JP2572234Y2 - 車両の移送装置 - Google Patents
車両の移送装置Info
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- JP2572234Y2 JP2572234Y2 JP1993011491U JP1149193U JP2572234Y2 JP 2572234 Y2 JP2572234 Y2 JP 2572234Y2 JP 1993011491 U JP1993011491 U JP 1993011491U JP 1149193 U JP1149193 U JP 1149193U JP 2572234 Y2 JP2572234 Y2 JP 2572234Y2
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- Japan
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- vehicle
- roller
- tire
- parking
- frame
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、乗用車・建設車両・
農作業車両などの車両を駐停車場所へ移送する装置に関
する。
農作業車両などの車両を駐停車場所へ移送する装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近時の立体駐車設備では、入出庫に要す
る時間を短縮したり駐車ラックでの駐車密度を高めたり
する等の理由から、自動車を自走なしで移送することが
要望されている。この要望を達成する装置として、従来
では、駐車される自動車ごとに移送パレットを設けたも
のが知られている。
る時間を短縮したり駐車ラックでの駐車密度を高めたり
する等の理由から、自動車を自走なしで移送することが
要望されている。この要望を達成する装置として、従来
では、駐車される自動車ごとに移送パレットを設けたも
のが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記の従来構
成の装置では、駐車される自動車ごとに移送パレットを
設ける必要があるため、その移送パレットの設置数が多
くなって、駐車設備の全体のコストが大幅に上昇すると
いう問題があった。
成の装置では、駐車される自動車ごとに移送パレットを
設ける必要があるため、その移送パレットの設置数が多
くなって、駐車設備の全体のコストが大幅に上昇すると
いう問題があった。
【0004】この問題を解消する技術として、本考案者
は、実願平4−59613号に示す装置を先に提案し
た。これは、移送用台車のフレームの左右両側部分に、
軸心を水平に配置したローラを前後方向に所定の間隔を
あけて設けるとともに、複数の走行用車輪を設け、駐停
車部に駐車中の車両に対して上記の台車を前後方向へ移
動操作することによって上記の左右のローラの上面に上
記の車両の前後のタイヤをすくい込み、すくい込んだ状
態の前後のタイヤのうちの一方のタイヤを前後方向へ押
圧することによってその一方のタイヤを上記の駐停車部
に接地可能に構成したものである。
は、実願平4−59613号に示す装置を先に提案し
た。これは、移送用台車のフレームの左右両側部分に、
軸心を水平に配置したローラを前後方向に所定の間隔を
あけて設けるとともに、複数の走行用車輪を設け、駐停
車部に駐車中の車両に対して上記の台車を前後方向へ移
動操作することによって上記の左右のローラの上面に上
記の車両の前後のタイヤをすくい込み、すくい込んだ状
態の前後のタイヤのうちの一方のタイヤを前後方向へ押
圧することによってその一方のタイヤを上記の駐停車部
に接地可能に構成したものである。
【0005】上記の移送用台車は、車両の積み降ろしと
移送とを兼用できるので、その車両の移送が終了した後
に、別の車両の移送に使用することが可能となる。この
ため、移送される車両ごとに移送パレットを設ける必要
がなくなって、移送装置を簡素かつ安価に造れる点で優
れる。
移送とを兼用できるので、その車両の移送が終了した後
に、別の車両の移送に使用することが可能となる。この
ため、移送される車両ごとに移送パレットを設ける必要
がなくなって、移送装置を簡素かつ安価に造れる点で優
れる。
【0006】しかしながら、上記の移送用台車では、す
くい込み用ローラの軸心を水平に配置していたので、次
の問題が起きるおそれがあった。即ち、車両の積み込み
時において、タイヤをすくい込んでいく途中で、そのタ
イヤとローラの上面との間に作用する不整な摩擦力等に
よって、タイヤがローラ上で左右方向へズレ動いたり斜
め方向へズレ動いてしまい、台車の左右方向の所定範囲
に車両を積み込めなくなることである。本考案は、台車
の左右方向の所定範囲に車両を積み込めるようにするこ
と目的とする。
くい込み用ローラの軸心を水平に配置していたので、次
の問題が起きるおそれがあった。即ち、車両の積み込み
時において、タイヤをすくい込んでいく途中で、そのタ
イヤとローラの上面との間に作用する不整な摩擦力等に
よって、タイヤがローラ上で左右方向へズレ動いたり斜
め方向へズレ動いてしまい、台車の左右方向の所定範囲
に車両を積み込めなくなることである。本考案は、台車
の左右方向の所定範囲に車両を積み込めるようにするこ
と目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記の目的を
達成するために、例えば、図1から図4、又は図5に示
すように、次のように構成した。移送用台車1のフレー
ム2の左右両側部分に、すくい込み用ローラ3・3を前
後方向に所定の間隔をあけて設けるとともに、複数の走
行用車輪4を設け、駐停車部Pに駐車中の車両8に対し
て上記の台車1を前後方向へ移動操作することによって
上記の左右のローラ3・3の上面に上記の車両8の前後
のタイヤ8a・8bをすくい込み可能に構成し、上記す
くい込んだ状態の前後のタイヤ8a・8bのうちの少な
くとも一方のタイヤ8bを前後方向へ押圧することによ
ってその一方のタイヤ8bを上記の駐停車部Pに接地可
能に構成した、車両の移送装置であって、上記ローラ3
の左右方向の内端部と外端部のうちの一方の端部を他方
の端部よりも高い位置で前記フレーム2に支持して構成
したものである。
達成するために、例えば、図1から図4、又は図5に示
すように、次のように構成した。移送用台車1のフレー
ム2の左右両側部分に、すくい込み用ローラ3・3を前
後方向に所定の間隔をあけて設けるとともに、複数の走
行用車輪4を設け、駐停車部Pに駐車中の車両8に対し
て上記の台車1を前後方向へ移動操作することによって
上記の左右のローラ3・3の上面に上記の車両8の前後
のタイヤ8a・8bをすくい込み可能に構成し、上記す
くい込んだ状態の前後のタイヤ8a・8bのうちの少な
くとも一方のタイヤ8bを前後方向へ押圧することによ
ってその一方のタイヤ8bを上記の駐停車部Pに接地可
能に構成した、車両の移送装置であって、上記ローラ3
の左右方向の内端部と外端部のうちの一方の端部を他方
の端部よりも高い位置で前記フレーム2に支持して構成
したものである。
【0008】
【作用】本考案は、例えば図1から図4に示すように、
次のように作用する。駐停車部Pに駐車中の車両8は、
前後のタイヤ8a・8bにサイドブレーキをかけておく
か、後タイヤ8bを図外のストッパーによって受け止め
ておく。
次のように作用する。駐停車部Pに駐車中の車両8は、
前後のタイヤ8a・8bにサイドブレーキをかけておく
か、後タイヤ8bを図外のストッパーによって受け止め
ておく。
【0009】上記の駐車中の車両8を移送用台車1に積
み込む時には、上記の台車1を車両8へ向けて移動させ
ていく。すると、図3(a)に示すように、前後方向に並
ぶ複数のローラ3のうちの先端ローラ3が前タイヤ8a
(ここでは一方側だけを示している)に接当し、次いで、
図3(b)に示すように、その先端ローラ3が上記の前タ
イヤ8aの下側へ転がりこんでいき、引き続いて、図3
(c)に示すように、その前タイヤ8aを台車1上に載置
する。これと同様にして、後タイヤ8b(ここでは図示
せず)もローラ3によってすくい込まれ、これにより、
車両8の積み込みが完了する。
み込む時には、上記の台車1を車両8へ向けて移動させ
ていく。すると、図3(a)に示すように、前後方向に並
ぶ複数のローラ3のうちの先端ローラ3が前タイヤ8a
(ここでは一方側だけを示している)に接当し、次いで、
図3(b)に示すように、その先端ローラ3が上記の前タ
イヤ8aの下側へ転がりこんでいき、引き続いて、図3
(c)に示すように、その前タイヤ8aを台車1上に載置
する。これと同様にして、後タイヤ8b(ここでは図示
せず)もローラ3によってすくい込まれ、これにより、
車両8の積み込みが完了する。
【0010】上記のようにローラ3がタイヤ8b(又は
8a)をすくい込んでいく途中で、そのローラ3の上面
とタイヤ8bとの間に不整な摩擦力等が作用した場合で
も、そのローラ3の傾斜面が各タイヤ8bを左右方向の
低い側(図4では内方側)へ自動的に誘導できる。
8a)をすくい込んでいく途中で、そのローラ3の上面
とタイヤ8bとの間に不整な摩擦力等が作用した場合で
も、そのローラ3の傾斜面が各タイヤ8bを左右方向の
低い側(図4では内方側)へ自動的に誘導できる。
【0011】上記の車両8を移送用台車1から降ろす時
には、例えば、係合アーム33を後タイヤ8bに対面さ
せた状態で左側へ移動させると、後タイヤ8bが駐停車
部Pに接地される。次いで、上記の係合アーム33の対
面を解除して、台車1を右側へ走行させて、前タイヤ8
aを駐停車部Pへ接地させればよい。以上により、車両
8の移送が終了し、その後、上記の移送用台車1を別の
車両の移送に使用することが可能となる。
には、例えば、係合アーム33を後タイヤ8bに対面さ
せた状態で左側へ移動させると、後タイヤ8bが駐停車
部Pに接地される。次いで、上記の係合アーム33の対
面を解除して、台車1を右側へ走行させて、前タイヤ8
aを駐停車部Pへ接地させればよい。以上により、車両
8の移送が終了し、その後、上記の移送用台車1を別の
車両の移送に使用することが可能となる。
【0012】
【考案の効果】本考案は、上記のように構成され作用す
ることから次の効果を奏する。移送用台車は、車両の積
み降ろしと移送とを兼用できるので、その車両の移送が
終了した後に、別の車両の移送に使用することが可能と
なる。このため、移送される車両ごとに移送パレットを
設ける必要がなくなって、移送装置を簡素かつ安価に造
れる。また、車両の積み込み時において、ローラがタイ
ヤをすくい込んでいく途中で、そのローラの上面とタイ
ヤとの間に不整な摩擦力等が作用した場合でも、そのロ
ーラの傾斜面が各タイヤを左右方向の低い側へ自動的に
誘導できる。このため、台車の左右方向の所定範囲に車
両を積み込みできる。しかも、台車での車両の移送中に
おいて、その車両が左右方向へズレ動くことをローラの
左右の傾斜面によって阻止できるので、そのズレ動きを
防止するための手段を省略できる。
ることから次の効果を奏する。移送用台車は、車両の積
み降ろしと移送とを兼用できるので、その車両の移送が
終了した後に、別の車両の移送に使用することが可能と
なる。このため、移送される車両ごとに移送パレットを
設ける必要がなくなって、移送装置を簡素かつ安価に造
れる。また、車両の積み込み時において、ローラがタイ
ヤをすくい込んでいく途中で、そのローラの上面とタイ
ヤとの間に不整な摩擦力等が作用した場合でも、そのロ
ーラの傾斜面が各タイヤを左右方向の低い側へ自動的に
誘導できる。このため、台車の左右方向の所定範囲に車
両を積み込みできる。しかも、台車での車両の移送中に
おいて、その車両が左右方向へズレ動くことをローラの
左右の傾斜面によって阻止できるので、そのズレ動きを
防止するための手段を省略できる。
【0013】
【実施例】(第1実施例) 図1から図4は第1実施例を示している。図1は、移送
用台車の立面図であって、図2中のI−I線矢視図であ
る。図2は、上記の台車の平面図である。図3は、車両
の積み込み時の作動説明図である。図4は、車両の降ろ
し時の作動説明図である。
用台車の立面図であって、図2中のI−I線矢視図であ
る。図2は、上記の台車の平面図である。図3は、車両
の積み込み時の作動説明図である。図4は、車両の降ろ
し時の作動説明図である。
【0014】移送用台車1は、前後方向(図1上で左右
方向、以下おなじ)へ延びるフレーム2と、そのフレー
ム2の両側部分に前後方向に所定の間隔をあけて設けた
すくい込み用ローラ3・3と、フレーム内部分2aに支
持した内側走行用車輪4・4と、フレーム外部分2b・2
bに支持した外側走行用車輪5・5とを備える。上記の
各ローラ3は、左右方向の外端部が内端部よりも高くな
る状態でフレーム2に回転自在に支持される。この傾斜
ローラ3の外形寸法は、長さが約625mmで直径が約100mm
であり、外端部と内端部との高さの差が約100mmであ
る。
方向、以下おなじ)へ延びるフレーム2と、そのフレー
ム2の両側部分に前後方向に所定の間隔をあけて設けた
すくい込み用ローラ3・3と、フレーム内部分2aに支
持した内側走行用車輪4・4と、フレーム外部分2b・2
bに支持した外側走行用車輪5・5とを備える。上記の
各ローラ3は、左右方向の外端部が内端部よりも高くな
る状態でフレーム2に回転自在に支持される。この傾斜
ローラ3の外形寸法は、長さが約625mmで直径が約100mm
であり、外端部と内端部との高さの差が約100mmであ
る。
【0015】上記の内側走行用車輪4・4が、それぞ
れ、走行駆動手段である走行用電動機6とチェーン伝動
手段7とによって回転駆動される。自動車8の駐停車用
部Pには走行用溝9が凹入形成されており、この溝9の
底壁9aに、上記の内側走行用車輪4・4が接地される
(図1または図2参照)。符号8aは自動車8の前タイヤ
で、符号8bは自動車8の後タイヤである。
れ、走行駆動手段である走行用電動機6とチェーン伝動
手段7とによって回転駆動される。自動車8の駐停車用
部Pには走行用溝9が凹入形成されており、この溝9の
底壁9aに、上記の内側走行用車輪4・4が接地される
(図1または図2参照)。符号8aは自動車8の前タイヤ
で、符号8bは自動車8の後タイヤである。
【0016】上記フレーム内部分2aに、前後方向へ進
退する第1進退手段11と第2進退手段12とが設けら
れる。上記の第1進退手段11は次のように構成され
る。油圧シリンダ14のシリンダチューブ15の図2上
の右端がフレーム内部分2aに揺動自在に支持されると
ともに、ピストンロッド16の同図上の左端に第1進退
ブロック17が連結される。このブロック17は、ガイ
ドレール18によって前後方向へ案内されている。符号
19・20はガイドローラである。
退する第1進退手段11と第2進退手段12とが設けら
れる。上記の第1進退手段11は次のように構成され
る。油圧シリンダ14のシリンダチューブ15の図2上
の右端がフレーム内部分2aに揺動自在に支持されると
ともに、ピストンロッド16の同図上の左端に第1進退
ブロック17が連結される。このブロック17は、ガイ
ドレール18によって前後方向へ案内されている。符号
19・20はガイドローラである。
【0017】上記ブロック17に、係合ピン22が上下
方向へ移動自在に支持される。また、前記の走行用溝9の
底壁9aには、上記の係合ピン22を受け止める係止穴
23が前後方向へ複数個設けられる。その係合ピン22
は、係合操作手段(図示せず)によって上下方向へ操作さ
れて、上記の各係止穴23に対して連結または分離され
る。
方向へ移動自在に支持される。また、前記の走行用溝9の
底壁9aには、上記の係合ピン22を受け止める係止穴
23が前後方向へ複数個設けられる。その係合ピン22
は、係合操作手段(図示せず)によって上下方向へ操作さ
れて、上記の各係止穴23に対して連結または分離され
る。
【0018】この第1進退手段11は、主として図2に
示すように、次のように作動する。図2中の実線図の状
態では、油圧シリンダ14が収縮され係合ピン22が上
昇されている。移送用台車1を左側へ強力に移動させる
場合には、まず、同図中の二点鎖線図で示すように上記
の油圧シリンダ14を伸長させ、次いで、係合ピン22
を前記の係止穴23に係合させ、その後、油圧シリンダ
14を収縮させる。すると、移送用台車1が上記の係止
穴23へ向けて強力に引き寄せられる。
示すように、次のように作動する。図2中の実線図の状
態では、油圧シリンダ14が収縮され係合ピン22が上
昇されている。移送用台車1を左側へ強力に移動させる
場合には、まず、同図中の二点鎖線図で示すように上記
の油圧シリンダ14を伸長させ、次いで、係合ピン22
を前記の係止穴23に係合させ、その後、油圧シリンダ
14を収縮させる。すると、移送用台車1が上記の係止
穴23へ向けて強力に引き寄せられる。
【0019】前記の第2進退手段12は次のように構成
される。前記のフレーム内部分2aの前半部に、平面視
で矩形状の進退用チェーン26が4つのスプロケット2
7によって支持される。符号28は減速機付き電動機、
符号29は駆動用スプロケット、符号30は変速用スプ
ロケットである。上記のフレーム内部分2aの一側に、
第2進退ブロック32が前後移動自在に支持される。こ
のブロック32に、係合アーム33が4つのガイドロー
ラ34よって左右方向(図2中で上下方向)へ移動自在に
支持される。上記アーム33は、そのアーム一端部が前
記の進退用チェーン26にピン35で連結され、アーム
他端部が前記すくい込みローラ3の上端に載置される。
される。前記のフレーム内部分2aの前半部に、平面視
で矩形状の進退用チェーン26が4つのスプロケット2
7によって支持される。符号28は減速機付き電動機、
符号29は駆動用スプロケット、符号30は変速用スプ
ロケットである。上記のフレーム内部分2aの一側に、
第2進退ブロック32が前後移動自在に支持される。こ
のブロック32に、係合アーム33が4つのガイドロー
ラ34よって左右方向(図2中で上下方向)へ移動自在に
支持される。上記アーム33は、そのアーム一端部が前
記の進退用チェーン26にピン35で連結され、アーム
他端部が前記すくい込みローラ3の上端に載置される。
【0020】この第2進退手段12は、図2と図4に示
すように、次のように作動する。図4中のA位置の係合
アーム33は、作動途中の状態を示している。進退用チ
ェーン26を反時計回りの方向へ回転していくと、上記
A位置の係合アーム33は、まず、B位置へ移動して自
動車8の後タイヤ8bに対面して、そのタイヤ8bを駐
停車部Pへ接地させ、次いで、C位置へ移動して上記の
後タイヤ8bとの対面を解除し、最後にD位置まで移動
して、ここで待機される。この待機状態において、チェ
ーン26を再び反時計回りの方向へ回転すると、上記の
D位置のアーム33が、前記のA位置とB位置とC位置
とを順に経て元のD位置へ戻されるのである。
すように、次のように作動する。図4中のA位置の係合
アーム33は、作動途中の状態を示している。進退用チ
ェーン26を反時計回りの方向へ回転していくと、上記
A位置の係合アーム33は、まず、B位置へ移動して自
動車8の後タイヤ8bに対面して、そのタイヤ8bを駐
停車部Pへ接地させ、次いで、C位置へ移動して上記の
後タイヤ8bとの対面を解除し、最後にD位置まで移動
して、ここで待機される。この待機状態において、チェ
ーン26を再び反時計回りの方向へ回転すると、上記の
D位置のアーム33が、前記のA位置とB位置とC位置
とを順に経て元のD位置へ戻されるのである。
【0021】前記のフレーム内部分2aの中央に設けた
横向きの位置決めピン36が、位置決め用油圧シリンダ
37によって、溝側壁9bの位置決め穴に係合可能とさ
れている。また、同上のフレーム2の図2上の右部に
は、左右一対のタイヤ止め39・39が上下揺動自在に
支持され、各タイヤ止め39が油圧シリンダ40とタイ
ロッド41によって揺動操作される。さらに、各すくい
込み用ローラ3は、隣り合うローラ3・3間に設けたロ
ック具43によって回り止め可能になっており、各ロッ
ク具43はロック解除用油圧シリンダ44と1本の伝動
ワイヤ45とによってロックが解除される。
横向きの位置決めピン36が、位置決め用油圧シリンダ
37によって、溝側壁9bの位置決め穴に係合可能とさ
れている。また、同上のフレーム2の図2上の右部に
は、左右一対のタイヤ止め39・39が上下揺動自在に
支持され、各タイヤ止め39が油圧シリンダ40とタイ
ロッド41によって揺動操作される。さらに、各すくい
込み用ローラ3は、隣り合うローラ3・3間に設けたロ
ック具43によって回り止め可能になっており、各ロッ
ク具43はロック解除用油圧シリンダ44と1本の伝動
ワイヤ45とによってロックが解除される。
【0022】前述の油圧シリンダ14・37・40・4
4は、油圧ポンプを備えた油圧パッケージ47・47に
よって駆動される。なお、各パッケージ47と前記の各
電動機6・28は、フレーム2に搭載したバッテリ(図示
せず)によって駆動されるが、そのバッテリに代えて、交
流電源によって駆動してもよい。
4は、油圧ポンプを備えた油圧パッケージ47・47に
よって駆動される。なお、各パッケージ47と前記の各
電動機6・28は、フレーム2に搭載したバッテリ(図示
せず)によって駆動されるが、そのバッテリに代えて、交
流電源によって駆動してもよい。
【0023】上記の装置は次のように作動する。駐停車
部Pに駐車中の自動車8は、前後のタイヤ8a・8bに
サイドブレーキをかけておくか、後タイヤ8bを図外の
ストッパーによって受け止めておく。上記の自動車8を
台車1に積み込む時には、台車1を左側へ走行させて、
図3(a)に示すように、左端のローラ3を自動車8の前
タイヤ8aに接当させるとともに、前述の係合ピン22
を係止穴23に係合させ、この状態で前記の油圧シリン
ダ14を収縮させると、上記の台車1が左側ヘ強力に引
き寄せられる。この時、すくい込み用ローラ3は、自動車
8の前タイヤ8aよりも小径に形成されて軽く回転する
ため、図3(b)に示すように、その先端ローラ3が上記
の前タイヤ8aの下側へ転がりこんでいき、引き続い
て、図3(c)に示すように、その前タイヤ8aを台車1
上にすくい込む。これと同様にして、後タイヤ8b(こ
こでは図示せず)もローラ3によってすくい込まれて、
自動車8の積み込みが完了する。
部Pに駐車中の自動車8は、前後のタイヤ8a・8bに
サイドブレーキをかけておくか、後タイヤ8bを図外の
ストッパーによって受け止めておく。上記の自動車8を
台車1に積み込む時には、台車1を左側へ走行させて、
図3(a)に示すように、左端のローラ3を自動車8の前
タイヤ8aに接当させるとともに、前述の係合ピン22
を係止穴23に係合させ、この状態で前記の油圧シリン
ダ14を収縮させると、上記の台車1が左側ヘ強力に引
き寄せられる。この時、すくい込み用ローラ3は、自動車
8の前タイヤ8aよりも小径に形成されて軽く回転する
ため、図3(b)に示すように、その先端ローラ3が上記
の前タイヤ8aの下側へ転がりこんでいき、引き続い
て、図3(c)に示すように、その前タイヤ8aを台車1
上にすくい込む。これと同様にして、後タイヤ8b(こ
こでは図示せず)もローラ3によってすくい込まれて、
自動車8の積み込みが完了する。
【0024】上記のようにローラ3がタイヤ8bをすく
い込んでいく途中で、そのローラ3の上面とタイヤ8b
との間に不整な摩擦力等が作用した場合でも、そのロー
ラ3の傾斜面が各タイヤ8bを左右方向の内方側へ自動
的に誘導できる。
い込んでいく途中で、そのローラ3の上面とタイヤ8b
との間に不整な摩擦力等が作用した場合でも、そのロー
ラ3の傾斜面が各タイヤ8bを左右方向の内方側へ自動
的に誘導できる。
【0025】上記の車両8を移送用台車1から降ろす時
には、係合アーム33を後タイヤ8bに対面させた状態
で左側へ移動させると、後タイヤ8bが駐停車部Pに接
地される。次いで、上記の係合アーム33の対面を解除
して、台車1を右側へ走行させて、前タイヤ8aを駐停
車部Pへ接地させればよい。
には、係合アーム33を後タイヤ8bに対面させた状態
で左側へ移動させると、後タイヤ8bが駐停車部Pに接
地される。次いで、上記の係合アーム33の対面を解除
して、台車1を右側へ走行させて、前タイヤ8aを駐停
車部Pへ接地させればよい。
【0026】上記のようにローラ3を内下がりに傾斜さ
せた場合には、次の長所がある。トレッドの狭い小型車
に対して低い位置ですくい込めるので、その小型車のタ
イヤ軸心と台車1のローラ軸心との距離が大きくなる。
その結果、タイヤのすくい込み動作を確実に行える。ま
た、その小型車の車底とローラ内端部との間隔も大きく
なるので、台車1と車との干渉を防止できる。
せた場合には、次の長所がある。トレッドの狭い小型車
に対して低い位置ですくい込めるので、その小型車のタ
イヤ軸心と台車1のローラ軸心との距離が大きくなる。
その結果、タイヤのすくい込み動作を確実に行える。ま
た、その小型車の車底とローラ内端部との間隔も大きく
なるので、台車1と車との干渉を防止できる。
【0027】(第2実施例) 図5は、第2実施例を示し、図1に相当する図である。
この第2実施例においては、上記の第1実施例と同じ構
成の部材には同一の符号をつけてある。この場合、ロー
ラ3の左右方向の内端部を外端部よりも高い位置で前記
フレーム2に支持してある。このようにローラ3を外下
がりに傾斜させた場合には、トレッドの広い大型車に対
して低い位置ですくい込めるので、その大型車を台車1
に積み込んだ時の全高が低くなるという長所がある。な
お、この図5では駐停車部Pをフラットに形成したが、
前記の図1の第1実施例においても、フレーム2の構造
を変更することによって走行用溝9を省略可能である。
この第2実施例においては、上記の第1実施例と同じ構
成の部材には同一の符号をつけてある。この場合、ロー
ラ3の左右方向の内端部を外端部よりも高い位置で前記
フレーム2に支持してある。このようにローラ3を外下
がりに傾斜させた場合には、トレッドの広い大型車に対
して低い位置ですくい込めるので、その大型車を台車1
に積み込んだ時の全高が低くなるという長所がある。な
お、この図5では駐停車部Pをフラットに形成したが、
前記の図1の第1実施例においても、フレーム2の構造
を変更することによって走行用溝9を省略可能である。
【0028】図6はローラ3の配置の変形例を示してい
る。これは、前後方向の先端(図上で手前)のローラ3を
水平姿勢に支持するとともに、前後方向の中央側へ向か
うにつれてローラ3の内端部(または外端部)の取り付け
高さHを漸増させたものである。
る。これは、前後方向の先端(図上で手前)のローラ3を
水平姿勢に支持するとともに、前後方向の中央側へ向か
うにつれてローラ3の内端部(または外端部)の取り付け
高さHを漸増させたものである。
【0029】本考案は、さらに次のように変更できる。
第1進退手段11の進退ブロック17を駐停車部Pに連
結する部分の構造は、係合ピン22と係止穴23との係
合に限定されるものではなく、電磁石やエアー吸引板な
どを利用した連結手段であってもよい。その第1進退手
段11は、油圧シリンダ14に代えて、空圧シリンダや
ロッドレスシリンダ、ボールネジ等のネジ嵌合式の進退
手段、ラックとピニオンとの組み合わせ、ワイヤやチェ
ーンを利用した手段であってもよい。
第1進退手段11の進退ブロック17を駐停車部Pに連
結する部分の構造は、係合ピン22と係止穴23との係
合に限定されるものではなく、電磁石やエアー吸引板な
どを利用した連結手段であってもよい。その第1進退手
段11は、油圧シリンダ14に代えて、空圧シリンダや
ロッドレスシリンダ、ボールネジ等のネジ嵌合式の進退
手段、ラックとピニオンとの組み合わせ、ワイヤやチェ
ーンを利用した手段であってもよい。
【0030】上記の第1進退手段11を省略して、台車
1の走行力によって自動車8の前後のタイヤ8a・8b
をすくい込むことも可能である。この場合、前記の走行
用電動機6は変速機付きのものを採用することが好まし
い。第2進退手段12は、係合アーム33を油圧シリン
ダによって前後方向へ進退移動させるとともに、そのア
ーム33を油圧モータで揺動させることによってタイヤ
8bに対して対面・対面解除させるものであってもよ
い。上記の台車1は、駐車設備に利用するものに代え
て、自動車を修理等のために移動させる用途にも利用で
きる。
1の走行力によって自動車8の前後のタイヤ8a・8b
をすくい込むことも可能である。この場合、前記の走行
用電動機6は変速機付きのものを採用することが好まし
い。第2進退手段12は、係合アーム33を油圧シリン
ダによって前後方向へ進退移動させるとともに、そのア
ーム33を油圧モータで揺動させることによってタイヤ
8bに対して対面・対面解除させるものであってもよ
い。上記の台車1は、駐車設備に利用するものに代え
て、自動車を修理等のために移動させる用途にも利用で
きる。
【0031】図7は、本考案の実施例とは異なるが、本
考案に先立って本考案者が考えた装置を示している。な
お、この先考案例では、上記の各実施例と同じ構成の部
材には同一の符号をつけてある。この先考案例は、フレ
ーム2に支持したローラ3をテーパーローラで構成し、
そのローラ3の大径端を外側に配置するとともに、小径
端を内側に配置したものである。このテーパーローラ3
の外形寸法は、長さが約625mm・大径端の直径が約300mm
・小径端の直径が約100mmである。
考案に先立って本考案者が考えた装置を示している。な
お、この先考案例では、上記の各実施例と同じ構成の部
材には同一の符号をつけてある。この先考案例は、フレ
ーム2に支持したローラ3をテーパーローラで構成し、
そのローラ3の大径端を外側に配置するとともに、小径
端を内側に配置したものである。このテーパーローラ3
の外形寸法は、長さが約625mm・大径端の直径が約300mm
・小径端の直径が約100mmである。
【0032】この先提案例は、ローラ3がタイヤ8bを
すくい込んでいく途中で、そのローラ3の上面とタイヤ
8bとの間に不整な摩擦力が作用しても、上記の各実施
例と同様に、そのタイヤ8bを左右方向の内方側へ自動
的に誘導できるので、台車1の左右方向の真ん中に車両
8を積み込みできる点で優れる。しかし、上記テーパー
ローラ3は、車両8を支えるのに強度上必要な小径端の
直径と比べて大径端の直径が大幅に大きくなることか
ら、ローラ3全体の重量が非常に大きなものとなって台
車1の重量が過度に大きくなるうえ、その台車1の背丈
も高くなるという問題が生じる。本考案の傾斜式ローラ
は、上記のテーパーローラの問題をも解消できるという
長所がある。
すくい込んでいく途中で、そのローラ3の上面とタイヤ
8bとの間に不整な摩擦力が作用しても、上記の各実施
例と同様に、そのタイヤ8bを左右方向の内方側へ自動
的に誘導できるので、台車1の左右方向の真ん中に車両
8を積み込みできる点で優れる。しかし、上記テーパー
ローラ3は、車両8を支えるのに強度上必要な小径端の
直径と比べて大径端の直径が大幅に大きくなることか
ら、ローラ3全体の重量が非常に大きなものとなって台
車1の重量が過度に大きくなるうえ、その台車1の背丈
も高くなるという問題が生じる。本考案の傾斜式ローラ
は、上記のテーパーローラの問題をも解消できるという
長所がある。
【図1】第1実施例の移送用台車の立面図であって、図
2中のI−I線矢視図である。
2中のI−I線矢視図である。
【図2】上記の移送用台車の平面図である。
【図3】上記の移送用台車による車両の積み込み時の作
動説明図である。
動説明図である。
【図4】同上の移送用台車による車両の降ろし時の作動
説明図である。
説明図である。
【図5】第2実施例の移送用台車を示し、上記の図1に
相当する図である。
相当する図である。
【図6】上記の移送用台車に設けたローラの配置の変形
例を示す斜視図である。
例を示す斜視図である。
【図7】先考案例を示し、同上の図1に相当する図であ
る。
る。
1…移送用台車、2…フレーム、3…すくい込み用ロー
ラ、4…走行用車輪、8…車両(自動車)、8a…前タイ
ヤ、8b…後タイヤ、P…駐停車部。
ラ、4…走行用車輪、8…車両(自動車)、8a…前タイ
ヤ、8b…後タイヤ、P…駐停車部。
Claims (1)
- 【請求項1】 移送用台車(1)のフレーム(2)の左右両
側部分に、すくい込み用ローラ(3)(3)を前後方向に所
定の間隔をあけて設けるとともに、複数の走行用車輪
(4)を設け、駐停車部(P)に駐車中の車両(8)に対して
上記の台車(1)を前後方向へ移動操作することによって
上記の左右のローラ(3)(3)の上面に上記の車両(8)の
前後のタイヤ(8a)(8b)をすくい込み可能に構成し、
上記すくい込んだ状態の前後のタイヤ(8a)(8b)のう
ちの少なくとも一方のタイヤ(8b)を前後方向へ押圧す
ることによってその一方のタイヤ(8b)を上記の駐停車
部(P)に接地可能に構成した、車両の移送装置であっ
て、上記ローラ(3)の左右方向の内端部と外端部のうち
の一方の端部を他方の端部よりも高い位置で前記フレー
ム(2)に支持して構成した、ことを特徴とする車両の移
送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993011491U JP2572234Y2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 車両の移送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993011491U JP2572234Y2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 車両の移送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0663750U JPH0663750U (ja) | 1994-09-09 |
JP2572234Y2 true JP2572234Y2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=11779518
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993011491U Expired - Lifetime JP2572234Y2 (ja) | 1993-02-19 | 1993-02-19 | 車両の移送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2572234Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2593221Y2 (ja) * | 1993-02-19 | 1999-04-05 | 東洋運搬機株式会社 | 車両の移送装置 |
-
1993
- 1993-02-19 JP JP1993011491U patent/JP2572234Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0663750U (ja) | 1994-09-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980106 |