JP3189669U - ボビンの改良構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】コイル線の先端位置が鉄芯組み付けに干渉するのを防止するボビン構造を提供する。【解決手段】ボビンモジュールを少なくとも備え、ボビンモジュール1はボビン本体11とボビンカバー12とからなり、ボビン本体は貫通した貫通穴が中央に設けられ、貫通穴の外周側にはコイル溝が形成されるとともに、貫通穴の一端の周側には対向して反対向きに突出している二つの延出部114,115が設けられ、各延出部は接続バス1141,1151の中段部分にそれぞれ結合されている。ボビンカバーはボビン本体に結合される板状体であって、その中央には貫通穴と同じ開口部が設けられ、さらに延出部に対応する両側辺縁中段部分には、間隔を空けて複数の挟持溝123,124がそれぞれ、複数の延出部に包括される範囲内で設けられている。【選択図】図3

Description

本考案はボビンの改良構造に関し、特に加工製造工程中にてコイルの線先端を仮留めすることで、前記コイルの線先端の位置が鉄芯組み付けに干渉するのを防止するボビン構造に関する。
従来の変圧器又はインダクタ構造である図1、図2に示すように、主に、ボビン8と、鉄芯9と、コイル821などの部分を備えている。このうち前記ボビン8は中央に中孔81が設けられており、前記中孔81の外周縁にはコイル821を巻回させるためのコイル溝82(前記コイル821は一次コイルと、二次コイルとを備え、需要に応じて別途制御コイルを備えてもよい)が設けられるとともに、ボビン8における中孔81に近接する一端には両側側部に向けて延出部83、831が設けられており、二つの延出部83、831が二つの接続バス84、841の中段部分に接合している。前記二つの接続バス84、841上にはコイル821の各線先端を引き出す接続ピン85、851がそれぞれ設けられており、前記鉄芯9は中央に主芯部91が設けられており、前記主芯部91の周縁には環状収容空間93が周回するように設けられており、前記環状収容空間93の周縁には外部に連通する二つの対向する側部開口94、941が設けられることで、前記環状収容空間93の外周縁における残りの部分が二つの対応する側部92を自然に形成する。組み立て時には、二つの鉄芯9の主芯部91を前記ボビン8の中孔81の二つの端から内側に差し込んだ後互いに当接させるとともに、前記環状収容空間93にて前記ボビン8を収容する。このとき、二つの延出部83、831が前記鉄芯9の側部開口94、941から外向けに延在しており、各接続バス84、841、接続ピン85、851を前記鉄芯9外部の位置に保持することで、前記鉄芯9の側部92が前記主芯部91と共同で前記コイル溝82内のコイル821周縁に磁気回路を形成することができる。
上記構造の製造工程では、まず導線又はエナメル線をボビン8のコイル溝82内にて巻回し(コイル821を形成する)、さらに前記ボビン8を二つの鉄芯9の間に組み付ける。ところが、前記ボビン8上には前記コイル821の線先端を仮留めするための仕組みが設けられていないため、現時点の手法では前記コイル821の巻回が完了した後、直ちに各先端を接続ピン85、851に半田付けして、さらに前記ボビン8と二つの鉄芯9とを組み付けるか、又は前記ボビン8と鉄芯9とが組み付けられるまでの間、その他の方式で各線先端をそれぞれ仮留めして、次に各線先端を接続ピン85、851に半田付けしている。
しかしながら、実際の作業において、磁気漏れを減らすために、一般的に鉄芯9の側部開口94、941の幅は単にボビン8の延出部83、831を通過させるだけの幅しかなく、しかもボビン8の接続バス84、841の幅は前記延出部83、831の幅よりも遥かに広いことから、上記したコイル821の巻回が完了した後、その各線先端は結線に対応する接続ピン85、851の位置により異なることから、延出方向及び位置が異なってくる可能性がある。図1の線先端A及び線先端Bに示すように、前記線先端Bは中央位置よりの箇所の接続ピン85に結線されるため、その延出位置は前記ボビン8の延出部83内に保持でき、しかも後続での前記鉄芯9の組み立てにて何ら干渉する影響はない。ところが前記線先端Aは外側よりの接続ピン85に結線されるため、もし線の仕付けを怠ると、その延出位置は前記ボビン8の延出部83の外両側部にまで直にずれかねない。こうなると、二つの鉄芯9を互いに結合するとき、側部92が前記線先端Aを直接圧迫しかねず、組み立て全般への効率に直接影響しないようにこの問題を直ちに排除しなければならず、もし発見できなかったときには、不良品が発生しかねない。
従来のボビン構造における上記欠点に鑑み、考案者はこれら欠点について研究・改善を模索することで、ついに本考案を創出した。
本考案の主な目的は、コイルの組み立て完了後、その各線先端を仮留めする仕組みを提供し、前記コイルの線先端の位置が後続の鉄芯の組み付けに干渉するのを防止することで、加工利便性を高めるとともに全般的な組み立て効率を向上させることができる、ボビンの改良構造を提供するところにある。
本考案の他の目的は、取り外し可能なボビンカバーの設計を用いて、金属板で成形された二次コイルをボビン本体に組み付ける利便性を提供することで、金属板が鉄芯の主芯部に密着する方向で配設されるとともに、鉄芯の主芯部が直立延在した変圧器構造を形成して、ひいては製品の多様性を増やし、製品の競争力を高めることができる、ボビンの改良構造を提供するところにある。
本考案では上記目的及び効果を達成するために、その採用する技術的手段には以下の内容が含まれる。ボビンモジュールを少なくとも備えており、前記ボビンモジュールは貫通した貫通穴が中央に設けられており、前記貫通穴の外周側にはコイル溝が形成されるとともに、貫通穴の一端の周側には対向して反対向きに突出している二つの延出部が設けられており、各延出部は接続バスの中段部分にそれぞれ結合されており、前記二つの接続バス上には複数の導電柱がそれぞれ設けられている、ボビンの改良構造において、前記ボビンモジュールは貫通穴の他端にて延出部に対応する両側辺縁中段部分には間隔を空けて設けられた複数の挟持溝がそれぞれ設けられるとともに、前記複数の挟持溝は前記複数の延出部に対応する幅に包括される範囲内にそれぞれ設けられている、ことを特徴とする。
上記構造により、前記ボビンモジュールがボビン本体とボビンカバーとからなり、前記ボビン本体は貫通した貫通穴が中央に設けられており、前記貫通穴の外周側には前記コイル溝が形成されるとともに、ボビン本体の貫通穴の一端の周側には対向して反対向きに突出している前記二つの延出部が設けられており、各延出部は前記複数の接続バスの中段部分にそれぞれ結合されており、ボビン本体にて前記貫通穴の他方端縁には少なくとも二つの対向する結合部がそれぞれ設けられており、前記ボビンカバーは板状体であって、その中央には対応して且つ貫通穴と同じである開口部が設けられており、前記開口部内周側には各結合部に対応する少なくとも二つの被結合部が設けられており、前記ボビンカバーはさらに両側辺縁中段部分に間隔を空けて設けられた複数の挟持溝がそれぞれ設けられている。
上記構造により、前記結合部がツメ部であり、前記被結合部が前記結合部に係止可能なかえし部である。
上記構造により、ボビン本体のコイル溝が金属板をその中央で予め折り曲げられた中空部で嵌合させることができ、しかも前記金属板の両端部が前記中空部に平行となる接続端としてそれぞれ折り曲げられ、そして前記ボビン本体における一つの接続バス上には前記複数の接続端を収容可能な複数の凹欠け口が設けられている。
上記構造により、前記金属板が中空部と二つの接続端との間が中空部に垂直となる屈折部としてそれぞれ折り曲げられている。
上記構造により、前記コイル溝内で金属板の外周側が、少なくとも一次コイルを備えたコイルを巻回するためのものである。
上記構造により、前記ボビンモジュールにて前記凹欠け口を有する接続バス上には複数の予備導電柱がさらに設けられている。
上記構造により、前記コイル溝が、一次コイルと二次コイルとを備えたコイルを巻回するためのものである。
上記構造により、前記ボビンモジュールの貫通穴が、二つ同一の鉄芯を中央に予め設けられた主芯部でそれぞれ差し込むとともに互いに接触するためのものであり、各鉄芯は前記主芯部の外両側側部には対向する二つの側翼部が設けられるとともに、前記主芯部と側翼部との間には前記ボビン本体を収容可能な環状収容空間が形成され、かつ前記環状収容空間は開放する二つの対向する側部開口を有する。
上記構造により、前記ボビンモジュールの二つの延出部がそれぞれ側部開口を経て外向けに延在している。
本考案の詳細な構造、運用原理、作用及び効果については、下記にある図面に基づく説明で完全に理解することができる。
従来の変圧器又はインダクタの構造分解図である。 従来の変圧器又はインダクタの組み立て外観図である。 本考案の第1の実施例の構造分解図である。 本考案の第1の実施例及び関連部材の一部組み立て模式図である。 本考案の第1の実施例の組み立て外観図である。 本考案の第2の実施例の構造分解図である。 本考案の第2の実施例及び関連部材の一部組み立て模式図である。 本考案の第2の実施例の組み立て外観図である。
図3を参照されたい。これから分かるように、本考案の第1の実施例における構造は、金属板2を二次コイルとした変圧器に適用するボビン構造であって、主にボビンモジュール1を備えており、前記ボビンモジュール1がボビン本体11とボビンカバー12とからなり、前記ボビン本体11は中央に貫通穴111を有する筒状体であって、前記貫通穴111の外周側にはコイル溝112が形成されるとともに、ボビン本体11の貫通穴111の一端の周側には対向して反対向きに突出している二つの延出部114、115が設けられており、各延出部114、115は接続バス1141、1151の中段部分にそれぞれ結合されており、そして前記接続バス1141上には複数の一次側導電柱1142が設けられており、前記接続バス1151上には複数の予備導電柱1152及び二つの凹欠け口1153、1154が設けられており、前記ボビン本体11にて前記貫通穴111の他方端縁には、少なくとも二つの対向する結合部113(ツメ部としてもよい)がそれぞれ設けられている。
前記ボビンカバー12は板状体であり、その中央には対応して且つ前記貫通穴111と同じである開口部121が設けられており、前記開口部121内周側には各結合部113(ツメ部)に対応する少なくとも二つの被結合部122(かえし部としてもよい)が設けられており、前記ボビンカバー12はさらに延出部114、115に対応する両側辺縁中段部分には間隔を空けて設けられた複数の挟持溝123、124がそれぞれ設けられるとともに、前記複数の挟持溝123、124は前記複数の延出部114、115に対応する幅に包括される部位に設けられている。
また、長尺板状体であり、折り曲げることで前記コイル溝112に嵌合可能な中空部21が中央に形成される金属板2を備えており、しかも金属板2の両端部はさらに前記中空部21に垂直となる方向で平行に延出する屈折部22、23としてそれぞれ折り曲げられ、前記屈折部22、23の末端はさらに前記中空部21に平行となる接続端221、231としてそれぞれ折り曲げられている。
図4、図5を参照されたい。これから分かるように、本考案の第1の実施例の構造を実際に応用する場合、同一の鉄芯3を二つ同時に実施することができ、各鉄芯3の中央にはボビン本体11の貫通穴111に差し込むことが可能な主芯部31が凸設されており、前記主芯部31の外両側側部には対向する二つの側翼部32が設けられるとともに、前記主芯部31と側翼部32との間には前記ボビン本体11を収容可能な環状収容空間33が形成され、かつ前記環状収容空間33は開放する二つの対向する側部開口34、35を有しており、前記鉄芯3にて前記主芯部31から離れた側の辺縁には対向する固定凹部36が設けられている。
組み立てに際しては、前記金属板2が前記中空部21を前記ボビンモジュール1のコイル溝112の周側に嵌合させるとともに、前記接続端221、231がそれぞれ前記二つの凹欠け口1153、1154を通過して前記予備導電柱1152と同じ方向に延在して、さらに前記ボビンカバー12が前記ボビン本体11にて前記延出部114、115から離れた一端側を覆合して、前記結合部113(ツメ部)で前記被結合部122(かえし部)に係止して、前記ボビンカバー12と前記ボビン本体11とを安定的に結合させるとともに、前記金属板2が外側に脱落するのを規制する。その後、前記金属板2の外周側ではさらに導線(エナメル線)を所望のコイル1121(図中にて、前記コイル1121は一次コイルと制御コイルとを備えているが、実際の応用時には、前記制御コイルの数量は需要に応じて増減することができる)として巻回して、前記コイル1121にてその一次コイルにおける二つの線先端1122をまず前記ボビンカバー12上の挟持溝123内にそれぞれ嵌入して仮留めし、そして前記制御コイルにおける二つの線先端1123を前記ボビンカバー12上の挟持溝124内にそれぞれ嵌入して仮留めすることができる。前記各挟持溝123、124が配置される幅は前記延出部114、115の幅未満であるため、前記各線先端1122、1123を前記挟持溝123、124内にそれぞれ嵌入した後には、前記延出部114、115幅の間に対応する部位内に保持しやすくなり、前記延出部114、115の二つの外側の位置に脱落することはなくなり、これにより、前記二つの鉄芯3がそれぞれ前記主芯部31を前記ボビン本体11の貫通穴111の二つの端に差し込んで接合したとき、前記二つの主芯部31周側の側翼部32が同時に互いに接合し、しかも前記各線先端1122、1123が前記延出部114、115の二つの外側の位置にずれにくくなるから、二つの対向する側翼部32が互いに接合したときでも、前記各線先端1122、1123を圧迫することはなく、そして前記ボビン本体11の接続バス1141、1151もそれぞれ前記側部開口34、35を経て外向きに延在して、さらに二つのクランプ37と共同して前記二つの鉄芯3の固定凹部36にそれぞれ係合して、前記二つの鉄芯3を互いに密着した結合状態として保持し、最後に、前記複数の線先端1122、1123を前記一次側導電柱1142と前記予備導電柱1152にそれぞれ結線して半田付けすることで、変圧器全体の組み付けが完成する。
図6ないし図8を参照されたい。これから分かるように、本考案の第2の実施例の構造は一般的な導線(エナメル線)コイルとした変圧器又はインダクタに適用するボビン構造であって、主に一体成形されたボビンモジュール10を備えており、前記ボビンモジュール10は貫通した貫通穴101が中央に設けられており、前記貫通穴101の外周側にはコイル溝102が形成されるとともに、前記貫通穴101の一端の周側には対向して反対向きに突出している二つの延出部104、105が設けられており、前記各延出部104、105は接続バス1041、1051の中段部分に結合されており、そして前記接続バス1041上には複数の一次側導電柱1042が設けられており、前記接続バス1051上には複数の二次側導電柱1052が設けられており、前記ボビンモジュール10は前記貫通穴101の他端にて前記延出部104、105に対応する両側辺縁中段部分には間隔を空けて設けられた複数の挟持溝106、107がそれぞれ設けられるとともに、前記複数の挟持溝106、107は前記複数の延出部104、105の幅に包括される部位に対応する内側に設けられている。
上記した構造は実際に応用する場合、同一の鉄芯30を二つ同時に実施することができ、前記各鉄芯30の中央には前記ボビン本体11の貫通穴111に差し込むことが可能な主芯部31が凸設されており、前記主芯部31の外両側側部には対向する二つの側翼部32が設けられるとともに、前記主芯部31と側翼部32との間には前記ボビン本体11を収容可能な環状収容空間33が形成され、かつ前記環状収容空間33は開放する二つの対向する側部開口34、35を有している。
組み付けに際しては、まず導線(エナメル線)を前記コイル溝102内に巻回し、所望のコイル1021(図中にて、前記コイル1021は一次コイル、二次コイルと制御コイルとを備えているが、実際の応用時には、前記制御コイルの数量は需要に応じて増減することができる)を形成して、前記コイル1021にて、その一次コイルにおける二つの線先端1022を前記挟持溝106内にそれぞれ嵌入して仮留めし、そして前記二次コイルにおける二つの線先端1023及び制御コイルの二つの線先端1024を挟持溝107内にそれぞれ嵌入して仮留めすることができる。前記各挟持溝106、107が配置される幅は前記延出部104、105の幅未満であるため、前記各線先端1022、1023、1024を前記挟持溝106、107内にそれぞれ嵌入した後には、前記延出部104、105幅の間に対応する部位内に保持しやすくなり、前記延出部104、105の二つの外側の位置に脱落することはなくなり、これにより、前記二つの鉄芯30がそれぞれ主芯部31を前記貫通穴101の二つの端に差し込んで接合したとき、前記二つの主芯部31周側の側翼部32が同時に互いに接合し、しかも前記各線先端1022、1023、1024が前記延出部104、105の二つの外側の位置にずれにくくなるから、前記二つの対向する側翼部32で互いに接合したときでも、前記各線先端1022、1023、1024を圧迫することはなく、そして前記接続バス1041、0151もそれぞれ前記側部開口34、35を経て外向きに延在して、最後に、前記複数の線先端1022、1023、1024を一次側導電柱1042と二次側導電柱1052にそれぞれ結線して半田付けすることで、変圧器全体の組み付けが完成する。
上記から分かるように、本考案のボビンの改良構造は確実に加工手順を簡素化し、コイルの線先端の位置が鉄芯組み付けに干渉するのを防止する効果を有していることから、産業上の利用可能性、新規性及び進歩性などの実用新案の要件を備えることは間違いない。
上記したものは、単に本考案の一好ましい実施例に過ぎず、本考案の範囲を限定するためのものではない。本考案のクレームによりなされる均等の変化及び付加は、いずれも本考案のクレームの範囲に含まれるものである。
1 ボビンモジュール
10 ボビンモジュール
101 貫通穴
102 コイル溝
1021 コイル
1022 線先端
1023 線先端
1024 線先端
104 延出部
1041 接続ピン
1042 一次側導電柱
105 延出部
1051 接続バス
1052 二次側導電柱
106 挟持溝
107 挟持溝
11 ボビン本体
111 貫通穴
112 コイル溝
1121 コイル
1122 線先端
1123 線先端
A 線先端
B 線先端
113 結合部
114 延出部
1141 接続バス
1142 一次側導電柱
115 延出部
1151 接続バス
1152 予備導電柱
1153 凹欠け口
1154 凹欠け口
12 ボビンカバー
121 開口部
122 被結合部
123 挟持溝
124 挟持溝
2 金属板
21 中空部
22 屈折部
221 接続端
23 屈折部
231 接続端
3 鉄芯
30 鉄芯
31 主芯部
32 側翼部
33 環状収容空間
34 側部開口
35 側部開口
36 固定凹部
37 クランプ
8 ボビン
81 中孔
82 コイル溝
821 コイル
83 延出部
831 延出部
84 接続バス
841 接続バス
85 接続ピン
851 接続ピン
9 鉄芯
91 主芯部
92 側部
93 環状収容空間
94 側部開口
941 側部開口

Claims (10)

  1. ボビンモジュールを少なくとも備えており、前記ボビンモジュールは貫通した貫通穴が中央に設けられており、前記貫通穴の外周側にはコイル溝が形成されるとともに、前記貫通穴の一端の周側には対向して反対向きに突出している二つの延出部が設けられており、前記各延出部は接続バスの中段部分にそれぞれ結合されており、前記二つの接続バス上には複数の導電柱がそれぞれ設けられている、ボビンの改良構造において、
    前記ボビンモジュールは前記貫通穴の他端にて前記延出部に対応する両側辺縁中段部分には間隔を空けて設けられた複数の挟持溝がそれぞれ設けられるとともに、前記複数の挟持溝は前記複数の延出部に対応する幅に包括される範囲内にそれぞれ設けられている、ことを特徴とするボビンの改良構造。
  2. 前記ボビンモジュールがボビン本体とボビンカバーとからなり、前記ボビン本体は貫通した前記貫通穴が中央に設けられており、前記貫通穴の外周側には前記コイル溝が形成されるとともに、前記ボビン本体の貫通穴の一端の周側には対向して反対向きに突出している前記二つの延出部が設けられており、前記各延出部は前記複数の接続バスの中段部分にそれぞれ結合されており、前記ボビン本体にて前記貫通穴の他方端縁には少なくとも二つの対向する結合部がそれぞれ設けられており、前記ボビンカバーは板状体であって、その中央には対応して且つ前記貫通穴と同じである開口部が設けられており、前記開口部内周側には各結合部に対応する少なくとも二つの被結合部が設けられており、前記ボビンカバーはさらに両側辺縁中段部分に間隔を空けて設けられた前記複数の挟持溝がそれぞれ設けられている、ことを特徴とする請求項1に記載のボビンの改良構造。
  3. 前記結合部がツメ部であり、前記被結合部が前記結合部に係止可能なかえし部である、ことを特徴とする請求項2に記載のボビンの改良構造。
  4. ボビン本体のコイル溝が金属板をその中央で予め折り曲げられた中空部で嵌合させることができ、しかも前記金属板の両端部が前記中空部に平行となる接続端としてそれぞれ折り曲げられ、そして前記ボビン本体における前記接続バス上には前記複数の接続端を収容可能な複数の凹欠け口きが設けられている、ことを特徴とする請求項2に記載のボビンの改良構造。
  5. 前記金属板が前記中空部と前記二つの接続端との間が前記中空部に垂直となる屈折部としてそれぞれ折り曲げられている、ことを特徴とする請求項4に記載のボビンの改良構造。
  6. 前記コイル溝内で金属板の外周側が、少なくとも一次コイルを備えたコイルを巻回するためのものである、ことを特徴とする請求項4に記載のボビンの改良構造。
  7. 前記ボビンモジュールにて前記凹欠け口を有する接続バス上には複数の予備導電柱がさらに設けられている、ことを特徴とする請求項4に記載のボビンの改良構造。
  8. 前記コイル溝が、一次コイルと二次コイルとを備えたコイルを巻回するためのものである、ことを特徴とする請求項1に記載のボビンの改良構造。
  9. 前記ボビンモジュールの貫通穴が、二つ同一の前記鉄芯を中央に予め設けられた主芯部でそれぞれ差し込むとともに互いに接触するためのものであり、前記各鉄芯は前記主芯部の外両側側部には対向する二つの側翼部が設けられるとともに、前記主芯部と前記側翼部32との間には前記ボビン本体を収容可能な環状収容空間が形成され、かつ前記環状収容空間は開放する二つの対向する側部開口を有する、ことを特徴とする請求項1に記載のボビンの改良構造。
  10. 前記ボビンモジュールの二つの延出部がそれぞれ前記側部開口を経て外向けに延在している、ことを特徴とする請求項9に記載のボビンの改良構造。
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