JP3189705B2 - パレット式機械式駐車場の車止め装置 - Google Patents

パレット式機械式駐車場の車止め装置

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穂積 田中
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悦貞 塩田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パレットを用いた
機械式立体駐車場の車止め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】機械式立体駐車場では、該機械式立体駐
車場内で車の運搬中または格納中に車が移動してしまう
のを防止するために、種々の車止め装置が設置されてい
る。
【0003】その一つとして、パレット式の機械式立体
駐車場では、パレット上のタイヤ位置部に凹、凸状の段
差を設けて車の移動を防止する構造となっている。
【0004】図9は、パレット式のタワー型機械式駐車
装置の斜視図で、1はパレット、20は該パレット1上
に設けた車止め用の凸状の段差である。
【0005】前記図9に示したタワー型機械式駐車装置
に用いられるパレットの車止め用の凸状の段差20は、
車(図示せず)を車の前後方向に向かって搬送すること
を考慮していない為、車が前後方向に搬送されるタイプ
の駐車装置に用いた場合は、車が移動してしまう可能性
高く、車が前後方向に搬送されるタイプの駐車装置で
は、より段差の大きい車止めをパレットに設置する必要
がある。
【0006】図10は、他の車止め装置の斜視図で、パ
レット1に凹状の段差21が設けられており、該凹状の
段差21にタイヤの一部を陥没させて車止めとし、前記
の問題を解決せんとしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、安全性
を高めるために前記凹凸状の車止めの段差を大きくする
と、車を入庫する際には段差による衝撃が大きくなり、
また、出庫する際には段差を乗り越えるために、アクセ
ルを踏み込むこととなり、入出庫しにくい駐車場となっ
てしまう問題が発生する。
【0008】本発明は、入、出庫がスムーズに行えるパ
レットを用いた機械式立体駐車場の車止め装置を目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決する手
段は、入出庫口にてパレットをレールの上段から下段へ
入れ替えるリフトテーブルを有すパレット式機械式駐車
場において、パレット上のタイヤ位置に車が前後方向に
移動を防止するため形成された段差と、前記段差に設け
られた間隙部と、車の入出庫位置のパレット下方に配置
されたリフトテーブルと、該リフトテーブル上にはリフ
ト部材が設けられており、前記リフトテーブルの上昇に
より該リフトテーブル上に設けたリフト部材が前記段差
の間隙部に挿入されてタイヤを押上げることを特徴とす
るパレット式機械式駐車場の車止め装置により解決され
る。
【0010】前述の手段によれば、入出庫口にてパレッ
トをレールの上段から下段へ入れ替えるリフトテーブル
を有すパレット式機械式駐車場において、パレット入替
え機構のリフトテーブルにリフト部材を設けておくこと
により、パレットの入替えと同時の作動で、タイヤの押
上げを図り、車の迅速かつスムーズな入出庫が行われ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】図1は、本発明におけるパレット
式機械式駐車場の車止め装置のパレットを示す斜視図で
あり、図2はその側面図である。
【0012】図1において、1はパレットであり、2は
該パレット1上で車(図示せず)のタイヤが移動するの
を防止する段差で、該段差2に車の前輪または後輪が落
ち込み、移動を防止する。前記段差2は、図2に示すよ
うに凸部2aと傾斜部2bとから構成されている。3は
前記段差2、2が形成する空隙部で、該空隙部3内を、
図示しないリフトテーブルに設けられたリフト部材4が
上下動し、車のタイヤを上下動させる。
【0013】図3、図4はその作動状況を説明する側面
図である。図3において、車5が入庫する場合は、図示
しないリフトテーブルに設けられたリフト部材4が上昇
しており、パレット1の上面とほぼ一致した平面を形成
している。
【0014】車5のタイヤ5′が前記リフト部材4の位
置で停車すると、次に、図4に示すように、リフト部材
4が下降し、タイヤ5′は段差2、2に落し込まれ、移
動ができなくなり、駐車格納庫へ移動される。
【0015】また、車5が出庫する場合は、前述とは逆
に、出庫口まで運搬されてきた車5の段差2、2に落し
込まれたタイヤ5′は、出庫口に設けられた段差調節機
構のリフト部材4の上昇により、パレット1の面まで上
昇され、スムーズに出庫される。
【0016】図は、本発明におけるパレット式機械式
駐車場の車止め装置の斜視図である。図5において、
出庫口にてパレット1をリフトテーブル11によって上
下させるタイプの駐車場で、パレット1をレール12の
上段から下段へリフトテーブル11により入れ替える。
尚、13はレール12の移動用シリンダーである。
【0017】図〜図は、図における他の実施の形
態の作動状況を示した側面図である。
【0018】図において、出庫口において格納庫から
出庫されてきた車のタイヤ5′が車止めの段差2で支持
されているところであり、下方にリフトテーブル11、
該リフトテーブル11上のリフト部材4′が、段差2の
下方に位置している状態である。尚、14は、シリンダ
ーとリンクから構成されたリフトテーブル11の上下機
構である。
【0019】図において、上下機構14でリフトテー
ブル11が上昇し、パレット1の裏面に当接するとリフ
トテーブル11上のリフト部材4′がタイヤ5′を押上
げ、タイヤ5′はパレット1の上面と面一になり、スム
ーズに出庫される。その後、シリンダー13、13がレ
ール12、12を側方に退避させる。
【0020】図において、車が出庫したら、シリンダ
ー13が延出しレール12、12がパレット1の下段を
支え、その後、上下機構14でリフトテーブル11が下
降し、次の車の出庫待ち状態となる。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば、入出庫口にてパレット
をレールの上段から下段へ入れ替えるリフトテーブルを
有すパレット式機械式駐車場において、車がパレットで
移動されるときは、確実に車止めの機能を果たし、ま
た、入出庫口では、タイヤがパレット面と面一に確保さ
れるので、入出庫がスムーズとなり、衝撃が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるパレット式機械式駐車場の車止
め装置のパレットを示す斜視図である
【図2】本発明におけるパレット式機械式駐車場の車止
め装置のパレットを示す側面図である
【図3】本発明におけるパレット式機械式駐車場の車止
め装置の作動状況を説明する側面図である。
【図4】本発明におけるパレット式機械式駐車場の車止
め装置の作動状況を説明する側面図である
【図5】本発明におけるパレット式機械式駐車場の車止
め装置の斜視図である。
【図6】本発明におけるパレット式機械式駐車場の車止
め装置の作動状況を示した側面図である
【図7】本発明におけるパレット式機械式駐車場の車止
め装置の作動状況を示した側面図である
【図8】本発明におけるパレット式機械式駐車場の車止
め装置の作動状況を示した側面図である
【図9】従来技術にかかる車止め装置。
【図10】従来技術にかかる車止め装置。
【符号の説明】
1 パレット 2 段差 3 間隙部 4 リフト部材 5′ タイヤ 11 リフトテーブル 12 レール 13 シリンダー 14 上下機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 塩田 悦貞 東京都千代田区丸の内一丁目1番2号 日本鋼管株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−60888(JP,A) 特開 平7−150796(JP,A) 実開 平6−58061(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 6/42 E04H 6/18 601

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入出庫口にてパレットをレールの上段か
    ら下段へ入れ替えるリフトテーブルを有すパレット式機
    械式駐車場において、 パレット上のタイヤ位置に車が前後方向に移動を防止す
    るため形成された段差と、前記段差に設けられた間隙部
    と、車の入出庫位置のパレット下方に配置されたリフト
    テーブルと、該リフトテーブル上にはリフト部材が設け
    られており、前記リフトテーブルの上昇により該リフト
    テーブル上に設けたリフト部材が前記段差の間隙部に挿
    入されてタイヤを押上げることを特徴とするパレット式
    機械式駐車場の車止め装置。
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