JP3188088B2 - 空気調和機の室外ユニット - Google Patents
空気調和機の室外ユニットInfo
- Publication number
- JP3188088B2 JP3188088B2 JP1132794A JP1132794A JP3188088B2 JP 3188088 B2 JP3188088 B2 JP 3188088B2 JP 1132794 A JP1132794 A JP 1132794A JP 1132794 A JP1132794 A JP 1132794A JP 3188088 B2 JP3188088 B2 JP 3188088B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outdoor unit
- base plate
- air conditioner
- fixing
- heat exchanger
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の室外ユニッ
トに関する。
トに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の分離型空気調和機の室外ユニット
の１例が図２に示されている。室外ユニットの器筐１の
内部は仕切板２によって左右に仕切られ、その片側に機
械室３が、他側に熱交換室４が形成されている。
の１例が図２に示されている。室外ユニットの器筐１の
内部は仕切板２によって左右に仕切られ、その片側に機
械室３が、他側に熱交換室４が形成されている。
【０００３】機械室３内には圧縮機５等が配設されてい
る。熱交換室４内にはＬ字形のフィンアンドチューブ型
熱交換器９、プロペラファン10、モータ14が配設されて
いる。
る。熱交換室４内にはＬ字形のフィンアンドチューブ型
熱交換器９、プロペラファン10、モータ14が配設されて
いる。
【０００４】このＬ字形熱交換器９は器筐１の背面1aに
形成された空気取入口11及び左側面1bに形成された空気
取入口12に対向せしめられている。また、プロペラファ
ン10は器筐１の前面1cに形成された吹出口13に臨むよう
に配設されている。
形成された空気取入口11及び左側面1bに形成された空気
取入口12に対向せしめられている。また、プロペラファ
ン10は器筐１の前面1cに形成された吹出口13に臨むよう
に配設されている。
【０００５】このフィンアンドチューブ型熱交換器９は
図２(D) に示すように、微少間隙を隔てて立設された多
数のフィン91とこれらフィン91を貫通して水平に延びる
チューブ92を備え、フィン91の左右両端に配設された側
板93の下端に固着されたブラケット17をビス18によりベ
ース板1dに締結することによって器筐１のベース板1d上
に固定設置されている。
図２(D) に示すように、微少間隙を隔てて立設された多
数のフィン91とこれらフィン91を貫通して水平に延びる
チューブ92を備え、フィン91の左右両端に配設された側
板93の下端に固着されたブラケット17をビス18によりベ
ース板1dに締結することによって器筐１のベース板1d上
に固定設置されている。
【０００６】プロペラファン10をモータ14によって回転
駆動すると、外気が空気取入口11及び12から熱交換室４
内に吸入され、フィンアンドチューブ型熱交換器９のフ
ィン91の間隙を流過する過程でチューブ92内を流れる冷
媒と熱交換することによって昇温又は降温した後、プロ
ペラファン10に付勢されて吹出口13から外部に排出され
る。
駆動すると、外気が空気取入口11及び12から熱交換室４
内に吸入され、フィンアンドチューブ型熱交換器９のフ
ィン91の間隙を流過する過程でチューブ92内を流れる冷
媒と熱交換することによって昇温又は降温した後、プロ
ペラファン10に付勢されて吹出口13から外部に排出され
る。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の室外ユニッ
トにおいては、フィンアンドチューブ型熱交換器９はそ
の両端の側板93を介してベース板1d上に固定設置されて
いるため、その取付強度及び剛性が低く、従って、圧縮
機５が振動すると、熱交換器９も振動して騒音を発生
し、甚だしい場合はその取付機構が破損するおそれがあ
った。
トにおいては、フィンアンドチューブ型熱交換器９はそ
の両端の側板93を介してベース板1d上に固定設置されて
いるため、その取付強度及び剛性が低く、従って、圧縮
機５が振動すると、熱交換器９も振動して騒音を発生
し、甚だしい場合はその取付機構が破損するおそれがあ
った。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、両端に側板を有するフィンアンドチューブ型熱
交換器を器筐のベース板上に上記側板を介して固定設置
してなる空気調和機の室外ユニットにおいて、上記フィ
ンアンドチューブ型熱交換器の下部に上記両側板間に相
互に間隔を隔てて配設された任意枚数の固定用ブラケッ
トを挿入固定し、これら固定用ブラケットを上記ベース
板に固定したことを特徴とする空気調和機の室外ユニッ
トにある。
するために発明されたものであって、その要旨とすると
ころは、両端に側板を有するフィンアンドチューブ型熱
交換器を器筐のベース板上に上記側板を介して固定設置
してなる空気調和機の室外ユニットにおいて、上記フィ
ンアンドチューブ型熱交換器の下部に上記両側板間に相
互に間隔を隔てて配設された任意枚数の固定用ブラケッ
トを挿入固定し、これら固定用ブラケットを上記ベース
板に固定したことを特徴とする空気調和機の室外ユニッ
トにある。
【０００９】上記固定用ブラケットを上記フィンアンド
チューブ型熱交換器のチューブが貫通する穴を有しフィ
ン間に挿入される部分と上記ベース板に固定する部分と
からなるＬ字形横断面のブラケットより構成することが
できる。
チューブ型熱交換器のチューブが貫通する穴を有しフィ
ン間に挿入される部分と上記ベース板に固定する部分と
からなるＬ字形横断面のブラケットより構成することが
できる。
【００１０】
【作用】本発明においては、フィンアンドチューブ型熱
交換器はその両端の側板及びこれらの間に相互に間隔を
隔てて挿入配設された任意枚数の固定用ブラケットを介
してベース板に固定される。
交換器はその両端の側板及びこれらの間に相互に間隔を
隔てて挿入配設された任意枚数の固定用ブラケットを介
してベース板に固定される。
【００１１】
【実施例】本発明の実施例が図１に示されている。フィ
ンアンドチューブ型熱交換器９の両端に配設された側板
93の間において相互に間隔を隔てて任意枚数の固定用ブ
ラケット21がフィン91の下部間隙内に挿入固定されてい
る。
ンアンドチューブ型熱交換器９の両端に配設された側板
93の間において相互に間隔を隔てて任意枚数の固定用ブ
ラケット21がフィン91の下部間隙内に挿入固定されてい
る。
【００１２】各固定用ブラケット21はチューブ92が貫通
する穴24を有しフィン91の間隙内に挿入される部分21a
とベース板1dに固定する部分21b とからなるＬ字形横断
面を有している。なお、下部３段のチューブ92を拡管し
て固定用ブラケット21に固定するのが望ましい。
する穴24を有しフィン91の間隙内に挿入される部分21a
とベース板1dに固定する部分21b とからなるＬ字形横断
面を有している。なお、下部３段のチューブ92を拡管し
て固定用ブラケット21に固定するのが望ましい。
【００１3 】しかして、螺子22をベース板1dの周縁立上
り部に穿設されたボルト穴25を貫通して固定用ブラケッ
ト21の部分21b に穿設されたボルト穴23に螺入して締結
することによって固定用ブラケット21はベース板1dに固
定される。なお、側板93は従来のものと同様ブラケット
17を介してベース板1dに固定される。
り部に穿設されたボルト穴25を貫通して固定用ブラケッ
ト21の部分21b に穿設されたボルト穴23に螺入して締結
することによって固定用ブラケット21はベース板1dに固
定される。なお、側板93は従来のものと同様ブラケット
17を介してベース板1dに固定される。
【００１３】
【発明の効果】本発明においては、フィンアンドチュー
ブ型熱交換器はその両端の側板及びこれらの間に相互に
間隔を隔てて挿入固定された任意枚数の固定用ブラケッ
トを介してベース板に固定されるため、取付強度及び剛
性が従来のものに比し著しく向上する。従って、フィン
アンドチューブ型熱交換器の振動を低減できるので、振
動に伴う騒音の発生や取付機構の破損を防止できる。
ブ型熱交換器はその両端の側板及びこれらの間に相互に
間隔を隔てて挿入固定された任意枚数の固定用ブラケッ
トを介してベース板に固定されるため、取付強度及び剛
性が従来のものに比し著しく向上する。従って、フィン
アンドチューブ型熱交換器の振動を低減できるので、振
動に伴う騒音の発生や取付機構の破損を防止できる。
【図１】本発明の１実施例を示す略示的斜視図である。
【図２】従来の室外ユニットの１例を示し、(A) は略示
的正面図、(B) は(A) のＢ−Ｂ矢に沿う断面図、(C) は
(A) のＣ−Ｃ矢に沿う断面図、(D) は熱交換器の取付構
造を示す部分的斜視図である。
的正面図、(B) は(A) のＢ−Ｂ矢に沿う断面図、(C) は
(A) のＣ−Ｃ矢に沿う断面図、(D) は熱交換器の取付構
造を示す部分的斜視図である。
９ 熱交換器 91 フィン 92 チューブ 93 側板 17 ブラケット 21 固定用ブラケット 1d ベース板
Claims (2)
- 【請求項１】 両端に側板を有するフィンアンドチュー
ブ型熱交換器を器筐のベース板上に上記側板を介して固
定設置してなる空気調和機の室外ユニットにおいて、上
記フィンアンドチューブ型熱交換器の下部に上記両側板
間に相互に間隔を隔てて配設された任意枚数の固定用ブ
ラケットを挿入固定し、これら固定用ブラケットを上記
ベース板に固定したことを特徴とする空気調和機の室外
ユニット。 - 【請求項２】 上記固定用ブラケットが上記フィンアン
ドチューブ型熱交換器のチューブが貫通する穴を有しフ
ィン間に挿入される部分と上記ベース板に固定する部分
とからなるＬ字形横断面のブラケットよりなる請求項１
記載の空気調和機の室外ユニット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1132794A JP3188088B2 (ja) | 1994-01-05 | 1994-01-05 | 空気調和機の室外ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1132794A JP3188088B2 (ja) | 1994-01-05 | 1994-01-05 | 空気調和機の室外ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07198165A JPH07198165A (ja) | 1995-08-01 |
| JP3188088B2 true JP3188088B2 (ja) | 2001-07-16 |
Family
ID=11774940
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1132794A Expired - Fee Related JP3188088B2 (ja) | 1994-01-05 | 1994-01-05 | 空気調和機の室外ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3188088B2 (ja) |
Families Citing this family (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100469788B1 (ko) * | 2002-07-03 | 2005-02-02 | 위니아만도 주식회사 | 에어컨의 실외기 |
| JP5490587B2 (ja) * | 2010-03-23 | 2014-05-14 | 三菱電機株式会社 | ヒートポンプ式給湯室外機 |
| JP5516387B2 (ja) * | 2010-12-22 | 2014-06-11 | ダイキン工業株式会社 | 冷凍装置の室外ユニット |
| CN203336731U (zh) * | 2013-05-17 | 2013-12-11 | 夏普株式会社 | 空调机的室外机 |
| JP2014102071A (ja) * | 2014-02-26 | 2014-06-05 | Mitsubishi Electric Corp | ヒートポンプ式給湯室外機 |
| JP6028815B2 (ja) * | 2015-01-19 | 2016-11-24 | ダイキン工業株式会社 | 空気調和装置の熱交換ユニット |
| JP7352858B2 (ja) * | 2019-09-10 | 2023-09-29 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和装置の室外機 |
-
1994
- 1994-01-05 JP JP1132794A patent/JP3188088B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07198165A (ja) | 1995-08-01 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH062886A (ja) | 空気調和機 | |
| JP3327082B2 (ja) | 一体型空気調和機 | |
| JP3188088B2 (ja) | 空気調和機の室外ユニット | |
| KR100356245B1 (ko) | 창문형 실내 공조 장치 | |
| JPH09145143A (ja) | 天井埋込型空気調和機の室内ユニット | |
| JP4425184B2 (ja) | 空気調和機の組み立て方法および空気調和機 | |
| JP3070397B2 (ja) | 強制空冷装置 | |
| JPH0727361A (ja) | 空気調和機 | |
| CN211650500U (zh) | 窗式空调器 | |
| JP2007003044A (ja) | 空気調和機 | |
| JP2001065924A (ja) | 空気調和機の室外ユニット | |
| JP3842920B2 (ja) | 空気調和機 | |
| JP2003106565A (ja) | 空気調和装置の室外機、及び空気調和装置の仕切板 | |
| CN217685442U (zh) | 穿墙式空调设备 | |
| JPH0771781A (ja) | 空気調和機 | |
| JP3233730B2 (ja) | 空気調和機 | |
| KR200312146Y1 (ko) | 에어컨 실내기의 팬모터 설치구조 | |
| JP3110216B2 (ja) | 空気調和機の室外ユニット | |
| JP2008309444A (ja) | 空気調和機 | |
| JPH1096526A (ja) | 天井埋込形空気調和機 | |
| KR100697188B1 (ko) | 삼면 토출형 공기조화기의 집진기 고정장치 | |
| JPH10238811A (ja) | 一体型空気調和機 | |
| JPH10311551A (ja) | 空気調和機 | |
| KR100509052B1 (ko) | 일체형 공기조화기의 전면패널 장착구조 | |
| JP3133382B2 (ja) | 空気調和機 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20010410 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |