JP3191725B2 - 産業車両におけるマストの後傾速度制御装置 - Google Patents

産業車両におけるマストの後傾速度制御装置

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JP3191725B2
JP3191725B2 JP12596997A JP12596997A JP3191725B2 JP 3191725 B2 JP3191725 B2 JP 3191725B2 JP 12596997 A JP12596997 A JP 12596997A JP 12596997 A JP12596997 A JP 12596997A JP 3191725 B2 JP3191725 B2 JP 3191725B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フォーク等の荷役
機器を昇降移動させるマストが傾動可能に装備され、マ
ストを傾動するティルトシリンダへの作動油の供給流量
が電磁弁により制御される産業車両におけるマストの後
傾速度制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の産業車両であるフォークリフト
においては、車両の前部に設けられたアウタマスト及び
インナマストを備えたマストによりリフトブラケットと
ともにフォークを昇降させる。そして、マストはリフト
レバーの操作に基づくリフトシリンダの作動により伸縮
され、それに伴ってフォークが昇降される。また、荷役
作業を容易にするため及びフォークリフトの走行中の安
定性を良くするため、マストはティルトレバーの操作に
基づくティルトシリンダの作動により、垂直の基準位置
に対して前傾あるいは後傾される。
【0003】従来、マストを前傾させる場合は、荷崩れ
やフォークリフトの後輪の浮き上がり(即ち車両の前後
方向の不安定状態)の発生を防止するため、後傾動作時
より傾動速度が遅くなるように流路に絞りが設けられ作
動油の流量が絞られていた。また、作業者も荷役作業で
荷を高所に載置する場合の前傾動作時には、マストが前
傾し過ぎないようインチング操作で、注意深く低速で前
傾作業を行っていた。一方、マストを後傾させる場合
は、低揚高又は低荷重のときの作業能力を向上させるた
め、また、荷重が大きく揚高が高い場合でも安定性が比
較的良いため、流路に絞りは設けられていなかった。そ
して、作業者は荷を積載した状態で高揚高の場合は、後
傾動作の際にティルトレバーの操作量やエンジン回転数
を調整して比較的遅い速度で後傾動作を行っていた。
【0004】又、特開平7−61792号公報に開示さ
れた装置では、ティルトシリンダの油路上に設けたマス
トの傾動操作を行うための電磁制御弁の開度を、作業者
によるティルトレバーの操作に独立してコントローラに
制御させ、マストの傾動速度制御を行っている。この装
置では、荷の荷重が所定値を超え且つ荷役機器の揚高高
さが所定値を超えた場合のみ、制御弁の開度を所定の値
に制御し、マストの傾動速度を低速にしている。また、
この装置は、マストの前傾速度が速すぎて前方に転倒す
ることがないようになされたものであって、後傾につい
ての問題は考慮されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、高荷重
かつ高揚高時にティルトレバーの操作量やエンジン回転
数を調整して比較的遅い速度で後傾動作を行うときに誤
操作等で、高速で後傾操作を行った場合は、マストが最
後傾位置で停止するときのショックが大きく、耐久性が
低下する原因となる。また、車両によっては、例えば荷
を積載していなくても、最高の揚高で高速の後傾操作を
行うと、又は、低揚高でも、最重量の荷重で高速の後傾
操作を行うと、マストが最後傾位置で停止するときのシ
ョックが大きく、耐久性が低下したり、荷崩れが発生す
る原因となる。
【0006】又、特開平7−61792号公報に開示さ
れた装置では、荷の荷重が所定値を超え且つ荷役機器の
揚高高さが所定値を超えた場合のみ、マストの傾動速度
を1段階で低速にしている。しかし、マストが最後傾位
置で停止するときのショックの大きさは、荷重と揚高と
が係わり合って3次元的に変化する。そのために、前記
荷重及び揚高の所定値を設定する際、マストが最後傾位
置で停止するときのショックが常に大きくならないよう
に、両所定値を小さく設定すると、ショックが大きくな
らない範囲でも、マストの後傾速度を低速にしてしまう
場合が生じる。この場合、不必要にマストの作業能力を
低下させてしまうという問題がある。逆に、マストの作
業能力を優先して両所定値を大きく設定すると、ショッ
クが大きくなる範囲でも、マストの後傾速度を低速にし
ない場合が生じる。この場合、大きなショックにより耐
久性が低下したり、荷崩れが発生してしまうという問題
がある。
【0007】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたものであって、その目的は荷重と、揚高高さを考
慮して、マストを最適な後傾速度に制御する産業車両に
おけるマストの後傾速度制御装置を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明で
は、車体フレームに対して傾動可能に支持されたマスト
と、前記車体フレームと前記マストの間に設けられ、前
記マストを前後に傾動させる油圧シリンダと、前記マス
トに昇降可能に支持され荷を積載する荷役機器とを備え
た産業車両において、前記油圧シリンダを駆動し、マス
トを後傾動作させる後傾操作手段と、前記後傾操作手段
が操作されたことを検出する後傾操作検知手段と、前記
荷役機器の揚高を検出する揚高検出手段と、前記荷役機
器の荷重を検出する荷重検出手段と、前記油圧シリンダ
の油路上に流れる油の流量を制御する電磁弁と、前記揚
高検出手段により検出した揚高に基づいて電流値を求め
るとともに、前記荷重検出手段により検出した荷重に基
づいて電流値を求め、両電流値が同一であればその値
を、異なる値の場合には前記油路に流れる油の流量が小
さくなる方の値をソレノイド電流値として前記電磁弁に
出力する制御手段とを備えたことを要旨としている。
【0009】
【0010】
【0011】(作用) 請求項1に記載の発明によれば、荷重又は揚高のうち少
なくとも一方が所定値を越えると、マストは低速で後傾
し、最後傾位置で停止するときのショックが大きくなら
ない。
【0012】
【0013】
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明をフォークリフトに
おけるマストの後傾速度制御装置に具体化した一実施形
態を図1〜図7に基づいて説明する。
【0015】図4に示すように、産業車両としてのフォ
ークリフト1の車体フレーム2にはその前部にマスト3
が立設されている。マスト3は、車体フレーム2に対し
て前後に傾動可能に支持された左右一対のアウタマスト
3aと、これにスライドして昇降するインナマスト3b
とからなる。各アウタマスト3aの後部には第2油圧シ
リンダとしてのリフトシリンダ4が配設されている。リ
フトシリンダ4のピストンロッド4aの先端はインナマ
スト3bの上部に連結されている。インナマスト3bの
上部に支承されたチェーンホイール5には、リフトシリ
ンダ4のボディに一端を固定するとともに、その他端が
リフトブラケット6に連結されたチェーン7が掛装され
ている。荷役機器としてのフォーク8はチェーン7に吊
り下げられたリフトブラケット6とともにリフトシリン
ダ4の伸縮により昇降するようになっている。
【0016】マスト3は、油圧シリンダとしての左右一
対のティルトシリンダ9を介して車体フレーム2に対し
て傾動可能に連結支持されている。ティルトシリンダ9
は、その基端側が車体フレーム2に対して回動可能に連
結されるとともに、ピストンロッド9aの先端でアウタ
マスト3aに回動可能に連結されている。マスト3はテ
ィルトシリンダ9が伸縮駆動されることで前後に傾動す
る。
【0017】運転室10にはその前方にハンドル11、
リフトレバー12及び操作部としてのティルトレバー1
3が装備されている(但し、図4では両レバー12,1
3が重なった状態で示されている)。リフトレバー12
はフォーク8を昇降させるときに操作するもので、ティ
ルトレバー13はマスト3を傾動させるときに操作する
ものである。
【0018】図3に示すように、ティルトレバー13の
操作力伝達機構13aの近傍には、ティルトレバー13
が前傾操作されたことを検知するための前傾検出スイッ
チ14と、ティルトレバー13が後傾操作されたことを
検知するための後傾操作検知手段としての後傾検出スイ
ッチ15とが設けられている。両スイッチ14,15は
例えばマイクロスイッチからなる。前傾検出スイッチ1
4はティルトレバー13を前傾操作したときにオンし、
後傾検出スイッチ15はティルトレバー13を後傾操作
したときにオンする。また、ティルトレバー13が中立
位置にあるときには両スイッチ14,15は共にオフす
る。
【0019】図2に示すように、アウタマスト3aの上
部には、揚高検出手段としての揚高センサ17が設けら
れている。揚高センサ17は例えば近接センサからな
る。揚高センサ17はフォーク8が所定高さH1 以上に
ある高揚高のときにオンし、フォーク8が所定高さH1
未満の低揚高のときにオフするようになっている。ま
た、リフトシリンダ4の下部にはそのボトム室4bの油
圧を検出する荷重検出手段としての圧力センサ19が設
けられている。圧力センサ19はフォーク8の積載荷重
に応じた検出信号を出力する。
【0020】図1は、フォークリフト1に配備された荷
役系の油圧回路を示す。同図に示すように、各シリンダ
4,9にオイルタンク20から作動油を汲み上げて吐出
する油圧ポンプ21は、エンジンE(図4に示す)によ
り駆動される。油圧ポンプ21からの作動油はフローデ
ィバイダ22に管路23を通って吐出される。フローデ
ィバイダ22は、油圧ポンプ21からの作動油を所定圧
以上に昇圧してから、荷役系の油圧回路と、ステアリン
グ系の油圧回路とに分流するためのものである。フロー
ディバイダ22からステアリング系に分流された圧油
は、ステアリングバルブ24を通る管路25を介してオ
イルタンク20に戻される。
【0021】フローディバイダ22から荷役系に分流さ
れた圧油が通る作動油供給用管路26は、オイルタンク
20に戻る戻り管路27に接続されており、第2手動切
換弁としてのリフト用制御弁28と、手動切換弁として
のティルト用制御弁29は、この作動油供給用管路26
上に直列に配設されている。
【0022】リフト用制御弁28は7ポート3位置切換
弁であり、そのスプールはリフトレバー12に機械的に
作動連結されている。リフトレバー12を上昇・中立・
下降操作することによりリフト用制御弁28がa位置,
b位置,c位置の3つの状態に手動で切換可能となって
いる。
【0023】リフト用制御弁28には、作動油供給用管
路26から分岐した分岐管路26aと、前記戻り管路2
7と、リフトシリンダ4のボトム室4bに接続された管
路30とが接続されている。リフト用制御弁28がa位
置(上昇位置)に切換えられると、分岐管路26aと管
路30とが連通してボトム室4bに作動油が供給されて
リフトシリンダ4が伸長する。また、リフト用制御弁2
8がc位置(下降位置)に切換えられると、管路30と
戻り管路27とが連通してボトム室4bの作動油が管路
30,27を通ってオイルタンク20に排出され、リフ
トシリンダ4が収縮するようになっている。さらに、リ
フト用制御弁28がb位置(中立位置)にある状態で
は、管路30が各管路26a,27と遮断され、リフト
シリンダ4のピストンロッド4aが所定の突出量に保持
される。なお、c位置では、ボトム室4bの作動油はピ
ストンロッド4aに働く荷重圧により排出される。
【0024】油圧ポンプ21の吐出圧をパイロット制御
に利用するために伝達する圧力伝達管路32が管路23
に接続されている。圧力伝達管路32上に設けられた減
圧弁33は、油圧ポンプ21の吐出圧を所定パイロット
圧(設定圧)に調整するためのものである。管路30上
に設けられたパイロット逆止弁34は、圧力伝達管路3
2の油圧により作動し、その油圧がエンジン始動後(例
えば1〜2秒後)、所定圧以上になると開弁保持される
ものである。つまり、パイロット逆止弁34はキーオフ
(エンジン停止)時に閉弁状態に保持され、キーオン
(エンジン始動)によって始めて開弁し、キーオフ状態
におけるボトム室4bからの作動油の流出を止める機能
を有する。
【0025】ティルト用制御弁29は6ポート3位置切
換弁であり、そのスプールはティルトレバー13に機械
的に作動連結されている。ティルトレバー13を後傾・
中立・前傾操作することによりティルト用制御弁29が
a位置,b位置,c位置の3つの状態に手動で切換可能
となっている。ティルト用制御弁29には、作動油供給
用管路26から分岐した分岐管路26bと、戻り管路2
7に繋がる排出管路35と、ティルトシリンダ9のロッ
ド室9cに繋がる管路36aと、ボトム室9bに繋がる
管路36bとが接続されている。
【0026】管路36a上には、管路36bを流れる作
動油の油路を開閉するための制御弁37と、この制御弁
37を作動させるためのパイロット圧を制御する比例ソ
レノイド弁38とからなる電磁弁39が設けられてい
る。電磁弁39は、ティルトレバー13の操作に独立し
て行われる後述するマスト3の後傾速度制御を行うた
め、ティルト系の油路上に設けられたものである。制御
弁37の開度は比例ソレノイド弁38を流れる電流値
(ソレノイド電流値)により制御される。
【0027】制御弁37は、2ポート2位置一方弁のノ
ーマルクローズ弁であり、パイロット圧が所定値未満で
バネ40の付勢力により閉弁する。比例ソレノイド弁3
8はノーマルクローズ弁であり、ソレノイド電流値が所
定値未満でバネ41の付勢力により閉弁する。比例ソレ
ノイド弁38は圧力伝達管路32に接続され、そのソレ
ノイド電流値により決まる開度に応じたパイロット圧を
制御弁37に印加する。
【0028】制御弁37が開弁された状態では、ティル
ト用制御弁29がa位置(後傾位置)に切換えられる
と、管路26b,36aが連通して作動油がロッド室9
cに送られるとともに、管路36b,35が連通してボ
トム室9bの作動油が管路36b,35,27を通って
オイルタンク20に排出され、ティルトシリンダ9が収
縮する。また、制御弁37が開弁された状態で、ティル
ト用制御弁29がc位置(前傾位置)に切換えられる
と、管路26b,36bが連通して作動油がボトム室9
bに送られるとともに、管路36a,35が連通してロ
ッド室9cの作動油が管路36a,35,27を通って
オイルタンク20に排出され、ティルトシリンダ9が伸
長するようになっている。また、ティルト用制御弁29
がb位置(中立位置)にあるときには、各管路36a,
36bが管路26b,35と遮断され、ティルトシリン
ダ9のピストンロッド9aが所定の突出量に保持される
ようになっている。なお、ティルト用制御弁29のc位
置(前傾位置)では、オリフィス42により流路が絞ら
れているため、制御弁37の開度が狭くなって流量が制
御弁37の開度により制限されるようにならない限り、
マスト3の前傾速度が相対的に後傾速度よりも低速とな
るように設定されている。
【0029】また、制御弁37とティルトシリンダ9の
間の管路36a上に、パイロット逆止弁43がロッド室
9cの作動油の流出を閉弁状態で阻止し得る向きに設け
られている。パイロット逆止弁43は制御弁37を作動
させる同じパイロット圧で作動し、制御弁37が開弁し
始めるよりも低いパイロット圧で開弁するように設定さ
れている。
【0030】また、リリーフ弁44が作動油供給用管路
26と戻り管路27とを接続する管路45上に設けら
れ、リリーフ弁46がティルト用制御弁28と戻り管路
27とを繋ぐ管路47上に設けられている。管路47
は、リフト用制御弁28が作動油供給用管路26を遮断
しないb位置(中立位置)またはc位置(下降位置)に
あるときに、管路45から分岐した管路48と連通する
ようになっている。
【0031】リリーフ弁44は、リフト用制御弁28が
作動油供給用管路26を遮断するa位置(上昇位置)に
切換えられた状態において、リフト系の油路を流れる圧
油がリフト設定圧となるように作動油を逃がすためのも
のである。また、リリーフ弁46は、ティルト用制御弁
29が作動油供給管路26を遮断するa位置(後傾位
置)またはc位置(前傾位置)のいずれかに切換えられ
た状態において、ティルト系の油路を流れる圧油がティ
ルト設定圧となるように作動油を逃がすためのものであ
る。また、チェック弁49,50,51は作動油の逆流
を阻止するためのものである。フィルタ52は、比例ソ
レノイド弁38が精密であるため油中のゴミを除去する
ために設けたものである。なお、管路26b,36a,
36b,35が油圧シリンダ9の油路を構成している。
【0032】次に、この後傾速度制御装置の電気的構成
を説明する。図2に示すように、制御弁37の開度、す
なわち比例ソレノイド弁38の出力パイロット圧を制御
する制御手段としてのコントローラ53は、マイクロコ
ンピュータ54、アナログデジタル変換回路(A/D変
換回路)55及びソレノイド駆動回路56を備えてい
る。マイクロコンピュータ54は、中央処理装置(以下
CPUという)57と、読み出し専用メモリ(ROM)
58aと、EEPROM(ELectorical Erasable P
rogrammable ROM)58bと、読出し及び書替え可能
なメモリ(RAM)59と、入力インタフェイス60と
出力インタフェイス61とを備えている。
【0033】ROM58aには、図5にフローチャート
で示す後傾速度制御処理のプログラムデータ及び各種プ
ログラムデータが記憶されている。ここで、後傾速度制
御処理とは、マストの後傾速度を最適な速度とするため
に、フォーク8にかかる荷重wとフォーク8の揚高Hを
考慮して、その時々のソレノイド電流値Isを求め、そ
のソレノイド電流値Isに応じた指令値をソレノイド駆
動回路56に出力する処理である。なお、ソレノイド電
流値Isは、比例ソレノイド弁38を制御するための電
流値であり、この電流値にほぼ比例するように制御弁3
7の開度が制御される。
【0034】EEPROM58bには後傾速度制御処理
のプログラムを実行するのに必要なデータとして、図6
に示す荷重wと荷重wに対する電流値Iwとの関係を表
すマップが、又、図7に示す揚高Hと揚高Hに対する電
流値Ihとの関係を表すマップが記憶されている。この
電流値Iwは、荷重wが大きくなるほど小さくなり、I
max 、I1 、I2 、I4 、I5 の値が設定されている。
又、電流値Ihは、揚高Hが高くなると小さくなり、I
max 、I3 の値が設定されている。なお、本実施の形態
では、ソレノイド電流値Isは、後述する後傾速度制御
処理中で、図6及び図7のマップに示すImax 、I1 〜
I5 の内の一つとなる。つまり、ソレノイド電流値Is
は6種類設定されており、マスト3の後傾速度は荷重w
及び揚高Hに応じて6段階に切換えられるようになって
いる。なお、EEPROM58bのデータは、車両機種
別、車両用途別、機器精度のばらつき等を考慮して、設
定操作部(図示せず)を操作することで機台毎に個々に
設定できるようになっている。
【0035】圧力センサ19は、A/D変換器55及び
入力インターフェイス60を介してCPU57に接続さ
れている。また、揚高センサ(近接センサ)17、前傾
検出スイッチ14及び後傾検出スイッチ15は、入力イ
ンタフェイス60を介してCPU57に接続されてい
る。圧力センサ19はフォーク8の荷重wを連続的に検
出し、その検出値をCPU57に出力するようになって
いる。また、揚高センサ17は揚高Hを、揚高Hが所定
高さH1 以上のときオン信号として、揚高Hが所定高さ
H1 未満のときオフ信号として出力するようになってい
る。
【0036】ソレノイド駆動回路56は、出力インタフ
ェイス61を介してCPU57に接続されている。CP
U57は、比例ソレノイド弁38を電流値制御するため
のソレノイド電流値を指令するための指令値を出力イン
タフェイス61を介して、ソレノイド駆動回路56に出
力するようになっている。そして、ソレノイド駆動回路
56はその指令値に基づいて比例ソレノイド弁38に流
す電流を制御する。
【0037】次に、上記のように構成された後傾速度制
御装置の作用を説明する。ティルトレバー13を操作す
ると、ティルト用制御弁29がa位置もしくはc位置に
切換えられる。このとき前傾検出スイッチ14がオンさ
れると、CPU57は、ソレノイド駆動回路56に制御
弁37を全開させるための電流値Imax に応じた指令値
を出力する。又、後傾検出スイッチ15がオンされる
と、CPU57は、後述する後傾速度制御処理を実行す
る。後傾速度制御処理では、ソレノイド駆動回路56に
求めたソレノイド電流値Isに応じた指令値を出力す
る。
【0038】ソレノイド駆動回路56からはこの指令値
に応じたソレノイド電流が比例ソレノイド弁38に出力
され、比例ソレノイド弁38がその電流値に応じた開度
に開弁する。そして、比例ソレノイド弁38の開度に応
じたパイロット圧が制御弁37とパイロット逆止弁43
に印加され、両弁37,43が所定圧以上のパイロット
圧で開弁する。こうして制御弁37の開閉は、CPU5
7による比例ソレノイド弁38の電流値制御により間接
的に制御される。
【0039】ティルトレバー13を前傾操作したときに
は、制御弁37は全開とされるとともにティルト用制御
弁29がc位置に切換えられ、ティルトレバー13を後
傾操作したときには、制御弁37は後述するようにその
時々の荷重w及び揚高Hに応じた開度に6段階で切換え
られるとともにティルト用制御弁29がa位置に切換え
られる。
【0040】ティルト用制御弁29がc位置に切換えら
れたときには、作動油供給用管路26の作動油が分岐管
路26bから管路36bを通ってボトム室9bに供給さ
れるとともに、ロッド室9cの作動油が管路36a,3
5,27を通ってオイルタンク20に排出される。その
結果、ティルトシリンダ9が伸長駆動し、マスト3が前
傾する。又、ティルト用制御弁29がa位置に切換えら
れたときには、作動油供給用管路26の作動油が分岐管
路26bから管路36aを通ってロッド室9cに供給さ
れるとともに、ボトム室9bの作動油が管路36b,3
5,27を通ってオイルタンク20に排出される。その
結果、ティルトシリンダ9が収縮駆動し、マスト3が後
傾する。このときのマスト3の後傾速度は制御弁37の
開度により、6段階で制御される。
【0041】次に、後傾速度制御処理を図5に示すフロ
ーチャートに従って説明する。まず、CPU57は、ス
テップ1において、荷重w及び揚高Hの検出値を読み込
みステップ2に移る。尚、この揚高Hは、本実施の形態
では、所定値H1 未満か、所定値H1 以上かを示すデー
タである。ステップ2では、EEPROM58bに記憶
された図6に示すマップを用いて荷重wから電流値Iw
を求める。この電流値Iwは、荷重wがw1 未満のとき
Imax 、荷重wがw1 以上、w2 未満のときI1 、荷重
wがw2 以上、w3 未満のときI2 、荷重wがw3 以
上、w4 未満のときI4 、荷重wがw4 以上のときI5
となる。
【0042】次に、ステップ3では、EEPROM58
bに記憶された図7に示すマップを用いて揚高Hから電
流値Ihを求める。電流値Ihは、揚高HがH1 未満の
ときImax 、揚高HがH1 以上のときI3 となる。尚、
前記6種類の電流値の関係は、Imax >I1 >I2 >I
3 >I4 >I5 に設定されている。
【0043】次に、ステップ4では、ステップ2及び3
により求めた電流値Iwと電流値Ihを比較し、電流値
Iwと電流値Ihが同じ値ならその値を、電流値Iwと
電流値Ihが異なる値ならその内小さい方の値を、ソレ
ノイド電流値Isとし、その電流値Isに応じた指令値
をソレノイド駆動回路56に出力する。
【0044】ここで、本実施の形態の後傾速度制御装置
では、荷重wの検出値に基づいて5段階の内1つの電流
値Iwと、揚高Hの検出値に基づいて2段階の内1つの
電流値Ihとを求め、両電流値Iw,Ihに基づいて比
例ソレノイド弁38に流すソレノイド電流値Isを6段
階で切換えることにより、間接的に制御弁37の開度を
切換え、後傾速度を6段階で制御するようになってい
る。そして、荷重wが0でも、揚高HがH1 以上の高揚
高のときには、マスト3の後傾速度を低速とし、又、揚
高が0でも、荷重wがw1 以上のときには、その荷重w
が大きくなるほどマスト3の後傾速度を4段階で低速と
する。その結果、荷重wがw1 未満かつ揚高HがH1 未
満のときには、マスト3は通常の速度で後傾し、作業性
が損なわれない。また、荷重wがw1 以上又は揚高Hが
H1 以上のうち少なくとも一方となると、マスト3は低
速で後傾し、最後傾位置で停止するときのショックが大
きくならない。
【0045】以上詳述した第1実施形態によれば、以下
の効果が得られる。 (1)上記実施の形態では、荷重wを連続的に、揚高H
を2段階で検出し、それぞれの値について最後傾位置で
停止するときのショックが大きくならないための電流値
Iw,Ihを求め、両電流値Iw,Ihに基づいて比例
ソレノイド弁38に流すソレノイド電流値Isを6段階
で切換えるようにしている。よって、マスト3は荷重w
と揚高Hに基づいて、6段階の後傾速度で後傾する。そ
の結果、荷重wと揚高Hに基づいた最適な後傾速度で後
傾させることができ、最後傾位置で停止するときのショ
ックが大きくならない。
【0046】(2)上記実施の形態では、荷重wと揚高
Hに基づいて、6段階の後傾速度の内最適な後傾速度で
後傾する。よって、最後傾位置で停止するときのショッ
クを大きくしないようにするために、ショックが大きく
ならない範囲でも、マストの後傾速度を低速にしてしま
うということは小さく抑えられる。その結果、ショック
を大きくしないように制御しても、作業能力を低下させ
てしまうことは抑えられる。
【0047】(3)上記実施の形態では、荷重wを連続
的に、揚高Hを2段階で検出して制御するようにしたた
め、汎用タイプである近接センサ等の揚高センサ17及
びボトム室4bの油圧を検出する圧力センサ19を使用
して検出し、制御することができる。よって、マスト3
の後傾速度制御を行うために、新たなセンサ等を設ける
必要がない。その結果、機械的な設計の変更を少なくし
て、マスト3の後傾速度制御を行うことができる。
【0048】(4)上記実施の形態では、マスト3の後
傾速度の制御を行うために、ティルト用制御弁29と電
磁弁39とをティルトシリンダ9の油路上に直列に設け
た。そして、ティルト用制御弁29は、汎用タイプであ
る機械制御方式で使用されているものと同じ手動切換弁
であるため、ティルトシリンダ9の油路上にティルト用
制御弁29と直列に電磁弁39を付け足すだけで済む。
そのため、設計変更が少なくて済む。また、作動油の温
度上昇に伴うスプールとボディの熱膨張や、スプールと
ボディの隙間に油中の異物が入り込んだことが原因で、
ティルト用制御弁29が固着(スティック)を起こして
も、ティルトレバー13を多少力を入れて操作すること
で切換えができる。そのため、従来技術で述べたティル
トレバーの操作に独立してコントローラに電磁制御弁の
開度及びマストの傾動操作を制御させる電気制御方式に
比べて、ティルトレバーを操作しても弁の固着が原因で
マストが傾動不能となる事態が起こり難くい。
【0049】○上記実施の形態では、近接スイッチから
なる揚高センサ17により揚高HをH1 以上か、又はH
1 未満かの2段階でしか見ていなかったが、揚高Hを連
続的に検出し、マスト3の後傾速度を荷重w及び揚高H
の連続変化に応じて連続的に変化させる構成としてもよ
い。例えば図8に示すように、リール91の回転を検出
する方式の揚高センサ92を用いる。リール91はフォ
ーク8やインナマスト3bに連結されたワイヤを巻き取
り可能な方向に付勢されており、揚高センサ92は、リ
ール91の巻取量を検出し、揚高Hを連続的に検出す
る。そして、荷重w及び揚高Hに応じた後傾速度を求め
るための例えば図9に示すような3次元のマップをEE
PROM58b等に記憶させておく。このマップでは、
荷重w及び揚高Hの連続的な変化に対して、ソレノイド
電流値Isが3次元的に直接求められるように設定され
ている。
【0050】このようにすると、後傾速度制御処理にお
いて、連続的な荷重w及び揚高Hから連続的に直接ソレ
ノイド電流値Isが求められる。よって、3次元的に変
化する最後傾位置で停止するときのショックの大きさに
対応して、マストの後傾速度を最後傾位置で停止すると
きのショックが大きくならないように多段階的又は連続
的に制御できる。つまり、マスト3の後傾速度を、荷重
w及び揚高Hの値によって3次元的に変化する理想的な
後傾速度と一致させることができる。その結果、ショッ
クを大きくしないように制御しても、作業能力を低下さ
せないようにすることができる。この場合、ROM58
aに記憶させておく後傾速度制御処理のプログラムデー
タを、荷重w及び揚高Hを読み込み、その値w,Hから
マップを使ってソレノイド電流値Isを求め、その電流
値Isに応じた指令値を出力するという内容に変更する
必要がある。尚、荷重wを2段階で、揚高Hを連続的に
検出し、マスト3の後傾速度を複数段階的又は連続的に
制御してもよい。
【0051】○上記実施の形態では、荷重wから5段階
の電流値Iwが求められるマップを使用し、揚高Hから
2段階の電流値Ihが求められるマップを使用し、両電
流値Iw,Ihから6段階のソレノイド電流値Isが求
められるとしたが、各段階はそれぞれ必要に応じて何段
階に変更してもよいし、連続的に求められるものとして
もよい。
【0052】○上記実施の形態では、手動切換弁29と
電磁弁39を直列に設けた構成とし、ティルトレバー1
3の操作で手動切換弁29を制御してマストの傾動操作
を制御し、コントローラ53に電磁弁39を制御させ後
傾速度を制御させたが、手動切換弁29と電磁弁39を
マスト3の傾動操作を制御するとともに、後傾速度を制
御する電磁制御弁に変更して、ティルトレバーの操作に
独立してコントローラに制御させるようにしてもよい。
このようにしても、上記実施の形態の(1)〜(3)の
効果を得ることができる。
【0053】○手動切換弁29と油路上に直列に設ける
電磁弁39の位置は、前記実施形態に限定されない。テ
ィルト系の油路上であればよく、管路36b上であって
もよいし、さらには管路26bや管路35上に設けても
よい。つまり、手動切換弁が開弁位置に切換えられたと
きに、油圧シリンダの油路(但し、他のシリンダの油路
を兼ねない部分)を流れる作動油の流量を調整(遮断も
含む)できる位置であれば適宜変更できる。
【0054】○前記実施形態では、産業車両としてフォ
ークリフトに具体化したが、荷役機器及び傾動可能なマ
ストを備えた他の産業車両に適用することもできる。例
えば、パワーショベルや、高所作業車などの建機におい
て適用してもよい。
【0055】本明細書で「後傾速度」とは、マストが垂
直状態(基準位置)より後方に傾くように移動するとき
の速度だけでなく、マストが前傾状態から基準位置に向
かって移動するときの速度も意味する。
【0056】本明細書で「後傾動作」とは、マストが垂
直状態(基準位置)より後方に傾くように移動するとき
の動作だけでなく、マストが前傾状態から基準位置に向
かって移動するときの動作も意味する。
【0057】前記実施形態から把握され、請求項に係る
発明以外の技術的思想(発明)を、その効果とともに以
下に記載する。 ○前記産業車両はフォークリフトである請求項1乃至4
のいずれか1項に記載の産業車両におけるマストの後傾
速度制御装置。
【0058】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1に記載の発
明によれば、荷重又は揚高のうち少なくとも一方が所定
値を越えると、マストは低速で後傾し、最後傾位置で停
止するときのショックが大きくならない。
【0059】
【0060】
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態におけるフォークリフトの油圧回路
図。
【図2】本実施形態におけるフォークリフトの電気回路
ブロック図。
【図3】本実施形態におけるティルトレバーの側面図。
【図4】本実施形態におけるフォークリフトの側面図。
【図5】本実施形態における後傾速度制御処理のフロー
チャート。
【図6】本実施形態における後傾速度制御処理のための
マップ図。
【図7】本実施形態における後傾速度制御処理のための
マップ図。
【図8】別例における揚高センサを備えたフォークリフ
トの部分側面図。
【図9】別例における後傾速度制御処理のためのマップ
図。
【符号の説明】
1…産業車両としてのフォークリフト、2…車体フレー
ム、3…マスト、8…荷役機器としてのフォーク、9…
油圧シリンダとしてのティルトシリンダ、13…後傾操
作手段としてのティルトレバー、15…後傾操作検知手
段としての後傾検出スイッチ、17,92…揚高検出手
段としての揚高センサ、26b,35,36a,36b
…油路としての管路、29…手動切換弁としてのティル
ト用制御弁、53…制御手段としてのコントローラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66F 9/22,9/24

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体フレームに対して傾動可能に支持さ
    れたマストと、 前記車体フレームと前記マストの間に設けられ、前記マ
    ストを前後に傾動させる油圧シリンダと、 前記マストに昇降可能に支持され荷を積載する荷役機器
    とを備えた産業車両において、 前記油圧シリンダを駆動し、マストを後傾動作させる後
    傾操作手段と、 前記後傾操作手段が操作されたことを検出する後傾操作
    検知手段と、 前記荷役機器の揚高を検出する揚高検出手段と、 前記荷役機器の荷重を検出する荷重検出手段と、 前記油圧シリンダの油路上に流れる油の流量を制御する
    電磁弁と、 前記揚高検出手段により検出した揚高に基づいて電流値
    を求めるとともに、前記荷重検出手段により検出した荷
    重に基づいて電流値を求め、両電流値が同一であればそ
    の値を、異なる値の場合には前記油路に流れる油の流量
    が小さくなる方の値をソレノイド電流値として前記電磁
    弁に出力する制御手段とを備えた産業車両におけるマス
    トの後傾速度制御装置。
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