。または、記録媒体の左右をはみ出す領域におい
て、インク滴を吐出させないように制御することも考え
られる。
【0045】これによって、インク受け穴内に収納され
たインク吸収材に対するインク滴の吐出を制限すること
ができる。したがって、インク受け穴内に過剰にインク
廃液が溜まることで、記録用紙における左右の両端縁を
インクによって汚染させることを回避することができ
る。なお、前記廃液量積算カウンタ40のデータを利用
することで、ホストコンピュータにおけるプリンタドラ
イバ上において編集し、はみ出し印刷を実行することが
できる印刷可能な枚数等を表示させることもできる。
【0046】以上の説明は、各インク受け穴が有底状に
なされている形態を想定したものであるが、次に図4に
示されたように各インク受け穴が案内部材を上下に貫通
している場合におけるインク廃液の積算作用を説明す
る。この場合においては、図5に示す制御ブロックにお
ける廃液量計数手段39に対して、クリーニング制御手
段33より制御信号が送出されるように構成され、また
廃液量計数手段39には計数設定手段43が接続され
る。
【0047】前記計数設定手段43は、クリーニング制
御手段33および印刷制御手段30からの制御信号を受
けて、例えば図6に示された各動作モードにしたがった
廃液量計数値を引き出すようになされる。すなわち、計
数設定手段43には図6に示されたような各動作モード
と廃液量計数値との関係を記述したマップが格納されて
いる。
【0048】図6に示す“クリーニング1”は、ユーザ
がクリーニング指令スイッチ36を操作することによ
り、クリーニング指令検知手段34が動作して、マニュ
アルクリーニング操作が実行される場合において、廃液
タンク13内の廃液吸収材14に廃棄されるインク廃液
の定数を示している。また“クリーニング2”は、記録
装置にインクを初めて導入する際に実行される初期充填
クリーニングがなされた場合において、廃液タンク13
内の廃液吸収材14に廃棄されるインク廃液の定数を示
している。この初期充填クリーニングが実行される場合
には、記録ヘッドに至るインク流路内に充填されている
交換液を完全に排出させて、新しいインクを充填する操
作がなされるため廃液量は非常に多く、したがって廃液
量計数値も大きな値となっている。
【0049】また、“クリーニング3”は、例えばイン
クカートリッジを交換した場合においてなされる交換ク
リーニング操作により、廃液タンク13内の廃液吸収材
14に廃棄されるインク廃液の定数を示している。さら
に、“タイマクリーニング”は、所定の時間の経過に伴
って記録ヘッド内において増粘したインクを排出するた
めに定期的に実行されるものであり、この場合において
廃液タンク13内の廃液吸収材14に廃棄されるインク
廃液の定数を示している。さらに“はみ出し印字時”
は、前記したように案内部材8に形成したインク受け穴
10内に吐出されるインク廃液の定数を示しており、こ
れは1パスにおいてなされる数値を示す。
【0050】したがって、前記廃液量計数手段39は、
クリーニング制御手段33からの制御信号を受けた場合
に、クリーニングモードに基づいて、計数設定手段43
に構築されたテーブルをアクセスし、それぞれのクリー
ニングモードに対応する廃液量計数値を読み出す。そし
て、その計数値を廃液量積算カウンタ40に送り出すよ
うに作用する。また、前記廃液量計数手段39は、印刷
制御手段30から制御信号を受けた場合に、1パス毎に
前記“はみ出し印字時”に対応する計数値を読み出し
て、これを廃液量積算カウンタ40に送り出すように作
用する。したがって、この場合において廃液量積算カウ
ンタ40は、案内部材に形成された各インク受け穴10
内に吐出されるインク滴の量と、クリーニング操作によ
って廃液吸収材14に吸収される廃液の量とを合算して
計数するように作用する。
【0051】そして、積算判定手段41においては、廃
液タンク13内の廃液吸収材14がインク廃液によって
満杯になる閾値が設定され、インク廃液の計数値が所定
の値(閾値)に達したか否かを検証するようになされ
る。この計数値が所定の値に達したと判定した場合に
は、積算判定手段41より表示手段42に対して制御信
号が送出され、廃液吸収材14を交換する、および必要
に応じてインク受け穴内に収納されたインク吸収材を交
換するなどのメンテナンスを促す表示がなされる。
【0052】図7は、本発明にかかる記録装置の他の実
施の形態を示したものである。この実施の形態において
は、各インク受け穴10内に収納されるインク吸収材
が、キャッピング手段からのインク廃液を吸収保持する
廃液吸収材14と一体に形成されている。すなわち、最
上層の廃液吸収材には、各インク受け穴10の位置に対
応させて柱状の突出部14aが一体に形成されている。
この構成によると、はみ出し印字が実行された場合のイ
ンク滴は、柱状の突出部14aにおいて吸収され、その
まま重力方向に移動して廃液吸収材14によって保持さ
れる。
【0053】したがって、この構成によると記録用紙に
対する左右の縁無し印刷が実行できる量を、遥かに増大
させることができる。また、図7に示した構成によると
廃液吸収材14のメンテナンスに伴い、各インク受け穴
10内に収納される吸収材も同時にメンテナンスするこ
とができ、メンテナンス作業を容易にすることができ
る。
【0054】なお、図6に示したテーブルにおいては、
フラッシング操作がなされた場合における廃液量計数値
は示されていないが、フラッシング動作時の定数もテー
ブルに設定し、フラッシング操作の動作毎に廃液量計数
手段39より廃液量積算カウンタ40に対して計数値を
送出するように構成すると、より好ましい廃液量の管理
を行なうことができる。
【0055】また、前記した実施の形態においては廃液
量積算手段が、キャリッジの1パス動作毎に、廃液量を
積算計数するように構成されているが、廃液量積算手段
は、印刷された記録媒体の排出時に積算計数を実行する
ように構成されていてもよい。また、記録装置への動作
電源の遮断時に積算計数を実行するように構成されてい
てもよい。
【0056】そして、印刷される記録媒体のサイズに応
じた複数の予め定められた所定値を用意し、廃液量の積
算計数を実行するに際して、これらを選択して利用する
ように構成すると、より合理的な廃液量の計数を実現す
ることができる。この場合、記録媒体のサイズに関する
情報は、ホストコンピュータに搭載されたプリンタドラ
イバのユーティリティ上で入力された用紙サイズの情報
を利用することができる。
【0057】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように、この発明
にかかるインクジェット式記録装置によると、はみ出し
印刷時において記録ヘッドより吐出されるインク滴の受
け穴が形成されると共に、当該受け穴内にはインク吸収
材が配置され、且つインク吸収材に吐出されるインク滴
の量を積算計数する廃液量積算手段が具備されているの
で、受け穴内に溜まるインク廃液の量を管理することが
できる。したがって、受け穴内に過剰なインク廃液が溜
まり、例えば記録媒体の左右の両端縁を汚染させるとい
う問題を回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかるインクジェット式記録装置の第
1の実施の形態を一部破断して示した正面図である。
【図2】図1に示された記録装置に用いられる記録媒体
案内部材の構成を示した上面図である。
【図3】図2に示された案内部材の一部を拡大して示し
た上面図である。
【図4】図3におけるA−A線を矢印方向に視た状態の
断面図である。
【図5】はみ出し印刷を実行した場合にインク受け穴内
に吐出されるインク量を計数することができる制御回路
の一例を示したブロック図である。
【図6】図5に示した制御回路において用いられる各動
作モードと廃液量計数値との関係を記述したマップ図で
ある。
【図7】本発明にかかるインクジェット式記録装置の第
2の実施の形態を一部破断して示した正面図である。
【符号の説明】
4 キャリッジ 5,6 インクカートリッジ 7 記録ヘッド 8 記録媒体案内部材 9 記録媒体(記録用紙) 10 インク受け穴 11 キャッピング手段 12 吸引ポンプ 13 廃液タンク 14 廃液吸収材 15 ワイピング部材 21 突部 23 駆動ローラ 24a,24b 従動ローラ 25 インク吸収材 30 印刷制御手段 31 ヘッド駆動手段 32 フラッシング制御手段 33 クリーニング制御手段 34 クリーニング指令検知手段 35 ポンプ駆動手段 37 キャリッジモータ制御手段 38 キャリッジモータ 39 廃液量計数手段 40 廃液量積算カウンタ(廃液量積算手
段) 41 積算判定手段 42 表示手段 43 係数設定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深澤 茂則 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 2C056 EA27 EB29 EB59 EC26 EC28 FA10 JC10 JC13

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キャリッジに搭載されて印刷データに基
    づいてインク滴を吐出する記録ヘッドと、前記キャリッ
    ジが走査する主走査方向に沿って配置され、主走査方向
    と直交する副走査方向に記録媒体を移送させる記録媒体
    案内部材とが具備されたインクジェット式記録装置であ
    って、 前記記録媒体案内部材には、移送される記録媒体の縁よ
    り外側にはみ出す位置に前記記録ヘッドより吐出される
    インク滴の受け穴が形成されると共に、当該受け穴内に
    はインク吸収材が配置され、且つ前記インク吸収材に吐
    出されるインク滴の量を積算計数する廃液量積算手段が
    具備されていることを特徴とするインクジェット式記録
    装置。
  2. 【請求項2】 前記インク受け穴内のインク吸収材に吐
    出されるインク滴の量を積算計数する廃液量積算手段
    が、前記キャリッジの1パス動作毎に積算計数を実行す
    るように構成した請求項1に記載のインクジェット式記
    録装置。
  3. 【請求項3】 前記キャリッジの1パス動作毎に、予め
    定められた所定値が積算計数されるように構成した請求
    項2に記載のインクジェット式記録装置。
  4. 【請求項4】 前記インク受け穴内のインク吸収材に吐
    出されるインク滴の量を積算計数する廃液量積算手段
    が、記録媒体の排出時に積算計数を実行するように構成
    した請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  5. 【請求項5】 前記インク受け穴内のインク吸収材に吐
    出されるインク滴の量を積算計数する廃液量積算手段
    が、記録装置への動作電源の遮断時に積算計数を実行す
    るように構成した請求項1に記載のインクジェット式記
    録装置。
  6. 【請求項6】 前記廃液量積算手段が、インク受け穴内
    のインク吸収材に吐出されるインク滴の量を積算計数す
    るに際して、印刷される記録媒体のサイズに応じて予め
    定められた所定値を積算計数するように構成した請求項
    2、請求項4または請求項5のいずれかに記載のインク
    ジェット式記録装置。
  7. 【請求項7】 前記インク受け穴内のインク吸収材に吐
    出されるインク滴の量を積算計数する廃液量積算手段の
    計数値が、所定の値に達したことを検証する積算判定手
    段が具備され、積算判定手段が前記所定の値に達したこ
    とを検証した場合に、インク滴の受け穴内にインク滴を
    吐出させない印刷形態に変更するように構成した請求項
    1乃至請求項6のいずれかに記載のインクジェット式記
    録装置。
  8. 【請求項8】 前記インク受け穴内のインク吸収材に吐
    出されるインク滴の量を積算計数する廃液量積算手段の
    計数値が、所定の値に達したことを検証する積算判定手
    段が具備され、積算判定手段が前記所定の値に達したこ
    とを検証した場合に、表示手段にメッセージを表示する
    ように構成した請求項1乃至請求項6のいずれかに記載
    のインクジェット式記録装置。
  9. 【請求項9】 前記記録媒体案内部材に形成されたイン
    ク滴の受け穴における重力方向の下方部には、記録ヘッ
    ドのノズル形成面を封止して吸引ポンプにより負圧を与
    えるキャッピング手段からのインク廃液を吸収保持する
    廃液吸収材が配置され、前記インク滴の受け穴に吐出さ
    れたインクが、前記廃液吸収材に移動できるように構成
    した請求項1に記載のインクジェット式記録装置。
  10. 【請求項10】 前記記録媒体案内部材に形成されたイ
    ンク受け穴内のインク吸収材に吐出されるインク滴の量
    と、前記廃液吸収材に吸収される廃液の量とを合算して
    計数する廃液量積算手段を具備した請求項9に記載のイ
    ンクジェット式記録装置。
  11. 【請求項11】 前記インク受け穴内のインク吸収材に
    吐出されるインク滴の量と、前記廃液吸収材に吸収され
    る廃液の量とを合算して計数する廃液量積算手段の計数
    値が、所定の値に達したことを検証する積算判定手段が
    具備され、積算判定手段が前記所定の値に達したことを
    検証した場合に、表示手段にメッセージを表示するよう
    に構成した請求項10に記載のインクジェット式記録装
    置。
  12. 【請求項12】 前記インク受け穴内に収納されるイン
    ク吸収材が、キャッピング手段からのインク廃液を吸収
    保持する廃液吸収材と一体に形成されてなる請求項9乃
    至請求項11のいずれかに記載のインクジェット式記録
    装置。
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